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救命病棟24時 第3シリーズ Part13

53 :だったらいいな4:05/02/02 15:32:33 ID:Quy3jTFN
そのやり取りを静観していた医局長が静かに言った。
「婦長、その先生に開腹セットを渡してあげて。それからいくらなんでもロビーでオペは無理だから、医局の裏の廊下に誘導してあげて」
「ありがとうございます」
医局長の判断に感謝する進藤。
「先生、お名前は」
「進藤といいます。今は国際人道支援医師団に所属しています」
「私は医局長の黒木です。進藤先生、患者さんをよろしくお願いします。オペ室は30分であけます」
「わかりました」
廊下でゴッドハンド炸裂。
続いてオペ室でも炸裂。
患者が一命を取り留め、望がほっとしたのも束の間、次々と患者が運ばれてくる。
「ぐずぐずしてる暇はないぞ。震災後48時間が勝負だ」
「はい」
望は恐怖心を忘れ、治療に没頭した。
やがて騒然としていた院内も、時間の経過と共に落ち着いてきた。
震災が起こって二回目の朝が来たのだ。
気が付くと搬送されてくる患者も減り、処置時間に余裕が出て来ていた。
「乗り切ったな」
進藤が呟いた。それを聞き、望は大きく息をついた。
「まだ怖いか」
「えっ」
進藤の言葉に、望が顔を上げる。
「これからどうしようとお前の勝手だが、お前はここにいるたくさんの患者を助けたんだ。それを忘れるな」
「……はい!」
望の晴れやかな笑顔に、もう迷いは無かった。


これで第一話分。ごめんもうやめた

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