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オリジナルウルトラマンを創るスレ【fifth】

1 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:46:31 ID:EUtXX80Y0
オリジナルウルトラマンを創るスレ【first】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1148132212/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【second】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1154531054/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【third】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1157799460/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【fourth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1160846909/501-600

オリジナルウルトラマン公式ホームページ
http://originalultraman.cyber-ninja.jp/index.htm

・オリジナルのウルトラマンを創るスレです。
・M78星雲・光の巨人・その他大歓迎です。(下品な作品等はスルーさせて頂きます。)
 ただし、しっかりと最終回まで書き完結することが条件であります。
・感想も大歓迎ですが、中傷・悪口・否定等を止めて頂けるよう、お願い致します。
・荒らしは完全無視の方向でお願いします・
・本スレもついに5スレ目に突入致しました。
 (KBオーバーにより、1スレ500-600程度となっておりますので、
  本格的には2スレ目辺りとなります。)
 これからも、どうぞよろしくお願い致します


2 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:50:28 ID:EUtXX80Y0
前スレ>>527
了解。

3 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:52:47 ID:tt+9Xk09O
お前なんで前スレ書き込めなくするんだよ〜〜!
ピース作者様がまだホームページ復旧させてないんだぞ馬鹿!

4 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:58:27 ID:KvFhMYXo0
でもあのままでも普通に落ちてたぞ。書き込めば容量オーバーだし。
作者のみなさんがバックアップとっていると信じるしか…。

5 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:59:46 ID:EUtXX80Y0
>>3-4
スマンカッタ。兄弟たちよ…。
本当にスマンカッタ…

6 :名無しより愛をこめて:2006/11/17(金) 00:06:40 ID:jsTztDF70
ついに規制が外れましたので、書き込みさせて頂きます。
長らくみなさまにご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
HPビルダーの故障が原因となっております。
みなさまの作品は、天川様がバックアップを取られましたようですので、
復旧ができました時は、UP致します。
本当にすみませんでした。

7 :ピース作者:2006/11/17(金) 00:44:28 ID:jsTztDF70
ホームページ復旧致しました。

8 :名無しより愛をこめて:2006/11/17(金) 00:44:42 ID:nMWcEdeWO
いえいえピース作者様は何も謝ることはないですよ。
お気になさらずに。トラブルはいつ起こるか分からないものですし

>>1さんスレ立て乙です。でも少し突っ込ませてもらうと
あなた、ちゃんとsageられてないですよ。
メル欄をもう一度確認してください。sが全角になってます。


そういえばシグマ作者様は劇場版は書きに来るけど
シグマ本編をなかなか最近は書きに来ませんね…。
どうしたんだろう?

9 :名無しより愛をこめて:2006/11/17(金) 00:46:45 ID:nMWcEdeWO
ピース作者様復旧おめでとうございます!

10 :ピース作者:2006/11/17(金) 00:47:10 ID:jsTztDF70
申し送れました、スレ立ておつかれさまです。
みなさまこれからもよろしくおねがいします。

11 :アルファ作者:2006/11/17(金) 09:23:56 ID:w4DDxX810
>>1
乙です。

>>7
再開乙です。何時もお世話になってます。

>>8
両立は難しいんですよ。気長に待って下さい。

12 :リュウラ著者:2006/11/17(金) 10:29:00 ID:/jTN/Ylc0
>>1様、お疲れ様です。
ピース作者様、再開めでたいです。

13 :アルファ作者:2006/11/17(金) 11:37:21 ID:w4DDxX810
前スレのラストで、設定だけ投下することの是非についての話が出てましたが、
投下するだけなら別にいいんじゃないかと。最初のスレの頃はそういうのも
あったし。但し、本人がその設定を使って自分で話を書くか、誰かよほど気のいい
人が出てこない限りは勿論モノにはならずに消えるだけですが。

書き手の皆さんのアイデアの元にはなるかもしれんし。

14 :名無しより愛をこめて:2006/11/17(金) 12:10:16 ID:nMWcEdeWO
こういうこと書くとあれですが
設定だけ投下を許すと荒らしの格好の的になるかもしれないですよ
スルーすれば良いのですが、ついでにageられたりするかも
しれないですし。だから私は設定だけ投下はどうかと思います
あくまで私個人の意見です

15 :アルファ作者:2006/11/17(金) 12:19:44 ID:w4DDxX810
了解。テンプレに入れるべきかどうかは判りませんが、てきとーに自粛ということで。

16 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/17(金) 17:01:46 ID:/jTN/Ylc0
では新スレ一発目ということで。

第三十一章 とりくんとこむすめ 爆炎怪獣トエン発現

カンナは書簡の整理に手間取り、徹夜していた。
疲れたので茶を淹れ甘いものを買ってこようと指令房を出る。
ふと回廊を照らす燭台を見る。その炎は不気味に揺らめいていた。炎を揺らした風、それが吹いた方角は…大陸。カンナは、大陸より迫る未知の危機を感じていた。
同じ頃、鳥取砂丘の地底より、巨大な生物が頭をもたげた。

朝、カンナは御機嫌斜めであった。てゆーか、おねむであった。常に眠そうな口調で無表情であるため、素人目には容易に判別できまい。
「大宰、おひるねしていいですか?」
「だ〜め」
「う゛〜、このやろ。」
口調もやや尖っているようだ。
その時、榮逼の街より救難要請が入った。火の気の無い場所から次々発火、街が炎に包まれたという。
軍によって鎮火、レイハは現場から緑色の粘液体を採取するが、それらも突然発火、完全に燃え尽きた。原因も何も分からぬまま、レイハは一旦引き揚げる。
ユリノは野次馬を掻き分ける際、さりげなく彼らの肩や脇腹へ爪をぎりぎり〜って食い込ませている。痛そうだ。ユリノは楽しそうだ。
と、ワタリベが野次馬の中にトキツグを発見する。ワタリベは、トキツグがレイハへ顔を合わせ辛いという事を知らない。なので普通に挨拶しようと
「ようトキツ」
どかべきぐしゃ。
ヒスイが一撃の下ワタリベを気絶させ、秘密を守る。
レイハが去り、一息つくトキツグ。だがふと振り返ると、南蛮人を髣髴とさせる風貌の少女が…
「ごぶさたです。」
「!カンナさん…、はぁ。」
トキツグの中のガルーダは、その少女を見て気付く。彼女が、リュウラに粉砕された自分を救ってくれた存在であると。


17 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/17(金) 17:03:54 ID:/jTN/Ylc0
カンナはトキツグの「レイハへ戻ってくる戻ってこない問題」には触れず、当たり障りの無い話題だけで済ませる。口でトキツグと会話しつつ、テレパシーによってガルーダと会話する。

(天龍神無姫《アマタツノカンナヒメ》、貴女はどうして、私を救ってくれたんだ?貴女のお母君を殺めたのはこの私なのに…)
(わたしにもよく分かんないです。母を殺めたのは確かにアサギですけど、そんな結果になるって知りながらアサギに力を貸したお前にも責任はあるハズです。だからわたしにも、何でお前を許すことができたのか、まだ分からないです…。)

ちなみにトキツグと如何なる対話を続けていたのかといえば、
「米ぬかでお洗濯したら青い柄の服は色が薄くなっちゃうみたいですよ。」
「とぎ汁は捨てたらダメです。肥料の手助けになりますから。」
「お餅をつく時に一つまみ玄米を入れたらけっこう味変ります。」
米の話ばっかかい。

レイハは鳥取砂丘から榮逼の街まで一直線に発生した地盤の亀裂に着目、ヘキはその亀裂の原因が、地底を移動する巨大生物である事を突き止めた。
更にユリノは、その生物が眠っていた座標の霊力バランスを計測。どうやら、基本的にこの生物は、固定された座標から生涯動かない性質らしい。
だが何者かが生物の寝床を形成している霊力を崩し、暴走させているらしい…。ゴジョウは久々に、地底戦車カイオウザンの出陣を決定する。
しかし、この生物と街の火災にどのような関係が?と、いうことなので、カイオウザンの任務はあくまでも分析に留まる。
フナトとヘキを乗せ、岩盤を掘り進むカイオウザン、その眼前に巨大生物…トエンが姿を現した。分析を開始する…が、トエンの腕から跳んだ緑色の粘液が発火、カイオウザンを襲う!
「ヘキ!氷結弾発射!カイオウザンを冷却するわよ!」
「御意!」
零距離で氷結弾を炸裂させ、何とか機体の消火に成功する。が、その隙にトエンはカイオウザンより離脱、地上へ姿を見せた!
空中でカイオウザンをモニターしていたレイヒュウゴ、レイカイオウは直ちに臨戦態勢へ入る。トエンが体より分泌する緑色の粘液は、大気と結合して発火、周囲を炎に包み込む。

18 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/17(金) 17:06:05 ID:/jTN/Ylc0
そこへ到着した少年。
「レイハの先輩達…オレ、まだ皆さんトコには戻れません…。
だから、せめてウルトラマンとして協力させて下さい。…君が宿主、ロクドウトキツグの名において命ずる。翼、雷、和合すべし。出でよ…カルラ!」

トキツグはカルラへ転化、トエンへ猛攻をかける。だが、攻撃に徹するカルラが、防御に徹するトエンにてこずっている。
理由は、敵の粘液である。攻撃すればするほどトエンは粘液を撒き散らし、周囲を燃やしているのだ。
レイヒュウゴ内のユリノは、トエンへ照準を合わせる。
「カンナ、氷結砲準備。カルラを援護するわよ!」
だがカンナは、中々発射しようとしない。
「ユリノさん、砂丘の中でトエンが寝てた場所の情報、見せてくれますか?」
その情報を見、カンナはトエンを暴れさせた存在を見破る。
「…光の一族…。ヤバイ、カルラを止めなきゃ!」
カンナの念が、地上のヒスイへ伝達される。
(ヒスイくん、トエンは悪くないです。カルラを止めてください!)

トエンの炎に苦戦するカルラは、ふと気付いた。
(距離を置いて闘えばいいんじゃないか。)
やっと気付いた。
ショットスパークルを撃ち込むカルラ。周囲の炎が更に大きくなったが、この際気にしていられない。
動けなくなったトエンへ、ウィングインパクトが投げられた!…と、出現した龍が槍を打ち払う。リュウラだ!
再度ウィングインパクトを投げるカルラだが、リュウラはコウへ変身、シャイニングボムでこれを迎撃、相殺する。
続いて瞬間的に念を込め、強力な念動波でカルラを呪縛、その動きを封じ込める!
三十一章にしてようやく披露された念力技、「万地神念動ウルトラサイキック」だ。

19 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/17(金) 17:08:10 ID:/jTN/Ylc0
更にリュウラは念力で「水の気」を発生させ、虚空より超高圧、超低温の水流を放射、周囲の火災を一瞬で消し止めた。同時に上空のレイカイオウより放たれた法力がトエンを包囲する。
ようやく沈静化するトエン。カルラは、トエンが自分の眠っていた神域の力の均衡を崩され、錯乱して暴走していたのだと気付く。だが、それだけではなかった。
「カルラ!発火する粘液は、全部、トエンの血なんです…。」

トエンが自分の神域を離れた場合、その血は大気に触れると発火する。だからトエンはこれまで、神域から一歩も抜け出そうとしなかったのだ。その神域から無理やり連れ出したのは、光の一族…。
リュウラはカルラの縛を解き、レイカイオウと共にトエンを砂丘まで運んでいった。そして再び、ユリノとカンナが修繕した神域の中へ戻すのだった。

(『赦し』か…。その心を持っているからこそ、私も君に救われたんだね。天龍神無姫。)
トキツグの中のガルーダは、一人呟いた。
(トキツグ。君の師だけではない。私はレイハの司馬、カンナの母親を殺した事がある。その償いに、これからも付き合ってくれるかい?)
「当然だ。この戦いは、何も出来なかったオレ自身の償いでもあるんだ。」

え、カイオウザン?ああ、地上に出られましたよ。二人とも無事ですよ。
「それだけかい。」
うるさいぞオカマ。


20 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/17(金) 17:11:48 ID:/jTN/Ylc0
次回予告
貴方は誰ですか?
その神は、レイハへ狙いを定めた。防人よ、己が魂取り戻し、邪悪の呪を葬り去れ!
次回ウルトラマンリュウラ 第三十二章「奪われし魂」

ではまた来週来ます。

21 :ピース作者:2006/11/17(金) 19:14:46 ID:yTkribmx0
みなさま、まことにありがとうございました。

天川様、お手数ですがバックアップされました作品を
メールにて全文送っていただけますでしょうか?
お時間が空いておりますことでかまいません。
どうかよろしくお願いします。

22 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:16:07 ID:DeGAAypJ0
第四十話「お正月の珍騒動」宇宙宝船、七福神登場

新年。冬とはいえ、今日はけっこう暖かい。SGTも正月ということで
ゆったりしていた(と言ってもパトロールはしているが)
真悟「美味いな〜この雑煮。雪も意外とやるんだな」
雪「意外は余計よ。まだまだ沢山あるからね。正月だから気合入れて作ったのよ」
真悟「おう、飽きないね、こりゃ…そういや正月といえば今年も来てるのかなぁ?
七福神」
雪「さあ?宇宙ステーションからの報告も無いし、まだじゃない?」

さて七福神ってあくまで架空の存在じゃ?とか思った方。それがこの
M78系世界では数年前からなんと宇宙から地球に来ているのだ。
そして噂をすればなんとやら、火星方面から七福神の宝船が現れた!
宝船「七福神様〜地球が見えてまいりました〜」
毘沙門天「うむ、いつ見ても美しい星だな」
大黒天「この美しい星を今年も幸せにすることが出来るといいが」
恵比寿「大丈夫じゃ!生きの良い宇宙鯛も釣れてるからな」
布袋「わはは、そうじゃ気楽に行くべきじゃろう」
福禄寿「まああくまで我々は地球人達に幸せになるためのきっかけを
与えるだけじゃが」
寿老人「しかし幸せになった人々の笑顔は最高じゃ」
弁財天「ではみなさん、今年も頑張りましょう」

23 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:17:09 ID:DeGAAypJ0
その頃、真悟と雪はお雑煮を食べ終わり街をパトロールしていた。
真悟「…外で遊んでる子どもは、ほとんどいないな…」
雪「ん?それがどうしたの?」
真悟「いや、俺達が子どもの頃はさ、正月になれば凧揚げとか羽根突きとか
正月特有の遊びをしたもんだけど今の子ども達はそういうことを
しないのかなってね」

雪「そうね…今は家でテレビゲームっていうのがパターンなんだろうね…」
二人が少しセンチメンタルになっている時、本部より連絡が入る
真悟「はい、こちら大和」
姫子「七福神の宝船が大気圏突入を開始しました」
雪「あっ到着したんだ。で、降下ポイントはどこ?」
姫子「はい。え〜と今、真悟さん達がいる辺りです」
真悟「分かった。こちらで住民の誘導・説明を行う」

さて降下ポイント近くの住民に宝船が降りてくることを説明し、安全なとこまで
避難させた真悟と雪は宝船降下ポイントに待機していた。すると
子供達が二人のところに駆け寄った。
勇「真悟さん!七福神様達が来るの?」
真悟「そうだよ。それよりも、あんまりそっちに行くと危ないぞ」
勇「は〜い」
真悟達は七福神達を待つのだが一向に降りてくる気配が無い
真悟「おかしいな…もう来ても良い頃なのに」
雪「降下ポイントを変えたのかしら?」
その時!姫子から緊急連絡が!!

姫子「雪さん、真悟さん!大変です!つい先ほど七福神の乗る宝船に隕石が
直撃しました!!」
真悟「何だって!それで宝船はどうなった!?」
姫子「当たった直後、そのまま大気圏突入し、ふっと消えました…」
雪「まさか大気圏摩擦で燃え尽きた、なんてことはないと思うけど
消えたって…」

24 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:17:45 ID:DeGAAypJ0
その事を聞いていた子供達はあることを切り出す。
勇「真悟さん!僕達で宝船を探そうよ!!」
真悟「え?だがどこにいったか分からないんだぞ」
勇「そんな遠くへは行ってないってきっとぉ〜」
真悟「…よし、分かった!じゃあみんな宝船を探しに行こう!!」

そんなわけで真悟達は街をくまなく探す。宝船なんてデカイ物がそんな
難しいとこには消えんと思い探すのだが…手掛かり一つ掴めないまま、時間は過ぎる。
勇「うーん、ここにも無いぞぉ」
真悟「勇君…ゴミ箱の中なんてベタな真似はしないの」
勇「は〜い。…でも一体どこに行ったんだろう?」
真悟「宝船なんてデカイ物を隠せるのは…そうだ…球場だ!」
雪「球場?」
真悟「そうだ。しかもドーム球場なら外から姿は見えない。たぶん、隕石にぶつかった時、
なんらかのトラブルがあってドームに隠しながらそれを解決しようとしてるとすれば
辻褄も合う」
勇「なるほど!じゃあ早くドームに行こう!」

真悟達は一番近い東京ドームに向かう。東京ドームに到着すると…。
真悟の勘は見事的中!七福神達が宝船を何か、不思議な力で宝船を
止めているではないか!だが、宝船は七福神の力を振り切りドームの屋根を
突き破り、どこかへ飛び去ってしまった!
大黒天「お…お主ら、地球の者か…!」
真悟「はい、七福神殿、一体どうしてこんなことに!?」

25 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:18:14 ID:DeGAAypJ0
毘沙門天「うむ…宝船が地球へいよいよ降りようとした時…突然降ってきた隕石が
宝船の機関部に当たってしまってな…!」
布袋「その結果…宝船は暴走を開始してしまった…!そのまま地球に降り立ったら
間違いなく街は火の海にされておった…」
弁財天「ですので私達は、全員の力を合わせ宝船を一時封印しようと瞬間移動で
ここに連れて行き、今、まさに封印しようとしていたのですが…」
福禄寿「暴走した宝船は物凄いパワーであった。まさか封印することが出来んとは…」
真悟「七福神殿でなんとかならないって…大変だぁ〜!!」

暴走した宝船は大砲の砲門を開き、街を破壊している!
真悟の連絡を受けたSGT本部よりファルコン1号が駆けつけるが
強力な大砲攻撃で思うように攻撃が出来ない!そして地上の真悟と雪は
スペースガンで攻撃するが宝船はやたら頑強で効き目が無い。
真悟「くそ!せっかくの正月だってのに面倒掛けさせやがって!!」
そう叫ぶと真悟は宝船目掛けて走り出す!
雪「真悟!!危ないわ!!」
真悟が大砲の砲撃で炎に包まれた時!真悟はシグマは変身!

宝船は大砲からビームを発射するがシグマに効き目は無くシグマはシグマソードを
呼び出し、砲弾を切り払いながら宝船に接近!スパークビームで甲板に穴を開け
突入する!どこかに宝船を修復することが出来るメインコントロールパネルがあるはず
なのだ。シグマが宝船の内部を進んでいくと、それを発見した!
…のだが肝心の直し方を七福神に聞くのを忘れていた…!
シグマ「しまった!俺の残り時間もあと1分ぐらいしかないぞ!」

26 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:18:52 ID:DeGAAypJ0
シグマがあたふたしてるとその場に瞬間移動で七福神が現れた!
寿老人「シグマ殿、あとは任せておきなさい!」
七福神は力を集め一気に修復!宝船は攻撃を止め停止した。
宝船「…ふあぁ〜あ…あれ、私は一体今まで何をしていたのでしょう?」
元に戻って良かったとシグマは思うが、疑問も浮かんだ。
シグマ「七福神殿、なんで最初から瞬間移動でここに来て直そうしなかったのですか?」
七福神「………」

恵比寿「さあ、今から地球人達にサービスと行こうかのう!」
布袋「うむ!そうじゃな!」
弁財天「私は舞と音楽の準備をしなければ…」
シグマ「…そんなんありか?」

まあ何はともあれ、日本のお正月の平和は戻った!これからは宝船にバリヤーを
付けておきましょう七福神様!
大黒天「さあ!私から、子供達へプレゼントだ!」
大黒天がそう言いながら打ち出の小槌を振る。すると出て来たのは
凧や独楽、羽根突き一式が空より落ちてきたではないか!
勇「うわぁ〜!真悟さん、これどうやって遊ぶの?」
真悟「凧か?それを持って、とにかく走れ!」
勇「え?それで良いの?…よ〜し、それ!!」

勇が凧を引っ張りながら走ると…凧は空高く揚がった!
今年は最近の日本では珍しい正月らしい正月がやってきたのであった!

次回予告「宇宙から、最強の料理人がやってきた!料理自慢の女の子と
カレー対決だ!でも、そんな勝負を邪魔する大食感怪獣!シグマもちょっと
料理しちゃうぜ!さあ来週もみんなで見よう!!」

27 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:25:16 ID:DeGAAypJ0
はいはいシグマ本編久々の復活ですよ〜!
両立が難しいというか、ただ単位がヤバくてwいろいろ
学校で補修が…グフッ…!>>8さん心配お掛けいたしました!
>>1さん、スレ立て乙です!
ピース作者様、復旧・復活おめでとうございます。これからもお世話掛けますが
よろしくお願いします。
アルファ作者様、俺も設定だけの投下は固いですけど止めといた方がいいと
思います。万が一、変なネタばっか来られても困りますから。

今日は二話掲載です。てことでお次もどうぞ

28 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:28:03 ID:DeGAAypJ0
第四十一話「カレー少女・舞!」宇宙料理人パテック、暴食怪獣バーグモー登場

パトロールを行っていた真悟と荒井は休憩にとある定食屋に入った。
こじんまりとしていてよくある定食屋…だがそこの定員である少女の
料理がすごかった!
真悟「すいません!カレーお願いします!」
荒井「よし、じゃあ俺も同じのを」
定員「はい。舞ちゃん、カレー二つ!!」
舞「はい!」
その舞という少女は鮮やかに野菜を切り、ルーを煮込んでいく…。
そして出来上がったカレーを二人が食べると…。

真悟「…うん!これは美味い!」
荒井「すごいなぁ、これを作ったあの少女は」
定員「あの子は、小さい頃母親からいろんな料理の手解きを受けているんですよ。
それに父親もフランスで料理人をしてるとか…ご両親の血を受け継いでいるんですね」
真悟「なるほど…愛情を深く感じる味なわけだ…」

少女の料理を深く味わう真悟と荒井…そんな様子を窺う一人の宇宙人がいた…。
???「あの少女はカナーリ料理の腕がありそうですネ!ミーは彼女と
勝負したくなってきました!ヒャッホーイ!!」
やたら甲高い声でそんなことを言った宇宙人は地球へと向かっていった!!
真悟達がお勘定を済ませてるところに店の真ん中に屋根を突き破って宇宙人が現れた!!

???「オー!少しのズレも無く到着したヨ!!」

29 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:28:35 ID:DeGAAypJ0
定員「ちょっと!屋根を突き破っての入店はお断りしております!」
真悟「何、ボケたこと言ってんですか!君は何者だ!?」
???「ミーデスカ?ミーは宇宙にその名を響かせた料理人!パテックデ〜ス!!」
荒井「パテック?地球じゃ聞かない名前だぞ」
パテック「ナンデスト!?オ〜では地球に売り込みの機会にもなります!!」
真悟「どういうことだ?」
パテック「ヘイ!ミーは舞さん!あなたの腕前を見ました!!だからミーは
あなたに料理対決を挑みたい!!」
舞「えっ?私!?いや、私の料理なんて大それた物じゃ…」
パテック「オット!逃げるんデスカ?負けるのが怖いのデスカァ〜?
地球の料理も私の料理には敵わないということデスカネ!HAHAHA!!」

それを聞いた舞は笑顔ではあるが明らかに怒りのオーラが湧き出ていた。
真悟も荒井もそこらの怪獣よりやべぇ〜とびびるくらい。
舞「分かったわ!その勝負受けてたちます!!」
パテック「そうこなくては!それでは勝負の場にレッツゴー!!」
そんなわけで一同が向かった場所は何故か東京駅前。真悟と荒井も
一応宇宙人が来たということでSGTは全員東京駅に集合していた。

パテック「それでは始めましょうか!ミーの料理は素晴らしいので
舞さんの勝率は薄いでしょう!なので、ハンデとしてあなたの得意料理で
勝負と行きましょう!!」
舞「それじゃ…カレーで!!」
パテック「OK!OK!それではSGTのミナサン!公平な審査をお願いシマース!!」
姫子「はい。それでは…始め!!」
いよいよ地球対宇宙の料理対決が始まった!
パテックは自分専用の包丁を取り出しスパパパッ!と野菜を切り、あっという間に
鍋を用意し、ルーを作っていく。
舞も負けじとばかりに野菜を切り刻み、ルーの準備をする。
そして隠し味としてパテックは特性ソースを、舞は牛乳を入れた。

30 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:29:10 ID:DeGAAypJ0
そして遂に両者のカレーが完成した。だがその時…!
宇宙から二人のカレーを食べるため、怪獣が現れた!
バーグモー「ガハハ!美味しそうなカレーがあるぞ!!俺様に食わせろ!!」
パテック「オー!食うだけ食ってお金を払わないことで有名な怪獣バーグモーデース!」
SGTはカレーの鍋を守りながらバーグモーを攻撃!だがカレーにしか注目していない
バーグモーは気にせず鍋を奪おうとする。真悟は東京駅のトイレに隠れ
シグマに変身した。

シグマ「バーグモー!御飯は楽しく、だが静かに食う物だ!マナーを知れ!!」
バーグモー「うるさぁーい!!美味い物が食えればそれでいいんだよ!
マナーなんか知ったこっちゃないぜ!!」
そう叫ぶや、バーグモーは炎でシグマを攻撃。シグマは態勢を整えバーニングキックで
反撃する!バーグモーは吹き飛ぶが隠し持っていたお箸とスプーンでシグマを
小突く!シグマはシグマソードで箸とスプーンを斬り飛ばす!!
バーグモー「ああ!俺様専用のスプーンと箸が!どうしてくれるんだ!!」
シグマ「そんな事を言われてもな…仕方ない」
そう言うとシグマは念力でフライパンを作り、料理を始めた。そして完成した
特性チャーハンをバーグモーに与える。
シグマ「ほら、これでも食ってくれ」
バーグモー「おお!これは美味そうだ!モグモグ…うお!何だこれは!?」
なんとチャーハンを食べたバーグモーは風船のように膨らみ宇宙へ飛んで行って
しまった!
シグマ「あのチャーハンには風船薬を入れておいた。無駄な殺生をしないで済んだぜ」
雪「…ビミョーな戦い方を見せてくれるわね…」

さて気を取り直して料理対決は再開された。まずは舞のカレーからだ。

31 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:30:33 ID:DeGAAypJ0
舞「みなさん、どうぞ」
神「うむ…これは美味いな」
谷村「ええ、まろやかで、とろみがあり口の中に広がるこの味」
中村「今までこういうのは食ったことは無かったな」
舞のカレーは大絶賛である。さて、パテックのカレーは…。

パテック「さあ!SGTのミナサン!ミーのカレーをどうぞ!」
雪「おいしいね。さすが宇宙の料理人だわ」
姫子「すごくおいしいです。野菜のアクセントも効いてます」
そしていよいよ勝負の決着が付こうとしていた。
神「勝者は…!」
パテック「(ミーの勝ちに決まってマース!)」
神「舞ちゃんだ!」

一瞬、時が止まった。審査結果が耳に入ったが認めたくない事実を
出されたパテック。彼は負ける筈が無いと信じていたからショックは倍増だ。
パテック「アンビリーバボー!!ミーは宇宙料理選手権でも235年も連覇している
というのにこんな結果はアリエマセ〜ン!!舞さんが同じ地球人だから
肩を持ったのデスカ!?」
真悟「肩なんか持っちゃいないさ。俺たちはちゃんと料理の出来で決めてるさ」
神「パテック。君のカレーは確かに美味い。そこらの料理人じゃ足元にも
及ばないだろう。だが、君の料理には足りないものがあるんだ」
パテック「その足りないものとはナンデスカ!?」
神「それは…愛情だよ。料理の技術だけでは人は本当に感動しながら
食べることは出来ないんだ。料理を食べる人が心からおいしかったと思うためには
心の料理も学ばなきゃいけない」

32 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:32:46 ID:DeGAAypJ0
パテック「…オ〜愛情とは…ミーの料理人生の中で初めて聞きマシタヨ…」
舞「パテックさん。今回、私はあなたに勝つことが出来ました。けど
パテックさんも愛情というのを理解していたらきっと私の完敗でした。
また…料理対決しましょう」
パテック「…OK!今度はミーも料理への愛情とやらを学んでもっとすごい
料理を作って見せマ〜ス!その時を楽しみにしていてくだサ〜イ!それでは
ミナサン!グッバ〜イ!!」

そんなこんなで宇宙と地球の料理対決は幕を下ろした。次はパテックも
今まで以上の素晴らしい料理を作ることでしょう。…さて何か忘れてるような?

アステロイドベルト宙域で巨大な物体がフワフワしていた。
バーグモー「風船薬の効き目はいつになったら切れるんだぁ〜!?」

次回予告「SGTに忍び寄る黒い影!それは恐ろしい侵略者が送り込んだ
恐ろしき亡霊達!そして悪夢の対決!地球防衛軍の誇りにかけて…ファルコンが飛ぶ!
シグマが戦う!さあ来週もみんなで見よう!!」

33 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:43:50 ID:DeGAAypJ0
いやぁ〜やっぱり連投規制食らったぜ!w
さてさて今回は二つとも明るめの話をイメージしました。
38話からやってた冬の行事シリーズ完結です。
最後は七福神でお正月なわけですが、凧揚げなんかで遊んでる子供は
最近は本当に見ません…俺はガキの頃やっていたけど。
七福神の資料として使用したのが「はっ○ぃセブン」…。
アニメ見てましたw
で、料理対決の話はサブタイを当初は「ミス味ッ子!」だの「うまいんぼ」
だのいろいろ考えたなぁ〜wしかしそれだと前者ならカレーから桜でも
出さなきゃいけない感じだ。後者は「このカレーを作った者は誰だ!」とか
なりそうなんでw結局、今やってるドラマが元ネタ…。

リュウラ作者様、おお!地底戦車カイオウザン出陣!地底戦車の活躍する話
好きですわ。とか言いつつ、自分は地底戦車の出番は無いのであった…。
カンナとトキツグの会話にも注目ですね。米の話ばかりなのもw

34 :ウルトラマンシグマ:2006/11/17(金) 22:49:17 ID:DeGAAypJ0
突発的に考えたオマケ。シグマ34話より真悟とシャバーザの殴り合いのシーンから

シャバーザ「スパゲッティ食べたでしょ?」
真悟「食べてないよぉ…」
シャバーザ「ケチャップ付いてるやん」
真悟「食・べ・ま・し・た!!」
シャバーザ「私のクーポン券使って?」
真悟「使っ…たような気がしますクーポンマガジンのホッ○ペッパー!!」
リク○ートから

ようつべでいろいろ見てやってみたくなった。文章じゃ分かりにくい。
後悔はしてるが反省はしていない。

35 :ウルトラマンオーバー:2006/11/18(土) 01:41:07 ID:EKAKyRmx0
1さんスレ立てお疲れ様です

・・・・どれはそうと皆さん、何で俺に新しいスレが立った事誰も教えてくれなかったんですか?

>リュウラ作者様
さらっと読んで印象に残った台詞
「距離を置いて戦ったらいいんじゃないか?」
さらっと読んで気になった事
「なんか新しいウルトラマンでてる・・・カルラ?」
えー、はい、そうです、まだ進みません

>シグマ作者様
確かに今の子供は外で遊ばなくなりましたよねえ
凧あげや羽根突きなんかは郷土的でいいなあ
今回の話は宇宙人と地球人の距離がやたら縮んでいたのが良かったです
・・・これならメイツ星人も浮かばれるだろうに(合掌)

風船状態になったバーンが宇宙を漂っている
バーン「奴の作った食い物はもう二度と食わねえ・・・、まさか調味料と風船薬を間違えるとは・・・」

36 :ウルトラマンオーバー:2006/11/18(土) 02:08:12 ID:EKAKyRmx0
BIDステーションに降り立った石野達
ステーションにハッチから入り、中でドッキングするヴァルチャーE
石野と道城はすぐにヴァルチャーEから降りるが、川浪はいつまでもヴァルチャーに乗ったまま降りる気配が無い
道城「どうしたんでしょうかねえ?川浪隊員は」
石野「・・・・さあ、な」
石野の言動に、道城は石野が理由に心当たりがある事を見抜いたが、あえて言わなかった

暗闇の中、爆音と、隊員達の叫び声や悲鳴、命令が聞こえてくる
慌しい中で、ひとつの声が彼女の耳にとどく
「他はいい!なんとしてもこれだけは脱出させるんだ!」
「脱出用の船舶を使おう!研究員の員命より、これだ、俺達の研究成果を、これを地球に送るんだ!!」
「嫌だあああああ私は死にたくない!」
パーンパーン
「・・・・・これだけは・・・これだけは・・・」
・・・・・身勝手な奴等
透明な対ショック防壁の向こうで行われている出来事を見ながら、彼女はそう思った
もう死んでしまいたい
その時、本気でそう思った
(・・・思えばあの時、何で私は死ななかったんだろう)
「川浪隊員」
通信機の向こうから聞こえた道城の声で、川浪は我に帰った
道城「ほんとに大丈夫なのか?頼むから無理は・・・」
川浪「あ・・・・そんな、違いますよ、ただ・・・」
道城「ただ?」
川浪「少し、昔の事を思い出しただけです」
その言葉には、悲しい響きが混じっていた事を、道城は聞き逃さなかった

37 :初投下 「ウルトラマンバルグ」第1話「遭遇」:2006/11/18(土) 02:23:23 ID:uto/Dflv0
人類が宇宙に進出している現在から遠い未来、地球に異変が起こった。
空想や妄想のものでしかないと思われていた怪獣が出現、またその1ヶ月後に地球を狙う宇宙人、ラグ星人が現れたその後、次々と怪獣や異星人が現れ世界統一政府はその対応におわれていた
事態を重く見た世界統一政府は特種防衛軍を設立する
怪獣出現や宇宙人襲来の多い日本地区では特種防衛軍とは別に調査チーム「SPIRITS]を結成
特種防衛軍日本支部と協力しながら日本地区での事件に対処していくこととなる。
ある日SPIRITSと特種防衛軍に隕石が山に墜落したとの連絡が入る
SPIRITSの新人隊員であるカキノキジンは調査に向かう
調査に向かった彼が見たものは巨人の石像だった。
調査をしようとした矢先に宇宙から蒼い球体と赤い球体、そして怪獣が出現する
特種防衛軍はただちに出撃し、蒼い球体、赤い球体、怪獣の殲滅に向かう。
そして、青い球体から宇宙囚人グルグが出現。特種防衛軍はグルグへの攻撃を開始する
一方、石像の調査に向かっていたジンは大岩怪獣ロックゴンに遭遇。
山で遊んでいた子供を逃がしロックゴンに踏み潰されそうになった瞬間に光に包まれる。
光に包まれたジンは石像に吸収され、青い巨人と対面した。青い巨人がいう
「私の名はバルグ、数千万年前にこの地球に来た宇宙人だ。封印をといてくれたことに感謝する・
「宇宙人だって!?」
「あぁ、そうだ。かつて地球で怪獣と戦った宇宙人だ。私は君の命をかけた行動に感銘した。君に力を与えよう」
「力?」ジンはたずねる
「あぁ、そうだ。かつて数千年前に怪獣と闘っていた力を君に与える。このバルグリングを天に掲げてくれそうすれば私は君の力になろう」
「分かったありがとうバルグ」


38 :初投下 「ウルトラマンバルグ」第1話「遭遇」:2006/11/18(土) 02:25:33 ID:uto/Dflv0
あ。すいません。割込んでしまいました…orz

39 :初投下 「ウルトラマンバルグ」第1話「遭遇」:2006/11/18(土) 02:28:31 ID:uto/Dflv0
後編です。

気がつくとジンはもとの調査場所にいた。石像はなくなっていたロックゴンは町へと向かっていた
「あいつを止めないといけない!!いくぞ、バルグゥゥゥ!!」
彼がリングを抱え叫んだ瞬間ロックゴンの前に青色の巨人が現れた
「デヤッ!!」そう叫び巨人はロックゴンへと立ち向かった。
「ギャォォン!」ロックゴンはバルグに向け岩をはきだした
「ダァァッ!!」バルグは岩を受けとめロックゴンへ投げ返した
「ギャャオォォォン!」ロックゴンは怒り岩を連射した
「ジュワッ!」バルグはジャンプして岩をかわしロックゴンに飛びげりを食らわせる!!
「ヘヤッ!」そのままロックゴンにのしかかり連続でパンチを食らわせるバルグ。
「ギャオォォン!」ロックゴンはバルグを跳ね除け岩を放とうとする
バルグは難なく岩をかわし右手を後ろに下げ左手を添えるそしてエネルギーをため右手を前に突き出しロックゴンに向けて発射した。必殺技のスピリッツ光線だ
「ギャォォン!」ロックゴンは跡形もなく爆発した
「デュワッ!」そしてバルグは空へ飛び立った

40 :アルファ作者:2006/11/18(土) 10:53:06 ID:Swg66AyZ0
おはようございます。

リュウラ作者様
 相変わらずカンナに萌えさせてもらっております。でもどうせ彼女は
ヒスイと・・・ちっ。
 頓挫するのも地底戦車の見せ場ですね。

シグマ作者様
 宇宙人や七福神がいきなり現れても皆普通に受け入れている状況が
もう既に一つの世界観と化してますね。明るい話でよかったです。
後、シャバーザへの愛着をひしひしと感じます。

オーバー作者様
 いや、新しいスレのアドレスを又BBSにでも張ろうかと思ってたのですが、
仕事や何やでばたばたしてました。ごめん。
 バーンはやっぱりシグマの作った蕎麦を食ったんですかね。

バルグ作者様
 いらっしゃいませ。今後とも宜しく。
 ロックゴンとの決着はつきましたが、グルグのほうはまだ防衛軍と
戦ってるんでしょうか? 次回への引きですかね? それと、
赤い球体と、又別に宇宙から来た怪獣も次回への伏線? 先が楽しみです。

41 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:13:33 ID:Swg66AyZ0
 ウルトラマンアルファ 9 アルファに会いたい!?
 斬魔・バラス星人 出現


 東京湾岸のディフェンスポート。
 特命防衛隊の柏村勝はいらついていた。彼には以前から、謎の存在・ウルトラマンを特防隊の
戦力として手中に収めたいという野望があり、ウルトラマンアルファの足取りについての情報を
ひっきりなしに諜報部に尋ねに行っているのだが、調査の進捗は思わしくない。諜報部としても、
まず優先すべきは現在地球を脅かしている怪獣や侵略者についての調査であり、今現在も、又地球に
進入・潜伏しているという新たな侵入者の捜査を行っているところで、アルファの足取りは二の次に
なっていた。
 柏村は研究室に行って美山由美子に愚痴るが、彼女は彼女で生体無機物マテリスの探知やゼバット星人の
本拠を突き止めるための研究開発に没頭している最中であり、そうそう柏村に付き合ってもいられない。
彼女とて羽目をはずせるものならはずしたいのだが。
 研究室から追い出されて腐っている柏村に、通り縋った霧島美樹が声をかけた。
「何だ、霧島」
「悪いことは言わない。ウルトラマンのことについては、深入りしないほうがいいわ」
「何だと? 何故お前がそんなことを言う?」
 答えず、美樹はそのまま去っていく。
「何だ、あいつ?」

 斎木俊一も以前から美樹の挙動については気になっていた。ウルトラマンを見たり話題が出たりすると、
彼女は妙に含みのある様子を見せる。何か知らないかと川上浩嗣隊長に尋ねる。川上はうむと言って
考えた後、何か話そうとしたが、そのとき、非常事態発生の警報が鳴った。特防隊への出動要請である。
川上は斎木に、又の機会に話すと言って出動準備を始めた。

42 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:15:27 ID:Swg66AyZ0
 アルファの所在を知りたいのは、柏村だけではなかった。
 6話に登場した桜ヶ丘高校の生徒・真一は、西野恵の下に向かい、彼女にアルファ=城達志の所在を
尋ねていた。しかし、そんなもん恵だって知りたい。
 親から学力の向上をせっつかれる日々に飽き、宇宙への旅立ちという逃避を望む真一は、ウルトラマンなら
自分を星の世界へ連れて行ってくれると信じ、アルファ=達志との再会を強く望んでいた。オカルト研究会の
付き合いで良とかなえも同行しており(彼ら二人はそう入れ込むでもなく何となく真一の様子を傍観しているが)、
更に恵の友人の夏美も来ていた。ただし夏美は、そうそう見つかるものではない、中途半端に横から介入
するなと真一を制止し続けている。勿論、達志が帰ってくると恵が達志のほうに入れ込み、恵に歪んだ好意を持つ
夏美にとって都合が悪いからである。
「中途半端じゃない! 僕は本気でウルトラマンアルファに会いたいんだ!」
 口論になっている場へ、恵の従兄弟の哲夫が走ってきた。又地球に侵入した宇宙人を探して、特防が調査活動を
行っているという情報を掴んできたのである。宇宙人が暴れれば、それを止めるために又アルファ=達志が現れる
かもしれないと哲夫は主張し、一同は現場へ行ってみる。夏美もやめとけと言いながら結局恵についていく。
 哲夫の情報収集能力が特防付の諜報部に負けず劣らずという現状はどうなんだろうか。

43 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:16:50 ID:Swg66AyZ0
 現場。微弱な異常電波がキャッチされた東京市街地の一角。
「これは・・・」
 又も、実際に映像にしても現在ではまず電波に乗せられないであろう光景。
 市民や警官、パトロール中だった防衛隊員等多くの人間が、ばらばらに斬られてあちこちの路上に散乱している。
切断面の切り口はレーザーメスで切られた跡並に鮮やか。普通の人間がやれる手口ではない。
 しかも、犯人の目撃者はまだいない。目撃した時点で皆漏れなく殺されているということである。
 柏村は例によって青くなって吐き気に耐えている。普段態度がでかい割りに猟奇な場においては気が小さい。
斎木も気分を悪くし、同時に敵の残忍な手口、そして又も自分達が出遅れて犠牲者が出るのを防げなかった
不甲斐なさに怒りを覚える。尚、今回も由美子は研究作業で欠席。
川上「しかし、何のためにこんなまねを・・・?」
美樹「侵略作戦にしては計画性が見られませんね。被害者に共通項もないし・・・」

 現地は防衛隊によって封鎖されているが、腕白な哲夫は街のあちこちの抜け道を熟知しており(そこはまあ、
こういう番組の子役の必須スキル)、兵士達の死角を突いて恵達共々こっそり侵入していた。
 しかし、今回はそのスキルが後に仇となるのである。
 今どういう事態が起こっているのか、哲夫はそこまではまだ知らなかった。
「とにかく、防衛軍に見付からないように適当に隠れながら・・・」
 警戒しながら移動していると、兵士ではない一般人の男が一人立っているのに出くわした。
「あ、叔父さん、今どんな事件が・・・」
 尋ねるが、返事がない。男は黙って突っ立っている。

44 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:18:33 ID:Swg66AyZ0
「ちょっと叔父さん、無視しなくても・・・」
 哲夫が手で押して動かすと。
 男の首が、ぼとっと路上に落ちた。
 続いて胴体も倒れ、大量の血が散乱する。既に斬られて死んでいたのだ。
 一同は恐怖で絶叫。
「あ、あわ・・・あああああああ」
 真一は腰を抜かしてまともに言葉も出せない。
「何だ? 何でこんなところに子供が!?」
 叫びを聞きつけた兵士達が走ってくるが。
 その兵士達も、何かはっきり見えないものに斬られ、悲鳴を上げて次々にばらばらになって倒れる。
 血まみれになった路上に、下手人は足を止めた。そして、ゆっくりと子供達を見る。
 暗色の鎧に覆われた宇宙人・バラス星人。目だけが真っ赤に爛々と光り、両手が巨大で鋭利な刃物に
なっている。
 怯えて動けない子供達にも星人は狙いを付けて刃を構え、超高速で襲い掛かろうと踏み出した。
 そして、脇から飛び出してきた達志・・・いや、既に変身したウルトラマンアルファに、
寸前で体当たりで弾き飛ばされた。

 両者は巨大化し、市街で対峙。
 星人は高速機動を開始し、アルファの周りをぐるぐる回って撹乱。序でに、星人が通った途上の
建造物が、それだけで片っ端から寸断されて倒壊する。はあはあはあという荒い息と狂った笑いが
一帯に響き渡る。
 アルファは記憶していた。バラス星人は宇宙警備隊でも指名手配されていた、トップクラスの
宇宙の凶悪犯だ。星人が彷徨っていく途上のものは、建物も人間も関係なく斬り刻まれる。そして、
それは他星の侵略が目的ではない。只単に、斬りたいだけだ。

45 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 12:20:35 ID:Swg66AyZ0
 この場で絶対に倒さなければならない。相変わらずベストコンディションではないが、アルファは
アルファブレードを構え、ウルトラ居合い抜きの態勢に入る。全神経を集中し、それによる精神力の
極度の消耗で、もうカラータイマーが鳴り出す。
 地上の一同が息を呑む中、やがて、激しく刃物同士が打ち合う音。
 星人の足が止まる。互いに背を向けあう巨体同士。
 アルファが、がくんと片膝を付く。
恵「城先生!?」
 直後、バラス星人が高らかな哄笑を上げた後、ばらばらになって崩れ落ちた。

「ひいっ、ひいっ、死にたくないよ、助けてーーーーー!!」
 あれだけ意気込んでいた真一は、多くの人間が目の前で惨殺された状況を目の当たりにした途端に
完全に怯え、こけつまろびつその場から逃げていった。もう宇宙への夢などどうでもよかった。
以後、自分の平穏な日常を守るため、完全に普通の勤勉な生徒に戻ったそうである。
 他の子供達も流石に即座に台詞が出ず、人間体に戻った達志の憔悴した後姿を見詰めている。
夏美だけは、達志と恵を近づけないように懸命に身を奮い立たせて間に立ちはだかっているが。
「ごめんね」
 それだけ言う達志。
「先生・・・」「達志兄ちゃん・・・」
「ごめんね」
 そして又、神速で立ち去る達志。今回ばかりは、恵も哲夫もどう声を掛けていいか判らなかった。
 走り去っていきながら達志は、恵達にこんな恐怖を味わわせないためにこれからも一層
戦い続けると改めて誓った。
 それは極めて困難な課題だが。

46 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 13:35:35 ID:3LOmlpd/O
>アルファ作者さま
「叔父」は父か母の弟を指す言葉です(父母の兄が「伯父」)。
>>43-44のように、不特定の年輩男性を漢字で示すなら「小父さん」ですね。

47 :アルファ作者:2006/11/18(土) 13:55:59 ID:GJlfLkCr0
>>46
ありがとうございます。改めて訂正。
>「あ、小父さん、今どんな事件が・・・」
>「ちょっと小父さん、無視しなくても・・・」

掲載してから気付いたのですが、ほうってました。ごめんなさい。

48 :リュウラ著者:2006/11/18(土) 14:30:59 ID:8T4Xwup40
携帯からネットへ繋がらなくなりやがりましてちょっとブルーな今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
感想有難うございます。
この前京極○彦の「どすこい」てパロディ小説を読みまして、影響されまして、小ネタを増やしてます。
地底戦車が複数回登場するシリーズってセブン、ザ☆、ティガ、ダイナぐらいなものなので、無理やり登場させました。
クラウス作者様、前スレのウルトラ水流のシーンに影響されまして、今回やってみました。すいません。

シグマ作者様
復帰めでたいです。何か、必ず「復帰したら二本立て」なので感心します。まあM78世界ならいい加減宇宙人がいて当然な世界にもなりますわね。
そして料理対決でウルトラフライパン。何だろう、たまにシグマの能力がタロウっぽく見える(笑)

オーバー作者様
いえ、じっくり読んでいただいてるっていうのは非常に光栄ですよ。
何だ?川浪さんは何者だ?研究成果って…そういうことですか?
「彼女は何者だ!」「神を殺す存ざ」
何でもないです。

アルファ作者様
達志さん毎度毎度哀愁ですねえ。
両方が剣を持ってのウルトラチャンバラってのは新鮮ですね。アグルも「チャンバラ」した事はないですよね。
バラバラ死体という直接的な描写も派手です。
カンナは、はい。基本的に萌えキャラだとは思います。

バルグ作者様
どうもこんにちは。読み返してみれば自分で張った伏線忘れてるじゃん、というほど行き当たりばったりのリュウラ著者です。
クラウスもそうだったんですが、唐突に始まったからびびった…。ティガっぽいんですが、世界観的には新規ですね。今後もよろしく。






49 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:04:40 ID:OmxIuuSW0
第7話「呪いの声、響く街」怨声怪獣デスボイス登場

ある夜、電話に出る者が次々に倒れてゆくという事件が勃発する。
調査にでる警察は、逆探知で声を録音するも、その音声を聞いて倒れる。
録音テープを元に研究する科学者達も倒れてゆき、たった2日で1000人以上の人間が病院行きとなってしまった。
そのため、怖くて電話に出れない人々が増えてゆき、連絡が取れない社会となった。

その翌日の快晴の日。
ユウタが公園の砂場で倒れていた。
周りにも子供やその母親らが倒れているではないか。
どうやら公園の中央に設置されたスピーカーからもその謎の音が流れていたようだ。
電話のみだったのがここまで発展するとは。
会社や学校のスピーカーも危険とされ、全国でスピーカー機器を全て停止する騒ぎとなった。

PETは作戦会議に出る。しかし、なかなか良い作戦が思いつかない。
マチダ「ここは仕方ない。防音ヘルメットを装着し、音の元を探すしかないでしょう。」
オウノ「そうだが、音の元をどう探すというのだ?」
マチダ「えぇ。特定の音を衛星を利用して探し出す”ノイズキャッチャーDRAGON”を使いましょう!」
オウノ「これはいったい?」
ハルナ「それが、隊長。すごいんですよ。なんと、徹夜してメグロ隊員が作ったんですよ!」
オウノ「おぉ、やるじゃないかメグロ!」
メグロ「えへへ。とんでもないです。」
そして作戦は、今日の夜開始される。メンバーは、マチダ・キムラ・メグロ・コウノ・ハルナの5名。
モチヅキ、イシモリ、ハナサカはスピーカーのチェックや音の危険はないか調査中。

50 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:05:32 ID:OmxIuuSW0
その夜、全員が出発した。
基地で待機中のオウノ隊長は椅子に座り、コーヒーをすすりながら資料を見ていた。
そこへ通信機の音が。【ピッピッピッ・・・】
いつものように応答するオウノ隊長。だがなんと、それは例の音からであった。
そのまま失神してしまった隊長。
この連絡・作戦本部にはオウノ隊長しかおらず、他のたくさんの作業員ら達は、
この事態に全く気づいていなかった。
そこへ偶然にも資料管理係のタキタ氏が入室し、PET緊急病棟へ連絡を出した。

探索中の隊員達。ノイズキャッチャーDはたしかに反応している。
そして先端に付いたアンテナが衛星と通信し、発信源をナビゲーションしてくれている。
だが、なんと・・・発信源は何十箇所とあったのだ。
隊員同士のみの声なら通信できる特性ヘルメットで会話をする。
メグロ「どういうことだ?!」
コウノ「この音はたくさんいるんだろうか?」
ハルナ「とにかく、その源の場所へ分担しましょう。」
うなづく隊員。

その頃PET警備員。
たくさんの民衆から「怖いから助けて!」と要求される。
モチヅキ「みなさん、まずは落ち着きましょう。あの音は、音が出される機器から発生されます。
      まずは携帯電話でも何でも電源を切るようお願いします。」
女性1「だけどこれじゃあ連絡が付かないじゃない!」
モチヅキ「それでは例の音にヤラレテしまうだけですよ?!」
女性1「わ、わかったわよ・・・」
イシモリ「みなさん、とにかく音には気をつけてくださいね。私達も協力いたしますわ。」
女性2「ねぇ、いったい正体はなんなの?」
ハナサカ「・・・。怪獣なのか、怪奇現象なのか、ちょっとわかりませんでして。」
これには不満の声を漏らす民衆。

51 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:06:44 ID:OmxIuuSW0
その頃、治療室でオウノ隊長は休んでいた。意識はあるものの、目を覚まさない。
3日前の事件発生初日で倒れた人々が未だに植物状態なのだから仕方がない。
オウノ隊長もしばらくこうであろう・・・。
科学者・医師らは被害者の耳を調査するが、何もなかった。
神経系や循環系、骨格系などにも死傷は無かった。

そんな事態の中、一人の男が街を歩いていた。
彼の名前は、恩状章囚(オンジョウ・ショウシュウ)という50歳ほどの男である。
真っ白く伸ばされた髪と髭。白い着物のような物をまとい、下駄をはいていた。
耳にはヘッドフォンを取り付けている。
そのとき後ろから猛スピードで車が!!運転手「わー!危ない!!」
直後に目をカッと開き、大きくジャンプして横へ飛び出す恩状。
すぐさま車から飛び出て、「大丈夫ですか?」と聞く運転手。
恩状「・・・・ぅん。」小さな声でつぶやき、再び歩いていった。

52 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:15:27 ID:OmxIuuSW0
そこへモチヅキが飛び出た!
モチヅキ「ちょっと、おじいさん!!駄目ですよ、ヘッドフォンなんて付けていたら、
      例の音にやられてしまいます!すぐに外してください。」
恩状「・・・・・・・・・・・ワシは音が聞こえん。」
モチヅキ「え?!」
恩状「5歳の頃、おもちゃのピストルの弾を耳に受け、流血。手術はしたものの、
    ワシに耳は帰ってこなかった。」
モチヅキ「でも今、会話しているじゃないですか!」
恩状「・・・心聴(シンチョウ)だ」
モチヅキ「心聴?」
心聴とは、物音や声などを心で感じ取る究極の奥義である。常人ではできないであろう。
恩状「ふむ。45年もの修行を貫き、習得した技である。だからこうして会話ができる。」
モチヅキ「そんなことができるんですね。。人も。。っあ!ではそのヘッドフォンはいったい?」
恩状「例の怪獣の音を追跡するべく、他の音で妨げられぬよう装着しておる。
    自動車の音で妨害されてしまったな。」
モチヅキ「なるほど。しかし、何故怪獣と断定できるんですか?」
恩状「・・・いや、なんとなくそうおもってな。このご時世じゃ。そうであろう。」
モチヅキ「そうでしたか。しかし、危険ですのでくれぐれも気をつけてくださいね。」
恩状「わかっとるよ。」
そう言って、恩状は再び歩き出そうとした瞬間、何かを落とす。
光が反射して目を潰されてしまいそうになるほどの輝くダイヤである。
慌てて拾い上げる恩状。
モチヅキ「随分眩しい光を放つダイヤですね。」
恩状「まぁ、な。」
そして歩き出していった。

53 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:23:35 ID:OmxIuuSW0
そこへ通信が。
モチヅキ「こちらモチヅキ。どうしましたか?」
コウノ「大変なんです!メグロ隊員が・・・防音ヘルメットを自ら外して走り去ってしまったんです!」
モチヅキ「!!どうしてだい?!」
コウノ「『俺が音を解明してやる』といって・・・」
モチヅキ「そんな無茶な!」

隊員達は焦ってメグロ隊員を探しに出る。

一方、メグロは森の中で声を探していた。
メグロ「何故複数あるんだ。。。」
その上では太陽が強烈な光を照らす。
すると下に落ちていた壊れたラジオにその光が入っていったのだ!
メグロ「なんだコレは?!」
その直後、例の音が響き渡ってしまう。
耳を押さえて苦しむメグロ。そして正体に気づく。
正体は”光”である!それが様々なものに入り込み、音を流す。
さらには音ではなく、”声”らしきものだとも認識する。
気絶する前に何とかそのことを知らせるため、震えながら木の枝で地面に「光・声」と彫った。
そのまま倒れるメグロ。
直後に、モチヅキとコウノとハルナ隊員が駆けつけて見つける。

モチヅキ「メグロ隊員ー!!」
コウノ「くそー・・。また被害者が・・・」
ハルナ「ねぇ、この字・・・」
モチヅキ「何だろ、コレ?”光”?」
コウノ「わかった!光が原因て事じゃないか?」
モチヅキ「光が・・・。」

54 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:27:14 ID:OmxIuuSW0
モチヅキは急いで恩状のもとへ。
そして目の前へ!
モチヅキ「お前!さては、声の主だな?」
恩状「?!何をでたらめなことを・・・」
モチヅキ
「いや、あの光。さっき落としたダイヤが元に違いない。
      あれは地球上で作れるダイヤではない。
      さらにはヘッドフォン。お前は常にあの声を聴いていなければ力が出せないのだ。
      そして心聴・・。たしかにありえないことではないが、声を聴いている事には違いないはずだ。
      つまり、いくら耳が聞こえなくて、心聴を使っているとしても、普通の人間だったら、
      みんなと同じように気絶しているはずだ!そして怪獣の声と知っていたのも怪しい!」
全ての理屈を突き詰めたモチヅキ。
恩状「へへ。さすが警備員。謎解きがお得意のようで。」

そういって、いきなりジャンプをし、怪獣へと変貌!!
その場から隊員に連絡して避難を開始する。

怪獣はデスボイス!
かなり巨大な耳をしており、頭にはアンテナ。額にはダイヤが埋め込まれている。
そして怪獣はあの声を直接出し始めた!
いくら防音器具をつけようと、隊員達は全員倒れてしまった・・・。
この街の住民全員がこの声で気絶。。。
苦しみながらも、唯一立ち残ったモチヅキは変身する。

「ピーーーーーーースッ!」

光り輝くピースサインを突き出して巨大化。(ファンッファンッファーン!)

55 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:30:09 ID:OmxIuuSW0
「ヒギァョヤアー!」
奇妙な声で叫ぶデスボイス。耳を押さえて苦しむピースだが、なかなか立ち向かえない。
逆にデスボイスがこちらへ突進!
腹を直撃され、ピースは苦しむ。
さらにはまん前で、デスボイスの額のダイヤが急激に光った!!
太陽の1万倍であるため、ピースは失明してしまう。
それに加えもっと強烈な声が響き、鼓膜も故障してしまった。
目と耳の自由を奪われたピース。
デスボイスは100%有利になったと、雄たけびをあげる。
・・・・だが、それは違った。
逆に声と光の攻撃が無能になってしまっただけだった。
ピースは精神統一し、デスボイスの居場所を掴む。
そう、心聴だ!
後ろからデスボイスが突進してくる音を掴み、後ろへ宙返り!
おっとっと、とばかりに転びそうになったデスボイスの尻尾を掴み、大きく振り回し、
大空へと投げ飛ばす!  そして空中からデスボイスが振ってきたのと同時に、エクスプレイション!
見事直撃し、大爆発と共にデスボイスは死んだ。

ピースはそのままピースサインを太陽に掲げ、街中の人達に光エネルギーを送った。
するとみるみるうちに、みんなが回復し目を覚ました。
ピースの目と耳は1時間で治るであろう。
そのまま大空へと飛び立った。

56 :ピース作者:2006/11/18(土) 15:30:49 ID:OmxIuuSW0
メグロ「ふぅ・・。俺達いったい・・・・」
モチヅキー「お〜い!みんなー!」
コウノ「モチヅキさん!大丈夫でしたか?」
モチヅキ「あぁ!俺なら平気さ。」
メグロ「そうだっっ!!あの声はどうした?!」
モチヅキ「あぁ、それならウルトラマンがみんなが気絶している間に倒してくれましたよ。」
メグロ「そうかそうか。それは良かった。・・・・ん?なんでモチヅキ知ってるんだ?」
モチヅキ「え?!あー・・・、あ!!そうだ、隊長のとこへいかなくちゃ!」
ハルナ「そうよ、隊長も倒れてたんだわ」
そう言ってなんとかごまかし、基地へ戻るモチヅキと一同であった。

次回、
第8話「新革命」異色怪獣メトー、メトー星人軍登場
お楽しみに。

57 :バルグ作者:2006/11/18(土) 17:45:31 ID:0aHITlbP0
ども、「ウルトラマンバルグ」を投下したものです。

>>40>>47
感想をもらいありがたく思っています。
これからよろしくお願いします。

58 :ピース作者:2006/11/18(土) 18:44:59 ID:OmxIuuSW0
少しづつ感想を書いていきますね。

>クラウス作者様
トウコの正体はいかなるものなのか・・・。
また、あの魚は。
2つも謎が深まり、非常に面白かったです!
漫画好きなんですね〜。みなさん(笑

>バルグ作者様
初作品おめでとうございます!
初代&ティガを思わせる、正統派ですね。
隊員達や主人公の性格や活躍ぶり、期待しております。

59 :ピース作者:2006/11/18(土) 18:52:44 ID:OmxIuuSW0
ピース第8話怪獣名訂正いたします。

異性怪獣ボガイル、ボガイル星人
でお願いします。

60 :バルグ作者:2006/11/18(土) 19:36:07 ID:KyJ5FQUH0
>>58
感想ありがとうございます。
とりあえず最後まで書き切れる様頑張ります。

そういや、防衛隊の兵器にガンダムみたいな感じのロボット出していいんでしょうか?

61 :アルファ作者:2006/11/18(土) 19:44:17 ID:vr6xK7i50
>>60
いいんじゃないですかね。うちもイレイズのときビッグマリア出したし、
ミラクルでもランニング1号出てるし。

慣例では、防衛軍がロボット兵器を出すと大抵暴走するんですが。

62 :バルグ作者:2006/11/18(土) 19:51:49 ID:KyJ5FQUH0
>>61
了解しました。とりあえず特種防衛軍の兵器として出してみます

確かにw暴走ネタも構想ができたらやってみます

63 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 20:33:56 ID:vorwrG24O
ダイナにマウンテンガリバーってのもありますしな。
一話しか使わなかったけど。でもあまり多用しない方が
個人的には良いですけど。戦隊じゃないですからね

64 :バルグ作者:2006/11/18(土) 20:37:49 ID:4FWJ8Hse0
>>63
確かに…。

うーん、どうしようか。

65 :アルファ作者:2006/11/18(土) 21:22:36 ID:vr6xK7i50
まあ、人類が強力且つ便利なロボットを操れる力を持ってるんだったら、
ウルトラマンが出てくる意味が余りないですからね。要は使い方では?
ビッグマリアも、最初は暴走したわけだし。

66 :バルグ作者:2006/11/18(土) 21:25:33 ID:4FWJ8Hse0
>>65
了解。とりあえず特種防衛軍内で計画だけは立てられているって状況にしておきます

67 :バルグ作者 第2話「遭遇U 新たなる戦士」:2006/11/18(土) 23:44:20 ID:4FWJ8Hse0
ジンがバルグと会話をしていたころの話である
「よし、出動するぞ!!俺とレイはコンドルウィングで出撃する。ユウはストライクホークで出撃。
 マイとケンは基地で待機だ。いいな!!」隊長のマイク・ヒジカタが指示を出す
「了解!!」
「よし。特種防衛隊GO!!」マイクが出撃の命令を出す。
「了解!!」
隊員たちは速やかに自分の持ち場へと移動する
「進路クリアー。発進どうぞ」
「ユウ・タサキ、ストライクホーク行きます!!」ストライクホークが発進する
「よし、続いていくぞ。コンドルエイング、発進」コンドルウィングが続けて発進する」
ストライクホークとコンドルウィングは蒼い球体と赤い球体が浮遊しているところまで近づいた。
蒼い球体と赤い球体は共にぶつかり合っていた。
その時、2機の接近にきづいた蒼い球体が2機に気づいた
「隊長、どうします?」レイが尋ねる
「しばらく様子を見よう。奴らがこちらに攻撃をしかけてくるなら敵と認識して攻撃をしかける」
「了解」
「ちょっと、待ってくださいよ!!様子なんか見る必要はないんです!!宇宙から来た時点で奴らは敵です!!」
「ユウ、落ちつくんだ。攻撃を仕掛けるのは奴らの行動を観察してからでも遅くはない」
マイクがユウをたしなめる
「そんなんじゃおそ…!?」
ユウが反論をしようとしたときだった。蒼い球体がこちらに向け突撃してきたのだ。それを追い、赤い球体も
ユウ達へと向かってくる。
「くっ、回避だ!!」レイとユウは機体を下降させ球体を回避しようとする。
しかし、ユウのストライクホークが赤い球体と衝突して墜落してしまう。

68 :ウルトラマンバルグ 第2話「遭遇U 新たなる戦士」:2006/11/18(土) 23:47:35 ID:4FWJ8Hse0
「隊長!!ユウが!!」
「何!?くそっ!!」
ユウの墜落に驚くマイク達にさらに驚くべきことが起こる。
蒼い球体が本体を表し宇宙囚人グルグの姿になってこちらへ攻撃を仕掛けてきたのだ。
「くそっ、ヤツは敵か!!」マイクが叫ぶ
「隊長、分離して攻撃をしかけましょう」レイが機体の分離を提案する
「あぁ、そうするか!!」コンドルウィングはコンドリ・ワンとコンドル・ツーに分離した
「よし、レイ。俺が先ず攻撃を仕掛ける。その後にお前も続けて攻撃だ」
「了解」2機は離れた。
「よし、バニシングレーザー発射!!」コンドル・ワンがバニシングレーザーを発射する
「グオォォォ!!」しかし、攻撃が通用せず、グルグは反撃の火炎を発射した
火炎はコンドル・ワンに命中し、コンドル・ワンは墜落しそうになる
「シット、脱出だ!!」マイクは脱出装置を作動させ脱出した。
「くっ、隊長ががやられた…。ここからは私が!!」コンドル・ツーがミサイルで攻撃する
しかし、やはりグルグには通用せずコンドル・ツーも撃墜されレイは脱出した。
一方、赤い球体と激突したユウは謎の巨人と対面した。
「私はM78星雲人、ゼクス。私の宇宙船が君の戦闘機とぶつかり君は命を落とした…。
 お詫びに私の命を君に与えよう」
「命を与える?どういうことなんだ?それにあんたが地球にきた目的はなんだ!?」
「私がここに来た理由は宇宙囚人グルグを逃がしたからだ。私が目を離した隙に奴は私以外の警備兵を倒し
 この星へと逃げてきた。そのため、私は奴を追ってここに来たのだ」
「なるほど。で、結局命を与えるって?」
「私と君が一体化するということだ。君にこのゼクスカプセルを授けよう。このカプセルを天に掲げたときに
 素晴らしいことが起こるだろう…」
「すばらしいこと?」
「何も心配することはないさ。フフフフフフフ。さぁ、目をさますといい」
「まってくれ!!一体何が起こるんだッ!!」


69 :ウルトラマンバルグ 第2話「遭遇U 新たなる戦士」:2006/11/18(土) 23:49:23 ID:4FWJ8Hse0
彼はそう叫んで目を覚ました。近くには誰もいない。周りを見ると墜落したストライクホークが見える
「なんだったんだ?あれは夢だったのか?」
そう、悩んでいるユウの前にグルグが現れた。
「あれは…怪獣!?くそっ、どうすりゃいいんだ!?…待てよ、たしか夢でこいつを天に掲げろとかいってたよな!?よし、やってみっか」
「ウオォォォ!!」ゼクスカプセルを天に掲げたユウ。その瞬間彼の体は光に包まれた。
一方、マイク達は、SPRITSのメンバーと合流し体制を立て直したところだった
「再び奴に攻撃をしかける!!」マイクはそう宣言した。その時だった
「ジュワッ!!」グルグの前に銀を基調としたボとしたゼクスが現れる。
「グオォォォォォ!!」グルグは火炎をゼクスに向かって吐く
「ジュワァァッ!!」ゼクスはバリアーを貼り火炎を防いだ
「ダァァッ!!」ゼクスはグルグに近づきパンチを食らわせた後に回しげりを食らわせる
「グギャァァァ!!」グルグは苦しむ
「デヤァ!!」ゼクスはグルグを持ち上げ叩きつけた
「グォォォ!!」グルグは怒り立ち上がって火炎を連射する
しかし、ゼクスに難なくかわされてしまうのであった
「ジュワァァッ!!」ゼクスは腕を×字に組んで光線を発射した。必殺技のゼクニウム光線だ
「ギャォォォン!!」グルグは跡形もなく消え去った
「…ジュワッ!!」ゼクスはそれはと飛びあがりどこかにさっていった

70 :ウルトラマンバルグ 第2話「遭遇U 新たなる戦士」:2006/11/18(土) 23:50:25 ID:4FWJ8Hse0
「オーイ!!」ユウが手を振りマイク達に声をかける
「ユウ!?あなた、無事だったの!?」レイが驚き声をかける
「もちろんですよ。あの赤い巨人に助けてもらったんですよ」
「怪獣を倒した?」マイクが聞く
「ええ、そうです」
「なるほど。あの巨人は味方なんだな。名前を決めておくか」
「ウルトラマンゼクス…ってのはどうです?」ユウは提案した
「ゼクス?そりゃいい名前だ。それにしよう」マイクが言った
一方、SPIRITS基地では
「ジン、よく生きてたな」隊長のマサシ・トダが声をかける
「ええ、蒼い巨人に助けてもらったんです」
「あの巨人は何物なんですかね?」隊員のケイ・ミナカタが言う
「昔の特撮であったヒーローだったりしてw」同じく隊員のミコト・サトウが言う
「そんな非現実的な…」そう発言するのは副隊長のガイ・タカダだ
「そういや、結局名前はどうすんだ?」隊員のサトシ・キトウがジンに尋ねる。
「名前?そうですね…。ウルトラマンバルグでどうです?」ジンはそう提案する
「バルグか…いいんじゃないの?んじゃ、あの巨人はこれからバルグって読んでくれ」
マサシがそう言う
「了解」
・・・・・・・・・・・・・・
ロックゴンが出現したところにその男はいた
「まさか、光の巨人が二人も現れるとはな…」苦々しくそうつぶやく。
「まぁいい。俺の計画に間違いはない…。そう、俺の計画は完璧だ…」
男はそうつぶやくと姿を消した

71 :名無しより愛をこめて:2006/11/18(土) 23:56:54 ID:qmUjPN18O
オイオイこの勢いだとすぐにネタギレになるぞ・・・

72 :アルファ作者:2006/11/18(土) 23:58:08 ID:vr6xK7i50
おお、ウルトラマンいきなり二人いるのか! 防衛隊も二つ!

73 :バルグ作者:2006/11/19(日) 00:05:44 ID:4FWJ8Hse0
と、いうことで蒼い球体はグルグ。赤い球体はゼクスでした。
正直、第2話にして既にグダグダになってる気がしてとても落ちこんでいます…。
ちなみに1話と2話の時系列を整理するとこうなります
ジン、調査に向かう→特種防衛隊出撃→ロックゴン出現→ユウ、墜落→ジン、巨人と体面
→レイ達グルグに攻撃をしかける→ユウ、ゼクスと一体化→バルグ出現→ゼクス出現
→ロックゴン、グルグ撃退→ジン、ユウそれぞれ基地に帰還→謎の男、ロックゴン出現地へ

>>71
ネタ切れにならないよう頑張ります…

>>72
とりあえず、二人とも目立てる様頑張ります!!

74 :アルファ作者:2006/11/19(日) 01:24:16 ID:kz+Rw/1t0
追加質問。1話で青と赤の球体と一緒に現れた怪獣はどうなったんでしょうか?
ロックゴンとは別に。
後、名前だけ出たラグ星人はいずれ登場するのでしょうか?

今後ちゃんと説明されるんだったらすみません。

75 :バルグ作者:2006/11/19(日) 01:38:49 ID:3pkPLhB90
ウルトラマンバルグ設定集
特種防衛隊
ラグ星人襲来以後の怪獣・異星人の頻出を重く見た世界統一政府が設立した
世界各国に点在している。総司令官はロブ・J・カノンである
現在、コロニー開発用のロボットであるMS(メタルスーツ)を軍事用にするための研究を進めている
特種防衛隊日本支部
特種防衛隊の日本支部。日本全土が守備範囲内である
総監はオダ・タケミチ。補佐官はレイコ・ミズグチである
戦闘部隊
隊長 ヒジカタ・マイク(35) 男
アメリカ地区出身の父と日本地区出身の母を持つ
元々は世界統一政府軍で戦闘機のパイロットをしていた
頼りがいのある人物である
副隊長 アオイ・レイ(24) 女
24才で副隊長を務める若手の俊英。
立派に隊長のサポートを勤め、暴走しがちなユウのサポートもこなす
冷静沈着な人物である
隊員  アオタ・ケン(28) 男
ストライクホークの正式なパイロット。
しかし、数ヶ月前の戦いで腕を負傷した。
ユウの良き兄貴分としてユウの面倒を見ている
隊員 コウダ・マイ(23) 女
主にオペレーターをする女性。
レイとは同期で親友である
隊員 タサキ・ユウ(19) 男
特種防衛隊の新人。
負傷中のケンにかわりストライクホークのパイロットをしている
異星人襲来時に家族を失っており異星人にたいして強い恨みを持つ
無茶な突撃が多いためレイやマイクには良く叱られる
ケンとは兄弟のような関係であり、また、SPIRITSの隊員であるジンとは親友である
ウルトラマンゼクスと一心同体となっている

76 :バルグ作者:2006/11/19(日) 01:42:55 ID:3pkPLhB90
>>74
飛来してきた怪獣については現在海中にいます。
こいつは地球侵略を狙う異星人の手下でそいつの命令があればすぐに動き出します

ラグ星人ですが2話の最後に出てきた男に今後注目してください

77 :バルグ作者:2006/11/19(日) 02:00:23 ID:3pkPLhB90
ウィング・コンドル
ウィンjング・ワンとワイング・ツーに分離可能。二人乗り
武装
・バニシングレーザー
 レーザーを発射する武器
・ミサイル
 ミサイルを発射する

ストライクホーク
動きの速い戦闘機で一人乗り
・ガトリングガン
 実態弾を連射する武器
・ストライクドリル
 機首につけられたドリルで攻撃する武器

78 :ウルトラマンクラウス:2006/11/19(日) 04:52:20 ID:B6Qhb0f70

第6話 
「ゼットンの孫」 後編

空想怪魚ガラン
幻想恐竜ゼットン
妄想機神グランドキング 登場


泣く子も眠る丑三つ時。A&Rはさる強大なる敵と激戦を繰り広げていた。
その相手は、実名共に、その強さが今もなお語り継がれている邪悪体―ゼットン―。
ゼットンの戦闘データは記録されていた為、未知の存在では無いものの、その凶悪ぶりも健在である。
ダッシュバード・ネオはアタックモードに変形、ゼットンに切りかかった。
が、ゼットンはそれをものとせず、奇怪音を鳴らしながらネオに火球を打ち込む。
間一髪でそれを避けるネオ。続いてエーアールαとγが連携を組み一斉射撃を仕掛ける。
すると、ゼットンは防御用のプロテクターを発生させ、攻撃を防いだ。
さらに、プロテクターを解除すると同時に、再び火球を発射。
αとγはそれを避けた後、さらに一斉射撃。ところが…
ゼットンは忽然として姿を消した。消しゴムで消したがのごとく。
攻撃目標を見失ったαとγの放ったビーム等はそのまま向かい側の山の一部を吹き飛ばした。
その後1時間、エーアール達は付近を飛び回ったが、結局ゼットンが再び現れることは無かった。

帰還した隊員達。各々ヘルメットを取り、座席へぐったり座り込んだ。

「だぁぁ、なんでゼットンなんかがいきなり……」
文句を言うシュウの横で、あのゼットンの消え方に動揺しているレイジ。
―あの怪魚と同じ消え方―
一昨日、ウルトラマンクラウスとなり激戦を繰り広げたあの怪魚と、今回のゼットンの共通点。
これが共通しているという事は、あの女―トウコとも―
カサゴイの労いで、今日はもう寝ることとなった。眠れなどしないが―。


79 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 04:53:42 ID:B6Qhb0f70


翌日。
レイジは再びトウコの豪邸を訪れていた。Kポイントの再調査という前提で、今回はシュウも同行した。
が、その場にシュウはいない。レイジは2手に別れて調べよう、とシュウを外したのだ。
インターホンを鳴らすレイジ。手には少し高級な菓子の包み。
インターホンから老人の声。この家の執事、モリだ。
門が開き、レイジは少しずつ前進する。一見、豪邸に変化は無い。
豪邸の中に入り、まず注目したのは、玄関脇の巨大水槽。そこに、あのガラヌムテールは…いた。
水草が生い茂った水槽の底でつまらなそうにボーっとしている。
姿こそ酷似しているが、とてもあのクラウスと互角の戦いを繰り広げた巨大怪魚と同一のものだとは思えない。
と、廊下から声が。トウコの声。レイジは息を呑む。
ひょこっと姿を現したトウコは、とても元気そうだった。少しホッとしたレイジ。だが―

「…如月さん、その手はどうしたんですか?」
「…ああ、ちょっとお湯を扱っていたら火傷しちゃったんです。でも仕事には差し支え無いですよ。」
「そう、です、か。」
彼女の右手の火傷。レイジは嫌なことを思い出した。あの巨大怪魚も右手にクラウスのビーム攻撃を喰らった。
いや、考えすぎか…と言い切れないのが、今の現状だ。
ひとまず例の接客室に入った2人。
レイジは菓子の包みをトウコに手渡し、とりあえず世間話を始めた。そして、本題へ…。

「そういえば如月さん、新しい怪獣の案は思いついたんですか?」
「…ええ、ちょうど今ここにイメージイラストがあるんです。」
トウコは封筒から原稿用紙を取り出し、レイジに見せる。

「玄関のガラヌムテールを参考にしたんです。名前は、‘ガラン’。」
レイジはあまりにものショックに、その場で発狂しそうになった。
そこに描かれている怪獣、ガランは、3日前激闘を繰り広げたあの怪魚と、紛れも無く似ていたからだ。


80 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 04:54:26 ID:B6Qhb0f70

「こ、ここここここ、これ、3日前このすぐ近くに現れた怪獣とそっくりじゃないですか!!!」
「…え!? そうなんですか? でも私、その怪獣の姿は見てないし、
この絵の下書きを描いたのは4日前なんですよ…?」
「見てない? すぐ近くで暴れていたのに!?」
「私はその時仕事をしていて、仕事部屋は集中できるように消音加工されているんです。
それに振動は感じていたんですけど、近くで大掛かりな工事をやっていたんで、その振動かとてっきり…。」
実は、3日前現れたあの巨大怪魚に関しての映像・写真は一切存在しないのだ。
突如現れた上、たったの数分で姿を消してしまったし、人々は逃げるのに必死でカメラを取る余裕も無かった。
そのため、レイジを除くA&Rやマスコミなどでは目撃証言でのみ、その存在を把握しているのだ。
となると、トウコは偶然このガランを描いたことになる。
だがそれはいくらなんでも…

「じゃあ、あの、この近い内に、ゼットンの絵なんかは描いたりしてますか…?」
「…ゼットン? ああ、読者さんへのプレゼント用に昨日サイン色紙に描いていました。
そういえば、ちょうど昨日の夜に本物が現れたんです…よね?」
レイジはまたも驚愕した。ゼットンの絵も描いていた? それも昨日に?

「そういえばこのガランもゼットンも、寝ぼけつつうつらうつらしてたらいつの間にか出来ていたんです。
……確かに……ちょっと……変かも……。」
両者共衝撃の事実を知ったがために、その場が静まり返る。
そんな空気の流れを止めたのが、部屋に入ってきた執事のモリだった。

「失礼いたします…。先程カミヤ様からいただいた菓子によく合いそうなお茶をご用意しました…。」
テーブルに数枚のクッキーがのった小皿と、ミルクティー入りの高級そうなカップが丁寧に並べられる。
冷めないうちにどうぞ、と軽くお辞儀した後、モリは部屋から退室した。
2人は無言のままカップを手にする。
甘くて濃厚な茶をすする音だけが室内に響き渡る。


81 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 04:55:45 ID:B6Qhb0f70
最初に口を開いたのはレイジだった。

「いい人ですね、モリさんて。」
「…ええ。私のお爺ちゃんの友人だったそうなんです。私がこの家に引っ越した後、
自主的に家事を手伝ってくれて。仕事のアシスタントなんかもよくしてくれるんです。」

しかし最近、モリの様子がどこかおかしいと言う。
態度や言語、家事のやり方に決して問題は無い。だが、何かが違うらしい。

その後、よけいに会話が行き詰ってしまった。このままでは埒が明かない。レイジは強行手段を取る事にした。
時間が来た、と退席するレイジ。そのまま屋敷を後にする。
見送りをしていたトウコが屋敷へと戻ったのを門越しに確認したレイジは、大きなつばをごくりと飲む。
レイジは門にゆっくり手を触れた。わずかに動く。まだロックされていない。
音を鳴らさない様、慎重に玄関先をしのび歩く。監視カメラの存在は確認できないが、行くしかない。
ゆっくり、ゆっくりとドアに手を触れる。開いた。
先程歓迎された時とは打って変わって、妙に入りがたい空気がもわっと流れ込む。。
ガラヌムテールが住む水槽のエアーポンプなどの音が、レイジの足音をかき消してくれた。
一歩一歩、辺りを窺いながら廊下を歩む。目標地点は、トウコの仕事部屋―。
ここは―トイレか。だとするとその横は―バスルーム。その先が応接間で、その先が―台所。
台所から食器を洗う音が聞こえる。恐らく、モリがさっきのティーカップを洗っているのだろう。
と、台所の入り口の横に、2階と地下に続く階段が。
仕事部屋は消音加工されているらしいので、恐らく仕事部屋は地下であろう。
足を下り階段に乗せる。片足を1段目に乗せ、全体重をかけた瞬間……
ミシッ
割と大きい、きしむ音。レイジは冷汗をたらす。
…食器を洗う音は消えない。どうやら気づいていない様子。
下手に時間をかけて降りるのは逆効果と判断したレイジは、そそくさと階段を下りた。
階段を下りた先は、ドアが1つだけ。
ゆっくりとドアノブに手を回す。これもまたロックがかかってない。
今さらだが、これはどう見ても不法侵入なのだが、ここまで来たらもう後戻りできない。
ゆっくりと、部屋への隙間が開く。そして、部屋から音楽が漏れて来た……

82 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 04:57:06 ID:B6Qhb0f70

マックス!! マックス!! マックス!! でんででんでんっ
マックス!! マックス!! マックス!! でんででんでんっ
ウルトラマンッマァァァァァァックス!!!

レイジはズッコけた。
これは数十年前に流行った伝説の曲、‘Over the MAX’だ。
その時期地球を守っていたウルトラマンマックスのイメージソングで、当時大ヒットした。
当然ソレを聞いているのは仕事中のトウコだ。まあ、仮にも怪獣漫画を描いている彼女にとって、
クラシックなどよりもこういう曲の方が集中するにはいいのかもしれない。
体勢を立て直したレイジは、改めて部屋を覗く。
こちらに背を向け、もんもんと仕事机に張り付くトウコ。
その広い机の上には、漫画を描くための画材が大量にちりばめられている。
机の横にある本棚には、様々な資料。参考用か、怪獣の人形もある。
ラゴラス、グランゴン、バグダラス、ヘイレン、スラン星人、ちゃぶ台付きメトロン星人……。
怪獣好きのシュウが見たら狂いそうな位喜びそうな部屋だ。
しかし…よく見ると、トウコの耳にはヘッドホンが。
このうるさいくらい耳に付く歌は、あのヘッドホンからの音漏れということになる。
となると、いくらなんでも耳に悪いはずだ。レイジはドアを閉じた後ツカツカとトウコの元へ歩む。
横からトウコの様子を覗いた時、レイジは驚愕した。
筆は動いている。気持ち悪いくらい、ものすごいスピードで原稿用紙に絵を描き込んでいる。
だが…それを描くトウコの目は……両方とも真っ赤に染まっている。充血などではない。
白目をむく、と言う言葉はあるが、この場合は…赤目をむく、だろうか…?


83 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:11:26 ID:B6Qhb0f70

「如月さん!!!」
いくらノイローゼ気味で仕事をする漫画家が世に多いと言っても、これは異常である。
肩を揺さぶるが、トウコは全く反応しない。ついで、原稿には……
‘THE・アンバランス’主人公、ソラオに襲い来る、ガラン、ゼットン、グランドキング……。
そんな場面が、普段の絵柄とは明らかに違う、あまりにも荒く、おぞましい絵柄で描かれていた。
慌てふためくレイジの元に、通信が。

『レイジ!! どこにいるんだ!? えらい事になったぞ!!! 室内にいるなら早く外へ出ろ!!』
シュウからだ。もんもんととりつかれた様に絵を描き続けるトウコを心配しつつも、部屋を後にした。
屋敷を出ると、時はすでに夜。だが、西の方角は、妙に騒がしく、とても明るい……
理由は、ものの数秒で判明した。

「ガラン…ゼットン…それに、グランドキング!?」
そう、その3体が、街を襲撃していたのだ!
ガランが建物を粉砕し、その横でゼットンが火球で辺りを焼き尽くしているかと思えば、
腹部の光が常に明滅しているグランドキングが、その巨体でありとあらゆる物を踏み潰す…。
絶景と言うか、絶望と言うべきか。

『本部と北京支部が応戦に来る!! それまで合流して住民の避難誘導だ!! Lポイントに来い!!』
「解った! すぐ行く!!」
意を決したレイジはLポイントへ駆け出した。

数分後、合流した2人は逃げ惑う人々を誘導。現地の警察隊も加わり、
辺りは怪獣達の咆哮と人々の悲鳴で騒然となった。
ゼットンの奇怪音がレイジたちに近づく。
そして、火球発射のモーション…! レイジ達が身を伏せたその時…!
複数のミサイルが、ゼットンを直撃、よろけつつその方向に振り向くゼットン。
そこには、エーアール達の勇士が。さらにその後方からは至急来た北京支部のエーアール量産タイプ達の姿も。
βにはミスカ、γにはナオキ、そしてαにはカサゴイ隊長が搭乗していた。


84 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:14:10 ID:B6Qhb0f70




『全エーアールに告ぐ! 住民の避難が終わっていないため、一先ずはあの3体を西におびき寄せる!
いいな!!』
『『『『了解!!!』』』』
総勢8機のエーアールが、それぞれ連携し、3体に注意をそらす。
αが見事なアクロバッティングでゼットンの火球攻撃を避けつつ、至近距離からゼットンを攻撃。
ゼットンの興味は完全にαへと移った。続いてβと量産タイプ3機が連携、ガランを混乱させる。
そしてγ、2機の量産タイプがグランドキングの目の前に躍り出て、グランドキングの注意を寄せた。
ガランの風邪を引いたようなガラガラ声、ゼットンの自らの名前を連呼する奇怪音、
グランドキングの機械と機械が摩擦する際に出る耳を突くような高音…。
カサゴイの思惑通り、それぞれが各エーアールに攻撃をし始めた。

『隊長ぉ!! グランドキングの方はメガビームキャノンで一気にカタを付けましょうぜぇ!!』
『待てナオキ、それは私も賛成だが今はまだタイミングが早い!!』
『そうよ! まだ避難の終わっていない人が大勢いるわ!』
混乱が続く中、レイジはシュウが避難誘導に徹しているスキにその場を離れ、3体の巨体に走り向かう。そして…

「クラウスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」


85 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:15:53 ID:B6Qhb0f70

『ズィィヤァ!!』
光に包まれ君臨したクラウス。3体は同時にクラウスに反応した。
クラウスは3体並んだ内の真ん中にいるグランドキングに飛び掛る。
グランドキングに飛び掛ったクラウスは再度ジャンプ、グランドキングの背中を取った。
ガランとゼットンがクラウスに襲い掛かろうとするが、エーアール達がそれを阻止。
クラウスはグランドキングの後ろから頭に連続パンチを浴びせ、なおかつ蹴り飛ばす。
前によろけるグランドキングの背中に再び乗りかかるクラウス。
だが、グランドキングは瞬時に手足を飛行形態に変形させ、クラウスを乗せたままその巨体を空中へ飛ばす。
なんとかその場から離れようとするクラウスだが、グランドキングは自身の尻尾でその体を締め付けていた。
上空へ飛んだグランドキングは急降下、クラウスごと地面に激突した。砂埃が辺りを覆い隠す。
と、砂埃の中からピンピンしたグランドキングが。一方、クラウスは……
ガランとゼットンに徹底的に痛めつけられていた!
無残に転がるクラウスを容赦なく踏みつける2体。さらにそこに、グランドキングが歩む…。
と、グランドキングの目の前に飛行物体が躍り出た。ナオキのγだ。

『ほほぉ〜、貴様等、単独でも十分強そうなのに、集まりに集まってクラウスリンチか?
上等な身分じゃねぇか!! このシゲノ・ナオキのプレゼント、とくと味わっちめぇ!!』
γの先端部分が変形、巨大な発射口を出現させる。そして、エネルギーチャージ。
グランドキングが状況を察知して防御体制に入ったが、時すでに、遅し……!!

『アァァァルティメェェェェット!! メガ!! ビーム!! キャノォォォォン!!!!』
巨大な発光線がグランドキングの上半身を包んだかと思うと、巨大な爆音と共にグランドキングが咆哮!!
気づけば、グランドキングの上半身は、跡形も無く消え去っていた。


86 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:16:42 ID:B6Qhb0f70


『ふははははは!!! 人間様を舐めてんじゃねぇぞ!!! 特にこの俺を怒らせたらどうなあばりゃああ!!』
γの後部が爆破。先のビーム発射反動でただでさえ機体にガタが来ていた上、
ゼットンの火球を喰らったためだ。哀れ、γは地上に墜落してゆく……。
だが、クラウスにチャンスが訪れた。グランドキングは倒され、ゼットンもその場から離れた。
クラウスはガランの足をつかみ、自身が立ち上がると同時にガランを転倒させた。
そのスキ、ゼットンにダブルフィンガービームを発射したが、クラウスはミスを犯した。
ゼットンにビームを打つという事は、その倍返しを覚悟しなければならない。
クラウスのビームを吸収したゼットンはオウム返しにビームを発射。
よりによってそのビームはクラウスのカラータイマーに直撃した。
直撃と同時にカラータイマーが鳴り始める。クラウスは思わず片ひざを付けた。
直後、背後からガランが体当たり! 倒れたクラウスに、ゼットンがさらに火球を打ち込む。
悲痛の声をあげるクラウス。カラータイマーの点滅が激しさを増す。
各隊員達が必死に2体に攻撃を仕掛けるが、それにかまわず2体の狙いはクラウスのままだ。
クラウスが力を振り絞りよろよろと立ち上がる。すかさずガランが背後からそれを取り押さえた。
力の入らないクラウスをがっちり捕まえるガラン。そして、ゼットンの火球発射のモーション…!
2体の狙いは、クラウスの胸に確実に火球をヒットさせ、とどめをさす事……!!
クラウスは最後の力を振り絞り、ガランを背負い投げた。同時にゼットンの火球が放たれる。
宙を一回転したガランに、火球が直撃。ガランは燃えながら地面に叩きつけられた。痛々しい悲鳴を上げる。
そして…クラウスの方も、ぐったりと倒れる……。
倒れたクラウスは、光に包まれ………姿を消し去った。
その場には、下半身だけのグランドキング、燃え上がるガラン、
そして、相変わらず奇怪音をあげるゼットンの姿だけが残った……。

『そんな……クラウスが……負けた!?』
『くっ……!! 総員!! 残るはゼットンのみだ!! 徹底的に叩き潰せ!!! いいな!!!』
『『『了解!!!!』』』

87 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:18:29 ID:B6Qhb0f70



心底疲れ果てた顔色で、ヨタヨタ歩く人影――レイジだ。
胸を押さえながら歩くその姿は、目だった外傷こそ無いが、痛々しい。
ゼットンの姿が目に飛び込んできた。火球を発するゼットン、対峙するエーアール…。
そして、もうひとつ。燃えている家。いや、他にも燃えている家は多々だが、特に燃え方が激しいその家は…
――トウコの屋敷!!!
レイジはヨタヨタ足で燃え上がる家に駆け込む。

「如月さぁぁぁぁぁぁん!!!! いるなら…返事をぉぉぉぉぉぉ!!!!」
燃えているドアを蹴り飛ばし、中に突入する。
今のレイジの頭の中に、すでにトウコが避難している、と言う考えは浮ばない、いや、浮ぶはずが無かった。

「如月さん!! 如月さぁぁぁぁぁん!!!!!」
トイレから、応接間から、台所から吹き出る炎がレイジの行く手を阻む。
階段は廊下の先だ。進まなければ…。炎をかいくぐり、なんとか地下へと続く階段にたどり着く。
いよいよ力が入らなくなってきた足腰を意地で動かせ、階段を下りる。が、途中、転げ落ちてしまった。
転げ落ちながら地下室へのドアを突き破る。地下室の中はさらに熱温度が上がっていた。
火の手はここからか!? 半分意識を失いつつも、レイジは地下室を見渡した。
トウコは……いた!! 彼女は仕事机の脇に倒れこんでいた。机はまるで火山の噴火の様に燃え上がっている。



88 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:27:09 ID:B6Qhb0f70

「と…トウコぉぉぉ…!!」
何処かがこげる臭いがする。髪の毛か? 足か? だがそんな事を気にしている余裕は無い。
レイジは気を失ったトウコを背負い、そのまま地下室を脱出。どこかで爆発音が聞こえた。
階段をトウコを背負いながら苦痛の顔で上るレイジ。地下から炎の手が迫りくる。
なんとか階段を上り終えたレイジ。ヨタヨタ歩きで廊下を歩き出そうとしたその時、何者かが立ち塞がった。

「…モリさん!?」
「いらっしゃいませ…。A&Rへのお土産にこれなどいかがですか?」
と、タキシードを着た異様なまでに冷静なモリが、何かを持ち上げた。それは……
燃え尽き、ほぼ炭と化した……ガラヌムテールの焼死体……。

「先程突然燃え上がってしまいましてねぇ。気づいてみれば屋敷もこの有様です。」
「…貴様。人間じゃないな!?」
「…なんと! カミヤ様とあろう方が、今の今まで私の存在を何とも思わなかったのですか?
馬鹿ですねぇ…ふふっ、ほんと、馬鹿…馬鹿…ふふふふ、ふははははははは………
プファファファファファファファファファファファファファフ!!!!!」
モリの顔が突然溶けたかと思うと、憎きあの顔へ変貌した……


89 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:27:58 ID:B6Qhb0f70

「…フリップ星人!!!!!」
「そぉ!! 何今さら気が付いてるんだ? 極度の間抜けだな!! プファファファファ…」
「どうゆう事だ!! 彼女となんの関係がある!?」
「大有りだ! その女はなぁ、自分が描いた物に生命を宿す事ができんだよ!!
比喩表現などでは無いぞ!! ただし今までその女は自分の本当の能力に気が付いていなかったがなぁ!!」
「え…?」
「勿体無い話だと思わんか? その女が強い念を念じて生物を描けば、その生物は生命を宿すのだぞ!
このガラヌムテールの様にな!! 使わん手はなかろうよぉ!! 」
「仮にそれが事実だとして、何故お前がそれを知っている!」
「なぁに、昔の事件の事を調べてみりゃ、その女に結びついただけだ!! 
能力を使えば使うほど何かしらで寿命が縮めるのが欠点だがなぁ!!!」
「…!? ??? 何が言いたいんだ!?」
「ハ、貴様に話すだけ時間の無駄だったな!! さぁ、その女にはまだ働い……ぬぅ!?」
と、タキシードを着たフリップ星人の後頭部に光線弾が当たった。

「よぉ、象鼻宇宙人!!」
「…シュウ!!」 
A&R専用武器、ブレイクシューターを構えたシュウが、フリップ星人に一撃を喰らわしたのだ。

「てんめぇの気持ち悪い馬鹿笑いは外まで聞こえてんだよ! 覚悟しやがれ!!」
「ふん、…月並みだが、命拾いしたなぁ! カミヤ・レイジ!! せいぜい俺を倒す思考でも練っとくんだな!!
バファファファファファファファファファファ……」
その場からフッと消え去ったフリップ星人。レイジは心底ホッとし……廊下に倒れこんだ。

「レイジ!? おい、レイジ!! レイジぃぃぃぃぃぃ!!!!」
シュウの叫びを聞き終わらないまま、レイジは意識を失った……。


90 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 05:28:40 ID:B6Qhb0f70

目を覚ましたレイジ。そこは…A&R本部のメディカルルームだった。
シュウとナオキが付き添っていた。あの夜からもう二日間も経ったらしい。
ゼットンは…あの後、突然燃え出し、ガランと同じく焼け死んだと言う。
トウコは、別室で寝かされているそうだ。
まぁとりあえず今は休んどけ、とシュウが暇つぶしに「THE・アンバランス」を全巻貸してくれた。
退室した2人。レイジはしばらくベッドの上でぽけーっとしていた。
あの夜の事は夢では無かったのか? 全てのことが、あまりにも非現実的すぎた。
…なんとなく、THE・アンバランスの第2巻を適当に開いてみた。87ページ。
そこには、主人公ソラオとケンカするヒロイン、ナツミの姿が。
そういえば、一番最初にあの屋敷に訪れた時、トウコからこんな話を聞いた。


『当然、ここだけの話なんですけど、ヒロインのナンバラ・ナツミは私の母がモデルなんです。
名前も、性格も、顔も、プロフィールも、全て……。』


ナンバラ・ナツミ。
ナダ・ソラオの腐れ縁であり、なんだかんだでいつもソラオと行動している。
たくましく、プロフェッサー・柔堕の送り出すモンスター軍団に勇敢に立ち向かう可憐な女。
実は彼女は‘ゼットン人’と呼ばれる戦闘民族の養子であり、
それは彼女にとって忘れたくても忘れられない事なのだ。
そう、彼女はいわば―


ゼットンの娘―



次回 ウルトラマンクラウス 第7話

「恋するメカギラス」

91 :クラウス筆者:2006/11/19(日) 05:33:11 ID:B6Qhb0f70
ぬううう12スレも使っちまったぜい。

>バルグ作者さん
のんびり、まったりとやってきませう。俺はそのつもりんでよろしゅうです。

92 :アルファ作者:2006/11/19(日) 10:23:10 ID:2CK5U3ts0
おお、更に続きますか。マックスゼットンは肩透かし感が否めなかったので、
このスペクタクルぶりは溜飲が下がります。

93 :ピース作者:2006/11/19(日) 17:28:28 ID:+aDTDbJW0
>リュウラ作者様
こういう積極的な協力性や戦いは魅力されます。
母親を殺されのに、助けてくれるなんて。
あとカンナのキャラ、好きです!


>アルファ作者様
ゼバット星人は醜い敵ですね・・。
城の腹減りキャラは光太郎を思い出します。
プロット星人は人に害を与えないんですね。
そういういみでは良い宇宙人になれたかもしれないですね。

94 :バルグ作者:2006/11/19(日) 17:40:02 ID:2y2wjSUU0
>>91
了解です

95 :バルグ作者:2006/11/19(日) 19:38:43 ID:ccz5LWLI0
>>77の>>ウィンjング・ワンをウィング・ワンに訂正します

特種防衛隊隊員武装
ストライク・クラッシャー
特種防衛隊員が装備する銃。レーザーと実弾の打ち分けが可能である。

特別調査隊SPIRITS
怪獣や異星人の出現が特に多い日本地区で独自に作られた民間の調査隊。
怪獣・異星人出現時には特種防衛隊と協力して対処する。
装備や兵器は特種防衛隊に勝るとも劣らないものである
スポンサーはオノ・ナオヒトで最高責任者は隊長のトダ・マサシである。

オノ・ナオヒト
日本の防衛を特種防衛隊だけに任せるわけには行かないとSPIRITSを設立した
世界有数の金持ちでSPIRITSに全面的に金銭の支援をする。
また、特種防衛隊のMS(メタル・スーツ)軍事転用計画にも深くかかわっている人物

隊長トダ・マサシ(35) 男
スポンサーであるオノや副隊長タカダと共にSPIRITSを立ち上げた人物。
元は特種防衛隊日本支部の隊長だったが特種防衛隊を辞めSPIRITSを設立。
特種防衛軍のヒジカタ隊長と同期でアオタ隊員、アオイ副隊長はかつての部下だった。
SPRITSの最重要人物でもあり、SPIRITSの隊員は彼がスカウトした人物である

副隊長 タカダ・ガイ (28)
かつて特種防衛隊に所属していた。
特種防衛隊のアオタ隊員とは同期で友人でもありライバルでもある。
トダとともに特種防衛隊を辞めSPIRITSへと来た。

96 :バルグ作者:2006/11/19(日) 20:31:33 ID:DUpA+2s40
>>95続き

隊員 キトウ・サトシ (26) 男
最初は怪獣の研究をしていたがトダの誘いでSPIRITSにはいった
SPIRITSの武装は彼が考案したものがほとんどである

隊員 サトウ・ミコト (19) 女
元々は弓道の選手として活躍していた。
ヒジカタの誘いでSPIRITSにはいる。
射撃の腕はNo.1である

隊員 カキノキ・ジン (17) 男
宇宙生まれの宇宙育ちで14才の時に地球へ降りてくる。
彼の将来性を感じたトダが彼を誘いSPIRITSに入隊する
現在は高校へ通いつつSPIRITSに参加している。
特種防衛隊のタサキ隊員とは親友で幼なじみでもある。

スピリッツフェニックス
α、γ、βの3機が存在する。
αのパイロットはタケダ副隊長、γのパイロットはサトウ隊員、βのパイロットはジン隊員である
武装はミサイルとビームでβ機のみドリルがある

スピリッツガン
実弾・ビームの切り替えが可能な銃で特種な弾丸を使用することによりどんな敵にも対応できる

特殊弾
・フレイム・ショット
3万度の熱を出す弾を発射できる。弾数は3発
・ライトニング・ショット
200万ボルトの電流を流すことができる。弾数は3発
・フリーザー・ショット
マイナス500度の冷気を持つ弾をで手機を凍らせることができる。弾数は3発

97 :ウルトラマンオーバー:2006/11/19(日) 20:57:31 ID:yMHfLjUr0
>ピース作者様
あの老人が宇宙人だったのがやたら意外でした
老人が事件解決のキーワードだと思ってたら本人が怪獣だったとは・・・
お見事です!

>バルグ作者様
はじめまして
いきなり2人のウルトラマンが出てくると言うのは物凄くイイ!です
MSの話ですが、気にする必要はありません
なぜなら、ウルトラとは無限であり、例えウルトラマンが出ていないどっかの親父の暇な一日を書く話でも、真っ青な画面が数時間映っているだけの話でも
作者がウルトラマンだ!と言えばそれはウルトラマンなのです!!
・・・・面白いかどうかは別として

>アルファ作者様
どんなに強いウルトラマンや防衛軍がいても、決して忘れてはいけない事
それは、「宇宙人は恐ろしい」
それをひしひしと表現した作品だと思いました

>クラウス作者様
うまい!!
ストーリー、伏線の活用、ギャグ、戦闘の迫力!全て完璧!
おみごとでした!

98 :ウルトラマンシグマ:2006/11/19(日) 21:22:09 ID:Rj2ZBLlZ0
感想ありがとうございます。
オーバー作者様、宇宙人と地球人をやたら仲良くするのは俺の傾向です。
こういうとこぐらいさ、現実じゃありえない良い事を体験しても
いいんじゃないかなってね。

風船状態になり飛んでくバーンを呆然と見上げるシグマ。
シグマ「あ…やべぇ〜。バーン!頑張れ!何をどうすればいいか分からないが
頑張れ!」
イレイズ「仕事増やすな」
ごめんなさい。

アルファ作者様、シャバーザはホント自分でも好きなキャラなんでw
バルタンみたいなライバル宇宙人だし。そしてホッ○ペッパーのCMが大好きな俺w
明るい話が多いのはシグマらしいということでw
まあ暗い話が好きじゃないだけだけど。

リュウラ作者様、そうですねM78世界ならもう宇宙人も怪獣も当たり前だろうと。
三十数年前にオルフィと共存してるし。シグマの能力がタロウと被るのは
狙ってますw以前、バットも作ってるしねw

99 :ウルトラマンシグマ:2006/11/19(日) 21:24:02 ID:Rj2ZBLlZ0
次に各々の作品感想を
バルグ作者様、初めまして。正統派なストーリーしか書かないシグマ作者ですw
濃厚なストーリーと期待膨らむ展開が良いですね。防衛隊とウルトラマンが
二つずつあるのも意外性があって良い!今後ともよろしく!

アルファ作者様、う〜む…グロテスクですな…。でもこのグロさがアルファの
良い味でもあるんですよね。過激な描写があんま書けないよ俺…。
達志が改めて決意するシーンも良いですね。

ピース作者様、音を聞いた者を次々に倒していくデスボイスは恐ろしい怪獣だ…。
あ…なんか今携帯なってんですけど…怖くて出られないよ…でも出ないと
マズイかなぁ…だっ?うわあぁぁぁ!!…ごめん、なんか急にやってみたく
なりましたw

クラウス作者様、ガラン、ゼットン、グランドキング…どんだけ俺を
喜ばせれば気が済むんだwwトウコ先生もいいね、仕事部屋にはマックスの歌が
流れて怪獣の人形が並んでるのもw

100 :バルグ作者:2006/11/19(日) 21:39:02 ID:DUpA+2s40
>>97
はじめまして。

MSは暴走させるかそれともメビウスのマケット怪獣みたいな感じにするかで迷ってます
一応、設定で名前は出したんで出すようにしたいんですが

>>98
はじめまして。こちらこそよろしくお願いします

101 :バルグ作者:2006/11/19(日) 22:39:24 ID:QIbDGf3Z0
ウルトラマンバルグ
身長55m
体重40万トン
数千万年前に地球で戦っていた戦士
その戦いで石像に封印されたがジンとの接触で封印がとけジンと一心同体になる。
姿はティガとダイナを足して2で割った感じである。
多彩な光線技を持つ戦士だが現在はスピリッツ光線しか確認されていない。
・スピリット光線
バルグの必殺光線。威力はメガ・スペシウム光線並
左手を後ろに下げて右手を添えエネルギーを溜め、左手を前に突き出して光線を発射する。
イメージしにくい人は幽遊白書の主人公の技のショットガンを思い浮かべてください

ウルトラマンゼクス
宇宙囚人グルグを追い地球にきた際に特殊防衛隊のユウ隊員が乗ったストライクホークと衝突し
お詫びとして自分の命をユウに与えユウと一体化する。
格闘も光線技も得意なオールマイティーな戦士
M87星雲出身のシルバー族の戦士で銀を基調とした体に赤のラインがはいっている。
顔はセブンとネクサスをたして2で割った感じ。
現在、技はゼクニウム光線が確認されている
・ゼクニウム光線
腕を×字に組んで発射するゼクスの必殺技。威力はAのメタリウム光線並

102 :バルグ作者:2006/11/19(日) 22:42:24 ID:QIbDGf3Z0
ゼクスの身長と体重忘れてた…。
ゼクスの身長は57m、体重は43万トンです

103 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 22:49:41 ID:29KIcRyjO
お二方体重やたら重いな…ところで世界観ってパラレル?

104 :バルグ作者:2006/11/19(日) 22:53:43 ID:QIbDGf3Z0
>>103
すいません。ウルトラ戦士の体重を1桁勘違いしてました。
÷10してください…orz

世界観に関しては…一応パラレルですがバルタン星人とか出すかもしれません

105 :名無しより愛をこめて:2006/11/19(日) 23:01:48 ID:29KIcRyjO
なるほど…じゃあマックスみたいな感じなのかな。
懐かし怪獣は出るけど特に繋がりは無いみたいな。
期待してますんで頑張ってください。

106 :フォルテ作者:2006/11/19(日) 23:04:16 ID:7pOMX58SO
こんばんわ。>>1さんスレ立てお疲れ様です。
新スレ、ホームページ復旧おめでとうございます。
>>アルファ作者様、オーバー作者様、前スレの最後に感想ありがとうございました。
>>31リュウラ作者様、リュウラ、カルラ、怪獣災害(…と言っても怪獣とはまた違う存在のようですが)、
そして例のドリルタンクをうまく使い、まとまった作品に仕上がってるのは流石ですね。
見習いたい限りです。
>>22シグマ作者様、七福神に宝船、コメディとファンタジーの二つを練って合わせた素敵な作品でした。
そして続く回では料理対決とは斬新な戦いでした。
>>37バルグ作者様、初めまして、亀投下のフォルテ作者です。これからよろしくお願いします。
ウルトラマンが二人、巨大ロボ、これからも楽しみにしています。
>>41アルファ作者様、ホラーチックなエピソード、残虐な宇宙人が作品に溶け込んでいて、
達志の決意がドラマをうまくしめているなと感じました。
>>49ピース作者様、いや恐ろしい敵でした。ピースが目と耳をやられて不利かと
思いきや逆に勝機となるという展開はピース作者様考えたなぁと思いました。
>>78クラウス作者様、様々な戦いが繰り広げられて内容が濃いですね。一つも欠けれないドラマでした。
私の第4話はまた後日。おやすみなさい。

107 :バルグ作者:2006/11/19(日) 23:12:35 ID:QIbDGf3Z0
>>105
そうなりますね。とりあえずいまんとこタイラントは出そうかなぁと思っています

がんばります。

>>106
はじめまして。これからよろしくお願いします

108 :リュウラ著者:2006/11/20(月) 13:29:09 ID:c0op3A710
感想有難うございます。
今回気付いたんですが、怪獣を助けてあげる話は難しいです。

クラウス作者様
とにもかくにも「エーアール強っ!」です。グランドキングを一撃とは。
セレクトが渋いっていうのはいつも言ってますが、その渋いセレクトを自分の話の中で重要なキーへ昇華させているのがGJと言いますか。纏まりの無い感想ですな私。
そして次回がメカギラスですか!?また格好いい奴をぶつけるなあ。
ゴジョウ「ね、ここドコかしら?」
運転手「町です」
ゴジョウ「ふうん。」
続…かない。

バルグ作者様
つまりティガ風味のヒーローと初代マン風味のヒーローが並び立っている豪華な世界観なわけですね。
チームが二つというのも今まで無かったですね。二チームの共演なんかも燃えそうですね。
ところで民間チームゆえか、SPIRITSの皆さんはやたらとお若い。

ピース作者様
うわ、怖え。爺さんは最初は何かウルトラマンキングとか帰ってきたハイパワーマンみたいな御仁かな、と思いましたが、犯人自身だったのか。
しかし「心聴」は話題のフリップ星人、ひいては話題のレオっぽいかっこいいキーワードでした。

109 :ピース作者:2006/11/20(月) 17:20:24 ID:kB85XtHQ0
>シグマ作者様
40話、七福神は来ていたんですね!!
愉快なノリでとても和みました。
41話、Tな雰囲気で、コミカルで斬新でした!
料理までしてしまうとは(笑
あと「店員」が「定員」になってますよー。無論、僕もよく間違えます。

みなさま感想ありがとうございました。
今回は前回の逆で、救世主だとおもった人が怪獣だったというのに
見事ひっかかってくれてありがたいかぎりです(笑
デスボイス、強いようで弱い敵でしたね。(ピースが強かったのかな??)

110 :バルグ作者:2006/11/20(月) 19:16:19 ID:NQeKVR4N0
>>108
とりあえずウルトラマンは二人ですが基本的にはバルグの方の描写でいくんでゼクスの出番は少ないかもw

>>109
デスボイスの正体にはビックリしました。
まさか、じいさんが怪獣だったとは…。
その発想力に尊敬します。

111 :バルグ作者:2006/11/21(火) 00:20:10 ID:5RTKT1Nq0
ウルトラマンバルグ第3話 「共鳴」 怪力怪獣マッスラー登場

グルグとロックゴンを倒して一週間がすぎた。
SPIRITSと特殊防衛隊は共同で会議をしていた。
グルグ出現の際に現れた赤い巨人とロックゴン出現の際に表れた青い巨人についての会議である。
会議は白熱し赤い巨人と青い巨人…ゼクスとバルグは人類の味方かどうかという議論をしていた。
「グルグの出現時に現れた赤い巨人ー「ゼクス」もロックゴン出現時に現れた青い巨人ー「バルグ」も
 我々ではなくグルグやロックゴンを攻撃している。彼らウルトラマンは我々の味方と見て良いのでは?」
そう言ったのはSPIRITSの副隊長タカダである。
「しかし、現段階では情報が少なすぎます。侵略者の手先かもしれません。味方と判断するには早計ではないですか?」
そう、特殊防衛隊副隊長のレイは反論した。
「だが…」「ですが…」議論が白熱していく中、SPIRITSのジン隊員はバルグと会話をしていた
「どうしたの?バルグ。落ちつかないみたいだけど」
「ウム、この中に私と同じ様な力を持った存在…君達の言うところのウルトラマンの存在を感じるのだ…」
「え?ほんとうかなの?」
「あぁ、はっきりと誰がウルトラマンであるかは確定できないがな…」
「へぇ…。君以外のウルトラマンか…。あの赤い奴かな?」
「そうかもしれないな…」
…「カキノキ君。君も意見はあるかね?」特殊防衛隊隊長のマイクがジンに声をかける
「え?あの、えーと…そのー…彼らは味方だと思いますよ」
「ふむ、そうか…。…本日の会議はこれで終了する。諸君も今回の件についてはそれぞれ考えて欲しい、以上だ」
そうして会議は終了した。

112 :バルグ作者:2006/11/21(火) 00:22:01 ID:5RTKT1Nq0
「ジン、何やってんだよ。話聞いてなかっただろ?」
特殊防衛隊のユウ隊員がジンに声をかける。
「いや、ちょっと考え事をしてたんです。ユウさんこそちゃんと話聞いてたんですか?」
「オイオイ。当たり前だろ?それに、ちゃんときいとかねぇと副隊長からおしおき食らうしなw」
「ハハ、ユウさんとこのレイ副隊長はコッチでも噂になってますよ?とても厳しいって」
「お前んとこのタカダ副隊長とどっちが厳しいんだろうなw」
「さぁ?wどっちが厳しいんですかね」
「そういや、コッチのマイク隊長とレイ副隊長とケンさんそれとお前んとこのトダ隊長とタカダ副隊長が昔、特殊防衛隊でチームを組んでたらしいな」
「へぇ、そうなんですか?」
「あぁ。なんでも特殊防衛隊最強チームだったらしいぜ」
「…意外だなぁ」
「ジン…少し話を聞いてくれ」ジンの脳内から突然バルグの声が響く
(なんだい?バルグ)ジンは脳内でバルグに返事をする。
「率直に言うぞ。…彼がウルトラマンだ」
(何を言ってるんだよバルグ。そんなわけないじゃないか!!)
「だが、彼が近づいて来た時に今まで以上にウルトラマンの存在を感じた。おそらく彼も私達と同じく一体化しているのだろう」
(そんな、そんなことがあるわけ…)
「どうしたんだ?ジン」
ジンの様子が変わった事に気づいたユウがジンに声をかける。
「あ、ちょっと考え事をしてたんだ…」
「そうか。ところでお前、あの赤い巨人と蒼い巨人…ウルトラマンについてどう思う?」
「え?…もちろん僕達の味方だと思うけど」
「…そうか。…もし俺がウルトラマンだったとしたらどう思う?」
「え?それは一体どういう…」
ビー!!ビー!!
ジンがユウのいった事について質問しようとした時突如としてアラームがなった。

113 :バルグ作者:2006/11/21(火) 00:30:27 ID:5RTKT1Nq0
「なんだ!?一体何が!?」驚いているジンにミコトから連絡が入る。
「大変よジン。街に怪獣が現われたわ」
「え!?」
「私達にも出動命令が出たわ。すぐに出撃準備を」
「了解!!」そう答えて通信を切ったあと、ユウの方を見るとユウにも同じないようの連絡が入ったようだ
「ユウ…」
「ジン、大変な事になっちまったな。今すぐ出撃するぞ」
「あ、うん。そうだね」
そうだ、今は速く出撃して怪獣を止める事が先決だ。そう思いジンは自分の機体の元へと急いだ
「よし、システムオールグリーン。ストライクホーク、ユウ・タサキ行きます!!」
「コンドルウィング、発進!!」
「スピリッツフェニックスα、発進だ!!」
「スピリッツフェニックスβ、出るわよ!!」
「スピリッツフェニックスγ、行きます!!」
5機の戦闘機が出撃する。
そして、怪獣の出現する場所へと来た
「コンドルウィング分離します!!」コンドルウィングが分離する。
「どうする?レイ」スピリッツフェニックスαのタカダが尋ねる
「そうですね…。ストライクホーク、スピリッツフェニックスγがまず攻撃。そして、コンドル・ワン
 コンドル・ツー、スピリッツフェニックスα、スピリッツフェニックスβの一斉射撃で的を殲滅しましょう」
「了解した。よし、これより作戦開始だ!!」
「了解!!」
そして、ストライクホークとスピリッツフェニックスαがまずしかける。
「ガトリングガン、ファイア!!」
「いけっ、ガトリング砲!!」
2機の同じ攻撃で怪獣、マッスラーがひるむ、

114 :バルグ作者:2006/11/21(火) 00:31:05 ID:5RTKT1Nq0
ギャオォォォン!!」
「今です!!一斉に攻撃を!!」
「よし、今だ!!」
「あたってよね!!」
「よっしゃ、いくぜ!!」
スピリッツフェニックスβ、スピリッツフェニックスγ、コンドル・ワン、コンドル・ツーの一斉射撃がマッスラーに命中する。
「ギャオォォォン!!」マッスラーが爆発に包まれる
「やった!?」「いえ、まだです!!」爆発の煙から姿をあらわしたのはほとんど無傷のマッスラーだった。
「なにぃ!?あれだけの砲撃を受けてもダメージがない!?」
「もう一度行きます!!今度はもっと接近して!!」
「了解!!」
接近しようとするレイ達の機体
「グォォォォ!!」しかし、マッスラーは尻尾でレイ達の機体を叩き落そうとする
「キャァ!!」ミコトのスピリッツフェニックスβにあたりそうになるが
「やらせるわけにはいかないっ!!」ジンのスピリッツフェニックスγが怪獣の背後に周りドリルで攻撃する
「グギャァァァ!!」尻尾の動きがさらに激しくなるマッスラーの攻撃
「うわっ!!」「くそっ!!」接近を図っていたユウの機体とジンの機体に尻尾が直撃し二人の機体が墜落しそうになる
「ユウ!!」「ジン!!」叫ぶ二人の副隊長。
「グォォォッ!!」マッスラーが大岩を投げてくる
「あっ、ダメ、ブースターが!!このままじゃ!!」レイの機体に大岩があたりブースターを破損し墜落しそうになる
「もうダメ、落ちる!!」レイがあきらめかけたその時、レイの視界が光に包まれた。
「えっ、おちていない?」レイが不思議がっていた時に目の前に見たのは…ウルトラマンゼクスの姿だった。
ゼクスはレイの機体を優しく地面におくとマッスラーに対して構える。
その後にウルトラマンバルグも登場する。
「……」「……」二人のウルトラマンは見詰め合った後にお互いうなずき会いかマッスラーに対してファイティングポーズをとる

115 :バルグ作者:2006/11/21(火) 00:33:18 ID:5RTKT1Nq0
「ダァッ!!」「シュワッ!!」バルグとゼクスの二人は同時に怪獣に対して接近してパンチを食らわせた。
「デェイッ!!」「ジュワッ!!」そして二人で同時にマッスラーを投げる
「グギャァァン!!」投げ飛ばされたマッスラーが怒り尻尾で攻撃する。
しかし、バック転で攻撃をかわす。
「デァァァ!!」「ジュワァァ!!」バルグとゼクスはそれぞれスピリッツ光線とゼクニウム光線を発射
「ッグギャァァァオォォン!!}爆発するマッスラー
「ダァッ!!」「シュワッ!!」お互いに握手したに二人は飛び去った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…ユウ、君が…ゼクスなの?」ジンが尋ねる
「あぁ…そうだ。ジン…いや、ウルトラマンバルグ」
「…!?わかってたの!?」
「あぁ、なんとなくな」
「そうなんだ…。…これからも一緒に地球を守っていこう」
「あぁ、そうだな。これからも頼むぜ…ジン」
「うん、こちらこそ」
二人のウルトラマンは夕日を背に握手をした。地球の平和を守る誓いと共に。

116 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 00:36:37 ID:KMxrvKtLO
バルグ作者へ
更新早いな。ネタ切れとか起こさないかとやっぱ心配になる…。
しかし一番気になるのは台詞に「W」使ってることだな。
別に付ける必要は全く無い。笑いながら会話してんのを
表現するなら描写という手段があるし。
オリトラスレは文章力問われることはまず無いがこの表現には
失望した。笑いの表現のためとはいえねぇ。
糞作品のフレンズでもやってないし。

117 :アルファ作者:2006/11/21(火) 00:49:59 ID:7kDUfhWu0
きびしいなあ。
まあ、ネタが切れるかどうかはご本人の引き出しの数の問題で、
読む側が心配することもないんじゃないかと。

早い段階でバルグとゼクスが普通に共闘したのは新鮮でした。
此処暫くのオフィシャルヒーローは何処もヒーローが複数出るとまず
喧嘩を始めるので。必然性のある流れならそれでもいいんですが、
どれもこれも喧嘩だと飽きてくる。今回はこれでいいと思います。

自分も、他の方の作品に対して別に全面マンセーと言うわけではないんですが、
下手に言うと自分にも跳ね返って来るのを覚悟せねばなりません。
私はへタレなので、怖いので言いません。

118 :クラウス筆者:2006/11/21(火) 03:00:48 ID:d1B4HkpI0
>バルグ作者さん
俺も他小説スレで「w表現ヤメレ」と注意された口だし、これからは気をつけまひょ。
あと、各方々感想どうもです。


119 :アルファ作者:2006/11/21(火) 10:25:41 ID:Q0uMQTWt0
強いて言うなら、怪獣やウルトラマンの叫びはもう少し削って節約できると
思います。まあ、最初は勢いがあるのもいいでしょう。書いていくうちに
効果的な削り方にもなれていくと思います。

120 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 13:18:23 ID:Q0uMQTWt0
 異次元空間。
「おのれ、おのれおのれウルトラマンアルファあんど特命防衛隊め! これほどの屈辱があろうか、
いやない英訳せよ!」
 ゼバット星人の地球侵略軍団は7話と同じ悔しがり方をしていた。
「こうなったら、更に怪獣軍団の数を増やして地球を攻めてやる!」
「次はどの怪獣をカスタマイズあんど量産してやろうか?」
「いや、いっそ複数の種の怪獣を適当にごちゃ混ぜにして軍団を編成し・・・」
「それでは埒が開かないぜ、ゼバットさんよ」
 異次元に、突如黒い影が数人現れ、ゼバット星人達を驚かせる。
「あ・・・あんたらは!」
「いい話があるんだが、乗ってみないか? ふふふ・・・」


 ウルトラマンアルファ 10 片脚伝説・1
 改造双子怪獣・ゴールドギラス、改造双子怪獣・シルバーギラス、改造暴君・マグマパイレーツ、
 宇宙異次元人・ゼバット星人 出現

121 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 13:19:23 ID:Q0uMQTWt0
 ディフェンスポートは、これまでにない危機を迎えた。まだ10話なのに。
 眼前の東京湾は荒れ狂い、押し寄せる高波が港湾の施設を押し流す。堅固なディフェンスポート
のみが持ちこたえている。
 沖で海を荒らしているのは、天まで届くような竜巻。自然のものではない。渦の中心部にいる
二頭の怪獣が巻き起こしている。
 そいつらはゼバット星人の転送装置によって突然現れた。頭頂に一本角、背に巨大な刃のヒレを
付けた怪獣。片方は全身金色、もう片方は銀色。そして、そいつらは互いに向き合って両手を組み合い、
組み合った手を中心軸にぐるぐる回り出し、その回転で強力な竜巻を発生させている。
 ディフェンスポートの機動司令塔で見届ける川上隊長とアンドロイド・ミリー。
川上「こいつは、まさか・・・」
ミリー「はい。過去に地球に襲来した怪獣のデータバンクに記録されています。双子怪獣・ギラス兄弟の
同種です」

 異次元で、ゼバット星人達は興奮している。
「凄い、これは凄いぞ!」
「そうだろうよ。かつての俺達自慢の怪獣兵器・ブラックギラスとレッドギラスに、更に強化改造を
加えたものだ」
 ゼバット星人達に地球侵略用として、その怪獣兵器を高値で売り付けた三人の黒い影の全貌が
明らかになる。かつてブラックギラスとレッドギラスで東京に大水害を起こした邪悪な宇宙の略奪者、
マグマ星人。その流れを組む宇宙海賊『マグマパイレーツ』である。
 三人の各々も、サーベルやフックに換装できるあの片腕を自ら強化改造している。腕を巨大な刃物にした、
ハーケンマグマ。腕を回転式のドリルにした、ドリルマグマ。そして腕を棘付きの鉄球にした、ハンマーマグマ。
彼らとゼバット星人は手を組み、ディフェンスポートのみならず、東京市街一帯を再びギラス兄弟による高波で
水没させる狙いである。

122 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 13:20:47 ID:Q0uMQTWt0
 ディフェンスポートから斎木、柏村、美樹の三人のトライビート隊が迎撃に出たのだが、強風の中で
姿勢を保ち続けるのが精一杯で、迂闊に竜巻に近づいて攻撃することも出来ない。そうしているうちにも
竜巻はじわじわとポートに近づいてくる。アタックデコイをぶつけてみるが、竜巻に吹き飛ばされて
次々粉砕され、効果がない。
柏村「ぬああああおのれえええッ!」
斎木「川上隊長、どうすれば!?」
 司令塔で苦渋する川上。
「機動司令塔のハイパードリルで突貫するか・・・」
「竜巻はハイパードリルと同量、あるいはそれを凌駕するエネルギー量を常時マークしています。
返り討ちにあう可能性があります」
 ミリーが冷静に報告。
「このまま見ていてもいずれ攻め落とされる。基地下部の人員は万一に備えて全員退避の用意。上部の司令塔は
突撃を敢行する!」
 ミリーは特に文句も言わず分離作業のオペレーションを始め、司令塔が分離のためにバーニアの噴射を開始。
 川上が分離の指示を出そうとしたとき、基地を震わす爆音が響いた。
 ウルトラマンアルファ介入。機動司令塔の突撃寸前に、ディメンジョンステルスで空を割って不意打ち、
一気に竜巻に接近。全身からエネルギーを炎のように巻き上げ、体当たり。
 衝撃で回転の勢いを失ったゴールドとシルバーの新生ギラス兄弟は、海に叩き落された。アルファも海に降下。
ゼバット星人達「ウ、ウルトラマンアルファ!?」
マグマパイレーツ「ふん、そう恐れることはない」
 新生ギラス兄弟は然程ダメージを受けた様子もなく直ぐ立ち上がり、アルファに対して構える。

123 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 13:22:06 ID:Q0uMQTWt0
 ディフェンスポートを守って立つアルファ。
(僕一人で地球を守り続けるのは至難だ。万一のときのためにも、特命防衛隊には命を繋いでもらわなければ)
 新生ギラス兄弟、角から光弾を連射。二頭がかりの射撃に対し、アルファは避けるので精一杯。ウルトラ縮地が
使えれば回避など楽勝なのだが、アルファ=達志は今日も放浪生活で腹が減っていた。
(庭野教授・・・僕はどうすれば)
 恩師の面影が脳裏に。
(何故あのとき、ケチケチせずに目玉焼きを分けてくれなかったのですか・・・)
 想いにふけっているうちに、シルバーギラスが腕でアルファを海に叩き伏せた。ゴールドギラスが牽制で射撃
しているうちに死角から接近したのだ。ゴールドの光弾とシルバーの打撃で滅多打ちにされるアルファ。
柏村「どうしたんだ、アルファの動きが鈍いぞ!?」
斎木「あのゼットン軍団を一掃したアルファが・・・?」
 それはそうである。アルファといえど、ろくな補給もなく何時までもフルパワーで戦い続けられるわけはない。
カラータイマーが鳴り出す。
美樹「二人とも、ぼけっとしてないで援護を!」
斎木、柏村「そ、そうだった」
 トライビート隊が双子怪獣を銃撃するが、さしたるダメージは与えられない。逆に光弾で反撃され、
思うように近づけない。
ハーケンマグマ「特防隊などかまうな、双子怪獣! 一気にウルトラマンアルファを倒してしまえ!」
 命令を受けた双子怪獣は、よろめくアルファから下がって間合いを取り、光弾の一斉射撃を掛けようと
エネルギーをためる。角が眩しく光り出す。アルファは朦朧として避けることも出来ない。
「アルファーーーーーッ!!」
 柏村の叫びも空しく、光弾の嵐が降り注ぐ。

124 :名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 13:23:02 ID:Q0uMQTWt0
 だが、その嵐はアルファを襲うことなく、寸前で、見えない壁に弾かれた。
 何が起こったのかと目を見張るゼバット星人とマグマパイレーツ、そして特防隊。
 守られたアルファが呟く。
『ズィーベン隊長・・・!?』
 アルファの前には、何時の間にか、片手でバリヤーを正面に展開している、もう一人の光の巨人が
立ちはだかっていた。
 もう片方の手は、宇宙金属の巨大な松葉杖を海についている。
 そして、片足は、機械の義足。
 その巨人の姿を見て、他の者以上に驚愕している者が、もう二人いた。
 川上浩嗣隊長と、霧島美樹隊員。

 続く。

125 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 15:51:40 ID:dW0qSSw80
第三十二章 奪われし魂 換魂(かんこん)邪仙ザザ 発現
「もう倦怠期だな」
と、浅草で屋台を出しているクマさんを始めとして街行く民の七割方はそう思っていた。連れ添って歩くヒスイとカンナを見て。
ヒスイは元々女性へのもてなしは不得手な男。何を話したら良いのか分からないので、一時間もすれば無言になってしまう。
また、旧暦の単位で表せば187cmの長身であるヒスイだが、ただ長身というわけではない。彼は、ゴツイのだ。
その上この男、洒落っ気が少ない。やや長髪にしている程度。んでもって愛想も無い。故に、特に女性は彼に威圧感を覚えるようだ。

一方のカンナであるが、明らかにしておこう。カンナもかなりの長身である。170cmである。その南蛮人を髣髴とさせる容貌には表情の変化が少ない。
それと、カンナは外に出る時はそれなりにおめかしする。ただ、着物にせよ簪にせよ、派手なものを好む。つまり、結構ケバいのだ。

言ってしまえば、やたら背の高い男女が無言のまま連れ添っている状態。
洒落っ気が無い男の方は眉間にしわ寄せ、鍛え抜かれた右腕を気まずそうに空中でブラブラさせている。ケバい女の方はもう何考えてるか全く分からないほど無表情で何かを探している。
クマさんはもう一度呟く。
「もう倦怠期だな」
その時突然女が立ち止まり、ある店へ男を引っ張り込む。そこにあったのは、何の変哲も無い甘味処。

そんなヒスイとカンナをもう殆ど公認しているレイハ指令房の五人。
「ね、あの二人いつ結婚するのかしらね?」
興味津々で問うゴジョウ。
「あの二人って色恋沙汰には鈍いですからねえ、まだ三、四年かかるんじゃないですか?」
フナトが妙な予測をする。
「何だつまんない。」
いい歳して膨れるゴジョウ。唯一所帯持ちのワタリベはヘキに聞いてみる。
「ヘキはどう?誰かお相手いないのかよ。」
しばし考えるヘキ。
「う〜ん、僕はよく研究に時間とられるからね、奥方を怒らせる気がして。」
「何言ってんの、結婚はいいぞ?…、ああ、…ぃぃ…ょ。」
ワタリベが何か嵐の前の静けさみたいに怖がり始めたのでこれ以上は追求しない。ヘキは代わりにユリノへ
「君は結婚しな」
「ああ!?」
物凄い形相で睨まれたからやっぱり追求はしない。


126 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 15:54:26 ID:dW0qSSw80
しばらくするとヒスイとカンナは帰ってきた。ゴジョウはカンナを自室へ呼ぶ。フナトはフナトでヒスイを呼ぶ。
さて、ゴジョウの部屋。
「さ、カンナちゃん、今日は何して遊んできたの?」
「はい、ヒスイくんと浅草をお散歩したあと甘味処に入っておやつ食べました。」
(…あのド阿呆龍神が)
ゴジョウは心の中だけでヒスイへ思いっきり毒づいておいた。

一方フナトの部屋。
「さ、マミヤ。今日の報告書、見せなさい。」
「…この報告活動に何の意味があるというんです?」
報告書を読み、フナトは怒る。
「浅草を散歩したあと甘味処、それだけ。主要な会話内容も『鯉きれーですね。』『そうだな。』『甘味処入りません?』『ああ、いいよ。』それだけ。…くぉれが昨今の若い娘へのもてなしかぁい!!!」
「しかし!カンナは甘味処へ行きたいと…」
「ああカンナは良い娘だねえ、だからって何で甘味処『だけ』なのよ!」
物凄く怒られたヒスイ。どうもゴジョウとフナトの間でこの二人を監視し取り持つことが決定されたらしい。上司に取り持ってもらいたくない。

漸く開放され指令房で顔を合わせるヒスイとカンナ。
「ところでヒスイくん、さっきの甘味処の人ってマジでヒスイくんのお兄さんなんですか?」
「ああ…、その筈だが…。」
先程入店した甘味処。そこの店主が
「お!美男美女の連合いだね!いいよいいよ今日は負けとくよ!」
こういう馴れ馴れしい人間は嫌いなヒスイである。目を合わせたくなかったのでふと脇を見ると…
「ヒスイ?ほお、お前もいい身分になったなあ。」
兄がいた。
「自分の兄者が甘味処なんかにいて驚いたようだな。私だってお前が女子を連れていることに驚いたよ。」
兄は笑う。嫌な笑顔である。
「いい加減軍人なんか辞めて家へ帰れ。まあ、自分の義務を捨てて軍人なんかになったお前に期待はしないがな。」
気分が悪い。出直そうかと思う。

しかしその矢先、店内に閃光が走った。その光は、嫌味な兄と馴れ馴れしい店主を直撃する。しばしの沈黙のあと、店主が杏仁豆腐を持ってきた。そして言う。
「あ〜あ、お客さんたち三日もすりゃ別れるね。ま、昼間っからこんな店に来てる連れ合いだ、ろくなもんじゃねえ。ほらとっとと食って帰ってくれ。」

127 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 15:56:30 ID:dW0qSSw80
さっきの馴れ馴れしい店主と同一人物だとは思えない。同時に兄がヒスイを見て
「いやー、ヒスイお前軍の仕事を頑張ってるんだな、じゃなきゃこんな流麗な小姐と知り合えないもんな!いやお前が羨ましい。」
馴れ馴れしくなっている。店主が嫌味になり、兄が馴れ馴れしくなった。どういうことだ?まるで店主と兄の性格が入れ替わってしまったようだ…。
それが気になり、ヒスイは店で、閃光の余波を受けた壁の一部を拝借、解析のため早めに戻ってきたのである。

「マミヤ君、例の壁の欠片、鬼道解析院に廻しといたよ。」
ヘキが指令房へ戻り、漸くレイハは何時もの「ノリ」を取り戻す。
「ところで…マミヤ君のお兄様って?」
カンナと、彼女の報告を聞いたのであろうヘキが食いついてきた。説明する他無いようだ。
「俺の家…真宮家は、古い武家だ。」

真宮家は、由緒正しい家柄である。真宮の血筋の者は全員、日本帝国の象徴であり君主である天皇を何らかの形で補佐する仕事に就いている。
「兄貴は宮内庁で幾つかの役割を掛け持ちし、幅広い人脈を持った優秀な男だ。俺は昔から兄貴と比較されるのが嫌いでな。真宮家の人間としての義務を放棄した。
そして、天皇と真逆の立場である民を救おうと、軍人になった。まあ、逃避だな。」
そして、今に至る。自嘲気味に笑う。
「しかし…。兄貴は間違っても高潔な人格じゃないが…、先刻の変容は一体…。」
その時、鬼道解析院より緊急連絡が入った。
壁の一部から人間大の邪仙が実体化したという。フナトとワタリベが急ぐ…が、突如その二人も連絡を断ってしまった!邪仙は指令房へ突入し、例の閃光を放つ!
ゴジョウたちは体に違和感を覚えながらも応戦。邪仙、ザザは指令房より逃亡する。それを追うゴジョウ達は途中で分かれ、四方より敵を追い詰めようとする。カンナのみが指令房へ残る。しかし、ザザは虚空より発生させた暗闇に逃げ込み、基地より姿を消した。

静けさを取り戻した基地。ゴジョウ達の帰りを待つカンナ。そこへ真っ先に、連絡を断っていたフナトが帰ってきた。
「小宰!お帰んなさい!」
だが…
「ああ、ただいま。しかし参ったなあ。あの邪仙にトドメ刺せなかったよ。また来るって思っといた方がいいな。」
…普通の口調…。


128 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 15:59:09 ID:dW0qSSw80
カンナ「小宰、やっとオカマ卒業ですか?」
フナト「…違うよ。俺だってオネエ言葉使いたいんだけどさ、何か口調が変なんだわ。」
おかしい。そもそもフナトのオネエ言葉は、十六年間最前線に立ち続けてきた男ゆえの余裕の表れである。
それが突然ふつうのおじさんになる筈が無い。悩むカンナとフナト。そこへゴジョウとユリノが帰ってきた。しかし、ゴジョウは目じりを吊り上げ、ユリノはふんわり微笑んでいる。

ゴジョウ「小宰!邪仙の情報は取れた!?」
フナト「いえ、満足な情報量は未だ…」
ゴジョウ「ったく使えないわね!何年軍で飯食ってるのよ!」
おかしい。ゴジョウがこれ程イラついている筈が無い。
何時ものゴジョウをイラつかせるには
「米だわら十俵の米を一粒残らず数え上げて、その数を二千五百九十五倍してその後三里ばかし全力疾走し、途中何度も般若心経を唱えてください。無償で。」
という任務を与えるぐらいしなければ不可能だ。一方のユリノ。
ユリノ「まったく困りましたねえ。あの邪仙がどういう能力なのか全然分かんないですよお。」
おかしい。ユリノがここまで呑気であろうか?
カンナ「ユリノさん、その口調、変ですよ。」
ユリノ「おかしいでしょうカンナちゃん、自分でもこの喋り方イラつくわぁ〜♪」
音符までついた。どうも…ゴジョウとユリノが、性格だけ、
入れ替わっている。
さらにヘキとワタリベも帰ってきた。
ワタリベ「いや参ったね。いつもの僕みたいな考え方や口調にならないんだよ。」
ワタリベはヘキになっているようだが、この普通人二名だと入れ替わっても大して問題は無い。一方のヘキ…。フナトの性格はワタリベになっているようだから、二人が入れ替わるいわゆる俺があいつであいつが俺で状態という事ではないらしい。

さて、ヘキの性格が誰になっているかといえば…
ヘキ「正直、良い状況とは言えんな。どうやらあの邪仙によって俺達の人格が混線してしまっているようだ。被害は鬼道解析院の連中と俺達レイハだけに留まっているようだが、早く奴を倒さなければ…。カンナ、君は大丈夫か?」
ヒスイの性格になっている。カンナはその力が発揮された結果、カンナのままだ。唯一被害を受けていない。なので唯一マトモなカンナが、図表を作ってみる。


129 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:00:06 ID:dW0qSSw80
誰が誰の性格になっているか
ゴジョウ→中身ユリノ
フナト→中身ワタリベ
ユリノ→中身ゴジョウ
ヘキ→中身ヒスイ
ワタリベ→中身ヘキ
カンナ→普通

ヒスイっぽいヘキが、図表を覗き込んで言う。
ヘキ「…なあカンナ、一人足りないよな。」
そう、問題は、「誰がフナトっぽくなったのか」である。その時指令房へ、問題の男が帰ってきた。
「ただいまー。いやいや参っちゃったわねえまさか人格だけ取り替える邪仙なんてねえ。さっさとやっつけちゃわないと東京が混乱するわよ見てらっしゃいあの御馬鹿邪仙!」
…ヒスイだ。人格がフナトと入れ替わり、こういう風になってしまっている。呆然と見るカンナ。目が合った。ヤバイ。
ヒスイ「あらカンナ、アンタだいじょぶなの?良かったわぁ偉い偉い。」
カンナ「…………、ぃ嫌あああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!」
この絶叫は遠く関西省支部にまで届いたという話だ。


130 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:01:34 ID:dW0qSSw80
思いっきり叫んだ後、カンナは指令房の片隅に座り込み膝を抱える。
カンナ「わたしは何にも聞いてないわたしは何にも聞いてないわたしは何にも聞いてない」
現実逃避を始めてしまった。フナトっぽいヒスイが声を掛けてみるが…

ヒスイ「ねえカンナ、アタシの問題じゃなくてこれあの御馬鹿邪仙のせいなのよね、
だから気にしないでちょーだいよ、多分呪のせいだからそれを解けたら元にもど」

カンナ「違うよそんなオネエ言葉でよく喋るヒスイくんとかヒスイくんじゃないよいつものヒスイくんだったら『呪を解く。話はそれからだ。』
とか低い声で二言で終わらせるのに一回の台詞に六十文字以上使うヒスイくんなんていつものヒスイくんじゃないよお!」
だからいつものヒスイくんじゃないんだってば。

ヒスイ「まあとにかく呪を解く法を探さなきゃずっとこのまんまだからさ、カンナ、とりあえず立ちなさい。
ずーっとそんなトコに座り込んでると冷えて風邪ひくわよ。民を守る軍人が風邪の前に倒れちゃったらこの風邪という敵は誰が倒すんだ。って話になっちゃうじゃない、ならねえよ。」

カンナ「ほらだからそーゆー何かノリ突っ込みみたいな自分の小噺に自分で突っ込むみたいなのがヒスイくんじゃないもん、
いつもの小宰と真逆の凄い格好いいのがいつものヒスイくんだもん、今のヒスイくん小宰っぽくてぜんぜん格好良くないんだもん!!うええええええええん!」
泣き出した。ワタリベっぽくなっているフナトも、泣きたかった。


131 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:03:17 ID:dW0qSSw80
ゴジョウ「いい!?とにかく今どういう状態かって言うとね!」
レイハはカンナを残し、全員の人格が変ってしまっている。
ゴジョウ→中身ユリノ
フナト→中身ワタリベ
ユリノ→中身ゴジョウ
ヘキ→中身ヒスイ
ワタリベ→中身ヘキ
ヒスイ→中身フナト
これは邪仙、ザザの呪による被害である。ザザは基地より逃げ去った。次にどこに現れるか不明。
ワタリベ「ってことは、僕達は中身がそっくり入れ替わってるってことかな?その割にはヘキ君の専門知識が全く頭に入ってこないけど。」
ヘキ「いや、記憶や経験はそのままだ。いわば、人格のみが入れ替わっている。ものの考え方や口調、好みなんかが変るだけだ。」

ってことはアタシがリュウラである事はヘキにバレちゃいないのね、と、ヒスイは胸をなでおろす。
と、基地から逃げたザザが巨大化、基地へ迫り来る。
ゴジョウ「ユリノ!ヘキ!呪を解く法をさっさと見つけてきなさい!他はあの野郎を迎撃!モタモタすんな!」
ユリノっぽいゴジョウが檄を飛ばす。
ユリノ「は〜い☆行くわよヘキ君、早く元に戻さなきゃっ♪」
ヘキ「ああ、分かった。待ってくれ。…マミヤという男は堅苦しい。」
ゴジョウ「どーでもいいからさっさと調べろぉ!」
カンナ「う゛〜、この空間やだ。」
ゴジョウはヒスイを少し止める。そして
ゴジョウ「たまには服でも買ってやれ!」
唐突な怒声に首を傾げつつ、フナトっぽいヒスイも出陣した。


132 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:05:21 ID:dW0qSSw80
ヒスイはオネエになるという生き地獄から早い所脱出するため、出陣するや即座にアクアアイを召喚する。
ヒスイ「ねえ龍さん、アンタさ、ちょっとは宿主のアタシを呪から守ってくれても良いんじゃないの?初めてよカンナ泣かしちゃったの。」
龍(マミヤヒスイ、お前がフナトベニヒトと成るのが、面白そうであった。ただそれだけだ。文句は在るまいな?)
ヒスイ「いや、もう、すっげー文句言いたいけどやめとくわ。」
そしてヒスイは言霊を紡ぐ!
ヒスイ「アンタの宿主、マミヤヒスイの名前で命じます。龍と明は和合しなさい!さあ出て来いリュウラ!」
空間へ龍が舞う。やや脱力気味で。

リュウラはザザと対峙、敵の両腕の刀を掻い潜り、腹部を集中的に殴る、殴る、殴る。
どうも、フナトはパンチ主体で闘うようだ。とにかく腹部へ一点集中で攻撃をかけ、零距離からショットスパークルを浴びせる。近接戦闘に特化したスタイル。
距離を詰め、攻撃の手を緩めない。そしてザザはダウン、フナトっぽいリュウラはシャイニングヴァイパーでザザを切り裂いた!
リュウラが勝利した際、通常は何処かより銅鑼の音が響き渡るのだが、今回は「いよおおっ!」という謎の声が響いた。一礼するリュウラ。
と…例の甘味処から放たれた閃光がザザを包む。そして再生してしまった!どうやら、甘味処に潜んでいた本体が融合したようだ。両腕の刀を交差させ、強力な電撃を放射してリュウラを襲う!その時…
ユリノ「み〜んな〜、完成したわよ〜。」
ヘキ「今から呪を解く!」
ヘキとユリノが完成させた法陣が基地、そしてリュウラを包む!


133 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:09:32 ID:dW0qSSw80
ユリノ「…、ああっ!やっとイラついてきたわ!」
ヘキ「ふう、マミヤ君の人格は肩がこるよ。」
戻った!
ゴジョウ「ウルトラマンリュウラを援護!ザザを倒したらゆっくりしましょ♪」
フナト「レイキザンは光線砲でザザを牽制、レイヒュウゴは炎弾砲であの刀を叩き折ってちょーだい!行くわよ御馬鹿邪仙!」
ワタリベ「御意!…何かオレだけ初めっから変わんなかった気がするなあ。」
ヘキとユリノは鬼道機関を発動し、ザザを弱体化させる。そこへ集中砲火。ザザの刀が折れた!
リュウラ(…全く、生き恥をさらさせてくれたなあ!)
リュウラ=ヒスイも通常の堅苦しい男へ戻った!コウへ変身し、最強必殺技ドラゴンインパクトを打ち付ける!この攻撃で、遂にザザは消滅した。

浅草では今日もヒスイとカンナが無言で連れ添っている。
(…、やっぱ、ヒスイくんはヒスイくんのままだから、かっこいいんだよね。)
カンナはそう考えていた。一方のヒスイは無言のままだが、先刻からしきりに財布を気にしている。カンナから見えない位置でやっているようだが、バレバレだ。
そしてヒスイは立ち止まる。
「カンナ、おごってやるからさ、服、見ていかないか?」
「はい!」
無表情なカンナであるが、このときだけは満面の笑みを浮かべた。

134 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/21(火) 16:17:00 ID:dW0qSSw80
次回予告
何故隠さなければならなかったのか?其れだけが欠落した事は、余りにも奇妙であった。
公にしてしまった以上、無かった事になど出来ない筈なのに…。だから、怒らないでもらいたい。
次回ウルトラマンリュウラ第三十四章「郵政寄り合いの米って」

リュウラ学 特別講師 モロボシダン&おおとりゲン
「ウルトラマンラセツが操る光の刀、ハデスヴァジュラ。恐るべき切れ味だ。
だが、星人に勝つにはこれしかない。だろ?」
「?…」
「ゲーン!車に向かってこーい!」
「たいちょーっ!刀と関係ありませーん!」

まあ時期的に。

135 :アルファ作者:2006/11/21(火) 21:17:58 ID:rt8CEHGN0
リュウラ作者様
 ベタそのもののネタですが、見事にベタを使いこなしています。
カンナの印象が妄想していたものとかなり違って面食らいましたが、
これはこれで。そして、彼女の笑顔を独り占めにしているヒスイに
ちょっとだけ殺意を覚えました。
 次回のサブタイも、暫くしてから判りました。凄く楽しみです。

136 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:31:03 ID:E/zQ2lau0
第四十二話「SGT対地球防衛軍」念力宇宙人ユーリー星人、蘇生怪人シャドウマン登場

SGT始め、各防衛組織は過去の防衛隊データを完璧に残し、参考にしている。
各々の担当した事件や怪獣の記録、隊員達の能力、そして使用した
スーパーメカまで…これらをまとめたのがアーカイブドキュメントである。
もしも…これが侵略者の手に渡ってしまったら地球の9割は侵略されたも同然である。
だが恐れていた事態が起きてしまった!それはSGTシドニー本部での
ことである…。その日、シドニー本部では特殊医療の研究のため身元不明の
死体が運び込まれていた。そして深夜…データ管理室。
警備員A「さぁ〜…侵略者め、俺がいる限りお前らに重要な機密は渡さんぞ!」
警備員B「ま、この厳重な警備の中、進入してくる馬鹿はいないだろう」
だがその時、水を踏んだかのような複数の足音が聞こえてきた。
警備員A「ん?誰だお前は!?」
???「………」
警備員B「だっ!?あああぁぁぁぁぁ!!」
警備員A「ぎゃああぁぁぁぁぁ!!」

見張りの警備員を殺害しアーカイブドキュメントのデータが何者かに奪われた
数日後。極東支部でも犯人捜索に当たっていた。そんな中、シドニー本部より通信が入る。
オオヤマ「諸君、ご苦労」
神「長官、いかが致しましたか?」
オオヤマ「うむ、大変なことが起きた。これを見て欲しい」
モニターに映像が流れる、某国の中都市である。そこにどこからか砲撃され
爆発が起きた。都市は一瞬にして火の海と化した。そして映像の終わりに一瞬
映った攻撃を加えたと思われる機体。それは…。

137 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:31:36 ID:E/zQ2lau0
荒井「これは!ジェットビートル!?」
オオヤマ「ああ、そうだ。一瞬とはいえほぼ間違いないだろう。他の国でも過去の
防衛隊が使用していた戦闘機の攻撃があった」
写真が転送されてくる。ウルトラホーク1号、マットジャイロ、スカイホエール…。
かつての英雄達の愛機が今度は悪魔の侵略兵器として使用されたのだ!
オオヤマ「これは間違いなく先日のアーカイブドキュメントのデータが奪われた事件と
関係がある。敵はドキュメントのデータをもとに防衛軍の戦闘機を複製したのだろう」
谷村「くそ!敵さん、俺たちの慌てる姿を見て楽しんでやがる!」
オオヤマ「ああ、明らかな我々への挑戦だ。極東支部の諸君。今までの中で
唯一、攻撃を受けていないのが日本だ。厳重に警戒してくれ」
神「はっ!」
オオヤマ「あともう一つ。シドニー本部では事件当日、実験・研究用の身元不明の
死体が運び込まれた。それが数日経ったら全て消え失せた。これも侵略者と
何か関係があるのかも知れん」
そう、侵略者の魔の手が次は日本に伸びるだろう…そして消えた死者たち…。

そしてその晩。真悟が基地内を見回っていると影が走り去っていくのが見えた!
真悟はそれを追う。科学室に入るとホルマリンの匂いが漂っていた。
真悟「科学室とはいえ、ホルマリンの匂いが強すぎる…それに影はどこに
消えたんだ?」
そう真悟が考え込んでいると突然背後から首を締められてしまう!
真悟「うわっ!…ぐっ…でやぁぁぁ!!」
首を締めてきた者を真悟は投げ飛ばす。投げ飛ばされた者はすぐに
また真悟に向かってくる。真悟はその者を透視して驚愕した。それは精気を感じない
紛れも無い死者だったからだ!

真悟「こいつが本部からドキュメントのデータを奪っていった奴か!?」
とっさに真悟はシグマに変身!死者を倒そうとするが、白い霧がシグマを
包み、シグマは人形大に縮小されてしまう!さらに別の死者が現れ、シグマにコップを
被せ去っていってしまう!何故かコップから脱出することが出来ないシグマは
スパークビームでわざと火事を起こす。SGT隊員と警備員が
駆けつけ消火活動を行い、誰かにシグマが閉じ込められたコップが蹴られシグマは脱出。真悟の姿に戻る。

138 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:32:07 ID:E/zQ2lau0
雪「…あっ!真悟!」
神「真悟!大丈夫か!?」
真悟「隊長…犯人は例の死者です。奴らは何者かに操られシドニー本部から
ドキュメントを奪っていき、ドキュメントのデータを黒幕に渡したんでしょう」
神「死者が動く…間違いない。シャドウマンだ…」
中村「シャドウマン?」
神「ウルトラ警備隊が活動していた時期に正体不明の宇宙人に操られていた死者達だ。
たぶん今回の事件も同じ宇宙人の仕業だと思う」
???「ふっふっふっふ…はっはっはっはっ!!ご名答だ!!」
その場に不気味な声が響く。

神「貴様は何者だ!!」
星人「私はユーリー星人だ。SGTの諸君、君達がいると地球侵略の妨げになる。
それではゲームの始まりだ」
そう星人が言った瞬間、SGT基地に向かって円盤群が飛んできた!
真悟「隊長!」
神「うん、SGT出撃!谷村と荒井は基地に残れ!」
一同「了解!」
スーパーファルコン隊が円盤群を迎撃する。はっきり言ってSGTが圧倒的である。
だが…悪夢がSGTを襲う!
星人「ゲームとは楽しめなければ意味が無い。だからこんな物を用意したよ」

ユーリー星人の母艦が姿を現し、中から戦闘機が飛び出す!それは…。
中村「あれはジャットビートル!それにウルトラホーク1号!」
雪「マットジャイロにタックスペース、スカイホエール…!」
真悟「マッキー2号だ!…スカイハイヤー!」
ずらっと並んだかつての英雄達の戦闘機…それが今、SGTに牙を向ける!
星人「はっはっはっ!SGTの諸君。君達も先輩達が相手なら不足はないだろう?」
悪夢の中、SGT基地内でも事件が起きていた!

139 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:33:29 ID:E/zQ2lau0
荒井が蹴りを放ち、スペースガンで攻撃しながら愚痴る。
荒井「くそ!当時の記録にも載っていたがシャドウマンはいくら倒しても
仕方ないんだとさ!!」
谷村「もうとっくの昔に!亡くなった方達ですから!ね!!」
やっぱり攻撃しながら谷村も愚痴る。
シャドウマンはマルス133だのレーザーガンSP70だの怪獣に対して使う武器を
荒井達に向ける。

星人「さてどうするかね?このままでは全滅してしまうよ?」
神「みんな、動力部だけを狙え!」
一同「了解!」
ファルコンの機関砲が戦闘機の動力部を撃つ!しかし、あちらもそう簡単には
当たってくれない。真悟の乗るファルコン3号がウルトラホークの攻撃で
落とされた時、真悟はシグマに変身した!
シグマは等身大のまま母船に突っ込み、星人と対峙する!
星人「来たなウルトラマンシグマ!」
シグマ「こんなことはもう止めろ!!」
星人が念動波で攻撃してくる。シグマは吹き飛ばされてしまうがすぐにウルトラ念力で
反撃!星人を投げ飛ばし、シグマはバーチカルギロチンで星人を倒す!

それと同時にシャドウマンと戦闘機の動きが止まった。ファルコン隊はすでに
あらかた片付けていたのでこのままやってても結果はほとんど変わらないが。
シグマは一気に巨大化し、母船を勢いに任せ破壊した。

140 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:35:36 ID:E/zQ2lau0
事件解決後、作戦室で隊員は今回のことで話をしていた。
中村「それにしても今回は擬似的にとはいえ、我々は歴代の防衛軍と戦ったんだなぁ」
谷村「まあ、本物と戦っても負ける気はしないけどな」
一同が笑っている中、神が言う。
神「防衛軍同士の戦いなんて…悪夢以外の何者でも無いよ…!!」
真悟「隊長…!」
神「我々はいつでも協力し合ってこの地球を守っていかなければならない。
地球人同士争っていたら、それこそ侵略者の思う壺だ。せいぜい射撃の腕を
競い合うぐらいにしといたほうがいい」
真悟「そうですね…!俺達の考えが浅はかでした」
地球防衛軍の戦力を地球攻撃のために使うとは恐ろしい相手でした。
こんな侵略者はいつまた現れるか分からないのです…そのために我々は
どんな敵とも戦える絆を深めねばならないのです。

次回予告「日本を極端な寒冷が襲う!それはその寒さの中でしか行動できない
大怪獣の仕業だ!出るかSGTの新兵器!決死の覚悟で戦う時だ!
急げシグマ!さあ来週もみんなで見よう!!」

141 :ウルトラマンシグマ:2006/11/21(火) 23:38:54 ID:E/zQ2lau0
今回のような話しはシグマを連載する以前から考えていました。
そしてシャドウマンとそれを操っていた宇宙人の正体も出してぇなぁ〜。
とかもやっぱ考えていたし。キャラが固まるまで作れないなぁと思っていたら
42話も食ってたw

ごめんなさい、みなさんの作品の感想は必ず述べますが、
親父が寝ろと言ってるので明日書きます。すみません。

142 :フォルテ作者:2006/11/21(火) 23:53:16 ID:drVD7iaKO
こんばんわ。平成ウルトラシリーズは太田愛さん脚本のエピソードが大好きなフォルテ作者です。
スレ違いな話題ですみません。きっと共感してくれる人がいると思って言ってみました。
>>111バルグ作者様、2大ウルトラマンの息のあったタッグ戦。いやぁ、うれしいですねぇ。
私、昔から好きなんですよね。ウルトラマンの共闘。
ラストで地球を守る為に二人が交した決意。この先、楽しみです。
>>120アルファ作者様、改良版マグマ星人、金と銀のギラス兄弟。絶体絶命のアルファの前に現れる巨人。
この熱い展開の続き、非常に気になります。次回、楽しみにしています。
>>125リュウラ作者様、愉快な作品でした。コメディの中でもカンナのヒスイへの想いがハッキリと描かれていた所も見所でした。


143 :フォルテ作者:2006/11/22(水) 00:07:50 ID:vwu/JpAaO
作品投下でもないのに連投失礼します…。
感想書いている間にシグマ作者様の作品が投下されたので!
アーカイブドキュメントが敵の手に渡るとは、恐るべき発想、
そしてエピソードでした。シリアスなストーリーで読みごたえありました。
それでは、おやすみなさい。


144 :アルファ作者:2006/11/22(水) 00:47:55 ID:7g4Q0odE0
フォルテ作者様
 共感。以下、太田先生作品で好きな話。
ティガ「ゼルダポイントの攻防」「宇宙からの友」
ダイナ「遥かなるバオーン」「少年宇宙人」「ツクヨの兵士」
「ぼくたちの地球が見たい」
ガイア「シーガルとび立つ」「石の翼」「遠い町・ウクバール」
「怪獣の身代金」
コスモス「時の娘」前後編
ネクサス 後半の憐編
マックス「怪獣漂流」「遥かなる友人」

145 :アルファ作者:2006/11/22(水) 00:57:44 ID:7g4Q0odE0
シグマ作者様
 シャドウマンというセレクトが渋い。ラストのナレーションはやはり
石坂浩二ですか?

146 :リュウラ著者:2006/11/22(水) 11:09:03 ID:ZO2+h2BR0
昨日は時間が無かったもので
感想有難うです。今回のおバカな話は「ちょっとやってみたかったから」やってみました。
それだけです。何のメッセージ性もありません(笑)しかも長かった…。
私自身は小中千昭派なんですが、大田愛作品も結構好きです。
ネクサス憐編は太田さんの底力を痛感しましたよね。私もフルータ星人やクラウドス大好きです。

バルグ作者さま
う〜ん、W表現に関しては「失望」とまでは言いませんが、今後は気をつけてほしいです。
お話自体はとても面白かったので、そういう細かい点に留意してもらえればより読みやすく昇華できると思いますよ。頑張ってください。

アルファ作者様
こっちはこっちで「時期的に」ですね。土曜日楽しみですね。ラストのズィーベン隊長のディティールが泣けました。
考えてみればマグマ星人も初代は目的が不明なんですよね。「海賊」ってアレンジは斬新ながらも、以外にスッと馴染んだ感じです。
ところで、そろそろ城先生にメシを食わせてやって下さい。いたたまれないです(笑)
最近思うんですが、バーストは転任先の惑星でいい人見つかったんでしょうか。
ヒスイ「バーストとやら、貴様にカンナは渡さん!」
公平「誰もんなこと言ってないぞ187cmのロリコン。」
何でもありません。

シグマ作者様
死者達をコントロールする敵か。私の出番だ。お呼びでない。すいません。
今回のユーリー星人はセブンのオリジナルのシャドウマンも操ってたんでしょうか?多分そうだと思いますが。
ナレーションが敬語なのも狙った演出ですね。
どうせなら小型ビートルとホーク三号とアロー二号伊吹バージョンとダックビルとペルミ(以下略)


147 :リュウラ著者:2006/11/22(水) 14:40:23 ID:ZO2+h2BR0
追記
カンナの容姿ですが、長身、ショート、西洋風童顔だと思ってやって下さい。
別に森山祐子みたいな感じではないです。


148 :名無しより愛をこめて:2006/11/22(水) 14:42:08 ID:Ah/pHbGy0
 ウルトラマンアルファ 11 片脚伝説・2
 改造双子怪獣・ゴールドギラス、改造双子怪獣・シルバーギラス、改造暴君・マグマパイレーツ、
 宇宙異次元人・ゼバット星人、改造双頭怪獣・パンドニオス 出現


 三年前。
 特命防衛隊は、実はその時点から存在し、組織として稼動していた。地球防衛軍ガーディアンの
数多の下部防衛組織の中でもまだ新造の実験的側面が強い部隊で、現在ほどの活動のノウハウも
確立していなかった。その特命防衛隊が当時活動を続けられていたのは、例に漏れず、ウルトラマンという
謎の存在の助力があったからである。
 当時の地球担当の宇宙警備隊員の名は、ウルトラマンズィーベン。
 その実力は確かで、多くの怪獣・侵略者を葬ってきた。だが、長い地球就任と戦いの日々の中で徐々に
体力を消耗し、一年目に差し掛かった辺りで限界が来た。同時に、地球人・●に変身し、特命防衛隊隊員と
して活動していたことが、当時まだ新人だったオペレーター・霧島美樹にばれたことで、それ以上地球に
留まることもかなわなくなった。●は改めて自分の口から美樹に正体を明かし、おりしも地球を襲撃していた
侵略者の強力な怪獣兵器・パンドニオスとの最後の戦いに臨む。

149 :アルファ作者:2006/11/22(水) 14:43:35 ID:Ah/pHbGy0
・・・今、ズィーベンの人間体の名前が未定なのに気付いた・・・
決まってから送りなおします。

カッコ悪い・・・

150 :アルファ作者:2006/11/22(水) 14:58:53 ID:Ah/pHbGy0
決まりました。大谷勇(おおたに・いさむ)。
自らの勇み足への自戒を込めて「いさむ」。


 ウルトラマンアルファ 11 片脚伝説・2
 改造双子怪獣・ゴールドギラス、改造双子怪獣・シルバーギラス、改造暴君・マグマパイレーツ、
 宇宙異次元人・ゼバット星人、改造双頭怪獣・パンドニオス 出現


 三年前。
 特命防衛隊は、実はその時点から存在し、組織として稼動していた。地球防衛軍ガーディアンの
数多の下部防衛組織の中でもまだ新造の実験的側面が強い部隊で、現在ほどの活動のノウハウも
確立していなかった。その特命防衛隊が当時活動を続けられていたのは、例に漏れず、ウルトラマンという
謎の存在の助力があったからである。
 当時の地球担当の宇宙警備隊員の名は、ウルトラマンズィーベン。
 その実力は確かで、多くの怪獣・侵略者を葬ってきた。だが、長い地球就任と戦いの日々の中で徐々に
体力を消耗し、一年目に差し掛かった辺りで限界が来た。同時に、地球人・大谷勇(おおたに・いさむ)に変身し、
特命防衛隊隊員として活動していたことが、当時まだ新人だったオペレーター・霧島美樹にばれたことで、それ以上
地球に留まることもかなわなくなった。勇は改めて自分の口から美樹に正体を明かし、おりしも地球を襲撃していた
侵略者の強力な怪獣兵器・パンドニオスとの最後の戦いに臨む。

151 :アルファ作者:2006/11/22(水) 15:00:11 ID:Ah/pHbGy0
「待って、勇隊員!」
 戦火の中、美樹に呼び止められて思わず足を止める勇。
「行かないで! この戦いが終わったら、あなたは・・・」
「美樹」
 背を向けたまま勇は言う。
「俺は、地球の平和を守る使命を帯びた、ウルトラマンズィーベンなんだ!!」
 じ ゃ ん!!
 ちゃらんちゃらんちゃらんちゃらんちゃらんちゃらんちゃらん じゃん! じゃん!
 ちゃ〜〜〜〜〜らちゃらりらりらちゃ〜ら〜〜〜〜〜
 何処からか流れるクラシックと共に、シルエットとなった二人の背景が、きらきら輝く青い光の世界になる。
「・・・ウルトラマンである以前に、あなたは勇隊員よ! ずっと私達と一緒に戦ってきた勇隊員よ!」
「美樹・・・」
「私・・・私は、あなたのことが」
「・・・判ってる」
 勇は振り向き、美樹に優しい笑顔を見せた。
「だからこそ、君に見届けて欲しいんだ。俺の最後の戦いを」
 その言葉を最後に、勇は戦場へ駆けていく。眩しい光に包まれて巨大な姿に転じながら。
「勇ーーーーーッ!!」

152 :アルファ作者:2006/11/22(水) 15:01:54 ID:Ah/pHbGy0
 ズィーベンと対峙する、赤い身体に二つの頭・・・というより、中途半端に嘴が左右についた二つの顔の怪獣。
「パンドニオス、ウルトラマンズィーベンを倒せ!」
 異次元から命令する、ゼバット星人。
 この頃から地球侵略を狙っていたのである。
 一度ズィーベンとの戦いで負傷し、一旦回収されて強化改造を受けたパンドニオスは、片腕をサイボーグ化
していた。ズィーベンとの格闘の中で不意を突き、腕をロケットで射出。鋭い爪が、ズィーベンの右足に
突き刺さった。
 苦悶の叫びを上げるズィーベン。
 片膝を付いて蹲ったところに、とどめを刺さんとパンドニオスが突進。
 激しい衝突音と共にすれ違い、両者が背中合わせに止まる。
 ズィーベンの残りの力を込めた、光を放つウルトラ手刀で、パンドニオスは逆に、二つの顔の根元の首を
胴から断たれ、ゆっくりと首が落ち、胴体も倒れ、絶命した。

「お・・・おのれ、覚えておれ! これだけでは終わらんぞーーーーーッ!!」
 切り札・パンドニオスの敗北で当面の戦力を失ったゼバット星人は、一旦地球侵略を諦めて撤退、雌伏して
力を貯めることにした。そして、現在のアルファや特防隊に対してもまだ同じ事を繰り返している。
だが、この回想においてはそのことは然程重要ではない。
 右足に深い傷を負いながら、ズィーベンはよろよろと立った。そして、残った左足で無理やり踏ん張り、
西の空に明けの明星が輝いたので一つの光となって宇宙に飛んでいった。無力に見送る美樹の後ろに、
遅れて真相を知った川上隊長が現れ、一緒にズィーベンの帰還を見送っていた。
「何故言ってくれなかったんだ」
 川上が取ってつけたように言った。

153 :アルファ作者:2006/11/22(水) 15:03:26 ID:Ah/pHbGy0
 以上の過去の出来事、9話で斎木が聞こうとしていたことは、後に川上の口から美樹以外の現在の
特防メンバーに改めて語られるのだが、今はそれどころではない。新生ギラス兄弟が襲ってきている
現在のディフェンスポートに話は戻る。
 そして、その危機的状況に、かつて地球を守っていた、そして現在はウルトラマンアルファの上司となり、
第1話でアルファに地球からの帰還を必死に呼びかけていたその人、ウルトラマンズィーベンが介入。
再び地球に現れたのである。
「ぬうう・・・ズィーベンめ、何処まで我々の邪魔をする・・・!」
 異次元で見ながら歯噛みするゼバット星人達を、マグマパイレーツのリーダー格のハーケンマグマが諌める。
「まあそういきり立つな」
「しかし・・・」
「あのウルトラマンは以前のお前達との戦いで深手を負い、今もそのままなのだろう。見ろ、あの杖を付いた
カ@ワの姿を。さして恐れることもあるまい」
「そ・・・そうか。なるほど、今なら勝てる!」
「その通りだ。やれ、双子怪獣、そのウルトラマンもアルファごと片付けろ!」
 命令を受けた双子怪獣は、ズィーベンバリヤーを破ってアルファとズィーベンを同時に粉砕できる威力の
攻撃手段を選択する。再び向かい合って両手を組んでギラススピンの態勢を取り、回転しながら更に宙に
浮き上がり、90度回転して頭の一本角をズィーベンに向ける。
「チャージギラススピンだ! 砕け散れ、ウルトラマン!」
 ハーケンマグマの号令一下、二大怪獣を核にした竜巻がズィーベンに突進。
 ズィーベンは片足を引きずって後ろに下がる。だが、その勢いで仰向けに倒れ、海の波が砕けて飛び散る。
ハーケンマグマ「馬鹿め! そんな身体で戦場に出てくるからだ!」
 あふれかえる波飛沫の奥から。
 何かが、光の力を噴射しながら一直線に飛び出した。
 その噴進の一撃は、飛んできたチャージギラススピンに真正面から命中し、突貫。
 双子怪獣を木端微塵に爆破し、無数の破片が海に飛び散った。

154 :アルファ作者:2006/11/22(水) 15:05:02 ID:Ah/pHbGy0
 敵も味方もなく見ていた一同が言葉を失う中、新生ギラス兄弟を葬ったメカの義足は、Uターンして戻ってくる。
 そして、海に倒れたまま構えているズィーベンの、かつて右足があった空き位置に、がしんと再び装着された。
 ウルトラの光の力を以って撃ち込まれる必殺武器『ウルトラ義足』だ。
 現役時代ズィーベンは、これもゼバット星人が彼に差し向けて造った、ズィーベンと同等のスペックを持った
偽者ロボット『ニセウルトラマンズィーベン』と対決。これをウルトラ手刀で寸断して葬った。そして
光の国に帰還後、自分と同等のスペックなら丁度いいと、倒したニセズィーベンの足のパーツをギッてきて
右足としてはめ込んだのである。射出機能なども新たに搭載して。

 ゼバット星人は又見苦しい捨て台詞を吐きながら撤退して行った。
 杖を突いて立ち上がったズィーベンは、東京湾岸一帯を見回す。アルファの姿がない。
『大勢が決まった辺りで逃げたか』
 ちっと舌を打つ。
 そう、ズィーベンはただ単にアルファを助けに来たのではない。直属の上司として、帰還命令に応じない
アルファを直接連れ戻しに来たのである。
『逃がしはせん。必ず見つけ出して捕まえ、宇宙警備隊に連れ戻してやる』
 そして、ズィーベンも眩しい光で特防隊の目を晦まし、その場から消えた。
「・・・勇」
 呆然と見ていた美樹を残して。

「ズィーベン隊長が・・・直接来たか・・・」
 街の暗い裏通りを、重い足を引きずっていく達志。まだ双子怪獣にやられたダメージは癒えていないが、それでも
身体に鞭打って逃げていく。
「逃げ切れるだろうか・・・いや・・・逃げ切ってみせる! 諦めないぞ、僕は!」

 続く。

155 :ピース作者:2006/11/22(水) 18:42:29 ID:p2/8PWKL0
>リュウラ作者様
今回の作品は最高でした!
全員の個性的なキャラが、これほどまでにめちゃめちゃのなるとは(笑
カンナとヒスイの関係、ホヤホヤしてますね。
ユリノとフナトはすごい疲れそう(汗笑

感想はこれまた少しづつでお願いします。

156 :バルグ作者:2006/11/22(水) 19:04:38 ID:ag6CxgYo0
w使ったことについては非情に反省しています。
指摘された点には猛省して以後の作品に生かしていきたいと思います。

>>アルファ作者氏
うおー、なんか凄く燃える展開です。
ズィーベン隊長テラカッコヨス。
アルファは今後どうなるのか楽しみです。

>>リュウラ作者氏
体の入れ替わり展開とても面白かったです。
てか、カンナがかわいかったw
ゲンとダンのネタで笑いました。
メビウス楽しみですね

>>シグマ作者氏
過去の防衛隊のメカが敵になるという展開にとてもわくわくしました。

>>フォルテ作者氏
大田愛さんの作品ですか…。
メビウスの23話が好きです。

157 :アルファ作者:2006/11/22(水) 22:58:55 ID:keSd5xlk0
各方面、感想有難うございます。

リュウラ作者様
 小中脚本でよかったのは、
ティガ「悪魔の預言」「怪獣が出てきた日」「セカンド・コンタクト」
「悪魔の審判」「地の鮫」「影を継ぐもの」「もっと高く!」
「輝けるものたちへ(小中さんだけじゃないけど)」
ガイア 書いた話全部。信者と笑うなら笑え。
マックス「地上壊滅の序曲」「つかみとれ!未来」

 達志はもう暫く受難が続きます。こいつは1話での暴挙で一部に
戸惑いと不安を与えました。このくらい痛め付けないと足りません。

バルグ作者様
 ご期待に応えられたようで何よりです。ズィーベンはまだ暫く
出番がありますので今後とも宜しく。

158 :ウルトラマンシグマ:2006/11/22(水) 23:47:02 ID:EvE/B5hV0
それではまずみなさんの作品の感想を
バルグ作者さん、二人のウルトラマンが序盤から敵対することなく
仲良く共闘…!いいですね、これからも期待します。

アルファ作者さん、レオの宿敵がパワーアップして帰ってきた!!
こういう怪獣、宇宙人が出るだけでも興奮物なのにさらにアルファの上司
ズィーベン隊長登場!!ズィーベン隊長の地球就任時代の話も興味があります。
それにしても達志になにかご飯を…!

リュウラ作者さん、おれがあいつであいつがおれで超拡大バージョン…w
カンナ可愛いですよホントw何気に今回の邪仙って強敵だなぁ…いろんな意味でw
そしてリュウラ学であの師弟コンビ…!いいですね。
レオそこまで来ているしね。赤い炎をくぐってやがて現れる!
そこまでなのにやがて…?

159 :ウルトラマンシグマ:2006/11/22(水) 23:48:21 ID:EvE/B5hV0
次に感想ありがとうございます。
ピース作者さん、あちゃ〜定員と店員、間違えてたか…41話、定員を店員に
訂正お願いしていいですか?ご迷惑お掛けします。

フォルテ作者さん、太田愛さんの脚本は俺も好きです。クラウドスはヤバイですw
でも俺が一番好きな脚本家は市川森一と上原正三さんかな…。そして感想
ありがとうございます。せっかく莫大な記録データがあるのに侵略者が狙わないのは
どうよ!?って感じもありました。

アルファ作者さん、そうですね、最後のナレーションは石坂浩二さんでも
OKなんですが、個人的には浦野光さんかな。ぺロリンガ星人の声もやってるしw

リュウラ作者さん、もう全体的にセブンっぽくしてみました。そうです、星人は
セブンの時も操っていました。劇中の表記通りです。他にもいろいろメカ出そうと
思ってはいたんですがこれ以上、偉大なメカを落とすのはなぁ…と気が引けて…w
SGT基地、地下にあるんだから地底戦車複製して攻撃すればいいのにねw
ちなみにユーリー星人という名前。これも狙ってます。

バルグ作者さん、M78世界と繋がっているという設定なので挑戦してみました。

それにしてもシグマがシャドウマンに縮小されてしまったとこには
セブンの時とまんまだったからだろうか、誰も触れなかったなぁw

160 :アルファ作者:2006/11/23(木) 00:15:57 ID:ER/8L33l0
シグマ作者様
 ええ、もう第二期直撃世代なのでその辺も好きですね。
 上原正三は、
セブン「700キロを突っ走れ!!」「第四惑星の悪夢」
新マン グドンとツインテール前後編 シーゴラスとシーモンス前後編
「怪奇!殺人甲虫事件」「怪獣使いと少年」 ナックルとブラックキング前後編
タロウ トータス親子前後編
 市川森一は、
セブン「北へ還れ」「ひとりぼっちの地球人」「盗まれたウルトラアイ」
新マン「ふるさと地球を去る」「この一発で地獄へ行け!」
「悪魔と天使の間に」
エース「3億年超獣出現!」「怪獣対超獣対宇宙人」「銀河に散った五つの星」
「ベロクロンの復讐」「明日のエースは君だ!」

 アルファ8話の元ネタに気付いた人はいるんだろうか・・・

161 :名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 17:30:45 ID:DTkGDXSs0
 ウルトラマンアルファ 12 片脚伝説・3
 改造暴君・ハンマーマグマ、改造暴君・ドリルマグマ、改造暴君・ハーケンマグマ、
 宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 前回の事件の直後、特命防衛隊一同が川上隊長から美樹と大谷勇=ウルトラマンズィーベンに
ついての経緯を聞かされた後、柏村は相変わらず研究室に篭っている由美子にその話をした。
由美子は然程驚いた様子もなく、秘蔵のデータから幾らかの事例を出して柏村に見せる。
それらを見て柏村は更に驚いた。
 過去、ウルトラマンが地球人に変身し、地球の社会に紛れ込んでいた例。しかも一つや二つ
ではなく、連綿と続いて地球はウルトラマン達によって守られ続けている。彼らは特に、
防衛組織の一員として紛れ込んでいることが多かったらしい。
「ということは・・・」

 以後、柏村は、特命防衛隊内の人員を片っ端から疑って掛かり、何時か探し出して正体を
見抜いてやると息巻いている。残念ながらこの物語においては、ウルトラマンアルファ=
城達志は特命防衛隊の隊員ではなく外の世界をうろついているので、柏村の努力は徒労でしか
ないのだが。
 因みに、それほどのびっくりデータを何故由美子が活用していないのかというと、単に
特命防衛隊での仕事として与えられている研究課題(現在においては地球に侵入する侵略者の
早い段階での探知)を優先しなければならないからである。
 まあ柏村は今のところほっとくとして、川上は後に自室に美樹を呼び、再び現れた
ズィーベンに対し、あくまでも特防隊の隊員として冷静に対処するようにと念を押した。
それは同時に、川上自身に対しての自戒の言葉であったかもしれない。
 美樹は何時もの無表情の中に感情を押し殺して答える。
「判っています。大谷勇・・・いえ、ウルトラマンズィーベンについてのことは、もう
終わったんです。そう・・・終わったんです」

162 :名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 17:33:01 ID:DTkGDXSs0
 その大谷勇と城達志の追跡劇が、街の陰で行われていた。
 ズィーベン同様、人間体である勇も片脚に障害が残っており、松葉杖を突いている。にも
関わらず、地球人の平均を遥かに超越した肉体能力で懸命に走って逃げる達志に追い縋ってくる。
杖を突きながら進んでいるので小走りになっているが、その状態で達志と同じか凌駕しかねない
程速い。傍から見てると非常に不気味な走り方である。しかも、建物の屋根から屋根へと
達志が跳んで逃げても、同じルートでジャンプしながら追ってくる。
 空腹状態で達志の力が衰えていることもあるだろうが、もし勇の身体が完調だったらどんな
肉体能力なんだと達志は寒気を覚えた。
 その追跡劇を、物陰から観察している二つの影があった。黒ずくめの男に変身しているが、
その正体はマグマパイレーツのハンマーマグマとドリルマグマである。
 ゼバット星人の調査により、達志の正体がアルファ、勇がズィーベンであることは既に
見抜かれていた。先日の戦いから、ズィーベンはアルファを助けて戦うためにやってきたと
悪者一同は思っていたのだが、その割には両者は延々と追いかけっこをしている。本気で
戦い合っている勢いで。
「やはりおかしい」「仲間割れか?」
 異次元のアジトにいるリーダーのハーケンマグマに通信機で連絡を取る。ハーケンと
ゼバット星人達も首をかしげる。アルファが現在宇宙警備隊からの逃亡者で、それを
ズィーベンが連れ戻すために追っているという事情までは彼らには判らなかった。
ハーケンマグマ「判らん・・・が、これは好都合だ」
ゼバット星人「好都合?」
ハーケンマグマ「少なくとも、今アルファとズィーベンがこちらに対して共闘することは
ないわけだ。この機に、それぞれを別々に分断して各個撃破するという手を使わない手はあるまい」
ゼバット星人「おお、なるほど!」
ハーケンマグマ「というわけだ、ドリル、ハンマー。お前らそれぞれでアルファとズィーベンを
引き離し、別々に始末しろ!」
ドリル、ハンマー「ようし、判った!」
 二人は正体を現し、等身大のままで達志と勇にそれぞれ迫る。ハンマーが達志に、ドリルが勇に。

163 :名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 17:35:06 ID:DTkGDXSs0
 突然現れた二人の星人に驚く達志と勇。
「マグマ星人!? 何故此処に?」
「答える必要はない。お前達は此処で死ぬんだからな!」
 両マグマ星人の攻撃を回避しながら、達志と勇は離されていく。

 達志は攻撃を避けながらアルファプラスを出し、何とかアルファに変身。等身大のまま
ハンマーマグマと戦う。
「この前、双子怪獣をディフェンスポートに差し向けたのもお前達か!」
「そうともよ。邪魔なお前と特防隊を始末した後、じっくり地球人どもを苦しめながら地球を
支配してやる!」
「そんなことを・・・させてたまるか! ハンドギャラシウム!」
 アルファは手から小出力の光線を手裏剣のように連続で飛ばして反撃するが、ハンマーマグマは
腕のハンマーを素早く振り回して光線を弾いてしまう。
「効かねえよ! こいつで砕けちまえ!」
 ハンマーマグマは一際強く腕を振るい、大きなトゲつきの鉄球を飛ばす。腕と鉄球は
鎖で繋がっている。
「ウルトラ変わり身!」
 アルファの叫びと共に、彼のいた場所に大きな丸太が突然出現し、アルファを狙った鉄球は
丸太に直撃してめり込んだ。
「何!?」
 アルファの姿を見失ったハンマーマグマは、思わず周囲を見回す。
 アルファは、出現させた丸太の直ぐ後ろの死角に隠れていた。
「アルファブレード・ストレッチ!!」
 丸太の後ろから、アルファブレードの刃を突き立てる。その刃は長く伸びて丸太の正面から
突き出し、更に伸び、アルファを探していたハンマーマグマの胸を貫き、とどめを刺した。

164 :名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 17:36:13 ID:DTkGDXSs0
 達志から離された勇も、ドリルマグマ相手に全く臆しない。
「追跡の邪魔をしおって!」
 自身の変身アイテム『ズィーベンプラス』を出し、クリスタルを光らせて勇もズィーベンに
転じる。唸りを上げて回転しながら突きかかるドリルを回避して間合いを取り、後ろに倒れ込み、
同時にウルトラ義足を発射。
「馬鹿め、来ると判っていれば!」
 ドリルマグマは腕のドリルを振り回して義足を横に弾き、その勢いで前に飛び出して
倒れたままのズィーベンに襲い掛かり、ドリルでとどめを刺そうとした。
 そして、真正面から飛んできた熱光線の火線に貫かれ、燃え尽きた。
 余剰熱で先端から煙を上げる松葉杖を腕で構えたままのズィーベン。
 もう一つの隠し武器『ウルトラ松葉杖』にも、仕込み光線銃としてビームを撃つ機能が
備えられていたのだ。

ゼバット星人「い・・・一度に二人のマグマ星人がやられるとは・・・!?」
 ハーケンマグマも驚いていたが、やがて腕を組む。
「もう少し作戦を考える必要がありそうだな・・・」

 マグマパイレーツの介入により、今回もアルファは辛くもズィーベンの追跡から逃れた。
「運がよかったな、アルファ・・・だが、次は必ず捕まえる」
 ビルの屋上にズィーベンは立ち、街を見下ろしながら呟いた。

 続く。

165 :リュウラ著者:2006/11/24(金) 13:00:59 ID:+LYvgwa10
アルファ作者様
>>もう一つの隠し武器『ウルトラ松葉杖』にも、仕込み光線銃としてビームを撃つ機能が
備えられていたのだ。
だと思いましたよ(笑)
バルグさんもそうなんですけど、今回の前後編は更新が早かったです。お疲れ様です。
ゼバットのキャラクター造形はシンプルでいいですね。
ラストだけ見るとズィーベン隊長が悪役にしか見えない(笑)

昭和なら金城哲夫を忘れてはいけません。

166 :名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 13:02:09 ID:Xh9YVaN2O
上げんなよクズが
馴れ合いは下の方でやれ

167 :リュウラ著者:2006/11/24(金) 13:02:16 ID:+LYvgwa10
やべ!上がってる…
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

168 :ピース作者:2006/11/24(金) 13:09:52 ID:p6PyE8kQ0
>シグマ作者様
歴代戦闘機の登場は嬉しかったです!
SGTも負けておりませんね!
コップに閉じ込めるとは、考えた奴ですね(笑

>バルグ作者様
おぉ、いきなり2体のウルトラマンとは・・・・。
お約束の敵か味方か論理もありましたね!
これからも頑張ってください。

169 :アルファ作者:2006/11/24(金) 22:49:50 ID:zkpsyu030
 金城先生は、そうですね、
Q「宇宙からの贈り物」「ガラダマ」「ガラモンの逆襲」「1/8計画」
「2020年の挑戦」
初マン「ウルトラ作戦第一号」「謎の恐竜基地」「小さな英雄」
「さらばウルトラマン」
セブン「緑の恐怖」「零下140度の対決」「史上最大の侵略」
新マン「毒ガス怪獣出現」

 あ、今資料見てたら、「宇宙指令M774」って上原先生じゃん。
これも好きな話。

170 :劇場版(シグマ作者):2006/11/25(土) 00:04:29 ID:ox9u5Etw0
バトルキングをバーンに任せ、シグマはサマナグ星人に飛びかかる!
シグマの連続打撃を耐え、サマナグもお返しとばかりに重い一撃を
シグマに浴びせる。さらにサマナグの怪光線とシグマのスパークビームの
光線綱引き!両者一歩も引かぬ一進一退の攻防を続けていた。

サマナグ「やりおるな、さすがはシグマよ」
シグマ「貴様もな…相当鍛えてやがる…!」
サマナグ「ウルトラマンに戦いを挑むのに生半可な鍛え方では返り討ちに
あってしまうからな」
言い終わるとまたも光線を放つ!シグマは回転ジャンプで避けスパークビームで
反撃する!見事に直撃し、サマナグもうろたえる!
シグマ「今だ!アスシウム光線!!」

シグマ必殺!アスシウム光線がサマナグに向かって放たれる!凄まじい爆発が
起き、何も見えなくなるほどの爆風が舞い上がる…。
シグマ「どうだ…!サマナグ星人!!」
これはシグマも勝ったと思った…しかし!
サマナグ「ふふふ…はっはっはっは!!甘いぞシグマ!!」
シグマ「くっ!ことのほかタフだぜ…!」
サマナグ「私を以前のままの私と思っていてはいけないぞ…!私には貴様への
恨み…!そして貴様を必ず倒すという執念がある!!」

サマナグは怪光線を放ちシグマを苦しめる!シグマはなんとか脱出し、
態勢を整え、シグマソードを作る。そしてサマナグも剣を作り出す。
シグマ「何時の間にそんな技を身に付けたんだ?」
サマナグ「貴様にあらゆる面で勝るためにな。貴様お得意の剣術でも私が勝つ」
シグマ「…そう簡単にはいかないぜ…!」
その時、すぐ近くから爆発が起きた。バーンがミラクル・ディアナと共に
バトルキングを撃破したのだ!

171 :劇場版(シグマ作者):2006/11/25(土) 00:06:08 ID:gaQ9CM310
サマナグ「バトルキングも倒されたか…」
シグマ「あいつらの力を甘く見てたな、サマナグ星人」
サマナグ「確かにな…バトルキングは私の自慢の怪獣。そしてやはり以前より
パワーアップしておったというのに…ところで君はお仲間の力を借りなくて
いいのかな?」
シグマ「へっ冗談…!お前なんて俺一人で十分だ!それに剣同士の戦いで
1対複数は俺の中で卑怯な行いだからな」
サマナグ「そのこだわりがお前の身を滅ぼすぞ!滅べシグマ!!」
剣を構えるサマナグ星人、そしてシグマも。
シグマ「絶対にお前を倒す!!ウルトラ一刀流免許皆伝!!シグマ参る!!」

走り出す両者!剣を交じわせ、一歩離れたと思うとまた剣を交じわせる。
サマナグがシグマの足に斬りかかった瞬間、シグマはジャンプで避わしサマナグの
頭部を蹴り飛ばす!受身を取ったサマナグは態勢を整え、シグマと距離を取る。
…シグマとサマナグが同時に走り出しお互い高く飛び上がり斬りかかる!
サマナグ「ぬおぉぉぉぉぉ!!」
シグマ「でやあぁぁぁぁぁ!!」
すれ違いざまに両者斬りかかり、着地。両者、剣は何処に消えた。動かぬ両者…。
シグマ「ぐっ…!」
シグマは肩に傷が付けられていた。シグマは負けたのか?

172 :劇場版(シグマ作者):2006/11/25(土) 00:07:02 ID:ox9u5Etw0
立ち上がるサマナグ。
サマナグ「はーはっはっはっ!!…さすがはウルトラマンシグマだ…!!」
見るとサマナグ星人の腹部にシグマソードが突き刺さっていた…。
バタリと倒れるサマナグ。まさに強敵であった…。
シグマ「サマナグ…最後のお前の姿は戦士だったな…」
バーン「シグマ!!」

シグマのところにバーン・ミラクル・ディアナが駆け寄る。シグマはディアナに
傷を治してもらった。
シグマ「ありがとう、ディアナ…イメージマタ―が悪魔の姿しているじゃねぇか…」
ミラクル「急ごうみんな!」
バーン「ああ、イレイズやリュウラにフレンズ、そしてカイザーのことが気に掛かる」
シグマ「(ディアナの治癒能力だって無限じゃない…早いとこケリをつけなければ!)」

イメージマタ―に向かって飛ぶ4人。最後の決戦が始まる…。

173 :劇場版(シグマ作者):2006/11/25(土) 00:09:17 ID:gaQ9CM310
うわっ!これ書いてから思ったけどシグマ祭りみたいになってるなぁ…。
すみません。あと最後の方にしか他のウルトラマン出なかったけど何か扱いが
気になる方は言ってください。直しときますんで。

174 :ウルトラマンオーバー:2006/11/25(土) 02:21:43 ID:cerM3L2X0
>リュウラ作者様
内容をさらっと読んだだけでも今回の話がこってるという事がわかりました
俺の方でもやろうかな、中身変更・・・
・・・あ、隊員の中身どれも大して変わらない
>アルファ作者様
なるほどなるほど霧島は何かあると思ったら過去にウルトラマンと遭遇した事があると言う設定だったわけですね
俺はまたてっきり五郎の娘かと・・・
何はともあれズィーべン隊長かっこよすぎ!!

>シグマ作者様
う〜ん、最後の台詞がもろに俺の心に響き渡る・・・
神「防衛軍同士の戦いなんて…悪夢以外の何者でも無いよ…!!」
真悟「隊長…!」
神「我々はいつでも協力し合ってこの地球を守っていかなければならない。
地球人同士争っていたら、それこそ侵略者の思う壺だ。せいぜい射撃の腕を
競い合うぐらいにしといたほうがいい」
・・・何はともあれ、過去の兵器がばしばし登場する渋い作品でした
面白かったです

>バルグ作者様
チーム2つにウルトラマン2人、うまく表現できていたと思います
台詞が自然な所がいいですね
これからも頑張ってください

175 :ウルトラマンシグマ:2006/11/25(土) 13:53:22 ID:gaQ9CM310
アルファ作者様、やはり松葉杖には武器が仕込まれていたかw
良い意味で予想通りでした。アルファを捕まえるため、ズィーベンの
奮闘劇が書かれていくのかな…?金城哲夫先生も忘れちゃいけないですね。
そういえばキングジョーの名前の由来だと聞きました。

ご感想ありがとうございます。
ピース作者様、シャドウマンということでかなぁ〜りまんまなことをw
せっかくだしこれぐらい遊んでもええかな、とw

オーバー作者様、なんといっていいのやら…。渋い作品と誉めて
頂いたのは嬉しい限りです。

176 :ウルトラマンオーバー:2006/11/25(土) 17:15:27 ID:cerM3L2X0
向かい合う石野と四条
四条の横には副官の真理、そしてBIDステーションのクルー達が立っている
四条「本当に久しぶりだな」
石野「ああ」
言って、硬く握手を交わす2人
四条「お前とはこうして再会を喜べる事が、俺は嬉しいよ」
石野「・・・そうだな」
頷く石野、その表情はずっと会っていなかった親友に再会したような、そんな嬉しさと悲しさが入り混じったような、そんな顔だった
四条の方も似たような表情である
四条「・・・よし、感動の再開はこの位にして、仕事に戻r」
言いかけて、四条の言葉は止まった
その視線の先には・・・・川浪
川浪の方も四条に視線を送っている
見詰め合う2人
石野「・・・四条」
先ほどまでとはうって変わって、警告を発するような口調の石野の言葉に、四条は我に返った
四条「すまん、それでこれからだが・・・」
これからの予定を説明する四条の言葉は、道城には届かなかった
道城(やはりおかしい・・・一体・・・)
川浪と四条、そして石野を交互に見つめる道城
途中、その視線に気づいた、川浪がこちらを向いて微笑んだ
思わず赤くなる道城
道城(・・・・本当に、一体)
道城が自分の疑問を復唱した時、BIDステーション内に緊急警報が鳴り響いた

177 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:37:45 ID:gKx7qdRR0
 ウルトラマンアルファ 13 マテリス殲滅作戦・1
 生体無機物・グランドマテリス 出現


 特防隊、美山由美子の研究室。
「出来たわー!」
 これまで市民を脅かしていた生体無機物・マテリスの探知システムが遂に完成したのである。
研究室の真ん中に大きな機械がでんと置いてある。これはまだ試作型で、これから小型化して
隊員が常時携帯できるようにしなければならないのだが、センサーの周波数を変えることで
次の課題であるゼバット星人や、他の怪獣・宇宙人の探知にも応用できるという。無論、
他の探知対象が発しているエネルギー波の周波数を先に探っていかなければならないわけだが。
「じゃ、早速試運転よー!」
 装置の立ち上げを行っていたとき、斎木俊一が研究室に走りこんできた。血相を変えて。
「大変だ、美山隊員!」
「何よ、今装置の起動実験で忙し・・・」
 そのとき、丁度立ち上がった探知装置が、早速マテリスの反応を探知して鳴り始めた。
物凄く大きな音で。
「・・・何よ・・・この異常な反応は」
 呆然とする由美子の脇で、重い表情の斎木。
「・・・一歩遅かったんだよ、美山」
 続いて、ディフェンスポート中にけたたましい非常事態のサイレンが響き渡る。

178 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:38:55 ID:gKx7qdRR0
 東京近郊の小都市が、既に壊滅していた。
 ビルの建ち並んでいた街は、コンクリートや鉄筋の瓦礫と有機的な質感のものが入り混じった、
よく判らないものの巨大な塊になってぶよぶようねっていた。街の住民達は既に皆マテリスに食われ、
一人も残っていなかった。
 それだけでは飽き足らず、超巨大なマテリス、作戦呼称『グランドマテリス』は、周辺の物体を
全て吸収・捕食して尚も膨れ上がり続けている。放っておけば他の街のみならず、最後には地球全土を
埋め尽くすだろう。
「最初は小型のサイズだったマテリスが、気配を隠しながら現地に集結し、一つの巨大な群体となったと
推測されます」
 現地の映像を出したアンドロイド・ミリーが淡々と推測を述べる。特防一同は声もなく映像を見つめる。
「美山・・・」
 黙っている由美子に斎木が声をかけるが、
「・・・敵がこっちに合わせてわざわざ手段を選んでくれるわけないって言ったのは、私だったわね」
「え・・・?」
 由美子は凄絶な笑いを浮かべた。
「上等じゃない」

179 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:40:38 ID:gKx7qdRR0
 事態を知った城達志も現地に既に駆けつけ、近くの山頂から現場を見下ろし、市民を救えなかった無念を
かみ締めていた。
「何てことだ・・・」
 と、自分以外の気配を感じ、飛びのいて構える。
 何時の間にか、ウルトラマンズィーベンの人間体・大谷勇が近くに立っていた。
「・・・この状況でもチェイスをおっ始める気ですか、ズィーベン隊長」
「誰もそんなことは言っていない」
 勇は無表情のまま。
「まずはこのデカブツを片付ける。お前の身柄はその後で拘束する」
「・・・ご自由に。捕まりはしませんが」
 二人は素早く跳びながら山を降り、同時にアルファプラスとズィーベンプラスを揮ってウルトラマンに
変わって行く。
「ズィーベン隊長。御覧のように、地球には人々を脅かすこのような存在が次々押し寄せています。
そういった外敵から人々を守るためにも、僕はまだ地球を去るわけにはいかないのです」
「ぬけぬけと欺瞞を吐くな」
 ズィーベンは切って捨てる。
「お前が地球に留まりたい本当の理由は、もっと個人的なことだろう。目が嘘をついている」
「・・・折角いい話に持って行ってるんだから合わせてくれてもいいじゃないですか!」
「いや」
「ケチ!!」
 大人気ない口論をしているうちに、グランドマテリスにぎりぎりまで接近。

180 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:42:29 ID:gKx7qdRR0
 グランドマテリスは直ぐに二人を感知し、先端に牙の付いた触手を何本も飛ばしてきた。ウルトラマンの
二人も捕食する気である。捕まらないように両者は巨大化せず、人間サイズのままでグランドマテリスの
周りを飛び回って逃げながら、隙を見てビームを撃つ。しかし、小さい姿で動き回りながらの小攻撃では
大したダメージは与えられない。
「射程外の遠距離まで離れてから、巨大化して大威力の光線で一気に焼き払いますか?」
「うむ・・・」
 一旦距離を離して二人で攻め方を考えていたとき、突如、グランドマテリスの周囲に稲妻が走った。
二人のウルトラマンが構えて見守るうちに、巨大なグランドマテリスが電磁バリヤーに包まれていく。
バリヤーは、一帯の周囲に何時の間にか配置された、無人で外部制御の大型車両に搭載されたパラボラ
アンテナ状のメカから発されている。
「ほほほほほーーーーー危険ですのでウルトラマンの皆さんは下がっていなさい!」
 バリヤー発生装置をディフェンスポートから操作し、ウルトラマンを不遜にも民間人と同等に
扱う物言いをする由美子隊員。グランドマテリスによって既に多くの犠牲が出ていることにも全く
動じていない。もっとも、おじけられてきちんと任務が遂行できなくなっても困るので、これはこれで
一つのプロ意識かもしれないが。
 由美子がこんなこともあろうかと用意していたこの『ブリガドーン・システム』は、地球の環境に
深刻な影響を与える怪獣を迅速に処分するため、バリヤーで包んで持ち上げ、そのまま宇宙へ捨てると
いうものである。
 グランドマテリスも中でもそもそ動いて抵抗しているが、流石にバリヤーまでは捕食・吸収できない
ようである。包囲したパラボラが上を向くに連れ、巨大な塊が上空へと軽々と持ち上げられて上昇
していく。最早出る幕なく、見上げ続ける二人のウルトラマン。

181 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:43:56 ID:gKx7qdRR0
「まあこれでも不安なら、宇宙にグランドマテリスを追い出したところでウルトラマンのお二人が
大出力の必殺光線かなんかで撃って始末すれば・・・」
 由美子がそこまで言ったとき、状況が変わった。
 バリヤーの中で群体となっていたグランドマテリスは、無数の小型マテリスに分離を始めた。
そして、お互いに争い、共食いを始めた。
「ほほほー、私達にやられるくらいならと自滅を選んだのかしらー」
「・・・違う」
 隣で呟いた川上。
「? 何がです、隊長?」
「『蟲毒』というのを知っているか、美山?」
「はあ、暗殺用の強力な毒虫を育て上げるために、無数の毒虫を閉鎖空間に閉じ込めてお互いに
共食いさせるという・・・
 !!」

「いかん!」
 見届けていたズィーベンも気付いた。バリヤー内のマテリスの数は見る見る減っていくが、
同胞を食って残ったマテリスは、確実に大きく屈強で凶悪な姿へと変貌していく。
ズィーベン「このままでは、より強力になってたちの悪くなったマテリスが誕生してしまうぞ!」
アルファ「かといって・・・今バリヤーを解けば、又マテリスが地上に降り注いで大変なことに!」
 迷っているうちに、スパークするバリヤーフィールドの中に、一匹の獣のような虫のような
おぞましいシルエットが蠢き出す。
 強大な力を身に付けたそれは、力押しでバリヤーの壁を引き裂き、轟音を立てて地上に
帰還した・・・!!

 続く。

182 :クラウス筆者:2006/11/26(日) 04:24:30 ID:H5f853mX0


第7話

「恋するメカギラス」

四次元ロボ・メカギラス 登場



「つまり話を総合すると……あの如月と言う女性はお金持ちで、フリップ星人がその財産を狙っていた、と。」
「はい。それで象鼻エイリアンがあの夜のドサクサに紛れて如月家を襲撃し、
危険を察知したレイジがその場に駆けつけ、その後に俺が突入した…て感じですか。」

司令室。シュウ達は意識を取り戻したレイジから医務室で事情を聞き、今回の事件の状況整理をしていた。

「しっかし金持ちの金を狙うなんざ、フリップ星人ってのも底が知れてますね。」
「いや、人間社会はなんだかんだで金と言う力に弱い。奴はそれを熟知している事になる。厄介だな。
ところで、あの2人は?」
「痛み分け者同士、仲良くやってるみたいっすよ。ったく、金持ち美人とお喋りか。うらやましいこった。」
「あら、美人だったらここに2人もいるんだけど? ナ〜オッキっ君っ。」
「そうですよ〜。」
「おやぁ、幻聴が聞こえるなぁ。」
「でも彼女、家が燃え尽きて財産を全て失ったんでしょう? 身寄りもいないらしいし。ちょっとかわいそう。」
「うむ。それに、彼女自身、フリップ星人に個人的に顔を覚えられてしまった。
彼女の身の安全のため、しばらくここに滞在させる可能性もある。」
「すると、レイジとしばらく一つ屋根の下? おやまぁっ。」
「やばいな、ナオキよ。奴にはお前よりも早く春が訪れるかもしれんぞ。」
「はいそこ妬かない妬かない。思春期はもうとっくに過ぎてますよ〜。」
「はっはっは。…さて、次の任務が舞い込んできた。作戦を聞いてくれ。」

183 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:26:16 ID:H5f853mX0

―メディカルルーム―

「え…? もう絵が描けない…?」
「…手が動いてくれないんです。筆を持っても、持つだけで、その先は何も…」
ソファに座り、スケッチブックとシャープペンを握るトウコと、その隣に座るレイジ。
あの夜、緊急患者として運ばれた2人だったが、これと言った外傷はなく、今は静養に尽くしていた。
彼女自身には、フリップ星人に対しての記憶は一切無いらしい。
実際のところ、あの家でレイジと別れる度、記憶が飛んでいたそうだ。

「私…一体どうなるんでしょうか。」
「今んとこ、しばらくここで過ごした方がいいってさ。リハビリもゆっくりやってこう。」

世間では、今ちょっとした騒ぎが起こっていた。先日現れた3大怪獣の件だ。
怪獣が3体同時に出現する事も珍しい上、ウルトラマンが敗北したという過去にも類を見ない大事件だからだ。
何より、3大怪獣のうちの1匹、グランドキングの存在。
元来、グランドキングは漫画「THE・アンバランス」の完全オリジナル怪獣であり、
怪獣が普通に出現するご時世であっても、グランドキングそのものはあくまで空想の存在なのだ。
しかし今回、漫画と同じ姿のまま、グランドキングは世に出現した。記録映像も残っている。
これにより、様々な声が飛び交った。
何故グランドキングが? 外山さとし(如月冬子のペンネーム)と侵略者はグルじゃないのか? …等。
しかも、外山さとし本人は消息不明、漫画は打ち切りと、なんとも後味の悪い事件となってしまった。

「応援してくれたファンの皆になんて言えばいいか…」
「君の責任じゃない。全てはあのフリップ星人が災いの種なんだ。俺が絶対、奴を仕留める。」
「…もうこれ以上、私に関わらない方がいいと思うんです。でないと、カミヤさんの体が持ちません。」
「…俺A&Rよ? 多少の問題は無問題(モウマンタイ)さ。
それに、誰かを守るのが…俺の使命だと思ってる。ここまで関わった以上、君を命がけで守ってやる!」
「カミヤさん…」

決してノロケでは無い(と思う)ので、あしからず。


184 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:27:38 ID:H5f853mX0
―司令室―

「クレッセントを?」
「そうだ。リュートリニアンの話によると、どうもクレッセント達を地上で遊ばせてやりたいらしい。」
「遊ばせるぅ? まぁ、月じゃあ遊ぶスペースも限られてるだろうけど…どうやって運ぶんです?
生きた怪獣を大気圏突入なんてさせた事ないですよ。γは壊れちゃってるし。」
「そこで! ボクの開発した重量物体空間移動装置の登場サ!!」
「ショーン博士!?」
ぬぅっと司令室に姿を現したショーン。ショーンはモニター前にずいずぃっと出、
モニターを使用し作戦の説明を始めた。

「まず! ダッシュバード・ネオに装置をセェッツ! 宇宙に出て、そこから地球の目標地点を狙い、
装置を作動させ、特殊ビームを目標地点にシュート! ビームを発射している間にクレッセンツ達を
ビームの中に入れたら、後はエレベーターみたく地上へGO!
名づけて、プロジェクト・ビーム・エレベーター!! 装置はもう取り付けてあるヨ!」
「素晴らしい、流石ショーン博士です! 早速作戦開始だ。各人エーアールαとβに搭乗! いいな!!」
「あの、それはいいんですけど、誰がαに乗るんです?
俺、ヤですよ。機体にレイジの癖が付いちゃってるし。シュウ、乗ってよ。」
「俺だって嫌だよ。てワケで、ミスカよろしく。」
「なんで私に振るのよ。てか隊長、隊長は前の出撃でαに乗ってすごく活躍してたじゃないですか。」
「私は地上で指令しにゃならん。…んー、そうだな……。
昨日、チャーハン食べた者はいるか?」
「チャーハン?」
「そうだ。」
「食ってません。」
「私も。」
「えっと、俺、食いましたが。」
「そうか。私も昨日、チャーハンを食べた。よし、ナオキ、今回はお前がαに乗れ。」
「はぃぃ!? え、でも、あれ、その…あ、間違えました、チャーハンじゃなくてピラフでしたっ!」
「往生際が悪いぞ。四の五の言わず、A&R出陣! いいな!!」
「「了解!!」」
「…りょーかい。」

185 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:29:34 ID:H5f853mX0

―省略―

α、βの2機は空高くへ舞い上っていた。
多々の雲とすれ違いながら、地球と離れて行く。
時間的にまだ昼ごろなのだが、周辺が徐々に薄暗くなってきた。大気圏を抜ける瞬間も近い。
辺りは暗さを増し、星の輝きが見え始めた。そして、完全に空気が無い世界へ出陣。
宇宙だ。
衛星軌道上に、約100メートル台の巨大なカプセルの様な物と、2機の小型UFOが漂っていた。
リュートリニアンのUFOと、2匹のクレッセントが入った保護カプセルだ。

『ラーデー・ガイク、ニーナー。ディガ・クレッセント、ルバソーター。』
クレッセント達をよろしく、友人達よ。と、リュートリニアン。
早速βは地上に機体を向け、遥か下界、地上に向け狙いを定めた。
地球は常に自転している。自らも少しずつ動きながら狙わねばならない。
後、慣性の法則やらなんやらが絡んでくるが、そこは今は気にしないように。
と、βから地球へ向け青く、太いビームを発射した。
目標地点は日本のA&R訓練場。周りには緑があふれ、山岳地帯もあったりと怪獣にはもってこいの地域だ。
しばらく後、地上からビーム到達成功の連絡が。
早速、αが保護カプセルを誘導し、ビームの中へ入れた。
ビームの中にすっぽりと収まったカプセルは、そのまま地球へと一定スピードで降下した。
すかさず、αもビームの横を沿って降下。カプセルとαは同時に大気圏に突入、
αは摩擦熱に襲われたが、カプセルの方はビームに包まれている為なんの変化も無かった。

『ぐっぞー、やっぱ慣れてない機体で大気圏突入はキツイっての!!』
『おいナオキ! クレッセント達はどうだー!?』
『はいはい、大丈夫大丈夫ー! ったく、怪獣の癖にいい身分だぜ!』
αとカプセルは大気圏を突破、後は地上に降りるだけだ。

186 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:30:45 ID:H5f853mX0


『…ん?』

ナオキは一瞬、我が目を疑った。
いない。クレッセント達が入ったカプセルが、ほんのついさっきまで隣にあったはずのカプセルが、
忽然と姿を消していた。

『ぅえええええぇぇえええぇええええええ!!!!!????』
『どうした!?』
『クレッセント達が…いねぇええぇぇぇえええぇえええ!!!!』

地上のA&R訓練場の広場。
そこではクレッセント達の到着を待ちわびていたカサゴイ隊長やその他A&R員達が待機していた。
が、そこに訪れたのはエーアールαのみ。すぐに騒ぎが起こった。

「ナオキ、カプセルはどうした!?」
『知らないっすよぉ!! つい今いきなり消えちまったんですぅ!!』
「隊長、レーダーにもカプセルの存在は見受けられません!」
「光線ルートは目標地点からズレてません!」
「くそ、何が起こったんだ? フリップ星人の仕業だとしても、一体どこへ…?」


187 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:31:15 ID:H5f853mX0
その頃―A&R日本海本部―

ここは、日本海と陸地を見渡せる、屋外休憩スペース。
潮風がゆるやかに体に伝わるこの場所は、A&R員達の憩いの場として親しまれている場所だ。
紙カップコーヒーを飲みながら日本海を眺めるレイジとトウコ。
レイジは今、あることに頭を悩ませていた。
自分の正体をトウコに話す事だ。
トウコはフリップ星人に狙われる存在…と言うほどでもないと思うが、安心して暮らせるほど心の余裕は無い。
ならば、自らがウルトラマンである事を告げ、トウコに安心させるか?
…しかし、『俺が守る』と言った手前、ウルトラマンという存在に頼るのもどうか、とも思う。
ここは‘男’として、トウコを安心させたい。だが、念には念を入れてという事も……。

「…どうしたんですか?」
「え? いや、ちょっと考え事を…。あの、さ、如月さんにとって、ウルトラマンって、どう思う?」
「ウルトラマン、ですか。私にとっては…正直、得体の知れない存在、と言うか。」
「得体が知れない?」
「そう。母はウルトラマンを尊敬してたみたいですけど、私にしてはどうにもつかみ所の無い存在なんです。
地球に住み着いて、事あるごとに怪獣を倒して、それはいいんですけど、何かこう、逆に言えば、
何でそこまで尽くすのかと思うし、そこまで恩を着せられたらそれを理由に何を請求されるか、
なんて思っちゃうし…。」
思えば、今はもう燃え尽きてしまったあの家のトウコの仕事部屋には、
怪獣の人形はあれど、ウルトラマンの人形やらはほとんど無かった。
あの時部屋にかかっていた‘ウルトラマンマックス’の歌も、あの時はトウコは操られていたので、
普段は聞きもしなかったのだろう。
と言うことは、むしろ自分がウルトラマンである事を言わない方がいいか、と思った途端に……

「ハァァイ!! Mrレイジ! デートかなぁ!?」
レイジの正体を知るショーン博士が、2人の間に入り込んできた。やばい

188 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:33:56 ID:H5f853mX0

「ん? ナイーブな顔して、邪魔しちゃったかナ?」
「いやいやいやいや、どうぞ、俺の事なんて気にせずに、どうぞ、ごゆっくり!」
「ボクはこの娘と話しにきたんだヨ! ハァイ、Nice to me to!」
「あ、ナイス、ミー、トゥー、トゥー。」
レイジは雑談し始めたショーンとトウコから一寸離れた。余計な事は言いやしないか…
今のとこ、特に目だった会話はしていないが…あ、今、話題がウルトラマン関係に移った。
しかもその正体はどうのこうの言ってる。これはまずい。やばい。
そして、恐れていた事態が起きた。

「Hey,レイジ!! こっちへカモン!」
「はぁ(やばっ)。」
「ここで重大発表! 実はこのカミヤ・レイジ君は……」
「(わー、わー、わー、わー!!)」
「ウルトラマン・クラウスの仮の姿なのでーす!!」
「(ぎゃー、何のためらいも無くストレートで言っちゃったよこの人!!)」
だが。トウコはきょとんとしている。あまりにストレートすぎるが故、意味不明なのだ。


189 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:35:41 ID:H5f853mX0

「Oh、じゃあ、論より証拠。レイジ、ここで変身してみてヨ!!」
「(何言ってんだこの人……。)」
「あー、おほん。実はね、ついさっき地球へ輸送中だったクレッセンツが、行方不明になった。
原因は不明だが、ボクの考えだと、多分クレッセンツは異次元に連れ出されたんだと思う。
でも、今の段階だとボクの技術をしてでも異次元には入れない。
そこで、君に調査を依頼したい。ウルトラマンクラウスとして。」
「……しかし……」
「しかしもお菓子も無いよ。事は一刻を争うんだ。それに……」
ショーンはそっとレイジに耳打ちをする。

「彼女にも君の正体を知らせておく必要があると思うんだ。何故って、今は解らないけど。」
「……解りました。」
レイジは懐からウルティメイト・ストーンを取り出し、海を背にトウコ達に振り返る。

「如月さん。この事は…俺と君と、ショーン博士だけの秘密だと、約束してくれる?」
「…ええ。私も、もうちょっとやそっとの事では、驚きませんから…。」
「…解った。それじゃあ……」

「クラウスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」


190 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:36:33 ID:H5f853mX0

トウコとショーンの目の前に、光の巨人・ウルトラマンクラウスが君臨した。
クラウスは2人を見つめた後、空高くへと飛んだ。

『レイジ。クレッセント達はやはり四次元に連れさられている様だ。あの博士、只者では無いな。』
『解った。異次元へ行けるのか?』
『無問題(モウマンタイ)だ。私を誰だと思っている?』
空をマッハのスピードで飛ぶクラウスは、目の前にワープホールを出現させ、四次元へ突入した。
あらゆる色が混じりあい、歪む四次元空間を漂っていると、2つの影を発見。…クレッセントだ!
そしてもう1つ。クレッセント達より一回り大きい、巨大な影。
…ロボットだ!!
地上‘らしき’部分に降り立ったクラウス。
クレッセント達の前に立ち、ロボット…メカギラスと戦闘を開始した。

『ジェィアァ!!!』
怪獣のような姿形をしたメカギラスは、口からミサイルを発射。
クラウスはダブルフィンガービームでそれを撃ち落す。
同時にメカギラスにつかみかかるが、メカギラスはそれを振り放す。
振り放されたクラウスに目から破壊光線を放つ。クラウスはバック転でそれを避け、
一気にケリを付けようとクラッシュウムカノンを発射したが…何故か効かない!
どうもメカギラスは四次元の空間を自在に操る存在の様で、
カノンが直撃する直前にカノンをどこかへ吸い込ませたらしい。
メカギラスは再びミサイルを連射、クラウスはそれを大ジャンプで避け、
そのままクレッセント達の元へ着地した。
すかさず腕をクロスさせ、クレッセント達とメカギラスごとワープした。

ワープ先は、クレッセント達が送られる予定だったA&R訓練場であった。
驚く人々の声を背に、クラウスは早速右腕から光の剣‘クラッシュウム・キャリバー’を装備、
メカギラスに切りかかった。
意外にも勝負は早く付き、首を切断されたメカギラスは機能を停止した……。

191 :名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 04:37:44 ID:H5f853mX0
―省略―

「復帰、おめでとう。これからもどんどん活躍してくれよ。」
「はい!!」
司令室。そこには隊員服を着て完全復帰したレイジの姿が。
ささやかな祝いの菓子とジュースも用意されていた。

「しっかし、なんであのロボットはクレッセントに手ぇ出さなかったんだろうな。」
「そ〜れはだね、あのロボがクレッセンツを敵と思わなかったからサ!!」
「あれ、(神出鬼没の)ショーン博士、研究室にいたんじゃ……」
「そこであのロボットのICチップらしきモノを調べていたんだ。そしたらあのロボットは形の似ていた
クレッセンツにIike、あるいはそれ以上のIoveな感情を抱いていたのサ。」
「って事はあのロボットは恋したの? 信じられないわねぇ。」
「Oh、アンドロイドが人間を愛した例もあるヨ! 可笑しな話じゃない。
元々はクレッセンツをフリップ星人の元へさらう予定だったんだけど、愛がそれを阻止したのサ。」
「となると、壊しちまったのはちょっとかわいそうだったな。」
「いや、あのロボットのパーツの一部はエーアールの強化パーツとして働いてもらうヨ。
γにも取り付けるから、楽しみにしててね、ナオキ!」
「なんでそこで俺に振るんですか!」
笑いが起こる司令室。俺はこの場に帰ってきたんだな、と実感するレイジであった。

翌日。
A&R食堂。そこには腹をすかせたナオキの姿が。

「おばちゃ〜ん、チャーハンひと……ってあれ、如月ちゃん!?」
「あ、今日は、これからここで雑用として働く事になりました。宜しくお願いします!」
A&Rがまた、賑やかになった。


次回 ウルトラマンクラウス 第8話

「裏切りの序幕」

192 :リュウラ著者:2006/11/26(日) 13:09:26 ID:mylzw9ho0
感想と劇場版更新書きたいんですけど、どうも体調崩したらしく…。
明日あさってには復帰します。
オーバーさんお帰りなさいませ。

193 :アルファ作者:2006/11/26(日) 13:57:55 ID:RH7Ule1t0
クラウス作者様
 如月さんがA&R勤務のレギュラーになったのは意外でした。
クレッセントが再登場したのも虚を突かれました。

リュウラ作者様
 回復してからで結構ですので。十分休んでください。

194 :ウルトラマンオーバー:2006/11/26(日) 21:44:12 ID:v1qCyvX90
>リュウラ作者様
ただいまです

>アルファ作者様
マテリス、強敵の予感!
それにしても美山隊員、いいキャラだ
・・・ん、美山?
・・・・・・いやまさかね

>クラウス作者様
メカギラスの使い方がナイスでした
作品の進み方とかテンポもいいし、頭にシーンが想像しやすくてナイスです

195 :劇場版(現アルファ作者):2006/11/26(日) 23:28:47 ID:3foRmV1o0
 威容を見せて吠えるイメージマター最終形態。放っておけばコンビナートに踏み入り、
大災害が起こる。巨大な悪魔に対し、ウルトラの戦士が改めて揃い踏みする。
「遅れてすまない!」
 シグマとバーン、ミラクル、ディアナも駆けつけた。
 ウルトラマン達よりも遥かに巨大なイメージマターが見下ろしてくるが、一同は怯まない。
シグマ「いくぞ、皆!」
バーン「おう、これで終わらせてとっととバーベキューだぜ!」
 そんな中、イレイズは、散々サイキックケアを使ったディアナが息を切らしているのに
気付いた。カラータイマーも激しく鳴っている。
「ディアナ、お前はもうここまででいい。後退して、万一のために休んで力を貯めておけ」
「な、何言ってるのよ・・・私はまだ十分やれる・・・」
「お前の本分は最前線で戦う戦士のフォローだ。忘れるな」
「けど・・・」
「俺は必ず生きて帰る。もう頭に血が昇って突出しすぎるような真似はしない。信じろ」
「・・・いっぱしの口を・・・」
 そう言いながらディアナは退き、後方の目立たない位置に下がって変身を解除。人間体・
さやかとして状況を見守る。
 バーンやシグマに冷やかされても、イレイズは鉄面皮を崩さない。元より表情のない
ウルトラマンの顔は崩れはしない。
「熱い闘志は、クールなマスクの下で密かに燃やすものだ・・・ケリをつけるぞ!」
 一同は頷いた。

196 :劇場版(リュウラ著者):2006/11/27(月) 11:44:10 ID:8oCqMl560
ジャーク星人の邪悪破壊光線を放射してくるイメージマター。
これをリュウラのドラゴンフィールドとイレイズのバリアブレスシールドが弾き飛ばす。
その隙に…
「ブルー光線!」
「スパークビーム!」
ミラクルとシグマの光線が炸裂する。しかし、直撃にもかかわらずハガネギアロの装甲に反射されてしまう!
怪獣や宇宙人共の怨念を吸い、以前よりも強固になっているのだ。
「リュウラ!ハガネギアロは俺たちにとって未知の敵だ。対抗策は!?」
敵の攻撃を掻い潜りつつシグマが問う。応じるリュウラ。
「アンタら、剣の技は持っているか?」
つまり、ギロチン技のこと。
「己の剣へ念を込め、奴の装甲から、それに力を与えている『怨念』を切り離せ!」そうすれば装甲は無力化する!」
つまり、物理的に切断するわけではないのだ。半信半疑の一同だが、それしか装甲を破る手はない。
しかし、実際に「怨念を断ち切って撃破する様子」を目にしているシグマとカイザーは、リュウラの言に従い、ギロチン技のパワーチャージを始めた。
だがその一瞬の隙を突き、カイザーへオーニンの棍が振り下ろされる!
間一髪、ミラクルのハイアタッカー光線が棍の動きを止めるが…
「気をつけろ!棍からは光線が出る!」
その通り、ミラクルを光線が襲う。止めにかかろうとするウォータらだが、間に合わない!と、
「タイマーショット!」
棍からの光線を止めたのは、カイザーだ!
「今地球に派遣されているのは僕です。僕だって、兄さんたちを助ける事ぐらいできる!」
「よく言ったな、カイザー。それでこそ、ウルトラマンだ。」
称賛するイレイズ。
「よっしゃ。みんな、奴のヨロイを叩き切るぞ!」
シグマの叫びの下、一同がイメージマターへ接近する!


197 :劇場版(リュウラ著者):2006/11/27(月) 12:01:42 ID:8oCqMl560
「バーチカル・ギロチン!」
シグマの光刃が突き刺さる。それを皮切りに、
「バリアブレス・ソード!」
零距離からイレイズの剣が唸りをあげる。ヒット&アウェイで再度距離を開けるイレイズ。
イレイズへ反撃しようとするイメージマターだが、そこへ
「ウルトラカッター!」
ミラクルの攻撃、続いてヒート、ウッド、アースのエネルギーを受けたウォータが
「エレメンタルパワードスラッシュ!」
横一文字に亀裂が生じる。すぐさま再生しようとするヨロイ、しかし
「龍光刃シャイニングヴァイパー!」
リュウラの光剣がその亀裂を拡げる。
怯んだイメージマターへ向かって急降下するバーン。彼の手刀にエネルギーが集束し、赤く光る
そして一気に振り下ろす!
「ダイナミック・セイバーッ!」
冥王星での孤独な闘いの中バーンが編み出した、並の怪獣なら一刀両断してしまう必殺チョップである。
さらにカイザーは、ダイナミックセイバーと同じアクションで敵に接近、
「カイザー・スラァッシュ!」
通常は遠距離の敵へ投げつけるカイザースラッシュだが、今回は手持ちのまま敵へ斬り込んだ!
この攻撃で、漸くハガネギアロの装甲が無効化する。

ここまでです。

198 :リュウラ著者:2006/11/27(月) 12:38:22 ID:8oCqMl560
アルファ作者さま
ああっ!蟲毒ネタ先を越された!(笑)住民を食い尽くすというのはこれまでのマテリスの描写をさらに怖くした感じです。
マテリスというのはどう考えても恐怖すべき存在なんですが、
どうもこの「何考えてるか分からない怪獣」って奴は何か可愛らしさを感じると言いますか。私だけでしょうが。

クラウス作者さま
ああっ!朝日奈隊長ネタ先を越された!(またか)しかし七話でもう二人に正体バレとは。
ショーンがどんどん良いキャラになってますね。
テレポート後は結構あっさり敗れ去るのもオリジナルメカギラスを踏襲(かな?)してます。


199 :ピース作者:2006/11/27(月) 12:56:52 ID:0RNYNNws0
>クラウス作者様
火事で燃え上がる部屋での頑張り、すごく感動しました。
さすがヒーロー・・。
そしてクレッセントの話も主人公らの会話が特に目立ち、とても面白かったです!

>アルファ作者様
あの怪獣と宇宙人がついに強化復活ですかー!!
迫力ある暴れるシーンが頭に焼きつきました!
これから順をおって拝見させて頂きます!

200 :ウルトラマンオーバー:2006/11/28(火) 18:00:18 ID:VZiEp0ws0
>リュウラ作者様
ダイナミックセイバー、ナイスネーミングですね
必殺技考えていただき、真にありがとうございました

201 :ウルトラマンオーバー:2006/11/28(火) 19:21:53 ID:VZiEp0ws0
鳴り響く緊急警報に、ステーション隊員達の顔色が変わる
無言で戦闘機に向けてかけていくステーション隊員達
宇宙ステーション乗組員の戦いはスピードが命だ
敵は1秒で1光年飛ぶ事も容易な技術を持つインベーダーもしくは弾道ミサイル
コンマ1秒動作が遅くなって全滅しても、なんらおかしくはない
緊急サイレン同時にダッシュがステーション内での鉄則である
もっとも、このサイレン&ダッシュでも歯が立たなかった敵も存在したのだが・・・
走っていく隊員達を敬礼で見送る石野達EAR
ヴァルチャーEの扱いをまだ隊員達が完全にマスターしていないため、今回は彼らは参戦しない

スペースジェットに乗り込む四条
OP「未確認飛行物体は現在ポイント089999を進行中、進行目的地地球、到達予想時刻・・・・」
四条「フォーメーション3、ミサイルで目標を殲滅、バックアップは4,5号機」
コックピッドの中で敵の詳細を聞き、フォーメーション指示を行う四条
通信機の向こうから隊員達の応答が一斉に返る
ステーション発進口から一斉発進するスペースジェット2、総勢5機
加速して一気に目的地に向けて飛行していく

202 :ウルトラマンシグマ:2006/11/29(水) 15:23:20 ID:+MXwrfWk0
第四十三話「吹雪の中で輝いて」冷凍大怪獣コーザス登場

冬寒し…今日、真悟と勇は某スキー場に行きスキーを楽しんでいた。
勇「真悟さん、本当に大丈夫?俺、滑るの初めてだから怖いよ」
真悟「大丈夫大丈夫。俺がついてるだろ?転びそうになったら尻餅をつくんだぞ」
真悟の励ましに勇も恐る恐る滑り出す。いい感じに滑り出すが
やっぱり転んでしまう。
勇「あ、イテテ…」
真悟「勇君、悪く無かったよ。それにちゃんと尻餅をつく転び方だったし
すぐに上達するよ」
そしてまた練習を再開する二人。だが突如、猛吹雪が発生!二人は
すぐさまホテルに戻った。

真悟「おかしいな…山は天気が変わりやすいとはいえこんな一瞬で
猛吹雪なんか起こるものなのか…?」
勇「あっ!!怪獣だ!!真悟さん、怪獣だよ!!」
勇は窓の外に怪獣がいると言う。真悟が覗くがその時、怪獣などいなかった。

次の日、吹雪は収まっており真悟と勇は東京へ戻り、真悟はSGT基地に向かう。
真悟「昨日は勇君とスキーに行ったんですが、いきなり吹雪にあってしまって
あんまり楽しめずに戻ってきてしまいましたよ。勇君はその時、怪獣を見たと
言うんですが…」
荒井「怪獣出現したらモンスターレーダーが何らかの反応を示すはずだ。
だから勇君が見たのは幻か何かだよ。もしかしてウーだったりしてな」
真悟「飯田山じゃないですけどね…スキーしに行った場所」
荒井「しかし、快晴だったのにいきなり吹雪になるとはな…これは一体
どういうことだろう?」
真悟「わかりません…吹雪は間違いなく起きました…」
SGTが考え込んでいる時、東京に異変が発生する。

203 :ウルトラマンシグマ:2006/11/29(水) 15:24:04 ID:+MXwrfWk0
姫子「大変です!都内が強力な寒波に覆われています!」
神「何!?よし出撃だ!」
SGTが調査のため、ファルコン1号で都内へ向かう。そこはすでに
雪と氷の世界となっていた…。
真悟「くそぉ!なんだってこんなことが…あっ隊長!!」
神「あれは怪獣だ…!」
真悟と神が見たものは紛れも無く怪獣…二人は写真を収め帰還する。

荒井「確かに怪獣だ…だけどやっぱりモンスターレーダーに反応は無かった」
雪「レーダーに反応しない体質なんじゃないですか?」
真悟「もしくはあまりの体温の低さで反応しないか」
神「うむ…何にせよこのままでは対応に遅れてしまうな。どこかが寒さに襲われた時、
初めて奴の居場所が分かるのだから」
荒井「レーダーの強化と奴を倒せる武器を早急に開発中です」
そう、荒井隊員は今回の事件を早く解決するためまた新しい武器とレーダーの発展を
急いでいた。その3日後、ようやく完成した。

荒井「隊長!完成しました!レーダーの感度は以前の60倍。そしてあの怪獣を
倒せる兵器、サクシウムナパーム弾です!」
神「荒井隊員、ご苦労」
真悟「すごいですね荒井さん!これなら奴どころか、どんな怪獣でも一撃ですよ!!」
荒井「ありがとう。だがサクシウムナパーム弾は出来たばかりの1発しかない。
仕損じたらお終いだ…」
その時、レーダーに反応が!怪獣が発見されたのだ!
谷村「おい!武蔵野の方に向かっているぞ!」
真悟「大変だ!武蔵野は勇君の住んでる場所だ!」
神「よし、SGT出撃!真悟はタイガーで住人の避難誘導だ!」
一同「了解!!」

204 :ウルトラマンシグマ:2006/11/29(水) 15:25:08 ID:+MXwrfWk0
サクシウムナパーム弾をファルコン1号に積み出撃。真悟は武蔵野に到着、避難誘導を
開始する。そして真悟は勇と会う。
真悟「勇君!大丈夫か!」
勇「真悟さん!あの怪獣だよ!この前のスキーで俺が見た怪獣!」
真悟「何だって!?…たぶん奴は生活圏を広げようとして東京に来たんだ!勇君、
君も早く逃げろ!あいつの冷気で凍ってしまうぞ!!」
勇「うん、真悟さん!頑張ってね!!」

ファルコン1号はサクシウムナパーム弾を当てるため怪獣の上空に回らなければならない
しかし、強力な冷気で近づこうにも近づけない。
姫子「駄目です、隊長。これ以上近づくとこちらが凍りづけになります!」
谷村「サクシウムナパームはいつでも発射できるのになぁ〜!」
荒井「絶対に当てなければいけない!奴を倒せる武器はこれしかないないんだ!」
悪戦苦闘するSGTに怪獣の冷気攻撃が襲う!
神「雪!高度を上げろ!中村、同時にミサイルで牽制だ!」
雪・中村「了解!」
しかし怪獣怯まず、SGTもピンチに陥る…その時!

真悟「シグマァァァ!!」
真悟はシグマに変身!怪獣に挑む。シグマはシグマファイヤーで怪獣を攻撃するが
怪獣の冷気がそれを相殺!シグマはアスシウム光線を放とうとするが
寒さにエネルギーを奪われ、発射したくても出来ない。
荒井「シグマのエネルギーも、もう残り少ないぞ!」
神「仕方ない!いちかばちかだ!強行突破するぞ!」
ファルコン1号は怪獣の上空に飛ぶ!怪獣の冷凍光線が放たれようとした時…
シグマ「まだだ!!」

205 :ウルトラマンシグマ:2006/11/29(水) 15:25:40 ID:+MXwrfWk0
シグマは少ないエネルギーを捻り出しスパークビームで怪獣を攻撃!
怪獣が怯んだ隙にシグマは尻尾を掴み、動きを止める!
神「今だ!中村!!」
中村「くらえ!!」
サクシウムナパーム弾が怪獣目掛けて投下され怪獣に直撃!シグマが離れ怪獣が
目を閉じると木っ端微塵に吹き飛んだ!!

ようやく凶悪な冷凍怪獣が倒され、真悟と勇は再びスキーを楽しんでいた。
空は広がる青空。今度こそは吹雪も起こらないだろう…だが
真悟「突然吹雪が巻き起こるなんてなぁ」
勇「真悟さん!あれ!怪獣だよ!!」

次回予告「節分の日!学校で豆まきだ!しかしガキ大将が暴れる時、いじめられっ子の
男の子の怒りが爆発!出てきた怪獣、ガキ大将の家を壊そうと大暴れ!!
さあ来週もみんなで見よう!!」

206 :ウルトラマンシグマ:2006/11/29(水) 15:32:09 ID:+MXwrfWk0
今回のサブタイが「その夢を諦めないで」って感じに続きそうです…
自分で書いておきながらwそして歴史は繰り返す…。

クラウス作者様、クレッセント再登場・メカギラス…良いですね。
また俺が勝手に喜ぶw正体バレがどんどん進みますな。良い意味で

劇場版も決戦ムードが一気に高まりましたね。また近い内にアイデア出たら
書きます

207 :ピース作者:2006/11/29(水) 18:44:31 ID:PgvJSwwQ0
>シグマ作者様
特殊な怪獣ですね!
ウルトラマンが苦手な寒さもふきぬけ、
SGTとの活躍が非常に良かったです!

208 :バルグ作者:2006/11/29(水) 20:59:05 ID:wT7ltsd00
誰か助けてくれ…4話がなかなかできないッ!!…orz

他の方々の作品は読んでいます。どれもとても面白かったです

209 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 21:17:31 ID:bd/nOlgQO
うむ、せっかくウルトラマンが早々に二人出て
且つ仲良く共闘してるからレオのガロン・リットル戦みたいなのは?
どう事件を起こすかはバルグ作者さんの思うようにしかならないが
戦闘は面白くなると思うぜ?

シグマ作者さん、やはりウルトラマン共通の弱点、寒さの
話しはいいな。根性でシグマがまた立ち向かうのも俺は好きだ

210 :バルグ作者:2006/11/29(水) 21:26:16 ID:wT7ltsd00
>>209
とりあえず8割ほどはできたんだが戦闘が…。
しかも、ウルトラらしくないところで無駄に長いし…。
ちなみに今回はゼクスは出しません…。

211 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 21:31:42 ID:bd/nOlgQO
しゃあ戦闘は初期セブンみたくあっさりした感じは?
8割方というとほとんど出来てるようだし。

それにしてもネタ切れしたとは思いたくないが…。どうなんよ?

212 :バルグ作者:2006/11/29(水) 21:34:01 ID:wT7ltsd00
>>210
あっさりか…。それでもいいかもしれないですね

中・終盤の展開は思いつくのに目の前の展開は思いつかない…って感じです。

213 :アルファ作者:2006/11/29(水) 22:47:46 ID:0cWm1YkK0
>>198 リュウラ作者様
 感想有難うございます。私も何考えてるのか判らない系怪獣は好きです。
ガイアの破滅招来体のレザイトやアンチマターとか、やってることは
凄く物騒なのに、妙に仕草が可愛いですね。

>>206シグマ作者様
 エンドレスオチがウルトラらしく微妙に怖くていいです。
サブタイは一瞬何のネタかと思いましたが、08小隊ですね。

>>212バルグ作者様
 まあ、焦ることはないと思います。自分のペースで。
或いは、思い切って中・終盤の展開からやってみるのもいいかも。
案外後からあれもやりたいこれもやりたいというのが出てくるものです。
アルファなんぞ、1話がいきなり最終回の展開だし。

214 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 23:03:00 ID:0cWm1YkK0
 特命防衛隊の美山由美子隊員は、突如現れた超巨大な生体無機物の群体・グランドマテリスに対し、
自らの開発した広範囲バリヤー発生装置『ブリガドーン・システム』により、グランドマテリスを
バリヤーで包んで上昇させて宇宙に捨てる作戦を取る。だが、そのバリヤーの中で群体のマテリスは
お互いに共食いを始め、最後に残った一匹が他の全てのマテリスの力を取り込んで異常強化。バリヤーを
力で破り、再び地上に降下してきた!


 ウルトラマンアルファ 14 マテリス殲滅作戦・2
 生体無機物・ヴァルガーマテリス 出現


 地響きを立て、自分が滅ぼした街の廃墟に再び降り立った新形態のマテリスは、大きさこそ
ウルトラマンと然程変わらないものの、強力な力による不吉なオーラがにじみ出ている。毛むくじゃらで
筋骨隆々とした体、虫のように節くれだった手足、そして目はなく、頭部の殆んどを占める牙の並んだ大きな口。
唸りながら獲物はいないかとばかり一帯を見回している。とにかく危険なのは一目瞭然だ。
 アルファとズィーベンは巨大化して地上に降り、至急マテリスを倒すべく挑みかかる。
 だが、街一つ分のマテリスが共食いで一体となった身体は密度が上がっており、恐ろしく頑丈だ。パワーも
上がっており、手足を振り回すだけで、押さえつけていた二人のウルトラマンが翻弄される。両者のカラー
タイマーが鳴り出す。
 やがて、片足のために踏ん張りが利かないズィーベンが投げ飛ばされた。
「ああっ、ズィーベン隊長!?」

215 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 23:04:28 ID:0cWm1YkK0
 ディフェンスポートで息を呑んでモニターを見守る特防隊。
 川上隊長は横目で美樹の様子を見る。何時ものポーカーフェイスを保っているように見えるが、美樹の手は
血の気が失せるほど固く握られている。

 山向こうに消えたズィーベンは、それっきり戻ってこない。
 残ったアルファも一人ではどうしようもなく、マテリスのパワーと素早い動きでの打撃に打ちのめされ、
遂に力尽き、次第に透明化し、姿を消した。
 二人のウルトラマンを敗ったマテリスは、次の獲物を求め、他の市街地を目指して侵攻を始めようとする。
 だが、その前に、一度バリヤーを破られたブリガドーン・システムが、由美子の指示でもう一度作動。
最大出力のバリヤーフィールドでマテリスを封じ、ひとまず足を止めた。
 しかし、マテリスは諦めずにバリヤーに体当たりを続けている。長くは持たないだろう。

 新たに作戦呼称『ヴァルガーマテリス』と変更された目標を今度こそ殲滅するため、特防隊が直接現地に
向かうことになった。ウルトラマンがかなわなかった以上そうするしかない。斎木、美樹、柏村は何時も通り
トライビートで出撃するが、トライビートの火力だけでは充分な効果は期待できない。牽制のために使い、
主力として、機動司令塔が直にハイパードリルを目標に叩き込む。
 機動司令塔に乗り込むのはこれも通常通り川上とアンドロイド・ミリー。更に、由美子も同行する。
初手の失敗でマテリスを更に強化させてしまった責任・・・というより、此処まで来たら何としても
自分の手でとどめを刺したいという意地である。
 かくして、機動司令塔がバーニアを噴かしてディフェンスポートから分離。トライビート隊と共に
現地へ飛んでいく。

216 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 23:05:43 ID:0cWm1YkK0
 夕闇迫る中、現地に到着した機動司令塔は、拘束されているヴァルガーマテリスの正面に移動する。
 ヴァルガーマテリスは檻の中の野獣のように、バリヤーを破ろうと爪を何度も叩きつけながら興奮している。
そろそろバリヤーの最大出力維持も限界である。破れれば、ヴァルガーマテリスは全速でまっすぐ飛び出して
来るだろう。勢いが付いて避けようもあるまい。そこへ真正面からドリルで突貫するという直球勝負である。
 機動司令塔の前部が展開してハイパードリルが現れ、高速で回り出す。充分な勢いに達したところで、
由美子「バリヤーを解除します!」
 過負荷で煙を上げ、爆発寸前だったバリヤー発生装置の無人車両が漸く停止。
 戒めが突然なくなったヴァルガーマテリスは、機動司令塔に向けて全力で突進してくる。機動司令塔も
迎撃態勢は万全で、ドリルをヴァルガーマテリスに向けてバーニアを全開、突撃する。
 そのまま正面衝突し、ドリルが突き刺さる・・・
 と思われたところで、
川上「何!?」
 ぎりぎりのところでヴァルガーマテリスは手足の爪を地に突き立てて踏ん張り、力のベクトルを
上に逸らし、巨体からは考えられない身のこなしでジャンプ。ドリルを回避した。
 通り過ぎた機動司令塔の後ろに着地し、素早く振り返り、ばねのように身を縮めて力を貯め、後ろから
機動司令塔を狙う。機動司令塔は無防備に背面を晒している。
斎木「いかん、牽制だ!」
 周りで待機していたトライビート隊が銃弾を連射し、必死にヴァルガーマテリスの気を逸らす。
その間にミリーの手際いい操作で機動司令塔は180度回頭して再び正面をヴァルガーマテリスに向けるが、
これで当初の目算はご破産になってしまった。ヴァルガーマテリスの回避力は予想外のものだったのである。
 唸りながら牙を剥いて狙うヴァルガーマテリス。小回りの利かない機動司令塔は攻めに回るどころか、
ドリルを向けたまま迂闊に動けない・・・

217 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 23:07:00 ID:0cWm1YkK0
 そのとき、突如光と共に、ウルトラマンアルファがヴァルガーマテリスの直ぐ後ろに姿を現した。
川上「おお・・・!」
 アルファは即座にヴァルガーマテリスを羽交い絞めにして動きを封じる。
 緒戦で一時撤退し、暫く山中でじっとして休んだことで達志は消耗した力をどうにか回復し、再度変身。
等身大状態でヴァルガーマテリスのぎりぎり後ろに迫ってから巨大化、不意を突いたのである。
 尚、ウルトラマンの出現を目の当たりにした柏村は慌ててきょろきょろ。特防隊の誰かがウルトラマンに
変身して現れたと思って探したのだが、勿論無駄足となった。
 それはともかく、アルファの力はまだ充分には回復しておらず、長くはもたない。押さえ込むので精一杯。
 川上は、アルファの意図を理解した。この隙に、ヴァルガーマテリスにドリルを突き立てろというのだ。
「突撃!」
 川上の指示で機動司令塔は再びヴァルガーマテリスに攻撃を掛ける。
 だが、もがくヴァルガーマテリスにアルファが振り回されて大きく動き回り、狙いが定まらない。
狙いを外して空振り、何度もやり直し。押え続けるアルファの疲労が目に見え、もうカラータイマーが鳴り出す。
由美子「このままじゃ・・・!」

218 :名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 23:08:01 ID:0cWm1YkK0
 と。
 あらぬ方向からビームが撃ち込まれ、直撃させられたヴァルガーマテリスが悲鳴を上げる。
美樹「あれは・・・!」
 山間から、ウルトラマンズィーベンも休眠状態から復帰して姿を現していた。ウルトラ松葉杖の仕込み
光線銃でビームを撃ち込んだのだ。この一撃が、ヴァルガーマテリスに確かなダメージを与える。
川上「今だ!」
 今度こそ、ハイパードリルは機動司令塔の全速前進の勢いを乗せ、ヴァルガーマテリスの胸に叩き込まれた。
ヴァルガーマテリスは大ダメージを受け、明らかに弱体化。その隙に、アルファはヴァルガーマテリスから
離れて間合いを取り、
『ギャラシウム光線!!』
 久々の必殺光線でとどめを刺す。
 歓声を上げる特防隊。
 人々に恐怖を与え続けた生体無機物は遂に爆散。完全殲滅された。

 だが。
 事件が終わった直後、アルファはズィーベンから逃れるため、即座に現地から離脱。
 どうにかズィーベンを引き離すことには成功したものの、その全力の逃亡過程で、ただでさえ戦闘で消耗
していた力を使い切ってしまった。
「だ、誰か・・・食べ物を・・・」
 深夜の暗い路地裏で倒れたまま、一歩も動けない達志。
 意識が遠のいていく・・・

 続く。

219 :名無しより愛をこめて:2006/11/30(木) 17:34:29 ID:kB21hK/RO
だいぶ下がってきたのでage

220 :名無しより愛をこめて:2006/11/30(木) 17:49:32 ID:HByU4Ie5O
戦闘妖精雪風みたいな戦闘機の活躍見たいな!ビーム兵器は無しで。車両はRE車で。

221 :名無しより愛をこめて:2006/11/30(木) 18:22:50 ID:kB21hK/RO
あくまで「オリジナルウルトラマン」のスレだということを
忘れない方が。防衛軍の活躍話なら戦闘機も活躍するだろうけどさ
戦闘機の活躍が見たいなら別のとこに行くべき

222 :名無しより愛をこめて:2006/11/30(木) 18:44:07 ID:kPfPNhUzO
どなたか実相寺監督に捧げる追悼エピソード作ってもらえませんか…?

223 :ピース作者:2006/11/30(木) 18:59:31 ID:wEYjm6St0
予定を変更して、第8話の内容を大幅変更させていただきます。すみません。

第8話「PET隊員殺人事件?!」犯罪怪人ヌギレヌ星人登場

「ちょっと、奥さん聞きました?お隣の天乃弥さんちの豪邸に空き巣が入ったんですって」
 「あらまぁー!怖いわね〜。」
「ねえ、ねえ、学校に不審な男が不法進入したらしいわよ」
 「ええー!」

最近はとことん、進入型の犯罪が多い。
PETのキムラ隊員の3階建て一軒家でも被害にあったそうだ・・・
キムラ「くぅぅーっ!わしゃ、悲しみの余り男泣きじゃ!」
朝から6時間涙しているキムラ隊員の眼はギンギンに流血していた。
メグロ「キムラさん、・・・元気を・・・出してくださいよー」
前回の事件解決とはうってかわって、いつもの内気な性格に戻ってしまったメグロ隊員。
ハルナ「本当よね〜、「男泣きじゃー」て今日だけで何百回も聞いたわ」
仲裁役として、時に厳しく優しい、ハルナ・ミキ隊員。彼女はとても役にたつ女性隊員なのだが・・・

そしてそのハルナ隊員がパトロールの帰り、おばあさんが転んでいるのを発見する。
ハルナはそのおばあさんの手を握り起こしてあげる。
おばあさん「本当にありがとう、あなたには幸福がまっているよ。」と言い残して立ち去った。
ハルナ「いいこと〜!結婚かしら?」と、自分の手を見つめる。
すると、何かに当たったのだろうか、薬指が血を流して怪我している。
「痛ーい!全然ついてないじゃない・・・」
そういいながら、帰って行った。

224 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:01:07 ID:wEYjm6St0
そのころ、モチヅキ、イシモリ警備隊員はパトロール中。
イシモリ「本当、怖いわね。」
モチヅキ「うん、ここ最近だけでも7件みたいですね。」
そのとき!!目の前の豪邸に忍び込もうと企む泥棒を発見!
「待てー!」と追いかけるモチヅキ。
豪邸の玄関先で見事捕まえる事に最高。
だがその瞬間、ドアが開き住人が箒で頭をぶったたいた!
住人「あっ!いっけない・・・PETさんを間違えて打っちゃった・・・・」
目が点となり、仰向けで倒れるモチヅキ。
犯人はその隙に逃げようとするが、イシモリの一本背負いで御用となった。

その頃、モチヅキはその豪邸で手当てを受けていた。
住人「本当に申しうわけありません!」
モチヅキ「ハハハ、いいんですよ。パワーあふれるイシモリさんがやっつけてくれたんですから。
住人「えぇ、女性なのにあの技は見事!」
イシモリ「いや〜、小さい頃からお父さんに無理やり習わされてました。
      この技で、世の犯罪を無くしてやるわ!弟のためにも。。」
そう。イシモリ隊員の弟は殺人犯に殺されてしまったのだった。
だけれど男っぽい根性は強い!。

その夜、パトロールを終えて帰宅し就寝するイシモリ隊員。
だがなにやら外で物音がする・・・。
「空き巣?泥棒?」不安になったイシモリは、金属バットを持って窓を開ける!
と、なんとそこには!!!
・・・・涙を流した子供が3名居た。

225 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:02:09 ID:wEYjm6St0
家に入れ、ジュースをあげるイシモリ。
「みんないったいどうしたの?」
子供「・・・・お母さんが、、お父さんが、、、お昼に泥棒に殺されたの。。。」
強い衝撃を受けるイシモリ。
「ごめんね。私が全然活躍できてないばかりに・・・・」
子供「うぅん、お姉さんは何も悪くないの・・・。だけど力を貸してほしいんだ」
泣きながらイシモリは「うん!絶対の犯人を捕まえるわ!


後日、子供を基地に連れて来たイシモリ。
イシモリ「隊長、どうかしばらく見ていてもらえませんでしょうか。」
オウノ「とはいわれてもね〜、いつ怪獣が現れるかわからない。
    そうだ!ミキ隊員のいる休憩室へ連れて行くといい。」
イシモリ「了解!」

そんな休憩室には、キムラ隊員とミキ隊員がいた。
イシモリ「さぁ、ここでしばらく休んでましょう。」
キムラ「お?あ、これが例の子供達か。」
ミキ「ゆっくり休んでいてね!」と頭をなでる。
と、子供達は驚いて叫びだした。
子供達「この人がパパとママを殺したんだ!!!」

イシモリ「え?!」
キムラ「ミキ隊員が??」
ミキ「!!!!」
たしかに殺人事件が起きた時間(お昼)は、ミキ隊員のパトロールの時間であった。

226 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:03:48 ID:wEYjm6St0
「怖いよーえ〜ん」と泣き出す子供達。
イシモリ「本当なの・・・?ハルナ隊員。」
ミキ「嘘よ!私はそんなことしてないわ!」
キムラ「だけど子供達は・・・」
イシモリ「殺人容疑で逮捕するわ!」
ミキ「そんな?!」

その後、全テレビ番組は緊急ニュースに差し替えられ、「PETの女性隊員が殺人?!」と報道。
号外もすぐに出され、街中を恐怖に染めてゆく。
「PETも信用できないわ・・・」
「人を殺すなんて最低!」

そして街をパトロール中だったモチヅキとハナサカも事を知り、すぐさま基地へ戻った。
モチヅキ「隊長!!」
ハナサカ「こんなの嘘でしょ?!」
オウノ「・・・・まだ、わからぬ。」

そのままミキ隊員は謹慎処分を食らってしまい、取調べを受けている・・・・
だがモチヅキはミキ隊員の無罪を確信し、無実を晴らすために事件現場へ急ぐ。

227 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:04:46 ID:wEYjm6St0
そういい、子供達の家の場所を聞いてみる。
そこはここからすぐのところであった。そのためそこへ猛ダッシュ。
15分後到着。物凄い豪邸である!
モチヅキ「指紋をとればいいんだ。うん。」
警察達の間を通り、様々な物をチェックする。
その両親の死体は既に運ばれたらしい。
まず周りには血が飛び散っている。
こんなに血が吹き飛ぶのなら、心臓を刺したはずである。

その後も様々な筒所を調べ、モチヅキは基地へ帰った。
子供たちは休憩室で寝ている。
そして調査結果を提出するモチヅキだが、指紋はずばり、ミキ隊員のものと判明してしまった。
そして基地へ戻され、最後の確認中のミキ隊員に何か覚えはないかと聞くモチヅキ。
ミキ「・・・関係ないかもしれないけれど、おばあさんが倒れていて、手を握ったわ。」
モチヅキ「どっちに手?」
ミキ「右利きだから右手・・・。しかも左手の薬指を怪我しているし。。・・・おばあさんは両手でこっちを握ったわ。」
モチヅキ「うん、これで指紋の関係はなくなった!何故かって?
      反抗に使われたナイフはどう見ても左手で握られていたんだ。
      しかも薬指の部分らしき指紋が残っている。て、ことはナイフの使用は確実にありえない!」

オウノ「・・・なるほど。」
イシモリ「だけど私はまだ!」
キムラ「こら!イシモリはん、いかんぞよ!信頼し合わなければ」
イシモリ「だって・・・・」

228 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:05:57 ID:wEYjm6St0
モチヅキ「まぁまぁ、落ち着いてください。
      次に、殺されたご両親は心臓を刺されたそうですが、
      と、いうより父親・母親が殺されたそうですが、
      この屋敷、おじいさんしかいなかったそうで。
      しかもミキ隊員、心臓てどっちでしたっけ?」
ミキ「右・・・でしょ?」
天然なミキであった。
モチヅキ「しかもナイフに汚れがなかった。
      心臓さしてればナイフもかなり汚れるはず!」

オウノ「うん!」
キムラ「俺は信じるぜ!犯人はミキ隊員・・・」
イシモリ「じゃない!・・・・本当にごめんなさい!」
ミキ「ううん、いいの!みんなが信じてくれて嬉しい!」
そして後ろでは例の子供らが・・・」

オウノ「ミキ隊員が犯人でないことがわかった。」
子供「でも・・・それだけでミキさんが犯人じゃないと言えるのかな?」
キムラ「おっ?坊や達どうしたんだい?」
子供「僕等は目撃者だよ!」
モチヅキ「今にわかるさ、ミキ隊員が冤罪で無関係ということを!」
そしてモチヅキはオウノ隊長を見てうなづき、オウノ隊長もうなづく。
そして、オウノはレーザー銃で子供達を攻撃!!

キムラ「!!」
ミキ「隊長?!」
イシモリ「あっ!!」

229 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:07:10 ID:wEYjm6St0
すると子供等は宇宙人へと変貌した!
しかも一体・・・。

モチヅキ「あんたらが犯人だとはわかってたよ。
      何故かって?
      あんたらが座った椅子などから取った指紋、人間のものではなかった!
      それにおばあちゃんっていうのも、指紋を盗むための罠だったんだな!」

宇宙人の正体はヌギレヌ星人!
ミキ隊員に冤罪をかけて、PETを絶望しようと企んでいたのだ。

ヌギレヌ「ふふ、よくぞ見破いたな!」
そのまま外へ飛び出し巨大化!大暴れを始めた。
キムラ、ミキが2機で出動。
モチヅキ、イシモリは二手に分かれて人々を避難させる。
ヌギレヌ星人はマントをかけており、身体は黒と白のシマシマ模様。
眼は逆三角形の緑色のものが真ん中にひとつ。
手には凶暴で牙のような武器が備え付けられている。

キムラの先制攻撃がマントに当たるも、あまりダメージを受けていないようだ。
さらには眼から発する、グロネイド光線により、GANファイヤーが消滅!!
そのまま下へ落ちてしまうキムラ隊員。

230 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:08:23 ID:wEYjm6St0
それを目撃したモチヅキは変身する。
巨大化と同時にキムラ隊員をキャッチし、救出。
キムラ「ピース!!」

うなづき、地面へ降ろしてあげるピース。

ヌギレヌ星人は素早い動きでピースを翻弄し、背中へ周っては蹴り上げるなどして、
ピースを転ばしてゆく。
その度に、手の武器でピースを刺し殺そうとする。
そんな光景を見て、ミキ隊員は「絶対に倒してやるわ!」と意思を集中し、
ヌギレヌ星人の頭へロケットを命中させた!
苦しむ星人に、反撃の大打撃を当てるピース。

このままゆけば勝てる!つと思ったのもつかぬま、
広げたマントから放たれた、何百もの光の針が体中に刺さり、ピースは再び倒れてしまう。
そこを大ジャンプで踏みつけてゆく星人。次には例のグロネイド光線が放たれた!
これを受けたら消滅してしまう。焦ったピースは何度も避けて近づくが、ついに例の武器でひっかかれてしまった。
カラータイマーも鳴り、崩れてゆくピース。

ミキ隊員の怒りは爆発!
自ら持ってきた、SRロケットをセットし狙いを定める。
そして星人が起き上がった直後に発射!
物凄い勢いで星人へ向かうロケットは、見事眼に命中!
わめき苦しむ星人に、意識を取り戻したピースは、ストレート光流を放ち、成人をどろどろに溶かし、
それをグローバル・ショットで焼き尽くした。

231 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:09:39 ID:wEYjm6St0
数分後、消滅したGANファイヤーも発見され、隊員らが集まる。
オウノ「今回の騒動も、全世界へ宇宙人の仕業だったとしっかり報道された。
     PETの信頼も無事に戻った。
    だが・・・・PET隊員が100%犯罪を起こさないとは限らない。
    一人、一人が自覚を持ち、平和を創るんだ!」
モチヅキ(そうか、PET隊員が起こす可能性もあるんだ・・・」
ミキ「モチヅキ警備隊員!」
モチヅキ「!っは、はい?!」
ミキ「無実を照明してくれて本当にありがとう!」
モチヅキ「いえ、なんのころしき!警備員という役柄だけど、
      事件解決とかならまかせてよ!」
そして再びにぎやかな雰囲気に戻ったPET。
だが、戦いはまだまだ始まったばかりである。

謎の老人がその様子をモニターで監視している。
「ふぉっふぉっふぉっ、にぎやかなことじゃ。
 だが今にみておれ・・今度こそ今までの復讐を・・・・」

一体誰だ?!

次回予告
第9話
詳細は未定だったり・・・

232 :ピース作者:2006/11/30(木) 19:12:25 ID:wEYjm6St0
長すぎ!!!!
1週間以上も差が開いちゃっただけあるのかな・・・
すみませんでした。
事件調査はやっと警備員のという役柄をいかせてきたとおもってますが、
下手で申し訳ありません!(無理やりな部分があったのも反省いたします)
でも警備員て普通は調査しないんですけどね(笑
そこは”PET警備員”ということでカヴァーお願いします。
今回のテーマは”冤罪”=”信頼”です。

233 :名無しより愛をこめて:2006/12/01(金) 00:22:13 ID:7oLEynAkO
>>232
乙で〜す!
長くたっていいじゃないwみんなで楽しむのが1番!

234 :名無しより愛をこめて:2006/12/01(金) 16:26:55 ID:IUD6Zu2p0
ll

235 :名無しより愛をこめて:2006/12/02(土) 00:47:48 ID:IpRU+vjd0
ほしゅ

236 :ウルトラマンオーバー:2006/12/02(土) 21:23:08 ID:6oP0wm8J0
>シグマ作者様
サクシウムと冷凍怪獣、80を彷彿させる内容で面白かったです
最後再び現れた怪現象が私的にナイスでした

>アルファ作者様
失敗しそうな作戦が成功したのが結構印象に残りました
それにしても機動管制塔、司令室なのに活躍しすぎ(笑)

>ピース作者様
ダダの様なヌギレヌ星人が良かったです
人物同士のやり取りもしっかりしていたし、警備員の使い方もうまいと思いました
最後現れる謎の老人、今後の展開が気になります

237 :バルグ作者:2006/12/03(日) 01:55:18 ID:CSjW9IS30
第4話 「観察者」狂暴宇宙人グレイス 策略宇宙人ロイス 武人宇宙人ギロス 豪腕宇宙人カイロス くの一宇宙人ニルス 宇宙怪鳥ギルゲラス 登場

ジンの家にて
「ジンー、いいお知らせよ」
ジンの母親がいう
「ん?なに?」
「それがね、カミシロさんのお宅が地球に降りてくることになったんですって」
「て、ことはもしかして?」
「そう、ロウ君とエミちゃんもくるわよ」
「へぇ!で、いつなの?」
「今週の土曜日」
「よし、迎えに行くよ!そういや、どこにすむの?」
「私たちの近所よ」
「ほんとに?楽しみだなぁ…」

同日、特殊防衛隊基地格納庫
「ヒジカタ君、MSガンゲリオン初号機、ガンゲリオン弐号機の搬入については知っているね?」
「えぇ」
「それと同時にギルゲリオン初号機のパイロットであるカミシロ・ロウ隊員と参謀のミサト・ヨコシマ隊員。
 研究班のカツラギ博士、マコト・タケヤマ隊員、マヤ・カンブキ隊員、シゲル・アオヤマ隊員がこちらに転入する」
「ずいぶんと多いですね。指揮系統ですがミサト参謀が作戦の指揮をとるこというとでよろしいですか?」
「基本的にはそうなる。だが、場合によっては今までどうり君が指揮をとることもあるだろう」
「そうですか…。弐号機のパイロットですが…」
「既に決まっている。アオイ・レイ副隊長に担当してもらう」
「なぜ彼女なんですか?」
「事前に送ったデータをもとに適性を調べた所、彼女が一番適していると言うことが分かった」
「そうですか。了解しました」

238 :バルグ作者:2006/12/03(日) 01:57:38 ID:CSjW9IS30
SPIRITS基地
「へぇー、宇宙での友人がくるの?ジン君」
「そうなんですよ、ミコトさん!」
「よかったじゃない。じゃぁ、土曜日は勤務から抜けるのね?」
「はい」
「わかったわ」
「ん?なんだジン。お前、土曜休むの?」
キトウ隊員がジンに声をかける
「はい。友人と会うんですよ」
「そうか、まっ、久々の休日なんだからしっかりと休んどけ」
「はい!」

土曜日 空港
「やぁ、ジン君。迎えに来てくれたのかい?」
ロウとエミの父親のカミシロ・ツヨシが声をかける
「えぇ。えっと、ロウやエミは?」
「あぁ、実はロウはもう先に出ているんだ。エミはもう少ししたら降りてくるけどね」
「どういうことです?」
「ロウはなんだったかな…あぁ、特殊防衛隊の基地に向かったよ」
「ロウが?何故?」
「あぁ、ジン君は知らなかっただろうけどロウは実は特殊防衛隊L4コロニー支部の隊員だったんだ」
「な、なんだってー!」
「で、今回はロウの転属命令と僕への転勤場所が同じだったからみんあまとめて下りてきたんだ」
「なるほど…。ロウが特殊防衛隊の隊員だったなんて…」
「だから、今頃特殊防衛隊の基地にいるんじゃないかな?」
「そうなんですか…」

239 :バルグ作者:2006/12/03(日) 01:59:22 ID:CSjW9IS30
特殊防衛隊基地内
「ー、聞いてくれ。彼は先日配備されたMSガンゲリオン初号機のパイロットである…」
「カミシロ・ロウです。よろしく」
ロウは自己紹介をする
「彼はまだ17歳と若いがL4コロニー支部でいくつ者怪獣を撃破してきた実績がある」
「へぇ、ジンと同年齢なのに結構やるなぁ」
そう、ユウがつぶやく
(ジンだと?こいつ、ジンの知り合いか?)
ロウがちらりとユウの方を見る
「では、紹介も終わったので通常どうりに勤務を」
「「「了解」」」
「レイ、きてくれ」
マイクがレイを呼ぶ
「なんです?」
「うむ、MSガンゲリオン弐号機のパイロットを君に頼みたい」
「…私が?」
「あぁ、研究スタッフの希望だ。頼むぞ」
「了解しました」

ジン宅 ジンの部屋
「久しぶりだね。エミ」
「ええ、あなたがSPIRITSにはいってるなんて驚いたわ」
「隊長とかのサポートがあるからうまくやれてるよ」
「そう…。ジンも…兄さんと同じく戦うの?」
「うん。皆を守るために僕は戦う。ロウだってきっと同じ気持ちのはずさ」
「本当に…そうなのかしら…」(小声でつぶやく)
「ん?どうしたの?暗い顔して」
「えっ、なんでもないわ」
「ならよかった。母さんや父さん、おじさんも待ってるだろうし下にいく?そろそろ」
「そうしましょう」

240 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:00:21 ID:CSjW9IS30
宇宙のある惑星
「…地球人ごときいくらでも叩き潰せる。今からでも地球を攻めるべきだ!」
そう主張するのは豪腕宇宙人カイロスだ
「ワシも同感じゃ。さっさと殺しをかつてのように楽しみたいしのう♪」
狂暴宇宙人グレイスもカイロスの意見に同意する
「私は反対しますよ」
そう述べるのは策略宇宙人ロイスだ
「現在、コロニーに私の部下がいます。彼にコロニーの住人を煽らせて戦争を起こしたところで攻めこみましょう」
「ふん、姑息なやつめ。奴らに圧倒的な力を見せて占領することこそに異議があるんだ」
カイロスはそう主張する
「ギロス、ニルスお前等はどう思っているのかのう」
グレイスが二人に意見を求める
「…俺は今動くのは反対だ…。」
ギロスはそう発言する
「私もギロスと同じく今は動くべきじゃないんじゃないかと」
ニルスもギロスに同意する

241 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:01:18 ID:CSjW9IS30
「けっ、臆病な奴らが。地球の特殊防衛隊やSPIRITSごときいくらでも潰せる」
「…しかし、地球にはウルトラマンがいるぞ…。そのうちの一人はM78星雲出身だ。宇宙警備隊に干渉されるかもしれない」
ギロスはそういった
「光の巨人ですか。確かに脅威の一つとなるかもしれませんねぇ…」
「ふん、奴ら如き敵ではない」
「私が…地球にいきましょうか?」
突如、ニルスがそうつぶやく
「ほう、自ら敵地で視察をするというのか?」
「はい。私が地球人に擬態して地球に侵入します」
「ふふ、いいでしょう。ニルスさん、頼みますよ。…さて、われ等のもう一つの障害ラグ星人ですが…」
「…ラグ星人か…。…確かに奴は厄介だ」
「じゃが、奴の戦力のほとんどは15年前に減少しておる。対した障害でもないじゃろ」
「ですが、最近また力を蓄えてきたと言う噂もありますしねぇ…」
「フン、生意気な奴だ」
「あの…彼の部下が地球に降りているという情報があるんですが」
「どういうことですか?ニルスさん」
「…彼の雇ったガイル星人が地球にいるらしいんです」
「ほほう、興味深い話じゃのう」
「フム、…カイロスさん。あなたの軍勢の中にいた宇宙怪鳥ギルゲラスを地球へと向かわせてください」
「ほう、どうしたんだ?いきなり」
「ラグ星人に対する牽制です」
「なるほどな…。では、ニルスの侵入はギルゲラスを地球に送った後にするか」
「そうですね。では、今日の会議はこれで終了します」

242 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:03:20 ID:CSjW9IS30
特殊防衛軍基地
「…そうか、お前もジンの知りあいだったのか」
「ああ、俺とジンは友人だ」
「なるほどな…」
「そういや、お前の乗るガンゲリオンってどんな機体なんだ?」
「…すまない、機密事項なんだ。話すことはできない」
「そうか…まぁ、これからは同じ日本史部の隊員だ。よろしくな」
「ああ」

ジンの家 食卓
「あーあ、かわのながれのようーにぃー」
ジンの家は宴会場となっていた
「うわぁ、すっかりできあがっちまってるな父さんたち。…また俺の部屋に戻る?」
「…うん」
ジンの部屋
「ねぇ、ジン」
「なんだい?」
「…人は…本当に私達を守れるの?」
「え?どういうこと?」
「…宇宙人や怪獣を本当に撃退できるの?」
「もちろんさ。僕達のチームはそのために結成されたんだよ。大丈夫…心配しないで…。きっと、僕達が守って見せるから」
「…本当に?」
「あぁ、本当さ」
「…兄さんも守ってくれる?」
「やってみせるよ。だから…心配しないで…ね?」
「うん…」
「よかった…それじゃトランプでもしよう…」
トランプを取り出そうとしたジンに通信が入る

243 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:03:50 ID:CSjW9IS30
「なんです?」
「ジン、怪獣が出現した。今すぐこちらへ」
「了解。それじゃ、すぐいきます」
(通信をきる)
「ジン…」
「大丈夫。僕達が…いや、僕が君を守って見せる。だから、そんな心配そうな顔をしないで…」
「…きっと、かえってくるわよね?」
「あぁ、もちろんさ。約束するよ。ロウと一緒に必ず戻ってくるさ」

特殊防衛隊基地
「怪獣出現!怪獣出現!各隊員は速やかに自分の持ち場へと移動を!!」
「どうやら、怪獣がでたようだな…いくぜロウ!」
「あぁ、街をやかせはしない」
「ヨコヤマ参謀、指示を」
「ええ、特殊防衛隊、出撃!」
「「了解」」
「コンドル・ウィング出るぞ」
「ストライクホーク、行きます!!」
先にニ機が出撃する
「ガンゲリオン初号機、ガンゲリオン弐号機発進準備開始します」
「神経パターン接続開始…融合率双方共に50%を突破」
「融合率60…65…70…75…80…85…90・・95…100!融合率100%になりました」
「ガンゲリオン出撃!!」

一方、SPIRITS基地からもスピリッツフェニックスが出撃していた

244 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:05:22 ID:CSjW9IS30
「ギャオォォン!」
ギルゲラスが街を破壊していく
「うわぁ!か、怪獣だぁ!」「逃げろぉー」
人々が逃げ回っている頃にある一人の男が遠くから怪獣をみていた。
ロックゴンが倒された後に出現場所にいた男である
「宇宙怪鳥ギルゲラスか…。ククッ、俺への牽制のつもりだろうがむしろ俺の思惑どうりに動いてくれている。感謝するよ。お前達の間抜けな行動にな。ハーッハッハ!」
と、その時特殊防衛隊とSPIRITSが現場へとかけつけた
「フッ、とうとう来たか。光の巨人、そして人類の兵器ガンゲリオン…その力、見せてもらおう…」
そういうと男はその場から消えた

「攻撃を開始してください!」
ミサトの命令がくる
「よし、各機攻撃開始だ」
冷静にヒジカタが指示を出す
コンドルウィング、ストライクホークが攻撃を開始する
しかし、ギルゲラスの動きが速いためにあたらない
「くっ、はぇぇな…」アオタ隊員がつぶやく
「ガンゲリオンはまだなんですか?」ユウがヒジカタに尋ねる
「SPIRITSと連携を取るぞ。いいな!」
「「了解」」
一方のスピリッツフェニックス
「よし、特殊防衛隊と連携をとる。いくぞ」
「「了解」」
6機の戦闘機が連携して攻撃をしかける
しかし、攻撃があたらない

245 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:06:27 ID:CSjW9IS30
「グォォォ!!」
ギルゲラスが火炎放射で攻撃する
「ちっ、しまった。脱出!」
「ぬかったわ…。脱出!」
アオタ隊員とサトウ隊員の機体に攻撃が命中。両隊員は脱出する
「アオタ!」「ミコトさん!」
「くっそぉ、ガンゲリオンはまだかよ…」
「弱音を吐くな!再び4機で攻撃を仕掛けるぞ!」
「了解」
再びフォーメーションを組み攻撃を仕掛ける
「グガァァァ!」
ギルゲガスに攻撃が命中し地面に墜落する
「よしっ、効いている。再び攻撃だ」
再び追撃をしようとする。しかし…
「ギャォォォン!」
ギルゲガスの火炎の攻撃を受け4機とも墜落しそうになったため4人共脱出した
「くっ、脱出」
「脱出します」
「脱出する」
「脱出します」
そのころ丁度ガンゲリオンが現場に到着した
「あれが…ガンゲリオン…。まるで…ウルトラマンのようだ…」
ユウがつぶやく

246 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:07:12 ID:CSjW9IS30
「グォォォ」ギルゲガスが火炎放射でガンゲリオンに攻撃する
「フィールド展開!」
ニ機がバリアのような物を展開し攻撃を防ぐ
「攻撃を開始するわ、いいわね?ロウ」
「了解」
ガンゲリオンはマシンガンのような物を取り出しギルゲラスに攻撃をしかける
「グギャァァ!」
「効いている…!いけるわ。ロウ、攻撃の手を緩めないで!」
「了解」
しかし、ギルゲラスが立ちあがり攻撃を避ける
そして、飛びあがり翼で攻撃を仕掛けてきた
「キャッ!」「ちいっ」
倒れてしまう2機
「グォォォ!」そして、くちばしで弐号機を攻撃する
「あっ、フィールドてんか…」
しかし、フィールドの展開が間に合わず攻撃を受ける
「ああぁぁぁっぁ!」
悲鳴を挙げるレイ。
ガンゲリオンとパイロットは神経が繋がっているためガンゲリオンと感覚が同じである。
そのため、攻撃を食らってしまった場合その痛みがパイロットに伝わってしまう
今、レイはギルゲラスのくちばしの痛みを生で味わっているのだ
「くっ、レイ副隊長援護します!」
マシンガンで再びギルゲガスに攻撃を仕掛ける。だが、ギルゲラスはびくともしない
「アァァ・・・アァァァァァ!」

特殊防衛隊基地
「弐号機、損傷50%を突破!」
「神経パルス接続カット!急いで!」
「ダメです、命令を受けつけません!」
「そんな、このままではレイ副隊長が…」

247 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 02:08:02 ID:yf712C4eO
ガンゲリオンってwwwww
まんま過ぎじゃねぇか。発進シーンまでも。てか台詞もう少し削れ
毎回毎回、一々その発進シーンやるつもりか

248 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:08:36 ID:CSjW9IS30
「ジン!」ユウがジンに声をかける
「あぁ、いこうユウ」
「うぉぉぉぉ!」
「バルグゥゥゥ!」

「グォォォォオ!」
ギルガゲスが弐号機に止めを刺そうとしたときだった
「ジュワッ!」「トワッ!」
二人のウルトラマンはギルガゲスに飛びげりを食らわせ吹き飛ばした
「あれは…ウルトラマン?」
ウルトラマンゼクスは弐号機を優しく抱きかかえ初号機のそばへと置いた
「俺に…初号機を…レイ副隊長を守れということか?」
「……………………………」
ゼクスは無言で初号機の方を見た後に再びギルゲガスに向かって身構えた
バルグが手を合わせ攻撃を発射する。
威力は低いが連射できるアタック光線だ
「グォォ」
ダメージを与えてギルゲガスの体制を崩すことに成功した
そこにゼクスが回転しながら飛びげりを食らわせる…。
ゼクスの得意技コンドルキックだ
ギルゲラスが倒れた後ゼクスは馬乗りになってギルゲラスを連続で殴った
そして、いったん距離を置いた
「グオォォォン!」
ギルゲラスが怒り再び飛びあがって翼で攻撃してきた。
「ジュワッ…!」「ダァッ…!」
倒れてダメージをうけるバルグとゼクス

249 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:09:47 ID:CSjW9IS30
>>247
すいません。ホントーにスイマセンorz

250 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:10:38 ID:CSjW9IS30
「ガオォォン!」
バルグとゼクスを蹴り飛ばしくちばしで突き刺す
「ダ、ダァツ…」「ジュ、ジュワッ…」
ピコーンピコーン
バルグのエナジーコアとゼクスのカラータイマーがなり出す
「くっ、ウルトラマンたちが…!援護だ!」
ガンゲリオン初号機がバズーカをギルゲラスに食らわせる
「グヲォッォ!」
バズーカの衝撃でギルゲガスが倒れる
その間に二人のウルトラマンは立ちあがっていた
「ヂュワッ!」「シュワッ!」
バルグはスピリット光線をゼクスはゼクニウム光線を発射した
「グガァァァ!」
ギルゲガスは爆発した
「デュワッ!」「シュワッ!」
二人のウルトラマンは空へと飛び去っていった

251 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:12:51 ID:CSjW9IS30
特殊防衛隊基地
「隊長!レイは?」急いできたユウがマイクに尋ねる
「…現在、意識不明の重体だ…」
「そんな…!」
「あの機体…ガンゲリオンは相当パイロットに負担のかかる機体らしい…」
「そうなんですか…。(俺が…もっと早く変身していればッ…!)」

ジンの部屋
「ただいま、エミ」
「おかえり。…ジン?兄さんは?」
「ロウは…基地のほうにいっちゃった…」
「そうなの…。けど、ありがとう守ってくれて」
「どういたしまして。たぶん、もう少ししたらロウも帰ってくると思うよ」
「そう…わかったわ」
「とりあえずもう寝たほうがいいよ。家まで送ろうか?」
「…いいの?」
「大丈夫」
「それじゃ、お願いするね?」
「うん、わかった」

252 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:14:31 ID:CSjW9IS30
ギルゲガス出現所
「ククッ、なかなかやるじゃないか。まさかギルゲガスを倒すとはな。俺の計画も少しは面白いことになりそうだ。…ハーッハッハ!」

宇宙のある惑星
「ばかなっ、ギルゲガスが!?」
「ほう、これは驚きましたねぇ…」
「…予想外に強い力を持っているな…」
「これは…なかなか油断できんのう」
「これが…ウルトラマンの…力」
「ニルスさん。あなたの侵入作戦が重要になりそうです…。よろしく頼みますよ…」
「はい、分かりました…」


「…それじゃ、体に気をつけてね」
「あ、ジン」
エミがジンを呼ぶ
(チュッ)(エミがジンのほっぺたにキスをする)
「な、何を?」
「今日のお礼。ジン…本当にありがとう…。兄さんをお願い」
「うん、大丈夫だよ。心配しないで。じゃぁ、またね」
「うん、また」
そしてジンは家に帰った。

253 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:17:24 ID:CSjW9IS30
本当にいろんな意味でごめんなさいotz。
名前がまんま+発進シーン+設定もろもろがEFVAっぽくて本当にごめんなさい
本当はレイバーとかモビルスーツっぽいのしようと思ってたんですが書いてるうちにこうなりました
本当にごめんなさいorz

254 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:18:33 ID:CSjW9IS30
>>253
ぁぁEFVAってなんだよ俺のバカ!!
本当にごめんなさいorz

255 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 02:24:20 ID:yf712C4eO
こっちはsage忘れた…。このことに関しては謝る。
スレのみなさん申し訳ありません。だけどあそこまで露骨なのは
真面目にどうかと思うぜ。ロボが出るのは別にだけど
あらゆる面で元ネタの臭いがプンプンする。どこかは言わなくても
自覚あると思うけど。あとどうしても台詞が多いのね。
削れるとこは削れる。ちょっとした描写で済むとこが多い。
さすがに「w」表現はやめてくれたようだけど。

256 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:29:24 ID:CSjW9IS30
>>255
ガンゲリオンについて一とうり種明かしした後に人造ウルトラマンとかだそうかと思ってたんです・・。
けど、いざ書いてみると元ネタともろかぶりで…
もう、融合率とかどうみてもシンクロ率じゃねぇかって感じですよね…。
他にもフィールド展開とかもそうですし…。

あと、長ったらしい台詞かきまくって本当にスイマセンでした…。

257 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 02:34:06 ID:yf712C4eO
とりあえず名前を被らないようには考えなかったのかね?
「ガンゲリオン」じゃアニメなんか見ない人でも
名前でピンと来るぞ。猫背なのか?ガンゲリオン

258 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:37:39 ID:CSjW9IS30
>>257
最初はザクとかジンとかと同じく2文字ですむように考えてギルって名前にしてたんですが…。
どうかと思ってかえたんですよね…。まぁ、かえたらさらい酷いことになったのは言うまでもないですが…

猫背ですよ…ガンゲリオン。ユニゾンキックとかしそうになってましたよ…。

259 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 02:43:38 ID:yf712C4eO
ギルでよかったよ…根本から否定するようだけど。
しかしもうガンゲリオンなんて名前で発表しちゃったしな。
これからも時々出すんだろ?どうするのか、バルグ作者さんの
腕の見せどころだな…。

ユニゾンキックまでしたらもう見捨てたね。バルグのこと

260 :バルグ作者:2006/12/03(日) 02:46:03 ID:CSjW9IS30
>>259
…とりあえずこれからは善処して活動していきます…。

たぶんこっから先しばらくは確実にないですね…。操縦者の一人が大怪我をおいましたから


今日はもう寝ます…

261 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 02:55:15 ID:yf712C4eO
気休めかもしれないがストーリーは良かったぞ。
ただあからさまなキャラクターとロボットの名前、設定だけは
止めてほしかった。あと台詞はどういうとこをカットすれば
いいか…それは他の作者の作品を見ていけば分かるよ

それではおやすみ

262 :ウルトラマンクラウス:2006/12/03(日) 03:46:29 ID:ducGt4TG0
第8話

「裏切りの序幕」

巨海人バルキー
用心棒バルーパー 登場



気持ちのいい朝。
目を覚ましたレイジはかけ布団をどけ、のっそりと床に立った。
寝癖でボサボサとなった髪をぽりぽりとかき、大きなあくびを1つ。
顔を洗い、トイレにこもった後、寝間着を脱ぎ、のっそりと隊員服に着替え始めた。
耐水・火性も備えた特殊ズボンを穿き終え、シャツを手に取った。
と、再び眠気が。それをなんとかあくびで誤魔化そうとしたその時……

『バファファファファファファファファファファファファファ………
起きろぉ、地球人どもぉぉぉぉぉ!!!!!』
レイジは一気に目を覚まし、シャツを放り投げ司令室へ直行した。

263 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 03:47:31 ID:ducGt4TG0

「たたたたた隊長、奴です、奴が……!!」
司令室にはすでにカサゴイ隊長がおり、モニターに釘付けであった。
モニターには……フリップ星人の姿が!!
レイジの後から隊員服姿のミスカ、寝間着を着たままのナオキとルイ、
そして上半身裸のシュウが駆けつけた。

「うっわ゛!! 象鼻星人!!」
「朝っぱらからなんなのよ…」
『ファファファファファ、この放送は全世界にジャックしてある!! よぉぉく聞け、
A&Rおよびマスコミども!! 今から6時間後、日本時間で正午だ!!
俺が主催の楽しいイベントを東京タワーでやるからな!! 心待ちにしておけ!!
ブファファファファファファファファファファ………』
モニターからフリップ星人の姿がすぅうっと消えた。
同時に、A&Rの連絡情報部から内部電話が。受話器を取るカサゴイ。

『カサゴイ隊長、全国から一斉に出撃要請が出てるんです!! 世界各国の支部もこんな状態の様です!!』
慌てる連絡員の説明を聞かなくても、連絡情報部内の慌てぶりは電話越しにも十分聞こえた。
どうやら向こうは民間人からの電話の対応に大忙しらしい。

264 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 03:48:42 ID:ducGt4TG0
「まいったわねぇ…全世界に同じ映像が流れたのは確かみたい……。」
「どうします? 正午で東京タワーなら、作戦はある程度練れますよ。」
「うぅむ…フリップ星人の考えてる事がいまいちつかめんな。」
「自分の怪獣を使ってタワーを壊すとかだったら、いつだってやりそうだし……」
「6時間だったら各国のA&Rやマスコミも駆けつけられますよ。よほど注目を浴びたいようですね。」
「よし、今から北京支部とロシア支部に相談してみよう。ルイ、繋げてくれ。」
「あ、はい。」
可愛らしい水色の寝間着を着たまま、ルイはオペレーション座席に座り通信を始めた。
と、モニター前に2つのバーチャル・ビジョンが現れ、北京支部とロシア支部との交信が始まった。
モニターにはそれぞれ人の顔が。北京支部の長邦隊長とロシア支部のクラウザー隊長だ。
以下、同時翻訳。

『やぁ、カサゴイ。用件は当然、フリップ星人の事だろう?』
「ええ。そこではどういう対応に出ます?」
『我等北京支部、出撃準備完了。随時戦闘開始可能だ。』
『こちらでは今のところ様子を見ている。フリップ星人のハッタリかもしれんしな。』
「ふぅむ。では、北京支部は現地で我々のバックアップ、ロシア支部は万が一に備えそこで待機…
と言う事でいいでしょうか?」
『御意。早速出陣開始指令を下す。』
『こちらも了解した。スタンバイはしておこう。』
「宜しく願います。」
通信を終え、隊員たちに振り向くカサゴイ。

「よし、いつまでもボケっとしていないで、A&R出撃準備開始だ!! いいな!!」
「あの、隊長。」
「なんだ!」
「寝癖がえらい事になってますよ。」
まるで巨大爆発アフロの様になった自分の髪を、カサゴイは慌てて押さえるのであった。

265 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 03:50:00 ID:ducGt4TG0

―午前11時半、東京タワー前―

現場は騒然としていた。休日ながらも東京タワーは臨時休業、タワー周囲1kmは封鎖、
空には各国のエーアールや報道ヘリが飛び回り、地上も各隊員や報道陣、やじ馬がこぞっていた。

『えー、これまでにも幾度と怪獣を送り込んできたフリップ星人が今回、
本格的に宣戦布告を表しました! えー、今のところ東京タワーには何の異常は無いようですが、
時間は刻一刻と迫って現場も騒然として参りました!!』
「はい、現場の田所さん、よくわかりました。えー、現場とは引き続き中継を繋げていきます。
変化があり次第続報を流すので、東京および関西地区の方々は常にテレビかラジオをつけ続けてください。
なお、現在東京都全域に緊急避難命令、関東全域に怪獣警報が発令、交通機関も前面ストップしています。
えー、なお、放送予定だった‘起動戦隊メカレンジャー’の放送は中止とさせていただきますので、
ご了承下さい。引き続き報道をお伝えします。」
どのテレビチャンネルも、この様な状態だった。
と言うより、全世界のメディアがこの事に注目していた。

「…これが奴の狙いなんでしょうね…。」
「ああ。奴が何をするしないにしろ、こうして世界を困惑させている。
ある意味我々は既に奴の手に落ちている様なものだ。」
東京タワーの真下で警戒に当たっていたレイジ、そしてオオシマ長官。
隙あらばフリップ星人と対話しようと言う試みである。
他の者は別場所で警戒を勤め、緊迫した空気が流れ込んでいた

266 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 03:50:50 ID:ducGt4TG0

―正午―
時は来た。
現場にいた一同はしん―となる。
そして…それは、間を入れず訪れた。
東京タワーの東正面側の空中に、3つの黒い円い物体が、音も無く姿を現した。
量産型エーアールが物体に狙いを定めたが、黒い物体は光を放った。慌てて退避するエーアール。
光が消えたかと思うと、3つの巨大な人影が、東京タワーの前に姿を現した。
タワーをバックに並んだ3体の内の真ん中にいるのは―堂々と腕組みをしたフリップ星人。
そして、その両脇を固めているのは……

「う、う、ウルトラマン!!!???」
この時、レイジは変身していない。
A&R、報道陣、やじ馬、テレビの視聴者、全てが驚愕した。
フリップ星人の右側にいる、複雑な頭の形をし、青いカラータイマーをあしらう赤い目の黒い巨人―
そして左側にいる、濃いブラウンカラーの体色をし、黄色いカラータイマーを胸に埋め込んだ巨人―
その姿は、色こそ違えど―間違いなく―ウルトラマン。

『プファファファファファファファファファファファファファファファ……
紹介しよう、この黒いのが‘バルキー’!! そして茶色いのが‘バルーパー’だぁぁ!!!
さぁて2人とも、地球人に丁重に挨拶しなぁぁ!!』
フリップ星人に指示されるがまま、2人のウルトラマンは街を破壊し始めた。

「た、たた、大変です!! 突如出現したかと思うと、ためらいも無く攻撃を仕掛けてきました!!
うわ、うわわ!!」
逃げつつも報道を続ける報道陣、攻撃を開始するA&R。
量産型エーアール達が3体に攻撃を仕掛けるが、怪光線により次々に撃ち落されてしまう。


267 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 04:01:16 ID:ducGt4TG0

「……バルキー……。」
「…長官? どうしたんです…?」
「いや、なんでもない。それよりも、奴等との対話は諦めた方が良さそうだな…。」
「はい。…長官、俺が地上から攻撃します! 長官はシュウ達の所へ!!」
「解った! 場所が場所だ、タワーの崩壊も考えられる! 注意しろよ!!」
「了解です!!」
オオシマは駆け出す。オオシマが姿を消したのを見計らって、
レイジは懐からウルティメイト・ストーンを取り出した。
相手が相手だ。変身にためらう暇は無い。しかし……

「…クラウス? どうしたんだ? 居ないのか…?」
ストーンが反応しない……。

一方、ダッシュバード・ネオとエーアールγは各国のエーアール達と共闘していたが、
3体には一向に歯が立たない。次々に撃ち落されるエーアール。
と、黒いウルトラマン…バルキーが、東京タワーに振り向く。

『やばい、タワーが…!!』
バルキーがタワーに手を伸ばした次の瞬間……
光がバルキーを吹き飛ばした。ウルトラマンクラウスだ!!

『クラウス! くっそ、全面でクラウスを援護するぞ!!』
『OK!!』
『御意!!』
ウルトラマンクラウスとエーアール対3体の巨悪が火蓋を切った。


268 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 04:02:00 ID:ducGt4TG0


「そ、想像より遥かに騒然な光景が、我々の目の前で繰り広げられています!!
えー、状況を整理すると、フリップ星人と‘ばるーぱー’がエーアールと戦闘を繰り広げ、
ウルトラマンクラウスと‘ばるきー’が東京タワー目前で格闘を繰り広げている模様です!!」
レポーターの言うように、タワー前でクラウスとバルキーが激戦を繰り広げていた。
両者はつかみ合い、バルキーがクラウスを押し倒す。クラウスはバルキーの顔面に拳を叩き込み、
その隙にバルキーを蹴り上げ、体勢を立て直す。バルキーも構え直し、今度は睨み合いとなった。
睨み合う2人の後方でエーアールの爆撃音、怪光線発射音、そしてフリップ星人の高笑いが響きあう。
クラウスとバルキーは両者、隙を見切り、同時に攻撃を仕掛けた。
クラウスのラリアットがバルキーの胸を、バルキーのストレートパンチがクラウスの顔面を直撃する。
そのまま両者は地を転がり合い、バルキーはそのままフリップ星人の元へ戻る。
と、フリップとバルーパーも攻撃を止めた。
立ち上がったバルキー、フリップ、そしてバルーパーがクラウスの方に振り返る。

『プファファファファファファファファ……
今日はここまでだぁ!! 地球人共ぉ! だがな、これだけが俺の力だと思うなよぉぉぉ!!
これからも惜しみなく戦力を放出していくからなぁぁぁ!! 少しは俺を楽しませてくれよぉぉ!?
行くぞ! バルキー! バルーパー!! バファファファファファファファファファ……』
フリップ星人が両腕を天に掲げると、黒いオーラを発し、3体は姿を消し去った。
そして、場は急激に静かになった。撃ち落され燃えるエーアールと、
空を飛ぶエーアール達の轟音を除いて……。

―数日後―

『あの2体のウルトラマンはこれまでに確認されていない模様で、
A&Rは2体をそれぞれ‘ウルトラマン・バルキー’、
そして‘ウルトラマン・バルーパー’と呼ぶ事で統一した模様です。
尚、ウルトラマンクラウス、そして過去に現れた2人のウルトラマンとの関連を調査中との事で――』
『――んでやねん!! なんで味噌汁にカレールーを入れるんや!! あかんて! こら!!』

269 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 04:02:58 ID:ducGt4TG0
レイジは食堂のテレビのチャンネルを回した。
うんざりするニュース報道から、おきらくなお笑い番組に。
昨日は関連のニュース特報ばかりでうんざりしていたが、今日は普通にバラエティーを放送している。
食堂にはレイジとトウコ、ショーンが座っていた。
普段なら楽しい会話に華を咲かすメンバーだが、この日は……

「…じゃあ、あの2人は…本当に関係ないの?」
「そう…思いたい。でも、未だにクラウスは何も話してくれないんだ。」
「んー、何か隠したい事があるんダヨ。ウルトラマンにもそうゆう事の1つや2つはあるサ。」
「でも、事が事。こうも黙っているって事は、何か重要な事が絶対あるんだ。
あの時だって、変身するのをためらっていたくらいし。」
「レイジ、そう問い詰めるのはやめましょう。博士の言う通り彼だって、言いたくない事が―」
「―俺とクラウスは一心同体だ。クラウスが何かに葛藤してるんなら、俺にも悩む義務がある。
…クラウス。1人で悩まないでくれ。今さら隠し事なんて…必要ないだろ…?」
レイジは光を失ったウルティメイト・ストーンを強く握り、見つめた。
すると、ストーンが一瞬光ったかと思うと、眩い閃光が食堂を覆った。
光に驚き目を伏せたレイジ達はゆっくりと目を開く。そして、目の前には――
クラウスが。人間と同じ大きさになったクラウスが、そこに立っていた。


270 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 04:04:36 ID:ducGt4TG0
『すまない、レイジ…。確かにそうだ。私は君で、君は私なのだ。
自分自身に隠し事をするなんて、私もまだまだだな…。』
「いいんだ。そんなに自分を責めないでくれ。それより、クラウス。あの2人の事だけど…」
『ああ。片方のバルキー…。あれは私にも解らん存在だ。しかし、もう片方の茶色いウルトラマン、
バルーパー。あれは、本当の名ではない。』
「じゃあ、バルーパーってのは、偽名なの…?」
『そうだ。彼の本当の名は…‘ウルトラマン・レヴィン’。
かつて、罪を犯し、
M78星雲から追放された男――』




次回 ウルトラマンクラウス 第9話

「写真」

271 :クラウス筆者:2006/12/03(日) 04:06:12 ID:ducGt4TG0
俺も寝ます。
そして皆さん感想どうもです。
ぐう。

272 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 08:25:20 ID:x2E2DN9UO
何だか過去怪獣ばかりで正直クラウスには失望している…。

これがクラウスを代表する敵だ!って感じさせるオリジナルの敵を希望。

273 :アルファ作者:2006/12/03(日) 12:19:57 ID:rZtskrLU0
バルグ作者様
 ガンゲリオン、個人的には笑いました。まあ、パロというかパクリと
いうかという話ならうちんとこのゴラースやプロット星人も責められにゃ
ならんので、特に異存はないです。只、幾らか手厳しいご指摘もありましたが、
パロるならパロるでもう少し独自性を入れるというかネタとして昇華しないと、
今後は厳しいかも。難しいですね、オマージュを込めるのって。

クラウス作者様
 過去怪獣の投入そのものは別にいいのではないかと思います。要は
使い方で。使い所が難しいので私は余りやりませんでしたが、アルファでは
色々試み始めました。皆さんも長い目で見てやって欲しい。方法論は
色々あるのです。
 クラウスの設定のバックボーンに踏み込んでいく様子で、楽しみです。

274 :アルファ作者:2006/12/03(日) 15:46:27 ID:rZtskrLU0
>>273補足 バルグ作者様
 削れる描写を削る方法の一つとして、前の話でやった描写は
了承済みとして省いていくという手があると思います。又、戦闘シーンで
ウルトラマンや怪獣が叫び声を上げたりするのは、通常攻撃より威力が
あって見せ場となる必殺攻撃を放ったりするシーンとかに留めるなど。
ずっとシュワッチとかがおーとか叫びっぱなしだと、読んでるほうも直ぐ
刺激に馴れてしまいます。フィルムでなく文章で表現してるということを
念頭に置くということで。

275 :アルファ作者:2006/12/03(日) 15:59:19 ID:rZtskrLU0
 又、単に怪獣が吠えるにしても、特徴の描写ももっと徹底できる余地があります。
バルタンにしても単にふぉっふぉっふぉっでなく、

 パシュシュシュシュシュぼほおっほおっほおっほおっほおっ

レッドキングのちゃごおおおおおんとか、ゴモラのぴしゃああああーーーーとか
やろうと思えばそのぐらいまで徹底できます。ウルトラマンにしても、
セブン だーーーーーッッッッッ
エース てぇぇぇぇーーーーー
タロウ しょわーーーーー
レオ えやぁえやぁえやぁえやぁえやぁ
ティガ (切れ目よく)シャッ
ダイナ (重く)ぐあ
ガイア (軽めに)てゅわ
アグル ファーーーーー
コスモス (軽めに)えや!
姫矢ネクサス (重く)しゅえッッッッッ
メビウス (軽めに)てやーーーーー
 はっきり言って大半の素人にとってはどうでもいい要素です。
そのどうでもいいことを何処まで本気でやれるかという気力の問題です。

 ここまで書いといてあれですが、自論のレベルです。聞き流すのは
自由です。自分の方法論を見つけ出してください。

276 :ピース作者:2006/12/03(日) 19:15:30 ID:rO/hj4iA0
>バルグ作者様
僕は特に不満点などはないですし、これからが楽しみです!
ただやはり声が少し多めかなと思うこともしばしばございます。(すみません
怪獣軍団の作戦会議には興味がそそられました!
これからの急展開期待しております!

>クラウス作者様
バルキー、そして謎の追放者。
クラウスが隠したがってた真相、主人公とウルトラマンの会話が
こう表に出されるのは珍しいので面白かったです!

>>233さん
ありがとうございます!
これからも、長くとも短くともよろしくお願いします。

>オーバー作者様
感想ありがとうございます。
本当に自信が無かったので、
怪獣の特徴もとらえていただき、嬉しいです。
次回、詳細が決まってきましたので、どうぞお楽しみに!

ウルトラマンピース 次回予告
第9話「人間逮捕の日?!」宇宙忍者バルタン星人8代目
お楽しみに。
(>シグマ作者様
 シグマに出てきたのが7代目ととらえさせて頂きました。
万が一不満でありましたら、どうぞご指示お願いします)

277 :バルグ作者:2006/12/03(日) 19:36:08 ID:XGQuohuU0
>>アルファ作者様
分かりやすいアドバイスありがとうございます。
今後の参考にしていきたいと思います。

>>ピース作者様
アドバイスありがとうございます。今後に生かしていきたいです


えーと、ガンゲリオンの名前ですがしばらくはこのままでいって破壊された時に変更したいと思います
キャラクター名についてはもうかえようがないのでこのままいきます。

278 :名無しより愛をこめて:2006/12/03(日) 20:09:02 ID:yf712C4eO
まあこれからは気を付けなよ。
台詞は例えば今回のは「脱出」これ多い。細かくし過ぎると
逆にウザくなる。これは映像ではなく文章であることを忘れないで
怪獣の鳴き声は実際劇中にまったく入れなくても成り立つ
見てる側としてはふ〜ん、それで?って感じだから。
てか前も言われてなかったか?台詞多いとか文が長いとか
これじゃあ以前のこと活かして無いなこいつ。とか思われるよ
確かに名前は変えようが無い。それでもここまであからさまなのはね…
自分で考える気あんの?ってなるよ。今回のはどう見ても
偶然被ったんじゃなくて狙ってやったとしか思えないから。
アルファ作者さんの言った通り独自性が無いとパロディじゃなくて
パクリと思われても仕方ないよ。一話限りじゃないなら尚更。

クラウス作者さんに言えることは一つ
過去怪獣出すのがいけないんじゃない。出し過ぎるのがいけない。
これまた自分で新しい怪獣考える気あるのか?ってなる。

279 :バルグ作者:2006/12/03(日) 20:16:02 ID:XGQuohuU0
メビナビならぬバルナビをしたいと思います。
とりあえず現在のバルグとゼクスのデータはこうなります。

ウルトラマンバルグ
身長55m
体重40万トン→4万トン(訂正)
数千万年前に地球で戦っていた戦士
その戦いで石像に封印されたがジンとの接触で封印がとけジンと一心同体になる。
姿はティガとダイナを足して2で割った感じである。
多彩な光線技を持つ戦士だが現在はスピリッツ光線しか確認されていない。

・スピリット光線
バルグの必殺光線。威力はメガ・スペシウム光線並
左手を後ろに下げて右手を添えエネルギーを溜め、左手を前に突き出して光線を発射する。
イメージしにくい人は幽遊白書の主人公の技のショットガンを思い浮かべてください
・アタック光線
両手を合わせて発射する技。ウルトラフロストの様に構えて発射する
威力は低いが連射が可能なため使いやすい

ウルトラマンゼクス
身長53m
体重3.7万トン
宇宙囚人グルグを追い地球にきた際に特殊防衛隊のユウ隊員が乗ったストライクホークと衝突し
お詫びとして自分の命をユウに与えユウと一体化する。
格闘も光線技も得意なオールマイティーな戦士
M87星雲出身のシルバー族の戦士で銀を基調とした体に赤のラインがはいっている。
顔はセブンとネクサスをたして2で割った感じ。
・ゼクニウム光線
腕を×字に組んで発射するゼクスの必殺技。威力はAのメタリウム光線並
・コンドルキック
回転しながら飛べげりを食らわせるゼクスの得意技。
タロウのスワローキックみたいな感じ

280 :バルグ作者:2006/12/03(日) 20:59:26 ID:/YH7eFvW0
新しい設定(その1)

・ガンゲリオン(この先名称変更の可能性あり)
・全長45m
・重さ10万トン
特殊防衛軍のMS開発計画の機体。
しかし、現在推し進めているMS開発計画とは別の目的を持った機体
現在、初号機〜四号機までの4機製作されておりそのうちの2機が日本支部にある。
火力が今までの兵器に比べかなり高い。
この機体の操縦者は視覚や、聴覚、痛覚などの感覚をガンゲリオンと共有する
誰でも操縦できるわけではなく適正のある人物にしか操縦できない。
風貌は作中でユウがいっていたようにウルトラマンと似ていて猫背である。
初号機のパイロットはカミシロ・ロウ隊員で弐号機のパイロットはアオイ・レイ副隊長である

武装(確認されている物のみ)
・対怪獣・宇宙人用マシンガン
・対怪獣・宇宙人用バズーカ

特殊能力
・ガードフィールド
物理攻撃や火炎放射などを防御する。
パイロットの心理状態などで大きさが変化する

カミシロ・ロウ 17歳 男
元々は特殊防衛隊L4コロニー支部所属だったが日本支部に転属してきた。
ガンゲリオン初号機のパイロット。
なぜ、彼がガンゲリオンのパイロットに選ばれたかは不明
ジンとは友人である
妹にエミ、父親にツヨシがいる

281 :バルグ作者:2006/12/03(日) 21:06:31 ID:/YH7eFvW0
>>278
すいません。
人造ウルトラマンとか考えてたら何時の間にかこうなりました。
今後、作中での名称変更やパワーアップイベント等で被らない様にしていきます。
なんで、見守ってくれれば幸いです

あと、台詞が大杉なのも以後注意していきます。
実際、自分でもおかしいと思いつつこうなりました…。

282 :クラウス筆者:2006/12/03(日) 21:35:46 ID:ducGt4TG0
>>278

確かに話を考えてた当初より過去怪獣登場率が高くなってるのは事実っす。
ただクラウスには「オイルドリンカーにもウルトラマンは倒せる!」みたいなコンセプトは
あったりするんで過去怪獣はまだぽこぽこ出ます……。
ついでに言うと次回の話にも過去の奴がぽこぽこ出ます…
でもその後しばらくはオリジナル怪獣でせめる予定なんで。

283 :アルファ作者:2006/12/03(日) 22:05:31 ID:HiuOE/Xc0
バルグ作者様
 設定見ました。まあ、最初、バルグの体重が40万トンだったときは
驚きました。スカイドンの二倍! 体当たりするだけでも絶大な攻撃力じゃ
ないか、強敵だ! と。
 後、此処のオリウル世界も、私の頭の中ではあくまで実写ベースに
イメージがフォーマットされてるんで、ガンゲリオンも着ぐるみで
人が入ってます。CGでない限りは。戦隊や超星神ですね。

284 :バルグ作者:2006/12/03(日) 22:23:32 ID:/YH7eFvW0
>>283
正直、色々と勘違いしてましたw

俺の脳内では他の方は実写ですがバルグはアニメとCGと実写が混ざったものになっていますw
てか、カオスですねw

285 :バルグ作者:2006/12/03(日) 23:33:44 ID:/YH7eFvW0
カミシロ・ユイ 16歳 女
カミシロ・ロウの妹でカミシロ・ツヨシの娘。
若干ブラコン気味で心配性。
ジンとは兄と同じく幼なじみで友人

カミシロ・ツヨシ
カミシロ・ロウとカミシロ・エミの父親
昔は科学者だったが現在は普通のサラリーマンをしている
ロウがガンゲリオンのパイロットになった一因でもある


286 :ウルトラマンオーバー:2006/12/04(月) 08:07:06 ID:0tBxzwgW0
>バルグ作者様
宇宙人同士の野望とそれに対して振り回される地球人と言う構図が良かったです

>クラウス作者様
エーアールが束になってもかなわないフリップ星人
そして裏切り者のウルトラマン
今後の展開が気になります

287 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 17:57:45 ID:ZACtxYyB0
ずっとロム専だったものです。
私もやる気が出てきたので、オリトラマンSSを投下させてもらいます。

288 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 17:58:46 ID:ZACtxYyB0
1話・流星降臨 前編

・大蜥蜴(とかげ)
・古代両棲怪獣ヴァドス 登場


真黒な用紙に所々白い絵の具で点を書いたような空。
すっかり太陽が沈んだ今、広い大海原を照らすのは星星の光のみだった。

そんな暗黒の海を、一艘の船がのんびりと進んでいた。
漁船だろうか、船の上は様々な道具でゴチャゴチャになっていた。
「〜〜〜ふ〜んふふ〜ん♪」
船を運転する初老の男性は、楽しげに鼻歌を歌っている。
今日ももう少し先へ進んだところで、大量を願いつつ漁を始める予定だ。
「そろそろ始めるかな。おい!」
「あいよ」
一声で息子と思われる若い男が、忙しそうに動き始めた。
「あ〜眠い……何でこんな暗いうちから動かなきゃ……」
だらだら文句を述べながらも、あんまり時間をかけると怒鳴られるので準備を急ぐ。
そして道具が見当たらないのに気づき、父親に尋ねようと操縦室の方を向いた……


289 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:00:03 ID:ZACtxYyB0
その瞬間、何か鈍い音が鳴り船体が激しく揺れた。
あまりの揺れに船から落ちそうになる。
「ちょっと親……じゃなくて船長! 何やってんすか!」
流石にこれは我慢できず、大声で文句を言う。しかしすぐに怒鳴り返された。
「しらねぇよ! 俺は何もしてねぇぞ!」
「何もしてないって、じゃあなんであんなに揺れ……」
言葉を言い終わらないうちに、再び船が揺れた。しかも今度はさっきより強い。
「うわぁぁ!」
バランスを崩して転倒する。それでもまだ揺れは続き、今にも転覆しそうだ。
「何だってんだ畜生!」
息子の方は這いつくばって、海を覗き込んだ。
だがすぐに頭を引っ込めなければならなかった。唐突に大量の水飛沫が船を襲ったのだ。
それも下からではなく、上から。
同時に猛烈な波が発生、船を赤子のように揺らし始めた。
息子は何が何だかわからないまま、水を払って飛沫が飛んできた方を見た。
そこには何か、とてつもなく大きな物体が存在していた。微かな光に照らされ、少しだけその正体が見える。

蒼い、ゴツゴツとした皮。巨大な腕のようなもの。そして頭上高くで爛々と光り輝く目玉。
「化――」
物、と続けようとした息子ではあったが、その言葉が口から出ることは無かった。
何故なら1秒も経たぬうちに、巨大な物体が振り下ろした腕によって船は真っ二つに叩き折られていたのだから。


――同時刻、宇宙

地球の周囲を、何かがゆっくりと漂っている。
円形ではあるが、月ではない。それよりも遥かに小さかった。
その円形の物体は、急に自身を紅く発光させ活発に動き始めた。
そして暫くの間辺りをさまよっていたが、やがて狙いをつけたように一直線に地球へと向かっていった。

その場所は言うまでも無く、日本。


290 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:00:33 ID:ZACtxYyB0
「起きろ――!」
「うぎゃあぁぁぁぁぁ!」
物凄い悲鳴が金属質な部屋内に響き渡る。そして数秒後に得体の知れぬ轟音が立て続けに起こった。
ベットの下で、男が腹に布団をまだ半分かけながら頭を抱えて悶絶している。
「ってぇな! 殺す気か!」
男は目の前に凶器である放棄を持って堂々と立っている、20代くらいの女に怒鳴った。
しかし女は全く反省してる様子も見せず、キッパリと言い返した。
「さっさと起きないから悪い! ほら早く着替える! そして司令室に行く!」
片手に抱えた服を男に押し付ける。それを受け取りながらも男はさっきとは変わって怪訝そうな顔をしていた。
「司令室ぅ? こんな朝早くからぁ? また何で……」
「捜査以来よ。さっさと来なさい」
めんどくさそうに説明しつつ、女はとっとと部屋を出て行ってしまった。
後に残された男ははぁ、と誰へとも無く生返事をした後、思い出したように慌てて着替え始めた。

渡星斗、23歳。
特殊事件対策専門チーム日本支部、別名火竜隊の新人隊員。
まだ入ったばかりで大した活躍をしていないためか、他の隊員からしばしば甘く見られてしまう。
しかもやる気はあるのだが、いつもから回りしてしまうためせっかく活躍の機会があっても無駄にしてしまうことが多い。

先程の女は城ヶ咲カゲリ。
星斗とは打って変わって火竜隊の超エリート。
エリートと言うとどこかプライドが高く、高圧的な態度を取りそうな感じがするが彼女はまったく違う。
どんな人にでも親しげに接することができ、星斗ともすぐに打ち解けた。
ちなみにお嬢様だったりもする。

291 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:01:36 ID:ZACtxYyB0
「事件ー!」
着替え終わってないながらも大慌てで司令室に駆け込む星斗。
そこにはカゲリの他、3人の人間が座っていた。
「遅いんだよ、さっさと座れ」
そう言ったのは、やたらチャラチャラした服装の男。見方によってはヤンキーにも見える。
ちぇっ、と舌打ちをしつつも座る星斗。
それを見届けると、一番奥に座っていた男が立ち上がり、喋り始めた。
「いきなりの召集、すまない。だが今回、ここのところずっとなかった捜査以来が警察から来た」
「一体どんな内容なんです大野隊長!」
今度こそ成果を上げてやろうと意気込む星斗の目は爛々と輝いている。
大野といわれた男はそれを軽くスルーしながらモニターを指差した。
「これを見てくれ」
モニターには日本の地図が映っている。その上の方――丁度、オホーツク海の付近に無数の赤い点がついている。
「近頃、航行中の船が突然行方不明となる事件が相次いでいる。これはその船が消息を絶った場所を示している」
「全部オホーツク海に集中してますね」
いち早くその異常さに気づくカゲリ。隊長は満足そうに頷いた。
「そうだ。上の方もそれに気づき、今回我々に調査命令が下ったというわけだ」
一息おいて、続ける。
「今回は空からの現場調査を行ってもらう。今から20分後、ぴったり七時に出撃する。遅れるな!」
「「「了解!」」」


292 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:02:41 ID:ZACtxYyB0
というわけでオホーツク海域の調査をすることになった火竜隊。それぞれ“ムーン”、“スター”、“フェニックス”と名づけられた専用の戦闘機に乗って現場へと向かう。
何故調査に『戦闘機』で行くのかというと、今から20年ほど前当時の対策チームが怪事件の調査に行った際、“怪獣”と呼ばれる存在と遭遇、全滅に近い大打撃を受けたためだ。
それ以来、火竜隊のような特殊チームは怪獣対策として武装することを特別に許可されたのだ。

「ぅお〜し、絶対に手柄をたててやる!」
“スター”の機内で一人、意気込む星斗。今日は久々の命令ということもあってか何時にも増して張り切っていた。
……が、
「無駄なことはよしときな。足手まといになるだけだ」
すぐ隣を飛行する“ムーン”からの通信。冷ややかな声が聞こえてきた。
先程、星斗が司令室に入った際に文句を言っていたヤンキー風の男の声だ。
「何ぃ! もっかい言ってみろ!」
「あぁ言ってやるよ。あ・し・で・ま・と・いになるだけだっての」
「むがー!」
興奮する星斗をよそに、実に冷静なこの男。

――新堂ハヤト。
カゲリと同期のメンバーにして、彼女に勝るとも劣らないエリート。
しかし性格はプライドが高く、他人を見下す傾向が強い。
そんなためか新人で、あまりパッとしないという見下されそうなオーラを放つ星斗とは度々激突する。

「喧嘩しない!」
そんな2人の間に星斗の前に座るカゲリが仲裁に入る。
最早、この一連のやり取りは見飽きるほど頻繁に起こる行事となっていた。

そしてそうこうしているうちに、目的の海域が見えてくる。
「低空飛行に切り替えます」
“フェニックス”からの通信だ。そしてすぐ後に大野からも入る。
「近辺の島々もくまなく調べろ。少しでも怪しいと感じたら上陸しても構わん」
「了解」
高度が徐々に下がっていく。それにつれて雲で白く濁っていた海も青みを帯びてくる。
星斗は誰よりも早く異変を見つけるべく、窓に顔をべったりつけて下を見下ろした。
他の機体も各自調査に入る。

293 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:03:23 ID:ZACtxYyB0
――30分後

今のところ、特に怪しい点は発見されていなかった。
船の残骸も見つからず、これといって変な島もない。
「別に何もねぇじゃん」
不満そうなハヤト。手柄をたてたいという思いは星斗と同じだ。
「そうね……」
カゲリも同意する。消息を立った地点が重なったのもただの偶然ではなかったのかと思えてくる。
だが、その時。
「――光ってます!」
再び“フェニックス”からの通信。
「あぁ? 何が光ってるってんだ。遠野、テメェまたデタラメを……」
「デタラメじゃない、確かに光ってる!」
新堂の言葉を遮って星斗が叫ぶ。
無数にある島々のうち一つが、時通り青白く光っているのだ。
「本当、あれは一体何?」
物珍しそうにカゲリが声を上げる。
「わかりません、とりあえず着陸してみましょう……」


ゆっくりと着陸していく三機の戦闘機。その騒々しさに森から多数の鳥が飛び立っていった。
星斗はここでもいち早く降り立った。しかし周りを見渡しても何も見当たらない。
「どこら辺が光ったんだろ?」
「もう少し奥だったと思います。行ってみましょう」
ハヤトに遠野と呼ばれていた小柄の男が先陣を切って島の中へと入っていく。
星斗も慌ててそれについていった。

294 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:05:55 ID:ZACtxYyB0
やがて一向はうっそうとした森に入る。
決してこの地域は温暖な地方ではないが、それでもこんな雰囲気となると熱く感じてしまう。
「暑っ苦しい所ね」
困ったようにカゲリは呟く。あまりこういう場所は好きではないようだ。
しかし森は一向に終らず、まだまだ続いていきそうだ。


295 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:07:29 ID:ZACtxYyB0
ふと、星斗が振り向く。
「どうしたの?」
「いや……なんか今ガサゴソって音がしたような……」
「はっ、空耳だ空耳」
そうだよな、と自分に言い聞かせ、再び歩こうとする星斗。しかし、
「! 危ない!」
物陰から何かが、勢いよく飛び出しハヤトを襲った。
星斗は大声を出して彼を突き飛ばす。

襲撃者の正体――それはかなり大きなトカゲだった。
「こいつっ!」
自分が遅れを取ったことに腹を立ててか、躊躇せずトカゲに携帯用のレーザーショットをぶっ放すハヤト。
トカゲはそれを間一髪避け、元いた森の中へと戻っていく。
「逃がすか!」
再びハヤトが巨大トカゲに狙いをつけた、その瞬間。

296 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:08:53 ID:ZACtxYyB0
突如、辺りに方向が轟く。低く、唸っているような感じだった。
「!? 今のは……」
「こっちです!」
遠野が飛び出す。一行もそれに続いて走り出した。
やがて森は終わり、開けた場所に出る。
そこは岩が露出し、草は僅かしか生えていない荒地だった。
「さっきの声は一体なんだ!?」
「確かこっちからしたような………! あそこを!」
遠野が少し先に聳え立つ山を指した。そこは青白く光っている。さっきの光の正体か。
そしてその発光地点から、何か、とてつもない大きさの物体がのっそりと起き上がった。
誰かが呟く。

「怪獣――!?」

297 :バルグ作者:2006/12/04(月) 18:23:27 ID:zu6Ma/Q60
>>オーバー作者様
感想ありがとうございます

>>メテオ作者様
始めまして。これからよろしくお願いします

これからの展開に期待します。

298 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 18:27:41 ID:1Q0/kD/dO
メテオ作者様、参戦おめです。
ところで今回はこれで終了ですか?なれば次回予告か
後書きのような物を入れると区切りが分かりやすくて良いと思います。
いきなりこんなことを申してすみません

299 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:29:58 ID:ZACtxYyB0
すいません(´・ω・`)
まだ続きますが、ちと飯食ってました。

では投下再開します。

300 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:30:28 ID:ZACtxYyB0
その巨大な物体――それは紛れも無く“怪獣”だった。
青い皮膚を纏い、胸と頭部の所だけは岩石のようなもので覆われている。そして頭部には青白く発光する角が。
怪獣は再び咆哮し、寝起きの運動とばかりに周りを破壊し始めた。

「かかかか、怪獣ぅぅ!?」
先ほどまでの意気込みはどこへやら、すっかりビビッてしまう星斗。
「畜生! どうすんだ!」
ハヤトが叫び、カゲリが知るかと返す。
その間に割って入るように遠野が叫んだ。
「とにかくフェニックスのところへ戻りましょう!」

駆け出す4人。怪獣は彼等を発見したのか、叫びながら追ってきた。
「追ってくるんじゃないわよこのストーカー!」
カゲリが振り向き様にレーザーショットを放つ。それは怪獣の頭部に命中したが、全く効いてなさそうだった。
「馬鹿が、あんな堅そうなとこ撃っても効くか!」
今度はハヤトが、怪獣の足を狙って撃つ。今度は少しの間動きを止めたが、またすぐに歩き始めた。
「なにぃ!?」
愕然とする。カゲリは面白そうに叫んだ。
「アンタのも効いてないじゃん!」
ハヤトは何だと、と言い返そうとしたが星斗に止められる。
と同時に遠野が叫ぶ。
「喧嘩してる場合じゃないです、さっさと走ってください!」


301 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:31:49 ID:ZACtxYyB0
しかし怪獣との差はどんどん縮まっていき、今にも追いつかれそうだ。
「どうすんだ!」
「………」
いきなり、星斗が怪獣の方を向いてレーザーショットを構え、立ち止まった。
「!? 何してんの!」
カゲリが怒鳴る。しかし星斗は動こうとはしない。
「ここは俺が引きつける! 早く行ってくれ!」
いきなりの事に少しだけ呆気に取られる三人。しかしすぐ我に返り止めようとする。
「馬鹿か! 死ぬぞ!」
それでも星斗は聞かない。やがて怪獣にレーザーを放ち、海岸とは別方向へ走り始めた。
怪獣は星斗に気を取られ、そちらへと方向転換する。
「何やってんだあの馬鹿! かっこつけやがって!」
思い切り拳を木に叩きつける。しかしもう星斗は見えない。
「星斗……」
こうなった以上、カゲリには彼の無事を祈るしかなかった。


「おらおら、こっちだぞ怪獣!」
先ほどから走ってはレーザーを撃ち、また走っては撃つの繰り返しだ。
正直かなりしんどい。このままでは確実に疲労して倒れこんでしまうだろう。
内心後悔していたが、最早どうにもならない。
とにかくは限界まで走るしかない――

と思ったとき、色々考えて走っていたせいか足元の岩に躓いてしまう。
「(やばっ!)」
気づいたときにはもう遅く、星斗は盛大に転んでいた。
「っつぅ……」
痛みにしばし悶絶する。しかし後ろから聞こえた咆哮ですぐに我に返った。しまった、今は追いかけられていたんだ。
だがすでに怪獣がすぐそこまで迫っていた。
後一歩怪獣が踏み出せば星斗は肉塊と化すだろう。だが、起き上がれない。
「うわぁぁぁぁ!」
もう駄目だ、と思い目を瞑る――

302 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:33:39 ID:ZACtxYyB0
しかし怪獣との差はどんどん縮まっていき、今にも追いつかれそうだ。
「どうすんだ!」
「………」
いきなり、星斗が怪獣の方を向いてレーザーショットを構え、立ち止まった。
「!? 何してんの!」
カゲリが怒鳴る。しかし星斗は動こうとはしない。
「ここは俺が引きつける! 早く行ってくれ!」
いきなりの事に少しだけ呆気に取られる三人。しかしすぐ我に返り止めようとする。
「馬鹿か! 死ぬぞ!」
それでも星斗は聞かない。やがて怪獣にレーザーを放ち、海岸とは別方向へ走り始めた。
怪獣は星斗に気を取られ、そちらへと方向転換する。
「何やってんだあの馬鹿! かっこつけやがって!」
思い切り拳を木に叩きつける。しかしもう星斗は見えない。
「星斗……」
こうなった以上、カゲリには彼の無事を祈るしかなかった。


「おらおら、こっちだぞ怪獣!」
先ほどから走ってはレーザーを撃ち、また走っては撃つの繰り返しだ。
正直かなりしんどい。このままでは確実に疲労して倒れこんでしまうだろう。
内心後悔していたが、最早どうにもならない。
とにかくは限界まで走るしかない――

303 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:34:55 ID:ZACtxYyB0
ぬぁ、ミスです;
302は無かったことにしてください…。

304 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:36:15 ID:ZACtxYyB0
――刹那、周りの音が急に途絶えた。
それでも暫くの間は眼を開けることができなかった星斗だが、やがて目を開けて辺りを見回す。
いつの間にか、変なところに来ていた。
「ここは――天国?」
あの状況で自分が助かるはずが無い。その思いが星斗にまずそんな想像をさせた。
しかしすぐにその考えは否定された。何故なら、急に何者かが彼に語りかけてきたのだから。

“違う。”

「誰!?」
慌てて身構える。しかし謎の声は落ち着いた口調だった。

“慌てなくていい。私は、君の味方だ。”

味方、と言われてもいまいちピンとこない。
そもそも死者に仲間なんているのか。
「いまいち意味がわからないんですけど……あなたは?」
何が何だかわからず、とりあえず尋ねてみる。以外にも返答があった。

“私はM78星雲から来た、宇宙人だ。”

「宇宙人?」
ついに自分はどうかなってしまったのか。宇宙人なんているわけが……

“まぁ、そう簡単には信じられないだろうがね。”

宇宙人の全てを見越したような口調に、少し戸惑う。
その戸惑いを解消するためでもあったが、もう一つ質問をぶつけてみた。
「あなたはここへ何しに?」

305 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:36:55 ID:ZACtxYyB0
“今この星には、大いなる災いが迫っている。私はその災いからここを守るために来た。”

「災い?」
一体何のことなのか。宇宙人は先ほど星斗を襲った怪獣――ヴァドスもその災いの一部だという。

しかしまたここで別の疑問が出てくる。
何故自分を救ったのか、ということだ。

“私はこの地球上では僅かな時間しか行動することが出来ない。故に、ここで活動するためには地球人の協力者が必要なのだ。”

協力者、つまり自分はそれに選ばれたということか。
しかし、どうやって協力すればいいのか?

“私が君に憑依し、普段は君の姿で行動する。そしていざという時に君は私となり、悪しき災いから共にここを守るのだ。”

憑依、と聞いて少し顔をしかめる。
そうしたら、自分の意思はどうなるのか。
しかし宇宙人はそこまで見越していた。

“安心したまえ、たとえ私が君に憑依しても、お互いの意識は残ったまま。変な言い方だが二心同体というやつだ。”

とりあえずは安心してもいいらしい。
「――共に地球を守る、か」
悪くないかもしれない、と星斗は思う。
決して英雄になりたいからではない。ここは、地球は、自分にとっても大切な場所だから。

「やってみる」


306 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:37:45 ID:ZACtxYyB0
星斗ははっきりと、そう言った。宇宙人の満足そうな声が聞こえる。

“それでこそ、渡星斗だ。ハッハッハッ……。”

宇宙人は続ける。

“まずは練習といこう。奴――ヴァドスを倒しに行くぞ。……っと、その前にこれを受け取りたまえ。”

突如、星斗の前に2つの腕輪が現れた。
それぞれ、赤と青の宝石がはめ込まれている。
「これは――」

“それは君が私になるために必要なものだ。
私になりたいと君が真に思ったとき、この2つの腕輪の宝石を接触させたまえ。そうすれば、君は私になれる。”

「宝石を、接触ねぇ」
腕輪をはめながら色々と弄る。ふいに宇宙人が言った。

“では、始めようか”

それを聞いて星斗は慌てて尋ねる。
「あなたの名は?」
暫くの間返答が無かったが、やがて宇宙人は言った。

“そうだな……。 メテオ、ウルトラマンメテオとでも呼んでくれ。

宇宙人の声は薄れ、やがて消えた――。

307 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:39:12 ID:ZACtxYyB0
引き続き、2話目を投下させていただきます。


2話・流星降臨 後編

・古代両棲怪獣ヴァドス 登場


カゲリは必死に星斗を探していた。

あの後、何とか海岸までたどり着いた3人は速やかに乗り込み、ヴァドスの元へ急いだ。
やがてヴァドスは発見されたが、星斗の姿はどこにも無かった。

「どこ行ったのよ……」
最悪の予感が頭を過ぎる。それを振り払って、カゲリは捜索を続けた。


「おらおらおら! さっきはよくも追い回してくれたなこのトカゲ野郎!」
怒りに満ちた声を発し、ハヤトはヴァドスに猛攻を開始した。
頭部の周りをぐるりと一周するように飛行しながらの攻撃。ヴァドスにとっては蚊みたいなうるささだったであろう。
「落ち着いてください、落とされますよ!」
遠巻きに援護射撃をする遠野が忠告する。ハヤトの攻撃を見ているとこっちまでヒヤヒヤしてくるのだ。
「へっ、うるせぇよ。俺をなめんじゃねぇ!」
しかし全く聞く耳持たず。遠野は諦めて援護に徹することにした。

308 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:39:57 ID:ZACtxYyB0

再び、ハヤトのムーンがヴァドスに突撃する。ヴァドスは右手で払ったが、簡単に避けられた。
そして背後から攻撃を受ける。
「よぉっし、そろそろ止めといくか!」
機体中の全エネルギーをレーザーに集中させていくハヤト。この一撃で終らせるつもりだった。
しかし……
「避けて!」
「なっ!?」
急にヴァドスが口を開いたかと思うと、そこから目も眩む熱線が飛び出てきたのだ。
完全に油断していたハヤトに避け切ることは出来ず、右翼に手痛い損傷を負ってしまった。このまま飛行することは不可能だ。
「くそぉ!」
徐々に高度を低下させていくムーン。仕方なしに、不時着を試みる。
だが、背後からヴァドスが再び熱線を吐こうとしていた。
「ハヤトさん!」
遠野がヴァドスの頭目掛けレーザーを連続で撃つ。とてつもない精密射撃で、どれも一寸の狂いも無く同じ地点に命中していた。
しかしそれでもヴァドスは動じない。想像を絶する防御能力だ。
そしてついに、熱線が放たれた――

ハヤトは覚悟を決めていた。いささか出しゃばりすぎた、罰が当たったんだろうと。
目を瞑り、来るであろう衝撃と痛みに備える。
――しかし、それは何時までたってもこなかった。
ゆっくりと、背後を振り返ってみる……

「なっ!?」

そこには、ヴァドスとは違う、巨大な影が立っていた。
全身が燃えるように赤い、巨人だ。
「こいつは――」
唖然とするハヤトを尻目に、巨人はヴァドスへ立ち向かっていった。

309 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:40:34 ID:ZACtxYyB0
宇宙人との会話の後一瞬視界が真っ白になり、再び色が戻ってくるころには星斗は自分が恐ろしく高い地点でものを見ていることに気がついた。
そして目の前には、ヴァドスが“同じ目線”で立っている。
自分は巨人になっているんだ、と星斗は理解した。そして同時に、自分はこいつを倒さなくてはいけないと言うことも。
宇宙人との約束だ。
「行くぜ、怪獣!」
自分ではそう叫んだつもりが、巨人の口からは“ジュワ”という声となって出て行った。
しかしそんなことは気にせず星斗――いや、ウルトラマンメテオはヴァドスに勝負をしかけた。

まずは挨拶代わりの一発、とばかりにヴァドスの顔を思い切り殴る。
そして怯んだところにすかさずもう一発、更にもう一発と攻撃を加えていく。
しかし突如、ヴァドスが口を開いた。瞬時に危機を察知したメテオはそこから飛び退いた。刹那、白い熱線が放たれ台地を消し飛ばした。
メテオはいったん距離を置いて、再び攻撃を仕掛けた。しかし今度はその拳も止められてしまう。
ヴァドスはメテオの手を掴んだまま、体を捻らせ思い切り投げ飛ばした。
ぐぁ、激痛に苦悶するメテオ。しかしヴァドスは攻撃の手を緩めず、長い尾でメテオの体を何度も叩きつけた。

このまま負けてたまるか、メテオはそう思いつつ何度目かの尾を転がって避けた、そしてすぐにその尾を掴み引っ張る。
ヴァドスはバランスを崩し転倒した。
メテオはどこに馬乗りになり、後頭部を思い切り殴りつける。何度も、何度も。
それに怒ったヴァドスは勢いよく起きあがりメテオを落とすと、振り向き様に熱線を一発。
メテオはこれを慌てて避けると、体勢を立て直し飛び上がった。そして飛び蹴りをくらわす。
よろめくヴァドス。すかさずメテオは飛び掛ろうとする――が。

310 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:41:36 ID:ZACtxYyB0
メテオの胸の辺りにある、今まで青く輝いていたランプのようなものが突如として紅く点滅し始めた。
すると同時に、メテオを耐え難い苦しみが襲う。
「(何だこれは!?)」
星斗の意識が、誰へとも無く尋ねる。すると、メテオの意識が語りかけてきた。

“先ほども言ったが、私は長く地球に留まっていることができない。
その時間は持って約三分! 制限時間が近づいた場合、胸のこのカラータイマーが点滅して危機を知らせてくれるのだ。”

「(ってことはあと少ししか時間が無いってこと……!? どうすれば…・・・ぐぁっ!)」
体勢を立て直したヴァドスが、お返しの一撃とばかりにメテオを尾で殴りつけた。
転倒するメテオに、ヴァドスは熱線を吐きかけてくる。

“仕方が無い、星斗、私の真の力を使え!”


311 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:42:44 ID:ZACtxYyB0
「真の力――?」
何のことかはわからないものの、何故か自然に体が動いた。
拳を目の前に掲げる。その拳が、徐々に光り輝き始めた。

“精神を集中しろ、星斗。そして大宇宙をまたにかける流星を思い描け。今君の腕には、その力が宿っている!”

「俺の手に――流星が――」
メテオの腕は一段と強く輝き始めた。ヴァドスも、ハヤト達も呆気に取られてその様子を見ている。
そしてメテオの意識が叫んだ。

“振りかざせ、星斗! 流星を飛ばせ!”

光が最高潮に達する、その時。メテオは勢いをつけてその腕を振りかざした。

「メテオニック・ウェーブ!」

メテオの腕から離れた光は、一直線にヴァドスへと向かう。その姿は、まさしく流星そのもの。
ヴァドスは動かない。否、動けないのだ。その圧倒的な力の前に、ただ立ち尽くすのみ。
そして――

光がヴァドスを飲み込み、粉々に粉砕した。


312 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:43:21 ID:ZACtxYyB0
「(終った――)」
そう思ったとき、星斗はその場に倒れこみたいくらいの疲労感を味わった。
同時にメテオの体も光の粒子となって消えていく。
薄れ行く意識の中、星斗は、メテオの声を確かに聞き取った。

“よくやってくれた、星斗。私の目に狂いは無かった。ハッハッハッハ……”



「何だったんだ……」
無事、不時着に成功したハヤトは巨人と怪獣の激闘の一部始終を見終わって、呟いた。
まるで夢のような出来事。しかし、頬をつねってみれば確かに痛い。現実だ。
暫くの間、その場に立ち尽くしていたハヤト。しかし、ふいにあることに気づいた。
「……ってあれ、星斗か!?」
激闘の地の中央に、倒れているのは紛れも無く星斗。どうやら戦いに巻き込まれたらしい。
通信機を引っ掴み、怒鳴る。
「おい! 怪獣と巨人が戦ってた場所に星斗がいる! 何か倒れてるしやばいぞ!」

その通信を聞いたカゲリは、慌てて機首を変更した。
すぐさま知らされた場所に出向けば、確かにそこに星斗が倒れていた。
「星斗!」
機体を着地させ、飛び降りる。そして駆け寄ってみると、星斗の体は不思議なくらい外傷が無かった。
そして息もしている。どうやら無事らしい。
「よかった……」
ホッと胸をなでおろす。上空から遠野が声をかけてきた。
「無事なようですね。とりあえず、早めに基地に戻りましょう」
そうするに越したことは無い。
3人は星斗をスターに載せ、島を後にすることにした。

丁度、日が暮れているころだった。


313 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 18:47:56 ID:ZACtxYyB0
とりあえず今回はこれで終了です。
まだまだ至らずのところがありますが、よろしくお願いします。

他の方々の作品の感想はいずれまた……。

314 :バルグ作者:2006/12/04(月) 18:50:32 ID:zu6Ma/Q60
>>313
乙です

メテオ、カッコイイですね。星斗へのアドバイスとか見てると凄い大人だと思います

315 :バルグ作者:2006/12/04(月) 19:22:47 ID:W6pTMps+0
昨日の設定の続き
・宇宙人連合
狂暴宇宙人グレイス、策略宇宙人ロイス、武人宇宙人ギロス、豪腕宇宙人カイロスの四人が中心の連合
くの一宇宙人ニルスはかつてこの4人の宇宙人に自分の故郷の星を滅ぼされた。
グレイス、ロイス、ギロス、カイロスの4人は四天王と呼ばれている
ニルス以外の全ての宇宙人がそれぞれ部下の宇宙人・怪獣を持っている
ラグ星人とは敵対関係にある

狂暴宇宙人グレイス
宇宙人連合の中で一番年長。
今までに残虐的なやり方で様々な星を制圧してきた
敵を惨殺することによってえられる快感を求め宇宙人連合に参加。
配下の怪獣は円盤獣

豪腕宇宙人カイロス
自らの力を試し、高める為に宇宙人連合に参加。
強敵との戦いを望み多数の星を侵略し、制圧してきた。
四天王の中で一番強い。彼のモットーは「弱肉強食」で強いものの糧にもなれないものは屑だといっている
武人宇宙人ギロスは元々カイロスの腹心だったが後に四天王へと格上げされた
配下の怪獣は恐竜・鳥獣系の怪獣と強さを求める宇宙人

策略宇宙人ロイス
今までに様々な星を自分の知力で制圧してきた宇宙人
彼のモットーは「生かさず殺さず」であり今までに制圧してきた国の住人は苦しい生活をしている
ニルスの星を制圧した時にも同じことを行おうとしたが予想外の抵抗にあったので全滅させた
部下は頭のよい宇宙人

武人宇宙人ギロス
元々はカイロスの腹心の一人だったが後に格上げされた
正々堂々とした戦いを望み一対一での決闘を好む
四天王中で唯一ニルスの星を滅ぼしたことを悔いている
部下は少数精鋭の「武人十人集」の宇宙人でその名の通り十人のみである

316 :バルグ作者:2006/12/04(月) 19:39:11 ID:W6pTMps+0
くの一宇宙人ニルス
元々は四天王に滅ぼされた星の王女だった。
四天王に国が滅ぼされた後に兄と共に脱出するが宇宙人連合に捕まり兄は行方不明に。
手柄さえ上げれば国を復興させるとロイスから言われ宇宙人連合に参加した。
現在、地球に潜入中である

ラグ星人
15年前に地球を侵略を図ろうとするも宇宙人連合に邪魔をされ現在戦力のほとんどを失っている
ラグ星人自身は現在、どこにいるか不明だが部下が地球にいるらしい。

謎の男
名前、目的、年齢など全てが謎の男。
ラグ星人と関係があるという噂もあるが詳しいことは不明
「計画」という言葉をよく使う。
バルグ、ゼクスの出現は予想外のエラーだったらしいが計画に支障はないと発言している
現在、バルグとゼクスの力量をはかりつつ宇宙人連合に対して挑発を行っている

317 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:10:02 ID:hXZRqHvq0
 今回は二本連発です。ご容赦を。


 ウルトラマンアルファ 15 ウルトラマン青空学級・1
 海棲怪獣・キバクジラ 出現


 地球から遠く離れた別の惑星。
 かつてこの星には豊かな自然環境と、それらとうまく共存しながら繁栄していた文明があった。
だが、その平和だった世界は間もなく滅びようとしていた。
 美しい青と緑に彩られていた地表は今や荒れ果てて真っ赤になり、汚い灰色の廃墟があちこちに
点在している。その廃墟の一つが炎と煙を上げている。最早生きている住民もいないその廃墟を
踏み砕き、二つの巨大な人の影が果てしなく戦っていた。
 燃え上がる炎の中で二つの影はシルエットとなり、全容はよく判らない。只、一方は赤い光、
もう一方は青い光を全身から絶え間なく発している。何かよく判らないが、見ているだけで不吉なものを
感じさせる光。
 やがて、両方が一際強い光を放ち、互いに体当たり。その衝突でお互いのエネルギーが反発し合い、
凄まじい爆発が起こる。その爆風と熱は崩壊していた街を更に跡形もなく消し飛ばし、両巨人も
弾き合って吹き飛ばされ、全てが、白い光の中に消えていった・・・

318 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:11:05 ID:hXZRqHvq0
 そんなことがあった過去から結構年月は進み、現在の地球。

 ウルトラマンズィーベン=大谷勇は、高層ビルの屋上で宇宙警備隊とのテレパシー交信を行っていた。
『俺が地球に来た目的は、ウルトラマンアルファを捕らえて宇宙警備隊に送還させることだ』
『しかし、この件を放置しておくと、地球に深刻な影響が出るのは免れません』
『うむ・・・』
 通信の相手は、宇宙警備隊のズィーベンの同僚、デリート隊長。
 階級としてはズィーベンと同格だが、頻繁に現場に出向くズィーベン(片足でありながら)に対し、
相変わらず管理職として多くの隊員の統括を担っている。
『取り合えず今伝えた捜索目標に対して細心の注意を払い、発見した際の処置が今のところ
アルファ君の確保に優先されるということで、一つ宜しく』
『・・・判った』

 交信を終えた後もデリートは思索する。
 実は彼個人としては、これまでの業績から鑑みて、アルファが地球に留まり続ける事を話によっては
大目に見てもいいのではないかと考えている。その判断の背景には、かつてウルトラマンバーンが
志半ばで地球勤務から退くという事態となってしまい、そういった無念を再び後続の戦士に味わわせたく
ないという想いがある。
 ただし、あくまでも話によってはであり、かつ現段階では彼の個人的な考えである。これまでの慣例を
破るとなれば、各方面での色んな軋轢も生じてくる。突然のことで関係者を混乱させた責任はきっちり
取らせなければならず、身柄を確保してきちんと話し合いをする必要がある。
「そのためにも、これからのことがハードルの一つになるでしょう。乗り越えられますか、アルファ君?」

319 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:13:15 ID:hXZRqHvq0
 再び地球。久々の西野家。
 家父長の一誠が城達志を家から追い出して以来、娘の恵はろくに一誠と口を聞かない。一誠が声をかけようと
してもわざと無視する。互いの関係は極めて険悪になっていた。
 といっても恵は恵で、この前バラス星人事件に巻き込まれて生命の危機に追い込まれ、ウルトラマンとして
常に命を賭けた戦いに身を置いている達志との間には思ったより大きな壁があることを思い知らされて
いたのだが、それはそれとして此処まで来た以上意地でも一誠に対して折れたくないので、反抗的な態度を
取り続けている。
 一誠は恵に気付かれないよう、新聞やネットで、ウルトラマンアルファが怪獣や宇宙人から地球を守る
ための奮闘を続けている旨のニュースを目にし、苦悩し続けていた。
(どうしたものか・・・)

 で、話の中心の達志。前回、漂泊の果てに遂に行き倒れ、生命の危機に晒されていた彼だが。
 結論から言うと、その危機からは免れていた。
 具体的には、気を失って倒れていたところを、善意の人々に拾われた。
「大丈夫ですか?」
 廃墟同然の街の中、プレハブの中のベッドで目を覚ましたところで、看病していた若い美女が声を掛けた。
 彼女の名は、石田留美(いしだ・るみ)。
 多くの怪獣や侵略者の跋扈で日本のあちこちにこうした戦災地があるのだが、そういった地を巡回して
難民を援助して回っている有志の団体のメンバーである。

320 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:14:53 ID:hXZRqHvq0
 留美から炊き出しの食糧を振舞われ、必死にかきこむ達志。決して上等な料理ではないが、空腹続きの
彼にとっては十分なご馳走である。
「無理もないよ。皆おなかをすかしてるからね」
 脇で見ていた少年、佐久間健二(さくま・けんじ)が、大人びた口調で言う。他にも、多くの
子供達が達志を興味深げに覗きこんでいる。彼らは怪獣災害で親を失った子供達で、留美達によって
面倒を見られ、勉強なども教えてもらっている。いわゆる青空学級といった様相である。

 子供達になつかれ、特に邪険にもしないでいる達志に対し、援助団体のリーダーの青年、長門信次郎
(ながと・しんじろう)は、ゆっくりしていくといいと勧めた。
「それにしても、民間人からこれだけの犠牲が出ているというのに、困ったものだ」
 長門は、にこやかだった表情を曇らせる。
「困ったもの・・・というと?」
「防衛軍だよ。実質的に怪獣を倒しているのは、殆どの場合ウルトラマンだ。その上、怪獣災害への
フォローもろくにできていない。無駄飯食いも甚だしい」
「・・・・・・」
「長門さん、一生懸命戦ってる防衛軍の人達のことを余り悪し様に言うのは・・・」
 留美が注意するも、長門は態度を崩さない。
「結果に繋がっていないのなら同じことじゃないか」
 達志が居心地の悪さを感じていたとき。
 激しい地鳴りが起き、一帯に警報が鳴る。子供達は青ざめて怯え、留美や長門はそんな子供達を
庇う態勢に入る。
「何事ですか?」
「怪獣だ!」

321 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:16:23 ID:hXZRqHvq0
 破損したビル街の上すれすれを浮遊し、滑るように飛び回っている巨大な怪獣・キバクジラ。
 ・・・ガマとかサメとか、とにかく末尾に『クジラ』が付く種があるらしい。キバクジラはこの街の南、
横浜辺りの海の沖を根城にし、しばしば陸に上がってくるのだが、起源に関わらず海から来るという点でも
『クジラ』種は共通している。
 魚か鯨のようなうつぶせの平たい体で、口にはセイウチのような鋭く長い二本の牙。逃げ回る市民を空から物色し、
食べようと襲っている。プレハブから出てきて見届ける達志と青空学級の一同。
達志「あれは・・・」
留美「この街が怪獣災害で寂れてから、ああやってしょっちゅう襲ってくるんです」
長門「あいつは・・・僕達人間を餌だと思い、此処を餌の穴場だと思っているんだ!」
 悔しがったり悲しんだりする一同。達志が見ると、特に健二が拳を握って涙を流している。
健二「僕の父さんと母さんは・・・あいつに食い殺されたんだ!」
達志「・・・・・・」
 とにかく、長門や留美は協力して子供達を避難させ始める。達志もそれを手伝う。
 そうしているうちに、彼らに気付いたキバクジラが、食べようと迫ってきた。一同は必死に逃げ、近くに
丁度いい隠れ家となる地下道を見つけ、そこに入る。だが、怪獣は執拗に地下道の周りをうろついている。
怯える子供達。
 達志は、黙って地下道から出る。
長門「おい君、何を!?」
達志「僕が怪獣の注意を引き付けて遠ざけます。その間に遠くへ逃げてください」
 長門達が制止するも達志は構わず、目立つように怪獣の前を走り抜ける。キバクジラも気付き、達志を追って
地下道から離れる。
 人目につかない辺りに来たところで、達志はアルファプラスを取り出す。幸い今回は長門達にご馳走になったので
満腹だ。全力で戦える。
「アルファーーーーーッ!!」

322 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:17:45 ID:hXZRqHvq0
 光が迸り、次元の壁をぱりーんと割って空からウルトラマンアルファが出現した。怪獣と対峙する。
 地下道から見る青空学級。
健二「ウルトラマンだ! ウルトラマンが来てくれたよ、長門さん!」
長門「ああ、そうだよ健二君! 無駄飯食いの防衛軍よりよほど頼りになるウルトラマンだ!!」

『健二君を泣かせ、人々を苦しめたお前をこの場で倒す!』
 アルファは素早く動き回り、怪獣を牽制する。だが、キバクジラも巨体に似合わず素早い。空を泳ぎながら
アルファの動きに確実に追いすがり、牙で噛み付こうとしたり、口から火を吹いたりして襲ってくる。
埒が開かないと見たアルファはビルがあらかた崩れた広い場所で足を止め、アルファブレードを出し、
ウルトラ居合い抜きで一気に仕留めようと構える。キバクジラもまっすぐ迫ってくる。
 だが、そのキバクジラの進撃が、突然の一斉砲撃で阻まれた。キバクジラは大きくよろめく。
アルファも何事かと見回す。
 廃墟の広場の横合いに、何時の間にか、防衛軍の地上部隊が大きく展開していた。地底戦車・
プロライザーの量産機部隊。地下から穴を掘ってやってきたらしい。車体の上部の砲身から煙がたなびく。
砲撃したのは彼らである。
 そして、部隊を指揮する防衛軍の幕僚の一人、梶山宏之(かじやま・ひろゆき)参謀。軍服に逞しい身を固めた、
軍帽の下で異常に鋭く光る目の、まだ若い男。
「砲撃続行。怪獣を殲滅せよ」
 梶山は冷徹な声で命令を下した。

 続く。

323 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:19:31 ID:hXZRqHvq0
 ウルトラマンアルファは、怪獣災害で廃墟となった街の難民達を苦しめる怪獣・キバクジラと
対決する。だが、決着が付くかと思われたとき、防衛軍の地上部隊が突如介入。怪獣を砲撃してきた!


 ウルトラマンアルファ 16 ウルトラマン青空学級・2

 海棲怪獣・キバクジラ 出現


 量産プロライザー隊の一斉砲撃は予想外に苛烈だった。これまでより確実に威力が上がっている。
目に見えて弱っていくキバクジラ。動きも鈍くなる。
 戸惑って見ていたアルファだが、まあ状況が好転したと前向きに考える。となれば、ウルトラ居合い抜き
よりもっと威力のある攻撃で確実に仕留めたほうがいい。アルファブレードを取り下げ、印を結んで構え直し、
『ギャラシウム光線!!』
 稲妻のように光が飛び、キバクジラはあえなく爆砕した。
 青空学級の子供達の歓声。

324 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:20:29 ID:hXZRqHvq0
 アルファが達志の姿に戻り、青空学級の下に帰って来ると、妙なことになっていた。
 青空学級と、後からやってきた防衛軍の梶山隊が対峙することになったわけだが、空気が凄まじく険悪。
 青空学級リーダーの長門健次郎は嫌味たっぷりに、
「よくも今頃のこのこと姿を現せたものですね。ウルトラマンをタイミングよく援護するように見せれば
体面を保てるとでも思いましたか?」
 梶山参謀は全く悪びれず、
「怪獣に対抗するために火力兵器の強化開発を続けており、漸くそれが実を結んだので今駆け付けたと
いうだけの話だ。妙な勘繰りは止めてもらおうか」
「今更駆け付けたところで、これまで犠牲になった街の人達は帰ってこない!」
 長門は怒りを露にするが、梶山は引かない。
「別に防衛軍は手をこまねいていたわけではない。怪獣に対抗するために武装の強化を続けているのだと
今言ったろうが。それまでの必要な犠牲だったのだ。諦めろ」
「何だと!?」
 周りで見ている子供達の情操教育に思いっ切り悪い光景が展開。青空学級だけでなく、梶山の
部下達も嫌そうな顔をしているが、基本的に上官には逆らえないので黙っているしかない。
「まあまあまあまあまあ」
 石田留美の仲裁でどうにかその場は収まるが、両者、特に長門と梶山のわだかまりはそう簡単には
拭えない。気まずいまま両者は一旦別れる。当面の戦力の整った梶山隊が暫くこの地に駐屯すると聞き、
長門は更に渋面を作った。

325 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:22:24 ID:hXZRqHvq0
「ごめんなさい、嫌な場面を見せて」
 何となくまだ留まっている達志に留美はわびる。
「只、判って欲しいのは・・・どっちも街を守りたい、なるべく多くの人々を犠牲にしたくない、
その想いが強すぎるだけだと思うんです」
「はあ・・・まあ、それは判ります。判る、つもりです」
「誰でも、大事な人を守りたいという気持ちは同じはずなのに・・・何でこういうことになるんでしょうね」

 梶山隊の駐屯地。テントの中で、梶山は駐屯地一帯の地図を前に頭を掻き毟っていた。キバクジラや、
第3、4話のアスゴル等もそうだが、しょっちゅう表に出てこないだけで、実際には地球産の怪獣は
日本といわず世界中あちこちの地区に姿を見せずに潜伏し、思い出したように野犬やクマのように現れてうろついて
周りを荒らし回るのである。どうすればなるべく被害を出さずに済むか、その対策に梶山は毎日頭を抱え、目を血走らせ、
もうノイローゼ寸前だった。部下達もその心情は理解できるので、多少梶山が周りの者に当り散らすような
発言をしても何も言えずにいた。
 そこへ、一人の来訪者。
「おお、来たか柏村!」
「お久しぶりです、梶山参謀!」
 特命防衛隊の柏村勝。彼は特防に所属する前、元々は梶山の部隊にいたのである。梶山隊が苦闘していると
いうことで、援護のために今回特防から一時的に派遣されたのである。彼としても、ウルトラマンアルファが
この地にも現れたということで、アルファを戦力として手に入れるために真実に近づくいい機会だと思い、
喜んで任務を引き受けた。
 それはそれとして、かつての上司の苦闘振りを見る柏村。
「大変なようですな」
「ああ、全くだ。何から手をつけていいものやら・・・」
「ご安心ください。この俺が来たからにはもうケダモノどもに好き勝手はさせませんぞはーっははは!」
 相変わらず何の根拠もない自信ぶりだが、その明るさを見ているだけでも今の梶山には心強いものがあった。
何カ月かぶりに梶山も笑う。
「そうか。うむ、頼むぞ柏村」

326 :名無しより愛をこめて:2006/12/04(月) 21:23:59 ID:hXZRqHvq0
 達志は身を張って青空学級一同を守ったことで彼らの信頼を得、子供達にもなつかれてもう暫くいてくれと
頼まれ、何となく留まり、子供達の養育の手伝いをしていた(正直、確実に食料が得られるからという理由もあった)。
しかし、自分は怪獣や侵略者と戦ったりズィーベンに追われたりしている身であり、いずれはこの場を離れなければ
ならないと思っていた。

 子供達が一日の授業を終え、食事をしている中。
 生徒の一人・よし子は、皆に見つからないよう、自分に与えられた食事の幾らかを隠し持った。
 そして、自由時間の合間を見て、その食料を街外れにこっそり持っていく。
 瓦礫で出来た空洞の一角に、よし子は、一匹の小さな野良の子犬を隠し飼っていた。
 唯でさえ食料が少ない状況で、子犬を皆の下へ連れて行って飼ってくれというわけにはいかないと思い、自分だけで
面倒を見ていたのである。
「ごめんね、これっぽっちで。明日はもう少し持ってくるからね」
 餌付けされた子犬は、すっかりよし子に懐いている。その可愛らしい様に、寧ろよし子のほうが癒されていたかも
知れない。

 よし子が去っていき、人気もなくなった夜の廃墟。
 駐屯している防衛軍の兵士の一人が、一帯を見回っていた。そして、よし子が飼っていた子犬がいる辺りへ
近づいていく。
 はい、もう大体予想ついたでしょう。ごめんなさい。悪かったです。すんません。
「ぐわああああっ!?」
 子犬が入っている辺りの空洞の中から音もなく忍び寄った無数の触手が、兵士を絡めとる。本隊に連絡する暇も
与えず洞穴に引き込み、闇に響く悲鳴と凄まじい咀嚼音。
 直ぐに静かになる。画面が空洞の奥に寄っていく。
 くーんと鳴く小さな子犬の、らんらんと赤く光る目・・・

 続く。

327 :アルファ作者:2006/12/04(月) 21:42:23 ID:DS2qHj/a0
メテオ作者様
 新星飛来! いらっしゃいませ。非常にスタンダードな構成で、
最初から前後編で非常に豪華な仕上がりになっていると思います。
無駄にアルカイックなメテオの笑いが初代を思わせてウケました。

バルグ作者様
 今回の設定見ました。宇宙人連合は戦隊の敵組織のフォーマットに
近いものがありますが、こういった設定はウルトラでは珍しく、
中々燃えるものがありますな。先の展開が楽しみです。

328 :アルファ作者:2006/12/04(月) 21:50:55 ID:DS2qHj/a0
あ、後、メテオ作者様に質問。火竜隊の戦闘機隊は3機で、現地に出向いた
隊員は4人ですが、どれか1機が複座だったのですか?

329 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:06:00 ID:ZACtxYyB0
寝る前にもう1話できたんで投下します……。


3話・流星(メテオ)としての責任

・地底怪獣ゴートゲラ 登場


あれから、3日経った。
意識が戻って直後、星斗は隊長直々に無謀な行動は慎むようにと説教をされてしまった。
いつもなら、何で身を張って仲間を救ったのに怒られなきゃならんのかと文句を垂れるはずだったが、その時は違った。
今、彼の頭の中は殆どがあることで占められていたからだ。

――自分は、ウルトラマンなんだ。

意識が戻ってから暫くはあのことを夢かと思っていたが、隊員から聞いた巨人の話、そして何よりも自分の腕に残る腕輪がそうではないことを示していた。
つまり、自分はとてつもない力を手に入れたことになる。

嬉しいことは嬉しい。しかし、それに伴って押しつぶされそうな重圧が彼を苦しめた。
地球の運命は、俺のこの手にかかっているんだ。そう思うだけで、ぺしゃんこにされそうだ。
「……しばらく、考えてみよう」
あれ以来メテオは何も言ってこない。自分で考えるしかないのだ……。


星斗がウルトラマンとしての責任に悩まされているとき、東京の郊外では異変が起きていた。
「何じゃこりゃあ……!」
その日、いつものように店を開こうと家を出た魚屋の店主は、店の前に来たところで異様な事態に気づき、声を失った。

昨日まで綺麗に整備されていたはずの道路に、中央が盛り上がるようにして亀裂が入っていたのだ。
その亀裂は蛇のように長く続き、結局その全長は10メートルにも達していた。
そのことがすぐさま火竜隊に報告されたのは言うまでもない。

330 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:09:27 ID:ZACtxYyB0
>>328
感想有難うございます。
えぇと、スターが2人乗りとなっていて、操縦がカゲリでアシスタントが星斗です。
星斗はまだ新米なので操縦はさせてもらえないんです。悲しいことに。

それでは、引き続き投下させていただきます。

331 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:09:56 ID:ZACtxYyB0
「また事件……ですか」
司令室へと集められた火竜隊の面々。
隊長から事件のあらましを聞いた遠野はため息混じりに呟いた。
「気持ちはわかる。しかし、起きてしまったのは仕方が無い」
しかしそう言う大野隊長自身も、困惑した様子だった。
自分がこの火竜隊の隊長となって以来、一週間も経たずに怪事件が連続して起きるなど今までに無かったことだ。
何か、嫌な予感が頭を過ぎる。
「まぁ〜た怪獣じゃねぇの?」
そんな中、ハヤトは極めて呑気であった。
元々この男、暴走族の頭だっただけに非常に自信家である。
たとえどんなことが起きようと、自分に解決できないことは無いと思っているらしい。
「不吉なこと言わないでよね。この前の件だってあるんだし……」
ついこの間、怪獣ヴァドスに追い掛け回されて死線を彷徨ったことが思い出される。エリート中のエリートであるカゲリも流石にあれには参った。
「いずれにせよ、何か危機が迫っていることだけは確かだ」
隊長が立ち上がりながらメンバーを見渡す。その目からはいつの間にか戸惑いが消えていた。
どこまでも切り替えの早い人だ。
「ハヤトに星斗、お前達は現場の調査へ向かえ。カゲリはいざという時に備え待機、遠野はこのまま例の怪獣について調査を続けろ。以上だ!」
それを聞いてハヤトと星斗が同時に声を上げる。
「「えぇ!? 何で俺がコイツと!」」
そして、全く同じことを言っていたことに気づきしばし沈黙する。
「息ピッタリじゃん」
カゲリが笑いをこらえながら言った。

332 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:11:26 ID:ZACtxYyB0
「……ったく、何で俺がテメェと……」
「それはこっちの台詞だよ」
ブツクサ文句を言いながらも、片手でハンドルを握って車を飛ばす。
この車も火竜隊専用であり、“スパーク”と呼ばれている。

しばらく車を走らせていると、近未来的な都市からちょっと昔の街といった感じの風景に変わっていった。
「この辺のはずだが……」
周りを見渡すが、特に変わった様子は無い。皆いつも通り生活しているようだが……
「あそこだ」
星斗が指差す。その先には数台のパトカーと大勢の人がいた。
怒鳴り声も聞こえる。野次馬と警察が争っているようだ。
「やれやれ、めんどくさい連中だ」
見下すような口調のハヤト。お前も少し前までは同じようなことしてたくせに、と星斗は内心思っていた。
そして2人は現場へと急いだ。


「ひでぇなこりゃ」
道路の惨状を見てのハヤトの第一声はこうだった。
何せ、地震が起きたような有様なのだ。
「昨日までは普通だったんですが、今日の朝見てみたらこうなってて……」
魚屋の店主がダイナミックな動作を加えて説明している。よほど驚いたのだろう。
「ってぇことは夜のうちにこうなったってことか……」
しかしここで、ある疑問点が浮かぶ。
「何で気づかなかったんだ? これだけの有様になるんなら相当地面も揺れただろうに」
魚屋もそれが不思議なんだと言っていた。
「この辺は人が住んでないんです。殆どが店か、空家のどっちかですから。
でも、一番近い人の所だとこっから約100メートル……この程度の距離なら地震がありゃ気づくはずですしねぇ」
つまりその住人も気づいてないってことらしい。謎は深まるばかり。
「わけがわからないなぁ……。とりあえず、基地に戻って報告するか?」
「ちっ、そうるすか」
何もわからないまま、2人は戻ることに。

333 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:12:51 ID:ZACtxYyB0

――夜

結局、例の事件は後日再調査ということになった。
星斗は何か拭いきれぬ違和感を感じつつも就寝することにした。

……しかし、眠れない。
「やっぱ……怪獣のせいかなぁ」
あんな怪現象、怪獣以外に理由があるとは思えない。
だとすればあまり悠長なことはやってられない。下手をすれば街中に怪獣が出現しかねない……。
「ちょっと出かけてこよ」
寝れないのに無理に寝てもしょうがない。
幸いなことに、夜間外出は禁じられてはいない。後で常識を考えろと言われるかも知れないが。
自分のバイクに乗って、一路例の現場を目指す。何かの意思が、星斗にそうさせていた。

やがて現場に着く。昼間に比べて暗いため、良く見えないものの特に異変はなさそうだ。
「やっぱ、心配のしすぎかな?」
頭を掻いて、少し恥ずかしそうに辺りを見回す。
夜の静かな風景は「そうだ、心配しすぎなんだよ」と言ってるようだ。
「……戻るか」
誰へとも無く呟いて、星斗は踵を返した。

334 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:13:57 ID:ZACtxYyB0

……が、刹那、夜空に低い咆哮が轟いた。
「!?」
慌てて振り返る、と、道路が先程までよりもかなり盛り上がっていた。しかも更に盛り上がり続けている。
「な、な、ななななななな!?」
呆然とする星斗をよそに、道路は盛り上がり続け、やがて粉々に吹き飛んだ。
そして中から、のっそりと巨大な生き物が這い出てくる。
後にゴートゲラと名づけられる怪獣だ。
「に、逃げろぉー!」
つい、思い切り叫んでしまった。
そしてこの近くには最低100メートルはいかないと人が住んでいないことを思い出す。
「(ここでメテオになって食い止めれば被害を止められる……)」
そう考えた星斗は、メテオに変身しようとする。
だがしかし、そうなる直前に、メテオになったときの苦しみが蘇ってきた。
特にあの、カラータイマーが点滅したときの苦しみは今でも覚えている。
「くっ……」
中々、メテオになれない星斗。そうしてる間にも、ゴートゲラは4つの足を駆使して進んでいっている。
このままでは住民に被害が出る。しかしそれでも決心がつかない……。

ふと、顔を上げた。すると視界に、人影が見えた。昼間に会ったあの魚屋だ!
「あわわわ……」
すっかり腰を抜かして、その場から動かない。あのままでは……!
「逃げろ!」
しかし魚屋は動かなかった。恐怖で体が硬直しているのだろう。
もう、迷って入られない。
星斗は建物の影に入って、2つの腕輪の宝玉を重ね、叫んだ。

「メテオーッ!」

335 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:14:56 ID:ZACtxYyB0
夜の大地に降り立つウルトラマンメテオ。
今にも魚屋を踏み潰しそうだったゴートゲラは、ゆっくりとこちらを向いた。
そして咆哮、向かってくる。
「(来い!)」
メテオは身構え、ゴートゲラの突進を止める。数十メートル後ろに下がりつつも、その体をきっちり掴んだ。
デュワ、とメテオが叫び、ゴートゲラの体を持ち上げ、飛び立った。
そして上空から周りに被害の及ばない、安全な場所を探す。
丁度、ビル建設予定地である広場があったので、そこにゴートゲラを投げ飛ばした。
轟音と猛烈な砂埃を上げて大地に激突する。
メテオもすぐに追って着地した。かなり広めの広場であったが、メテオとゴートゲラがいるだけで殆ど余裕がなくなってしまった。
「(なるべくここから動かないようにしないと……)」
そう考えてるうちに、起き上がったゴートゲラが再び突撃してきた。
メテオはそれを横にかわすと、尾を引っ掴む。ゴートゲラは痛そうな悲鳴を上げた。
そうして出来た隙をついて、ゴートゲラを連続で殴り、最後にとび蹴りをお見舞いする。
しかしそれでもゴートゲラは倒れない。やはり打撃だけでは限界があるようだ。
かといって、ここでメテオニック・ウェーブを使えば周りに被害が及ぶことは必死、それではわざわざ戦う場所を選んだ意味が無い。

と、そんなことを色々と考えていたからだろうか。メテオに隙が生じていた。
それをゴートゲラは見逃さなかった。後ろ足で地面を蹴り、メテオに思い切りたい辺りをくらわす。
メテオは避けることができず、直撃を受けて転倒してしまう。更にゴートゲラはその上に乗って、至近距離から火炎放射をあびせた。
熱さに耐えながらゴートゲラをどけようとするが、中々動かない。
しかも運が悪いことに、ここでカラータイマーが点滅し始めた。
「(ぐぁっ……!)」
耐え難い苦しみがメテオを襲う。そのせいで力が出ず、ゴートゲラを動かせない。
このままでは、やられる……。

336 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:16:00 ID:ZACtxYyB0

そう思ったとき、突如ゴートゲラの頭部の近くで爆発が起こった。悲鳴を上げながらよろめく。
チャンス、と思ったメテオは素早く立ち上がり、辺りを見回した。先程の爆発は、一体……。
「何か騒がしいからきてみりゃ、またあの巨人か!」
フェニックスだ。そして乗っているのは勿論ハヤトだった。
「だがテメェは敵じゃなさそうだから今回は助けてやる。毎回こう行くと思うなよ!」
もし、ハヤトが目の前の巨人が星斗だとしったらためらいも無く攻撃をしてくるかもしれないな、と内心で思った。
しかしそんなこと気にしてる暇じゃない。ゴートゲラは再び立ち直り始めている。
最早時間が無かった。メテオはできるかどうかわからないが、メテオニック・ウェーブを当てるためある方法をとることにした。

ゴートゲラが向かってくる。メテオはそれを受け止め、先程のように持ち上げた。
しかし飛び立ったりはせず、そのままゴートゲラを上へと投げ飛ばしたのだ。
空高く舞い上がるゴートゲラ。メテオはすかさず、上空に向かって腕を構えた。
青白い光がメテオの腕に収束する。
そして星斗の意識が叫んだ。

「メテオニック・ウェーブ!」

腕から放たれた閃光は、真直ぐにゴートゲラへと向かっていき――その体を粉砕した。

その爆発の閃光は、夜の街を明るく照らすのだった……。

337 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:17:50 ID:ZACtxYyB0
「結局、寝てるうちに解決しちゃったのね」
カゲリが面白くなさそうに言った。
「起こしたんですよ、僕。でもカゲリさん一向に起きなくて……」
「起こさなくて正解だぜ、そりゃ。何せカゲリの寝起きの悪いことといったらありゃしない。一撃で象10頭は吹っ飛ばせるぜ」
「何ですって!」
とたんにカゲリとハヤトの間で口論がおき始める。
特にカゲリはハヤトに手柄を持ってかれたのが非常に面白くないらしく、いつになくカッカしていた。
「あーあ……。この分だと当分治まりそうにないですね。どうします星斗さん」
呆れた様子で遠野が星斗に尋ねる。
「ほっとけ。俺達には関係ないよっと」
「そうですね」
と小声で話しつつ、こっそりとその場を抜け出す2人。

部屋へと戻る道の中、遠野は再び星斗に尋ねた。
「あの巨人は、僕らの味方なんですかね?」
星斗は一瞬ドキッとしながらも、努めて落ち着いて答えた。
「そ、そうじゃないの? 怪獣2体も倒してくれたし」
遠野はその言葉を聞いて、そうですよね! とどこか嬉しそうに答えて走り去っていった。
その後姿を見送りながら、星斗は聞こえるかわからない言葉をメテオに送っていた。

「俺、頑張るよ。責任にも、恐怖にも負けない。絶対に……」

338 :ウルトラマンメテオ:2006/12/04(月) 22:23:43 ID:ZACtxYyB0
とりあえず3話終了です。
やたらハイスピードですが、多分それは今のうちだけ……(・ω・`)
とりあえず、スピードに任せて内容が雑にならないよう気をつけます。

あと、とりあえず「アルファ」を読ませてもらいましたが、やばい……レベルが違いすぎる……。
シリーズを総じての敵、というのは個人的に扱いにくいので、それを自然にやってしまう作者様はほんと尊敬します。
改造怪獣が個人的にツボりましたw
少しでも追いつけるよう、努力します。

他の作品の感想はまたのちほど。明日から修学旅行なんで4日ほど無理ですが;

339 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:38:58 ID:hJPtX7Mk0
感想ありがとうございます。
ピース作者様、SGTとシグマのコンビネーションを
書きたかったので。ありがとうございます。

>>209さん、俺も根性とか精神物が好きなんで。ご都合主義になりやすい
ですけど頑張っていきます。

アルファ作者様、そうです。08小隊です。なんか急にやりたくなって
しまいwそんな俺は今、なんとなくスパロボインパクトをやってるのであった…。

オーバー作者様、はい冷凍怪獣なので最終回が冷凍怪獣だった80を意識しました
ちゅーことでサクシウムナパームという安直な兵器の出来上がりw

>>222さん、俺もちょっと考えましたが俺の力量では実相寺監督の
追悼エピソードに相応しい物は出来ない…。ごめんなさい。


340 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:39:44 ID:hJPtX7Mk0
そしてみなさんの作品の感想を
ピース作者様、そうPET隊員も人間…宇宙人の策略とか関係なしに
犯罪を起こす可能性もある――そういったことを感じる作品でした。
長さは特に気になりませんでしたよ。あとバルタンの件は全然OKです!
それにメビウスから何代目っていう概念無くなってるっぽいですし。
しかしこう改めて感じますね、同じM78世界として繋がりを感じます。
実際のシリーズとしても、オリトラとしても。

バルグ作者様、ガンゲリオンについてですが、まあ俺はいいんじゃないかな?
とは思います。元ネタは俺は好きじゃないですけどそれはまったく関係無いので。
ストーリーも新キャラの宇宙人連合が熱くしていきますね!緊迫感もあって
良いです。怪獣の泣き声と発進シーンを削ると短くなりますよ。発進シーンは
新しいメカが出るときはやった方が良いと思うけど。

クラウス作者様、出た!フリップ星人だ!戦闘もレポーターの実況付きで
臨場感溢れますね。バルーパー=レヴィン…これからの展開が気になります。

メテオ作者様、へいらっしゃい!!w初めましてシグマ作者です。
メテオと星斗の会話が初代マンを彷彿させますね。次回も気になります。
ところで世界観は見た感じパラレルっぽいですけど、どうですか?
てか更新早っ!!w

アルファ作者様、デリートが登場したり、バーンの話が出たりかつてのオリトラマン達と
繋がり感じます。そして達志がようやくご飯を食べられて良かったなぁ…。
それにしてもバキシムな登場するなアルファw

341 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:40:31 ID:hJPtX7Mk0
第四十四話「シグマ内!!怪獣外!!」鬼怪獣悪心鬼登場
節分!勇の通う学校にSGTから真悟と雪、中村がやってきた。
生徒A「おい外見ろよ!SGTタイガーだぜ!」
生徒B「マジ!?…ホントだぁ〜!!かっこいいなぁ〜!」
先生「こら!よそ見しないで授業に集中しなさい!」
生徒A・B「はぁ〜い」

放課後、SGTと生徒達で豆まき大会が始まった。ちなみに鬼役は…。
真悟「貧乏くじ引いちゃったなぁ〜…!」
雪「みんな!鬼に思いっきり豆をぶつけるのよ!!」
中村「そう!思いっきりな!!」
一斉に鬼にされてしまった真悟に豆が飛んでくる!四方八方から飛んでくるので
避けちゃいけないというか避けられない。
真悟「勘弁してくれ〜!!」
そんな中、豆が別の方に飛んでいく。その先には大人しい感じの少年が

武志「くらえ〜怪獣め〜!!ウルトラマンがお前をやっつけてやる!!」
進「やめてよぉ〜!…うわぁ〜…!」
武志「怪獣が命乞いかよ!いまさら許せるものか!!」
異変に気づいた真悟達がやってくる。
真悟「おい君!なんでこんなことするんだ!?この子、泣いているじゃないか!」
武志「普段からこいつ、生意気なんだよ!そんな奴怪獣と同じさ!!」
真悟「じゃあそうやっていじめをしている君は怪獣と同じじゃないのかい!?」
武志「うるせぇや!!SGTなんかもう知るか!!」
そう言うと武志は帰ってしまう。
真悟「おい!!…大丈夫かい?」
進「うん…」
勇「真悟さん、あいつね、いつもクラスを荒らしてるんだ!」
真悟「そうか…」

342 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:41:20 ID:hJPtX7Mk0
トラブルがあったがとりあえず無事、節分イベントは終了した。
だがいじめにあっていた子…進は気が晴れない。誰も武志を止められないし
粛清するようなことも無い。今までも先生に相談しても解決してくれない。
家に着いた進は真っ先に自分の部屋に行きとある物を手にする。
それは鬼の姿をした人形であった。進がある日、家の倉庫を物色している時に
見つけたのだ。進は嫌なことがあるとこの人形を手にして恨みを吐いた。
そのほとんどが武志への恨みだ。
進「今日もあいつにいじめられた。あんな奴この世にいなけりゃいいのに…!
  なあお前、あいつの家をぶっ壊してくれよ…!それで家族もろともあいつを
  潰しちゃってよ!」
人形は何も応えない。まあやっぱり人形だよな…そう思いながら進はふて寝した。

進は夢を見た。自分の恨みを全部ぶちまけたあの鬼の人形が自分に語りかけてくるのだ。
人形「進君。俺が君の恨みを晴らしてあげるよ。俺は君の代理人さ。わざわざ君の
手を汚すことなく俺がその武志を潰してあげるよ…その代わり…」
そこで進は目が覚めた。何かを最後に言い掛けた気がしたが、だけど本当にこいつが
恨みを晴らしてくれるかも…そう期待し学校へ向かった。学校ではやっぱり武志が
進をいじめにきた。だけど今日の進は強気だ。
武志「なんだよ!今日は泣かないじゃねぇか!泣けよぉ!!」
進「お前の思い通りになるのも今日で最後だ!今日、お前が家に帰ったら
お前は家ごと怪獣に潰されるんだ!今のうちに暴れとくんだね!」
武志「そんな馬鹿なことがあるか!」

当然、話を信じない武志。だが今日は進がまったく泣かないので楽しくない武志は
不機嫌になりながら席に戻る。そして学校が終わり武志は家に帰る。
武志「そんな怪獣が俺の家に来てぶっ潰すなんてことがあるかよ!進の奴も
変なハッタリかましてくれるぜ」
だが、進の部屋にあったあの鬼の人形の目が光だし、宙に浮かび外に出ると
巨大化!悪心鬼となり武志の家に進む。

343 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:42:11 ID:hJPtX7Mk0
武志「なんだぁ?外がうるさいぞ!…うわぁぁ!!か、怪獣だ!!」
武志は腰が抜けて動けない。そこにSGTが駆けつけ攻撃を開始した。
神「鬼の姿をした怪獣!?」
谷村「なんにせよ早くやっつけましょう!」

ファルコン1号2号がメタリウム砲で攻撃するが悪心鬼は怯まず武志の家に
どんどん進む!
神「メタリウム砲の効果が無いとは!!」
地上で戦っていた真悟は悪心鬼のことを応援している進を発見する!
真悟「まさか進君があの怪獣を誕生させたのか!じゃあ奴が狙うのは…!
こうしてはいられない!シグマァァァ!!」
真悟はシグマに変身!悪心鬼の棍棒が武志の家に振りかざされた時、シグマシールドを
家に張り攻撃を防ぐ!そしてアスシウム光線を放つが悪心鬼は棍棒を回転させ
それを防ぐ!続け様に棍棒を投げつけ、シグマを気絶させてしまう!

悪心鬼「さあ邪魔者はいない!進君、君の恨みを晴らしたら俺は君の命を頂くよ!」
進「えっ!?そんなの聞いていないよ!!」
悪心鬼「夢の中で言ったさ。どうも君はそこで目が覚めてしまったようだけど」
進「知らない!僕は命を売るぐらいならあいつを殺さなくてもいい!」
悪心鬼「それは困るな。依頼はちゃんとこなさなきゃいけないし、それに
代理人の俺がなんの報酬も無いのは不公平だしな」
そう言うと悪心鬼は棍棒でシグマシールドを破壊していく。
シグマはようやく立ち上がり進が後悔しているのに気づく。

344 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:42:43 ID:hJPtX7Mk0
シグマ「後悔の念があるなら…これだ!」
一瞬頷くとシグマは八つ裂き光輪で棍棒を切り落とす!悪心鬼がうろたえている時に
続けてリクライン光線を放つ!悪心鬼は見る見るうちに元の人形に戻り
ごみ収集のトラックに連れてかれてしまった。

事件解決後の学校。校庭にて
武志「ごめん、進。俺、バチが当たったんだ…」
進「正直、まだ許せないとこもあるけど僕もあんなことしちゃったから…
悪かったよ」
二人は苦笑しながら教室に戻る。
真悟「子供は大事だけど時にこういうことも起こしてしまう…」
神「ああ。だからこそ我々、大人が子供達も安心して暮らせる社会を作らなきゃ
いけないんだ」

次回予告「バレンタインで盛り上がる女の子達を狙う悪魔のチョコレート。
そして雪と姫子にも忍び寄る魔の手!急げシグマ!倒せ凶悪宇宙人!!
さあ来週もみんなで見よう!!」

345 :ウルトラマンシグマ:2006/12/04(月) 22:46:20 ID:hJPtX7Mk0
はい、今日の夕食が肉入り野菜炒めで嬉しいシグマ作者ですよw
それにしても季節ネタが好きだな俺。クリスマス、大晦日、正月。
それに続いて節分です。さらに次回はバレンタインちゅーね…。
とりあえず次回もまた見てねw

346 :アルファ作者:2006/12/04(月) 23:10:13 ID:DS2qHj/a0
メテオ作者様
 精力的で喜ばしいことです。魚屋のおっさんのキャラが立ってました。
イレイズが市街地で威力のある攻撃が出来ずに苦労したのも3話だったなあ。

シグマ作者様
 感想有難うございました。悪心鬼の最期が非常に具体的でよかったです。
神隊長の最後のまとめがかっこいい。次回以降、アルファでは展開上
かっこ悪い大人を延々描かなければならず・・・つまされます。

347 :名無しより愛をこめて:2006/12/05(火) 02:20:12 ID:Ix5I5anMO
円谷繋り兄弟スレ
http://c-au.2ch.net/test/-/sfx/1165251320/i

348 :バルグ作者:2006/12/05(火) 18:33:38 ID:9bTsOy+z0
ウルトラマンバルグ第六話 「出会い」
宇宙人連合要塞
「では、ニルスさん。L7コロニーで私の部下が待っていますので…。頼みますよ?」
ロイスが地球へ向かおうとする二ルスに声をかける
「はい…分かりました。あの・・・」
「分かっています。母星の復興のことですね?あなたの手柄にもよりますが考えておきましょう」
「…それでは、いきます」
そうして、ニルスを載せた宇宙船はL7コロニーへと向かった

ウルトラマンバルグ第6話「出会い」 円盤獣ユーフティー登場

特殊防衛隊基地 病室
「・・・・・・・・・・」
ロウは目を覚まさないレイの見舞いにきていた。
ガチャ
するとそこにユウが入ってきた
「よう、ロウ。お前も来たのか」
「・・・ユウも見舞いに?」
「まぁ、そんなとこだ」


349 :バルグ作者:2006/12/05(火) 18:41:18 ID:9bTsOy+z0
「そうか…。・・・俺があの時に適確な援護ができていればレイ隊長もこんなことにはならなかった・・・」
 落ち込むロウ
「・・・そう、思いつめるなって。あの時の状況じゃ仕方なかった・・・。誰もおまえを責めることは出来ねぇよ・・・」
 慰めるユウ
「だが、あの時戦えるのは俺だけだった…だけど、俺はあの時何もできなかった…ウルトラマンが戦うのを見ていることしかできなかったんだ・・・」
「…そんなことはねぇよ。お前は、ウルトラマンから託されたレイの弐号機を守ることができた。それでいいじゃねぇか・・・」
「それじゃ…それじゃだめなんだ…俺は…」
「………今のウルトラマンがお前を見たらこういうと思うぜ。
「もっと、自分に自信を持て」って。「自分にできる精一杯のことをした。それだけで十分じゃないか」ってな」
「………」
「…俺が言えるのはそれだけだ。…じゃぁな」
そう言うとユウは病室から出た
「・・・「自分にできる精一杯の事をした」・・・それだけじゃだめなんだよ・・・俺は」
ユウが出た後ロウはそうつぶやいた。

350 :ピース作者:2006/12/05(火) 18:48:36 ID:ZZ/4tC7U0
>シグマ作者様
ありがとうございます!
それではこちらは8代目とさせていただきます。
節分ネタで鬼とくるともしかしてと思ったら
予想外の斬新なネタでしたね!
これもマイナスエネルギーととらえていいんでしょうか?
そして感想ありがとうございます。
これからも減ることはないであろう犯罪。
それを徹底的に書いていきたいと思います!
ネタ切れに心配は・・・まだ平気だと思います!(10話保留があるので)

>メテオ作者様
参戦おめでとうございます!
これからもよろしくお願いします。
世界観は違うようですが、隊員たちのキャラがいきなりうかがえたのには驚きました。
特徴的な怪獣も面白い!これからもよろしくお願いします!

>アルファ作者様
遅れて片脚伝説読みました。
マグマ陣の凶暴さが面白かったです。
不完全燃焼な戦いのようですが、今後が非常に期待でわくわくです!

351 :バルグ作者:2006/12/05(火) 18:51:27 ID:9bTsOy+z0
夜の街
ユウは自分のマンションへと帰ろうと歩いていた
「・・・ロウのやつ思いつめてるな。どうにかしてやりたいけど、あいつの問題だしなぁ・・・。俺がどうこうできることでもなさそうだし」
そうつぶやきながら歩いているとユウの耳にある会話が聞こえた
「げへへ、かわいいかおしてるジャン?お嬢ちゃん。俺と遊ばない?」
「やめてください」
「いいじゃん、ちょっとくらい。遊ぼうよー」
ユウが声の元へといってみると少女が男に絡まれているのを見かけた
「おい、お前。なにをやってる!}
ユウは男に声をかけた。
「あぁん?なんだ?このゴンダワラ・ゴロウ様のやることに文句つけようってのか?あぁ?」
「助けてください!この人がいきなり絡んできて・・・」
「余計なことを言ってんじゃねぇ!」男は少女を突き飛ばした
「キャツ!」
「テメェ!」
ユウは男の元に近づくと顔面に思いっきりストレートをぶちかました
「グハッ!てめ・・・なに…もん…だ…」
「特殊防衛隊隊員のタサキ・ユウだ!覚えとけ!」
「ちくしょぉ・・・おぼえてろー」
そういって男は逃げた


352 :バルグ作者:2006/12/05(火) 18:58:11 ID:9bTsOy+z0
「…大丈夫?」
そう言ってユウは少女に近づいた
「えぇ、大丈夫です。ありがとうございます」
「君、名前は?」
「えっと…キサラギ。キサラギ・サツキです」
「サツキちゃんか。えっと、家はどこ?」
「………………」
(うーん、こまったな。家出少女ってやつか?)
「…お父さんやお母さんは?心配してないの?」
「もう死んじゃった」
「そうか…それはごめん」
「ううん、きにしてないわ」
「そうか。ならよかった。…住むとこないならウチくる?」
「え?…いいんですか?」
「ん、一人くらいなら大丈夫」
「じゃぁ、お願いしますね」
(おいおい、あの汚い部屋に女の子を入れるのか?)突如としてゼクスがユウにいう
(うるせっ!余計なお世話だ!)
「あの…なにかあったんですか?」
「…あぁ、いやいや何もない何もない。よしっ、それじゃ家に行こうか」
「はい!」
そうして2人は家に向かった

353 :バルグ作者:2006/12/05(火) 20:05:14 ID:9bTsOy+z0
ユウの家(賃貸マンションの一室)
「…ここ…ですか?」
サツキが不安げに尋ねる
「…ここ…なんだ…」
ユウが少し申し訳なさそうに答えた。
サツキが見たユウの部屋…それはとてもひどいものだった
雑誌やコミック、ゲームソフト、CD、パンツなど様々ものがところせましと広がっていた
「これは…いくらなんでもひどすぎません?」
サツキが率直な感想を述べる
「うん、まったく持って君の言う通りだ」
「片付けとか…しないんですか?」
「うーん、やろうとはおもってんだけど…時間がないんだ」
「え?どうしてです?」
「いやぁ、特殊防衛隊に勤めてるからさ休暇とかあんま取れないんだよね」
「特殊防衛隊…?」
「あれ?しらない?怪獣や宇宙人体から地球を守るために結成されたチームなんだけど」
「・・・!?あ、あぁ知ってますよ」(一瞬驚いた顔をするがすぐに表情を元に戻す)
「…?(一瞬驚いた顔を見て不思議の思うがそのまま話を続ける)休暇なんて早々取れるところじゃないからね
 だから掃除なんてやる暇がないんだ」
「そうですか…。…とりあえずこの部屋お掃除しません?」
「…そうだね。それじゃ掃除しようか」
二人は掃除をはじめた

354 :名無しより愛をこめて:2006/12/05(火) 20:05:23 ID:MnfIgYJ8O
あれ?終わり?では無さそうだが

355 :バルグ作者:2006/12/05(火) 20:15:08 ID:9bTsOy+z0
>>354
いったんここまでっす

356 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/05(火) 21:11:58 ID:IRMDMnVN0
 イメージマター最終形態の鎧が破壊されたところで、ウルトラ戦士達は一斉に攻撃を始めた。

 バトルキングの左頭が、周囲ごと戦士達を殲滅しようと、いきなり爆熱光線を吐いてくる。
その膨大な熱エネルギーを、イレイズが又もタイマードレインで受けて吸収に入る。しかし、
今度は緒戦のようには行かない。身長700mのイメージマター最終形態の頭部のサイズは
ウルトラマン達の3人分くらいあり、当然吐き出される熱量も比例して倍加している。
吸収しきれず、イレイズの全身が忽ち白熱し、負荷に耐え切れず苦しみ出す。このままでは
自爆する・・・!
 更にそこに、ガタストロンの右頭が分離し、動けないイレイズに噛み付こうと飛び掛る。
「くっ・・・!」

 だが、飛び込んできたリュウラの必殺の膝蹴り、ドラゴンカムイが叩き込まれ、寸前で
ガタストロンの頭を叩き落す。落ちていく巨大な頭にとどめを刺すべく、
カイザー「メテオスペシウム!!」
ミラクル「スパイラル光線!!」
 両戦士の必殺光線が同時に撃ち込まれ、木っ端微塵に爆破した。

357 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/05(火) 21:13:08 ID:IRMDMnVN0
 バーンは、シファンセス星人の胴体を突き破るべく打撃を叩き込み続けていた。だが、ハガネ
ギアロの装甲が失われても尚シファンセス星人の防御力は絶大であり、いまいち効いていない。
うるさい蚊を叩き落さんとばかり、オーニンの棍棒とジャーク星人の巨剣がバーンに向けて
かざされ、ビームを撃ち込もうとする。
 しかし、後方に控えていたフレンズの四人がそれぞれ別方向から援護射撃の光線を放ち、
棍棒と剣に当てて爆発を巻き起こし、バーンへの攻撃を阻む。更に、バーンに負けじと
シグマが前に突っ込む。
「もたついてるんじゃないぜ、バーン! 一気に決めるぞ」
「わかってらあ!」
 両者は一旦引いて力を貯め、
バーン「ダイナミックキック!!」
シグマ「プラズマスピン!!」
 必殺キックと回転体当たりの同時打撃で、遂にシファンセス星人の胴体を腹から背へ貫いた。
絶叫するバトルキングの頭。胴の穴からエネルギーが漏れ出し、爆熱光線が思うように吐けなくなる。

358 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/05(火) 21:14:08 ID:IRMDMnVN0
 残ったオーニンの左腕とジャーク星人の右腕が、それぞれの得物を振り上げて戦士達に
叩き付けようとするが、
リュウラ「突撃竜光牙・ドラゴンシャイニングヴァイパー!!」
イレイズ「バリアブレスソード!!」
 左右から来た光の斬撃が、両腕を根元から叩き斬る。ドラゴンシャイニングヴァイパーの威力も
さることながら、爆熱光線を吸収し続けたイレイズもそのエネルギーをソードに送って眩しく光らせ、
通常より遥かに切れ味を倍増させていた。
 イメージマターの体内で心臓部となっているピグマ星人は驚愕する。
ピグマ星人「な、何故だ・・・私のデータによって各強豪怪獣のパーツを完全な計算で配置した、今の
イメージマターは宇宙最強の大怪獣となっているはず・・・何故!?」
イレイズ「そろそろ、負け確定の台詞を吐き始めたな」
リュウラ「綺麗にとどめといくか?」


 今回はここまで。後はもう各々の最強光線一斉掃射でとどめじゃないかと。カイザーのサンシャインショット、
バーンのタイマーフラッシャー、イレイズのイレイズショット、シグマのアスシウム光線、ミラクルの
ハイパワー光線、リュウラのシャイニングボム、フレンズの四人・・・は、合体光線技がないのか?
 皆さん異存なければ近いうちにこれでしめます。もっといいネタ思いついた方がいれば任せます。
ちゃんと思いついた人が描くこと前提で。
 後はエンディングですね。バーベキューとか。

359 :リュウラ著者:2006/12/06(水) 11:12:54 ID:q0snZBwU0
いやあ、今年の風邪は長引くぜ。
アルファ作者さま、異存は無いです。お願いします!カイザーインフィニティーにするのもどうかと思うし(笑)
ところでフレンズの四人の合体光線はアースメガストリームかと思います。正直どういう合体光線なのかよく分かりませんが…。
エンディングのバーベキューはハードルが高そうですね。ここでまとめなきゃいかんわけで。
ところで、バーベキュー終わって兄ちゃんたちが帰っていったあと、各々のエピローグって必要でしょうかね?

360 :バルグ作者:2006/12/06(水) 12:33:07 ID:KjCK0Gsz0
>>アルファ作者様
いいっすね、光線一斉掃射。
燃える展開です

361 :リュウラ著者:2006/12/06(水) 15:37:49 ID:q0snZBwU0
メテオ作者さま
どうもこんにちは。風邪気味のリュウラ著者と申します。
やたらとお約束シーンのディテールが細かいという点で「ああ、パラレルにおける初代マンなのね。」と納得しました。
ねえ、「寝る前にもう一話できた」つースピードは私じゃ有り得ねえですから(苦笑)
今後ともよろしく。

バルグ作者さま
あら、六話では戦闘シーン無しですか。ちょっとびっくり。
ウルトラマンや怪獣の声の入れ方ですけど、特にオーバーさんが良いタイミングで入れてらっしゃるので参考にしてみては?

アルファ作者さま
正直アルファの世界観がよく分かっていなかったんですが、これまでのイレイズやバーストと直系っぽいですね。
デリート久々です。最初の青と赤の光が気になりますな。
犬のスペースビースト的正体に期待しつつ次回へ続きます。

ピース作者さま
おお、ウルトラなサスペンスだ。基本、宇宙人は円盤で派手に襲ってきますからね。
冤罪でチームの動きを封じる宇宙人は珍しくないですが、こういう感じで徹底してもらえると説得力があります。

シグマ作者さま
マイナスエネルギーでしょう。
「人形が命を持ってしまったのか」「鬼が人形に化けていたのか」
多分前者なんですが、ここでハッキリさせないのがうまいです。

クラウス作者さま
M78の裏切り者っすか!一気に混沌の様相を呈してきましたな。
オリジナル怪獣の件ですが、語弊がありますが「過去怪獣でまとめる」ってのも一つの手かなと思いますんで、特に気にしてはいません。
「バルキー」、そういうことね(笑)

362 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:43:09 ID:q0snZBwU0
冒涜するつもりはありません。

第三十三章 郵政寄り合いの米って
吸血!宇宙人スフィリアー星人 吸血生物シギョウ 宇宙水棲機械獣ヤモギレウス発現

昼、ヒスイ、ヘキ、ワタリベは野郎三人だけで寄り集まり、指令房に入ろうともしていなかった。どうしてですかワタリベさん。
「だってさ、ユリノちゃんが笑ってんだよ。気味悪いだろ。」
確かに不気味だ。どんなに楽しい事があってもそれを無理やり悪い方悪い方へ曲解して一人でイラついてらっしゃるのがユリノだ。あんなににこやかな彼女はザザの時以来である。
「なマミヤ、ユリノちゃんに何があったのか聞いてくれるようカンナちゃんに頼んでくれないか?」
「ふざけるな、カンナが殺されたらどうする。」
夜、一人指令房で夜番していたカンナの元へ、ユリノが現れた。で、笑っている。どこか遠くを見ている。熱病にでもやられたか?彼女は口を開く。
「カンナ、私さ、結婚するから。」
「!(?)…おめでとうございます…(?)」
同じ頃、とある宿屋で一人の女が絶命した。

 朝、ヒスイは粥をすするだけの簡素な朝食を済ませていた。そこへカンナが現れる。
「ヒスイくん、おはようございます。…あの…、ユリノさん、結婚するみたいです。」
「…ネタか?」
「…多分。」
そこへ召集がかかった。帝都全域で一晩に十二名の女性が変死したという。レイハはその遺体を検分する…。
「一晩で、木乃伊(ミイラ)になるものでしょうか?」
どちらかといえば、即身仏に近い印象もある。全身の水分が一滴残らず蒸発してしまっているのだ。それも一晩で、一切の外傷を残さず。
その女の所持品を検分しても、さして変わったものはない。しかしユリノは、その着物に着目した。所持品にも服装にも破損は無い。着物の帯を除いては。
「何で帯だけパックリ割れてんの?」
その帯は、一本だけ糸を抜き取られているらしい。
レイハは即座に警戒態勢に入る。しかし、吸血魔の手口も正体も不明のままだ…。手がかりは帯だけなので、とりあえず帝都中の呉服屋を当たってみる。

363 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:45:08 ID:q0snZBwU0
と、ある店でユリノの足が止まった。その立地は都心からかなり離れた田舎で、店は湖を背にしている。だが、この湖水を利した独自の染め方によって、この店は人気を博している。
「やあユリノさん、仕事かい?」
店内からユリノ達を出迎えた、少々痩せぎすの青年。彼が店主のサタケである。レイハから事情を聞かされるものの、彼は冷静に無関係を主張する。
確かに、「帯が割れていた」「だから呉服屋が怪しい」とするその発想自体怪しいわけで、レイハは大人しく引き下がる。
直後サタケとユリノは、挙式の日程を相談し始める。その場にいた全員が同じことを思った。
(ネタじゃなかったんだ…。)
しかし、ヒスイとカンナは店の奥にある法陣と、その中心におかれた赤い円筒を見逃さなかった。
 夜、サタケはその法陣へ力を与えている。と、円筒の中に何処からか赤い紐が舞い落ち、円筒の赤さをより濃くした。そして同時に、また女性が何者かに吸血され、死んだ。

軍日本基地。ユリノはサタケと会う際に来ていく着物を選んでいた。そして帯を巻こうとする…と、
「死んじゃいます!」
ユリノの部屋へ唐突に飛び込んできたカンナが、慌てて帯を引き剥がす。ゴジョウも現れ、ユリノへ説明する。
「その帯ねぇ、吸血生物が織り込まれてるの。」
カンナは帯をバラし、その糸よりも細い生物を引き出す。しかし、全く動こうとしない。既に息絶えている。
「被害者のみなさんが着てた帯は、全部割れてました。血を吸いきったコイツが逃げたからなんです。」
しかし、帯から引き抜かれただけでどうして死んだ?
「初めから死んでたの。でも、ある呪法で擬似的に生き返り、吸血する。」
その蘇生の呪は、帯の色と柄によって発動する。帯は、巻く事で柄が完成する。柄が完成すること、それが蘇生の呪を発動させるカギだったのだ。
そして、吸血が済むと空間転移で姿をくらます。これらの帯は、全て違う店から販売されたものだが、ユリノはその独特の色調に見覚えがあった。この色は、サタケの店でしか出せない。
レイハは民へ警報を出すと同時に、サタケの店へ急ぐ!

364 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:46:40 ID:q0snZBwU0
一方、その店へ先回りしている二つの影があった。一つはミウ、もう一つはトキツグ。
「…何でアンタが来てんのよ二人目のカルラ!」
「店のかみさんが新しい帯が欲しいって言ってたんだけどさ、帯が割れる吸血騒動だろ?呉服屋に何かあんじゃないかと思ってさ…。」
「ちょっと待って、呉服屋なんてそこら中にあるよ?この店が怪しいとは限んないじゃん。」
「あ。」
ウルトラマンであるにも関わらず頭の回転が鈍いらしいトキツグに呆れながら、ミウはバーニングヴァジュラを手にし、突入準備に入る。
今回の敵は神や邪仙ではなかろう。しかし、この店で呪が使用された事は間違いない。中の様子を窺う二人、その背後に迫る影。
襲い掛かろうとするが、すんでのところでミウに両断される。その骸は、人型だが人間ではない。能面には近いものがあるが。
突如店内が騒がしくなった。気付かれたか?いや、レイハが突入し、店を制圧したのだ。
ユリノはサタケを拘束、同行を求める。だがそのユリノを、例の怪人が狙撃する…、が、フナトの放った護符で弾丸を無効化、即座にカンナが怪人を射殺する。

サタケは、達観したような面持ちで語り始めた。
「彼らはスフィリアーという星の住人。兵器実験に失敗した事で、母星と自分達を汚染してしまった。それを浄化するために地球人の血液が必要だったんだ。」
サタケはそれに協力した。彼らが連れてきた吸血生物シギョウを、他の様々な店の柄と色をまねた帯に縫込み、その店頭へ忍ばせたのだ。
そして呪を仕込み、吸血が済めば空間転移で店へ戻し、スフィリアーのカプセルへ血液ごと保存する。


365 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:47:45 ID:q0snZBwU0
ユリノは拘束を解かない。自分達地球人は、旧暦での最終戦争以来、大量殺戮兵器を放逐した。しかし彼らは放逐する事ができなかったのだ。そこまでは分かる。だが、
「何で地球人を殺す必要があったわけ?」
「分かってくれユリノさん、彼らにはこれしか生き残る術が無いんだ!
確かに地球人から見れば彼らは加害者だ。だが、仕方なく加害者になった彼らの事情も考慮してやってくれ!」
「ふうん、じゃ、被害者の事情は考慮しなくてもいいって?」
固まるサタケ。
「帯を巻いただけで殺された女性たちのことは忘れて、何の罪も無い女性たちを殺したスフィリアーには慈愛を恵めって?…、罪は罪。審判は、平等に行うモンよ。」
その時、背後の湖より機械の獣が出現する!ヤモギレウス。スフィリアーが邪魔者レイハを抹殺するために起動させた、いわゆるロボットである。
「鬼、炎、和合すべし。出でよ、ラセツ!」
「翼、雷、和合すべし。出でよ、カルラ!」
二人のウルトラマンがヤモギレウスを迎撃する。が、その背面よりスフィリアーの小型宇宙船が分離、レイハを襲う。
ユリノにしょっ引かれながらも毒を吐き続けるサタケ。と、スフィリアーの血液保存カプセルが異常な振動を始めた。
そして、カプセルを割って現れた赤い刃がサタケに突き刺さる。彼はそのまま、木乃伊となった。
殺された女性たちの怨念がシギョウを操り、詫びの一言も無いサタケを抹殺したのだ。そのままシギョウは巨大な赤い獣と化す。
「カンナ!ユリノは頼む!」
ヒスイはユリノの救助をカンナに任せ、転化する!
カルラへ放たれるヤモギレウスの熱線砲、これをリュウラが打ち払う。更にラセツがシギョウを投げ飛ばす。三人のウルトラマンが戦闘態勢へ入った!


366 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:49:03 ID:q0snZBwU0
ヤモギレウスはプラズマミサイルで三人を襲うが、カルラのペンタクルフィールドがこれを弾く。その隙に…
「あ゛〜、本気で面倒臭い!」
有り得ない毒づき方のラセツ、彼女の右腕が熱を帯びる。その五本の指先から、光がカギヅメのような形状で出現した。
ラセツは一気に距離を詰め、そのカギヅメをヤモギレウスに突き刺す。そのまま右腕全体で、ヤモギレウスに巨大な風穴を開けた!
光の一族とも神々とも決別した彼女が、孤独な戦いの中編み出した新必殺技
「破邪冥剛爪 オーガプレッシャー」である。
この一撃でヤモギレウスは爆散。更に地上から、ユリノのレイエンキュウがスフィリアーの円盤を撃墜した。
憎しみのままに暴れるシギョウは、レイヒュウゴからの法力により沈静化。シギョウの肉体はリュウラのドラゴンシャイニングヴァイパーで粉砕された。残った女性たちの怨念も、カンナにより浄化される。
こうして吸血騒動は幕を下ろした。

一人、帯を焼くユリノ。カンナが声を掛けてみる。ユリノはカンナへ問う。
「どうしてサタケさんは、スフィリアーの件を公表して献血を募らなかったのかしら。私なら、それぐらいやってあげたのに。」
「…隠したい事って、どんな人にもあると思います。サタケさんにとって隠したい事は、宇宙の人と仲良くしてるって事だったんじゃないかな。」
ユリノは湖面を見入り、黙り込む。
「ユリノさん、夢だったって、思えませんか?」
「…それじゃ意味無い。現実だった。現実の出来事だった。私たちっていう目撃者もいる。無かった事になんて出来ない。
…スフィリアーは地球人を殺すことしか出来なかった。事実を隠してたから、こんな惨事になったんだと思う。今度また地球に来たなら、その時は一切の隠し事はしないで欲しい。
信じ合いたいならまず、今の自分、過去の自分を曝け出さなきゃ。」


367 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/06(水) 15:54:59 ID:q0snZBwU0
実相寺昭雄様、佐々木守様、宮内国郎様、心よりご冥福をお祈りします。
皆様の作品は不滅です。


次回予告
大陸を襲う邪悪。吹雪の魔。防人が駆る光の船。
次回ウルトラマンリュウラ 第三十四章「大国」

368 :ピース作者:2006/12/06(水) 18:57:06 ID:+toPcsAs0
>バルグ作者様
挟んでしまって申し訳ありませんでした!
それと今回は5話」だと思うのですが・・どうでしょうか?
それとこれでコノ話が終わりなのか、前半部分なのか確かめさせてください。
お願いします。

>リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
過去に何度もあったネタではありますが、
警備員という役柄があって助かっております(笑

369 :バルグ作者:2006/12/06(水) 19:02:53 ID:mGeifHri0
リュウラ作者様
実はまだ続きがあります。

了解しました。さんこうにしてみます

作品とても面白かったです。

>>368
実は、第5話は黒歴史に葬られたんだよ!(MMRのキ○ヤシ風)
てのはジョークで、実は普通に6話だと思ってました…。
とりあえず完成させた後に第5話もかきます。
ちなみに、リュウラ作者様にも言いましたがまだ続きがあります
分かりにくくて大変申し訳ないです…。

370 :バルグ作者:2006/12/06(水) 19:05:24 ID:mGeifHri0
>>ピース作者様
すいません。上でアンカで返してました。重ね重ね申し訳ございません

371 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:48:11 ID:+toPcsAs0
>バルグ作者様
いえいえ、全然気にしてませんので大丈夫ですよ(^^
まだ続きがあったのですね!了解致しました。
楽しみにしております。

みなさまの感想はもうしばしお待ちを。

372 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:48:45 ID:+toPcsAs0
第9話「人間逮捕の日?!」宇宙忍者バルタン星人8代目登場

この世界では、罪を犯したものは逮捕される。
国で決められているルールである。
そしてその人間全員を無差別に”宇宙の罪人”として嫌う宇宙人がいた・・・。

ある日、テレビの政治番組にて謎の老人がこう話した。
「私は思う。
 人間全員が犯罪者だとな。
 知らぬ間に全員が罪を犯しているのだ!
 さらにあのウルトラマン。どうだ?
 たしかに何年もの間地球を救っているが、果たして味方なのだろうか?
 ビルを壊すこともあるし、火花をちらしまくり、
 もしかしたら他の宇宙では侵略者なのかもしれないぞ?
 いや、ある宇宙人にとっては奴等は悪なのだ!」
と。
なんせ、私の親族や仲間が過去に何百とウルトラマン一族に倒されたのだから!

この発言を機に、マスコミは大騒ぎ。
「ウルトラマンが人を殺したそうですが?」
「大量殺人ですか?」
とい、問いまくる。

モチヅキとハナサカは警備員として、入り口をふさぐ。
マスコミ「どうなんですか?!」
モチヅキ「そ、そんなわけないでしょ!」
ハナサカ「そうだ!ウルトラマンが故意に人を殺すわけがない!」

373 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:49:32 ID:+toPcsAs0
基地でも会議が進められていた。
キムラ「こんなわけないっちゅーの!
    きっとあの爺さん、嘘をついてるんですよ。」
メグロ「そ・・・そうですよ・・ね。」
コウノ「あぁ!あの爺さん、こんな騒ぎにしやがって!」
オウノ「まぁまぁ落ち着け。
    たしかにウルトラマンは一人や二人は怪獣との戦いで殺してしまっている。
    もしかしたらその時の悲しみとい怒りを大げさに伝えたのかもしれない。」
キムラ「じゃがウルトラマンのおかげで地球は平和なんじゃぞ!」
オウノ「・・・いや、地球は平和じゃないさ。」
キムラ「え?」
オウノ「モチヅキが言っていただろ、”平和を創る!”と。
    これはPETのキャッチコピーだ。」
コウノ「いいですね、それ!」
とそこへ、例の老人がやってきたではないか。

キムラ「ああ!あんたはさっきの・・・」
老人「この度はPETの基地へ迎えさせていただいて光栄でございます。」
メグロ「。。。迎えてなんてないですよ。。」(小声)
老人「ゴホッ、・・・とにかく、私の仲間がウルトラマンによって故意に殺されたのは事実です!
    この悲しみ・・なんと憎いものなんでしょう。
    そして今いるウルトラマンピース!奴も危険だ!
    そのピースに加担する人間達もなんという憎さだ・・・」
オウノ「あなた少しおかしくありませんか?」
老人「なにがおかしいのだ?
    ピースはみんなの味方だと思ったら大間違いだ。
   ただ地球に居座って仲間と信頼を偽装しておこうという手段なんだ!」
キムラ「待ってくれ!
     そんなことで、今までウルトラマンは戦ってたというのか?」

374 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:50:28 ID:+toPcsAs0
老人「では君らはバルタン星人を知っているかい?」
キムラ「?!ああもちろんだ。」
オウノ「それがどうしたんですか?」
老人「バルタン星人は自分の星が破滅したために、地球にやってきたのだ。
    だが無差別に追い返されてしまった。
   その後も自分の星を見つけたはいいが、復讐しようとさらに地球へ向かうが、
   やはり倒されてしまった。
   何故、彼等に誰も同情しないのだ?
   そんなにウルトラマンが偉いのか?」
コウノ「あんた、もしやバルタン星人か?」
老人「ふぉっふぉっふぉっ、あんなは良いとこに眼をつけたな。」
コウノ「どういうことだ?」
老人「私は人間達がウルトラマンとバルタン星人のどちらが味方かの最終結論にきた
    調査人じゃよ。」
オウノ「敵か?」
老人「ふぉふぉっ、この結果がウルトラマンの方が勝ちだった場合、
    人間は宇宙の果てにある、永久刑務所に追放との法律が立てられたんじゃよ」
キムラ「なんじゃ、その馬鹿げた法律は?」
メグロ「と、とにかく僕らは反対ですからね!」
老人「なら・・・・逮捕だー!!」

そして外へ鳴り響く悲鳴。
まだマスコミを抑えていたモチヅキとハナサカは急いで基地内へ。
マスコミらもそのまま突入してしまう。

するとそこには、人の気配が全く感じられない状態となってしまったのだ・・・。
モチヅキ「一体何が起きたんだ?」
無線機で通信するも、応答無し。
これは何者かの仕業と思い、モチヅキ・ハナサカ・イシモリは地上探索。
ミキ、マチダは空から探索を始める。
だがどんどん陽はくれ始めて行くものの、全く見つからないのだ。

375 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:51:11 ID:+toPcsAs0
・・・そう、あの老人はバルタン星人であったのだ!
オウノ、キムラ、コウノ、メグロはそのまま宇宙刑務所(今のバルタン星)に捕まってしまったのだから。
”殺人加担容疑”でである。

さらには、飛行中のミキ・マチダ隊員も大きな縄にひっかかり、連れ去られてしまう。
しまいには、一般人の民衆らも次々に網でひっかけて、空のかなたへ連れ去り、
バルタン手錠で捕まえ、ロウヤに閉じ込めてゆく。

そのロウヤ内では、逮捕者全員が叫び続ける。
「出してくれー!」
「俺が何をしたっていうんだ?!」

バルタン星人「フォッフォッフォッ、我々の仲間を倒した犯罪者に加担した罪さ。
         いいな、無期懲役又は死刑の恐れがある。
         それをちゃんと承知した上で、裁判結果を待っているがよい。
         そしてにっくき殺人者であるウルトラマン。
         全員始末してくれる!フォッフォッフォッ」

モチヅキ「みんないったい・・・」
ハナサカ「ミキ隊員とマチダ隊員まで消えてしまうとは」
イシモリ「ねえ、いったい誰が?・・・やっぱり宇宙人なのかしら?」
モチヅキ「かもしれない。。。」

376 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:53:32 ID:+toPcsAs0
すると大地震が発生する!
外を見ると、なんとバルタン星人が!
ついに8代目が地上に姿をあらわしたのだ。
モチヅキ「バルタン星人!!!」
ハナサカ「奴が犯人だな!」
だがPET警備員の怪獣への攻撃は”禁止”されている。
とにかくみんなを避難させるしかない。
外へ出て、民衆を助ける三人。
だがモチヅキは我慢できず、その場から離れて変身・・・しようとした瞬間に、
バルタン星人のハサミから飛ばされた手錠で両手を捕らえられてしまった!!
それに気づいたハナサカは、手錠の鍵を使うなどして外そうとするが、あまりにも頑丈で不可能!
次にはハナサカ、イシモリまでもが手錠で捕らえられてしまった。
三人とも後ろで捕らえられたため、動くのも不十分なのだ・・。
バルタン星人「フォッフォッフォッ、人間逮捕の日!
         60億人以上もの奴等を追放してくれるわー!」
そのまま三人までもがバルタン星のロウヤへと追放されてしまった。
だがモチヅキだけが全く違う星へ・・・

PET所属隊員等全員が居なくなった・・・・
そうPET全滅!!
果たしてどうなるのか・・・

つづく

次回予告
第10話「ウルトラVSバルタン 悪はどちらか」
宇宙忍者バルタン星人1〜8代目、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマン80、ウルトラマンシグマ登場

集まる今までの使者達。
果たして悪はどちらなのか・・・?
次回をお楽しみに。

377 :ピース作者:2006/12/06(水) 19:57:36 ID:+toPcsAs0
了解なしに、シグマ作者様&7代目を登場予定にさせてしまい申し訳ありません。
何か問題がありましたら、すぐさま訂正いたします。
ご指摘お願いします。
(完璧にシグマを書くことができるかも少々不安でして・・)

378 :バルグ作者:2006/12/06(水) 20:20:57 ID:eJ8CW3Db0
>>ピース作者様
GJっす。次の時援軍にくるウルトラマンはみんなバルタンと戦ったウルトラマンたちですね。
パワードがいないのはパワードバルタンはまた別だってことですか?
マックスとコスモスはなんとなくわかりますが

379 :バルグ作者:2006/12/06(水) 20:22:52 ID:eJ8CW3Db0
続きをかきます

「あの、このオリトラマンシリーズ全集のDVDはどこに?」
「あぁ、それはあの棚に…」
「このオリトラマン超闘士列伝という漫画は?」
「あぁ、そのコミックはこっちの棚に…」
そうやって片付けを終わらせていく二人
「…ふぅー、終わった」
そして、掃除が終わった
「綺麗になりましたね」
「あぁ、手伝ってくれてありがとう」
「どういたしまして(にっこり)」
そして、ユウはおもむろに立ちあがりインスタントのコーヒーを沸かし始めた
「…コーヒー飲む?インスタントだけど」
「それじゃ、いただきますね」
そして、ユウはサツキにコーヒーをわたした
「…とりあえずしばらくは俺んとこにいたらいいよ。もうちょっと落ちついた環境になってから新しく部屋探そう」
「はい。わかりました」
「んじゃ、俺はもう寝るけど、シャワーとか好きに使っていいよ。寝るときはそこのベッド使ってね」
「ありがとうございます」
「んじゃおやすみ」
そういってユウは自分の部屋に向かった

380 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:23:01 ID:hj7/hsHVO
これで終わりとは思えんが…終わり?それなら後書きか次回予告でも
入れてほしい。終わりじゃないなら一話ちゃんと書き上げて
一気に投下した方がいいんじゃないか?他の作者はみんなそうしてるし

381 :バルグ作者:2006/12/06(水) 21:36:31 ID:eJ8CW3Db0
>>380
すいません…そうします

382 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:39:49 ID:5KiYN9h50
 ウルトラマンアルファ 17 心を折る魔獣
 狡猾魔獣・ベロス 出現


 前回のラスト辺りより、防衛軍の兵士、民間人問わず、横浜の戦災地一帯で行方不明者が多発
するようになった。これまでのことを考えても、人間を捕食対象とする野良の怪獣に襲われた可能性が
高いと考え、現地に駐屯し続けている梶山参謀下の部隊はその線で調査することにした。
 丁度、特命防衛隊の美山由美子隊員が開発した生体無機物マテリスの探知装置の小型携帯化がものになり、
同時に探知対象を変える周波数変換用のダイヤルが取り付けられた試作型のセンサーを、前回から駐屯地に
やってきた柏村勝が一基持ってきていた。これまで戦災地一帯に現れた怪獣のデータを元に周波数を設定し、
柏村が先頭に立って捜査を開始した。

 青空学級の少女・よし子は、今日も廃墟で隠し飼っている子犬の下へ餌を持っていく。
 懸命に餌を食べる子犬を微笑みながら見ていた最中、不意に人の気配を感じ、振り向く。
 そこには、青空学級のリーダー・長門信次郎が立っていた。
 よし子が密かに子犬の面倒を見ているのに気づき、つけてきたのだ。
「長門のお兄ちゃん・・・これは・・・」
 言葉に詰まるよし子に向け、長門は笑った。
「言ってくれればよかったのに」

383 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:41:17 ID:5KiYN9h50
 長門は子犬をよし子と共にプレハブに連れて帰り、皆で子犬を飼うことにした。
 石田留美も二つ返事で賛成し、他の子供達も大喜びで子犬に群がり、多少の食べ物くらい皆で分けてやると
いうことで満場一致。よし子は喜ぶ。
 そんな光景を、すっかり青空学級の一員と化した城達志は微笑んで見守っていた。
 この後起こる事態など、知る由もなかった。

 この後起こる事態。
 柏村達が、怪獣反応の発信源を突き止めた。梶山も直々に同行していた。
 青空学級のプレハブの前。

「やめてーっ!! やめてよおお!!」
 よし子が泣き叫ぶ。
 梶山は部下達に指示し、子犬を問答無用で連れて行こうとする。当然青空学級一同は反目し、子供達の
激しい抗議に対し、兵士達は迷うが、梶山は命令を取り下げない。その冷徹ぶりに、普段怪獣に対しては
攻撃的な態度をとる柏村さえも、ちょっとどうかという表情を見せる。
留美「何かの間違いです! この可愛い子犬が怪獣だなんて・・・」
梶山「外見など当てにならん。そういう罠に嵌って多くの人間が怪獣に食い殺されてきたのだ。いいから
さっさとそいつをよこせ。邪魔するなら貴様らも連行するぞ」
 留美の腕を乱暴にひねり上げようとしたとき、長門がそれを掴んで止める。

384 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:42:57 ID:5KiYN9h50
長門「これは何の嫌がらせですか?」
梶山「嫌がらせ? 何を馬鹿な」
長門「わかってるんだ。僕達が今まで貴方達に楯突いて来たもんだから、その子犬が怪獣などという
話をでっち上げて殺し、僕らに嫌がらせをするつもりでしょう。その手には乗りませんよ」
留美「・・・長門さん?」
 長門の目の色も梶山のそれと同じ。異様な光を放っている。
柏村「・・・ちょっと待ってくれ。探知機に怪獣反応が出ているのだ。一応事実関係を確かめないことには」
長門「貴方達の都合なんか知りません」
 長門は言い捨てる。
長門「僕達は、普通に食べていくのも苦しい日々の中でささやかな幸せを見つけて生きてるんです。何で
余計なことをするんですか? 自分達に都合のいい、僕達だけが気持ちいい情報の中だけで生きてて何が
悪いんですか!?」
 段々口調がヒステリックになってくる。そろそろ言ってることが何かおかしい。怯える子供達を後ろに庇いながら、
達志は、妙な違和感を感じていた。
梶山「・・・話にならん。構わんからほっといて犬を回収しろ」
 兵士達は戸惑いつつも、子供達を押しのけ、子犬を捕まえて無理に外へ連れて行く。連れて行かれる子犬は
嫌がって暴れる。暴れた末に。
 ぶしゅっと音がした。
「え・・・?」
 子犬の体から、先端の鋭く尖った触手が飛び出し、兵士の一人の胸を貫いていた。

385 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:45:19 ID:5KiYN9h50
 後はもう、地獄の光景が連続。
 やはり怪獣だった子犬は、全身から次々触手を繰り出して周囲の兵士を捕らえ、殺してどんどん捕食していく。
それを養分に一気に巨大化し、狡猾魔獣・ベロスの正体を見せる。体中から触手の生えた、直立した巨大な犬。
どういう進化経路を辿ったのかは判らないが、ベロスは、可愛らしい子犬に擬態することで人間を油断させて
近づかせて捕まえ、捕食することを生きる術としていた。よし子の前ではおとなしくしていたのも、よし子が
食料を持ってきてくれるからだけだった。
(迂闊だった・・・!)
 ベロスの正体に気づけなかったことを達志は悔い、とにかく一刻も早くベロスを倒すために一同の目を忍んで
物陰に隠れ、ウルトラマンアルファに変身して出現した。
 柏村も残った兵士達を率い、プロライザー隊で事態の収拾に出る。目の前には請い求めていたウルトラマン
アルファがいるのだが、今はそれどころではない。怪獣の脅威から人々を守るのが先だ。
 ベロスはアルファに対して間合いを取り、触手を素早く飛ばしてアルファを拘束。思うように動きが
取れないアルファをじわじわと引き寄せ、鋭い爪や牙で切り裂こうとする。
 だが、柏村のプロライザー隊が正確に砲撃して触手を切断、アルファの窮地を救う。
 触手での攻撃を封じられたベロスは、接近して爪を振り回して襲ってくるが、最早然程の脅威ではない。
アルファはウルトラ縮地で素早く回避しながら反撃の隙を狙う。そして、ハンドギャラシウムを飛ばして
ベロスの目を潰す。顔を押さえて絶叫するベロス。
 その隙を突き、必殺のギャラシウム光線が撃ち込まれ、ベロスはあえなく爆砕した。

386 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:47:23 ID:5KiYN9h50
「いいご身分だな、貴様ら」
 事後、梶山は青空学級の一同を責める。
「我々はちゃんと警告したのにな。あの犬ころは実際に怪獣だったよな」
 事実なので留美やよし子達は反論できない。
「一時の感情だけで何の根拠もない綺麗事や理想論だけほざいて、実際に事が起こったら後始末は我々や
ウルトラマンに任せきりか。そのために俺の部下が大勢死んだ。どうしてくれる!? え!?」
 俯いて震えているよし子相手に怒鳴り散らす。
「防衛軍は何も好きで敵と戦ってるんじゃない! できるだけ犠牲を防ぐため、あえてやらなければならない
汚れ仕事というものがあるのだ! それを我々ばかり悪いみたいに言いおって! 今度同じことが起こって
又被害が出たら貴様らのせいだからな!!」
 次の瞬間、プレハブ内に鉄拳の音が響き渡った。
「それがあんたらの仕事だろう! 国民はそのために税金を払ってるんだ!」
 逆切れした長門が梶山を殴ったのだ。
「怪獣や宇宙人と戦って、死ななければならないときには死ぬのがあんたらの仕事だ! 僕達は別に礼を
言う必要なんかない! 戦って戦って最後の一人まで敵と心中してくたばれ! 後ついでにパン買って来い!
僕焼きそばパンとフルーツ牛乳な!」

387 :名無しより愛をこめて:2006/12/06(水) 21:50:01 ID:5KiYN9h50
 かくして、凄絶で不毛極まりない殴り合いが展開される。長門も梶山もお互いに自分の集まりのことしか考えていない。
意見が合わないにしてもこの憎み合い方は異常だ。見かねて皆が必死で止める。
柏村「梶山参謀、もうその辺で! 落ち着いてください!」
よし子「お兄ちゃん、もういい! もういいよ!」
 よし子にとって子犬が怪獣だった事実も悲しかったが、今眼前で起こっている事態のほうが耐えられなかった。

 どうにか梶山隊が引き上げたあと、長門は皆を遠ざけ、自室に篭って煩悶する。
「僕は間違っていない!! 戦える力のある連中が僕らを守るために何処までも際限なく戦って死んで、
焼きそばパンとフルーツ牛乳を買ってくるべきなんだ! 勿論自腹で!!」
 そして、暗い部屋の中。
 長門の目が青く光り、やがて、その光が全身から溢れ始める。

 駐屯地のテント内の自室でも、梶山は梶山でエゴ丸出し。
「この国は、この地球は我々防衛軍が守っているのだ! そのことも理解していない脆弱な民共が何をほざく!?
貴様らは我々に生かされているのだ! それだけでも有難いと思えウジ虫共が!!」
 そして、暗い部屋の中。
 梶山の目が赤く光り、やがて、その光が全身から溢れ始める。

 星も見えない闇夜の空一面に、青い光と赤い光が立ち昇り、激しく拮抗を始める・・・

 続く。

388 :アルファ作者:2006/12/06(水) 22:22:21 ID:sxDCMeSn0
 暗い展開が続いて申し訳ありません。まだもう暫くこんな調子ですが、
必ず収拾はつけますので。

リュウラ作者様
 では、劇場版の続きは近いうちに。それと、三十三章見ました。
パロディ編ながら、きちんと独自のテーマを込めて締めてますね。
私も実相寺監督追悼ネタは考えてたんですが、実は・・・実質上最後の
ウルトラ作品となった「狙われない街」が、申し訳ないのですが正直
好みに合わない作りだった為、今書くと、危険なことになりかねないもので・・・
やめときました。
 師走でせわしない中、身体は大事にしてください。後、チャットへの
ご来訪を楽しみにしています。

ピース作者様
 あの老人、バルタンだったんですね。ミラクルのときも宇宙人が
勝手に制定した宇宙の法で地球人やウルトラマンを裁こうとした話が
あったのを思い出します。ピース最初の大きなイベント編となりそうで、
楽しみです。バルグ作者様も言ってましたが、可能なら、コスモスや
マックスで人類と和解した勢力のバルタンも・・・

バルグ作者様
 ぶつ切りで投下していたのは、オーバーという前例もあるので、
なしってことはないと思います。私は追って読みます。確かに読むのが
しんどい向きもあるかも知れませんが。
 そういえば、最近オーバー作者様どうしたんだろう。忙しいのかな。

389 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:01:38 ID:BLVHoS0K0
・・・・・・・・・・
眠っているニルスは夢を見ていた。
兄との別れの時の夢である。
「逃げるんだ、ニルス」
宇宙人連合に追われていたニルスと兄グレイルに宇宙人連合四天王ロイスの魔の手が迫る
「ホッホッホ、私の軍団相手に一人でここまで粘るとは…なかなかやりますねぇ」
ロイスが笑いながらいう
「クッ…」
「ですが、悪あがきもそろそろ終わりです。これでおしまいにして差し上げましょう。…そこの妹さんからね」
ロイスが右手人さし指を上にかざし球体のエネルギーを作る
「なにッ!?」
「では、これで終わりです…ダーク・バニッシュ・ボール!」
ロイスの必殺技がニルスに向かう…。
「いやぁぁ!」
ニルスの目前に迫るダーク・バニッシュ・ボール
「くっ、まにあぇぇぇ!」
グレイルはニルスの前に飛び出し代わりに攻撃を食らう。
「うわぁぁぁぁ!」
グレイルは攻撃の衝撃で吹き飛ぶ
「兄さん!」
「おや?まだ息があるようですね。なかなかしぶとい…」
「ハァハァ…お前にニルスを…やらせはしねぇ!」
よろめきながらもグレイルはロイスに向かって攻撃の構えをとる

390 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:03:34 ID:BLVHoS0K0
「まだ、あがきますか…。しつこいですねぇ…」
「おね…い…です…う…て…さい」
ニルスがつぶやく
「ん?なんですか?もう少し大きな声で言ってください」
「お願いです…!もう…やめてください!」
ニルスが叫びその後に続けて言う
「…私があなた達に仕えます…だから…もう兄を攻撃しないでください…」
「…ほう?あなたが…私達に仕える…と?」
「えぇ、だから…もうやめてください…お願いですから…」
その時、グレイルが叫ぶ
「なっ…何を行っているんだニルス!俺はまだ…グッ!」(胸を抱え倒れるグレイル)
「…いいでしょう。ただし、しっかりと働いてもらいますよ?(ニヤリ)」
「はい…分かりました…」
「では、交渉成立です。ニルス王女…こちらへついてきなさい」
「はい…」(ロイスの元へと向かう)
「まて、ニルス!」ニルスへと手を伸ばす
「…さようなら。グレイル兄さん…」(ロイスやロイスの軍団と共にワープしていくニルス)
「ニルスゥゥゥゥ!」
・・・・・・・・・・・・・・
ジリリリ…ユウの通信機に連絡が入る
「はい、こちらユウ」
「怪獣の出現を確認しました。急いでユウ」
「了解。すぐにそちらへ行きます」
ユウはすぐに着がえた
「…なにかあったの?」
サツキが目を覚ましユウに聞く
「…怪獣が出現した。今から出撃する」
「…がんばってね」
「あぁ、安心してうちにいられるようにすぐに決着をつけるさ」

391 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:04:19 ID:BLVHoS0K0
特殊防衛隊基地
「今回の敵は特殊よ」
ヨコイ参謀が言う
「特殊?どういうことですか?」
ケンが尋ねる
「ええ、画面を見ながら説明するわ。コウダ隊員画面を」
「了解しました」
ヨコイの命令で作戦本部の大型ディスプレイに怪獣の姿が移る
「これは…4年前に現れた円盤型の怪獣ですか」
ヒジカタがヨコイに聞く
「えぇ、私よりもヒジカタ隊長の方が詳しいかもしれないですが説明させていただきます。この怪獣の最大の特徴は飛行能力です。
 以前、現れたギルゲラスよりも素早いです」
「あれよりすばやいってのか!?」
ユウが驚きの声をあげる
「…だが、この円盤生物の動きには特徴がある…そうですね?参謀」
ヒジカタがヨコイに尋ねる
「さすがヒジカタ隊長。その通りです。円盤型怪獣の特徴として地面に降りることが多いと言うことが挙げられます」
「地面へと?一体なんの目的で?」
ケンが疑問を口にする
「…コウダ隊員。画像を」
「…了解しました」
コウダが画面に怪獣の画像を映す。その画面に移っていたのは…人間を無慈悲に食い散らしていく円盤怪獣だった。

392 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:06:19 ID:BLVHoS0K0
その場にいるヒジカタとヨコイ、ロウ以外のメンバーは衝撃的な場面に驚きをかくしきれなかった
そして、ユウが声をあげる
「許せねぇ…。絶対に許しちゃいけねぇ…こんなことは」
「あぁ、その通りだ。我々はこの非道から街の人々を救わなければならない。…参謀、出撃命令を」
「ええ、特殊防衛隊、出撃してください!」
「「了解!」」
そして、各々の隊員はそれぞれ出撃の準備にかかった
そんななか、ユウはロウに声をかける
「ロウ、あまり無理すんなよ」
「………………」
「お前には仲間がいるんだからな」
「……あぁ、分かった」
そう答えるとロウは急いで出撃準備に向かった

393 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:07:29 ID:BLVHoS0K0
市街地
特殊防衛隊は出撃をすませ怪獣のいる市街地に到着した。
街は既に大惨事になっていた。
「うわー、助けてー」「しにたくねぇよぉー」
「くそっ、既に相当酷いことに…」
ユウがつぶやく
「あせるなユウ。あせりは危険を招くぞ」
ヒジカタがユウにいう
「分かってます…!」
ユウが答える。
「なら、大丈夫だ。…ガンゲリオンの火力を使う作戦で行くぞ。俺とケン、ユウで牽制を図りロウの狙撃でカタをつける。いいな!」
「「了解」」
フォーメーションを組み攻撃を仕掛ける
そして、ユーフティーはこちらを向く
「今だ、ロウ!」
ヒジカタの命令が飛ぶ
「了解!ビームスナイパーライフル、ファイア!」
ビームをユーフティーに向け発射する
ズドォォォン!
ユーフティーが爆発に包まれる
「よしっ、やった!」

宇宙人連合本拠地
「ホッホッ、なかなかやるのぅ…じゃが、その程度じゃ奴はとまりはせんよ。ホッホッホッ」

394 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:09:24 ID:BLVHoS0K0
ユーフティーを殲滅したと思っていたユウ達。だが…
「グォォォォォ!」
ユーフティーの雄たけびがよろこびを絶望にかえる
「ちっ、あれでだめだってのか!?」
「あわてるな!もう一回だ!」
「「了解」」
再び先ほどと同じ攻撃をしかけようとした時だった
「はぁぁぁぁ!」
ロウがユーフティーに対し対怪獣用ソードを構え突撃したのだ
「ロウ、なにをしている!」
ヒジカタが静止しようとするもロウは止まらない。
そして、そのままナイフを突き立てようとする。
しかし、ユーフティーに回避され逆にユーフティのビームを食らってしまう
「うわぁぁぁっ!」

特殊防衛軍基地
「初号機、損傷度40%!」
「そんなっ!」

「くっ、応答しろ!応答するんだ、ロウ!」
ロウによびかけるユウ。しかし、返事は返ってこない

395 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:10:02 ID:BLVHoS0K0
「くっ、いちかばちかだ一斉射撃だ!」
「「了解!」」
一斉射撃をしかけるユウ達。しかし、ユーフティーはその攻撃をものともしなかった
「くそっ、ダメか…」
そう思ったその時だった
「……カイジュウハ……ミナゴロシダ」
機能を停止したはずの初号機が動き始めユーフティーに向かい猛然と攻撃を仕掛ける
ユーフティーにダメージを与えつづける
そして、トドメの一撃ともいわんばかりにフィールドのエネルギーをまとった拳でユーフティーにトドメを指す
「や、やったのか!?」
ユーフティーは生命活動を停止し二度と動くことはなかった
「なんとかなったか…」
ヒジカタですら安心したその時だった
「コロスコロスコロスコロス…」
なんと、初号機がユウ達に向け発砲してきたのだ
「ユウ!?いったいなにを!?」
「まさか、錯乱しているのか?」
「ウオォッォ!」
そして、ユウのストライクホークにガンゲリオンのソードが突き刺さろうとした瞬間だった
「くっ、うおぉぉぉ!」
ストライクホークは爆散したがその場にウルトラマンゼクスが現れる
そして今、ユウの必死の戦いが始まろうとしていた…。

第6話 終

396 :クラウス筆者:2006/12/07(木) 01:13:56 ID:tBJaI6pz0
第9話

「写真」

どこかの誰かさん  登場

 ポーーーーーン――――

木魚を叩く音が1つ。
その日、神谷零時は笠御伊隊長の命令の元、
イレギュラー反応が確認された夕日落街へ調査へ出かけていた。
近頃、ネットワークの繋がりがどうにも悪い。インターネットや携帯電話が一切機能を停止しているのだ。
A&Rはイレギュラー反応とこの一連の事件に何か関係あるのではないかと睨んだ限りである。
それはそうとどういう訳だか知らないが、この街にはやたらと神社が多い。兎に角多い。
ついでに言うと、工場や、ボロアパート等もあちらこちらに散ばっており、基本的に空気は悪い。
スモッグが充満し、野良犬の遠吠えが聞こえ、木魚を叩く音が響く街。
なんだここ。
時は夕暮れ。零時はなんの当ても無くふらふらさまよっていた。

 ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー

お経だ。
延々と続けお経が、各お寺から聞こえてくる。
お葬式でもあるのかな。

397 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:14:47 ID:tBJaI6pz0

「己のこっころを信じなさいっ そぉっれ信じなさい そぉっれ信じなさい」

変な歌を歌っているサングラスをかけたおっさんが、零時の目の前にずずぃっと現れた。

「あの、すみません。一体全体この街はなんなんですか?」
「ふっふっふ、君が、神谷零次君だね?」
「零時です。」
「おぉ、すまんすまん、礼二君ぢゃったか。」
「零時ですってば。」
「むむぅ、トシのせいか耳が遠くてな。礼次君。」
「ですから。零児ですってば。……あ。」
「はっはっはっは、引っ掛かってやんの。」
「どうでもいいけど、ホント、この街はなんなんです? どうしてこうもお寺が多いんです?」
「さーてね。とりあえず、俺の家にこんかね?」
「なんでそうなるんですか。」
「話をさっさと進めたいからに決まってんだろ、阿呆。話も家で聞いてやるから。」
「はぁ。」

 ポーーーーーーーン―――――
 ポク ポク ポク ポク ポク ポク
 はんにゃーはーらーみーかーっらーたー
 ちーーーん――――

398 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:15:44 ID:tBJaI6pz0

「ふふ、ここが我が家、と言うか生まれ故郷だよ。」
「はぁ。」
そこはボロい2階建ての工場のような所。
おっさんは何故か陸上選手の様なモーションで2階に続く外階段を上る。
零時も後から付いていった。
なんか工場の入り口に円谷なんとかと書いてる看板があった気もしたが気のせいだろう。うん。

「ぅお〜い、皆、帰ったぞ〜」
零時は驚いた。
扉を開けた向こうにはどこかで見たような怪物達がごろごろいたからだ。
いや、名前は知らない。だが、どこかで見たことがある……。

「ああ!! ペロリンガの塗装が殆ど落ちてるぢゃねーか! ったく管理人は何やってんだ。」
「ペロリンガぁ?」
「おぅ、シーボーズ、撮影でもしたのか? 元気そうぢゃん。おっと、元から死んでたな、お前!」
怪物達に親しげに話しかけるおっさん。怪獣達は着ぐるみらしく、生きてなどいないのだが…

「まぁ座れや。」
「あ、どうも。」
「どっこいしょっと。ちと早いが飯にすっか。おーい、酢貝丼と眼兎龍茶、2つづつ持ってきてくれ。」
「ええ? いや、いいですよ、そんなお気遣い無く。」
「いいからいいから。毒なんざ入れねぇよ。」
ちゃぶ台が置かれた小さな座敷に座る2人。

 ポク ポク ポク ポク ポク
 さいみょーはんだーはらーえーだーみーだー
 ぽーーーーーーーーん―――――

399 :バルグ作者:2006/12/07(木) 01:15:45 ID:BLVHoS0K0
予告
突如として暴走し始めた初号機。
それは、敵の策略とロウのトラウマから来た者だった。
暴走するロウにユウは…ジンは友として仲間としてどう救うのか。
誰もがあきらめかけた時、奇跡が起こる
次回、ウルトラマンバルグ第7話「暴走」
次回もみんなで見よう(第5話もよろしくね)


とりあえずタロウ風に予告してみました。
5話を投下した後に7話を投下します。
ロウの暴走については色々と考えているんでEVAとはあまり被らないと思います。
とりあえず考えてたネタの一つ「人の乗るロボットが暴走」ってのが書けそうでわくわくしてます

400 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:16:36 ID:tBJaI6pz0
数分の沈黙後、ちゃぶ台に肘を置きおっさんが呟きだした。
「しかしまぁ地球も全然変わんねぇな。
空気は汚ねぇ水は汚ねぇ人間は汚ねぇ。進歩しねぇなぁ ったくよぉ。」
「はぁ。」
「…愛想ないねぇ、君。ぢゃあ、これならどうだ!! 変身!」
ぽん! とおっさんは胡座をかいたまま変身した。何故かツギハギ傷がある赤い胴長の宇宙人に。

「! お前は!!」
「そうそう、ウルトラマンはそうでなくっちゃ。
昔からウルトラマンってのは攻撃的だと相場が決まってるんだ。」
「なんだと!?」
「セブンもマックスも、君の先輩方も似た様なもんだったよ。おう、来た来た。」
そこに、料理ののったおぼんを運んできた奇妙な怪物。
首は無く、青白い干からびたようなその怪物は、
ゾンビの様なうめき声を上げながらおぼんをちゃぶ台に置く。
どうもこれが酢貝丼と眼兎龍茶らしい。

「さ、食いな食いな。しつこい様だが毒なんざ入れてねぇからよ。」
いただきます、と赤い宇宙人が丼に妙に細長い手を伸ばしたが―

「おっと、この手じゃあ丼と箸は持てねぇなぁ。変身!」
と、再びおっさんの姿へと戻った。
かつかつと丼を貪るおっさん。
零時も釣られて丼に手を伸ばした。どうも酢貝丼の正体は貝が中心の海鮮丼らしい。
カラスのカァカァと言う鳴き声と丼を流し込む音だけがちゃぶ台座敷に響く。

401 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:17:22 ID:tBJaI6pz0
「げふぅ、ごっそさん。さて…」
先に丼をたいらげたおっさんは、つまようじで歯をほじくりながら、眼兎龍茶の缶をぷしゅっと開けた。
つまようじを捨て、眼兎龍茶をごくごく飲むおっさん。間もなく、缶を空にする。

「ふむ、やはりこの茶は格別だな。うん。」
「…聞きたいことがあるんだが、ひょっとして、あんたは最近のネットワーク不信と、何か関係が…?」
「無い訳ねーだろ。でなきゃお前、こんな振る舞いする訳ねーだろよ。」
「何故そんな事をした! 今世界では混乱が起こってるんだぞ!?」
「ほんと、ウルトラマンって血圧高いのね。しかしまぁあれだよなぁ、
折角五月蝿い携帯を機能停止してやったのに、あくまで携帯にすがり付こうとするもんなぁ。」
「……。」
「さて……用事もすんだし飯も食ったし君とも話せたし、ぼちぼち帰るわ。」
「…今、思い出した。君は確か…1度、地球を見捨てた侵略者なんじゃ…?」
「うあ、遅っ。今頃気づいてんの? 変身っ。」
おっさんは再び赤い宇宙人に姿を変えた。

「じゃ、まぁ、とりあえず外に出ようか、クラウス君。」
ふっ と、おっさんもとい赤い宇宙人は姿を消した。
零時は眼兎龍茶を一気飲みし、外へ駆け出す。
すると、倉庫の建物の横で胡座をかく巨大な宇宙人が―

『はっはっは……ここから見る夕焼けだけは唯一好評価できるなぁ。うん。』
零時は巨大化した赤い宇宙人を見上げる。

「あんたは確か、この星が嫌になって母星に帰ったと聞いた。何故またここに?」
『んーーー――― まぁ、あれかなぁ。

親父が死んだから―』

 ポク ポク ポク ポク ポク ポク ポク


402 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:18:48 ID:tBJaI6pz0
『……まだちょっと時間があるな。なぁ、クラウス君、ちょっと怪獣ごっこでもしないか?』
「へ?」
『用は戦おうって事だよ。いいぢゃん、ちょっとだけだよ。』
「…じゃあ…まぁ…」
光が、夜になりかけた街を、照らす。ウルトラマンクラウス―降臨。

『シュァッ』
クラウスは赤い宇宙人と距離を置く。赤い宇宙人の方もゆっくり立ち上がった。
赤い宇宙人が、勢いよく助走を始めた。クラウスも、クラウチングスタートの体制に。
と、両者がお互いに向け走り始める。両者、ジャンプし、相打ち―
クラウスが赤い宇宙人を投げ飛ばし―
赤い宇宙人がクラウスを蹴飛ばしー
クラウスが赤い宇宙人の腹ににエルボーアタックを仕掛け―
赤い宇宙人がクラウスの足を取り倒転させ―
両者の空中キックが互いの顔面に炸裂した――。

 ポク ポク ポク ポク
 さいみょうがるはんだらみーだんらー
 ぽーーーーーーん―――

403 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:19:38 ID:tBJaI6pz0
『あ〜…面白い! 久しぶりに運動したよ。』
『…もういいのか?』
『ああ。もう時間だしね。おし、最後に記念撮影と行こうか。はい、並んで並んで。』

『なんだい、堅苦しいね、君。もっとリラックスリラックス。』

『せっかくなんだからピースサインでもしようよ。俺は無理だけど。ほら、ほら。』

『はい、チーズ。』

『現像出来たら写真、送るよ。ん、お迎えが来た来た。』

『あの手ぇ振ってるオレンジ色の奴、俺のせがれなんだ。馬鹿な奴でなぁ。』

『じゃ、ばいばーい。』

 
 ぽーーーーーーん――――
 
 ポク ポク ポク ポク
 
 ちーーーーーーん――――

404 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 01:20:37 ID:tBJaI6pz0
レイジは、眼を覚ました。
場所は――A&R屋外休憩所の、ベンチ。
むっくり起き上がり、辺りを見渡した。隣のベンチではトウコが本を読んでおり、
休憩所の中央でシュウとナオキがキャッチボールをしている――。
なんだ、夢オチか。
レイジはトウコと軽く会話した後、背伸びをし、ぽつぽつと柵へ歩んだ。
そこから見える大海原。
もう12月だが、温かい日光が寒さを感じさせない。
と、レイジの頭に、紙が1枚ヒラリと落ちてきた。手に取るレイジ。
その紙は―1枚の写真だった。
夕暮れの中、赤い宇宙人と仲良く肩を組み、
ピースサインをするウルトラマンクラウスの姿が写った写真が――

 ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー

 ぽーーーーーーん――――



  




405 :クラウス筆者:2006/12/07(木) 01:24:32 ID:tBJaI6pz0
えーととりあえず

すんません。

「狙われない街」は傑作だと思っています。

406 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/07(木) 01:25:45 ID:8VvDDcrR0
 アルファ本編がずっとあの調子なので、ちょっとノリを上に向けておきましょう。


「コンビナート付近で爆破するのはまずい。イメージマターを宇宙へ上げ、それから
爆破しましょう!」
 カイザーの提案にウルトラ戦士一同は頷き、満身創痍のイメージマター最終形態に全員で
群がって抱え上げ、そのまま上空へ飛んでいく。
ピグマ星人「は、離せ!!」

 大気圏外に来たところでウルトラ戦士達はイメージマターを離す。巨大なイメージマターは
無重力に漂い、身動きが取れない。それを全員で距離を取って包囲。
カイザー「例え何が来ても、僕らウルトラマンは決して負けはしない! 思い知れ、これが
僕らの、最強の絆だ!!」
 全員、一斉に最後の決め技の構えを取っていく。
「タイマーフラッシャー!!」
「イレイズショット!!」
「アスシウム光線!!」
「ハイパワー光線!!」
「裁邪龍光弾・シャイニングボム!!」
「アースメガストリーム!!」
「そして・・・サンシャインショットだ!!」
 イメージマターの巨体に向けて、十人分、七条の光が叩き込まれる。暗い宇宙が眩しく照らされ、
収束された光の白い世界に、悪魔の巨獣の影が掻き消えていく。
「ぬあああああーーーーーーーーーー!!!!!」
 ピグマ星人の断末魔の絶叫と共に。

407 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 13:23:52 ID:SywwRBDP0
どこに書いたらよいのか分からんので
作品自体の批評とは全然関係ないのは承知でこっちに書くけどな。

おまえらも、自分らでやってることを盛り上げていきたいと本気で思ってるんなら
そいつに反応するのは今すぐ完全にやめておけ。

……というより、「スレ」なんていう単なる共用ラクガキ帳「それ自体」に、無駄な愛着を持つな。
スレの全文面を綺麗なまま保つ手段などない。「わざわざ煽って増殖させない」程度なら可能だが。
スレに、質の高い低いなどはないんだ。
そうではなく、見るべきは(周りに荒らしだの煽りだのが何百個並んでいようが関係なく)
個々の1レス、1レスの内容だけだ。そういうもんじゃないか?

少なくとも俺だったら、自分が精魂こめて書いた(スレの趣旨に沿った)文章に割かれる以上の関心が
なにも考えてなさそうな単なる煽り文に割かれているのを見て、
(もちろんあいつは、何も考えてなどいない。簡単に気を引けるからこそ延々とやってるんだ。)
「よし、もっと頑張って書こう!」などとは決して思わない。

も っ と 読 み た い と 思 う 文 を 書 く ヤ ツ に だ け 熱 心 に 反 応 し ろ 。
(↑このへんがまた「文面からあの人かと思いまして」とか言われる原因の一部かもしれんが、これだけは強調しておきたい。)

おまえらの無謀な(スマン)企画を
まずまず楽しい語り合いとして続けて(一緒に楽しみたい連中を楽しませて)いこうと思うんなら、
このへんはもう基本中の基本だと俺は思う。

これをおまえらが読むことがあるのかどうかはさっぱり分からんし、読んでいてもまたムカツいてるだけかも知れんし、
仮にその気になってたとしても、今更軌道修正するのもかなり大変かも知れんが、とりあえず言いたいことを書いた。
これがおまえらにちょっぴりでも反応(この文にレスがつくというのではなく、実際の行動の変化)を引き起こしうると
期待するのはおこがましすぎるだろうとは、自分でも思うがな。

408 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:51:34 ID:2HCYhs1a0
 ウルトラマンアルファ 18 妄執の鎧・1
 ハンターナイト・アヴォル、ハンターナイト・ヴァニル、狡猾魔獣・ベロス二代目、
 改造暴君・ハーケンマグマ、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 郊外から、横浜の戦災地に迫る巨大な影。
 それは、前回現れた狡猾魔獣・ベロスの同種の怪獣だった。この地に多くの難民=適度な餌である
人間が多数いることを嗅ぎ付け、自分も捕食しにやってきたのだ。
 期待に舌なめずりをし、意気揚々と街に入り込んで食事を始めようとした。
 最早それどころではない状況になっていることに気づいていなかった。不運なことに。

 街にいたのは、15話冒頭で暗示的に描かれた、あの青と赤の二人の巨人だった。
 空はどんより曇っているが、両者自体がうっすらと光を発しているため、今回は全貌が見える。
各々の基調色をした鎧を纏っている。互いのディテールに若干の違いはあるが、共通しているのは・・・
ウルトラマンに酷似している。いや、ウルトラマンそのものだ。
 睨み合っていた両者は、場違いに現れたベロスに、ゆっくりと振り向いた。

409 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:52:25 ID:2HCYhs1a0
「遅かったか・・・!」
 両巨人を捜索する緊急任務を帯びていた大谷勇は、今になって街に辿りつき、歯噛みした。
「あれは・・・何なんですか? ズィーベン隊長」
 声に振り向くと、勇が来た気配を既に察した城達志が現れていた。
 勇は、デリートから聞き及んだ情報を伝える。
「ウルトラマン・・・いや、『ウルトラマンだったもの』だ」
「だったもの・・・?」
「お前は『ハンターナイト』というものを知っているか?」
「! かつて・・・惑星アーブ壊滅の悲劇に伴って現れたという、あの忌むべき伝説の」
「そうだ。当時、アーブを守っていたウルトラの戦士が、力及ばずアーブが滅んだ際の悲しみや
憎しみの感情に囚われ、その怨念が実体化した鎧を纏い、凶行に走ったという事例。
 人工太陽プラズマスパークによって与えられた大きな力を宇宙の平和と秩序維持のために行使する
ことを忘れ、己の妄執に囚われたウルトラマンは、ハンターナイトになる」
「・・・・・・」
「その事例が、もっと古い時代にも存在していたのだ。宇宙警備隊のほぼ黎明期に」
 勇はかいつまんで話す。

410 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:53:42 ID:2HCYhs1a0
 古い時代、二人の優秀な、親友同士のウルトラ戦士、アヴォルとヴァニルがいた。
 互いに力を合わせ、宇宙の多くの難事件を解決してきた。
 だが、彼らの力を以ってしても尚、解決し難い問題があった。それは、宇宙各地の文明の住民同士の
価値観の違いであった。
 宇宙の平和と秩序を守るために一定のルールを定めようとしても、一方の種族が正しいと思っていることが、
もう一方の種族にとっては許せない悪だったりする。どれだけルールを整理していったところで、平和を
愛するはずの民同士の争いは際限なく発生する。
 宇宙中を駆けずり回って調停を続け、それでも争いはなくならず、行き詰まり始めた二人の戦士の
信条が、次第に逆方向にずれ始めた。アヴォルは、人々の犯す如何なる邪悪な罪をも『広い宇宙の大いなる
愛』で際限なく許し・・・というより、根本的な問題が解決していないときでも半ば捨て鉢に看過する
ようになり、一方のヴァニルは、罪を犯した者に際限なく罰を与え、それでも効果がないときは無条件で
殲滅する方向に走り始めた。

「・・・・・・・・・
 それで、お互いが自分の考えを頑として曲げず、対立の果てに、15話の冒頭に至ったわけですね」
「そうだ」
「はあ、そうですか」
 他に何と反応すればいいのか。
「激しい戦いの末、互いの力のぶつかり合いで起きた大爆発で、両者の肉体は一度跡形もなく消し飛んだ。
だが、精神が残っていて、かつ合体する適性のある相手さえいれば、我々ウルトラマンは何度でも復活
できるのはお前も承知だろう。アヴォルとヴァニルは魂だけになってもお互いを完全に消し去らんという
執着心を捨てず、それぞれ宇宙中をさまよい、自分の寄りましとするに丁度いい存在を探し、蘇っては
同じことを繰り返し続けている。そのたびに、巻き込まれた地では甚大な被害が出る。そして今回は、
地球上で激しく対立し、憎みあっている者同士に白羽の矢が立ったというわけだ。ことあるごとに
かような大事の中心となる、つくづく地球は因果な星だな」

411 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:55:01 ID:2HCYhs1a0
「しかし、何故長門さんと梶山参謀が・・・?」
「お前はずっとその二人の動向を見ていたのだろう。思い当たることはないのか」
「・・・・・・」
 長門と梶山の尋常でない争いが思い起こされる。
「アヴォルとヴァニルに魅入られてからいがみ合いが加速したのか、元より長門と梶山の本性がそうだった
のかはわからんが、魅入られるような適性が二人に潜在していたのは間違いないだろう」
「・・・いいです、話はわかりました。で、どうするんですか!?」
 長門と梶山・・・だった存在、アヴォルとヴァニルは、今達志と勇の目の前で凄惨な争いを続けていた。
空気を読まずにうっかりそこへ介入してしまったベロス二代目は、戦いに巻き込まれて滅多打ちにされた
挙句、全身バラバラにされて既に絶命し、周囲に放置されていた。そりゃ確かに人間を捕まえて貪り食おうと
したけど、だからといってここまでされにゃならんのか、何故だという苦悶と絶望の表情が生首の顔に
刻み込まれていた。
 ベロスを八つ裂きにしても尚両ハンターナイトの怒りはおさまらず、殴り合いを再開する。唯でさえ
崩壊寸前の街が更に壊されていく。
「そのうちお互いの光線やその他の超能力の撃ち合いを始め、周囲が壊滅に至るのは必至だろう。
無論、止めねばならん」
「それだけじゃなく!」
 青空学級の一同は防衛軍の地上部隊によって安全圏であろう位置まで下げられていたが、そこに留まって
長門のお兄ちゃんもうやめて目を覚ましてーと必死に呼びかけている。柏村隊員も、梶山参謀元に戻って
くださいーと声を荒げて叫んでいる。
「元の人間に戻さなくちゃいけないでしょう!」
「どうやって? 俺にはそんな力はないぞ」
「・・・僕にもありませんよ」
 事態を知った特命防衛隊本陣が、斎木と美樹の搭乗したトライビートを送ってきたが、地上で必死に
叫ぶ柏村によって、暴れる両巨人が元は人間であるということを知らされたため、下手に攻撃できない。
美樹「どう見てもウルトラマンだけど・・・あの二人の巨人も、誰か人間が変身してるの?」
斎木「くそ、どうすれば・・・!」

412 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:57:00 ID:2HCYhs1a0
「・・・行きます」
 前に踏み出した達志を見据える勇。
「どうする気だ? あの二人を元に戻す術はないんだろう」
「ええ、ありません。ないですよ、策なんか。だけど、あの二人が人でないものになって争っていることで、
悲しい思いをしている人達がいる。なら、その悲しみを止めるため、策がなくてもとにかくやるしかない。
やらなきゃいけないでしょう!」
 一喝した達志は、アルファプラスを取り出す。
「アルファーーーーーッ!!」
 光と共に現れたウルトラマンアルファは、戦場の真っ只中へ挑んでいく。

 ウルトラマンや、ウルトラマンと一体となった人間は、音声でなく精神感応、テレパシーで会話しているが、
何万年分ものお互いへの憎しみを込めたアヴォルとヴァニルの想念が、場に踏み込んだアルファの心に一方的に
流れ込んでくる。長門と梶山の罵詈雑言の言い争いに変換されて。それだけでアルファの精神力が著しく
消耗する。足がふらついてくるが、それでもアルファは前に踏み込む。
 とにかく二人に掴み掛かって引き離そうとするが、二人分の力にかなうはずもなく、振り回され、突き飛ばされて
倒れる。両ハンターナイトはアルファなど眼中にない。とにかく相手を物理的に痛め付け、精神的に貶めることで
いっぱいいっぱいだ。その志の低さに自分も殴り掛かりたくなるのを懸命にこらえ、尚も掴み掛かるアルファ。
 やがて、両ハンターナイトはアルファも邪魔者と判断し、ベロス二代目同様、先に排除にかかることにした。
攻撃態勢に入る両者に対して警戒するアルファ。

413 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:58:16 ID:2HCYhs1a0
アヴォル『愛って何なんだ!? 正義って何なんだ!?』
 アヴォルが合わせた両手を真っ直ぐ前に突き出す。その手の先から、『青い色のなんでもとかすあわ』が
激しく噴出された。アルファがすんでのところで避けると、命中した後ろのビルが瞬時にどろどろに溶ける。
ヴァニル『闇が怖くてどうする!? あいつが怖くてどうする!?』
 回避直後のアルファを、更にヴァニルが両手を合わせて狙う。今度は、手の先から『赤色の高熱火炎』が
噴き出した。これも取り合えず避けるしかなく、街が忽ち火の海になる。
 溶解泡と火炎の同時攻撃で、アルファは回避行動を更に加速し、ウルトラ縮地で避け続けるしか手がない。
このままでは消耗してカラータイマーが鳴り出すのは目に見えている。
留美「長門さん、もうやめてーーーーー!!」
柏村「正気に戻ってください、参謀ーーーーーッ!!」

「策がなくてもやるしかない、やらなきゃならない・・・か」
 アルファの本気を見届けた勇は、自分も続いてズィーベンプラスを出し、ウルトラマンズィーベンに
変身。アルファの援護に入り、飛んできた泡と火炎をズィーベンバリヤーで止めた。
『隊長・・・来てくれたんですね』
『それが今この場での俺の役目だからな』
『・・・じゃ、最初から手伝ってくださいよ』
 しかし、まだ事態が好転したわけではない。アルファとズィーベンには両ハンターナイトを元の人間に
戻さなければならないという当面の命題があるため、全力が出せない。一方、頭に血が昇りっぱなしの
両ハンターナイトはパワーセーブも何もなく本気でかかってくる。
アヴォル『優しさから始まるパワー!! それが勇者!!』
ヴァニル『足踏みしてるだけじゃ進まない!!』
 睨み合う二体二の図・・・

414 :名無しより愛をこめて:2006/12/07(木) 16:59:15 ID:2HCYhs1a0
 その様子を、更に高みから見下ろす者達。
「ふふふ、機会を待った甲斐があったぜ」
 異次元に身を隠しているマグマパイレーツのリーダー、ハーケンマグマ。それに追随している
ゼバット星人の軍団。
ゼバット星人「アルファとズィーベンは不利な戦いで消耗している。今なら倒すのはたやすいな」
ハーケンマグマ「それだけじゃつまらん。どうせなら、あの二人の悪ウルトラマンをもっと煽って暴れさせた
方が愉快なことになるとは思わんか?」
ゼバット星人「ふむ、なるほどな」
ハーケンマグマ「それに伴って、面白い改造怪獣が用意してあるのさ。ふふふ・・・」
 ハーケンマグマの傍らに控えている、彼からも遥か見上げるほどの異様に巨大な影。それは・・・

 続く。

415 :ピース作者:2006/12/07(木) 17:02:25 ID:X6SNQ8ra0
>>リュウラ作者様
ユリノ隊員結婚とは驚きました!
帯では襲うとは思いつきませんでした。
そして宇宙人と仲良くすること。
誰にも隠さずに、日常となれる時代がくるといいですね。

>アルファ作者様
13話感想。
勝った・・・と思わせたまさか敵の作戦だったとは。
二人のウルトラマンの活躍楽しみです!

>バルグ作者様
それでは5話投稿後に、6話と同時に更新いたしますね。

416 :ピース作者:2006/12/07(木) 17:06:05 ID:X6SNQ8ra0
>バルグ作者様
感想ありがとうございます。
パワードの世界観は完結にはまだわからない状態ですので、
今回はこのようにさせて頂きました。
よろしくお願い致します。

>アルファ作者様
感想ありがとうございます。
ミラクルでもそうえいばあったような・・・(笑
宇宙人も人間とおなじく、恨み・悲しみ・怒りがあるということを訴えてみました!
マックスやコスモスはすみません。
世界観の問題で省かせていただきます・・・

417 :バルグ作者:2006/12/07(木) 17:21:36 ID:z5pecZoA0
>>クラウス作者様
途中変な割り込みしてスイマセンでした…。

メトロン星人がとてもいい味出してました!

>>アルファ作者様
二人の鎧の戦士に迫りくるマグマパイレーツ。
どうやってアルファとズィーベンが立ち向かうか楽しみです

>>ピース作者様
手間かけさせて本当にスイマセン。それでお願いします

後、パワードがでない理由も理解できました。確かにパワード(とグレート)はメビウスと繋がってるか不明ですからね

…そういや、初代、帰ってきた、80、パワード、コスモス、マックス以外にもアニメのザ★ウルトラマンやアンドロメロスにもでてましたよねバルタン。
それだけ多いと把握するの大変ですよね。


>>ALL
今、書いてる奴にMMRとくりそつな奴が出るんですがいいですかね?

418 :ピース作者:2006/12/07(木) 17:29:25 ID:X6SNQ8ra0
>バルグ作者様
いえいえ、気にしておりませんのでご安心を!
5話待ってますね。

世界観がいまいちですよね(笑
たしかにこれだけバルタンが出るとは、さすがですよね。

すみません、MMRってものを知らないのであしからず。。

419 :バルグ作者:2006/12/07(木) 17:36:56 ID:z5pecZoA0
>>418
出きる限りはやく投降して負担をあまりかけないようにしたいです

ゼアスなんかなかったことにされてますからね(笑)
さすがですよね。けど、そろそろバルタンに変わる怪獣作らないとやばいかも…

「実は…とは…だったんだよ!」「ナ、ナンダッテー!?」って流れ2chでみたことありませんか?
これの元ネタの漫画です

420 :通りすがりのネタ感想:2006/12/07(木) 17:53:28 ID:NqESw7wX0
>アルファのベロス、および二代目
「子犬が変態したグログロ怪獣」なのに、
「オオオー」ズバッ バリーン
と、口を手で引き裂かれなかったのが不満。

421 :ウルトラマンシグマ:2006/12/07(木) 18:25:53 ID:RAzkwFMb0
ピース作者様、返答遅れました。
シグマとバルタン参戦は全然OKです!
ウルトラVSバルタンという盛り上がる戦にシグマ参戦は嬉しいな。
いや何かシグマで分からんことがありましたらおっしゃってください。

ちなみに…>シグマ作者様&7代目を登場予定にさせてしまい
俺がバルタンと戦わなくちゃいけないことに!ww
一瞬にして初代バルタンがやったように俺は固められてしまうwww

422 :アルファ作者:2006/12/07(木) 21:25:09 ID:UoMYVevA0
>>416
いや、別に気に病まなくても。単なる願望のレベルですので。
お任せします。

>>420
迂闊でした。石川賢先生追悼記念としてやるべきでした。
今後は気をつけます。

こういう濃いコメントは大好きです。今後も頑張ります。

423 :ウルトラマンシグマ:2006/12/07(木) 23:42:24 ID:RAzkwFMb0
今日投下するはずだったんだけど、ちょっと無理っぽいです…。
明日こそは投下したい。すみません、みなさんの作品の感想も
明日で。ごめんなさい。

ピース作者様のバルタン話はすごいwktk物です
マックスやコスモスでヨイモンバルタンは結構見たから
個人的にはバリバリのウルトラ戦士の悪役ライバルとして
出たらいいな…と個人的願望だから気にしないで下さい。
ドキュメントSGT!は出ないよな…いやホントただの戯言ですから。
バルタンだからって興奮しすぎで頭沸いてるな、俺…。

424 :ウルトラマンデウス:2006/12/08(金) 04:30:02 ID:xmd6YcCt0
第1話「降臨」
終末怪獣アテウマドン、登場。
「裁きの夜」から数百年の時が過ぎ、人類は地球で平和を謳歌していた。
だが、宇宙より飛来したひとつの隕石が、人類の平和を打ち砕いた。隕石の正体は、宇宙を漂流していた怪獣だったのだ。
餌を求め、地上を歩き回る怪獣。対する近隣住民は、ただ戸惑う事しかできない。
その時、空から1機の航空機が舞い降りた。国際防衛組織「P.O.S.E.」の誇る飛行祭壇スカイテンプルだ。
スカイテンプルから降りてきた男……イノリ隊長は、人々に呼びかける。
「恐れる事はありません、祈りましょう!ウルトラマンのご加護を信じていれば、必ずウルトラマン様が我々をお救いくださいます!」
イノリ隊長の呼びかけに応じ、輪になって祈り始める人々。その間にも、怪獣は大地を蹂躙していく。
人々が祈る中、一人の若者が長い棒を手にし、怪獣へ向かって走り出した。
「いるかどうかもわからないもんに頼るくらいなら、自分でできる事を考えろよ!」
彼――コダイ・リキは、禁忌である、戦いを怪獣に挑もうとしていたのだ。だがこの体格差。無謀なのは明らかである。
怪獣に一蹴され、リキの命が燃え尽きようとしていたその時、宇宙より飛来した光が、リキの命を救った。
光の中で、銀色の巨人と向かい合うリキ。巨人の名は、ウルトラマン。ウルトラマンは、リキの心に宿る闘争心を見出し、リキに協力を申し出る。
協力を断るリキだったが、ウルトラマンは強引にコロナスプレッダーを託し、リキをウルトラマンへと変身させた。
ウルトラマンの姿となった自分の姿に戸惑うリキだったが、みんなを守るため、怪獣を人々から引き離し、必殺光線ジャッジメントノヴァで怪獣を倒したのだった。

425 :ウルトラマンデウス:2006/12/08(金) 04:33:28 ID:xmd6YcCt0
皆さんの素晴らしいオリトラ作品に紛れて、コッソリと謎のシリーズ開始させていただきます。
スレ汚し失礼。

426 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 08:41:38 ID:7bS+6kZN0
デウス作者様
 いらっしゃいませ。今後ともよろしく。

 結構面白いプロットです。この壮大な内容で1レスでまとまっているのもすごい。
アテウマドンのネーミングも泣けました。

427 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/08(金) 09:03:22 ID:7bS+6kZN0
 イメージマター最終形態の最期を地上から観測し、歓喜に湧く防衛軍。
高橋教官「多くの可能性を秘めた発明である、イメージマターを失ってしまったのは残念ですが・・・」
江口博士「いや、又作り直せばいい。地球を滅ぼしかねない悪魔の発明とならないよう、今度は心して」
畠山「きっと大丈夫ですよ!」
冴島「俺達人類には、無限の未来が広がっているんですからね」
 モニターに映る宇宙に、勝利を収めた巨大な戦士達が凱旋してくるのが見える。
瞳「ウルトラマン、有難う! 本当に有難う!」
 その後、ウルトラマンカイザーはひとまず鈴木隼人の姿に戻って至急第三班の下へおーいと駆け戻り、
一同を安心させた。

 幕間。
 代官怪人アーダイカは、自分に謀反を起こした悪徳怪獣エゴチを怒って追い回してぽかぽか殴りながら
宇宙へ走って帰り、しかし、タコ殴りだけで不問に処した。現在は、富める者から盗み貧しい者に分け
与える、義賊路線に転向しつつあるようである。


 ここまでで。各ウルトラマンのエンディングをやろうと思ってますのでまだ終わってません。

428 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 09:13:27 ID:6MYbGzQf0
良い終わり方しましたねぇ!次はバーベキューですがバーベキューしつつ
各ウルトラマンの今までの戦いの回想シーンをやるとかどうです?
他にはM78系ウルトラ兄弟は久々の地球だし懐かしい場所に行ってみるとか
あ〜でもこれだとフレンズやリュウラはスポットライトが当たらないなぁ。
それにカイザーが主役の劇場版だし。

ごめんなさい、やっぱり無責任な感じですがお任せした方が良いみたいです。
それにしてもアーダイカがゴエーモみたいになっとるw

429 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:47:34 ID:6MYbGzQf0
第四十五話「人の恋路を邪魔する奴はシグマに蹴られて怪獣地獄」
謀略怪人ブレトス星人、寄生人工生物マインダ登場

女子にとっては運命の日、男子にとっては一年で一番そわそわする日、
バレンタインが今年も近い。学校なんかでは場所によって温度差も激しいだろう。
そんな中、シグマとSGTは東京に現れた怪獣マインダと激闘を繰り広げていた。
マインダの放つ怪光線に苦戦するシグマとSGT。シグマがバーチカルギロチンで
右腕を、ファルコンがメタリウム砲で左腕を破壊!そしてアスシウム光線で
マインダを撃破した。マインダの破片は東京全域に降り注いだ…。
???「計算通りだな…地球人はもうお終いだ!!」

バレンタインまであと4日の頃、とある女子中学生が意識不明となる事件が発生。
作っていたチョコレートを試食した直後に倒れたという。
もちろんこれだけではSGTは動く理由は無い。警察に任せる事件である。
しかし、その晩…恐ろしい事が起きたのだ!!
夜の病室を見回る看護士が被害者の様子を見に行った時のことである…。

看護士「失礼します」
被害者の近くによりよく寝ているのを確認する。
看護士「よく寝てるいるようだな…とりあえず安心…」
しかし次の瞬間!被害者が急に目を覚まし看護士に飛び掛かる!!
看護士「うっ!!何をするんですか!?北川さん!!…うあぁぁぁ!!」
看護士は被害者の顔を見て驚愕した!!それというのも
彼女の顔は化け物としか言いようの無い顔に変化していたのだ!!
さらに身体つきも女子中学生とは思えないものになっていた…!
看護士の叫びに反応した別のスタッフが病室に入ってくるがそこには
倒れてる看護士しかおらず化け物と化した女子中学生はいなかった…。

警察の調査と看護士の証言によると女子中学生は看護士を襲ったあと
窓を突き破り脱走、行方をくらませている。怪物ということでSGTにも
調査依頼が出された。基地にて説明が行われていた。

430 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:48:54 ID:6MYbGzQf0
神「とにかく何らかの原因が生じて、その女の子が怪物へと変化したんだ」
荒井「情報が少なすぎるんだ。みんなで手分けして調査をしよう」
神「うむ。荒井、谷村は女の子の身の回りの物の調査、真悟と雪、姫子は
現場で聞き込み、パトロールを行ってくれ。私は警察や各機関との連絡、提携を
行う。それでは各自、分かれて出動!」
一同「了解!」

荒井、谷村は女の子が倒れた時に身の回りにあった物を調べに出かけた。
そして真悟達は女の子の住んでいる地域に赴くのだが…
姫子「これおいしそうだなぁ」
雪「真悟、バレンタインも近いし、チョコプレゼントするね!」
二人はとあるチョコをじぃ〜と見つめてそう話す。
真悟「君たちぃ〜…一応我々は調査のためにここに来たわけで、買い物に
来たんじゃないだよ!?」
雪「そんなこと言いっこ無し!」
そんな雪と姫子の周りにいつの間にやら沢山の女性が集まっていた。
当然、真悟は蚊帳の外である。

女性A「SGTの隊員さんもこれ良いと思うんですね!」
姫子「はい、私の兄にプレゼントしたいです」
女性店員「SGTの方ならたくさんあげますよ」
雪「本当ですかぁ?」
真悟は何かおかしいと感じていた。調査そっちのけで雪や姫子がショッピング
するとはとても思えない。というのもあのチョコを見てから二人はそれに夢中だし
急に女性陣が沢山集まるのも何かおかしい。そういえば、怪物に変貌したのも
女の子…今回の事件と繋がりがあるのか?
真悟「なあ雪…!消えた…?」
振り向いた時には雪も姫子も、沢山の女性陣も消えてしまった…!
真悟「隊長!雪と姫子が…いずこかに消えてしまいました…?」
神「何!?手掛かりか何かはあるか?」
真悟「いえ、何も…?」
神「分かった、一度戻って来い。話しはそれからだ」

431 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:50:07 ID:6MYbGzQf0
SGT基地に帰還した真悟は状況を説明した。
真悟「…というわけで雪も姫子もそこにいた女性たちもみんな消えてしまったんです」
神「なぜ突然消えたのか…?荒井、そっちは何か分かったか?」
荒井「はい、その時女子中学生が食べたチョコ。これに微生物が住みついていたんです。
これを見てください」
そう言うと荒井は映像を流す。生物の姿は…。
神「こいつはこの前倒した怪獣、マインダじゃないか!」
真悟「何故こいつがチョコの中に!?」
谷村「この前、我々とシグマはマインダと交戦し、撃破したが破片が無数に
降り注いだろう」
真悟「はい。それがどうして?」
荒井「まだ憶測でしかないが、マインダは撃破されるのが仕事だったんだ。そして
東京中の女性に取り付き操った…姫子と雪は現場にいたし破片を浴びていても
おかしくない。そして何者かが女性を連れ去ったり怪物化させて日本を…
いや世界を混乱に陥れようとしているんだ」
真悟「荒井さん!あの女の子が食べたチョコの名前は何と言うんですか!?」
荒井「うん、ブレトスチョコレートというチョコだ。何でも最近発売
したばっからしい」
真悟「(あの店にあったチョコの名前も確か…!)っ!」
神「真悟!どこへ行くんだ!?」
真悟「謎が解けそうなんです!!雪達が消えた場所に行ってきます!!」

真悟がタイガーを飛ばしてあの店に行き、店員の制止も聞かずに
店の奥へと入る。すると…
真悟「この扉の先か…?」
店員「ちょっと困ります!」
真悟「見られたらマズイ物でもあるんですか?」
店員「いや、それは…」
真悟「では入らせてもらいますよ!」
真悟は扉を開け、部屋に入る。するとそこには消えた女性達やあの女子中学生まで
いた!もちろん雪と姫子も。

432 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:50:47 ID:6MYbGzQf0
店員「くそ!まだまだ女を集めなければならなかったのに!!」
真悟「貴様!一体何者だ!?」
店員が影に包まれると…正体を現した!ブレトス星人だ!
星人「さすがは大和真悟だな!」
真悟「どうしてこんなことをする!?」
星人「我々は地球にはバレンタインという行事があることに目を付けた。
まずマインダを貴様とSGTに倒させる。奴の破片は女性にだけ取り付く。
マインダに取り付かれた者は私の用意した特殊なチョコの香りに反応して勝手に
ここへやってくる」
真悟「女子中学生が怪物へ変貌したのは何故だ!?」
星人「私のチョコは特殊だと言っただろう?このチョコにはまだ実験段階の
ナノマシンが組み込まれている。これを食べることにより怪物化するのだ。
だがまだ不完全なようだ。見ての通り、元に戻ってしまっている。
本来なら女の送ったこのチョコを男に食べさせどんどん怪物化させる
予定だったのだがな」
真悟「くそったれ!許さんぞ!シグマ!!」

真悟はシグマに変身!星人に戦いを挑む!だが星人が指を鳴らした瞬間、捕まっていた
女性陣がシグマの腕や足を掴む!
シグマ「やめるんだみんな!くそ!引き離すために下手な攻撃をすれば
傷つけてしまう!」
星人「恋に溺れた女とはなんと操りやすいことか!」
シグマ「貴様!その発言、絶対に許すわけにはいかん!!」
そう言うとシグマはボディスパークで女性陣を気絶させ、星人に突撃する!!
シグマ「人の恋路を邪魔する奴は!俺に蹴られて怪獣墓場だ!!」
星人「くっ!何!?」
シグマ「バーニングサッカーキック!!」
星人「うおぉぉぉぉぉ!!」
シグマの放ったバーニングサッカーキックで星人は一気に吹っ飛び怪獣墓場へ
ピンポイントで送られてしまった。

433 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:51:32 ID:6MYbGzQf0
事件解決後、訪れたバレンタイン。日の目を見る男も入れば、お母さんから
しかもらえない男もいた。雪は当然、真悟にあげるのだが…
真悟「…なんじゃこりゃ…」
雪「あれ?どこで間違ったんだろう?ごめんね!」
真悟「うぅ〜…なんかお腹に良い物を…!」

次回予告「地球破滅の危機!どこから地球が攻撃されているか分からない!
少年が見た謎の青年!調査に乗り出すSGTが見た恐るべき侵略作戦とは!?
さあ来週もみんなで見よう!!」

434 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 10:59:45 ID:6MYbGzQf0
最近、シグマの敵の倒し方がこんなんばっかだなぁ…。
そろそろヒーローらしくしないと…。そして無理やりな話の繋げ方に
自ら失望するのであった…。

前回の話の感想有り難うございます。
アルファ作者様、悪心鬼の最期がゴミ収集トラックに連れ去られるのは
ギャグなオチでいいのかなぁと作っておきながら思った次第ですw

ピース作者様、節分には鬼が来る…!エースやタロウでも来たしねw
ええ、マイナスエネルギー関連です。

リュウラ作者様、鬼の人形は俺もどっちだかはっきり決めて無いんですねw
だからご想像にお任せするとしてw




435 :ウルトラマンシグマ:2006/12/08(金) 11:03:30 ID:6MYbGzQf0
みなさんの作品の感想を
リュウラ作者様、おお!ラセツの新必殺技炸裂ですね!そして罪は罪…。
俺も同意です。悪いことしたらちゃんとそれを償わければなりません。
例え、どんな理由があろうとも…。

ピース作者様、老人が臭うぜ!と思ったらバルタンだった!!そして
バルタンのスケールでかいやり方!みんな捕まったPETはいったいどうなるのか!?
次回は歴代バルタンとそれらと戦ったウルトラ兄弟が来る!これで興奮するな
という方が無理っすw

アルファ作者様、長門のキャラが…w爆笑した不良からパシリへのおなじみの
命令。さらにハンターナイトが出てくるとは!考えてみればヒカリ、そして
ツルギがこの前、再び姿を現したし、時期的にも良い話でした。
それにしてもベロスがムルチのように悲惨…。

バルグ作者様、何気に円盤獣登場か…!フリード星滅ぼしてそう…w
いやいや何でもないですwガンゲリオン暴走…そして次回の奇跡とは?
期待します。

クラウス作者様、俺も「狙われない街」は名作だと思います。そして今回の
作品は見てるとなんか、泣けてきます。
実相寺昭雄さん、佐々木守さん、宮内国郎さん、心よりご冥福をお祈りします。

デウス作者様、歓迎します!一話からこの壮大なスケール。
たまらないですね。たぶん、世界観はパラレル系だと思いますが
どうですか?

436 :リュウラ著者:2006/12/08(金) 12:42:16 ID:cuZEEB4/0
コメント有難うございます
今回の話の元ネタはセブンのあの禁断の話なのですが、そこに突っ込んでくる方が思いの外少なかったのが良かったのか悪かったのか(苦笑)
今回の話のテーマですが、多分私って人間はタカ派なんですね。

アルファ作者さま
いやあヘビー一直線ですね。ハンターナイト二名のモチーフが両極端過ぎ(笑)
人間に還元する手段はあるのか、あるいはもう吹っ切ってやっつけちゃうのか、ラストのデカイのは何ニオスなのか(笑)次回に期待です。

ピース作者さま
あの、ザ☆とアンドロメ、やっぱ何でもないです。
マックスのバルタンは強かったですからねえ。今度はウルトラマン五人も集まらないとダメなくらい強化したんでしょうか。
凝固ビームとバルタンファイヤーとスペルゲン反射孔とテレポートと分身と光波バリヤーとビルガモとズダ袋と…技デパートにも程がある(笑)

クラウス作者さま
いや、何か「親父が死んだから」ってのがもう凄く来ました。
宇宙警備隊スレに追悼作品として余りに美しいのがあったんですが、この話もそれに迫るものがあると思います。

デウス作者さま
どうもこんにちは、免許が取れないリュウラ著者と申します。
最近ご新規さんが増えていい感じだと思ったら、気づいた。あなた初代スレにいらした方だね!
設定だけかと思っていましたが、よろしくお願いします。

シグマ作者さま
「何故この世界の婦人はこんな甘い物で愛を告白するんだ、相手を虫歯にするつもりか!?」
「大宰、ヒスイくんが負け惜しみ言ってます。」
何でもありません。
バーニングサッカーキック、ダイナミックすぎ(笑)サブタイにも突っ込みまくりでした。
確かに、今回の宇宙人は必殺技で普通にやっつけても良かったとは思いますよ。
次回はまたシリアスになりそうで。ヒーロー感を期待します。


437 :リュウラ著者:2006/12/08(金) 12:55:20 ID:cuZEEB4/0
あと、バーベキューの件ですが、酒持ち込みは無しですかね。
鈴木隼人や水野光たちが二十歳超えてるのかどうか良くわからないので、自分ではヤバイと思いますが。
それと、世界観繋がってなくてどうもすいません(苦笑)
東京駅ならヒスイでも分かるとは思います。ただまだ東京駅をステージにした話はないw

438 :アルファ作者:2006/12/08(金) 13:11:35 ID:7bS+6kZN0
酒はまあいいんじゃないかと。考慮しときます。

439 :ピース作者:2006/12/08(金) 13:23:17 ID:A4DkKc4A0
>シグマ作者様
おぉ、何故だかプレッシャーが(笑
あまり期待せず、お待ちくださいまぜー。
今回の話も定番の季節ネタですね!
真吾と雪の間に何かが見えてきました(笑
チョコで女性を奪うとは何とも巧い敵ですね〜。

>デウス作者様
新規参入おめでとうございます。
これからもよろしくお願いします。
正統派ぽいですね、楽しみにしております!
世界観は別・・・なんでしょうか?

>リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
毎回出るたびに、作戦などが進化してますよね。バルタン一族は。
今回はどんな技を出すか、考案中であります。。

440 :ウルトラマンデウス:2006/12/08(金) 14:02:08 ID:xmd6YcCt0
第2話「ウルトラの運命(さだめ)」
地底怪獣グドン、登場。
第1話で変身を果たしたリキは、変身を解き、コロナスプレッダーを投げ捨てた。ウルトラマンから逃れるために。
一方その頃、P.O.S.E.は、総力をもってウルトラマンの捜索を行っていた。登録ウルトラマンとしてP.O.S.E.に迎え入れようというのだ。
その最中、地中から新たな怪獣が姿を現す。怪獣出現の報に、さっそく登録ウルトラマンたちに出動要請のコールを入れるも…
「今日は定休日」「ゴルフ中だっての、邪魔するな!」「これからデートだから無理ー」「今日は娘の誕生日なんだ」
登録ウルトラマンは全員出撃を拒否。迫る怪獣に対抗する手は、P.O.S.E.には無い。「裁きの夜」以来、人類は武器を持ち、戦う事を禁忌とし、やめてしまったのだ。
街に怪獣が迫る。人々がウルトラマンへ祈るべく広場に集まる中、一人の子供が、コロナスプレッダーを拾ってしまった。
「ウルトラマン様、お助け下さい」子供は祈りと共に、コロナスプレッダーを天に掲げた。放たれる光。その光に気付き、怪獣が走ってくる。コロナスプレッダーを捨て、慌てて逃げる子供。
その時、リキの体に異変が起こった。彼の体が光へと変わり、次の瞬間、ウルトラマンへと変身していたのだ。
突然の変身に慌てるリキ。だが、後ろで怯える人々を守るため、怪獣へと向かっていく。怪獣との取っ組み合いの末、光の剣ウルトラ斬撃で怪獣を真っ二つに切り裂いた。街は守られたのだ。
リキが変身を解くと、そこはP.O.S.E.隊員に包囲されていた。変身をP.O.S.E.隊員に見られていたのだ。

441 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 14:03:55 ID:V65soddhO
あれ?真吾と雪ってクリスマスの話で
もうくっついてなかったっけ?

442 :ウルトラマンデウス:2006/12/08(金) 14:12:06 ID:xmd6YcCt0
感想いただき、ありがとうございます。
質問がいろいろとあるようですが、現時点での設定公開は控えさせていただきます。
作品外で設定をベラベラと話すのは気が引けるもので。
なるべく劇中で設定を記述しつつ、説明不足分を全話終了後に補足する、という形をとらせていただきます。

443 :アルファ作者:2006/12/08(金) 14:14:02 ID:7bS+6kZN0
他へのコメントを。

シグマ作者様
 サブタイの長さと直球ぶりに笑いましたが、ストーリーは結構正統派の
侵略ものになってますね。肩透かし的な敵の倒し方のほうがアイデアが
必要と思うので、私はいいと思います。

デウス作者様
 登録ウルトラマンって何ですかーーーーー!? すげえ!
そしてハードなオチ。ううむ、アルファでやろうと思ってたことが・・・
こりゃ迂闊なネタはやれんぞ。

444 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 17:45:49 ID:7bS+6kZN0
 ウルトラマンアルファ 19 妄執の鎧・2
 改造巨獣・ゾーリミオス、ハンターナイト・アヴォル、ハンターナイト・ヴァニル、
 改造暴君・ハーケンマグマ、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 異次元のゼバット星人の拠点。悪者一同は横浜の戦況を観測しつつ、
ゼバット星人「で、何をする気なんだ?」
ハーケンマグマ「地球人は近年、宇宙人の超科学を『メテオール』とか名付けて防衛軍の武器に
どんどん試験的に取り入れることで戦力を増し、俺ら侵略者にとってもやりにくくなっている。俺らも
未知の領域から新しい力を試験的に取り入れていかなければいかんと思うわけよ」
ゼバット星人「ほうほう」
ハーケンマグマ「この前新生ギラス兄弟を倒され、仲間の改造マグマ星人の二人も失った俺は、新しい
戦力を手に入れるため、この異次元空間を基点に、他の平行宇宙の情勢を探って回った。これまでの俺らの
宇宙だけで怪獣を探しているだけじゃ、いずれ頭打ちになると思ったからな」
ゼバット星人「で、見つかったのがこいつか?」
 ハーケンマグマが従えている巨大な影を恐る恐る見上げるゼバット星人達。
ゼバット星人「確かに凄そうだが・・・」
ハーケンマグマ「おうよ。元々この怪獣を手先として使った連中も、奴等の世界における地球を狙って
いた。しかし、奴等の目的は地球の支配じゃねえ。地球と人類を跡形もなくぶっ壊して滅ぼすことらしい」
ゼバット星人「何と・・・!? 何のためにそんなことを!?」
ハーケンマグマ「その辺は俺にも判らん。しかし、奴等の目的なんかどうでもいい。重要なのは、奴等が
使っていたこの怪獣が俺達にとってどれだけの戦力になるかだ」
ゼバット星人「・・・確かに。では、早速戦場に投入してみようではないか」
ハーケンマグマ「まあ待て。まだ話の続きがあるのさ」
ゼバット星人「何だというのだ!?」
 いらつくゼバット星人にハーケンマグマは勿体つけて続ける。
ハーケンマグマ「実は、こいつは余りにも巨大すぎて、地球へ送り込む次元の穴を開けるには膨大な
エネルギーが必要になる。だが、それについても、俺達の手を煩わせる必要はない。ふふふ・・・」
 ハーケンマグマには、ある確信があった。

445 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 17:47:11 ID:7bS+6kZN0
 二大ハンターナイトと、アルファ・ズィーベン組の戦いは続く。
アヴォル『本当は敵なんかいない!!』
ヴァニル『黙って下向いてちゃ聞こえない!!』
 なんでもとかすあわや高熱火炎を何度浴びせてもズィーベンバリヤーで防がれるため、両ハンターナイトは、
背を合わせて守りを固めているアルファとズィーベンを中心に、互いに真逆の方向に回り込み始めた。
前後から挟撃する。
 ヴァニルの火炎はアルファがアルファブレードの高速回転で弾き、アヴォルの溶解泡はズィーベンが
バリヤーで止める。攻撃が効かないことにいらついた両ハンターナイトは、更に技の威力を上げる。
ジリ貧になってくるアルファ・ズィーベン組。
『ズィーベン隊長、このままじゃ押し切られます!』
『やむを得ん・・・一旦別方向に跳んで撹乱する!』
『了解!』
 二人は互いの防御手段を解除すると同時に、別々に素早く跳んで攻撃を交わす。
 目標を失った両ハンターナイトの攻撃の軸線は、真正面から全力で衝突した。
 すると、ぶつかった泡と火炎の激流が、螺旋のように絡み合い、ベクトルがそれて上空へ向かっていくではないか。

ハーケンマグマ「いよいよだ!!」

446 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 17:48:05 ID:7bS+6kZN0
 空高く飛んだ青と赤の螺旋の激流は、何もないはずの天空の中心辺りで何かに衝突し、激しく弾ける。
 正確には、その位置に、ハーケンマグマの用意した改造怪獣を出現させる次元の穴の展開用のポイントがあったのだ。
激流はその位置に見事に命中。両ハンターナイトの込めた膨大なエネルギーが発生する。それがハーケンマグマの
狙いだった。
 暗い空から、超巨大な次元の穴が渦のようにゆっくりと開き、同時に発生した膨大なエネルギーも自分の力として
吸収しながら、隠されていた改造巨獣・ゾーリミオス・・・の、頭が出現した。
 愕然と見上げる地上の一同(自分のこと以外はどうでもよく只暴れ続けている二大ハンターナイトを除く)。
 でかい。でかすぎる。爬虫類様の頭に牙の並んだ口。その口を一度開くだけで、ウルトラマンの十人くらいは軽く
飲み込めるほどでかい。口の中には、ウミユリか何かの海洋生物のように先の細かく割れた不気味な舌がびろびろ
蠢いている。光りながらぎょろぎょろと下界を見回す眼。
 そして、現時点でまだ頭しか出していない。
美樹「あんなのが、全身を現して降りてきたら・・・」
斎木「地上は、壊滅する・・・!」

 異次元でも改めて驚いているゼバット星人達。
ゼバット星人「おお、す、凄い・・・!」
ハーケンマグマ「俺も見つけたときは驚いたぜ。しかし、もっと驚いたのは・・・こいつのいた世界の地球に、
よりによってこの怪獣を操る連中を相手にしていた光の巨人が、二人いたらしい」
ゼバット星人「何と、その世界にもウルトラマンと同じような戦士が!?」
別のゼバット星人「しかも二人も!?」
ハーケンマグマ「ああ。だが、愚かなことに・・・そいつらも、地球を滅ぼそうとしていた連中の罠に嵌り、
お互い同士を敵と思って延々戦い合い、今起こった様相と同じように、自分達のエネルギーで巨獣を呼び込む
次元の穴をあけてしまったんだそうだ。何処の世でも人間やウルトラマン共の間抜けさは同じよ!
はぁーーーーーっははははは!!
 さあ、ゾーリミオス、地べたを這いずる虫けら共にお前の恐怖を見せてやれ!」

447 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 17:49:46 ID:7bS+6kZN0
 ゾーリミオスが口を開くと、喉の奥から地上に向かって地獄の業火が振り撒かれた。
 廃墟のビルの十棟くらいが瞬時に吹き飛び、状況など全く感知せずに又殴り合っていた二大ハンターナイトが、
巻き起こった爆風で吹っ飛ばされてぶっ倒れた。
留美「ああっ、長門さんが!」
柏村「梶山参謀ーーーーーッ!!」
 今の攻撃で怒った二大ハンターナイトは、無謀にも今度はゾーリミオスを排除しようと飛び立ち、空へ向かっていく。
だが、接近したところで、ゾーリミオスが頭を振り回しただけで張り飛ばされ、それぞれ別々の何処か遠くの
山向こうまで吹っ飛ばされていってしまった。流石に大ダメージを受けたのか、それっきり戻ってこない。
 ゾーリミオスは、次の火炎放射のチャージを始める。我に返った斎木と美樹がトライビートで砲火を浴びせるが、
全く効いていない。知らん顔。
『うぬ・・・!』
 ズィーベンが空に飛び、渾身のズィーベンバリヤーを広範囲に張る。
 そこに地獄の業火が叩き付けられる。ズィーベンはバリヤーを維持して踏み止まるので精一杯。
カラータイマーが鳴る。
『ズィーベン隊長!!』
『今のうちにあの巨獣を攻撃しろ、アルファ!!』

448 :名無しより愛をこめて:2006/12/08(金) 17:50:42 ID:7bS+6kZN0
 アルファはズィーベンの身を案じるが、彼の行為を無駄にするわけにもいかない。地を蹴ってゾーリミオスへと飛ぶ。
地上に向かって火を吹いているためにゾーリミオスは全くの無防備。だからといってこの異常な巨体に攻撃がどれほど
効くかは判らないのだが、とにかく抜き身のアルファブレードを叩き込むべく、雄叫びを上げて突っ込んでいく。
 だが、その寸前、アルファの死角から次元の壁を破って飛び出してきたハーケンマグマが、右手の巨大な刃を不意打ちで
アルファの背に叩き込んだ。
『やっぱり、直接相手を攻撃しねえと醍醐味がねえからな』
 仮面の下の口を邪悪に歪めて笑うハーケンマグマ。
 痛打に呻いて失速するアルファに、ゾーリミオスがゆっくりと視線を向ける。
 巨大な眼から大量の電撃が迸る。尚、電撃放射は改造による後付け機能。
 膨大な電荷で爆発が起こり、アルファも遠くへ吹っ飛ばされていく。
 残ったズィーベンも遂に力尽き、バリヤーが耐久力の限界を超えて爆発、崩壊。その爆風で、地上に降り注がんとした
業火の第二波が相殺されたのは最後の執念か。ズィーベンも、地上へ叩き落されていく。

 超巨大なゾーリミオスと暗灰色の空を背景に、勝者となったハーケンマグマは脇の下に反重力飛行用の黒いマントの
ような皮膜を靡かせ、高らかな笑いを廃墟に響かせた。

 続く。

449 :ウルトラマンオーバー:2006/12/08(金) 22:08:29 ID:sAjCLZPZ0
はい、オーバー作者です・・・
はい・・・失踪しててすいませんでした

シグマ作者様
鬼の人形に怨念が乗り移るって言うのは妄想ウルトラセブンを彷彿させるストーリーでした
あ・・・また80だ
80はネタになりますよね〜
EARの隊員達が空中戦に重点を置かれているのもUGMを基に色々改造して作ったからなんですよ
四十五話はまだ未見です、すいません

>メテオ作者様
初代マンと、平成ウルトラマンを融合させた感じのストーリーがわかりやすくて好感が持てました
隊員達も個性的で憶えやすく、今後の活躍に期待できます
・・・・最初、遠野隊員は特に紹介が無かったので第一話で殉職する物だと思ってました
面白かったです、これからも頑張ってください

>バルグ作者様
なんかストーリーが星間戦争っぽくて面白いですねえ
バルグは新しいタイプのウルトラマンだと思います

>リュウラ作者様
はい・・・まだまだ未見です・・・すいません
そういや明日の夜ようやっとチャットで話す事ができますねえ
楽しみです

450 :ウルトラマンオーバー:2006/12/08(金) 22:12:13 ID:sAjCLZPZ0
>アルファ作者様
19話、まだ未見です
アヴォルとヴァニルの身勝手さに腹を立てる一方で、戦闘中の歌の元ネタのウルトラ戦士が確かに対になってるなあと思いました
しかし長門さん、防衛軍が無駄飯ぐらいだって言った相手が梶山参謀だったからよかったですよ〜、もしアヴォルが取り付いた相手が静参謀だったら・・・

>デウス作者様
お久しぶりです(そっちはこっちを憶えてないかもしれないけど)
オリトラマンファースト以来ですねえ
あの設定の作品を読んだ時は、作ったらどんな作品ができるのか気になってたんですよ
そしてできたの見たらすげえすげえ
設定が新しい内容が面白いそして文が短く読みやすく、しかも話の内容がしっかり理解できる良作!
これからも頑張ってくださるとありがたいです

>クラウス作者様
ああ〜、あ、そうか、監督か、死んだ親父さんって
いやはやメトロン星人の言ってた親父って誰かな〜っと思ってたんですよ、俺馬鹿だから

・・・・ご冥福をお祈りいたします

それにしてもJrまで出てくるとは思わなかった・・・

>ピース作者様
わああああPET全滅ピース捕獲
助けてゾフィ〜!ゾフィ〜〜〜〜〜〜〜〜!
・・・それはそうとPET警備員、別に怪獣攻撃しても問題ないような
あ、そうか作戦行動に参加する隊員以外が相手を攻撃して作戦に支障をきたす恐れがあるか
失礼しました
でも攻撃は禁止されていると言うだけで武器は一応もってるんですよね?
何はともあれ続きが気になります、これからも頑張ってください

451 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:41:10 ID:Uo9xyuM70
修学旅行から帰還ー。
皆様感想どうもありがとうございました。
それでは各作品の感想を…。

>アルファ作者様
巨獣怖い!(((゚Д゚;)))
模写がリアルで想像しやすいです。今夜は眠れるかどうか……。
というかまさかハンターナイトが出てくるとは予想してませんでした。
こんな化け物さん達に2人は勝てるのか……先が楽しみです。

>シグマ作者様
ぬ、ぬぅ。恋路の邪魔する奴は地獄直行ですか……。気をつけないと。
明るめの話がかなりいい味出してます。
私はどうしてもシリアス方面に行ってしまうのでこういうノリを作れる人が羨ましい……。

>>クラウス作者様
メ・ト・ローン!!(゚∀゚)
お経の模写が思わず笑ってしまいました。
最初の、『どっかの誰かさん 登場』も面白いです。
素直にメトロン星人 登場、と書くよりもインパクトがありますね。
私も『狙われない街』は大好きです。

親父さん……。

>ピース作者様
動物園作戦だの何だの、奇抜な作戦を考えまくっていたバルタン。今度はタイーホと来ましたか……。
しかし、勿論このまま事が済むとは思えないのでどうなるかが楽しみです。
バルタン本人の実力も気になるところ……
って、次回何か凄いゲスト勢ですねw 
ウルトラマン以上に、各バルタンが勢ぞろいってのが何ともゴージャス……。
これは次回も見なくては。


452 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:43:29 ID:Uo9xyuM70

今回はココまで……。
他の方は時間の都合でまだ未見ですが、必ず読ませてもらいます。

最後に、ひよっ子のくせにイッチョ前なこと言おうとして申し訳ないです;
そして最後に1話更新しておきます…。
では。

453 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:44:03 ID:Uo9xyuM70
4話・白昼の巨神兵 前編

・決戦兵器AU1号 
・怪鳥レドリアル 登場

美しい東京の夜。
東京タワーやその他の高層ビル群がライトアップされて、まるで宝石のようだ。
そんな中、港に一人の老人が佇み、じっと海を見ていた。
「来たか……」
老人の顔は険しい。
その隣に、付き添うようにして小さな犬が寄り添ってきた。
老人は先程とは打って変わって、優しそうな表情でその犬に声をかける。
「行こうか」

老人と犬は、共に歩いて世闇に消えた。


火竜隊基地・司令部。
丸い机に、隊員の面々と偉そうに髭を生やした外人の男が座っている。
恐らく本部の人間だろう。
男がネイティブな発音の英語でなにやら話した。
脇に控える通訳がそれを訳す。
「前回、そして前々回の怪事件の際出現した謎の巨人についての諸君達の意見を尋ねたい……と仰られています」

急にこの地球に現れ、颯爽と怪獣を倒して去っていく謎の巨人。
その報は怪事件専門対策チーム本部にも伝わり、論議を巻き起こしていた。
そしてこの度、その巨人を直に目の当たりにした日本支部の意見を聞いてみよう、ということで本部から人間が送られてきたのだ。

454 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:45:37 ID:Uo9xyuM70

「何とも言えませんが、今のところ我々に敵意は持っていなさそうです」
大野隊長は静かにそう述べる。隊長自身は、まだモニター越しにしかその巨人を見たことは無いのだが。
男は隊長の顔をうかがい、探るようにして目を細めた。
「そう言える根拠は?」
そこで急に、遠野が横から口を出す。
「彼は前回、コードネーム・ゴートゲラの戦いで最初、周りに被害が及ばないよう戦う場所を選んだような動作が確認されています。
もし彼が我々などどうでもいいと思っているならば、わざわざそんなことはしないでしょう」

遠野の口から聞きなれぬ新語が飛び出す。
怪獣が2体出現したことにより、本部は少し困ったことになっていた。
それは怪獣の呼び方。
20年前のように1体だけしか出現しないのなら単に“怪獣”と呼べばそれで済むが、2体以上となると判別に困ってしまう。
そこでつけられた各怪獣の名前、それを総じた呼び名がコードネームだ。

遠野の意見に全くの正論だ、と言わんばかりに星斗は大きく頷く。
しかしその横に座っているカゲリは複雑そうだ。
「でも、完全に味方と断定するにはまだ情報が足りなさすぎるんじゃ……」
それに同意するのはハヤト。
「同感だ。敵とは言わないが、まだ色々と調べてみなきゃわからねぇよ」
「でもお前助けられてたじゃん」
不服な星斗は思わずそう口に出す。しかしハヤトは不思議そうに言った。
「何でお前が知ってるんだ?」
一瞬ギク、と冷や汗を掻く。そして何とかその場を誤魔化そうと適当な言い訳をでっち上げた。
「いや、あの、その時はまだ気絶してなかったんだよ」
暫くの間じっと星斗を見ていたハヤト。だがそれならいい、と言ってそれ以上の追求はしてこなかった。
胸をなでおろす星斗。

455 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:46:38 ID:Uo9xyuM70
「まだ暫くは、様子を見るとするか」
それぞれの意見を聞き、暫く考えた後に男はそう言った。
味方にせよ敵にせよ、情報が足りない以上結論を出すことは出来ない、と。
そして少しの間をおき、男が遠野の方を向く。
「では議題を20年ぶりに出現した怪獣に切り替えるとする。遠野君、頼む」
「は、はい!」
慌てた様子で懐から紙を引っ張り出し、それを読み始める遠野。
「怪獣について私が独自に調査したことと、本部の見解をまとめたものをここで発表します」
「順を追って説明すると長くなるので省きますが、結論を述べますと……」
そこでふぅ、と大きく息をついて続ける。
「今回の2体の怪獣――コードネーム・ヴァドスとゴートゲラが出現した背景には、何者かの力が働いてるようなのです」
「どういうことなんだ?」
真っ先に星斗が質問した。他の者も身を乗り出す。
「まず最初の怪獣・ヴァドス。オホーツク海の孤島で、あれが最初に出現したエリアを本部の調査隊が調査したところ……
明らかに人工物と思われる建造物が地下に埋まっていたのです」
しんと静まり返る部屋。
遠野は続ける。
「そこには大量の栄養分と思われる液体がありました。恐らく何者かが、あそこでヴァドスを飼っていたのでしょう」
「飼っている、ねぇ……」
ハヤトの脳裏に、あの狂ったように暴れるヴァドスの姿が鮮やかに蘇った。
あれだけの奴を大人しくさせ、“飼ってしまう”存在。それは一体何なのか……。
「更に次に出現したコードネーム・ゴートゲラ」
再び話し始めた遠野。ハヤトは考えるのを中断して彼の話に耳を傾けた
「巨人によって粉砕されたあれの残骸、それの中に機械のようなものが発見されました」
そしておもむろに遠野は何かを取り出した。
それは鈍く輝く、銀色の金属。
「これはその機械の一部です。我々がその機械の性能を調査したところ、あれは一種の消音装置だということが判明しました」
消音装置――そう聞いた星斗は以前、あの怪獣によって道路が破壊されても誰もそのことに気づかなかったことを思い出した。
事件が解決してもわからなかったあの理由は、こういうわけだったのか。
「成程……。そうだとすれば、由々しき事態だな」
隊長が頷く。誰がやってるのかは知らないが、放っておくわけにはいかない。


456 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:47:19 ID:Uo9xyuM70
遠野の話を聞いていた男が急に立ち上がった。そして威勢のいい声で隊員達に呼びかける。
「犯人が誰にせよ、これは緊急事態だ。今日から全世界の対策チームも本格的に調査に乗り出すこととする」
そして引き続き君達にも活躍してもらう――とまで男が言ったとき、急にけたたましいサイレンがあたりに響き始めた。
「何事だ!」
隊長の叫びに返すようにして、基地のオペレーターが非常事態を告げる言葉を述べた。
『緊急警報、緊急警報。都内上空に怪獣らしき反応を確認。火竜隊は速やかに出撃してください。繰り返します……』
「言ってるそばから、か」
男が大きなため息をついて言った。訳している通訳の女性も不安そうな表情だ。
隊長が星斗達を見渡し、少し間を開けて叫んだ。
「聞いての通りだ。速やかに出撃して、反応の正体を突き止めろ。いいな!」
「「了解!」」
その場から素早く走り去る星斗。その腕にある宝石が、静かに瞬いていた……。


457 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:47:52 ID:Uo9xyuM70
「こいつ!」
大空を舞う怪鳥・レドリアルの猛攻を必死に避けるハヤト。
今までの怪獣は全て大地を闊歩する鈍重な連中ばかりだったので、こういう音速で飛ぶ怪獣相手は慣れていない。
隙を見てカゲリがスターのレーザー・ガトリングガンを放つが、いとも簡単に避けられていく。
「速い……!」
遠くから精密射撃を試みようとしている遠野も、あまりのスピードに手も足も出ない状況となっていた。
「………」
星斗はスターの後部座席に乗りながら、メテオに変身できないかと考えていた。
しかしカゲリが前にいる以上、それはできない。どうすれば……
「きゃあっ!」
「っ!」
その時、レドリアルの羽から放たれた真空破がスターの羽に命中、それを破壊した。
たちまち高度を下げていくスター。カゲリは必死に制御しようとするが、ちっとも言うことを聞いてくれない。
このままでは墜落してしまう。制御が出来ない以上、不時着も厳しい。
「仕方が無い……星斗、脱出するわよ!」
「! わ、わかった!」
不幸中の幸いというやつだ。脱出してから変身すれば、さほど怪しまれないだろう。
この時だけ星斗は怪獣に感謝した。
少しの合間の後、ボンと鈍い音をたて座席がすっ飛ぶ。
具合がいいことにカゲリと星斗は離れたところに飛ばされた。
すかさず、腕をクロスさせて宝石を接触させる。
「メテオーッ!」
光が星斗を包み、その姿を掻き消した。


458 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:48:29 ID:Uo9xyuM70
静かに大地に降り立つメテオ。
ゆっくりと上を向くと、レドリアルがこっちに向けて咆哮、威嚇していた。
戦闘場所が空中なのは好都合だった。以前のように周りへの被害を心配する必要が無い。
大地を蹴って、レドリアル目掛け飛んでいく。
奴は真空破で迎撃してくる。それを鮮やかに避けると、腹に思い切り拳をめり込ませてやった。
悲鳴と共に口から血が飛び散る。さほど防御力は無いらしい。
「(それなら、一気に勝負をつける!)」
レドリアルの上に回り込むと、その背中を勢いをつけて蹴りつける。レドリアルはたまらず落下していく。
更にそこに追い打ちをかけるように威力を落としたメテオニック・ウェーブを叩き込み、更に殴りつけた。
圧倒的な強さでレドリアルを叩きのめしていくメテオ。相手が弱すぎるのかもしれないが。
「(止めだ!)」
今度はフルパワーで、メテオニック・ウェーブを放とうとする。
これが決まればレドリアルは木っ端微塵に砕け散るだろう。だが、その時……

急に謎の影が両者の間に割って入った。
驚くメテオに容赦なく、光線を放つ影。メテオは避けれず直撃をもらい、墜落していった。
だがその影はメテオをそれ以上追おうとはせず、レドリアルに掴みかかった。
苦しそうにもがくレドリアル。しかしそんなことは気にせず、影はその腕により一層力をこめた。
そして何やら手刀のような一撃を放つと、レドリアルの胴を真っ二つに切り裂いた。
レドリアルは悲鳴を上げる暇も無く絶命し、ただの肉塊と成り果てて地上に落下した。


459 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:49:00 ID:Uo9xyuM70
「(な……)」
呆然と、その影を見上げるメテオ。
先程まで高速で動いていたせいではっきりとしなかったその形がよく見えてきた。

ロボットだ。全身銀色で、洗練されたデザインの巨大ロボット。
それが、静かにメテオを見下ろしているのだ。

ハヤトも遠野もカゲリも、何も手を出せず事の成り行きを見守っていた。
ロボットは静かに着陸すると、メテオに向け手を突き出した。刹那、金属質な声が響く。

『ウルトラマンメテオ確認。コレヨリ、ターゲット消去ヲ開始スル』



460 :ウルトラマンメテオ:2006/12/08(金) 23:50:02 ID:Uo9xyuM70
ここまでです。
続きは明日にでも……。

461 :ピース作者:2006/12/09(土) 00:23:31 ID:YetgecSL0
>クラウス作者様
非常に面白かったです!!
名作の匂いがぷんぷんしてきました・・・。
オチがきいててよかったです。

ただし、自分そのセブンの話見たことないのです(あるいは記憶にない
・・・・・ごめんなさい。本当にごめんなさい。

462 :ピース作者:2006/12/09(土) 00:33:34 ID:YetgecSL0
そして劇場版・・・みなさま本当におつかれさまです!
自分は途中からぬけてしまいすみませんでした。
素晴らしい最高傑作になりそうで楽しみです!

>オーバー作者様
感想ありがとうございます!
はい!まず警備員は攻撃隊員よりも試験結果の点数が低いことと、
怪獣攻撃で与える被害などを大きくしてはいけないため、
”調査””避難””救出”のみとなっております。
万が一にそなえてレーザー銃あたりはありますけども、
よっぽどじゃない限り使用禁止であります。
あの場面でさえも。

>メテオ作者様
感想ありがとうございます。
はい、逮捕まで至ってしまいました(笑
ここまで来てしまったからには、頑張って作り上げますね!
なにせここまで豪華にしてしまったからには、凡作は作れないので(汗笑

>デウス作者様
登録ウルトラマン!!いきなりの正体バレ?!
物凄い展開・・・、次回期待しております!

463 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:27:32 ID:hhApaWOe0
感想続きです……。

>リュウラ作者様
重い話ですね……。
星人側が一方的に悪とはいえない分、色々考えさせられます。
また帯に吸血生物がいるとは驚きました。
こういう奇抜な発想を一度でいいからやってみたいと思いました。

>バルグ作者様
ロボットの暴走というのは珍しいネタではないですがやっぱ緊迫感というか何と言うか、燃えます。
ユーフティーを秒殺した暴走ガンゲリオンにゼクスは勝てるのか……。
先が読めません。

>デウス作者様
初めまして。しがないものを投下してるメテオ作者です。
登録ウルトラマン、という何とも興味深い単語がありますね。
更に2話目にして変身シーンを見られてしまうという怒涛の展開。
それをここまで短い文章にまとめられてしまうとはただ単に凄いとしか言いようがありません。
今後ともよろしくお願いします。


では前回同様、ついでに第5話も更新させていただきます……。

464 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:28:41 ID:hhApaWOe0
5話 白昼の巨神兵 後編

・決戦兵器AU1号 登場


突如メテオの前に現れた巨大ロボット。
街を蹂躙しながらメテオに掴みかかってきた。
たちまち始まる取っ組み合い。
メテオは何とかして投げ飛ばそうとするが、ロボットの重みと馬鹿力のせいによってできない。
逆に背中に手痛い一撃をもらい、ロボットの足元に倒れこんでしまう。更にそれを踏みつけてくるロボット。
しかしこちらも負けじと、何度目かの踏み付けを転がってかわし足を思い切り蹴る。
ロボットがバランスを崩した所で地面を蹴って体当たりをかました。盛大に海中に倒れるロボット。
「(もうすぐカラータイマーが点滅する……。その前に決着をつけてやる!)」
腕を構え、エネルギーを貯める。メテオの腕が眩しく光り輝いた。
腕を振りかざし、光をロボット目掛け飛ばす。
「メテオニック・ウェーブ!」
眩い光がロボットに吸い込まれていく。
メテオは勝利を確信していた。今までこのフルパワーでのメテオニック・ウェーブに耐え切れた敵などいないのだから。
だが……
「(!?)」
ロボットは健在だった。多少の傷はついてるものの、致命傷とはなっていない。
「(馬鹿なっ……!)」
驚きと戸惑いでメテオの動きに大きな隙が生じる。
そこをついて繰り出された、ロボットのきつい一撃。それはメテオを大きく吹き飛ばし、水面に叩きつけた。
思わずうめき声がもれる。更にそこで、カラータイマーが点滅し始めた。
「(しまっ……)」
そう思ったときには、目の前いっぱいにロボットの巨大な足が広がりつつあった。
慌ててその足を受け止めるが、力が入らない。
このままでは……

465 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:30:27 ID:hhApaWOe0

刹那、ロボットをレーザーが急襲した。
ムーン、及びフェニックスのレーザー砲だった。
「けっ、かっこよく現れてボロクソに負けてんじゃねぇよ!」
ハヤトが毒を吐きながらもロボットの気を引こうと懸命に邪魔している。
しかしメテオニック・ウェーブにすら耐えたロボットには蚊が刺したほどの痛みだろう。
そうこうしてるうちに、背中の装甲が開き、中から無数のミサイルが放たれる。
「やばっ……!」
ギリギリの所で緊急回避をするが、追尾型のミサイルらしくまだ何発かが追いかけてくる。
それを必死に避けながらハヤトは遠野に向かって叫ぶ。
「遠野! あいつに弱点かなんかはないのか!?」
「今探してます!」
ハヤトに言われるまでも無く、先程から遠野はロボットの内部をスキャンしていた。
しかし何せ今まであまり使ったことが無いものだから、少し戸惑っている。
それでも何とかスキャンが完了した。
「スキャン完了……。弱点は………足の付け根です! 足の付け根を狙ってください!」
「一回言えば十分だ!」
遠野が言い終えないうちにハヤトは行動に出た。
ロボットの攻撃を掻い潜り、足の付け根を目指す。
しかしもう少しというところで弱点を守るように設置された機銃によって羽を損傷、離脱せざるを得なくなった。
「くそぉ!」
パネルに拳がたたきつけられる。
その様子を遠巻きに見ていた遠野は、密かに付け根に狙いをつけていた。
「………」
レドリアルのときのように音速で飛んでいるわけではないので、比較的やりやすい仕事のように思えた。
だがそう簡単にはいかない。またも発射された無数のミサイルがフェニックス目掛け飛んできたのだ。
「……っ!」
仕方なしにその場から離脱するフェニックス。
ロボットは勝ち誇ったような咆哮を轟かせていた……。

466 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:32:31 ID:hhApaWOe0
だが突如、視界の端から何かが現れると、次の瞬間にはロボットは衝撃で大きく揺れていた。。
メテオだ。カラータイマーの点滅はより早くなっているが、それでもまだ立ち上がっている。
メテオの中にある星斗の意識は、先程の遠野の言葉をしかと聞いていた。
奴の弱点は足の付け根。そこにメテオニック・ウェーブを当てられれば……。
しかし、無念にもそんな力はメテオに残されてはいなかった。かといって肉弾戦ではあれを破壊するのは不可能だろう。
最早方法は一つに限られていた。メテオは最後の力を振り絞ってロボットの背後に回ると、その体をがっしりと押さえつける。
そして必死の思いでハヤト達に伝えようとした。今がチャンスだ。ロボットを撃て、と。
気づいてくれるかどうかはわからない。だがこれにかけるしか道は無いのだ。

そして奇跡は起こった。メテオの様子を見ていたハヤトは瞬時に彼の意図を理解したのだ。
「押さえてるうちに撃てってのか……。……おい遠野!」
「言われるまでもないです!」
すでに遠野は動けないロボットに狙いをつけていた。そして機体内の全予備エネルギーをレーザーに充填する。
この一撃に、全てをかけるつもりだった。
ロボットは必死にもがき、メテオを振りほどこうとするができない。背中のミサイルを全弾ぶち当てても、メテオは崩れ落ちないのだ。
そして遠野の指が発射スイッチに触れる。
「いっけぇぇぇぇぇ!」
フルパワーのレーザーが放たれる。それはメテオニック・ウェーブに勝るとも劣らない光を放ち、真直ぐロボットの足の付け根へと飛んでいった。
絶叫するロボット。最後の抵抗を試みるが、メテオがそれを許さない。
そして――

命中、そして爆発。
ロボットの足は木っ端微塵に吹き飛び、支えを失ったロボットは無念そうに海中に没した。
それを見届けたメテオ。崩れるようにして、光の粒子になって消えていった。


467 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:35:02 ID:hhApaWOe0
↑の一行目、大きく揺れていた。。と句点が二個になっていましたorz
お手数ですがまとめサイト載せるとき修正をお願いします……。

468 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:38:26 ID:hhApaWOe0


「ウルトラマン?」
隊長が怪訝そうな顔で遠野を見ていた。
「えぇ、そうです」
遠野が急に巨人に名をつけたいと言い出したことは、隊員たちを驚かせた。
ハヤトがけっ、と呆れた様子を見せる。
「何だその子供っぽい名前。もう少しまともなのつけれないのかよ」
それに対し遠野は口を尖らせ抗議する。
「だってあのロボットが言ってたじゃないですか。“ウルトラマンメテオ”って」
そういえば、と横にいたカゲリが納得する。
脱出の際少し傷を負ってはいたが、任務に差し支えは無いようだった。
それよりも重大だったのは星斗だ。どこでこんな傷を負ったのか、まさに満身創痍だったのだ。
本人曰く流れ弾に当たった、とのことだが真相は不明である。
「まぁ、いいんじゃないか?」
隊長は軽くそう答える。
もしかすると今後、怪獣同様第二の巨人とかが現れるかもしれない。そのときに固有名詞はあった方が便利だろう。
「じゃ、決定ですね」
遠野は笑顔でそう言うと、先のロボット強襲事件を調査すべく自分の仕事部屋に戻っていった。
その姿を見送りながらカゲリが呟く。
「結局、あの巨人――ウルトラマンは味方なんですかね」
隊長はわからん、と答えた上で更に付け加えた。
「だが私は、彼が我々にいつか最高の贈り物をしてくれそうな予感がするよ」
最高の贈り物? とカゲリが聞き返す。
しかし隊長はそれには答えず、司令室へと戻っていた。

日が沈み、東京に再び夜が訪れた……。

469 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:43:04 ID:hhApaWOe0


港で、昨晩と同じように老人は佇んでいた。
あの巨大ロボットが沈んでいる方を見て、どこか悲しそうな表情をしている。
しかし老人は特に何も言わず、世闇の中へとゆっくりとした足取りで戻っていった。
その少し後を、あの犬がてちてちてち、と軽い足音をたてて追っていく。
そして犬も、闇に消えた。


次回予告
突如日本に飛来した円盤。そこから出てきたのは宇宙人!
初めて見る宇宙人に戸惑いを隠せない火竜隊の面々。
彼等は何者なのか、そして地球来訪の目的とは?

次回・「彼方からの来訪者」


470 :ウルトラマンメテオ:2006/12/09(土) 08:44:51 ID:hhApaWOe0
調子に乗って次回予告にまで手を出してしまいました。
とりあえずはここまでです。

それではまたっ

471 :アルファ作者:2006/12/09(土) 12:22:37 ID:MXomYvUW0
メテオ作者様
 ロボット怪獣に大苦戦は基本ですね。それにしても5話目でこの
展開は早いですね。1話でアルファの正体ばらしといて言うことじゃ
ないですが。しかし、バルグもそうですが、人類側の危険な武器が
増えましたね。時代は確実にネオフロンティアに向かってますね。

 ネオフロンティアで思い出しましたが、星斗の奮闘振りを見ると
アスカとか思い出しますね。新マンの郷さんとかも。

472 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:28:03 ID:C10ChBsL0
第四十六話「地球儀侵略」邪学星人サイダクス星人登場
ここは東京某所。こじんまりとした住宅街に勇の友達、雅史君が住んでいた。
そして雅史君の家の隣には最近引っ越してきたばかりの青年がいた。

雅史君の部屋は2階。彼の部屋の窓からは隣の青年の家の庭がよく見える。
学校に行く前、雅史君はただなんとなく青年の家を覗く。すると…
雅史「あのお兄さん、毎日大事そうに地球儀を持っているけどなんなのだろう?
あの地球儀は何か、特別な物なのかな?」
その持っている地球儀を青年が軽く動かした。すると地震が発生した!
雅史「うわぁ!いてて…」
青年は黙って頷きながら家の中へ戻っていった。
雅史「あのお兄さんが持ってる地球儀が動いた瞬間に、地震が起きたぞ。
ただの偶然なのかな?」

しかしSGTでも地震を観測した結果恐ろしいことが分かった。
荒井「先ほどの地震、地球上全てで同時に起こっています」
神「何!?そんな馬鹿な…地球上全域で起こっていたら小さな地震でも
地球は破滅的な被害を被るぞ!もう一度調べてくれ」
真悟「隊長、パトロールに行ってきます」
神「うむ。今はとにかく分からないことだらけだ。少しでも何か分かったら
連絡してくれ」
真悟「了解!」

真悟がSGTタイガーでシークレットロードを抜けて街へ駆り出す。
その頃、勇の通う学校では…。
雅史「本当だよ!僕の家の隣のお兄さんが地球儀を動かしたら
地震が起きたんだ!だからあの地球儀は何か怪しいと思うんだ!」
勇「地球儀が動いたら地震が起きた?そんなの偶然じゃないのかい?」
雅史「きっとあいつは宇宙人なんだよ。なんかすごい科学技術で
地球と地球儀をリンクさせてるんだ!」
勇「じゃあさ、SGTの真悟さんに話してみようよ。真悟さんならきっと何か
暴いてくれるさ!」

473 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:29:24 ID:C10ChBsL0
そして帰り道、真悟がパトロールの休憩でよく行く蕎麦屋に勇と雅史がやってきた。
勇「真悟さん!」
真悟「…おお勇君!あれ?この子は?」
勇「同じクラスの雅史君だよ。真悟さんに相談したいことがあって来たんだ」
真悟「相談したいこと?一体なんだい?」
雅史「はい。真悟さんも地震があったの知ってますよね?」
真悟「うん。あの地震は小さいとはいえ地球上全域で起こっている。
だけど被害はほとんど無かった不思議な地震だ」
雅史「その地震が起きる寸前に、僕の家の隣の人が大事そうに持っている
地球儀を動かしたんです。そしたら地震が起きたんです。たぶん、あの地球儀は
地球とリンクしているんです!」
真悟「信じがたい話だけど…分かった。その人の家に行ってみよう」

そして三人は例の青年の家へ向かう。真悟がブザーを鳴らして青年を呼ぶ。
青年「はい?」
真悟「突然すみません。SGTの大和真悟です。お宅の地球儀を見せて
もらえないでしょうか?」
青年「地球儀を?いいですよ…それではこちらへどうぞ」
青年は三人を部屋の中に入れて地球儀を出す。見た感じ普通の地球儀である。
地球儀を真悟は回してみるが…何も起きない。
真悟「何も起きないなぁ…雅史君、単なる偶然じゃないのか?」
雅史「そうかなぁ…でも…」
真悟「SGTが地震の謎を解き明かすから安心して待っていてくれよ。突然こんなこと
頼んですみませんでした」
青年「いいんですよ。僕は地球が好きだから地球儀にしょっちゅう触るたちでして」

真悟は基地に戻ったが雅史君はなにか釈然としない。そして次の日からも
地球各地で地震が発生。それどころかある山の一角が突然無くなったり川の幅が
広がったりと異常現象は日に日にエスカレートしていった。

474 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:30:05 ID:C10ChBsL0
雅史「やっぱりあの人が地球儀を動かすと何かが起きる…。SGTがあてにならないなら
僕が調べてやる!」
雅史君は青年の家に忍び込む…普通の部屋だが和室の押し入れから未知の空間が
広がっていたのだ!さらに進むとそこは基地と思われし部屋があった!
青年もそこにいて何か作業をしている。
雅史「やっぱり宇宙人か何かなんだ!早くSGTに知らせないと…」
雅史はゆっくり部屋から出ようとする。しかし何か踏んづけてしまい大きな音が響く!
青年「!…お前はなぜここにいる!?」
雅史「うわ!放してよ!」
青年「この場を見られたからにはそのまま帰すわけにはいかないな!」

雅史君は青年に捕まってしまい特殊なカプセルに入れられてしまう。
そして次の日、雅史の母親は雅史が行方不明なのを気に掛け、警察に連絡するが
何も掴めない。
雅史の母「一体どこへ行ってしまったの…?無事でいて…」
勇「おばさん、もしかしたら隣の家に捕まってるのかも!」
雅史の母「なんですって?お隣さんは良い人なのよ。まさかそんな…」
勇「でも雅史君、隣の人が宇宙人だって言ってたし…」

雅史の母はSGTに連絡を入れてみる。
真悟「はい、こちらSGT本部…あっ、雅史君のお母さんですか?今日は
どうしたんです?…何ですって!?はい分かりました、すぐに行きます!」
中村「どうした?」
真悟「雅史君が行方不明なんだ。もしかしたらお隣さんが宇宙人かもって」
雪「でもこの前の調査じゃ特に何も無かったんでしょ?」
真悟「ああ。だけど、少しでも手掛かりになりそうなら行こう」
真悟と雪、中村は青年の家へ向かう。そして雅史君と同じように秘密基地を見つける。

真悟「やっぱりあの青年は宇宙人か?…あっ雅史君!」
中村「大丈夫か今出してやるぞ!」
三人がスペースガンでカプセルを破壊。雅史君を救出する。その瞬間、どこからか
声が聞こえてくる。

475 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:30:37 ID:C10ChBsL0
青年「よくぞここまで来たものですね…ふふふ…はははは!」
青年が元の姿、すなわちサイダクス星人へと変化したのだ!
真悟「貴様が地球に異常現象を!?」
星人「その通りだ。私の星の技術を使えば地球とこの何の変哲も無い地球儀の感覚を
一緒にすることなどわけないのさ。まず特殊な装置を地球の核、
ウルトニウムにセットする。コントロールマシンをセットし、あとは送受信装置を
地球儀に取り付ければ地球は私が動かす通りとなる」
中村「くそ!」
星人「おっと!攻撃しない方がいいよ。もし、地球儀が壊されてみろ。その瞬間、
   地球も粉々に吹き飛ぶんだ!」
雪「いったいどうすれば…」
星人「フフフハハハハハ!!」

星人は地球儀を持ちながら巨大化。街を破壊し始める。
真悟「中村!コントロールマシンを探し出して破壊してくれ!もしかしたら
   地球は助かるかもしれない!雪は避難誘導を!」
雪「真悟は?」
真悟「俺があいつの足止めをする!大丈夫、地球儀はぶっ壊さないようにするから」
本部にもファルコンの出動要請を出し、真悟はシグマに変身する!
星人「ウルトラマンシグマ!私に攻撃しない方がいいぞ!いつ地球儀を破壊してしまうか
分からんからな!」
そう、シグマも下手な手を出すことが出来ず一方的に攻撃を食らってしまう!
星人の指先からのロケット砲で痛めつられるシグマ!カラータイマーが鳴り響くが
無理に地球儀を取り返そうとするだけで危険が生じる。
星人「もうそろそろこの地球をお終いにしよう!」
星人は地球儀を遠くへ投げる!
シグマ「くそ!間に合わない!!」
地球儀は勢いよくビルに叩きつけられ粉々になる!!…しかし何も起きない。
星人「どういうことだ!」
その時、中村が飛び出してきた!

476 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:31:19 ID:C10ChBsL0
中村「シグマ!コントロールマシンは破壊したぞ!もう遠慮するな!!」
そう中村がコントロールマシンを破壊したので地球は無事だったのだ!
シグマは頷くと連続で打撃を与え、プラズマスピンで風穴を開け、後ろに
回り込む!そのままウルトラスイングで上空に投げ飛ばし、待機していたファルコン隊の
メタリウム砲で星人は倒された。

事件解決後、SGTから今回の事での活躍を表してたくさんのプレゼントを
雅史君はもらった。雅史君は今もたまに隣を見る。また悪い宇宙人が現れたら
SGTに協力するんだと…。

次回予告「若者が都会を荒らす時、大怪獣復活の警告!おじいさんの
言うことを聞かない若者達。そんな馬鹿な迷信を信じるものかと。しかし
怒りに触れて大惨事!さあ来週もみんなで見よう!!」

477 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:49:36 ID:C10ChBsL0
結構スムーズに書けました。いつもこの調子ならいいのにな。前回の話の感想有り難うございます。
リュウラ作者さん、バーニングサッカーキックはその場で一瞬で
思いついたものですw普段使ってるバーニングキックをサッカーのシュートの
フォームで撃っているとw

ピース作者さん、季節ネタは作りやすいw星人はバレンタインでしか出来ない
侵略作戦を展開した次第です。

アルファ作者さん、サブタイはもう狙いまくりですね。なんかサブタイは
これしか考えつかなかったというか。これからもたまに肩透かしな
技を炸裂させますがよろしくです。

オーバー作者さん、う〜ん、確かに振り返ったら80だった…まったくもって
80の妄想セブンっぽくしようって気は無かったんですけどね。でもなってたw

メテオ作者さん、いや明るい話ばっかになるのは現実が暗いからここぐらい
明るくしようという俺の考えです。といってもいくつか暗い話つくりましたけどw



478 :ウルトラマンシグマ:2006/12/09(土) 14:51:00 ID:C10ChBsL0
みなさんの作品の感想を
デウス作者さん、登録ウルトラマン…いったいどういう物なのか?
グドン登場ですが特にそれらしい反応は無かったからパラレルですね。

アルファ作者さん、ガイア世界から頭だけだしたあいつ呼んできてるw
そしてあの歌詞を台詞にしながら戦うハンターナイト2人w

メテオ作者さん、ロボット怪獣はやっぱり強いなぁ。正統派な流れで
とても良いです。これからも頑張ってください。

479 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:00:13 ID:86OzFa6T0
>シグマ作者様
地球儀が連動してるなんて、
物凄く怖かったです!
あぁ、地球も終わりだ・・・とまでも思っちゃいました(笑
SGT&シグマナイスです!

>メテオ作者様
敵か味方か討論は熱く険しいものでしたね!
序盤からメテオと攻撃隊員がナイスコンビネーションを発揮したのはってもよかったです!

480 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:45:14 ID:86OzFa6T0
第10話「ウルトラVSバルタン 悪はどちらか・・・。」宇宙忍者バルタン星人1-8代目、ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマン80、ウルトラマンシグマ登場

前回のあらすじ。
突如、人間とウルトラ一族は全員罪人だと言い張る老人が現れた。
PETはその真相を突き詰めようとしたとき、宇宙へ逮捕されてしまう。
なんとあの老人はバルタン星人であった!
その後も、一般人・モチヅキらまで逮捕されてしまう。
PET全滅・・・。果たして地球はどうなってしまうのか。

とある場所が映し出される。
辺りは真っ暗であり、霧が舞い上がっている。
地面には岩が埋もれているだけ。
ただただ、何もない惑星・・・・。
そこにはうつぶせで倒れているモチヅキの姿があった。
「うっ。。。。」足の痛みで目を覚ますモチヅキ。
「ここは・・・・?」
すると頭の中であの時の一部始終がよぎった。
「そうだ!バルタン星人に!」そう言って立ちあがろうとするが、
足の痛みがよほど大きいようで、崩れるように倒れこんでしまう。

コツコツ・・・コツコツ・・・
なにやら足音が聞こえる。
「誰だ?!」と足音のする方向を見るのだが、霧のせいでよく見えない。

「ふぉっふぉっふぉっ」
不気味な笑い声が聞こえる。
モチヅキ「!もしや貴様はバルタン星人?!」
バルタン「正解。私は日本襲来8代目のバルタン星人である。」
胸の色が赤色であり、ハサミは今までよりもかなり尖がっている。
翼も固く頑丈となっており、眼からは今までの怒りが伺える。

481 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:45:50 ID:86OzFa6T0
モチヅキ「一体どういうつもりなんだ?」
バルタン「ふふ、罪ある者が裁かれて何が悪い。」
モチヅキ「人間はみんな良い心の持ち主なんだ!」
バルタン「な、なにをいうのだ!!
      同じ宇宙人として問うぞ。
      貴様らウルトラ一族も仲間が倒されたときは、徹底的に復讐に挑んだではないか。
      十字架にはりつけられた時、ブロンズ像にされた時、星を守る鍵を盗まれたとき・・・・。
      それとは違うのか?
      また、それによって倒された怪獣・宇宙人達はどうなかった知らないのか?
      まだ生きたいのにもかかわらず、倒されてしまい、命を落としてしまうのだぞ。
      悲しみながら・・・次々と。」
モチヅキ「あぁ、俺達だってできれば倒したくないさ。よっぽどじゃない限りな。
      だが何故、争わずに共に生きようとしない?
      簡単なことじゃないのか? お互いを信用しあい、手を取り合えばいい。
      だがあんたらは、人を殺したり、閉じ込めたり、信頼関係を狙ったり。
      悪い事ばかりをしているじゃないか。」
バルタン「あれは仕方が無いことなのだ!」
モチヅキ「よくない!
      人が死んでいる時点で駄目なんだ。」
バルタン「貴様は宇宙人だというのに、何故人の味方につくんだ?」
モチヅキ「・・・信頼できるからさ!」
バルタン「・・・・・・・・フッ、フォッフォッ、信頼だと?
      そんなものオルゴールと同じだ。
      外見や音は綺麗さ。だが中身は単純で壊れやすいもの。
      そんなオルゴールに騙されてるだけなのだ、ウルトラマン達よ!」

モチヅキ「そんな様子では、まだまだあんたらと仲良くする日は来なさそうだな・・・」

そう言うと、ウルトラパワーを発揮し自力で手錠を破壊。
そしてピースサインを掲げて、ピースダイヤをタッチ!
ウルトラマンピースへと変身する。

482 :アルファ作者:2006/12/09(土) 16:46:14 ID:oun2OQkY0
シグマ作者様
 宇宙人の侵略パターンが後半になって増えてきたのが、新マンとか
タロウの後期を思い出しますね。星人が巨大化したら地球儀も
やっぱり巨大化してるんですね。

483 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:47:07 ID:86OzFa6T0
バルタン「出たな、ウルトラマンピースめ!」
ピース「ウルトラマンさん・・・ジャックさん・・・80師匠、シグマ兄さんから受け継ぐ、
     VSバルタンの時、必ず倒す!」
(このセリフを言っている最中、過去の戦いがダイジェストで現れた。
スペシウム光線を放つ初代ウルトラマン、
ビルガモとの苦戦を勝ち抜き、逃げてゆくJrにスペシウム光線を放つジャック。
巨大UFOにバルタン星人を投げつけ、もう一体には光輪を投げつけて真っ二つにする80.
スペルゲン反射鏡を破壊し、スペシウム光線で倒すシグマ)

バルタン「ふふふ・・・」

その頃、ロウヤに閉じ込められた隊員達は大きな声で助けを求めた。
すると「うるさいぞ・・・、少しは黙っているんだな、フォッフォッフォッ」との声が。
その声の主は、とてもシンプルでセミのような宇宙人・・・。
なんとバルタン星人!しかも1代目・・・・。
その隣には2代目、後ろには3代目らしき姿が・・・。
その奥にはJr、隣に5代目、後ろに6代目、奥に7代目の姿が!!

オウノ「バ、バルタン星人達!
    過去に倒されたはずでは・・・」
1代目「ついに我等の怒りは最高潮に膨れ上がったのだ。
     8代目のマイナスエネルギーが我等に力を与えたのだ」
2代目「技も機能も強化されてな」
3代目「私も実体化させてもらった。今まで以上に暴れさせてもらう!」
Jr「私はジャックに倒されたのか、自ら消えたのか、真相が分かれている
  ようだが、今回は完全なる”勝利”という1つの結論を生み出してやるぞー!」
5代目「今度こそ証明してやる。ウルトラマンは悪者だとな!」
6代目「信頼など、ちっぽけなものだ。全世界の信頼関係を崩壊してやるぞ!」

484 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:49:09 ID:86OzFa6T0
キムラ「あんたら・・・、いまだに世界征服を企んでいるようだな。」

1代目「何をいっているのだ?
     我々はもう地球など興味が無い!
     ウルトラマンと人間どもへの復讐あるのみだ。」

一般人「ここから出してくれよ!」
「俺が何したってんだ?!」
「うわーーーん」(大泣き)

Jr「黙るのだ!もう許さんぞ、バルタン裁判の判決はおそらく”死刑判決”であろう。
  楽しみにしておれ、フォッフォッフォッ」

そのまま場面が少しづつ変わっていく。
そこは人がほとんど居なくなった、東京中央地区。
本当に人気がない。。
シーンとしており、風の音がいつもより大きく聞こえるほどだ。
そんな光景を双眼鏡で覗く四人の男の姿が。
「ついに来たか・・・・」
「また戦う日が来るとはな」
「一所懸命にね!」
「さぁ、行きましょう!兄さん達!」
「悪いな、お前は忙しいのに」
「いえ、まかせてください!」

485 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:50:26 ID:86OzFa6T0
そういって4人がどこかへ向かおうとした、その時。
ユウタ君の姿があった。
「む?君ー、今は危ないから安全な場所に避難するんだ。」
ユウタ「・・・PETが・・・モチヅキさんが・・・パパ(オウノ隊長)がー!!!」
と大泣きしてしまう。

だが、とある一人の男は、今までたくさんの子供と触れ合っていたのだろうか、
優しく励ますと、あっという間に泣き止ませたではないか!
「さすが元教師だな」
 「いえー、そんなことありませんよ。ハハハ」
ユウタ「ねえ、おじさん達とお兄さんは一体?」
「・・・元地球防衛隊及び、・・・とにかくこの危機は必ず守る!
 だから安心してくれ」

その声に納得して安心したユウタは走って遠くへ避難。
そのまま一人は棒状の物を天に掲げた。
もう一人は腕をそのまま掲げ、もう一人は右・左と拳を突き出して、棒状の物を掲げる。
最後の一人も、棒状の物を掲げた。

すると4人は突如として光だし、空の彼方へと飛んでいった。

場面は例の惑星。
そこではピースが傷だらけの身体で倒れこんでいた。
「フォッフォッフォッ、雑魚めが!」
なんとバルタン星人8代目が圧倒的な力の差でピースを叩きのめしていたのだ!
ピースは力を振り絞り、スラッシュリングを投げつけるが、バリアも張っていないに、
バラバラ砕け散ったのだ。
そう、今度のバルタン星人はその頑丈な身体で自身を守ったのだ。

486 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:51:49 ID:86OzFa6T0
「もう、どの攻撃にも対策できるようになっておる!
破壊不可のスペルゲン反射鏡、切りつき不可の頑丈な皮膚、
投げつけられても瞬時に方向転換ができる特殊な翼、
なにもかもが進化したのだ!フォッフォッフォッ。
ではこれでトドメだ!」といい、ハサミから青と赤の混じった、光線が放たれた・・・。

ピース「お。。の。。れ。。。」直後にピースは気絶してしまった。
そのまま上から出現したロウヤに閉じ込められ、そのロウヤは宙吊り状態へ。

バルタン星人「フォーッフォーッ!
         逮捕されたウルトラマンが、見せびらかし状態になっているとは
         面白いもんだのー。宇宙を放浪する様々な怪獣・星人に見られることであろう。」

その瞬間、4つの光が現れた!
バルタン星人「誰だ?!」
その光はこの惑星へと降り立った。
バルタン星人「お、貴様らは!!」
それはなんと、ウルトラマン・ウルトラマンジャック・ウルトラマン80・ウルトラマンシグマであった!
バルタン星人「ついに現れたな、にっくき犯罪者達めー!」
ウルトラマン「今度こそ決着をつけてるぞ!」
ジャック「さぁ、かかってこい!」
バルタン星人「フォッフォッ、いいだろう。では来るのだ!
         過去ウルトラマンによって倒されたバルタン達よ!」

その声を聞き、人間達を捕らえたロウヤ付近にいた1〜7代目は一斉にワープした。

キムラ「あ!どこいくんじゃ?!」
ミキ「・・・あ!モチヅキさんはいったい?」
オウノ「そうだ。イシモリとハナサカは途中から入ってきたが、
    モチヅキだけがいない、、、」}

487 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:53:24 ID:86OzFa6T0

一方のモチヅキことピースは気絶状態。
のため、空想の世界にいた。
「お、おれはいったい・・・。あ!そうか。バルタン星人にやられたんだ。。。
くそ−!一体どうすりゃいいんだ。」
他のウルトラ戦士がいることをまだ気づいていない。

そのウルトラマンらは、ワープしてきた7代ものバルタン星人に驚愕。
80「過去のバルタンらもいたわけか・・・」
シグマ「つい最近倒したばかりの7代目までいるぞ。。」

睨み合いが続く。

8代目「どうかねウルトラマン諸君、君達が倒してきたバルタン星人らだ。
     もう怒りは頂点に達している!
     もう生き返ることはできない。これが我々の最後のチャンスなのだ。
    必ず倒してやるぞー!今にみておれ!」

そして1〜7代VSマン・ジャック・80・シグマの不利な7VS4の対決が始まった!

8代目はピースを閉じ込めたロウヤを引き連れてどこかへと行ってしまった。
なんとPET隊員らの前でピースを抹殺する場面を公開しようというのだ。

488 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:55:02 ID:86OzFa6T0
だがウルトラマンらはこっちの戦いで精一杯。
助けにいくことができないのだ。
まずは格闘戦である。
1代目を大きく振り回されるハサミはよけながら、近寄り投げ落とす!
だが2代目と3代目が後ろから襲撃!卑怯な攻撃にマンも手が出ず。

Jrはハサミから放つ無数のロケット攻撃でジャックを襲う。
ジャックも足に火が燃えついてしまいピンチに!

5代目6代目はとにかく素早い。
5代目は空中からの突進を多用する。
6代目はなにやら変な袋をかかえており、それは爆弾だと襲う。
だが嘘に違いないと思った80はサクシウム光線を放つが、
6代目の放つ光線と互角に終わり、なかなか手が出ない。

7代目は分身を使い、シグマをまどわす。
そして後ろからいきなりハサミで殴る!
さらには2代目と協力して生み出した小型バルタンが無数に現れ、
4人にウルトラマンに襲い掛かる!

これでは勝ち目が全くない・・・・。
崩れてゆくウルトラマン達。果たしてどうなる?!

489 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:56:24 ID:86OzFa6T0
さらにはピースは十字架にかけられる。
目の前にはPET隊員や一般人達。
8代目「フォッフォッフォッ、お前等ピースの最後のヒトトキをその目に
     焼き付けるがよい!」
ハナサカ「ピースが死ぬわけないだろ!」
コウノ「そうだ!」
8代目「それはどうかな?
     このカラータイマーを私が開発したエネルギー消滅β光線で
    破壊すれば、跡形もなくピースは消えゆくと思うがな。フォッフォッ」
キムラ「やっぱり悪はあんたらだ!」
8代目「最後に死ぬのが悪だ!ということは我々は正義なのだ!」
オウノ「くそ。。いったいどうすれば。。。」
PET隊員らの武器は全て取り上げられており、救出も不可能である。

バルタン(さてピース。死ぬ間際だ。一応正体をばらしておくか?)
と、テレパシーで送る。
半気絶状態でピースは(・・・俺が死ぬわけ・・ない!)
バルタン(フォッフォッフォッ、何を今更。君は死ぬのさ!)

するとそのβ光線がついに機械に設置されてしまう。
発射まで10秒前・・・。

490 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:57:56 ID:86OzFa6T0
高らかに笑うバルタン星人8代目。
身動きが取れず、死を待つしかないピース。
奇跡を信じる人間達。
ボコボコにやられてゆくウルトラマン達。
それに対して高らかに笑う7代目達。

果たしてこのままウルトラマン達はどうなってしまうのか?!

と、再び地球のとある地区が映し出される。
ユウタ「あなたは?」
???「僕は元地球防衛軍。外国から至急やってきた。」
ユウタ「さっきの人たちの仲間?」
???「そうなるかな。
     そして俺も行かなくてはならない。」
ユウタ「いったいどこへ行くの?」
???「それは内緒さ。さぁ、危険だから下がっていて」
そう言われ再びユウタはその場から離れた。
「僕の名は・・・ケンイチ・カイ。及びウルトラマンパワード!」

つづく

次回予告
第11話「力のかぎり 生きること」宇宙忍者バルタン星人1〜8代目、サイコバルタン星人
                    ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマン80
                    ウルトラマンシグマ、ウルトラマンパワード登場
バルタン星人達の復讐はここまできたのか・・・
次々破れてゆくウルトラマン達。
そしてパワードが!サイコバルタン星人が!
ピースが?!
次回をお楽しみに。

491 :ピース作者:2006/12/09(土) 16:58:53 ID:86OzFa6T0
----------
2部作のつもりが、ついにここまできてしまいました。
そして自分でもソフトバンクのパワード登場。。。
お気に召されない方がいましたら、申し訳ございません。
次も全力をつくして頑張りたいと思います。
----------

492 :ピース作者:2006/12/09(土) 17:11:34 ID:86OzFa6T0
>アルファ作者様
13、14話大変面白かったです!
バリアが消えた瞬間に、いきおいづく敵にドリルで対抗(でいいんでしょうか?)という
作戦は本当にすごいとおもいました!
最初は失敗に終わりましたけども・・・
復活したウルトラマンのパワーはさすがですね!
それと最後のオチ、悲しい系なのかギャグ系なのかどちらでとらえたほうがいいでしょうか?
僕は一応、可哀想と思いながらも笑みがこぼれました(汗

493 :名無しより愛をこめて:2006/12/09(土) 17:25:09 ID:oun2OQkY0
ピース作者様
 おお、パワード出るんですね!

 14話のオチについては、両方と思っておいて下さい。
 喜劇と悲劇は表裏一体なのです。イレイズの頃から何時もそうですが。

494 :リュウラ著者:2006/12/09(土) 20:43:16 ID:lmywm40T0
ピース作者さま
おおお!ケイン、じゃなくてパワード!
こういったサプライズは大好きです。三部作ということで楽しみです。
あと、ウルトラマン大集合の絵本を年甲斐もなく立ち読みしてみると、パワードが
「かいじゅうを、パワーでおしまくる」て書いてありました。まあ押してはいますがw

シグマ作者さま
思いつきそうで思いつかない地味に派手な(どっちだ)作戦ですね。
なぞのお隣さんという点はちょっとイカルス星人を髣髴とさせました。
「星人の指からロケット砲」ってのも第二期テイストで良しです。

メテオ作者さま
「ロボットは強い」「弱点を狙撃するのは防衛チーム」
前者はキングジョー、後者はケムラー以来のお約束ながらもこの展開は飽きないですね。
五話でもうこのテンションの話を書けるのはお見事です。
火竜隊のキャラもあっさり馴染んできました。

アルファ作者さま
うおお!ゾーリムだ!
あの時体内で発射したフォトンストリームってその後のとパワーチャージのポーズが若干違うんだ!
らせん状の渦に軌道を沿わせてミサイル叩き込んで果たしてダメージは与えられていたのだろうか!?
シルバーブルーメに匹敵するウザさを持ち…それはゲームの話。
とまああの話だけでガーリックライス三杯はいける私です。
奴を改造するとはやるなあゼバットの諸君。
さらに別時空の怪獣の登場も期待してしまいます。

495 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:47:44 ID:19OcNDUq0
>シグマ作者様
地球儀怖い!
もしパズル型の地球儀だったら更にやばいことになってたんでしょうね。
この侵略方法は思いもしなかったです。
しかしその方法に頼りすぎたのが星人の失敗でしたね。
地球儀を落としても何も起きなかったときの星人の焦りっぷりが目に浮かぶようでしたw

>ピース作者様
バルタンも強くなりましたね。
これにダークバルタンが加わったらもう天下無敵になりそうw
そして……

力の、限り、生きる、こと♪
というわけでパワード登場!
パワード本編では戦闘シーンに迫力がなかったので、いったいどんな戦い方をしてくれるのかが興味あります。
次回が待ちきれません。


例によって第6話を投下。
今回の次回予告には登場怪獣もつけときました。

496 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:49:59 ID:19OcNDUq0

6話・彼方からの来訪者

・科学星人ゼルカド星人 登場


今、この日本で歴史に残る重大事件が起ころうとしていた。

夜、とある小さな町を巡回していた警官が、夜空を高速移動する謎の発光体を発見したのだ。
飛行機かな、と最初は思ったらしいがどうにも違和感があるので本部に連絡。しかし本部の方はめんどくさがってそのまま火竜隊に仕事を回してしまった。
かといってそれだけの目撃情報で動くほど火竜隊もお人よしではない。
この件は特に調査されることも無いまま放っておかれる、筈だった。

しかし再び発光体が第一発見現場から遠く離れた青森県にて再発見。そして何と、近くの田舎町に降り立ったのだ。
こうなると警察本部も火竜隊も黙ってはいられない。
速やかに非常事態宣言が発令され、更には自衛隊も出動。降り立った円盤の周囲にずらりと戦車が並んだ。
上空には火竜隊のスター、ムーン、フェニックスも待機している。

「円盤、円盤ですよ円盤!」
興奮した口調の遠野。大学で宇宙人研究所とか何とか言う怪しいサークルに属していた彼は、こういう話に目がないのだ。
一方、ぐっすり昼寝をしていたときに叩き起こされたハヤトは極めて不機嫌。先程から何も言わず、ただピリピリとした空気だけを伝えていた。
「しかし、本物が出るとは思わなかったわ」
遠野とは正反対で宇宙人とかは絶対に信じないと決めていたカゲリも、目の前に円盤が降り立ってしまっては疑うわけにはいかなかった。
「ねぇ星斗……ってしまった、いなかったんだっけ」
意見を求めようとカゲリは振り向いたが、誰もいないことに気づきあっと手を叩く。
前回のロボット事件での傷が未だに癒えない星斗は、今回基地の医療室で休息中だった。
尤もいつも星斗はアシスタントでメイン操縦はカゲリであったため、悲しいことだが大した影響は出ていない。


497 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:50:45 ID:19OcNDUq0

一方、円盤着陸地点から数キロはなれた山中。ここでは登山グループが登山の真っ最中だった。
うっそうと茂る森の中を張り切って進んでいく。その足取りは軽やかで、かなり慣れている様子だ。
ところが、少し進んだ先でメンバーの一人が誤って転倒、怪我を負ってしまった。
仕方が無いので怪我人ともう1人付き添いの人間が先に山を下りることにした。
無念そうに見える怪我人。付き添いの人間はそれを慰める。

が、もう少しで麓だといところでいきなり後ろから絶叫が聞こえてきた。
この声は上の方へ登っていったメンバーの一人だ。何かがあったに違いない。
二人は慌てて近くの警察へと飛び込んだ。

2人の報を受け、一応地元の警察が何人かいくことにした。
登山者の1人の案内を受け、山を登っていく。
やがて一向は2人の登山者が登山を断念した地点よりも上に来ていた。
先に向かった連中が悲鳴を上げたとすれば多分ここら辺だ。
しかしそこには何も無い。警察は気のせいじゃなかったのか? と思いつつももう少し先まで調査することにした。

そして数十分後、いい加減誰もが気のせいだったと思い始めたとき、それは突如現れた。
木の影から音をたてずに、まるで幽霊の如くすぅっと現れたのだ。
それは人の形をしているが目や鼻と思える器官が無く、顔面の大半がチカチカと光る発光体によって占められていた。
そしてその肌の色は、鮮やかな紫色。更にその手は鎌の如く鋭くて、指が無かった。
それを見た途端、警官を含めた全員がでたぁぁぁぁ、と素っ頓狂な声を上げて元来た道を戻り始めていった。
一人の警官がその際拳銃を発砲したものの、弾丸は怪人の数メートル手前で急停止、空しく地面に落下した。

去っていく人間達の様子を悠々と見ていた怪人。
彼は何やらゼェゼェという息の切れたような音を発しながら、再び木の影に消えていった。

498 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:51:19 ID:19OcNDUq0

「宇宙人がでたぁ? じゃ、目の前のアレは一体何っすか?」
せっかくの昼寝タイムを邪魔され、更には目の前の円盤にはターゲットが乗ってないかもしれないと知ったハヤトはもう爆発寸前。
遠野に宥められながら必死に耐えているようだった。
「わからん……。まだ確定情報ではないから、見間違えかもしれんがな」
隊長も困っている様子。円盤着陸後、これといった動作も見せていないことからいつ外に出たのかもわからない。
とにかくもう少し様子を見ることに。このまま動きが無ければ辺りを散策することにしよう。

そう皆が思い、また暫くの退屈な時間を過ごそうと余所見をしたとき、円盤から少し離れたところが輝き始めた。
「!?」
いきなりの事態に唖然とする人々を無視して、光は更に強くなる。
そして、その光は地面を離れ円盤の前に移動、徐々に変形して人の形を創り始めた。
光が止んだとき、円盤の前に立っていたのは50メートルほどもある、巨大な怪人。
もしこの場に先程の登山家や警官がいれば、自分たちが見た怪人と同じ姿であることを発見しただろう。
「何だありゃあ!?」
流石のハヤトもこれには驚いた。先程までの不機嫌さもどこかへすっ飛んでいく。
怪人は、またあの息の切れたような音を発した――その刹那、腕を真直ぐに伸ばしそこから光弾を発射、戦車を破壊し始めた。
「!」
いきなりの攻撃に戸惑う火竜隊。しかし怪人はそんなことお構いなしに攻撃を続けてきた。
たちまちあたりは地獄絵図と化す。たまりかねた火竜隊が、攻撃を始めようとする。

499 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:52:15 ID:19OcNDUq0

しかしその刹那、怪人が急に人語を話し始めたのだ。
「私はゼルカド星人。ここから遠く離れたゼルカド星よりやってきた」
怪人、ゼルカド星人は続ける。
「地球人よ、我々に降伏せよ。さすれば命までは奪わん。我々が欲しいのは貴様等の命ではなく、この地球なのだ」
「ざけんじゃねぇ!」
ゼルカド星人に対し思い切り悪態をつくハヤト。
いきなり攻撃を始めておいて、地球をよこせだと? ふざけるのも大概にしろ、と怒りをこめて吐き捨てる。
しかしその言葉を聞いてもゼルカド星人は落ち着いた様子だった。
「貴様の気持ちもわかる。しかし、現実を考えてはどうだ? 
私一人でもこの戦闘力。しかも私がちょっとゼルカド星に連絡すれば、私以上の強者がぞろぞろと来るのだぞ?」
そう言われ、ハヤトは黙ってしまう。
火竜隊の総力を持ってすれば、こいつ一人に勝つのは不可能なことではないだろう。
しかし恐らくは倒しきる前に母星に連絡され、ゼルカド星の軍団を呼んでくるだろう。そうしたら、最早手遅れ、成すすべは無い。
かといって、このまま降伏するというのも……。
「隊長! どうします!」
仕方なしに隊長の判断を仰ぐ。しかし隊長もおいそれと命令を下すわけにはいかなかった。
「政府が今緊急閣議を開いている……。怪獣ならまだしも、相手が人語を話す知的生命体となると我々の独断で攻撃するわけにはいかん」
「でも……!」
そんな鈍いことをしていたら、最悪間に合わなくなる。
相手が知的生命体なら、じっと我慢できる時間も限られているだろうから。
再び、ゼルカド星人が話し始めた。
「さぁどうする! 降伏か、抗戦か。我々はどっちでもいいのだぞ!」
まさしくどうしようもない状況だった。
誰もが絶望し、未来を悲観し始めた。

500 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:53:23 ID:19OcNDUq0

だが、その時。
遥か彼方から別の光が飛来。地上に降り立ったかと思うと、中からウルトラマンメテオが現れた。
「! ウルトラマン……!」
「またきやがった!」
息を呑む火竜隊の面々。一方まだいまいちメテオのことを知らない自衛隊や警官たちは宇宙人の仲間が来た、と大騒ぎ。
しかしメテオはそれを気にも留めず、ゼルカド星人に話しかけた。
「ゼルカド星人。君のやっていることは間違っている。たとえどんな理由があろうとも、侵略行為は許されない!」
飛び出てきたのは星斗の声ではなく、メテオ自身の声。
今いるこのメテオは、星斗ではなかったのだ。

501 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:53:56 ID:19OcNDUq0

話は数十分前に遡る。
ニュースの速報でゼルカド星人の出現を知った星斗は、メテオに変身しようとした。
しかしそれは敵わず、代わりにメテオの意識が久しぶりに話しかけてきた。

“星斗。今君の体はとても戦える状況ではない。大人しく休んでいるんだ”

しかしそういわれても、目の前の状況を放っておくわけにはいかなかった。
「でも、このままでは……!」
焦る星斗とは逆に、メテオは落ち着いている。
優しく、落ち着かすようにして再び語り掛けてきた。

“心配することは無い。今回は、私が単独でゼルカド星人に話をつけてこよう”

「単独で……!?」
そこで初めて、星斗は腕輪にはめられた宝石が光っていることに気がついた。
メテオは言う。

“ただし、三分経つ前に君の体に戻らなくてはならないから、生き帰りの時間を含めれば実質二分あればいいといったところだがな……”


502 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:54:51 ID:19OcNDUq0
一分。そんな時間であの宇宙人を何とかすることなどできるのだろうか。
メテオは続ける。

“だがたとえそれでも、やらざるを得ない。星斗、君は『来るべき戦い』に備え、ちゃんと休んでおくんだ”

「来るべき戦い?」
メテオはそれがいつあるのかは私にもわからん、と言ったきりそれに関してはなにも言わなかった。
暫くの沈黙の後、メテオが再び口を開く。

“では、行くとしよう。いいか星斗。くれぐれも動くな”

そういい終えた時宝石が一段と光り輝き、やがて消えた。メテオは行ったのだ。
星斗はああ言われたものの、本当はついてくつもりだった。
しかし、体が言うことをきかない。
くそっ、と漏らしながら星斗は窓を見た。そして痛感する。

「俺は……無力だ……」

503 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:55:23 ID:19OcNDUq0

「ほう……貴様は……」
ゼルカド星人は巨大な発光体の左右にある小さな目を細めた。
彼もメテオの噂は聞いている。彼の住む、M78星雲のことも。
「それ以上、何も言うな」
メテオはぐっ、と構え、戦闘に備えた。
「よかろう。私も余計な話をしている暇は無いのでね……」
ゼルカド星人も構える。相手が地球人でないのなら、降伏しろとか何とかと言う話し合いは無用。
邪魔者は排除、ただそれだけだ。
「ゆくぞ!」


504 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:56:11 ID:19OcNDUq0

ゼルカド星人が駆け出す。それとほぼ同時にメテオも。
お互いの蹴りがぶつかり、綺麗なクロス型を表した。足を元に戻したメテオは間髪入れずに拳を繰り出す。
それをガードしたゼルカド星人は一端距離を置くと、先程の破壊光線を放ってきた。
メテオはそれを全弾打ち落とし、レドリアル戦のときも使った威力を低めたメテオニック・ウェーブで応戦。
ゼルカド星人がそれを防御しているうちに一気に距離を縮め、腰の辺りを思い切り蹴った。
苦しげな声をあげバランスを崩す星人。メテオは容赦なく再度キック、次に手刀。最後にとび蹴りをくらわした。
「ぎゃあっ!」
たまらず星人は崩れ落ちる。更に追い打ちをかけようとするメテオ。
だがゼルカド星人の放った破壊光線に当たり、自分も倒れてしまう。
星人はその隙に起き上がり、まだ倒れてるメテオ目掛け手の鎌を振り下ろした。
受け止めるメテオ、だがここでカラータイマーが点滅。力が急激に抜けていく。
「ククク……そういえば貴様は三分しか地球で活動できないのだったなぁ」
「くっ……」
懇親の力をこめて鎌を跳ね返し、起き上がる。
更に再度蹴りをお見舞いし、一端距離をとった。そして腕を掲げる。

505 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:56:44 ID:19OcNDUq0
「!」
ゼルカド星人の表情が強張る。それを無視してメテオの腕には光が収束していく。
メテオが終わりだ、と叫んで腕を振り下ろそうとした。しかし、
「待て! これが何だか貴様にわかるか!」
星人が取り出したのは、複雑そうな機械だった。
メテオの声はそれを見て焦りを帯びる。
「! それは……!」
星人は愉快そうだ。
「そう、連絡装置。しかも特殊なやつで、壊される瞬間に電波が発信されるというものだ」
つまりは、あれを破壊すれば奴の母星に連絡がいってしまうということだ。
星人は追い打ちをかけるように続けた。
「言っておくが私を倒しても同じことだぞ。フハハハハハ!」
手が出せないメテオ。このままでは時間が来てしまう。
もう、手は無いのか……


506 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:57:19 ID:19OcNDUq0

だがその時、ゼルカド星人の近くを何かが通り過ぎたと思ったと同時に、あの装置がなくなっていた。
「ありゃあ!?」
「会話内容はこっちにだって聞こえてんのよ!」
カゲリのスターだ。いつの間にかサブアームに機械を掴ませていた。
慌てる星人。
「しまったぁ! ちょ、こいつめ待て!」
「それより自分の心配をしたらどうだ?」
はっとしてメテオのほうを振り返るゼルカド星人。一端消えた光が再び腕に集まっていた。
星人の表情が固まる。
「ま……まて……話せば………わわわわかるぅぅぅ!」
だがメテオは聞く耳持たず。
「どうせ貴様も、人類が降伏した所で結局皆殺しにするつもりだったんだろう? そんな奴が、何が『話せばわかる』だ」
「や……やめろぉぉぉぉぉ!」
ゼルカド星人の叫びも空しく、メテオの腕から放たれた最大パワーのメテオニック・ウェーブは容赦なく星人に激突。
その体を木っ端微塵に砕いた。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
ゼルカド星人の断末魔の叫びとともに。

507 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 10:58:50 ID:19OcNDUq0

遠く離れた火竜隊の医療室。
そこで黙って外を見ていた星斗は急に腕輪の宝石が輝きを取り戻したことに気づいた。
「! メテオ……!」
メテオは何も答えなかった。だが、星斗にはわかる。
彼は無事なのだ。

「ありがとう」
星斗は聞こえぬ御礼の言葉をメテオに述べ、再び外を眺めた。
季節は冬。丁度、雪の降り始めのころだった。



次回予告
夜の街に噂される『地底人伝説』!
住民からの頼みで星斗とカゲリが調査させられることに。
そして彼等が地底人が出たという洞窟の先で見たもの……
それは巨大な怪獣だった!

次回・「地下800メートルの戦い」
・地底怪獣テレスドン 登場

508 :ウルトラマンメテオ:2006/12/10(日) 11:00:23 ID:19OcNDUq0
ここまでです。
次回初めて過去怪獣を登場させて見ます。
果たしてうまくいくかどうか……。

509 :名無しより愛をこめて:2006/12/10(日) 11:36:57 ID:viTR4sle0
メテオ作者様
 メテオ単独では力が足りずに結果的に星斗と合体するのかと思いましたが、
単独で見事にケリをつけたのは新しいと思いました。メテオの地球防衛に
対する本気ぶりが窺えます。

510 :バルグ作者:2006/12/10(日) 13:53:13 ID:No3gwfJn0
諸葛亮曰く、
は、はわわご主人様、容量が一杯になりそうです。


…正直すまんカッ…うわっバルグ何する止め(ry

511 :ピース作者:2006/12/10(日) 14:02:37 ID:xO6gxf9X0

ついに容量が・・・ですか。。
新スレたてますね!
オリジナルウルトラマンを創るスレ【sixth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1165726897/

512 :名無しより愛をこめて:2006/12/10(日) 14:11:48 ID:PV7hQZ/gO
新参も増えたしね。次スレも期待

513 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 14:08:24 ID:xApR+ehS0
アルファ20話、行ってみます。駄目だったら次スレに回します。


 ウルトラマンアルファ 20 達志と一誠
 改造巨獣・ゾーリミオス、改造暴君・ハーケンマグマ、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 横浜での惨事は、日本のみならず世界に報道された。
 東京の西野家宅で、ゾーリミオスとハーケンマグマによってウルトラマンアルファ=城達志が
敗北した場面をテレビ中継で見せられた西野一家は仰天した。序でに、たまたま来ていた親戚の
哲夫も仰天した。

「お父さん!」
 恵は改めて父に怒る。
「城先生はあそこまでぼろぼろになって怪獣や宇宙人と戦ってるのよ!」
「・・・それは彼の判断でやっていることだ。我々が頼んだわけじゃない」
 長門信次郎と言ってることの概要が同じ。
「見損なった! お父さんの愛は隣三軒にも満たなかったんだね! キモッッッ!!!!! 何で生きてるの!?」
 恵の発言も愛がなさすぎる。皆自分勝手すぎる。

 翌日、娘と顔を合わせず、一誠はスーツに着替えて仕事に行く。
 気まずい様子を見守るしかない哲夫。
「おばさん・・・」
「大丈夫よ」
 和子は、何かを確信していた。

514 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 14:09:36 ID:xApR+ehS0
 横浜上空に次元の穴から首だけ出現したゾーリミオスは、ずっとそのままの状態を維持している。
半開きの口から炎が漏れ出し、その度に下界の民間人達は恐怖する。二人のウルトラマンや二人のハンター
ナイトがいともあっさり敗れた後、ゾーリミオスはその威力を誇示するため、時折横浜以外の外の地方都市にも
火炎を吐いて届かせ、被害を出していた。横浜から離れているからといって安心はできないということである。
怯える人々を見て、ハーケンマグマやゼバット星人は笑いが止まらなかった。
 横浜の難民達は既に疎開していた。青空学級の石田留美や子供達、そして柏村勝を筆頭とした梶山参謀下の
地上部隊は、あれっきり姿を見せない二人のハンターナイト=長門と梶山を捜索し続けている。長らく
ウルトラマンの力に固執してきたものの、それがもたらすものの一端を見せ付けられた柏村は、複雑な心境だった。

 ディフェンスポート。
「二体の鎧の巨人も、その危険性を考えれば放っては置けん存在だ。柏村には捜索を続けてもらおう」
 川上隊長はそう方針を定めた。ゾーリミオス対策には柏村抜きで当たることになる。梶山の変貌によって
心ここにあらずの今の柏村は、確かに戦力としては期待できない。
 とはいうものの、トライビート隊の攻撃が全く効かなかったゾーリミオス相手にどうするのか、特命防衛隊は
頭を痛めていた。ゾーリミオスは機動司令塔よりも遥かにでかい。直接出動してハイパードリルで攻撃したとしても、
どれほどの効果があるかは疑問である。その前に、動きの鈍い機動司令塔では、接近する前に長射程の火炎
放射でやられるだろう。現在、美山由美子隊員がトライビートを強化、武装の威力と機動力を更に上げるための
開発研究を進めているが、何せ急なことで、何時完成するかは判らない。
 全く無力だったことに斎木俊一は悔しがり、霧島美樹は、行方の知れないウルトラマンズィーベン=大谷勇の
安否への不安を隠せずにいた。

515 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 14:10:56 ID:xApR+ehS0
 横浜郊外、山中の道路沿い。
 手痛いダメージを受けたウルトラマンアルファは、既に人間体・達志の姿となり、暫く休んだことで体は大方
回復していた。だが、余りにも強大な今回の敵に対し、対抗策が全く見出せず、遠くの空に見えるゾーリミオスを
見つめながら途方に暮れていた。空は変わらず暗い曇り空のままだ。
「ズィーベン隊長はどうしたろう・・・」
 本来自分を追ってきた追っ手である彼にさえ縋りたくなるほど達志の精神は疲弊していたが、いないものは
どうしようもない。
 と、俯き気味に視線を移した道路の果てから、一台の高級車がやってきた。そして、達志の前で止まった。
「・・・達志君?」
「・・・恵ちゃんのお父さん!?」
 車から降りてきた一誠が、呆然と達志を見ていた。

 一誠の仕事は総合企業の重役であり、ここ暫くの怪獣災害で被害を受けた各地の援助のためのプロジェクトに
携わり、今も丁度そのために外回りをしている最中だった。そんなことに携わっているんだったら恵に叱責
されたとおりもう少しグローバルな考え方もできそうなものだが、仕事とプライベートではやはり考え方に
差が出るということだろうか。
 車の運転手を待たせ(専属の運転手つき)、一誠は達志を伴って少し離れた場所へ行く。達志がウルトラマンで
あるということ前提の話を、事情を知らない者の前でするわけにもいかない。
 西野家に帰ってくることを一誠に認めてもらうため、達志がずっと戦い続けていることを、一誠は既に恵や
哲夫から聞いていた。
「だけど・・・今回ばかりは、駄目そうです」
 達志は自嘲して弱音を吐いた。
「お父さん、申し訳ありません。ご期待に添えなくて」
 勝手に一誠が期待していたことにしているのはちょっとあれだが。
「やはり、僕が西野家に帰還することは、夢のまた夢だったんです」

516 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 14:11:45 ID:xApR+ehS0
「そうか」
 一誠は嘆息し、
「つまり、君とうちの娘との絆も、その程度の言葉で諦め切れるようなものだったと」
「!!」
 達志は焦った。
「そんなことは・・・そんなことはありません!!」
「あーあ、がっかりだなー」
「聞いてくださいお父さん!」
「あの怪獣をやっつけたら、よきにはからわないこともないのになー」
「・・・・・・!!!!!」
 達志の心に、すっごく単純に火がついた。
「本当ですか!?」
「てゆーかー」
 一誠は背を向けたまま、
「私は関係ない。娘と君とで決めることだ」
「・・・お父さん・・・」
「お父さんお父さん言わんといて」
 一誠は歩み去っていく。
「ごたごたが片付いたら、一度戻って来い。母さんも哲夫君も待ってる」
 そして、車に乗り、自分の出来ることをやるために走り去っていった。

517 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 14:12:48 ID:xApR+ehS0
 廃墟の街に、眩しい光が迸る。
 次元の壁を叩き割り、ウルトラマンアルファが再び出現した。
「のこのこ舞い戻ってきたか」
 呼応して、ハーケンマグマもアルファの途上に空間転移してきた。
「だが、今の貴様などもう恐れるに足らん。ゾーリミオスにやらせるまでもない、俺のハーケンの錆にしてやるぜ!」
 右手の刃を振り上げて斬りかかり、アルファとすれ違う。
 澄んだ音を立て、アルファは、アルファブレードの刀身を鞘に収める。
「ぎゃあああああああッ!?」
 凶器であるハーケンマグマの右腕のみならず、両腕が肩口から落ち、鮮血が飛び散る。
 異次元のアジトで戦慄するゼバット星人一同。
 ハーケンマグマをウルトラ居合い抜きで一瞬の間に斬り捨て、悲鳴を上げて地上に倒れてのた打ち回るのに構いもせず、
アルファは頭上で唸り声を上げる巨獣・ゾーリミオスの威容に向かって更に歩み出す。佐橋俊彦の分厚い編成の
オーケストラと女声コーラスが廃墟に響き渡る。
 逆襲開始。

 続く。

518 :ピース作者:2006/12/12(火) 18:22:16 ID:ySilvh/W0
>メテオ作者様
ストーリー展開が非常に良かったです!
地底人ネタ好きですし(^^
目が無いだけで差別されるなんて、ひどいですよね。。
戦闘シーンも迫力あってよかったですし、カゲリのキャラが良かったです。

>バルグ作者様
謎の老人がまさかウルトラマンだとは驚きました!
そんな予言されてしまっては、ひとたまりもないですよね。。。
異次元での訓練なども斬新で面白かったです!
最後の謎の男も期待しております。

519 :ピース作者:2006/12/13(水) 00:53:44 ID:My+P8+CS0
>アルファ作者様
いえいえ、同時進行予定であります!
ご安心を(^^m
ピースは少なくとも40話前後の予定であります。
フェリングの設定にはいろいろ悩んでますし。

前スレにあやまって書いちゃいました
>メテオ作者様
ストーリー展開が非常に良かったです!
地底人ネタ好きですし(^^
目が無いだけで差別されるなんて、ひどいですよね。。
戦闘シーンも迫力あってよかったですし、カゲリのキャラが良かったです。

>バルグ作者様
謎の老人がまさかウルトラマンだとは驚きました!
そんな予言されてしまっては、ひとたまりもないですよね。。。
異次元での訓練なども斬新で面白かったです!
最後の謎の男も期待しております。


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