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オリジナルウルトラマンを創るスレ【fourth】

1 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:28:29 ID:w5d3UMSS0
オリジナルウルトラマンを創るスレ【first】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1148132212/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【second】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1154531054/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【third】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1157799460/

オリジナルウルトラマン公式ホームページ
http://originalultraman.cyber-ninja.jp/index.htm

・オリジナルのウルトラマンを創るスレです。
・M78星雲・光の巨人・その他大歓迎です。(下品な作品等はスルーさせて頂きます。)
 ただし、しっかりと最終回まで書き完結することが条件であります。
・感想も大歓迎ですが、中傷・悪口・否定等を止めて頂けるよう、お願い致します。
・荒らしは完全無視の方向でお願いします・
・本スレもついに4スレ目に突入致しました。
 (KBオーバーにより、1スレ500-600程度となっておりますので、
  本格的には2スレ目辺りとなります。)
 これからも、どうぞよろしくお願い致します

2 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:33:20 ID:w5d3UMSS0
で、投下してみる。

3 :ウルトラマンクラウス:2006/10/15(日) 02:34:22 ID:w5d3UMSS0
第一話
「その果てし無い」


「あ、お母さん、UFOだ!!」
「1,2,3……今日は3機ね。運がいいわねぇ、何かいい事あるかもね!」
「うん!」

UFOの存在が未確認で無くなった時代。
10年前、人類は異星人‘リュートリニアン’達とのファーストコンタクトを果たし、
以降、地球人とリュートリニアンは多少距離をおきつつ友好な関係を築き上げてきた。
リュートリニアンは月面に都市を築き上げ、定期的に地球と交信。
母星を戦争によって失い、宇宙をさまよい続けたリュートリニアンにとって地球と月は第二の故郷同様であった。
そんなリュートリニアンと地球人の中で最も関わり合いがあるのが、特殊組織‘A&R’。
‘アースとリュートリニアン’と言う安直ながらも解りやすい意味の名前を持つ彼等は、
地球の日本海海上と月に基地を置き、常に高性能な飛行機で地球と月を行き来し
リュートリニアンとの関係を保つのがその役目である。
今日も今日とて、A&R隊員であるカミヤ・レイジは、星間飛行機エーアールαに乗り、月へと向かっていた。


「こちらレイジ、大気圏を抜けました。これから月に向かいます。」
『了解しました。…確か、レイジ隊員は今回が始めての地球外任務なんでしたっけ?』
「そ! これに憧れてここに入ったようなもんだからさ、ようやく夢がかなったよ!」
『いいかぁ、レイジ。気持ちはわかるが、これは重要な任務だ。気を抜くんじゃないぞ。』
「了解っ。」

4 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:35:41 ID:w5d3UMSS0

レイジは幼少の頃から宇宙人の存在に憧れを抱いており、難度も競争率も高いA&Rの入隊試験にギリギリ合格。
入隊後他の隊員に遅れを取りながらも今回、ようやく月への任務を与えられたのだった。

「月まであと30分…。あと30分…。あと30分…!」
気を抜くな、とカサゴイ隊長に注意されたが、やはり興奮を抑える事はできないようで、
レイジの顔はこの人生で一番にやけていた。
レイジはレーダーで周囲の障害となる岩石に注意しつつ、レバーを思い切り引き、αを加速させた。
その時…。

「ん? 10時の方向に飛来物体? 月からの出迎え…なわけないだろうし…。」
レーダーに映るその存在。その飛来物体は、猛スピードでαに進んでいる。
間もなく、レイジはその存在を肉眼で確認した。
それは銀色の大型の宇宙船といった感じで、鋭いシルエットをしていた。

「あれはリュートリニアンの物じゃない? なんなんだ?」
と、その時、飛来物体の一部が光る。そして、レーダーに映し出された‘DANGER’の文字。

「まさか!?」
レイジはレバーを左に思い切り傾け、αを左方向に寄せる。
と、αの横を何か光り輝く物がかすり抜けた。…レーザーだ!

「! こ、こちらレイジ! こちらレイジ!! 現在、何者かに攻撃を受けている! 繰り返す!!」
レイジと飛行物体との交戦は衛星を通じてA&R日本海本部に映し出されていた。

「レイジ、そちらの様子はこちらも観ている! なんとかやり過ごすんだ!
月面基地のシュウとミスカに応援を頼んだ! 持ちこたえろ!」
「隊長、月面基地からの応答によれば、リュートリニアン都市からUFOは発進していないようです!!」
「と言うことは、異星人の襲来…? こんな事は何十年ぶりか…。」



5 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:36:24 ID:w5d3UMSS0


エーアールαより一回り巨大で、様々な武装を装備したエーアールβ。別名、‘ダッシュバード・ネオ’。
かつての‘DASH’の主力戦闘機、ダッシュバード2によく似ていたため、この別名が付けられた。
それに搭乗したハジマ・シュウとヒジカタ・ミスカは、宇宙空間で戦闘を繰り広げるαと飛来物体を確認した。

「聞こえるか、レイジ! 今から奴に威嚇射撃をする! 当たるなよ!」
シュウはトリガーを握り、ボタンを押す。
βの両翼から赤いレーザーが発射され、飛来物体の近くをかすり、飛来物体はよろける。

「今よ! くっつけて!!」
助手シートに座ったミスカが叫んだ。直接飛来物体と接触し、交信を試みるためだ。
βはスピードを上げ、飛来物体に近づき、そのまま接触した。

「‘カロ・プヒプネ・コシカレル、コレトピリ・ローレン…’」
ミスカはマイクを握り、リュートリニアン語で「今のは威嚇射撃である、これ以上攻撃を続けると…」と警告した。
すると、飛来物体は動きをピタリと止めた。その行動に、シュウとミスカが油断したその瞬間……。

『パファファファファファファファ……馬鹿め!!』
突如β内のスピーカーから不気味な笑い声がしたかと思うと、飛来物体はその場から猛スピードで離れ、Uターンした。

「危ない!!」
何かを察したレイジはαのレバーを思い切り引き、βの方へ近づく。
と、飛来物体が再びレーザーを発射した。狙いはβである。

「しまった!!」
シュウは慌ててレバーを握るが、すでに遅かった。と、その時…

「うぉぉぉぉぉ!!」
レイジの乗ったαがβの前に現れ、盾となったのだ。
レーザーの直撃を喰らったαはエンジン部分を破損し、そのまま地球へと流れていった……。


6 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:37:14 ID:w5d3UMSS0


「まずい、あのままだと地球の引力に引っ張られる!!」
αが大気圏突入できるような状態で無い事を悟ったシュウは再びレバーを握ったが…

『プファファファファ…させるかよぉ!!』
と、飛来物体から何かが射出され、βの前に現れた。その正体は……

「な…なんなんだありゃ!?」
周りの岩石と比較するに、それは体長約50メートルはあるだろうか。
人影のシルエットはしているが、その顔つきは異様で、大きな耳、長い花と象に似ていなくも無い。
その顔に付けられた赤く、巨大な不気味な目はβをギロリと睨み、脅しつけた。


レイジは暗闇を漂っていた。

―ここは何処だ? αのコックピットじゃない。だが、宇宙空間でも無い。苦しくない。むしろ…

『聞こえるか…レイジ…』


7 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:39:52 ID:w5d3UMSS0

―!?

突如暗闇に響き渡る、謎の野太い声。

『聞こえるのか…』

―ああ、聞こえる。アンタは誰なんだ? ここは何処なんだ!?

『ここは私が一時的に作り出した異空間だ。外での時間は止まっている。苦しくは無いだろう。』

と、レイジの目の前に、銀色に輝く巨人が現れ、レイジに向かい深く頷いた。

『――説明しなければなるまい。私の名は‘ウルトラマン・クラウス’。M78星雲より訪れた。』

―ウルトラマン!? 聞いたことがある。 昔、地球に現れた…

『私は奴を―‘フリップ星人’を追って、ここまで来たのだ。
 …すまなかった、もっと早く奴を追い詰めていれば、君をこんな目に遭わせずにすんだものを…』

―フリップ星人? それが奴の名前なのか!?

『そう。奴は君達の言うリュートリニアンの母星を戦争に巻き込んだ張本人だ。
 奴は移住したリュートリニアンを、しいては地球を狙っているのだ。私はそれを阻止しようとしたのだが…』

―なんだって!? 奴が…奴がリュートリニアンを…!

『私の力で、君の乗っている戦闘機を地球に移そう。その後、早急にフリップ星人を…』

―クラウス!!


8 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:41:23 ID:w5d3UMSS0
『どうしたんだ? レイジ。』

―俺を地球に移すヒマなんかない! 
 俺なんか放っておいて、今すぐにでもフリップ星人を倒してくれ!!

『しかし、私が奴を倒している間に君は大気圏に突入するか、酸素が底を尽きてしまう。そうなれば君は…』

―今、奴を放っておいたら、βが…仲間達が襲われる!! だから、俺をこのまま放っておくんだ!!

レイジの言葉に、クラウスは少しばかり考え込んだ。そして…

『レイジ。君に質問をする。
 あのフリップ星人は、ひょっとするとただの偵察員なのかもしれない。
 恐らくは、伏兵が少なからずいるだろう。だとすれば、奴は幾度も地球人やリュートリニアンを襲うだろう。
 奴の力は凶悪で強大だ。そのため、私は人間やリュートリニアンに力を貸そうと思っている。
 だが、この姿のまま地球や月に留まる事はできない。M78星雲とここでは環境が違うからだ。
 となれば、だ。方法は一つ。君と一心同体になりたい。』



9 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:42:33 ID:w5d3UMSS0
―え? 一心…同体?

『そうだ。だが、それによって君はフリップ星人に集中して狙われるかもしれない。
 君は今死ななくても、いつ命を失うか解らないのだ…。それでも、いいのか?』

―ああ。今死ぬくらいなら、戦ってから死んだ方がいい!! それで、皆を奴から守れるなら…!!

『…そうか。わかった。君の勇気があれば、困難も乗り越えてゆけるだろう。これを渡す。』

と、レイジの目の前に拳サイズのダイヤモンドのような物が舞い降りてきた。
銀と赤が交互に輝くその不思議なダイヤは、握りやすいようにコーティングもされていた。

『‘ウルティメイト・ストーン’。それを握り、私の名を呼ぶのだ。必要あらば、力になろう……!!』

その言葉を残し、クラウスはレイジの目の前からすぅっと消えうせた。
全てを理解したレイジはストーンを右手に握り、手を勢いよく前にかざした。そして…

「クラウゥゥゥゥス!!!!!」

10 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:43:27 ID:w5d3UMSS0

フリップ星人は腕から怪光線をβに向け発射させようとした。
シュウとミスカは死を覚悟した。もう間に合わない…。
と、その時。フリップ星人の背後から輝く何かが現れ、フリップ星人を投げ飛ばしたのだ。

「あ…あれはなんなんだ!?」
「光の…巨人…?」

『き、貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!!! しつこい、しつこいぞ、ウルトラマン!!!』

『シェア!!』

クラウスの掛け声と共に、宇宙空間での戦闘が開始された。
フリップ星人は腕から赤色の怪光線を発射したが、クラウスはそれを避けフリップ星人に急接近し、
右ストレートを仕掛けた。直撃を受けたフリップ星人は
ひるみはしたがそのままクラウスの右手をつかみ、電撃を流した。
痺れるクラウス。フリップ星人はつかんだ手を放そうとしない。

『パファファファファファファ……そのまま屍となるがいい!!』
とそこに、フリップ星人に光線が直撃し、フリップ星人はその手を放した。…βの砲撃だ!

「本当にあの銀色に光ってる奴は味方なんだな!? ミスカ!!」
「ええ、あれはお父さんがいつも語っていた…光の巨人…ウルトラマンよ! 間違いないわ!!」
βの援護で危機を脱したクラウスは、フリップ星人から離れ、体制を整え直す。
と、フリップ星人は両腕に力をためたのち、一斉に光線をクラウスに向け発射させた。
多量の光線を紙一重に避けるクラウス。そしてクラウスの方も、両腕に力をためた。
光線の雨が止んだのち、クラウスは輝く両腕の拳を握り、そのまま両手を大の字に開いた。そして…

『ジュワァァァァ!!!』
即座に両腕をクロス、そして十字組みにさせ、必殺光線・クラッシュウムカノンを発射させた!!
銀色に輝くクラッシュウムカノンはフリップ星人に直撃し、フリップ星人はその場から消滅した。


11 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:44:22 ID:w5d3UMSS0

「よっしゃぁあ!!」
「やっぱりあれはウルトラマンよ…!! またこの地球に来てくれたんだわ!」
戦いを終えたクラウスはβの方に振り向き、深く頷き、そのまま姿を消した。
壮大な光景を目の当たりにし、シュウとミスカ一時ぼうっとっしていた。と、

「! レイジは!? あの象鼻野郎の宇宙船は!?」
シュウは周りを確認したが、αの姿もフリップ星人の宇宙船も見あたらなかった。
そこに、地球のカサゴイ隊長から通信が届く。

『シュウ、ミスカ、今すぐ日本海本部に帰還してくれ。話がある。』
「りょ、了解!!」
シュウ達はレイジ等の行方よりも、ひとまずはカサゴイ隊長の命令に従った。

大気圏を突破し、日本海本部にエーアールβは到着した。格納庫にβを収入させたのち、
シュウとミスカは降り立った。半月ぶりの地球だが、足取りは重かった。
レイジはどうなったのであろうか…。隊長の話とは、まさか…。
と、シュウが突然立ち止まった。それに思わずぶつかるミスカ。
一体なんなの、と文句を言うミスカに、シュウは無言で指を向ける。
修理班達が必死に修復している、傷ついたエーアールαの方向に……。
それを見た二人は無言で司令室に駆け出した。
司令室に到着した二人を出迎えたのはカサゴイ隊長、オペレーターのルイ、エーアールγパイロットのナオキ、
そして…

「シュウ、ミスカ!!」
奇跡の生還を果たした、レイジだった。

12 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 02:45:25 ID:w5d3UMSS0
「レイジ!!」
「てめ、あの状況で生きてたのか!!」
喜び合う3人。それを温かく見つめる仲間達。

「彼が…ウルトラマンクラウスが助けてくれたんだ!!」
「クラウス?」
「そう、彼が俺の夢の中でそう名乗ったんだ。」
「クラウス、か…。覚えやすいじゃねえかっ。」
「皆、再開に喜ぶところ悪いが、聞いてくれ。」
そのカサゴイのツルの一声で、司令室に沈黙が走る。

「A&R総本部から連絡があった。今回の異星人の襲来で、我々は今までよりも戦闘装備を増やす事となった。
これに関し、リュートリニアンに誤解を招からない様より深く親交を深める事にもなる。
これから今まで以上に様々な面で忙しくなってくるぞ。いいな。」

「「「了解!!!」」」

一致団結したA&R。そして、それを異空間から見つめるウルトラマンクラウス。

『レイジ。やはり、あの我々が倒したフリップ星人は奴の本体が造り出した分身体だった。
 これからも、奴は何を使って襲い掛かってくるか解らない。気をつけてくれよ。
 …それにしても君のその勇敢な性格は…マックスが言っていた…トウマ・カイトに…よく似ている…。』


続く

13 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 04:08:54 ID:fkP8+i8YO
レイジのオナニー (笑)

14 :名無しより愛をこめて:2006/10/15(日) 07:38:05 ID:yQSBxOBRO
>クラウス作者様

スレ立て乙です!

王道中の王道ですね!面白かったですw!
マックスの続編とは以外でした。次回も楽しみにしてます!
…ゼノン兄さん元気かなぁw

15 :バースト作者:2006/10/15(日) 09:53:56 ID:JT3MlfgS0
乙です。前スレ切らした犯人です。
取り合えず25話投下します。次が最終回ということもあってちょっと長いです。
新作などへのコメントは後でゆっくりと。


ウルトラマンバースト 25 湧かない力
触腕怪獣・ヒドロス、極寒怪獣・ガーダン、強襲怪獣・ドルバ、リモコン怪人・ガゴス星人 出現


 深夜のN-BIDベース。
 自室で寝ていた公平は、夢を見ていた。
 その夢に、公平=ウルトラマンバーストの宇宙警備隊での先輩・ウルトラマンイレイズが現れた。
 厳密には公平自身の夢ではなく、光の国からテレパシーによる連絡が来たのである。
「それは・・・」
 嫌な予感がした。その予感は当たっていた。
 宇宙警備隊への帰還命令である。
「俺、著しく体力や精神力を消耗してるわけでも、地球人に正体がばれたわけでもないんですけど・・・」
「判っている。解任ではない。別の星への転属だ」
「・・・転属ですか」
「宇宙警備隊は地球の平和だけを守っているわけではない。状況によっては他の悪化している戦局の打開を優先
しなければならないこともあるのだ」
 しかし、そういうイレイズも地球勤務からの解任を促された際には(促した上司は偽者で正体はシュトローム
星人だったが)かなり我を張って食い下がった。そのことを思い出し、今後任に対して同じ事を言っている
自分にちょっと嫌気がさすが、それはイレイズ個人の問題である。
 近いうちにお前は地球を去らねばならない、それまでに身辺の始末をしておけと伝え、イレイズは夢から去った。

16 :バースト作者:2006/10/15(日) 09:55:27 ID:JT3MlfgS0
 公平は目を覚ました。脇の壁にはふくろう型の時計がかかっているが、別に変な眼鏡が目にはまったりは
していない。それはともかく、公平は身辺の始末ということについて考える。自然に、これまでの地球での
思い出が頭を駆け巡り、共に地球を守ってきたN-BIDの仲間達の思い出へシフトしていく。
 生身で宇宙霊獣ギガマイラに直接錫杖で殴りかかる袈裟姿の藤堂隊長。
 暑苦しく肩をばんばん叩いて親愛の情を示してくる両国と、その脇で控えめに明るくおどける松野。
 新兵器や敵のデータの解説をしては危険な笑い声を上げる泉。
 直情的な影山とそれを冷静に諌める野崎の空戦コンビ。
 そして、困ったような笑顔を浮かべて状況を必死にフォローする江里。
 モラルの無い上官達の心無い発言に真剣に怒る江里。
 敵であるマイナスフォースの境遇について憂え、彼らの安らかな成仏を心から願う江里。
 公平が密かにバーストに変身して毎回戦いに向かい、ボロボロになって帰ってくるたびに身を案じ、
無事の帰還に安堵の微笑を見せる江里・・・
「・・・江里ばっかじゃん」
 赤面してみっともなくにやけていた公平は、頬を両手で叩いて気合を入れ直し、机の引き出しを開けて
綺麗な印刷の紙片群を出す。江里とのデートのために密かに用意していた、映画やアミューズメント施設などの
招待券や優待券などである。

17 :バースト作者:2006/10/15(日) 09:57:15 ID:JT3MlfgS0
 翌朝、公平は江里をデートに誘う一大決心をし、基地内を歩いていた。
 居住ブロックの窓からは明るい日差しが差し、一般隊員達は穏やかなやり取りをしながら行きかう。これまでの
自分達の苦闘が守り抜いてきた平和な光景だと公平は実感して充実感を覚えていた。しかし自分はもう直ぐ地球を
去らねばならない。それまではこの星の住人としての日々を思う存分謳歌しよう。そのためにもまずは江里との
デートだ・・・
「小原隊員」
 不意に後ろから当の江里に声をかけられ、公平は飛びのいた。
「おっおっおっおはようっ、何かな朝香隊員?」
 アドバンテージを取られて思い切り不自然になるが、江里は然程怪しまずおはようと挨拶を返した後、
妙に赤くなってもじもじしている。
「あのね、小原隊員・・・後で時間取れる?」
「?」
「ちょっと相談したいことがあって・・・」
 おおっ・・・これは。これは。ひょっとして、彼女も俺のことを!?
 公平は時間が無くても空けると即座に了解した。

18 :バースト作者:2006/10/15(日) 09:58:50 ID:JT3MlfgS0
 休憩時間。
 公平が勇んで会いに来たところで、江里は、人目につかないところでこっそり話したいと要求してきた。
公平の期待は更に強まる。勿論了承。死角になっていて人気の無い通路に移動する。
 江里は、延々思い悩んだ後、
「・・・公平君は」
 下の名で『君』に昇格。
「誰かを・・・好きになったことってある?」
 おおおおおお。
 とにかく好感度を下げないよう、必死に言葉を選んで当たり障りの無い一般論で答える。何言ったかは
覚えてない。
 どうも言葉の内容そのものは重要ではなかったらしく、懸命に答える公平の態度を見て江里は安心したようだ。
普通こういう相談は同僚の同性の気の知れた友人などにするものだろうが、ウルトラマンバーストがこれまで
多くの敵を倒し、試練を越えるたび当然公平も成長し、その様子は無意識に江里にも伝わっていた。そして、
阿蘇山での強敵・ゴラースを下して帰ってきた公平を見たときに感じた今までと違う感覚が、個人的に
大事な相談を打ち明けてもいいなと思えるまでに至らせていたのである。
 実は、今ずっと気になっている男性がこの基地内にいるのだが、中々自分の中で踏ん切りがつかない。
思い切って告白すべきだろうかと江里は思いつめた様子で尋ねてきた。
 そうか、そんなに長いことずっと苦しい思いをしていたのか。気付かなくてすまなかった。俺は何て罪な
男なんだ。でも、もう苦しむ必要は無い。全てを打ち明けて俺の胸に飛び込んできてくれればいい。というか
是非打ち明けてください。

19 :バースト作者:2006/10/15(日) 10:00:24 ID:JT3MlfgS0
 渦巻く下心を抑え、告白すればいいんじゃないか、君の真摯な思いを包み隠さずに打ち明ければ、きっと
相手も悪いようにはしないはずだ、全身全霊で応えてくれるよと公平はぬけぬけとほざきさらした。
「そうかな・・・大丈夫かな」
「大丈夫だって。もし何か都合の悪いことがあったら、そのときは又俺に相談してくれればいいさ。何でも聞くぜ」
「ありがとう・・・公平君」
 江里は心底嬉しそうな笑顔を向けてくる。それだけで、これまで怪獣や宇宙人に殴られたり蹴られたり火や光線を
吐かれたり刃物や棘で貫かれたりした苦痛など、公平の中から全て吹っ飛んでいく。
「んにゃー何の何のはっはっは。で、朝香隊員・・・その、君の好きな問題の相手というのは?」
「うん・・・公平君には教えるね。誰にも言っちゃ駄目だよ」
「おう言わない言わない。ひみつだぜひみつだぜシッシッシッ、だれにもいってはいけないよ意中の相手が誰なのか。
で?」
「あのね・・・」
 江里は耳に口を近づけ、頬を染め、小さな声で言った。

「警備部の沢村さん」

 ぱんぱらっぱーーーーー じゃん(アイキャッチA)

20 :バースト作者:2006/10/15(日) 10:03:09 ID:JT3MlfgS0
 じゃかじゃかじゃん ふぁっふぁーーーーー(アイキャッチB)

 大地が割れる轟音。
 ウルトラマンバーストは巨大な腕に掴まれて振り回され、地に叩きつけられる。
 触腕怪獣ヒドロスは、胴体と同じほどの巨大な手に鋭い爪、長大に伸縮する怪力の腕を持ち、相手のリーチの外から
素早く攻撃を仕掛けてくる。
 バーストの薄れ行く視界の彼方で、N-BIDベースの端々から火の手が上がっている。
 侵略者・ガゴス星人の侵攻は余りにも迅速だった。完璧なステルスで宇宙のBIDステーションと地上のN-BIDベースの
二重の警戒網を欺き、全く気付かれずに地上、N-BIDベースの直ぐ前の地点まで巨大な司令円盤を侵入させた。
そして、円盤から三頭もの強力な怪獣兵器を転送・降下させて遠隔操作し、まさに力押しでベースの直接破壊を狙ってきたのだ。
ベースのほうは残り二頭の怪獣・・・何でも瞬時に凍らせる冷気を吐く怪獣・ガーダンと、背の翼で素早く飛んで
襲ってくる怪獣・ドルバ・・・に襲われており、確実に施設を潰されていく。完全な奇襲で、N-BID正規メンバーを
筆頭とする戦闘要員達もろくに対応が出来なかった。
 神田総監は苦渋の末、基地の放棄を決意、全職員の避難命令を出した。非戦闘要員から順に、旧BID装備の
ホバークラフト・ジャイフローや、ジープなどの車両に乗せられて逃がされていく。その光景をN-BIDは悔しい思いで
見つめるが、その思いに浸ってもいられない。避難が終わるまで敵の侵攻を食い止めなければならない。ヴァルチャーも
グランドライザーもガーダンの冷気で凍らされて稼動できないが、影山、野崎、両国、松野の四人は残ったスペースジェット
2号(以下、SJ2)に乗って敵に挑んでいく。戦闘向きでない泉は避難誘導に加わっている。
 基地から離れた地点でヒドロスに痛めつけられているバーストを見る神田と藤堂。
「おかしい」
「総監も気付かれましたか」
「うむ。ウルトラマンの動きに、何時もの切れがない」
 そう。敵が幾ら強大とはいえ、ウルトラマンバーストが通常のコンディションであればここまでの事態になることは
なかったろう。

21 :バースト作者:2006/10/15(日) 10:04:58 ID:JT3MlfgS0
 じゃっじゃっじゃっじゃっじゃっじゃっじゃ〜 ちゃ〜ちゃららららら〜〜〜〜〜
 バーストの胸中には、セブン暗殺計画のBGM(しかもレオのときの悲惨さが倍増しになった別バージョン)がさっきから
響き捲くっている。
 ウルトラマンの光の力は、変身している当人やその周囲の人間環境を含めて、精神状態に大きく左右される。光エネルギーが
補充できなかったり、変身のタイムリミットが過ぎたりした状況であっても、周りの人達の精神的な助力を得られたり
することで、点滅したり消えたりしていたカラータイマーがなんかてきとーに又点灯して蘇ったり出来ることが
ままあることは、ずっとウルトラマンの物語に付き合ってきた皆さんなら周知だろう。
 だが逆に、ウルトラマンの力は負の精神感情にも又大きく左右される。例えば人間体で平時の生活をしているときに
マイナスな事態に出くわしたりすることで、変身時のコンディションがガタガタになることもしょっちゅうだということも、
ずっとウルトラマンの物語に付き合ってきた皆さんなら周知だろう。何がそれほどの事態をバーストに及ぼしたのか。

 回想。
 江里の意中の相手を知った公平は、それでも、精神力を著しく消耗して笑って彼女の恋の成就を応援した。
江里は最高の笑顔を浮かべ、公平の手を握り締めて感謝した。
 デートへの誘いはどうした? 散々調子に乗ってきっと江里の想いはかなうと吹聴しておいて、言える訳ないだろう。
黙ってその場を去った。そんなわけで、公平の精神状態はガタガタだった。平和を守り抜いた充実感を噛み締めていた
周囲の色鮮やかだった世界は、いきなり無彩色の灰色だった。

「どうしたんだ、バースト!?」
 両国と松野のSJ2が基地のほうを攻めている両怪獣を攻撃している間、影山と野崎のSJ2がヒドロスの攻撃に向かうが、
殆ど攻撃が効いていない。バーストはヒドロスにかなわないだけでなく、どうも殆ど積極的に戦っていないふしがある。
実際、公平が変身するときも半ば機械的に惰性で変身した。
 ゴラースと怪獣軍団のときはディアナが助けに来たが、今回はガゴス星人の別働隊の大円盤部隊が、宇宙警備隊が
地球へ向かうのを阻んでおり、対抗するのに手一杯で助けに行けない。

22 :バースト作者:2006/10/15(日) 10:07:52 ID:JT3MlfgS0
「公平君!!」
 江里は、バーストが現れているので当然見当たらない公平を、崩壊していく基地施設の中で必死に探していた。
「朝香さん! 何をしてるんだ、早く避難しないと」
「沢村さん!」
 一人の警備兵が江里の下へ走ってきた。この男が江里の意中の相手、沢村三郎である。サラサラ髪の線の細い
優男風。
「だって・・・公平君が見付からなくて・・・何処かで怪我したり瓦礫の下敷きになったりしてるのかも」
「公平・・・君の同僚の小原隊員か」

 シミュレーション1。
「諦めるんだ! この惨状だ、彼はもう助からない! 俺達だけでも逃げ延びるんだ!」
「そんな・・・ひどいわ沢村さん! 公平君を見捨てるなんて出来ない!」

 シミュレーション2。
「ふふふ・・・掛かったな」
「えっ?」
「実は俺は、ガゴス星人の本隊から密かに送り込まれてこの基地に潜入していた工作員だったのだ。
此処で貴様も始末してやる」
「い、いや! 助けて公平君!!」

23 :バースト作者:2006/10/15(日) 10:09:29 ID:JT3MlfgS0
 そんな都合のいい話があるわけない。現実。
「・・・よし、判った。俺も一緒に探そう!」
「有難う、沢村さん!」
 二人は助け合って公平を探し始める。

 その光景は、超長距離の状況も見通せる視力を持つウルトラマンバーストの目に、全て見えていた。
 心のBGMが、藤宮がウイルスプログラムのニセ稲森博士をワクチンプログラムで抹殺するシーンのアグルの
テーマの暗いアレンジに変わり、更に、リコが「孤門君て・・・誰だっけ・・・」とか言って狂っていくシーンの
曲とかにシフトしていく。
 ウルトラマンは手からビームが出て怪獣を爆殺でき、空を飛び、更に真空の宇宙も飛び、万年単位で
生きられる。だが、そんな力があったからといって、この状況で何ができるというのか。
(イレイズ先輩・・・ウルトラマンの力・・・めっさ使えませんわ・・・)
 そして。
 赤く点滅していたカラータイマーの光が途切れ、ウルトラマンバーストは次第に透明化し、力尽きて消えた。

 廃墟と化していく基地の中、江里は沢村と共に尚も公平を探し続ける。
「公平くーーーーーん!!」
 BGMは、セリザワ隊長のディノゾールへの特攻シーンへとシフトしていた・・・

 次回、最終回。

24 :バースト作者:2006/10/15(日) 13:10:16 ID:ur1rapnh0
で、各方面へ。

フォルテ作者様(まだ作品出てないが)
 寧ろ、斬新な設定だと思います。音楽の譜面の用語で統一された技名、
実働隊員の半数を外人が占める防衛隊やその外人らしい勘違い的ネーミングなど、
今までになかった味だと思います。
 それに、よしんば設定が陳腐だったりありきたりだったりしても、
実際に描かれたストーリーで幾らでも面白く出来ます。私なんぞ本当に
小手先の技だけで誤魔化してますが、それでもなんかここまで来れました。
フォルテのストーリーに期待します。

クラウス作者様
 初めまして。新スレ見つけて開いたらいきなり新シリーズが立ち上がって
いたのでびっくり。マックスの後を引き継いでいるのも新しいですが、
かなり壮大っぽい世界観にわくわくしております。頑張って下さい。

フレンズ絆作者様
 旧フレンズの時の非常に短い話が今までちょっと食い足りなかったのですが、
これまでより描写が増えていて向上しているのが感じられます。
ゴッドと大きく出た名に恥じないものになるのを期待します。

25 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:28:00 ID:w5pm1vgd0
>クラウス作者様
スレ立ておつかれさまです。
そして、新作登場に僕も驚きました。
おめでとうございます!
これからの怪獣との戦いや、人との交流が物凄く楽しみになる内容でした!
マックスと同じ世界観なのも、嬉しいです。
これからも頑張ってください。

>バースト作者様
江里との交流が、最高に面白くて泣けました。
バーストの失恋は、これほどまでに深いダメージをあたえるとは・・・。
次回ついに最終回なんですね・・・。とても悲しいですが、楽しみにしております!!
頑張ってください。

26 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:41:37 ID:w5pm1vgd0
ウルトラマンピース
第2話「ちっちゃな罠と大きな怪獣!」黒煙怪獣ガビョウル登場

今日も街をパトロールするモチヅキ。
周りからも頑張り屋と褒められている。
だがそれで調子づかず、さらに駄目な部分を探して、
自ら治していこうという姿勢が素晴らしい。

そんな時、学校では下校の時刻。
ユウタと友達のシゲル君は一緒に帰宅しとうと下駄箱で立ち話していた。
その時である。シゲルが急に転び、苦しい顔をしているではないか。
その横では、三人の学生が「や〜い!」と挑発しながら笑っている。
ユウタがシゲルの足の裏を見ると・・・画鋲が刺されていた。
靴に仕掛けていたのだ。
ユウタ「ひどいじゃないか!こんなことして!」
少年「うるせー。今日はかーちゃんに朝から怒られてむしゃくしゃしてるんだ」
と反省の色が全く無い。 そこへ先生がかけつけ、少年らはすぐさま逃げていった。
先生「大丈夫かい?」
シゲル「痛い・・・」そういい続ける。
どうやら刺しどころが悪かったようで、足首あたりが紫色へ変色している。
心配するユウタだが、あとは保健室で大丈夫ということで、帰るよう指示されてしまい、
渋々変えることにした。

こんなちっちゃい罠でも、大ダメージを与えるあの少年らはまるで怪獣のようだ。と、
ユウタは嘆いていると、ばっ!と転んでしまったのだ。
それは例の三人が仕掛けたロープによってだ。
そのまま膝を怪我して出血するユウタ。
そこへモチヅキとイシモリがかけつける。
モチヅキ「何をやってるんだい?!」
イシモリ「遊びのつもりでも、こんな危ないことはしちゃだめでしょ」
少年「こんなちっちゃな罠、かかるほうがわるいんだ!」
なんとも憎い少年らである。

27 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:44:33 ID:w5pm1vgd0
すると本部では怪獣探知機が猛烈に反応。モチヅキらに、緊急避難警告を出す。
モチヅキ「了解!」そういってユウタと少年を非難させるが、少年らはサッカーするといって
意地でも避難しようとしない。
モチヅキは後でまたここへ来ることにし、仕方なく周辺の人を非難させた。

出動するPET.
するとなにやら、黒い雲が浮いている。
キムラ「なんじゃ、ありゃー?タコでも住んでるんか?」
メグロ「き、きむらさん・・・。そんなこと〜いってる場合じゃありませんょ・・・」
お調子者キムラと臆病なメグロは気をひきしめて、黒い雲へ突入。
その直後、赤い光に包まれて爆発、墜落してしまう!
オウノ「大丈夫か?二人とも!」
なんとか脱出して無事だった二人。
次にオウノは普通の白い雲をみかけ、何もないだろうと突入するが、同じく赤い光発生!
そのまま墜落して脱出する。

その事態に急いで変身しようとしたモチヅキだが、さきほどの少年らはまだ遊んでいた。
モチヅキ「君達、怪獣だ!早く逃げるんだ!」
少年「大丈夫、俺らの罠で倒してやるよ!楽しいもんだぜ!」
モチヅキ「ちょっと待ってほしい。
      君達は罠は遊びと思っているようだけれど、それは間違っているよ。
      何も知らない、ただ歩いているだけの人を無条件で悲劇へ陥れるなんて、
      考えてみてごらん。すごく悪い事だろう?通り魔と同じさ。
      今は怪獣を罠で倒そうと思っているみたいだけれど、君達の考えは少し間違っている。
      もし、そのサッカーボールが誰かが仕掛けた爆弾だったとしたら君らはどうする?
      確実に犯人を憎むだろう。それはそれは心から憎むだろう。
      その憎まれている、罠を仕掛けた犯人こそが今の君達なんだ!
      そんな君達が、罠で倒すと言ったって、正義感が感じられない。」
厳しく言うモチヅキの言葉に少年らは「俺ら・・・間違っていたよ・・」とようやく反省。
そしてモチヅキの言うとうりに避難をした。

28 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:45:11 ID:w5pm1vgd0
そして周りに人がいなくなったところで、モチヅキはピースへ変身した。
キムラ「ウルトラマンじゃっ!」
メグロ「頑張れっ!ウルトラマン・・・」

そしてピースは目から放った、ライトアイスパークで素早く動く雲を照らし、怪獣の正体を現した。
怪獣はガビョウル。宇宙を荒らす怪獣として、ウルトラマンにも知られている。
そのまま取っ組み合い、そのまま後ろへ投げつける!
優勢なピースを見て喜ぶ少年たち。
しかし、ガビョウルの元へピースが駆けた途中、何も無いはずの空間でいきなり強烈な電撃が直撃したのだ!
上からでも無く、下からでも無く、ガビョウルからの攻撃でもない。
ただそこを通りかかった瞬間に、発したのだ!

そのまま苦しむピース。さらに駆け寄るが、再び食らってしまい倒れてしまう。
直後にガビョウルは反撃を開始。何度も踏みつけてゆく。
さらにはピースを奥の奥へと投げ飛ばすなど、怪力技も飛び出し、ピースのカラータイマーが始めて鳴ってしまった。
ウルトラマンピースは地球上で変身した場合、約3分しか戦えない。
太陽エネルギーを切らしてしまうため、強制的に元の姿へ戻ってしまうのだ。
その場合、約24時間は変身できないのだ。

だが、謎の電撃が邪魔して攻撃に出れない。
そのとき、コウタが大きく叫んだ。
「それも罠だ!僕やシゲル君が受けたのと同じ罠に違いない!
 だけど、画鋲にしても落とし穴にしても、よーく見れば必ず見抜けるものだから、
 ウルトラマンもしっかり見て、罠に気をつけて!」必死なアドバイスを送る。

その言葉どうり、ピースはガビョウルとの空間をじっくり見る。
するとなにやら黒く小さい物体が浮いていたのだ。
見事見抜いたピースは、右上の先から発射する”ストレート光流”でその物体を溶かし、罠を解除した。
焦るガビョウルは、口から黒煙を吐き出すが、ジャンプで避けたピースの顔面への強烈な蹴りを食らい転倒。
そして起き上がったところで、両手でピースサインをつくって空に掲げ、そのまま正面へクロスさせて突き出し
発射する、ピース最大の必殺技・エクスプレイションを食らい、爆死した。

29 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:47:57 ID:w5pm1vgd0
キムラ「やったぜー!」

オウノ「ウルトラマン、ありがとう。
    彼は平和と元気を与えてくれる。だからピースと名づけようじゃないか。」

クイズでは無いが、まんま大正解の名前をオウノ隊長はつけたのだった。

怪獣も倒され、少年らはユウタとシゲルに土下座してまで謝った。
ユウタとシゲルも笑顔で許してあげ、5人でサッカーを始めた。
モチヅキも「お〜、みんなやってるね!僕も入れてよ。」
ユウタ「ショウさん!うん、一緒にやろう!」
といった瞬間、いきなりボールの当て合いごっこへと変更され、5人に狙われるモチヅキであった。

モチヅキ「これも罠だーっっ」

次回予告
第3話「騙し、騙され社長の涙」侵略怪獣シーン登場

悪い社長は、何者かとグルを組み、トップに立とうとたくらむ。
だがそんな光景を見た怪獣は同じような作戦で地球征服を始めた。
奴を許すな!次回をお楽しみに。

30 :ピース作者:2006/10/15(日) 13:54:43 ID:w5pm1vgd0
>>28
すみません、訂正。
4連目の「コウタ」は「ユウタ」の間違いです。
すみません。

31 :ピース作者:2006/10/15(日) 18:50:15 ID:w5pm1vgd0
いきなりですが、タイトルを変更させて頂きます。

第3話「騙すな、怪獣よ。」

でお願い致します。

32 :フォルテ作者:2006/10/15(日) 23:42:16 ID:NLrRQqKyO
みなさん、こんばんわ。新スレおめでとうございます。
>>1クラウス作者様、初めましてよろしくお願いします。スレ立てお疲れ様です。
お互い初めて同士になりますが一緒に頑張りましょう。
マックスの世界で展開するストーリー、楽しみにしてます。
>>15バースト作者様、次回でバーストは最終回ですか…。今回ラスト消えたバースト…どんな最終回になるのか楽しみにしています。
レスも、ありがとうございます。
外人隊員は、僕が初めて見たウルトラマンがグレートだったので、その影響です…(^_^;)
>>26ピース作者様、最初は、この生意気な子供達はどうしてくれようかと思いましたよ。
でも、さすがモチヅキさん!熱い心で見事、子供達を改心させましたね。次回も楽しみにしています。



33 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:52:43 ID:MVk8JT5C0
クラウス作者さん、スレ立て乙です。そしてこれからよろしく。
フォルテ作者さん、ご挨拶が遅れました。ウルトラマンシグマ書いてる者です。
これからどうぞよろしく。

ピース作者さん、この前の次回予告やっぱり変更で
次回予告「宇宙で暴れる犯罪組織が地球に攻め込んできた!SGTと
犯罪組織バンリースの激闘!そしてシグマと大首領シャバーザの因縁とは何か?
地球の運命やいかに!?さあ来週もみんなで見よう!!」

これに変更しておいてください。お手数お掛けいたしまして申し訳ないです。

34 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:53:45 ID:MVk8JT5C0
第三十四話「因縁対決!シグマの過去!」宇宙犯罪組織バンリース戦闘員、
側近怪人ザダー、大首領シャバーザ登場
しばらくの間、地球は平穏な日々が続いていた。もちろんSGTは毎日
パトロールを欠かさない。真悟と雪がパトロールの休憩のため蕎麦屋に
立ち寄った。
真悟「いやぁ、やっぱりここの蕎麦は美味いな」
雪「すごく食べるのね…」
真悟「ああ、蕎麦は俺の大好物だからな!蕎麦がこの世に無かったら
俺はいまごろに大変なことに」
雪「へ、へぇー本当に好きなのね…(真悟は蕎麦が好きなんだ…メモメモ)」
真悟「うん?なんか言ったか?」
雪「い、いやなんでもないわ」
パトロール中もこんな風に会話が出来る…それぐらい今は平和だった…しかし
それは嵐の前の静けさであった…!地球に巨大な宇宙戦艦が向かってくるまでは

神「宇宙戦艦はやはり地球に向かって進んでいるか?」
姫子「はい、宇宙ステーションL2の近くから進入してくるようなのでL2が通信を行って
いますが、返答はありません」
L2はやむなく攻撃を開始するが、戦艦はまったくの無傷であった。それどころか
戦艦は対空砲火でL2から発進していたスペースファルコンを全て撃墜してしまった。
神「…恐るべき相手だ!」
中村「隊長!ならば向かい撃ってやりましょうよ!地球には我々SGTがいるってことを
思い知らせてやるんだ!」
谷村「中村の言う通りです!あんな馬鹿でかいの不吉な予感しかしないですよ!!」
神「待て。確かにスペースファルコンを全て撃墜したところを見ると正当防衛だと
してもやり過ぎだ。敵の可能性は十分だ」


35 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:54:26 ID:MVk8JT5C0
中村「だから我々も出撃して!」
神「待て、こういう時こそ落ち着くんだ。下手に動けばこっちがやられる。…荒井、
あの新兵器は完成しているな?」
荒井「はい。最悪の状況にも対応できます!」
神「そうか…とにかくみんな今は動くな」
神の命令に隊員達はしぶしぶ従う。そんな中、真悟は宇宙戦艦の写真を見て驚愕した
真悟「(この戦艦は…!アンドロメダ星雲時代に…ということは奴が地球に手を伸ばして
きたということか…奴とは今度こそ決着を付けなければ!!)」

そして翌日の午前9時27分、遂に宇宙戦艦が日本上空に現れた。
戦艦の中では不気味な戦闘員と一人、NO.2のような者。そして間違いなく一番上の者が
話をしていた。
ザダー「シャバーザ様、地球の日本上空に到着致しました」
シャバーザ「そのようですね、ザダーさん。我々は全ての宇宙を支配しなければ
なりません。そして全宇宙の中でも、トップクラスの美しい星、地球。ここは
私の別荘にしたい…ザダーさん、地球の癌である人間達を皆殺しにしなさい」
ザダー「分かりました。シャバーザ様はここでご覧下さい」
シャバーザ「いえ、私も地球に降りますよ。ここにはかつての因縁の者が
おりますからね…」

戦艦の中からザダーとそれに従う戦闘員が降り立った。
男「戦艦の中から宇宙人が!!」
女「こ、こっちに来るわ!」
逃げようとする人々、しかしザダーとそれに従う戦闘員は逃げ道を塞ぎ、一斉に攻撃を
開始した。次々に殺されていく人々…これを地獄絵図と言わずなんとするのか…。
そこにSGTが駆けつけた。その光景を見て、SGTは怒りをい抑えられなかった
ザダー「ほう…SGTのお出ましか。我々はバンリース。宇宙全てを掌握する者だ」
中村「バンリースだかなんだか知らねぇが、てめぇらよくもこんなことを!!」
荒井「誰も人の命をどうこう出来る権利は無いんだ!みんな、行くぞ!!」
バンリースとSGTの激しい戦いが始まった。しかし真悟は何かもっと邪悪な気配を
感じ、その気配の方へ向かった。

36 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:55:51 ID:MVk8JT5C0
真悟が工事現場の方へ向かう。もちろんこの事件で誰もいない。
シャバーザ「お久しぶりですね、ウルトラマンシグマ」
真悟「やはりそうか…シャバーザ!!アンドロメダん時に懲らしめてやったのに
まだ足りねぇか!」

シャバーザ「ほっほっほ…私にあの時とどめを刺せなかったのが仇になりましたね…」
回想シーンが入る。シグマがアンドロメダ星雲で戦っていた時、バンリースが攻め込んできた。シグマはバンリースのボスであるシャバーザと戦い互角の戦いを繰り広げ
アスシウム光線で深手を負わした。しかしシャバーザはなんとか逃げ出し再起を
計ったのだ。
真悟「…へっ!いいだろう。今度は逃がさねぇ!さあ来い!」
真悟とシャバーザの戦いが始まった。二人は殴られたら殴り返し、蹴っては蹴り返す。
シャバーザの指先からの光線を真悟はスペースガンで相殺する。
シャバーザ「しつこい奴だ…さすがにちょっと頭に血が上ったよ…」
真悟「俺もだ…」
そのころSGTとバンリースの戦いは決着が付いていた。SGT隊員はみんな倒されて
いた…。
ザダー「ふん、所詮地球人は地球人。我々に勝てるわけがない」
戦闘員「俺たちは、強化改造に特殊訓練を受けている。敵わないのも無理はねぇさ」
ザダー一味は大笑いしていた…次の瞬間まで。
戦闘員「ぐはっ…!」
中村「ははは…さっきのが限界だとしたらとんだ期待外れだぜ…」
ザダー「き、貴様ら!生きていたのか!?地球人が耐えられるはずがない!」
神「あんなものでは我々を殺すどころか、気絶させるのも無理だな」
戦闘員「このやろぉぉ!」
戦闘員は飛び掛るが、荒井に簡単にさばかれてしまう。
谷村「SGTは戦闘組織だ!!」
荒井「なめるなよ!!」

37 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:56:45 ID:MVk8JT5C0
次の瞬間、SGTの猛攻が始まった!飛び蹴り、正拳突きなどの格闘から
あらゆる武器、それらをフル活用してSGTは戦闘員をどんどん倒していく
中村が逃げようとした戦闘員目掛けて小型爆弾を投げつける。戦闘員は皆、木っ端微塵に
吹き飛んだ。
中村「汚い花火だぜ…」
谷村「俺たちの白兵戦、なめてもらっちゃあ困るな」
戦闘員を全て失ったザダーは恐怖を感じた。あまりの出来事に。そんな事のあまり
ザダーは命乞いを始めてしまう。

ザダー「ひぃ!た、助けてください!私は命令に従っただけなんです!大首領の
シャバーザという奴に無理やり…」
ザダーは土下座までしている。しかしSGTは…。
神「悪いが、貴様のしたことはとんでもないことだ!人の心を傷つけ、命を奪った。
土下座程度で済む問題じゃない!謝ってくれればもういいです、というわけには
いかん!!」
ザダー「…そうですか…ならば死ねぇ!!」
ザダーは目から怪光線を放とうとするが、中村の蹴りが一瞬早くザダーの首の骨
を折りザダーを倒す。
ザダー「ぎゃああぁぁぁ…!!」

38 :ウルトラマンシグマ:2006/10/15(日) 23:57:32 ID:MVk8JT5C0
真悟とシャバーザの激戦はなかなか決着が付かない。あまりに互角だから
シャバーザ「むかつく奴だ…ならば巨大変身でケリをつけてやる!!」
真悟「望むところだ!!シグマァァァ!!」
SGTはザダーと戦闘員を片付けた。しかし巨大戦艦に大首領シャバーザがまだ
残っている…この激戦を制するのはシャバーザか!?シグマか!?
次回予告「シグマとシャバーザの激戦は続く。地上から宇宙まで果てしなく。
しびれをきらしたシャバーザは地球を破壊しようとする!?シグマはシャバーザを
倒せるのか!?さあ来週もみんなで見よう!!」


39 :ウルトラマンシグマ:2006/10/16(月) 00:00:06 ID:WJE2EVuJ0
うわっ!5レスも使ってるよ…。まあ今回の話しは俺的にお気に入りですからw
シグマと完全互角のライバルキャラを出したいと前から思っておりまして。
あ、ちょっと夜が遅いから今回の作品のこと、他作者様の作品の感想は
明日書きます。すみません

40 :バースト作者:2006/10/16(月) 09:37:22 ID:GzHUN3su0
シグマ作者様
 理屈抜きに燃える王道展開です! 悪者に下手に同情をかけないのがいい。
後編が楽しみです。

41 :フォルテ作者:2006/10/16(月) 09:58:00 ID:B6lqwN25O
>>33シグマ作者様、初めまして。よろしくお願いします。
シャバーザ敵とは言え、何かかっこいいです。
シグマとの決戦が楽しみです。

42 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 10:12:47 ID:r8XVaMxuO
真悟、変身前なのにこんなに強いのかよ!と思いました。
んで、SGTも鬼強です。てかシグマ作者様
ドラ〇ンボー〇好きですねww

43 :リュウラ著者:2006/10/16(月) 16:19:03 ID:qxOgtOtc0
ご無沙汰!新スレお疲れ様です。
クラウス作者さま
と…突然新シリーズだったからサプライズでした。フリップとはまた渋いセレクトですな。
マックスと地続きという点も興味あります。

フォルテ作者様
ウルトラマンには「品」が無ければならぬとか思ってる私なので、このネーミングは好感触です。
本編も期待です。ちなみに私、Gってかなり好きです。

シグマ作者様
相も変わらずヒーローもの一直線。巨大戦艦VSSGT&シグマ(になるのかな?)妙に上品なシャバーザ氏。やたら強いシャバーザ氏。後編はかなり派手にやってくれそうですね。
あと、私なんか平気で十レスは消費してますので大丈夫です(前スレ切らしたのって私の長文の影響か?)


バースト作者様
ヤバイ…最終回一話前の緊迫した状況なのに、所々のディテールが面白すぎるよ…
でもまあ、ウルトラマンの情緒は人間と同じですからねえ、そんな事も…あるので…しょう。駄目だ、脳髄の中心でアグルのテーマがエンドレス。
しかし「完全な物量作戦」で基地を壊滅させるのは説得力ありました。怪獣共の強さが実感できます。

ピース作者様
この前ティガの前半の方を見返してたんですがね、やっぱり子供の視点に立ったウルトラも面白いね。
ガビョウルは攻撃を受けたウルトラマンの痛みが実感できて良いです(笑)
第二話の時点でいきなり三種類の必殺技を出したのもいいですね。最初の段階で沢山の必殺技が観られると結構嬉しいじゃないですか。

では私、またしても問題作、投下します。




44 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:21:09 ID:qxOgtOtc0
第二十六章 ウルトラマンが死ぬ日 
光波邪仙ザガン ウルトラマンカルラ発現

軍日本基地で新たな施設の建造が始まっていた。それは、神社。これまで日本基地の防御は法陣と風水に任せっきりだった。結果、先日のウワバ侵入を許してしまった。そのため、今後非常時には基地を神壁で包む事が決定。ただし、現時点で神社は未完成。建設が急がれている。
一方、スガ教官は少々疲れていた。出来の悪い子ほど可愛いというが、どうもあのトキツグという少年の指導には気を遣う。
覚えはいいのだが、落ち着きに欠ける。応用が利かない。
彼はよく、レイハへの憧れを口にする。だがレイハへ入るならば、落ち着きにも応用にも長けている必要がある。スガはゴジョウを呼び出した。
「ゴジョウさん、トキツグをいっぺん前線に出してやっちゃくれませんか?」
「危険だと思いますが…」
「アイツは奈良の戦いじゃ根性見せました。んだから、もっと戦いの怖さってのを覚えさしてやりてえ。」
「戦いの恐怖を知ることで、より実戦向きの人材になる。と?」
「トキツグは技術的には大体完成されてんです。あとは本物の戦いに慣れて、怖さを乗り越える事。そうすりゃもっと、レイハ入隊が近づくと思うんですがね…」
「そして、最終的には彼にレイハへの憧れを捨てさせたいんですね?」
「そうです。アイツ、レイハに入る事で英雄になりたいんです。そう思ってるウチは英雄にゃなれねえ。レイハの目的ってのは英雄になる事じゃねえ。ただ民を救う事だけ。」
「英雄は、なろうと思ってなれるものではない。スガ教官はそれをトキツグ君に分からせたいわけですね?承知しました。お預かりしましょう。」
次にレイハが出動する際、トキツグが同行する事が決まった。トキツグは今か今かと指令房で一日中わくわくし続けているので、ユリノが書簡の整理を任せ楽している。
その時、関東郷幡嵯県の県庁街へ鳥に似た邪仙が飛来!嘴から凄まじい破壊力の呪的エネルギー光線を吐き、街を爆撃する。
レイハ指令房、フナトがヒスイ、カンナ、ヘキ、ユリノ、トキツグを見廻す。


45 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:23:27 ID:qxOgtOtc0
「アタシとマミヤ、ユリノはレイヒュウゴで攻撃を先導、カンナはレイキザンでレイヒュウゴと連携、ヘキとトキツグはレイカイオウで後方支援!」
ゴジョウが指令を下す。
「レイハ、出陣!」
フナト以下の六人は右拳で左肩を叩き、僅かに頭を下げる。
「御意!」

レイヒュウゴ、レイキザン、レイカイオウ。各々の操縦室へ直結する階段を下る六人。実際は百段以上あるのだが、十段目に施された縮地の法陣により操縦室へ瞬間移動できる。
巨大な城にも寺院にも見える建造物。その下部の石垣が開き、レイキザン、レイカイオウが飛び立つ。石垣の上に設けられた露台は普段、巨大な紅い門で閉ざされているが、その門が観音開き。
そこからレイヒュウゴも飛び立った。
 標的、邪仙ザガンは滞空してレイハを待ち受けていた。フナトの指示が飛ぶ。
「鬼道機関、発動。奴を一時的に折伏、呪力を吐けないように操るわよ。安全な箇所に誘導、到達したらレイヒュウゴの飛宙槍で奴の羽根に穴を開け、飛行能力を奪う。
カンナ、レイヒュウゴが離脱したらミウツシノヤイバで胴体を突破しなさい!墜落したところを一斉掃射で殲滅!」
が…それを無視し、突如レイカイオウがザガンへ攻撃をかけた!…トキツグだ。
「ちょっと待って!作戦ってのがあるし、ここで攻撃すれば地上の街にも…」
焦るヘキは必死でトキツグを止めようとするが…
「先手必勝!すぐに倒しちまえば問題ないっす!」
逸るトキツグは自分の手でザガンを粉砕しようと正面から無謀な攻撃を行う。だが、作戦を無視した一訓練生の攻撃で、敵が傷を負うハズも無い。
レイヒュウゴ、レイキザンの管制も乱れる…ザガンは眼からの念動波でレイカイオウを一蹴、レイヒュウゴに呪的光線を浴びせる!
姿勢制御不能となったレイヒュウゴに狙いを定め、トドメの一撃を決めようとするザガン。と、何とかトキツグから操縦権を奪回したヘキがレイカイオウを飛ばし、
レイヒュウゴの代わりに光線を被弾した!レイヒュウゴよりも傷は深く、即座に墜落するレイカイオウ。だが、墜落しながらもヘキは、
「カンナ!今だ、ミウツシノヤイバを!」
ザガンの一瞬の隙を突き、カンナはミウツシノヤイバを発動、敵を貫いた!


46 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:25:09 ID:qxOgtOtc0
しかし、レイヒュウゴは不時着、レイカイオウは半壊。更に、そこへ突如ウルトラマンカルラが出現、瀕死のザガンと共に暗闇へ消える…
レイヒュウゴに乗っていたフナト、ユリノ、ヒスイは無事だが、問題はレイカイオウのヘキとトキツグである。地上、残骸の中に倒れている二人。
更にカンナは、その近くに倒れていた、ミウを発見した…

トキツグはさほどの怪我でもない。ただ、ヘキは重傷を負っていた…医院で眠っているヘキ。見舞いに来るレイハの六人、スガ、トキツグ。
「何でヘキ君が怪我したか…分かるわね?」
ゴジョウのその一言だけで十分であった。フナト、ユリノ、ヒスイは眠るヘキに励ましの言葉をかけ、トキツグを無言で睨んだだけで病室を出てゆく。
「へえ、マミヤなら殴ると思ったけどなあ。」
病室の外でヒスイを茶化すフナトだが…
「殴るだけ、損です。」
病室に残ったのはゴジョウ、カンナ、トキツグ、スガ。トキツグは何度もゴジョウに謝るが、ゴジョウの方はそれを聞き流している。
「…トキツグさん。」
カンナの呼びかけに振り向いたトキツグ。直後…カンナは、トキツグを、殴った。
「…わたし、『やっちゃったことはしょうがない』って考え方、キライですから。」
あくまでも無表情に病室を出てゆくカンナ。
スガは強引にトキツグを病室の外へ引っ張っていく。
「…なあトキツグ、オメー、今回の事で凹んでるって顔だな。」
「はい…オレのせいで…」
「そおだな。確かにオメーのせいだ。だけどな、ホントに強い奴はいつまでも凹んでやしねえ。勘違いすんじゃねえぞ、
『忘れろ』『気にすんな』とは言わねえ。今回の事は、オメーの失態としていつまでも覚えとくんだ。
でもな、その失態でずっと凹んでるってのは間違いだ。強い奴ってのはな、一回バカなことしちまったら、
その失態を繰り返さないよう気をつけるもんなんだ。良いな?」
「…はい!」


47 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:26:23 ID:qxOgtOtc0
一方、カンナはヒスイと共に、保護されたままやっぱり眠っているミウの病室を訪ねていた。
「ミウさんは、旧暦…わたしと同じ時代に生まれたみたいです…」
「なあ…君とミウは、時間を越えたんじゃないか?」
「…どうやって?」
「君は一時龍と融合していただろ。龍は、時間も、次元も超えられる。実際俺は何度か時空を超えた。」
そして、その時空に生きるウルトラマン達へ力を貸した。
「ミウさんがわたしを殺すために時間を超えて追って来たってゆうのは納得できます。
でも、何で龍はわたしを『この時代』に移したのかな…」
一方。暗闇に潜むアサギ。
(邪仙をまた利用するとは…神々ももはや君を許さない。)
優しげな男声がアサギをたしなめる。だが…
「神々の正義なんてもう僕には関係ない。とにかく、レイハを、リュウラを殺す!神々の正義に生きるこの僕を侮辱した、あの連中を!」
(…神々の正義は関係ないんじゃなかったか?君は矛盾している。)
「どうでもいい、レイハの連中を殺せれば、もう何もかもどうでもいい!」
鳥神ガルーダは神々の正義を信じ、あえてアサギに力を貸している。
だがガルーダ自身は、この残虐で高慢なニンゲンを嫌っている。だから常に懸念しっぱなし。
このニンゲン、次に何を企むのか…いや、既に新たな謀略の詳細は判明している。狙いは、軍 日本基地。
その日本基地でヘキを見舞うユリノとスガ。
「…」
「…」
「な、式神(シキガミ)ってさ、自分にかかった呪を紙の人形に肩代わりしてもらう術だよな?」
「ええ…何を今更。」
「神の人形じゃねえと、肩代わりできねえのか?つまり、別の人間に呪を移して自分は助かる、みてえな。」
「それは禁忌です。呪を術者に跳ね返す術はありますが…第三者へ呪を移すことは許されません。」
と、突如スガは鬼道機関を発動させ、ユリノを眠らせる。更に読心法を使い、彼女から「呪を第三者に移す」術の記憶を読み取った。


48 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:28:08 ID:qxOgtOtc0
その時、取り逃がしたザガンが基地上空に姿を現した!しかも、ザガンの呪的光線の破壊力は倍加、
その上、法陣の一点のみを集中的に攻めている。このまま攻撃を受ければ基地の法陣はもたない…。レイハに迎撃の命が下った。
だがその時、カンナをミウが襲った!
「言ったじゃない。あたしはアンタを殺すって。基地が良い感じに混乱してるね。…今、殺す。」
「…止めて。旧暦から来た人同士、何で殺しあわなきゃダメなの?ミウさんもわたしと同じで、旧暦から来た人間だよ。」
「だから嫌なんだって!…君が宿主、…天龍水映姫(アマタツノミウツシヒメ)の名において命ずる…」
ミウは前回の傷が癒えないままだからだろうか、等身大のラセツに転じ、カンナに斬りかかる。間一髪それを食い止めるヒスイ。
彼はザガン迎撃をカンナに任せ、同じく等身大のリュウラに転じた。
「行けカンナ!俺は大丈夫だ!」
レイキザンの格納院に急ぐカンナの脳裏に、何故かミウの言霊がリフレインしていた。
ヘキは重傷、ヒスイはミウを止めている。結果今回出動できるのは、ゴジョウ、フナト、ユリノ、カンナの四人のみ。
少しでも戦力を増強するため、ゴジョウとユリノがレイヒュウゴ、フナトがレイカイオウ、カンナがレイキザンに搭乗することが決定。
だが、フナトは仰天。格納院にレイカイオウが、影も形も無いのだ。確かに先日の出動で派手にぶっ壊したが、もう一機あったハズ…。
と、ザガンへ真正面から突っ込んでいくレイカイオウがあった!
「こちらロクドウトキツグ!只今よりレイハへ臨時入隊、ザガンを殲滅します!」
「…お馬鹿野郎…」
呆然と呟くフナト。ユリノの怒声が響く。
「ロクドウ!レイハ正司馬として命じます、今すぐ戻れこの考え無し!」
「オレのせいで作戦は失敗して、ヘキさんが怪我したんです。だから今度は、オレの手でザガンを潰す!」


49 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:29:32 ID:qxOgtOtc0
ヒスイ=リュウラもトキツグを止めたいが、眼前で荒れ狂うミウ=ラセツの相手でそれどころではない。
ひょっとすると、ミウは既に生きる事に飽いているのか?だから全くの無策でこれ程の攻撃を繰り出しているのか…
トキツグのレイカイオウがザガンを追い詰める、かに見えた。しかしザガンは直後、額からの念動でレイカイオウの攻撃を封じ込めた!更に、呪的光線を吐く…
うろ覚えの鬼道機関で何とか直撃を免れたトキツグ…しかし機体後部を損傷、不時着を決行する。
ザガンはトキツグを追って地上へ降りた。これに対しトキツグはレイバンガ(銃)を持ち出し、尚も攻撃を続行する!
だが、それほどまでに考え無しの攻撃が何時までも通用する道理が無い。ザガンの光線で吹き飛ばされた軍用路の破片に襲われるトキツグ。
動けなくなった彼を、敵の光線が捉えた!
しかし…その光線の軌道が突如変化、トキツグは救われる。代わりにその光線を浴びていたのは…スガ!
それを察知したリュウラは全力で後ろ回し蹴りを決め、ラセツをミウの姿に戻し眠らせた。
倒れ込むスガ。駆け寄るヒスイとレイハ。
「教官…何で…」
「…トキツグ、オメーの事だ、絶対ザガンに…逆襲するだろうと思ってな…オレに感謝しろ、オメーの盾になってやったんだからな…」
そう、スガはトキツグを救うため、呪移しの術を使い、トキツグを殺すはずだったザガンの呪的光線を、自分へ誘導したのだ。
「…いいかトキツグ、英雄ってのはな、なろうと思ってなれるモンじゃねえ。それだけ…覚えとくこったな…」
その言葉を最後に、スガの体は、蒸発した。「スガのいた場所」に顔をうずめ絶叫するトキツグ。それを見る事しかできないヒスイ。
(龍よ…過去の世界へ行こう。スガさんを、蘇らせる…)
(ならぬ。)
龍の返答は簡潔だった。理由を問うヒスイだが…
(ならばこれまでの歴史の中、死したニンゲンを全て救わねばならなくなる。死を望まれるニンゲンなどおらん。
だが、死を免れるニンゲンも、おらん。命ある者は、いつか己の死に向かい合う日が来るもの…)


50 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:31:48 ID:qxOgtOtc0
その時、一同の前に、アサギが現れた。
「あら、仲間が死んだみたいだね。僕の目的は、建設中の基地防御用神社をザガンに破壊させるだけだったんだけど…
まあ許してよ、ちょっとした手違いだからさ。」
そう、この男は、「自分も他者も同じ人間である」という発想を持たない。
神々に仕える光の一族である自分は、神々の正義を認知できないニンゲンよりも遥かに高位の存在である、と考えている。
そして、そんな程度の低いニンゲン共に何度も煮え湯を飲まされた事が許せない、とも考えている。
「そんな怒った顔しないでよ、ニンゲン一匹が死んだだけでしょう?…ザガン、ここでレイハを潰すぞ…」
ザガンは再び爆撃を始めた!それを満足そうに見るアサギの右手へ光が集束、翼雷鏡サンダーボルト・クローと化す。
「君が宿主、鞍馬浅黄尊の名において命ずる。翼、雷、和合すべし。出でよ…カルラ!」
アサギは光の稲妻に包まれ、鳥神ガルーダの姿を経て黒き巨人、カルラへ転じた。
額の第三の眼からショットスパークルを連発し、レイハを襲うカルラ。トキツグは怒りの絶叫を上げ、
レイバンガ片手にカルラへ突撃してゆく!そんな彼を追い、ヒスイも同じく爆煙へ飛び込む。
ただひたすらにカルラを狙撃するトキツグ。だが先程の傷が疼き、思うように戦えない。カルラは、トキツグを踏み潰そうとし始める…

(マミヤヒスイ、業を背負う覚悟はあるか?カルラを、アサギを殺すという、業を。)
「俺達は人間同士であり、ウルトラマン同士だ。人を殺す覚悟…ウルトラマンを殺す覚悟…。なめるな。できてるさ。アンタと融合した、その日に。」
(お前の覚悟、拝見しよう。…業は消えん。…すまぬ。)
「君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし。出でよ…リュウラ!」

カルラの眼前に、蒼き光の龍神、リュウラが降臨した!
(来たねリュウラ、君だけは…殺す!)
(悪いな、俺もそのつもりだ。)
距離を置き、睨みあう蒼と黒の巨人。刹那の静寂の後、正面からぶつかり合う!と、リュウラはその足元に転倒していたトキツグに気付く。
何とかそこから離脱したトキツグ。リュウラはカルラを渾身の力で蹴り上げ、空中戦を挑んだ!
一方のレイハ、基地を襲うザガンを倒すため、レイヒュウゴ、レイキザンで飛び立つ!


51 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:33:21 ID:qxOgtOtc0
リュウラとレイハ、各々の空中戦を見上げつつ、トキツグは自分がうつ伏せになっていることに気付いた。
どうやらカルラに踏み潰されそうになった際、余りの恐怖に戦意さえ忘れ、腰が抜けたようだ。そのまま、四つん這いで土まみれになりながらここまで歩いてきたらしい。
リュウラはカルラと、レイハはザガンと勇猛果敢に戦っている。そんな彼らと自分を比較すると、妙に笑えてきた。
そして、スガの最期。
今の自分が、滑稽で、悲しくて、寂しくて、腹立たしくて。
感情という感情、全てが炸裂し、トキツグは笑いながら泣き叫んだ。もはや言葉にはなっていない。
顔が土にまみれるのも構わずに泣いた。体を起こすのも面倒だ。何か鼻血が出ているが、それさえどっちでもいい。

ザガンの吐く呪的光線。ユリノは「術者に呪を返す法」を使い、光線をザガンに打ち返す!
怯んだザガンにミウツシノヤイバが一閃、更にレイヒュウゴの一斉砲撃を撃ち込まれ、遂に爆砕した。

カルラはセントラルクローを、長く伸ばした状態(必殺技モード)でリュウラに振るう。
以前の堂々としたカルラとは全く異なる闘いぶり。だが、突如、カルラの動きが鈍った!
(アサギ…もうやめるんだ…)
ガルーダは、アサギを止めた。リュウラを抹殺するのが神々の正義である。それは分かっている。
だが、ガルーダはもうアサギを見ていられなかったのだ。
この機に乗じ、リュウラはコウに変身。ゲキの頃から受け継いだ最強キック、ドラゴンカムイをカルラに叩き込む!
墜落するカルラ、着地するリュウラ。リュウラは、舞を始める。その一手一手からシャイニングボムを放ち続ける、ドラゴンスピンである。
多量の光弾を打ち付けられ、カルラは体の各部が、消滅し始めた。


52 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:34:28 ID:qxOgtOtc0
(ガルーダ、お前に罪は無い…だが、アサギへ力を与えた事、その責は重い。分かってくれ…。)
(…気に病まないでほしい。龍よ。きっと、これで良いんだ。)
龍とガルーダ、二神の会話。これを聞けた者はいない。

無数の光弾に包まれ、消え行くカルラ、そこへリュウラは龍の姿成す光を叩きつける究極必殺技、ドラゴンインパクトを放った!
黒き巨人ウルトラマンカルラは、蒼き巨人ウルトラマンリュウラによって、遂に消滅していった。己の消滅をただ受け入れる鳥神ガルーダ。鳥神は最期に、
「龍よ、有難う」
と言い残した。その優しい声を、龍は、ヒスイはしっかりと受け止めた。
一方で、消滅に抵抗するアサギの恨みの声が交じった悲鳴、聞く者など誰一人としていなかった。

「ユリノさん、このコが目を覚ましても、カルラのことは言わないでください。カルラは、ラセツによって完全に死んだ。…そうゆうことに、しといてください。」
カルラが現れる寸前、リュウラによって気絶、それから半日眠ったままのミウ。
一方で、容態は安定しているものの未だ復帰できないヘキ。
そして、軍日本基地の訓練場。もはやそこから、鬼教官スガの怒声は聞こえない。


53 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/16(月) 16:37:28 ID:qxOgtOtc0
次回予告
ヘキの命は風前の灯。帝都、東京へ再び黒き翼が舞い降りる。
次回ウルトラマンリュウラ 第二十七章「カルラ不滅」

今日は以上です…
ではまた。

54 :ピース作者:2006/10/16(月) 17:42:24 ID:g+qy77tf0
>フォルテ作者様
感想ありがとうございます。
どんな悪い心も、必ず消すことができる。
そんな日を願って、続けたいと思います。

>シグマ作者様
ジャバーザがすごくカッコいいイメージがありました。
変身→戦闘への流れもウルトラマンという感じで、
とても面白かったです!

>リュウラ作者様
戦闘中にも繰り広げられるドラマ(ストーリー)が
物凄く重視されており、感動しました。
ウルトラマンが一人消えましたね。。
次回も楽しみにしております。
そして感想ありがとうございました。
今回はストーリーが思ったよりも、低いものとなってしまいましたので、
戦闘で盛り上げようと頑張ってみました。
ミラクルでは技が少なかったので、これからもたくさん披露したいと思っております。
(最後に訂正が・・。ストレート光流の解説の「右上」は「右腕」の間違いであります。すみません)


55 :クラウス筆者:2006/10/16(月) 17:46:03 ID:OlkyUMZo0
皆様スレ有難うございマックス。
まぁせいぜいのんびりやってこうかと。

56 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 21:10:28 ID:JPKa45Ua0
>フォルテ・クラウス作者様
はじめまして、第14話で話が止まり、前スレから進んでいないオーバー作者です
2作とも面白かったです
これから頑張ってください

1氏、スレ立て乙です

とりあえず14話決着つけます
皆様への作品の感想が無くてほんとにすいません

57 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:45:29 ID:9stfxMRi0
 ガゴス星人侵略部隊の急襲により、N-BIDベースはほぼ全壊した。
 最早戦略的拠点の意味を成さないと見たガゴス星人は、テープの早回しのような何を言ってるのか
判らない言葉で指示を下す。それに従い、三大怪獣兵器は星人の司令円盤に転送されて回収され、
ガゴス星人は一旦引き上げた。
 しかし、N-BIDという地球の守りが大打撃を受けた以上、直ぐ攻撃を再開するのは必至。
ウルトラマンバーストは怪獣ヒドロスに敗北して消滅し、小原公平の安否も不明のままである。


ウルトラマンバースト 26 さらば涙の流れ星
触腕怪獣・ヒドロス、極寒怪獣・ガーダン、強襲怪獣・ドルバ、リモコン怪人・ガゴス星人 出現


 撤退したN-BIDは厚木の自衛隊基地を臨時拠点としていたが、対怪獣・侵略者の防衛拠点としては
心もとないのは明白だった。負傷して手当てを受けている者も多い。
 江里と沢村はぎりぎりまで公平を探したが見つからず、結局この場に一緒に避難してきていた。
江里は医療班に加わって一心に怪我人の手当てをしている。何かしていないと精神が安定しないからと
言うのは、一緒に作業している沢村にも判った。
 事前、江里は公平のアドバイスに従い、既に沢村に自分の想いを告白している。沢村も彼女の好意を
受け入れ、万々歳かと思われたのだが、その直後にこんなことが起こってはいちゃいちゃしている
どころではない。
「公平君は、私に勇気を与えてくれました」
 作業をしつつ後ろを向いたまま江里は沢村に言う。
「今までもずっとそうでした。地球が危機に陥って皆が落ち込むたび、真っ先に行動して皆の気力を
奮い立たせて、何度も大怪我してそれでも立ち上がって・・・彼も一緒にいてのN-BIDなんです。
なのに、何処へ行ってしまったんだろう、公平君・・・」
「朝香さん・・・」

58 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:47:05 ID:9stfxMRi0
 そうしているうちに、ガゴス星人が再度の攻撃を開始。今度は首都・東京を襲う。バーストが
おらず、N-BIDも痛手を受けた今、街はあっけなく破壊されていく。基地での迎撃戦でスペースジェット
2号群は破損して使い物にならなくなっていたが、それでもN-BIDの野郎どもはゲリラ戦を挑む。
 藤堂やその配下の法力僧部隊が裂帛の叫びを上げて錫杖や独鈷杵で怪獣軍団にかかっていくが、生憎
今回の相手は妖怪や怨霊ではなく、SJが銃撃してるのとかと同じレベルのダメージしか与えられない。
ヒドロス相手に必死に牽制をしているところに、ドルバが横合いから素早く飛んで不意打ちを掛けてくる。
 だが、それは更に死角からの銃撃で阻止された。かつて泉の開発した対怪獣必殺弾・スパーク9を野崎が
撃ち放ったのだ。野崎はまだ脚のダメージが癒えていないので踏ん張りが利かず、影山が後ろから支えていた。
スパーク9を食らったドルバは木端微塵に爆発。
「ウルトラマンはもういない! 公平もいない! その分まで俺達がやるしかないんだ!」
「おうよ!」
 だが、続けて狙ったガーダンは冷気を吐いて弾丸を凍らせて落としてしまうため、目標まで弾が届かない。
残った二大怪獣の反撃を受けるかと思われたところを、後方からの両国と松野、更に泉も加わっての援護射撃が
食い止め、そこまででスパーク9も弾切れ。N-BIDはやむなく一時後退した。

 地球人が自分達の怪獣を倒すとは思っていなかったガゴス星人は、N-BIDを警戒し、司令円盤を厚木に
向けて進め始めた。リーダーの星人が理解できない音声で喋り、字幕スーパーで、
『不安材料は全て潰す』
 翻訳が入った。

 厚木基地に苛烈な攻撃が開始される。現用兵器しかない基地もいいように潰され、又犠牲者が増えていく。
N-BIDが抵抗するも焼け石に水。
 負傷者の避難作業を続けながら、江里は遂に我慢の限界を越え、泣き出す。泣きながら作業を続ける。

59 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 21:48:43 ID:JPKa45Ua0
ビルを砕き、前進するトゥルーオーサ
立ち塞がる自衛隊の戦車を踏み潰し、口から暗黒の炎を吐き、周囲を火の海へと変える
やむなく陣地を放棄し、撤退していく自衛官達
隊長「ガーディアンがもうすぐ上空の黒雲をなんとかする!それまで時間を稼ぎ、東京を守るんだ!」
指揮車の上で第4話でギガボリューと戦っていた自衛官が叫ぶ
自衛官A「隊長、第3小隊全滅!これ以上はもちません!」
自衛官B「ミサイル3号車沈黙!」
(ここまでか)
隊長が死を覚悟した、その時だった
激しいスパークがトゥルーオーサの前方に発生し、光が人型へと変わっていく
隊長「ウルトラマンオーバー!!」
そして、ウルトラマンオーバーが再びトゥルーオーサの前に現れた
咆哮するトゥルーオーサ、目から怪光を放つが、オーバーはバリアをはってそれを無力化し、光線がやんだ所にジャンプキックを放つ
とび蹴りで倒されるトゥルーオーサ
そこに飛んでくる生き残った戦闘ヘリ
ヘリ部隊隊員「援護する!!」
倒れた所にすかさずミサイルを見舞うヘリ
トゥルーオーサはそれに耐え、ヘリに目から怪光を再び発射する
ヘリ部隊隊員「うわあああああああ」
しかし、ヘリと光線の間にオーバーが割り込み、バリアでヘリを守った
反撃にオーバーはスペシウムソードを発射する
トゥルーオーサの首を切断するスペシウムソード
また新しい首を生やそうとするが、その前にハイバスター光線を発射してトゥルーオーサをオーバーが吹き飛ばした
だが、トゥルーオーサは再び黒雲からの竜巻の力で復活する
自衛官A「・・・きりが無い」
それでもオーバーは再び構えを取り、トゥルーオーサに立ち向かう

60 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:49:08 ID:9stfxMRi0
「小原公平!! 何処へ行った!! 出て来い!!」
 一般兵士達も、終いにゃ神田総監もN-BIDを援護して傷ついた者達を守って戦う中、沢村もその戦列に混じり、
効きもしない機銃を撃ち捲くりながら虚空に向かって叫ぶ。
「朝香さんが今どんな思いをしてると思ってる!? どれだけ貴様のことを心配してると思ってる!?
貴様に彼女の顔を涙で汚す権利は無い!! 帰って来い!! 瓦礫の下で致命傷を負ってても帰って来い!!
死んでても今すぐ0秒で生き返って戻って来い!!」
 叫ぶ沢村の下に、ガーダンが地を踏み砕いて迫ってくるが、お構いなしに沢村は叫ぶ。
「聞いてるのか小原公平ーーーーーッ!!!!!」

『聞いてるよ』

 声は、沢村の中から、彼の心自体に響いた。
『好き放題言いやがって・・・鬼ですかおのれは』
 呆然とする沢村の体が、眩しい光を放ち始める。
『だが・・・お前の言うとおりだな、沢村。
 俺は、皆の幸せを守るためのウルトラマンなんだからな』

61 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:50:09 ID:9stfxMRi0
 ヒドロスに倒されて力尽き、一時の迷いから心の力までも失い、実体化出来ずにいたウルトラマンバーストは、
心底江里の身を案じて行動した沢村の心意気に呼応した。そして、彼の身と心の力を借り、再びこの世に現出を
なしたのである。
 光の爆発と共に再起したウルトラマンバーストは、
『フラッシュナックル!!』
 そのままアッパーでガーダンを吹っ飛ばした。
 拳は巨大化シーン別撮り用の人形と同倍率で通常の十倍くらいにでかくなっていた。
『小原・・・お前は・・・』
『へへ・・・このまま消えたんじゃ、江里に対して格好がつかねえからな。
 だが、それを俺に教えてくれたのはお前だよ、沢村』

 沢村の心の光で全身輝くバーストに対し、おののくガーダンは既にビジュアルでも完全に負けているが、
往生際悪く猛吹雪を吐きかける。バーストは厚い氷に閉ざされる。
 だが、氷の中からあっさりバーストの手が飛び出し、ガーダンを鷲づかみ。全身の氷も忽ち崩れて剥がれ落ちる。
そのまま両手でガーダンを押さえつけ、
『ウルトラ山嵐!!』
 投げ飛ばす。ガーダンは中空に飛んでいたガゴス星人の司令円盤に激突。ガゴス星人達はテープの早回しで
ぴゅるぴゅる叫んで狼狽し、やがて円盤の動力部が破損。ガーダンもろとも円盤は大爆発し、星人達は全滅した。
 残るはヒドロスのみ。指令を受けずともヒドロスはバーストに対していきり立ち、巨大な腕を伸ばして飛ばしてくる。
バーストはそれをジャンプで交わし、更に長大に伸びた腕の上に乗り、腕が縮んで元に戻る前に腕の上を走って
ヒドロス自身に迫り、
『エクスプロージョンキック!!』
 ヒドロスの顔面に蹴りを叩き込む。ヒドロスは吹っ飛んで転がり、全身からやっすい花火の火を吹いてくるくる回る。
 そこへ、万感の思いを込めてのフィニッシュ。
『ライトニングバースト!!!!!』
 腕を構えて組んでの必殺光線が撃ち込まれ、最後の難敵は光と炎に焼き尽くされ、灰燼と化した。

62 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:51:38 ID:9stfxMRi0
 地球での最後の戦いを終えたバーストは、沢村を体から分離して地に下ろした。
 沢村から真相を知らされ、一同は呆然とバーストを見上げている。
 江里の目に、半透明の巨大な公平がバーストと重なって見える。
「公平君・・・私・・・」
 バーストは江里を見下ろして人差し指を口に当て、『しー』のジェスチャーをする。みなまで言うな、判っていると。
「納得行くはずないだろう、こんな結末!」
 バーストと合体して戦っていた沢村には、公平の真意も全て伝わっていた。彼の江里への想いと、もう地球を去る
彼のその想いがかなわないことも。
「お前はどうなる、小原!? お前の想いはどうなるんだ!?」
『それをかなえるのは、地球人のお前だ』
 テレパシーが伝わる。
『頼むよ、沢村』
 そして、バーストは中空に次元の穴を開けて手を突っ込み、ウルトラボレットを取り出す。ディスティニーチェンジ
用の特注。
 一同から下がり、地に叩きつけて炸裂させる。
 爆発と共に綺麗な花吹雪が巻き起こり、それは日本から世界中へと広がっていく。全ての人々に幸あれと願いを込めて。
その花吹雪に紛れ、ウルトラマンバーストは飛び立つ。有無を言わせず。
 最後のテレパシーが響き渡る。
『じゃあな!!』

63 :名無しより愛をこめて:2006/10/16(月) 21:53:37 ID:9stfxMRi0
 巨人は、忽ち空の彼方に向けて小さくなっていく。無力で未熟な地球人は見送るしかない。
 沢村は公平との約束(一方的だが)を守ると誓うべく、江里の肩を強く抱き、巨大な公平を見送る。
 江里も泣き笑いながら公平を見送る。
 N-BIDの仲間達一同、大きく手を振って見送る。

 宇宙では、ウルトラマンイレイズと、女ウルトラマン・ディアナが待っていた。両者、ガゴス星人の別働隊を
漸く下して此処に来たばかりで、ボロボロになっている。にもかかわらず、バーストの様子を見て満足そうにしている。
『始末はつけたんだな』
『はい』
『よし。行くぞ』
 三人の巨人が光を越えて太陽系から飛び去る後に、バーストの一滴の涙が流れ星となって散った。

 その後、ウルトラマンバーストは先達のイレイズに名を連ねる宇宙警備隊髄一の捜査官となっていくのだが、
それはまだまだ先の話である。


 ご静聴ありがとうございました。気ーつけてお帰りやす。

64 :バースト作者:2006/10/16(月) 21:55:35 ID:9stfxMRi0
オーバー作者様、書き込み重複してごめんなさいでした。

取り合えず風呂入って、後で又覗きに来ます。

65 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 22:05:48 ID:JPKa45Ua0
>バースト作者様

すんげえラストでした(あらゆる意味で)
もうなんと言ったらいいのやら・・・
笑え・・・た?と言うか・・・
とりあえず物凄い感動しました
イレイズとは違う意味で

66 :ピース作者:2006/10/16(月) 22:16:34 ID:g+qy77tf0
>バースト作者様
ラストはほんとに涙が出そうになりました・・・。
地球の平和のためにここまで頑張ってくれた、
バースト、いや小原公平に心から感謝します!
長い間本当にお疲れ様でした。

67 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 22:29:16 ID:JPKa45Ua0
その頃、EARの面々は目的の物の待つ、合金製の扉到達していた
後ろで何十と言う一般隊員達が気絶している
和崎(何者なんだ?この二人・・・・)
恐れと敬意の篭ったまなざしで2人を見つめる和崎
その横で、津上と石野が合金製の扉を鉄の杭の様な物を使ってこじ開けようとしている
しかし、逆に杭の方が曲がり、石野は畜生と扉を蹴りつけた
その時だった
「無駄よ、アイアンキングの攻撃を想定して作られた格納庫だから、いくらあなた達でもこじ開ける事はできないわ」
どこからとも無く冷徹な女性の声が聞こえ、津上と川浪はウィンドブラスターを引き抜き、声のした方に向ける
そこには長い髪の冷たい目をした白衣の女性が立っていた
身構えるEARの面々を片手で制し、無造作に近づいてくる女性
津上が発砲しようとするが、石野がそれを制した
石野「らしいやり方だな、五条、もっとも、昔はこんなこたあしなかったが」
石野の言葉に、五条と呼ばれた女性は答えず、無言で扉の前に立つと、カードキーで扉を開けた
五条「単に、これを使う資格があるかどうか私流に試しただけよ」
言って、去っていく五条
一瞬、川浪と視線を交わしたが、すぐに進行方向に視線を戻し、歩みを進める
津上「・・・・・なんだ?」
和崎「おかしな女性ですね・・・」
石野「ステーションがやられちまった後の地上戦で色々あってな、昔はあんなじゃなかったんだが・・・、川浪?」
五条の背に冷たい目線を送っていた川浪ははっとして、石野に謝った

68 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 22:52:13 ID:JPKa45Ua0
合金製の扉の向こうでEARの面々を待っていた物
それは彼らの想像を絶する物だった
驚愕する一同を石野が促し、彼らは『それ』を動かしていく


自衛官達の見守る前で、ウルトラマンオーバーはトゥルーオーサによっていたぶられていた
最初こそ善戦したものの、倒されても再生するトゥルーオーサの前に、激しくエネルギーを消費したためである
立ち上がろうとするオーバーを踏みつけるトゥルーオーサ
自衛官A「また負けちまうのか?」
自衛官B「おい頼むよウルトラマン!頑張ってくれ!」
自らの死に直面し、必死にウルトラマンを応援する自衛官達
しかし、トゥルーオーサの圧倒的力の前に、オーバーのからータイマーはついに点滅を始めた

(駄目なのか?俺じゃあ)

トゥルーオーサの攻撃に苦しみながら、道城は思った

(地球人の俺じゃあ、奇跡を起こす事はできないのか?)

虚空に向け、答えを求める道城
その体から、力が抜けていく
(もう駄目だ・・・・・)


君を、待っている人がいる


道城の心が絶望に黒く染まった時、その言葉が彼の脳裏によぎった
待っている、人?

69 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 23:13:01 ID:JPKa45Ua0
(親父もお袋もシファンセスに殺されちまった、従兄弟はガタストロンにEARの仲間は俺がいなくてもどうにでもなるし、代わりもすぐくるだろ、
それに、地球にはまだ何人もウルトラマンがいる、バーストや、シグマ、ミラクル、俺がここで踏みとどまる理由は無い)
オーバーの瞳から、光が消えた
(待っている人は、いない)
心の闇に、道城の心が飲まれていく
(なら俺に、もう戦う理由は無い)
カラータイマーも点滅を止めた
自衛官達が絶望に打ちひしがれた顔でその光景を見つめる

(そうか、俺がウルトラマンである必要は、無かったんだ)

徐々に、オーバーの体が消滅していく
トゥルーオーサは消え行くオーバーを無視し、再び東京の破壊を再開した
もはや崩壊寸前だった自衛隊の陣地をやすやす突破し、避難中の市民達の前に現れるトゥルーオーサ
「ウルトラマン」
誰かがその名を叫んだ
トゥルーオーサが群集に向け、光翼を展開する
「ウルトラマン」
「ウルトラマン」
「ウルトラマン」
「ウルトラマーーーーーーン」
光翼から光が発射された

「シュワ」
駆けつけたオーバーがバリアでトゥルーオーサの攻撃を防いだ

70 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 23:18:39 ID:JPKa45Ua0
(俺を待っている人はいない)
激しく点滅するカラータイマー
倒れそうになる自分に鞭打って、トゥルーオーサの攻撃を受け止めるオーバー
その隙に、市民は避難していく
(だが、俺がウルトラマンであることで守れる命がそこにある)
バリアが消滅するが、オーバーは自らの体で光線を受け止める
体が砂のように吹き飛ぼうとするが、気力でそれに耐える
(俺が守れる命がある、俺は、ウルトラマンになってよかった)
肉体が崩壊するのも構わず、トゥルーオーサの攻撃に身を投じるオーバー
光線では倒せないと悟ったトゥルーオーサは、今度は口から炎を吐こうと構えた
その時だった
空の黒雲が、徐々に晴れていったのである

71 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 23:34:00 ID:JPKa45Ua0
消滅していく黒雲の間から飛んでくる、一機の戦闘機
それこそが山中にて極秘裏に開発されていた試験機
鬼道機関搭載試作戦闘機「ゼロヒュウガ」
石野「ウルトラマン、遅くなってすまねえ、ちょいとばかし上の黒雲を何とかすんのに時間がかかっちまった」
操縦桿を握る石野の横で、汗だくで倒れている川浪、津上、和崎
3人は黒雲を突破する鍵である鬼道機関を発動させるため、著しく体力を消耗したのである
通常、鬼道機関はその能力を存分に引き出せる素質を持った物が1人で発動させるのだが
今回はそんな者がいなかったため、3人がかりで発動させ、黒雲を突破したのである
そして黒雲を突破した後、上空からEAR基地からトレーラーに乗せてきてゼロヒュウガに搭載した「プラスエネルギー粒子散布装置」をマイナスエネルギーを消滅させる力を持つプラスエネルギーを空から日本中にばら撒き、黒雲を晴らしたのである

ゼロヒュウガに向けて火炎を放つトゥルーオーサ
しかし石野は抜群のフライトテクニックでその攻撃をかわし、トゥルーオーサにミサイルを叩き込む
石野「おっし、さあオーバー、後は」
石野がオーバーにとどめを促そうと、オーバーの方を向いた時
オーバーは砂の様な粒子になり、今まさに消滅した瞬間だった
石野「な・・・・・」
一瞬気がそれた瞬間、トゥルーオーサの火炎がかすり、ゼロヒュウガのエンジンが熱に耐えられずにオーバーヒートした
石野「く・・・しまった!!」
必死に操縦棒を操り、不時着耐性をとって飛んでいくゼロヒュウガ

72 :ウルトラマンオーバー:2006/10/16(月) 23:45:45 ID:JPKa45Ua0
オーバーを倒し、EARを倒したトゥルーオーサは悠然と破壊活動を再開した
ゼロヒュウガから脱出した面々がその光景を遠方から悔しげに見つめる
和崎「糞!」
ウィンドブラスターを引き抜いて、トゥルーオーサに立ち向かおうとする和崎
石野「よせ、お前が行ったところで勝ち目はない」
和崎「だからってあいつを見過ごすんですか?」
石野「行ったところで犠牲を増やすだけだ!行く事は許さんぞ」
普段は見せないような真剣な顔で和崎に叫ぶ石野
その叫びにはどこか必死さがあった
流石に和崎も石野にここまでいわれては引き下がるしかなく、ウィンドブラスターを腰にしまう
和崎「糞」
津上「和崎、俺達だけが地球を守っているわけじゃない」
毒付く和崎に、それまで事態を傍観していた津上が声をかける
和崎「?」
津上「1番重要なEARのメンバーを、お前は忘れているぞ」
和崎「・・・・・隊長」
和崎の言葉が終わった瞬間、トゥルーオーサに遠方から放たれたミサイルが直撃した

73 :ウルトラマンオーバー:2006/10/17(火) 00:02:54 ID:UFnvRMgM0
ミサイルの放たれた方向から飛んでくる、5機の戦闘機
3機はエアーストーム、ハリケーン、タイフーン
もう一機はヴァルチャー
そしてもう一機は赤山専用の青い機体、エアーブリザード
不意に石野の通信機がなる
赤山『赤山だ、石野、すまない、ご苦労だった、後は任せて非難していてくれ』
石野「了解です、しかしストームやハリケーンには誰が?」
藤堂『我々です石野副隊長』
石野「藤堂隊長!」
石野達が山中の研究所に行っている間、赤山はN−BITに掛け合い、機体を提供して出撃準備をしてもらっていたのである
赤山「藤堂隊長、俺が横から攻撃してリフレクターをそっちにひきつけるので、ビクトリーアタックフォーメーションで奴を」
藤堂「了解、影山、両国、用意はいいな」
影山「準備よし」
両国「まぁかしといてくだせえ!」
藤堂「公平、松野、泉ヴァルチャーで敵をかく乱」
「「「了解」」」
赤山のブリザードと合体ヴァルチャーが同時攻撃をかましてトゥルーオーサの注意を引き、さらにレーザー攻撃を加えてリフレクターを展開させる
その隙をついて、藤堂のストームを中心に多少両国機が横にづれているもののXの字型に展開した3機の戦闘機から高出力のエネルギーが放射され、トゥルーオーサを吹き飛ばした
歓声を上げる隊員達、そして市民、自衛官
黒雲が消え、再び顔をだした太陽の光がそんな隊員たちに照りつけた

74 :ウルトラマンオーバー:2006/10/17(火) 00:15:59 ID:UFnvRMgM0
N−BITの面々に深い礼の言葉を述べアイアンタワーに戻ってきた隊員達
その顔は悲しみに満ちていた
道城、そしてウルトラマンオーバーの死によるものである
川浪が嗚咽を始めたのに続き、和崎、そして石野までも涙を流し始めた
赤山もうつむき、津上は作戦室を出ていく

光「君を待っている人がいるぞ、ウルトラマンオーバー」
赤い光の光球と、アイアンタワー近くの森の中で会話している道城
道城「ありがとう、その・・・」
光「イレイズでいい、そう呼んでくれ」
道城「ありがとう、ウルトラマンイレイズ、危ない所を助けてくれて」
イレイズ「いや、当然の事をしたまでだ、これからもこんな危険な戦いがある可能性が無いとは言えない、ピンチになったら」
道城「ウルトラサイン・・・・なんか、俺もM78星雲の住人になったみたいだな」
イレイズ「君が望めば、それもできるが?」
道城「ありがとう、でも、俺は、今までどおり地球人として、皆と生きたいんだ」
イレイズ「・・・・なんか合体していたのが分離したような気分だな、台詞だけ聞くと」
道城「言われてみれば・・・」
イレイズ「・・・コホン、えーともかく、無茶はしないことを進める」
言って、イレイズの光は空に昇って行った
後に残った道城は、ため息を一つつくと、アイアンタワーへと歩いていった

アイアンタワーから外に聞こえるほどの喜びの声が響き渡る

75 :ウルトラマンオーバー:2006/10/17(火) 00:17:28 ID:UFnvRMgM0
次回予告
道城「対宇宙人格闘術?」
津上「完全にマスターすればいかなる宇宙人とも互角に戦う事ができる」
赤山「敵は都心に潜伏し、無差別に人間を襲っている」
川浪「まるで通り魔見たいな宇宙人ね」
津上「見せてやろう、現代に生きる、伊賀の忍の実力を」
次回「闇を狩る影」


以上です
リュウラ、バースト両作者様
すいませんでした
すいませんでした
すいませんでした
すいませんでした

76 :バースト作者:2006/10/17(火) 00:32:08 ID:WvJFbybH0
オーバー作者様
 オーバーが本当に死んでしまったのかと思ってびびりました。
存命なんですよね? ですよね?

 それと、バースト=公平はうちの話では地球から去ってしまいましたが、
オーバー内ではまだ就任中ということにしといていいですか?
好きなタイミングで、オーバー進行中にバーストの最終回が来たとか
いうことでも結構ですので。

ピース作者様
 トラップを張る怪獣というのは斬新だと思いました。

リュウラ作者様
 スガ教官、殉職ですか・・・それも辛いものがありますが、トキツグ
最近ちょっと気の毒ですね。彼の無茶は若いうちの特権ではないかと
いう気もしますが。

77 :ウルトラマンオーバー:2006/10/17(火) 07:51:21 ID:vj7QzAgQ0
>バースト作者様
バーストの話の中で、トゥルーオーサとEARが戦って、その時ゼロヒュウガ借りて、問題になったと言う話しがあったので

EARとN−BIT合同演習→トゥルーオーサ→帰ってきた翼(EARにヴァルチャー2搬入)→バースト最終決戦
と言う順番で見てました
と言う事で、次々回くらいまでバーストはオーバーの中で現役と言う事になりますのでどうかよろしく

78 :劇場版続き(バースト作者):2006/10/17(火) 09:27:18 ID:w+daX0aX0
 コンビナートに迫ってくるイメージマターに対し、防衛軍は既に迎撃態勢をしいている。だが、
このまま正面から向かっても又惨敗は必至だろう。
 天川やフレンズの四人が発見されて合流し、遂に揃ったウルトラマン人間体軍団は、その光景を
離れた場所から見ていた。無論見てるだけでなく、イメージマターを迎え撃つ腹である。
「実は、まだ皆に話していなかったことがあるのだが」
 言い出した暁に、何か重要な話かと一同耳を傾ける。
「この戦いが終わった後のことだ。俺と真悟が今回地球に来たとき、滞在していた海辺の小屋の裏に、
バーベキューパーティーの用意がしてある」
「・・・・・・」
「ウルトラマンが地球に勢ぞろいと言ったら、バーベキューパーティーと相場が決まっているのだ。
戦いが終わった後戦勝パーティーということで、異存はないか?」
「あんた、そんな話は敵にどうやって勝つか考えてから・・・!」
 さやかが怒ろうとしたが、
「「「異存なし!!」」」
 腹ペコだった野郎どもは一斉に盛り上がった。さやかは眉間を押えた。ヒスイのみが、ばーべきゅうって
何だと真悟に聞いていた。

 上等な肉を使った料理だと聞いてヒスイも盛り上がる。
ヒスイ「じゃ、さっさと片付けるか。ハヤト、さっき俺の言ったことは覚えてるな」
隼人「はい! ヒスイ兄さんに教わった技と心で、今度こそ敵を倒して見せます」
真悟「おう、期待してるぜ」
暁「はやるのはいいが、人質になっている江口博士を救出するのは忘れるな」

 というわけで、一同変身アイテムを構える(フレンズのみ、変身プロセスがどうなっているのか
まとめサイトを見ても書いてないがまあてきとーに)。
「じゃ、行くぞ皆」
「おう!」

79 :劇場版(リュウラ著者):2006/10/17(火) 11:57:31 ID:3SUL1l3/0
ある者は振り上げた右拳をやたらと強調しつつ、ある者は体の一部から徐々に、
ある者は昇龍の姿を経て、「変身」する。

コンビナートへ接近するイメージマター。その眼前に、11本の光芒が現れた。
光が収まったとき、そこにいたのは

最も新しい我らのヒーロー、ウルトラマンカイザー。
怒りに燃える真紅の巨人、ウルトラマンバーン。
あらゆる敵を打ち砕く巨人、ウルトラマンイレイズ
治癒能力に秀でる女ウルトラマン、ディアナ。
かつての勇者に酷似した、正義の超人、ウルトラマンシグマ。
奇跡を生み出す使者、ウルトラマンミラクル。
友情に結ばれた四人の戦士、ウルトラフレンズ。
龍神の力宿す蒼き巨人、ウルトラマンリュウラ。

ネオアースセンチュリー66、十一人のウルトラマンが遂に一堂に会した!



80 :劇場版(リュウラ著者):2006/10/17(火) 13:30:03 ID:3SUL1l3/0
焦るピグマ星人。特に重傷を負っている筈だったバーン、ミラクル、リュウラの三人は、青いカラータイマーを保持している。
「うぬ…エゴチ!バトルキングとサマナグ星人を出せ!」
「ですが、十一人のウルトラマンを相手になさるのなら、サマナグとバトルキングのみでは…」
「こちらから援護は行う。頼むぞ。」
十一人の前に立ち塞がるサマナグ星人、バトルキング。

バーン「おいシグマ、懐かしい相手だな。」
シグマ「久々に、飛ばすか!」
先陣を切って二匹に立ち向かうシグマとバーン。サマナグの光線、バトルキングの爆熱光線を防ぎつつ接近する。と、その時イメージマター本体より、凄まじい破壊力の光線が放たれた!
ミラクル「!今のは…」
イレイズ「俺達の光線を…コピーしやがったか…」
カイザー「今のは僕の、タイマーショットのコピーです!」

続いて撃ち出されるタイマーショットがウルトラマン達を襲う。これでは二匹を攻撃できない…
その時、コピータイマーショットを遮断したバリアーがある。
ウォータ「防御は俺らに任せろ!」
…フレンズだ!
続いて、より威力の高いサンシャインショットを放射するイメージマター本体。四人のバリアーでも防ぎきれない…
ウォータ「く…負けるか!友情で結ばれてる限り、俺らウルトラフレンズは不死身だ!」
その時、ウォータへアース、ヒート、ウッドの三人がエネルギーを集中させた。消滅寸前のバリアーが、剣へと変わり甦る。
「ウォータ、ストリームバージョンっ!」
ウォータはエレメンタルブレードからのエネルギーを拡散させ、コピーサンシャインショットを防いでいる。
アース、ヒート、ウッドの三人もブレードへパワーを送り込み、強力なシールドを形成する。
その隙にカイザーとミラクルがバトルキング、バーンとシグマがサマナグ星人へ攻め込む!
イレイズ、ディアナ、リュウラはイメージマター本体へ接近する。

ここまでです。


81 :劇場版(バースト作者):2006/10/17(火) 13:50:52 ID:w+daX0aX0
 イレイズとディアナ、リュウラがイメージマターに迫ってくるのを
内部で捕捉して歯噛みしているピグマ星人。接近を防ぐためイメージマターの
表面から小攻撃のビームを出すが、イレイズのタイマードレインで吸収されてしまう。
「奴にエネルギー攻撃はまずい」
「うわっ!?」
 人質にされて壁に埋め込まれている江口博士のとなりの壁から、異形の宇宙人が
浮き出した。イレイズの地球就任期、都合4度も地球を攻めたブラン星人だ。
ブラン星人自体の戦闘力は大したことはないが、
「実弾で攻撃しろ」
 参謀役までコピーできるらしい。

 ビームに代わり、無数の弾丸が不意打ちで飛んできた。イレイズは咄嗟に
バリアブレスシールドでガード。
 ブラン星人の怪獣兵器・ヴォルカノンが、イメージマターの壁面から
上半身だけ出して砲座となり、射撃してきたのだ。
 更に、修復されて調子を取り戻したガタストロンも飛び出してくる・・・

 ここまで。

82 :劇場版(リュウラ著者):2006/10/17(火) 13:56:06 ID:3SUL1l3/0
さて、バースト最終回。
バースト作者様、お疲れ様でした。ちょっと泣きました。一話二話見返すとさらに。
花吹雪召喚して帰還する洒落っ気が(タイトルも含め)強い印象を残しました。
あと、沢村氏と江里の幸を切に願うものである。

オーバー作者様
お疲れ様です!前スレからずっと続いてた話、遂に決着しました。大作でしたね…
「五条という謎の女」で「お?」と思ってたんですが、期待通りでした。過去にステーションで何があったんでしょうかね。
お察しの通り、レイヒュウゴの「レイ」は「零」です。なのでゼロヒュウガってネーミングはドンピシャです。


83 :フレンズ 絆 作者:2006/10/17(火) 16:11:59 ID:UP6S6v740
バースト作者さま実は全員ブレスレットで変身するのです。
説明書くの忘れてましたごめんなさい。

84 :名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 16:23:13 ID:1Wb+F5Y1O
フレンズ作者は世界観とか設定とか曖昧だからなぁ
ストーリーもいろんな意味ですごい終わり方したこともあったしな
自分の作品見直してみ?作品書いてるんだからもっと
しゃんとしろよ。あくまで意見だからな

85 :バースト作者:2006/10/17(火) 16:34:19 ID:w+daX0aX0
まあそこまでいわず。

了解。次の機会には覚えときます。

86 :名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 18:44:00 ID:LkeU93sU0
まあ、ウルトラマンのバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。
地球出張中に部下のマンに、命ひとつ奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってったコーヒーをみて「それじゃ腹膨れないよ、
兄さん」という顔をする。人間体がない奴はいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉4キロより、俺が淹れたコーヒーの方が美味い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、八つ裂き光輪やアイスラッガーで肉を切る。やたら切る。増長しがちなAとドラ息子もこのときばかりは兄貴を尊敬。
当時、生まれてたかも怪しいガキがウルトラ5つの誓いとか言ってる。郷秀樹か? 畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。怪獣の血とかこびりついてる。 洗え。ウルトラ水流で洗え。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いてウルトラ兄弟で食う。良い肉から食う。兄弟の序列とかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。マンが焼いて、セブンがジャックに取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした頭がバーベキューじゃないか?」などと、焼け残った熾火を寄越す。畜生。
で、弟たち、4キロくらい肉を食った後に、みんなでタケダの胃腸薬を飲む。
「テンペラー星人は僕一人で片付けちゃう!」とかドラ息子が言う。おまえ、胃腸薬どころか違う薬やってるだろ?
セブンも「ゾフィーのことなんかいいよ」とか言う。そっぽ向くな、殺すぞ。
Aが「太っちゃったね」とか言って、マンが「中の人の問題だから大丈夫さ」とか言う。
地球人ジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、弟たちにバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
すみません。バーベキューネタを見て、むしゃくしゃしてやりました。今は反省してますm( )m

87 :バースト作者:2006/10/17(火) 18:51:49 ID:w+daX0aX0
笑えましたが、次からは公式関連スレでやったほうがいいと思います。

88 :劇場版(オーバー作者):2006/10/17(火) 19:38:06 ID:BTwQvSpA0
飛び出したガタストロンに即座に横合いから光線が見舞われ、怯ませた
見ると、シグマと共にサマナグと戦っていたバーンがヒートビームの姿勢でそこにいた
その体から、異常、とも言うべき闘士が感じられる
「バーン?」
「頼みがある、こいつは俺にやらせてくれ」
その言葉には、重みがあった

かつて、彼が地球で共に戦った組織の仲間達、彼らを皆殺しにした怪獣が、このガタストロンなのだ
故に、バーンのこの怪獣には並々ならぬ思い入れがある
「恨みとか、憎しみとかじゃねえ」
ファイティングポーズをとるバーン
「ここで俺が、最後のHEET隊員の俺が、コイツを倒す事で」
バーンの赤い部分が、まるで炎のように真っ赤に輝く
「あの時俺がいなかった事を、償いたい」
それは、何の意味もない事かも知れない
しかし、バーンにはそれが大きな意味を持っていた

89 :ピース作者:2006/10/17(火) 20:50:28 ID:QCxiAfQ+0
>バースト作者様
感想ありがとうございます。
人間達の悪事を怪獣が参考にしてゆくというのも、設定ですので、このようになりました。

>劇場版
ついについに最終局面へ向かってきましたね!
バーベーキューの場面もすごく良かったです。
お疲れ様です。

さて、ピース3話なのですが物凄く長くなってしまったので、
CM前・後と日を分けて投稿したいと思います。すみません!

90 :ピース作者:2006/10/17(火) 20:51:08 ID:QCxiAfQ+0
第3話「騙すな、怪獣よ。」侵略怪獣シーン登場

熱血なコウノ・マサル攻撃隊員、今日は休暇のため久々に父親の元へ会いに行くこととなった。
ちなみに彼の母親は病気のため、コウノが10歳のときに亡くなっている。
だがそれでも男手ひとつで育ててくれた父親は涙ものである。
そんな父親のコウノ・ショウゾウは、株式会社LIFE5(ライフ・ファイブ)の社長であるのだ!
この会社は、石油・機器のエネルギー等様々なものを提供する会社であり、PETもお世話になっている。

そんなLIFE5社長室内にて、携帯電話を片手にショウゾウがなにやらヒソヒソ話している。
ショウゾウ「・・・・・しかない。」
電話相手「では今日、午後7時にX6倉庫で待っている」
ショウゾウ「わかりました。」
その直後に、マサルがいきなり入室してきた。
驚いたショウゾウは焦って電話を切る。
マサル「親父ー!」
ショウゾウ「な、なんだ?!マサルじゃないか!」
いきなりの息子訪問に、喜ぶショウゾウ。
いろいろ話そうとするマサルなのだが、
ショウゾウ「すまない。。今忙しくてな。しばらくしたらまた会おう。
      だから地下の食堂でたらふく飯を食っててくれ。私のつけでかまわない。」
マサル「そんな、せっかく会いにきたんだぜ?」
ショウゾウ「あぁ、本当にすまない。だが7時にある人と用があってな」
マサル「・・・・そうか。わかったよ。じゃあ、またいつか会いにくっから、そんときは」
ショウゾウ「うん。そのときは必ず」
と約束を交わした。

91 :ピース作者:2006/10/17(火) 20:51:49 ID:QCxiAfQ+0
地下レストラン【AJR】(エー・ジェー・アール)にて、フランス風クリームシチューを食べるマサル。
「はぁ〜。せっかく休暇取ったのに。」と落ち込みながら、店内のテレビを見ていると、
”株式会社「ノー・ヘルプ」が全経営会社トップへ!”という見出しのニュースが放送されていた。
アメリカの会社であり、このLIFE5と同じ経営内容である。
石油類、機械類、様々なものを提供する会社だ。
年々人気を博し、株も上昇し、なんとLIFE5の60倍以上もの売上げを獲得している。
マサル「親父もたいへんだな〜・・。」
そうつぶやく頃、その親父は再び電話の続きをしていた。

ショウゾウ「先ほどの話は本当なんですね?」
電話の相手「本当だ。俺もあの会社が憎いからな。」
ショウゾウ「わ、わかりました・・・。でも本当にそうすることでうちに利益は・・・」
電話の相手「上がるさ。とんでもなくな。」
ショウゾウ「そうですか〜!わかりました。では・・・ノー・ヘルプを潰しにかかりましょう!」

その夜、日本機械製作会社”DENs”支部工場には飛行機や船にて大量の機器やエネルギーの元などが輸入されていた。
作業員「毎度お疲れ様です!」
この輸出元は、LIFE5ではなくノー・ヘルプだ。
作業員「ここは信頼できるからな〜」と言って、部屋へ運んだその時であった。
そのエネルギータンクの中で謎の赤い物体が点滅し始め、直後に巨大な爆発が発生した・・・・。
工場は倒壊し、作業員全120名は全員死亡確認。
翌日のニュースのトップ記事となった。
「ノー・ヘルプ爆弾仕掛ける?!」
「トップ会社は爆発もトップだった!」
「助けがいる事態に!謎のノー・ヘルプ爆弾事件!」
など、かなり大げさだ。

92 :ピース作者:2006/10/17(火) 20:52:32 ID:QCxiAfQ+0
この事態に、PETも出動。
モチヅキ「これはひどい事態ですね・・・」
キムラ「う〜ん。一体何があったんじゃろ。」
ハルナ「これほどの威力のある爆弾なんて、そう簡単に用意できるものなのかしら?」
メグロ「う〜ん・・・」
マチダ「かなり難しい事だよな〜。」
そんな中、モチヅキは宇宙人として見通していた。
この爆発は地球上以外の物で作られた爆弾によってだと。

そこへ遅れてメグロがやってきた。
「遅れてすみません!」
モチヅキ「いやいや、大丈夫ですよ」と笑顔で答える。
キムラ「メグロ隊員、昨日はどうだったんじゃ?」
メグロ「昨日?・・・あぁ、親父の事ですね。いや、それが忙しいみたいで話せなかったんですよ。」
キムラ「そうかそうか。まあ気にせんと、調査じゃ」

モチヅキ「それにしても誰がコレを仕掛けたんだろう?」
そこへ一人の男が。それはノー・ヘルプ日本社員のヤマモトであった。
ヤマモト「私、見に覚えがあるんです!」
モチヅキ「本当ですか?!」
ヤマモト「えぇ。それは昨日の夜のことです・・・」

そこで回想シーンが流れる。
夜に、一人の男がヤマモトに「私が受取人先までお届けしますよ」と言ってきたのだ。
関係者だと思ったヤマモトは、それを渡してしまう。
それをさらにその男は別の男に渡して、去っていった。
その一連の流れまでをヤマモトは知っている。

93 :ピース作者:2006/10/17(火) 20:54:26 ID:QCxiAfQ+0
ヤマモト「その後がよくわからないんですけどね。時間はたしか〜・・夜7時過ぎのことでした。」
その言葉を聞き、マサルは少し驚いた。(まさか・・いや、そんなはずは)と。
ハルナ「あら、どうしたの?メグロ隊員。」
メグロ「い、いえ、なんでもありません。。」
もしかしてうちの親父じゃないよな。。
そんな疑問が頭をよぎった。

     (CM)

・・・つづく

94 :バースト作者:2006/10/17(火) 21:25:25 ID:Aj4khblV0
>>88 オーバー作者様
 おっけーですが、そのシーンをうちが描いても余り意味がないと思うので、
お任せしてお待ちします。あえて書くとすれば、


 イレイズは黙って頷き、黙って下がった。イメージマターの壁面から全身を
出してきたヴォルカノンを相手にすることにする。

95 :劇場版(オーバー作者):2006/10/17(火) 22:02:01 ID:BTwQvSpA0
「ディアアア」
裂ぱくの気合と共に蹴りを放つバーン
しかしガタストロンは霧のように掻き消え、その攻撃をかわす
そしてバーンの後ろに周り、その肩口に喰らいついた
「グアア」
更にその両手足ももげ、バーンの動きを封じる
「ヌウゥ」
しかしバーンは慌てず騒がず、空中に飛び上がる
加速をつけ、飛んでいくバーン
その速度は音速を超えている
そして今度は向きを変え、地上に向かって急降下を始めた
バーンに組み付いた腕や頭が、地面に叩きつけられてはたまらんと再び霧状に分裂し、危機を回避する
だがバーンは止まらずに、地面にそのまま体当たりをかました
地面が爆発したように土砂が舞いあがる
が、バーンはすぐさま立ち上がり、再び空で再生したガタストロンに構えを取った
今度はガタストロンの方が口から毒液を吐いて攻撃してくるが、バーンはそれをヒートビームで相殺する
ガタストロンは地面に着地し、今度は分裂して攻撃を仕掛けた
霧の頭、と両腕がバーンに飛んで襲ってくる
それをバーンに対し、バーンはヒートビームの構えを取った、が、光線が出るより早く、ガタストロンの体がバーンの体に食いつき、光線はガタストロンの方ではなく、バーンの方に逆流して、バーンの両腕が炎に包まれた

96 :劇場版(オーバー作者):2006/10/17(火) 22:22:03 ID:BTwQvSpA0
勝利を確信したガタストロンがきつくバーンの肩口に喰らいつき、爪がその体を今度は飛びも動かしもさせまいと強く押さえつける
「バーン兄さん!」
その光景を見たカイザーがバーンの加勢に向かおうとするのを、シグマが止める
「シグマ兄さん、このままじゃバーン兄さんが」
しかし、シグマは首を横に振る
「エネルギーが切れようとカラータイマーが潰されようと根性で立ち上がる、それがウルトラマンバーン、俺の友だ、あの程度じゃピンチの内に入らない」
「そんな無茶な!」
「見ろ、カイザー」
うろたえるカイザーに、シグマはバーンの方を指差す
バーンは両腕が燃え、肩口を食いちぎられようとしていると言うのに、うろたえたそぶりすらない
「よく見ていろカイザー、ここからのバーンを」

ふと、肩口に喰らい付いていたガタストロンの頭は何か温度がいやに上がっている気がして、ふとバーンの体を見て、驚愕した
今まで腕だけしか燃えていなかったのが、いつの間にか胸まで炎が燃えているのだ
「この技はデリートさんだけの専売特許じゃねえんだ」
あっという間に炎はバーンの全身を火だるまにし、分裂する暇を与えずに喰らい付いていたガタストロンのパーツを焼き払い、消滅させた
残る胴体があわてて密度を減らして新たな頭と腕を作る前に、炎の塊と化したバーンがガタストロンに突っ込む
「ボディフレアアアアアアアアアアアア」
炎の塊となったバーンの体当たりを受け、分裂間に合わずガタストロンに炎が燃え移る
炎を全てガタストロンにぶつけて火が消えたバーンがその背中から走りぬけた
分裂しようとするガタストロンだが、分裂する前に細胞が燃えて消滅していく
「大海隊長、勝、熊山さん、白山副隊長、仇は討ちましたよ」
バーンがそういい終わると同時に、分裂凶獣ガタストロンは細胞一片残さず燃え尽き、消滅した

97 :ウルトラマンオーバー:2006/10/17(火) 22:26:13 ID:BTwQvSpA0
>バースト作者様
バーン対ガタストロン、決着は無事つけさせていただきました
ご協力、ありがとうございます

>ピース作者様
陰謀と爆弾、続きが気になります
一体ショウゾウは何者と取引をかわしていたのでしょうか・・・

98 :劇場版(シグマ作者):2006/10/17(火) 22:55:38 ID:7i+dNbqq0
サマナグ「ふん、ガタストロンがやられたか…使えんな」
サマナグがぼそりと、しかし聞こえるように言い、さらに付け加えた

サマナグ「シグマよ、我々には江口博士が人質にいるのだ。それを忘れるなよ。
ふははは…」
シグマ「サマナグ…貴様はあの時もそうだった。まだ年号がネオアースセンチュリーに
変わる前、遠い過去だが、姫子ちゃんに怪我を負わし、雪を人質にした…あの時と
変わらない、いやあの時以上の卑劣さだ」
サマナグ「何とでも言うがいい。我々は勝利のためなら手段を選ばない。
シグマ、貴様への恨みは片時も忘れなかった。今日は貴様の歴史の最後の日だ。
行くぞ!バトルキング!!」
サマナグの命令に反応したバトルキングがこちらに突進してくる。
続けてサマナグも光線を放ちながら進んでくる。

シグマ「みんな!こいつらは俺がケリをつける!!こいつらは俺が倒さなきゃ
ならないんだ…みんなはイメージマターを!!」
カイザーとミラクル、バーンは少し戸惑いながらも頷き、イメージマターに向かっていった。
シグマはバトルキングをバーニングキックでふっ飛ばし、態勢を整える。
さらにサマナグの光線をカウンター光線で跳ね返す。

シグマ「悪いが一歩も通さねぇ!!貴様らを必ず倒す!!」

99 :ウルトラマンシグマ:2006/10/17(火) 23:07:02 ID:7i+dNbqq0
ごめん、とりあえず劇場版はこんなとこで。なんかバトルキングにサマナグ星人を
シグマだけでなんとかしそうです…まずい展開だと思われましたらご意見を。
あと、すみません!感想とか明日書くと言いながら、明後日になってしまいましたw
みなさんご感想ありがとうございます!!今回の話しはとにかくSGTの強さを
見せたかった…戦闘面はヘナチョコとは思われたくなくて。
次回も熱いです!100倍は熱くするぜ!!…多分

バースト作者様、そうです、今回は悪滅!がテーマの一つなんで。
とにかく酷い悪役連中にしようと。

フォルテ作者様、次回ものすごく壮大な戦いにするつもりです!
ねー最終回でも無いのにwww

>>42さん、イエス!俺はド○ゴンボー○大好きです!!w
シャバーザなんか、どう見てもフ○―ザ様だし…w各々台詞回しもね…
SGTはみんなでべ○ータだし。シャバーザは次回もフ○ーザ臭がしますw

リュウラ作者様、俺は正統派ヒーローしか書けませんので…ネクサスみたいな
変化球は作れないのよね。ええ、シャバーザは上に書いた通りフ○―ザ様ですからw
強くて上品、本性は極悪でw次回も見てくれよな!w
カルラが消滅…ドラマ展開が相変らず、すごいです!これからも頑張ってください

ピース作者様、残念、ジャバーザじゃなくてシャバーザです。戦闘→変身の流れは
最初から決めていました。シグマが出るのは最後で、と。

バースト最後すげぇ感動の展開…!こんなすごいドラマを作るとは
さすがバースト作者様ですね!イレイズの時もグッときたけど今回は
それ以上でした。次回作期待します。

オーバーは力を使い果たしたって感じが出ていて、いいですね。
オーバー…というより道城の心境の描写も良かったです。

100 :ウルトラマンシグマ:2006/10/17(火) 23:18:10 ID:7i+dNbqq0
ピース作者様、ショウゾウの電話の相手が気になる…。
なんか推理小説のようでドキドキします。後半待ってます。

劇場版もいよいよクライマックスに近づいてきましたね。
バースト作者様、バーベキューはウルトラ戦士集合時には欠かせない
食べ物ですねw早くゆっくりバーベキュー出来るように全ウルトラマンで協力し
ていきましょう。

リュウラ作者様、各々のウルトラマンのキャッチフレーズが良いですねぇ!
なんかそのまま映画宣伝に使えそうです。

オーバー作者様、HEETの仇が討てて本当に良かった!バーンかっこよすぎです…。
興奮しすぎで今、足が落ち着かないですw

シグマの次回は早ければ明日、投下したいと思います

101 :劇場版(バースト作者):2006/10/17(火) 23:54:50 ID:Aj4khblV0
 一方、イメージマター近辺では、ヴォルカノンといきがかりで交戦する
羽目になったイレイズが、リュウラに江口博士救出のための先行を
頼んでいた。リュウラが等身大サイズになれるのはつい最近オフィシャルで
判明している。
「しかし、お前はどうするんだ? その状態じゃ」
「どうにかする」
 イレイズは喋りながらヴォルカノンと戦い、がんがん殴られている。
「サマナグ星人とバトルキングはシグマが引き受け」がん
「残りの連中ももう直ぐ追いついてくる」ごん
「そう面倒にもならないだろう」どがっ
「しかし、お前・・・」
「俺はかつて地球勤務の際、周りの奴らが色々気を回してくれた御蔭で、
過去にそう心残りがなくて済んだ。だから、色々因縁が残っている連中には、
それを優先させてやりたい」
「・・・よし、判った」
 リュウラは納得しておき、イメージマターへ飛ぶ。
「後、ディアナ。因縁を清算しようとしてる連中が無茶してまだまだ怪我
しまくるだろう。そいつらの回復をしてやってくれ。俺のことは後回しだ」
「そういうと思ってたわ」
 ディアナも溜息をつき、要請に従ってその場を去る。
 見送るイレイズをヴォルカノンがまだ後ろからがんがん殴り、
「趣のない奴だな貴様は!!」
 イレイズの裏拳でぶっ飛ばされた。
「そんなに殺し合いんならたっぷり相手してやる」
 イレイズはぼきぼきと指を鳴らす・・・

102 :クラウス世界観データ:2006/10/18(水) 00:29:12 ID:RLBuSn9u0

A&R
新たに武装強化をしたとは言え、基本的にリュートリニアンとの交信と言うその役目は変わらない。
ただし、否友好的な異星人等の襲来と言った例外時にのみ、その役目はシフトチェンジする事となる。

A&R専用星間飛行機改め A&R専用万能型戦闘機・エーアールα
元来、この機体には武装備は一切無かったが、新たに両翼からのキャノンミサイル、
そして機体先端から発射するレーザーバルカンが装備された。なお、α〜γの中では最も小型である。

A&R専用爆撃重視型万能戦闘機・エーアールβ 別名ダッシュバード・ネオ
αより大型で、その外見はかつてのダッシュバード2に似ていると言えば細かい説明は無用だろう。
元々装備されていた両翼からのレーザーの他に、新たにカッタービームバルカンが装備された。

A&R専用大型簡易空母・エーアールγ
3機の中では最も大型の機体で、その名の通りαとβを収容できるまさに空母と言える存在である。
武装兵器は機体先端よりチャージ・発射するアルティメット・メガ・ビームキャノンのみだが、
その威力は驚異的で、ビームキャノン一発で戦局がおおいに変わるといっても過言ではない。

A&Rは全世界に基地があり、それぞれの場所でリュートリニアンのUFOを24時間監視・交信している。
なお、かつての‘DASH’と‘UDF’は数十年前に地球の平和を祈りつつ解散され、
そのOBの何人かは今でもA&Rで働いている。


103 :クラウス世界観データ:2006/10/18(水) 00:30:21 ID:RLBuSn9u0
A&R隊長 カサゴイ・タクヤ
A&R日本海本部および月面本部を指揮する35歳。
そのおおらかな性格、事態における的確な判断には定評がある。
が、普段がおおらかで優しい分、一度猛烈に怒ると本人の記憶に残らないほど恐ろしいことに……。
なお、超甘党。

エーアールαメインパイロット カミヤ・レイジ
この物語の中心となる21歳。
その今時珍しいくらいのまっすぐで純粋な性格は、まさに‘正義’と言うに等しい。
中にはそのまっすぐな性格に少々イヤミな反応をする輩もいるが、レイジ本人はさほど気にしてない。
この性格に、ウルトラマンクラウスは惚れ込んだのだろう。
カサゴイと同じように、一度キレたら想像を絶する事になる。

エーアールβメインパイロット ハジマ・シュウ
現場で先頭に立つ勇敢な28歳。
βの操縦はもとより、肉弾戦にも強い格闘家で、俗に言う熱血野郎。
同じように正義に燃えるレイジとは仲がいい。
隠れ怪獣ファンで、彼の部屋のベッドの下には大量のアダルトビデ…あいや怪獣研究読本が……。
なお、既婚者。

エーアールβサブパイロット ヒジカタ・ミスカ
A&Rの中でもある意味最も強いにじゅう…ゲフンゲフン。
かつてのDASHの元隊長、ヒジカタ・シゲルの娘である。
中々の美人だが、その性格は父親のDNAを継いだからかまさに男勝り。
プライドは高く、親の七光り・スネかじりと言う言葉が大嫌いである。
超辛党で、超甘党のカサゴイ隊長とは食べ物に関して何かと討論を起こす。

104 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 00:31:29 ID:RLBuSn9u0
エーアールγパイロット シゲノ・ナオキ
どこにでも一人はいそうな、適当そうと言うか、楽天的な25歳。
扱いの難しいγの操縦にとてつもなく神経を使うためか、若白髪。
妙に勘が鋭く、それが事件を解決に導く事も、招くことも…。
物凄く真面目な性格のレイジには少々尖った反応を見せることも。
カサゴイ曰く「悪い人間じゃないんだがなぁ…」

オペレーター スズミヤ・ルイ
何かと暑苦しいA&Rの中で唯一涼しい印象を持つにじゅう…エフンエフン。
その美声は隊員達の緊張や疲れを解してくれる重要な役目を持つ。
声・性格・顔・体型と共に満点クラスで、数多くの男達がアタックし、撃沈していったと言う。
性格は正反対だが、同じ世代で同姓のミスカとは特に仲がいい。
なお、アンドロイドでは無いので、あしからず。

オオシマ長官
A&R日本海本部長官。65歳。
メンバーの中で最年長であり、かなり腕の立つカラテマンである。
そのカラテの腕は等身大の宇宙人ならば十分に立ち回れる程であり、若い頃相当鍛えたらしい。
それに似合わず、常に手につけている指輪は宝物らしく、いつも丁寧に磨いている。


105 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 00:32:17 ID:RLBuSn9u0
リュートリニアン
10年前、戦争により母星を失い地球圏に現れた異星人。
実はその実体は無く、見た目は光の浮遊体といった感じである。
元々は人間に近い姿をしていたが、地球圏に飛来したさい環境に適用できるように姿かたちを変えた。
手足の無い彼等はサイコパワーでUFOの操縦等をする。

フリップ星人
リュートリニアンの母星を戦争に巻き込んだ張本人。
地球人類と最悪の形でファーストコンタクトを果たした後、どこかへ逃亡した。
その逃亡場所は不明だが、少なくとも地球と月が見える場所にいる事は確かである…。

ウルトラマンクラウス
M78星雲より訪れた光の巨人。
フリップ星人を追い地球圏に現れた。
地球圏に到達する前までにフリップ星人を仕留めれなかった事をわびてか、
カミヤ・レイジと一心同体になり、地球で戦い抜く事を決意した。
身長47メートルで、その体色は銀色をベースに赤いラインが走っている。
そういう意味ではかつてのウルトラマンマックスとはあまり似ていない。
M78星雲でのみ取れる特殊な宝石、ウルティメイト・ストーンを使用しレイジから変身する。
なお、その技等はまだ腕から発射するクラッシュウムカノンしか確認されていない。


106 :劇場版(リュウラ著者):2006/10/18(水) 12:35:44 ID:3VRC4l2+0
「大事な存在を、故郷に残したままって感じね。」
ディアナがリュウラに言う。
「…そうだ。だからこの世界で死ぬわけにはいかん。全てを終わらせ、レイハの、カンナの元へ…」
「助けなら、遠慮せずに呼びなさい。」
言い残し、イメージマターを離脱するディアナ。地上ではイメージマターの攻撃を決死で防いでいるフレンズ、そしてかつての強敵に挟撃されるシグマがいる。
空中の三人の中でも、特にバーンは捨て身の大技を放った直後。
(自分が必要だ。)
ディアナは少しだけイメージマターを振り返り、直後「仕事」を始める。

「ちい…軍隊蟻どもが…」
イメージマターに突入したリュウラを襲う無数の弾丸。ブラン星人の軍勢だ。
「青いウルトラマン!その首、頂くぞ!」
と、リュウラは腕から伸ばした光の剣を鞭の如く振るい、弾丸を撃ち落し始めた。
「俺の台詞だ。龍光刃、シャイニングヴァイパー。」
ブランの軍勢に迫り来る光剣。だが、突如剣が停止した!
参謀役のブラン星人が高笑いする。
「見るが良い!対ウルトラマン用バリアフィールドの威力を!」
バリア内部に監禁されたリュウラ。ショットスパークルも内部で乱反射され、逆にリュウラを傷つける。
「無駄だ。青いウルトラマンよ、そのバリアの中でエネルギーを枯渇させ、倒れゆくが良…ぐば!」
参謀役の脳天を貫いた、レーザーがあった。
その射手は、四人の地球人。

「防衛軍養成校研修小隊第3班、高橋だ。」
「畠山!」
「冴島!」
「柴崎!」


107 :劇場版(リュウラ著者):2006/10/18(水) 12:36:26 ID:3VRC4l2+0
彼ら第三班は、他部署が迎撃準備を整えている間、イメージマターに潜入していたのだ。
更にバリアフィールド発生システムを破壊、リュウラは脱出に成功する!
「大丈夫か、青いウルトラマン。」
「しかし…江口博士は一体この中のドコに…」
(…向かって左側の通路、角から四尺程度の位置に埋め込まれている。)

青いウルトラマンのテレパシーらしきものが四人に伝わる。そこへ急ごうとする四人。
しかし、それをブラン星人が妨害する。
「我々の新しい命を維持するため、貴様ら地球人には邪魔させん!」
(哀れなものよ。)
青いウルトラマンから発せられる、強い精神エネルギー。
リュウラ=ヒスイの声ではない。龍の声だ。
(仮の命を与えられ、先ず成す事は地球のニンゲンを殺し尽くすことか。)
龍は、怒っていた。
(お前達の主は己自身には在らず、ただピグマのみ。命持つ者として、恥を知るが良い。)
と、リュウラの全身を龍の姿成す光が纏う。その背に飛び乗るリュウラ。
「仮の命持たされし者。その縛、俺が薙ぎ払う。突撃龍光牙、ドラゴンシャイニングヴァイパー!」
怒りの光剣が、ブラン星人というブラン星人を片っ端から切り裂いてゆく!

江口の所へ急ぐ第3班。しかしイメージマター内部には、未だエゴチとピグマが残っている…

今日は以上です。


108 :ウルトラマンオーバー:2006/10/18(水) 20:30:53 ID:WFGWeGGH0
第15話「闇を狩る影」 宇宙獣人「ガガリゲイル」植物怪人「シュルーキン」登場
深夜の東京
トゥルーオーサ他これまでの怪獣の攻撃で壊された町の修復のため、東京のあちこちでビル工事や道路工事が昼夜休まず交代で行われている
仕事を終え、電柱についた明かり以外真っ暗い深夜の町を、仕事帰りの酔っ払った作業員が歩いていく
「ちきしょうガーディアンだ〜ウルトラマンだいったてビルも道路もぶっ壊していきやがる、もっちと真面目にやってくんねーと、こちとら、ひっく、過労で死んじまうざ畜生」
そんな男を、何者かが電柱の上から見下ろしていた
やがて何者かはすばやく電柱から飛び降りると、恐ろしい速度で男に襲い掛かかる
「あ?ひひゃああああああああああああああばけも・・・」

翌日、男は獣に食い殺されたような惨殺体となって発見された
警察は調査の結果、野犬や人間による物ではなく、大型動物にやられた物と判断し、周辺に虎の様な大型動物がいないか探すだ、もちろんそんなものはいず
結局、事件は目撃者も無く、迷宮いりとなってしまう
しかし数日おきに同じような事件が起き、夜間の仕事を行う物を恐怖のどんぞこに突き落とした
ついに警察は深夜パトロール隊を組織、事態の解決に向かう、が・・・・

赤山「それからしばらくして、ライフルや猟銃で武装していたパトロール警官3名が、同じ場所で、やはり獣に食い殺されたような跡を残して、殺されていた」
石野「そして、その時パトカーの監視カメラに映っていたのが」
言って、モニターを動かす石野
メインモニターがパトカーの監視カメラの記録映像に変わる
夜間パトロール中のパトカーの前に何者かが立ち塞がり、急ブレーキで止まるパトカー、ライトに映し出されていたのは
道城「・・・狼男」
川浪「満月でもないのに・・・」
そして狼男は停止したパトカーに飛び掛ってきて、そこで映像は途切れた

109 :ウルトラマンオーバー:2006/10/18(水) 20:49:41 ID:WFGWeGGH0
和崎「獣人タイプの宇宙人ですね」
赤山「現れた時のスピード、そして瞬発力の面から見て、かなり強力な身体能力を持っている物と予想される」
石野「まあ、狼男相手じゃ俺の出番はねえはな」
道城「ごもっとも」
和崎「同意します」
実は、石野は空での戦いはエースの中のエースだが、陸では平均ぎりぎりだったりする
川浪「まあ、相手が等身大、って事になるとチーム編成は私と道城隊員か和崎隊員、そして・・・」
一人、何も言わずに話を聞いていた津上は、無言でうなずいた

早速エアロスで都内の夜間パトロールを2人一組の交代で行う津上、川浪、和崎、道城
一方、赤山は事件のあった箇所や、時間などの共通性を調べてみたが特に無く
事件現場はてんでバラバラ、線で結んでも行って戻ってどっか関係ないとこ行ってで共通性無し
殺された人間は老若男女問わず、職業や身に着けている装飾品に同じものは無し
被害者達の関係も赤の他人同士で、共通点と言うものが恐ろしいくらい存在しなかった
これは長期戦になる
そう赤山が考えたその夜も、EARと警官隊のパトロール区域外で一人、尊い犠牲者が出てしまった

110 :ウルトラマンオーバー:2006/10/18(水) 21:03:13 ID:WFGWeGGH0
これ以上犠牲者を出すまいと、必死でパトロールするEAR
しかしそれをあざ笑うかのように、犠牲者は次々と出て行く
やがて、東京の修繕を延期して、夜間の外出禁止令が都より出されてしまった
これでは企業や交通の便が回復せず、日本は経済的危機に陥ってしまう
そんなある夜の事だった
都心の交番に集まっている、EARの4隊員
交番のモニターで赤山と会話している
赤山『敵の情報が少なすぎる、今わかっている事と言えば、敵の姿と、敵は都心に潜伏して、無差別に人間を襲っていると言う事だけだ』
川浪「まるで通り魔みたいな宇宙人ね」
和崎「まったくですよ、それにどこに潜んでるかもわからない、昼間とかどこ隠れてやがるんだ」
道城「あの身体能力だ、隠れようと思えばどこにだって隠れられる、昼間、人が多い内は探すのは無理だろう」
赤山『厄介な相手だが、君達なら何とかできると信じている、頼むぞ』
言って、赤山は通信を切った
ため息を付く道城
ふと、肩を叩かれ、振り向くと、津上が立っていた
時計を見せる津上、定時パトロールへ行こうと言っているのである
道城はうなずくと、エアロスに向かった

111 :バースト作者:2006/10/18(水) 23:35:52 ID:X067siWD0
 えー、新作投下します。早いと思われるでしょうが、バーストの終盤
やってた辺りである程度構想は固まってましたので。

 ただ・・・今回のはちょっと人を選ぶかもしれません。今まで以上に。

112 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:36:48 ID:X067siWD0
 秩父山中。
 巨人は、冒頭から既に聳え立っていた。
 胸の青いカラータイマー以外、各部を覆うプロテクターも含めた全身の殆んどが銀色。頭頂のヘッドギアの
ような突起のみ、真紅が目立つ。その下で白く輝く結晶のような楕円の目。
 各個体ごとにディテールの差はあれど、我々人類が希望と畏怖のない交ぜの感情で認識してきた、
『ウルトラマン』と呼ばれる存在。
 その周囲を包囲する、巨人の敵。
 ぜっとーーーーー ひぽぽぽぽ ぜっとーーーーー ひぽぽぽぽ
 無機質な鳴き声と電子音。黒い身体に黄色の発光体。伝説の初代の巨人に土をつけたあの悪魔、
宇宙恐竜・ゼットン。
 そのゼットンが・・・十数頭。


 ウルトラマンアルファ 1 ノーと言える光の巨人!?
 改造宇宙恐竜・ゼットニオス、宇宙異次元人・ゼバット星人、量産ゼットン軍団 出現


 地球防衛軍・ガーディアンの戦闘機大隊も出撃してきたのだが、余りにも相手が悪すぎた。あっさり全機撃墜。
死傷者も多いが、辛うじて不時着した数名が遠巻きに状況を見る。そのリーダー格の二人のエースパイロット、
寡黙なたたずまいの長身の美形、斎木俊一(さいき・しゅんいち)と、これも表情の崩れる様子の無い若い美女、
霧島美樹(きりしま・みき)も。

113 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:39:19 ID:X067siWD0
「ははははは! これだけの数のゼットンに勝てるかウルトラマン! いや勝てるわけが無い反語!」
 ぐねぐねと歪む変なエフェクトのかかった異次元空間に身を隠して状況をモニターしている侵略者、
宇宙異次元人・ゼバット星人。宇宙人で尚且つ異次元人という、一見凄そうに聞こえるが良く考えると
非常に中途半端なキャラである。どうやったのかは知らないが、今ここにいるゼットン軍団を大量に用意して
送りつけてきた張本人である。パワーバランスとかインフレとか何も考えていない、とにかくアホみたいに
戦力を投入して何でもかんでも壊せば済むと思っている底の浅いタイプの典型である。
「ゼットン軍団! ウルトラマンをぶっ殺せ!!」
 命令に従い、ゼットン軍団は一斉に中央のウルトラマンに向けて一兆度の火の玉を飛ばしてきた。
大爆発。

 だが。
 ウルトラマンは素早く高くジャンプし、あっさりと攻撃を交わし、包囲の輪の外に軽く着地した。
「何!?」
 ウルトラマンに向き直るゼットン軍団。彼らが吐いた火の玉は、少なくとも地球が瞬時に燃え尽きるであろう
一兆度のはずなのに、ウルトラマンのいた場所にちょっと深めのクレーターを穿つ程度の威力しか見せていないが、
まあそれは置いておく。
 ウルトラマンは、赤い鞘の長剣・・・というより、刀を携えていた。束に手をかけて構える。
「ははは、そんな攻撃など効くものか!」
 ゼバット星人の笑いと共に、ゼットン軍団は一斉にバリヤーを張る。ご存知、必殺のスペシウム光線も効かない
堅牢な代物だが・・・

114 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:41:17 ID:X067siWD0
 ウルトラマンは、構えたきり攻めてこない。
「・・・・・・・・・」
 互いにじっとしたまま、千日手になる。
 幾ら堅牢なバリヤーを張っても、相手が攻撃しないのでは意味が無い。バリヤーのエネルギーの無駄。
 辛抱の利かないゼバット星人が先に痺れを切らした。
「ええい、ならばテレポートで撹乱してやる!」
 ゼットン軍団はバリヤーを解き、気を付けポーズを繰り返してテレポートを連発。ウルトラマンの周りを素早く
動き回り、攻撃の隙を狙う。
 ウルトラマンは動じず、
『ウルトラ縮地!』
 テレパシーで響く合図と共に、自分もテレポートを使い始めた。
 互いのテレポートの連続は早まり、一帯には何も見当たらなくなる。複数の巨大な何かが超高速で音も無く
動いている気配だけが伺え、時折山の端が吹き飛び、森林のあちこちが根こそぎ削られる。下手に動けずじっと
しているしかない防衛軍の兵士達。
 やがて、ウルトラマンとゼットン軍団が再び全員現れた。
 ウルトラマンは刀を鞘に収め、澄んだ金属の音が響く。
 同時に、ゼットン軍団は全員バラ身に切り崩され、赤い発泡スチロールの山となって転がった。
『ウルトラ居合い抜き!!』
 白い毛筆の大きなテロップが画面一杯に表示。
 愕然とするゼバット星人と防衛軍一同。
 第一話から力一杯罰当たりな真似をしたこのウルトラマン・・・この物語の主人公、ウルトラマンアルファは、
周りの驚愕など意に介さない。そんな余裕はなかった。

115 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:43:41 ID:X067siWD0
 ウルトラマンアルファが宇宙警備隊から地球防衛の任についてやってきてから、実はもう一年が経過している。
この第一話以前に、設定上既に一年分の経過があったわけだ。
 普段は地球人の青年の姿となっており、その際の名を『城達志(じょう・たつし)』という。ウルトラマンの
優秀な頭脳を以って東京に在する城南大学に籍を置き、一方で家庭教師をして生活していた。西野という姓の
中の上クラスの一家の娘で、桜ヶ丘高校(都内に古くからある桜ヶ丘中学校からエスカレーター式に進学する
形で近年併設された)2年生の西野恵(にしの・めぐむ)のほぼ専属となって勉強の面倒を見、やがて家族
同然の立場となっていた。
 又も防衛隊員じゃないのかという突っ込みは拒否。公平のとき、アリバイ工作のネタを考えるのが
どんだけしんどかったか・・・という話は置いといて。
 家族同然の立場となっていたことで、ふと気が緩んだのかもしれない。
 本来の役目はウルトラマンとなっての地球防衛である達志は、今回のゼバット星人の地球侵略計画を宇宙警備隊から
知らされ、街の裏通りの目立たない辺りに駆け込み、変身アイテム・アルファプラス(スタンダードなスティック
タイプ。先端にディファレーターエネルギーの圧縮されたクリスタルが付いている)を取り出して掲げ、
スイッチを入れて変身した。
 だが、学校への通学中に忘れ物に気付き、近道して取りに戻るため、たまたまその裏通りに入ってきた恵に・・・
変身の一部始終を、見られた。
 巨大なウルトラマンとなった達志は、上空に滞空したまま、ただもう地上の恵を見下ろしている。恵も、
目を見開いたまま自分を見上げている。
『えーと・・・』
 どう取り繕ったものか考えあぐねるが、そうしている間侵略者が待ってくれるはずもない。
 やむなく、達志=アルファは、ゼバット星人の襲来地点に飛んで急行する。
「城先生!!」
 叫ぶ恵を残して。

116 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:46:06 ID:X067siWD0
 そんなわけで、敵の大軍団を下しておきながら、アルファの胸には何の充実感も無い。
『ウルトラマンアルファ』
 空の彼方から、宇宙警備隊からテレパシーで通達が来た。恵に正体を知られたことがもう知れたらしい。
何の通達かといえば、当然、宇宙への帰還命令。事情はどうあれ、地球人に正体を知られたウルトラマンは
宇宙に帰らなければならない。昔からのお約束。
 お約束・・・

『誰が決めたんだそんなこと』

『何?』
 聞き返す上司のテレパシーに、アルファは反目した。
『大体、正体がばれたら何故親しい人の下を去らなければならないんだ? 今まで明確な理由の説明って
一回もされたことないじゃん』
『いや・・・おい、お前』
 アルファは、きっぱりと言い放つ。
『帰還命令は、拒否します。そもそも』
 そのとき。
 ゼバット星人がまだ別空間に潜ませていた切り札が、いきなりテレポートしてアルファに襲い
かかってきた。
星人「まだ勝負はついていないぞ、ウルトラマン!」
 ゼットン・・・のディテール、黒い外皮に黄色い発光体を持った、本当に恐竜体型の重量級怪獣兵器。
大きな口に牙が並び(でも目はぽこっと虚ろな穴が開いている)、長い尻尾。ゼバット星人がゼットンの因子を
ベースにアレンジを加えた改造宇宙恐竜・ゼットニオスである。その姿は邪悪さに満ちながらシャープで精悍だが、
二本の銀色の角だけは動くたびにぷるぷる揺れる腐ったラテックス。

117 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:48:28 ID:X067siWD0
 アルファは悠然と愛刀・アルファブレードでゼットニオスの突進を止め、
『御覧のように、地球に対する怪獣や侵略者の脅威は何ら去っていません。今僕が地球を去るのは、はっきり
言って愚かな処断です』
『タイミングよく怪獣が出てきたから丁度いいと思って言ってるだろう! 当然後任は直ぐ送る!
帰還するのだ、ウルトラマンアルファ!』
 アルファは呼びかけをそれっきり無視し、戦闘に集中。
 ゼットニオスは、両手に仕込まれたゼットニオスナパームを連射してくる。アルファは鞘に収めたままの
ブレードを振り回し、それだけで弾丸を全て弾く。
 そのまま格闘戦に持ち込もうと迫るが、ゼットニオスはバリヤーを展開して打撃を防ぐ。
 勝ち誇って吠えるゼットニオスだが・・・何時の間にか、アルファが眼前にいない。
 見回していると、
『ウルトラ微塵隠れ!!』
 又毛筆テロップ。
 ゼットニオスの足下の地中に転移したアルファが地下でエネルギーを解放し、爆発が直撃して
土煙と共にゼットニオスの巨体が吹っ飛ばされる。足下にまではバリヤーが張られていなかった。
 ゼットニオスが大きく態勢を崩したところで、アルファは高くジャンプして頭上を取り、アルファブレードを
更に上に投げ上げて両手を空けた後、高速で九字を切って印を結んで精神統一し、
『ギャラシウム光線!!』
 胸の前で印を結んだ両手から、光の奔流が稲妻の如く叩き込まれる。勿論技名の毛筆テロップ入り。
 ゼットニオスも大爆発し、赤いスチロールとなってバラバラに粉砕された。
 アルファは着地し、落ちてきたブレードを視線も向けずに片手で受け止め、呟いた。
『そろそろゼットンの呪縛から抜け出そうよ』

118 :名無しより愛をこめて:2006/10/18(水) 23:50:45 ID:X067siWD0
 一部始終を見届けた防衛軍やゼバット星人の驚きも、アルファにはどうでもいい。彼は、宇宙警備隊上層部の
意向に背き、自分の意思で地球に留まり続けることを決意した。見上げた空に浮かぶ妄想、恵の笑顔の
面影がその理由だ。
『可愛いなあ』
 バーストの最終回の余韻を思いっきりの私情で冒頭からちゃぶ台返しにする、光の巨人の風上にも
置けない男。何様!?

119 :ウルトラマンオーバー:2006/10/19(木) 00:24:40 ID:6cveQI9T0
>アルファ作者様
・・・・・・え?
・・・・・・・あ、そうか量産型だもんな
そう、そうだよ、ほら、Zの漫画でゾフィー兄さんも3匹一瞬で倒したし
それと同じのりだ、うん
よし、OKOK、大丈夫、うん、ほら、最初の戦いってのはエネルギーの消耗が無い状態で戦えるからウルトラ戦士の力100%だせるし
そんで、ほら、あのーえーうん、ガーディアンも平和ボケでもしたんでしょ、うん、ピースとかシグマとか頼りになるウルトラマン過去にいっぱいでたから
そうだ、うん、そうなんだ
えーとだからその・・・あ、ほら、デリートさんあたりでもできるんだよ、うん、同じ芸当が
それでアルファはそのなんていうんだ、武器持ってたし
今までウルトラ戦士皆素手・・・あ、セブンのアイスラッガーは折りたたみナイフみたいなモンでまともな武器じゃいし
だからその・・・えーと・・・
あ、そうか
別に敵ですごいの出たわけじゃあないんだから・・・いや
それじゃいままでのシグマやイレイズやミラクルの苦労はいったいなんだったんだってことに・・・
あ、そうだ、このアルファは今までクエーサー(地球から観測できる中で一番遠い天体)にいたんだ
そうだ、そうに違いない
だから今まであの馬鹿でかい戦艦が現れた時もガタストロンがBITステーション襲った時も奇跡の国がやばくなった時も今回の映画でも助けに来ないんだ
よし!そうに違いない!OKこれで何も理不尽じゃない!
迫力のある面白い作品でした
今後の展開に期待します、物凄く!あらゆる意味で

120 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:34:01 ID:baDM1QTWO
>>44リュウラ作者様、期待していただけて光栄です。初心者なので作品の質は酷いかもしれませんが…。
リュウラの世界観、すごい好きです。これからも頑張って下さい。
>>56オーバー作者様、初めまして。これからよろしくお願いします。増える犠牲者続きが気になります…。
>>90ピース作者様、謎を残して次回に続きますね、楽しみです。
>>102クラウス作者様、クラウスの身長がフォルテと一緒で、物凄く共感を覚えました。何かうれしいです。
>>112アルファ作者様、新作おめでとうございます。一話からゼットンとは凄いサプライズですね!
型破りなウルトラマンアルファの活躍にも期待です。


121 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:46:49 ID:baDM1QTWO
第1話「選ばれし者」邪悪生命体ブルーコア、古代怪獣ゴメス登場。
北海道の夜の山林地帯をテスト飛行する一機の小型セスナ機。パイロットは札幌郊外の小さな航空会社に務める速水 大地である。
大地は通信機で会社に待機している修二に、今から戻ると連絡し帰還しようと準備をする。
しかし、その直後、セスナ機の前に赤い発光体が現れ、大地は避けきれず発光体に吸い込まれてしまう!
その様子を見ていた合宿中の山岳部の部員達は、すぐに地球防衛軍に通報する。
地球防衛軍の女性長官の間宮 千鶴は、この事件には新設されたばかりのチームAMKSが適任として、
メンバーに出撃するように命じる。
長官とオペレーターの奈緒隊員は、基地であるAMKSドームの作戦室に待機し、
ジェイコブ隊長とボムス隊員は吾郎博士が開発した主力戦闘機、
フジヤマ1号機に、ロベルト隊員と誠也隊員は同2号機で出撃する。
東京から北海道の距離、チームAMKSが到着した時には、もう深夜であった。
メンバーは大地が勤めている航空会社を訪れる。
社内には修二を含む社員達と、大地の彼女で新聞記者の香坂 深雪が大地の生還を祈りながら待っていた。
ジェイコブ隊長は修二達に行方不明になっている人物について尋ね、その人物が速水 大地と知り、
非常に驚く。
名前を聞いてもピンと来ないロベルト、ボムス、誠也。ジェイコブ隊長は大地について語り出す。
地球防衛軍札幌支部に務めていた大地は防衛軍の上層部が目を置く程の腕前のエースパイロットだった。
ある日、怪獣出現の一報を受け、仲間の瀬戸 光輝と共に出撃した。
人々の避難が進まない街を襲撃する怪獣。大地と光輝の二機の戦闘機は攻撃を仕掛けるが苦戦をしいられる。
大地は怪獣の喉を目掛け攻撃しようとするが、逆に撃墜されそうになる。
ここで怪獣を逃せば街は壊滅、多くの人々の命が奪われる…。しかし、大地は今にも攻撃を受けそうになる。
それは死を意味する。光輝は大地と人々の命を救う為、怪獣に突攻を仕掛ける。
突攻により怪獣は絶命。間一髪の所で大地と人々の命は救われたが、
光輝が命を落とす結果となってしまった。
光輝の死を悔み、責任を感じた大地は地球防衛軍を辞め、
現在の航空会社に就職したのであった。


122 :今回よりアルファ作者:2006/10/19(木) 00:47:13 ID:1jffNKSk0
オーバー作者様
 えー、やっぱり混乱しますか。
 これまでのオリウルの皆がいた時代からちょっと未来にずれているという
余りフォローになってない設定もあるのですが・・・話を進めていくうちに、
少しずつバランスを取っていく・・・と思います。こんな真似をした以上、
当然宇宙警備隊からの追っ手に追われることになる、とか。

123 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:48:48 ID:baDM1QTWO
ジェイコブ隊長の話が終わると社内の通信機が鳴り響く。修二は慌てて通信機を手に取る。
何と行方不明の大地からであった!泣いて喜ぶ深雪、社員達は喜び、
チームAMKSのメンバーは大地の生存に驚く。
泣きながら修二が「大地さん今まで何処にいたんですか?」と問い詰める。
大地「すまない修二、それより大変なんだ地球に新たなる危機が訪れようとしているんだ!」
修二「新たなる危機?」
ジェイコブ隊長は「すまんが通信機を貸してくれないか?」と修二から通信機を借りる。
ジェイコブ「私はチームAMKSの隊長のジェイコブ・バーナードだ。新たなる危機とはどういう事だ?」
大地「地球に邪悪生命体ブルーコアが侵入したんです。」
ジェイコブ「防衛軍のレーダーは何も捕えてなかったぞ?」
大地「奴はレーダーには反応しません。」
ジェイコブ「その情報は、どこから得たものなんだ?」
大地「ウルトラマンです。新たに地球に飛来したウルトラマン、
ウルトラマンフォルテが僕に伝えました。」
ジェイコブ「ウルトラマンだと…?」
その言葉に誰もが驚く。
一方、夜空を凄まじい早さで青い発光体が駆けて行く…
大地が言っていた邪悪生命体ブルーコアである。
ブルーコアは空を彷徨った後に北海道C地区、航空会社があるすぐ近くの工事中のトンネル内に侵入する。
トンネルの奥底には古代怪獣ゴメスが深い眠りについてた。
ブルーコアはスライムのように広がりゴメスを包み込む。
ブルーコアと融合したゴメスは目を大きく見開き目覚める。
それと同時にAMKSドームでも奈緒隊員が何かを感じ取ったように目を大きく見開く。
奈緒隊員は手際良く、レーダーとデータを照合して異変を発見し、通信機でメンバーに連絡を取る。
奈緒「近くに巨大なエネルギー反応を確認。至急攻撃体制を取ってください。」
誠也「何や巨大なエネルギー反応って…!??」
ボムス「恐らく、ブルーコアと言うやつじゃないでしょうか…?」
ロベルト「どうやら敵に先手を取られてしまったようだね…。」


124 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:51:01 ID:baDM1QTWO
ジェイコブ「1号機には私が乗る、2号機にはロベルトとボムスが乗り、
敵が現れ次第、攻撃を開始する。誠也は社員達の避難誘導を頼む。
奈緒は引き続き情報収集にあたってくれ!」
メンバー「了解!」(ワンダバ♪ワンダバ♪)
誠也の指示で避難が開始する中、トンネルを破壊し、砂煙をあげながらゴメスが出現する。
ロベルト「過去の資料で見た事がある…アイツは古代怪獣ゴメスじゃないか。」
ボムス「エネルギー反応はブルーコアとか言う奴じゃなかったのか…?」
ジェイコブ「いや、ゴメスは本来身長10数m位の怪獣だ。あんな巨大な怪獣ではない。」
奈緒「恐らく、ゴメスはブルーコアと融合した事で強力な進化を遂げたのだと思われます。」
ジェイコブ「こうなれば過去のゴメスのデータはあてにならん!心してかかれ!」
ロベルト&ボムス「了解!!」
チームAMKSとゴメスは激しい攻防戦を繰り広げる。
チームAMKSの攻撃はゴメスには、あまりダメージを与えてはいないようだった。
しかし、ゴメスは頭部の角を振り回し、腕で1号機と2号機を捕まえようとするだけで
空中で距離さえ保っていればチームAMKSはやられることは無かった。
一通り避難も完了する中、誠也も両手にアンカスガンを取り戦闘に加戦する。
一方、人々が避難する中、大地が現場に駆け付ける。
修二「だ…大地さん!」
深雪「大地くん!?心配したんだから…。」深雪は再び泣きそうである。
大地「すまない深雪、修二。」
修二「大地さんも早く逃げましょう!」
大地「それは出来ない…。」
修二&深雪「!?」
大地「オレには、やらなきゃいけない事があるんだ…。光輝のように逃げずに…やらなきゃいけない事が!」
修二はそれでも大地を避難させようとした。
しかし、深雪は大地の力強い言葉を素直に受け入れた。
大地の何かを守る為に本気になった目は、光輝が殉職した時以来の物だったからだ。
深雪「大地くん無理はしないでね…。」
大地は頷くと、ゴメスの方向へ駆け出す。
一方、ゴメスとチームAMKSの戦闘は、じわりじわりとでもチームAMKSの方が有利のように見えた。
しかし、ゴメスは突然、破壊光線を吐き出した!


125 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:55:58 ID:baDM1QTWO
破壊光線はブルーコアと融合した為に使えるようになったのだ。
過去のゴメスでは有り得ない攻撃に不利になるチームAMKS。
そして、再び吐かれる破壊光線が2号機に命中。
2号機コントロールが効かなくなり地面に向かい真っ逆さまになる。
誠也「あかん!!ロベルトさーん!!ボムスさーん!!早く脱出してください!!」
ロベルト「脱出不能!!」
ボムス「コントロールも効きません!!」
ジェイコブ「ロベルト!!ボムス!!」
誰もが絶望した、その時、現場に駆け付けた大地がインプラズマを手に取る。
大地が赤い発光体に吸い込まれた時、そこにはM78星雲からの使者、
ウルトラマンフォルテがいた。
フォルテが地球で戦う為には地球人の強い体と勇気が必要であり、
適切な地球人として大地を選んだのであった。
大地が手にしたインプラズマを天に掲げると光を放ちながら、
大地はウルトラマンフォルテへ変身を遂げる。
フォルテは両手で2号機をキャッチし、地面に置き、ポーズを取りゴメスに向かい構える。
誠也「ウルトラマンや…!!ほんまにウルトラマンが来てくれたんや!!」
ロベルト「この巨人がウルトラマン?」
ボムス「実物を見るのは初めてだ…。」
ジェイコブ「ウルトラマンフォルテ…。」
奈緒「来たわね…ウルトラマン。」
フォルテはゴメスに立ち向かい、ゆったりと滑らかな動きでパンチやキックで攻撃をする。
まるで初代ウルトラマンを思い出されるような動きだ。
しかし、ゴメスの猛反撃を前に苦戦を強いられる。ロベルトとボムスが2号機から無理やり脱出し、
ジェイコブ隊長は「ウルトラマンフォルテを援護せよ!!」と指示を出す。
ロベルトとボムスはアンカスガンを取り、誠也と共にゴメスに攻撃をする。


126 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 00:59:12 ID:baDM1QTWO
ジェイコブ隊長も1号機から攻撃をする。
チームAMKSの援護で再びフォルテが有利になる。
カラータイマーは赤に変わり点滅を始めている。
フォルテは腕を十字に組み、必殺光線フォルテッシモインパルスを放つ。
光線を浴びたゴメスはブルーコアと共に大爆発を起こし、粉砕されるのであった。
それを見てチームAMKSのメンバーも社員達も喜ぶ。
フォルテは朝日が昇り始めた空の彼方へ去って行く…。
変身が解け修二と深雪と共に無事を喜ぶ大地。
そんな大地の前にジェイコブ隊長が歩み寄る。
ジェイコブ「君の過去の実績を見せてもらった。
チームAMKSの入隊条件には充分過ぎる腕前だ、是非入隊してもらいたい。」
その言葉に大地は少し戸惑う。
修二「大地さん…前に少し言ってたじゃないですか。
防衛軍辞めて後悔したような話…。」
大地「そうだけど…。」
そう、大地は呟き深雪の方を向く。
深雪「私なら心配ないよ。大地くん、
自分の道は自分で決めなきゃ…。それに、誰かを守ってる時の大地くん、
すごくかっこいいんだから…私、大地くんのそんなところ好きになったんだよ。」
その言葉を聞き、大地は黙って頷き、ジェイコブ隊長に
「これからお世話になります」と頭を下げる。修二と深雪は笑顔で大地を見る。
こうして、大地はチームAMKSに入隊することとなった。AMKSドーム、
隊員服に身を包んだ大地がAMKSドームの作戦室に入ってくる。
ジェイコブ「改めて自己紹介させてもらうよ。
私が隊長のジェイコブ・バーナードだ。」
ロベルト「オレはロベルト・グレイシー。よろしく。
同い年なんだってね?アミーゴが増えてうれしいよ。」


127 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 01:00:32 ID:baDM1QTWO
ボムス「僕はチャン・ボムスです。よろしくお願いします。」
誠也「俺は浪花のガンマン、松本 誠也。よろしくお願いしまーす!」
奈緒「私は宮里 奈緒です。よろしくお願いします大地隊員…。」
と奈緒は意味有りげに微笑む。
大地「速水 大地です。みなさん、よろしく。」
こうして新しいメンバーが加わった事でチームAMKSは団結力を高め、
新たなる出発の日を迎えた。
大地の姿は再び北海道にあった。
深雪「隊員服、似合ってるね…。」
大地「ありがとう…深雪…。」
大地が微笑むと同時に通信機が鳴る。
奈緒「大地隊員、秋田県B地区に怪獣が出現したもようです。
すぐに現場に向かってください。」
大地「了解!」
深雪「大地くん!体に気をつけてね…。」
大地「深雪もな…。」そう笑顔で応え、大地は北海道の地を去るのであった。
大地が乗ったフジヤマ3号機が見えなくなるまで深雪は空を見続けた。


次回予告 観光客で賑わう渓谷に地震と共に出現する灼熱怪獣ヴォルケレス。
火山エネルギーを蓄えたヴォルケレスを前に
ウルトラマンフォルテとチームAMKSは勇気と聡少年との友情を胸に立ち向かう!
次回「祈りを込めた流れ星」


128 :フォルテ作者:2006/10/19(木) 01:09:02 ID:baDM1QTWO
第一話と言う事で長文失礼しました。

>>122アルファ作者様、巻き込んですみませんでした。アルファいいと僕は思いますよ!

129 :リュウラ著者:2006/10/19(木) 12:13:48 ID:GNAQV8zs0
一晩に二つの新シリーズが同時に始まったってのもめでたいですが。

昨晩よりアルファ作者様
ああ…確かに読む人選ぶかもしれない…。大野心作ですね。前提、演出、全部物凄いですね。
まあ「呪縛から抜け出す」というのもウルトラの命題でしょうから文句は無いです。
第二話は如何に弾けるんでしょうか。注目です。

フォルテ作者様
遂に放送開始でまずはおめでとうございます。意外に…シンプルでちょっと驚きました。
当初は怪獣が死肉を啄ばんだりウルトラマン同士の抗争が勃発したり本編ほったらかしで主役とヒロインのお惚気に時間費やしたり(そいつは私か。)結構暴走したウルトラマンかと思って気になってたんですが。
別に「捻りが無い」と言ってるんではなく、「ウルトラマンとしてちゃんと認識できる作品だな」って事です。
ところでこちらも「過去にウルトラマンがいた」世界観なんですね。
どれと繋がってるんだろう。

130 :名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 13:34:38 ID:mZGkiOjt0
フォルテ作者様
 こちらこそ、割り込む形になって申し訳ない。そして、フォローありがとう
ございます。
 フォルテ、確かにスタンダードで、ほっとしました。いや、自分があーいうの
書いた直後なんで。何が普通であるかということがちゃんと提示されていると
いうことは重要だと思います。普通あってこその変化球です。
 ブルーコア、ちょっとスフィアやカオスヘッダーを思い出しましたが、
やはりそういう存在なんでしょうか?

131 :名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 13:35:35 ID:mZGkiOjt0
>>130はアルファ作者でした。

132 :名無しより愛をこめて:2006/10/19(木) 14:26:11 ID:mZGkiOjt0
 あと、リュウラ作者様もコメントありがとうございます。別に野心とか
大それた考えはない・・・はずなんですが、漠然と疑問に思ってたことを
ぶちまけたらこうなってしまったのです。イレイズやバーストでも
そういう試みはやってたんですが、今回は試み自体が縦軸なので・・・大丈夫だろうか。

133 :リュウラ著者:2006/10/19(木) 15:32:58 ID:GNAQV8zs0
何と、火曜日まで書き込めない状況になりました。
なので、急遽二十七章を投下します。

134 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:35:08 ID:GNAQV8zs0
第二十七章 カルラ不滅 高位幻神仙ムイ 発現
「老子!ウルトラマンカルラが、アサギが、死にました…!」
ここは次元の狭間、高位の神々に仕える民族「光の一族」が住む「神山」。
老子と呼ばれた翁は、リュウラおよびカンナ抹殺の切り札であったカルラを失った事だけをしきりに悔やんでいる。アサギが死んだ事はどうでもいいらしい。
神々もこの事実は知っていた。神山の中心である廟から翁のーレイハへ潜入した際はクロサキと呼ばれたー神々への詫言が聞こえてくる。そして、詫びながらも全ての責をリュウラとレイハへ転嫁している。
神々はその詫言も気に入らないようだ。
「ミウと同じく、わざわざ我らの力で旧暦よりアサギを召喚してやったものを…」
「老子、我らがニンゲンの滅亡を願う理は存じておるな?恐るべき『虚ろの者』へ力を与えとうないが故のこと。」
「は!存じております!我ら光の一族、今度こそレイハとリュウラを抹殺する所存です!」
「よろしい。では、私が手を貸そう。」

「トキツグはどこ行った?」
という一言が、軍日本基地で一日五回は聞かれた。
スガが殉職して三日。二日前、泣き続けているのが目撃されたきり、トキツグは姿を消していた。
指令房にヘキは未だ復帰できていない。トキツグは行方不明で、当然ずかずかと指令房へ入ってくるスガの怒声ももう聞こえない。
「…静かなものね…」
嫌な意味で。

そんな時、ヒスイへ上層部からお呼びがかかった。
一週間ばかり、関西省支部の航空攻撃隊臨時指導教官をやってもらいたい、との事だ。
「しかし…レイハはただでさえ戦力の足りない状況。私一人を欠いただけでも…」
だが、レイハは戦果を残している割に、組織内での立場は弱い。出張は決定してしまった。
ゴジョウにもこの決定が伝えられる。
「それはつまり、しばらくレイハから男っ気が消えると仰っておいでなのですか?」
妙なところに食いつく。


135 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:37:11 ID:GNAQV8zs0
次の日、関西省より、出迎えの機翼が到着。あれよあれよという間に、離陸してしまった。
やたらと馴れ馴れしくヒスイに話しかける操縦手。ヒスイも話に乗っかってみる。
「なあ操縦手さん、そっちのミヤウチ大宰とフユキ小宰は元気か?ラゴウの時随分世話になってるんだ。」
「お二人ともお元気ですよ。今か今かとマミヤ正司馬の到着を心待ちにしておいでです。」
「元気か。妙だな、そっちの指揮官はハイジマ大宰とサエキ小宰の筈だが…操縦手さん、アンタ、誰だ。」
操縦手が顔面蒼白になるのが後部席からでも分かった。
「関西省支部の人間じゃない。…何を考えてる?」
「…レイハ、消えてもらう!」
突如操縦席の各所が炎に包まれた!そのまま墜落してゆく機翼…

一方、ヘキの病室には一人の警備兵が忍び込んでいた。そして、眠っているヘキに呪をかけはじめる…
「はいそこまで!…ウチの仲間に何しようと…」
駆けつけたユリノが術者を追い詰めた。だが、術者は不敵に笑む。
「レイハを滅ぼす。そのために私は地球へ降りたのだ…」
邪悪な気が立ち昇る。コイツは人間ではない…。その神気に威圧され、動きがとれない!「臨、兵、闘、者、皆、陳、烈、在、前!」
駆けつけたカンナの九字で辛うじて神気が弱まり、ユリノは脱出に成功。術者…その神は逃亡する。即ヘキを霊視するユリノ。
ヘキに掛けられた呪は、殺人用の危険なものだった。ユリノの介入によって即死は免れたが、危険な事に変わりはない。
そこで急遽、ヘキを明治神宮へ搬送、呪祓いが行われる事になる。そこへ通信が入った。ヒスイの乗った機翼が、墜落したらしい…
ヘキを神宮へ搬送するユリノを見送り、カンナとフナトは墜落現場へ向かった。


136 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:38:26 ID:GNAQV8zs0
「で、カンナ、今指令房にいるのは大宰一人って事になるわね。」
「…六人じゃ、足りないですよね。」
しかし今重要なのはヒスイの生死である。二人は予定よりも飛ばして現地へ到着。
ヒスイは生きていた。しかし…右腕を痛めているようだ。左腕で辛うじて手を振り、二人に救助される。
「ヒスイくん、ニセ操縦手さんは?」
焼死体になっていた。しかもあちこちに色々なモノが飛散している。
「自分の命を捨ててまで俺を殺したかったらしいな…小宰、基地に異常は?」
「…ヘキが呪い殺されそうになったわ…」
「じゃ、誰かがレイハを全滅させるつもりなんですね…」
ヒスイは検査のため、墜落地点から近い、明治神宮の側の医院へ一応行ってみた。
ついでに一日目の儀式が終わり、眠っているヘキを見舞う。
と、フナトがその様子を外から伺う人影に気付く。それは…
「元気だった?ロクドウトキツグ訓練生。」
「小宰…」

神宮公園の池の鯉を見ながら二人は腰をおろす。
「すいません…勝手に出てこなくなっちゃって…」
「…戻っておいでよ。スガさんが亡くなったのは全然アンタのせいじゃないんだから。」
「でもオレ…何も出来なかったから…。何も出来なかったのが悔しいんです。」
「軍人には、助けられる命も助けられない命もあるわ。
でも、助けられなかったからっていつまでも悔やんでても、何も変んない。
今目の前で助けを求めてる民がいるなら、その民を救うために全力を尽くす。軍人は、人は、そうあった方が良いと思う。」
黙り込むトキツグ。


137 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:39:51 ID:GNAQV8zs0
一方、右腕の利かないヒスイを手伝うカンナ。
「ヒスイくんは、トキツグさんが帰ってくるって思いますか?」
「奴はいわば『重み』を知った…。その重みに耐えられるなら、戻ってくるだろう。」
「みんなを助けるって、『重み』をせおうことなのかな…」
そう呟くカンナを見つつ、ヒスイは精神で龍と対話してみる。
(なあ、カンナだが、いつもと何処かが違う気がする…)
(我も何ゆえのことか、カンナの内面のみを透視し得ぬ…我に理解しうるは、今カンナは別の『神』を身内に宿らせていること…)
その時、明治神宮の側に巨大生物が出現!一瞬にして理解したヒスイ。
「そうか…奴が何者かを操り、レイハの戦力を減少させる工作を…」
真昼間だったので避難誘導もうまくいっていない。
「ロクドウトキツグ!小宰として命じる、レイヒュウゴへ搭乗せよ!」
「…無理です!ただでさえレイハの人数が少ないのに、オレなんかを作戦に招いたら全滅させられます!」
何度か説得を試みるが、トキツグは頑として参加しようとしない。フナトは結局一人でレイヒュウゴに搭乗する。
ユリノがレイカイオウ、カンナがレイキザンで攻撃を開始する…だが、光線砲がその巨大生物…ムイを突き抜け、地上を爆撃してしまう!
「…幻?」
「物理攻撃じゃ止められないわね。鬼道機関、発動!」
しかし、肝心の鬼道機関が動かない。ムイは基地へ侵入した際、鬼道機関に対し、力を封印する呪を施していたのだ!
「出でよ、リュウラ!」
ピンチのレイハ、避難できていない民を守るため、ヒスイはリュウラに転化する。強烈なキックが繰り出されたが…それさえ空を切る。
ふと見回してみれば、ムイが三体。この中に本体は一つだけ…リュウラは心眼で本体を見切り、ショットスパークルを放つ。しかし、それさえ突き抜けてしまう。
しかもリュウラの背後にいた幻影が突如実体を持ち、リュウラを締め上げる!実体と幻影を自在に入れ替えてしまえるようだ。その上、リュウラの動きにいつものキレがない。
カンナは分かっていた。ヒスイが怪我をしたためだ。
心眼でいくら見切っても、満足に動けなければ本体を倒せない。ピンチに陥るリュウラ…


138 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:41:05 ID:GNAQV8zs0
その上、戦闘の余波で明治神宮が崩れ始めた!高位の神であるムイは、神宮の神壁を破ってしまったのだ。
そこにはまだ、大勢の参拝者が、そしてヘキが残っている!
(オレが基地に残ってれば…レイヒュウゴの鬼道機関に掛けられた呪を、掻き消せたかも知れない…。)
幻影からの集中攻撃に怯むリュウラ。
(『一回バカなことしちまったら、その失態を繰り返さないよう気をつけるもんなんだ。』)スガの声…
(オレの失態は、基地に残らなかったことだ。いつまでも悔やんでても、何も変らない。だから今、ヘキさんを!)
明治神宮へ突入するトキツグ!
神宮の中では、ヘキが満足に動かない体へ鞭打ち、閉じ込められた民を外へ逃がし続けている。
が、最後に残った一人の老婆が足を怪我し、歩けなくなった。その老婆を抱きかかえ、共に脱出を試みるヘキ。だが二人を、折れた柱が襲う!
…それを背中で押しとどめた少年がいる。
「…ヘキさん、今のうちに…!」
「トキツグ!」
その大黒柱を支えるには、トキツグの体は余りにか細く見えた。
「オレは、…教官も、誰も助けらんなかったから…せめて…これぐらいは…!」
「トキツグ、行こう、一緒にここを出るんだ!」
「オレはいいから!ヘキさん…そのバアちゃん、歩けないんじゃないすか?
早く、連れ出してあげないと…」
ヘキは内心仰天していた。その目、その心は完全に「命を賭けて民を守る真の軍人」の物。
彼の魂を視たヘキは、トキツグを残し、老婆と共に神宮を脱出する。着陸したユリノが代わりにトキツグを救助に行こうとするが、
その時、天井が落下した!
一人下敷きになるトキツグ。
「オレは…まだ、沢山の民を救いてえんだぁーっ!」
大量の瓦礫に埋もれながらも叫ぶトキツグ。次の瞬間、彼は見知らぬ場所にいた。
(君の魂、見せてもらった。)
そこにいたのは、鳥神、ガルーダ!


139 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:42:41 ID:GNAQV8zs0
「…お前、リュウラに殺されたんじゃ…」
(私を哀れんだ何者かが、消滅寸前の私をその身内に取り込んだのだ。)
それはカンナの無意識が成せる業であったのだが、ガルーダはその事を知らない。
(そしてその中で、刻が来るまで私は眠っていた。)
「刻が…来るまで?」
(…私は神々の正義を盲信し、アサギへ力を与えた事で、多くのニンゲンに『望まない死』を与えてしまった。
君の師もその一人だ。その罪は二度と消えない。だが、少しでもその償いをしたいんだ…。)
「自分の失敗を悔やんでても、何も始まらないってことか…」
(償いをしたい…。君の魂、貸してもらいたい。)
「…何?」
(私と共に、戦って欲しい。しかしそれは畢竟、私自身の償いに…協力して欲しいという事でもある…)
「…お前は、クソ野郎に力を与えて、教官を殺したヤツだ。でも…、」
一度、右拳を全力で叩きつけるトキツグ。これで、ガルーダへの恨みを振り切った。
「オレは誰も助けられなかった…みんなを助けられるんなら、お前の償い、手伝うよ。…どうすればいい?」
(君の名において、私に命じてくれ。和合させた力を解放せよ、と。…すまない。)
僅かな迷い。それは、業を背負う者同士、共通するものだった。だが、悔やんでいても、何も変らない。
そして、トキツグは叫ぶ。
「君が宿主、ロクドウトキツグの名において命ずる!」

明治神宮へ、光の稲妻が集束した!その中から、リュウラに砕かれた筈の鳥神ガルーダが出現!
ガルーダは空間を飛び回り、ムイの幻影を撹乱させる。そして…黒き巨人、ウルトラマンカルラの姿へ転じる!
だが、その黒い体の各部に、新たな宿主の熱き魂を示すが如く真紅のラインが刻まれている。
どこというわけではないが、顔つきも若干異なっている気がする。新たなカルラは、右拳を真っ直ぐに突き出し、戦闘態勢に入った。
トキツグの魂を宿す、新たなる光の鳥神。
ウルトラマンカルラ・ガイ!

リュウラ=ヒスイはまたも一瞬で理解した。この、いわば新たなウルトラマン。その正体が、あの少年であると。
(…トキツグ…)
そしてカルラ=トキツグ自身も、己の姿に驚愕していた。
(オレが…ウルトラマン?)


140 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:45:57 ID:GNAQV8zs0
凄まじいまでに敏捷な動きでムイの幻影を散らすカルラ。その間、リュウラはレイヒュウゴの鬼道機関を、呪から開放した!
「鬼道機関、発動!」
ムイの発生させた全ての幻影は消滅、一体だけが残った。
そこに踊りかかるカルラ!一切の小細工を省いた、直線的な攻撃。ムイに近接し、とにかく殴る、殴る、殴る!
よろめいたムイの腹部に膝蹴り、さらにナックルパンチで吹き飛ばした。そして腰に手をやるカルラ。
光の短刀、翼光牙セントラルクローを現出させる。しかし、新たなカルラは、最初からそれを長槍に変えて戦っている。
あたかも自分自身が槍であるかのように、直線的にムイを突き飛ばすカルラ。更に頭上で槍を回転させ、雷の気を槍へ集束させる。
そしてムイに向け、槍を投げつける!必殺の裁邪翼光槍セントラルスティンガーだ…と思われたが、
その槍は空中で、一対の羽根を伸ばし、光の鳥のような形状へ変化。ムイを貫いた!余りに力を込めて投げすぎた結果、膝を突くカルラ。
だが、ムイを貫いた光の槍はそのまま猛烈な稲光を生む。ムイは、完全に粉砕された。
トキツグへガルーダが受け継がれた事で生み出された最強技、
「鳥神総凱破 ウィングインパクト」である。
一切パワーバランスを考えず、ガムシャラに闘った新生カルラ。その初陣は、勝利で飾られた。
しかし、余りに全力で戦い過ぎた結果、空の彼方へ飛び去る事も出来ず、その場で姿を消した。


141 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:46:46 ID:GNAQV8zs0
戦いが終わり、トキツグと対面するヒスイ。ヒスイはカルラの正体を見抜いている。
(気まずいよな…)
だが、トキツグは言った。
「マミヤさん!大丈夫ですか?…それにしても、リュウラの正体って誰なんでしょうね。」
(!…俺の事には、気付いていないのか?)
念のため聞いてみるヒスイ。
「な、あの新しいカルラの正体は、誰なんだろうな。」
「え゛!?あ、いや、え〜っと、誰なんすかねぇ?いやオレは何も見てないですよ?分かんないよな〜」
(…本気だ。本気でリュウラの正体を知らない。)
さて、レイハは至急指令房へ戻り、ムイに協力した何者かを調べなければ。
「先に戻っている。…いつでもいいから、帰って来い。」
去り行くヒスイ。一方、龍と、ガルーダの会話。
(お前は、良い選択を成したようだな。)
(おかげさまで。)


142 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/19(木) 15:55:23 ID:GNAQV8zs0
次回予告
レイハ壊滅の謀略、未だ潰えず。帝都の地下道、悪意と魂が交錯する。新たなる戦部よ、帝都を救い出せ!
次回ウルトラマンリュウラ 第二十八章「とりくんとろりこん」

リュウラ学 本日の講師 ヘキゼンジロウ&イワカゲユリノ
「ケットル星人は32年前、ウルトラマンレオと闘ったんだ!等身大時と巨大化時、君には違いが分かるかな?」
「関係ないよね。」

急遽書き過ぎたので、正直粗い出来です。
それでは火曜日にまた。

143 :アルファ作者:2006/10/19(木) 16:32:21 ID:mZGkiOjt0
リュウラ作者様
 今回の流れを見て胸が空きました。実は予告のサブタイを見て、アサギが
地獄の底から醜悪な化け物かなんかになってまだ仕返しに来る話かと
予想してました。

144 :ウルトラマンオーバー:2006/10/19(木) 16:50:19 ID:6cveQI9T0
>アルファ作者様
ご安心ください、混乱は
「このウルトラマンは今までその力に見合う仕事をしていて、その仕事に余裕が無いため、他の戦士を助けに来なかった」と言う答えにたどり着け、さらに
「地球に来たのは地球がこのウルトラマンの力を必要とするほどやばい状態にあったため、彼が来た」と言う考察を思いついついた事により、おさまったので大丈夫です
やたら強いウルトラマンというのも興味深いのでどうかこれからも頑張ってください

>フォルテ作者様
構成、そしてストーリー共によくできたいい作品だと思いました
伏線がいくつか張られているところもいいですね
これからの展開に期待します
・・・・ところで主人公の苗字が速水で殉職した仲間が瀬戸って言うのはもしかしてガンパr・・・
そうじゃなかったら失礼

>リュウラ作者様
すいません、実は俺はリュウラをまだ10話までしか読んでないんでこの話の感想は書けません
なぜまだ10話かと言うと、印刷して待ち時間等に読む専用のウルトラシリーズにしているからです
ですから、DVD(印刷したリュウラ)派の俺は本放送を見るわけにはいかんのです!
・・・・読むの遅くてすいません(しくしく

145 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:21:43 ID:sEGCSMP/0
第三十五話「決着…一筋の閃光」大首領シャバーザ、大首領ネオシャバーザ登場

前回、突如攻め込んできたバンリースを返り討ちにしたSGT。
真悟は因縁の相手、シャバーザを相手に激闘を繰り広げていた…。
シャバーザ「ムカつく野郎だ…俺様も相当腕を上げたつもりなのにまた互角か…」
真悟「それはこっちの台詞だ…今回は完膚なきまでに叩きのめせる自信が
あったのにやりやがる…」
シャバーザ「こうなれば巨大変身でケリをつけてやる!はあぁぁぁ!!」
真悟「望むところだ!シグマァァァ!!」
荒れ、ほとんど廃墟となった東京にシグマと巨大化したシャバーザが降り立つ

それを見たSGTは本部にファルコンの出撃を要請する
雪「よしっ!いよいよ私の出番が来たわ!それにしても隊長も最初から私も連れてって
くれればよかったのに」
姫子「まあまあ雪さん、今から暴れられますから、ね?」
雪「おうよ!姫子、私がファルコン2号、あんたが1号よ」
姫子「はいっ!」
二人は格納庫に向かう。そこで整備斑班長に呼び止められる。
班長「桃瀬隊員、まさかファルコンだけで行く気ですか?他のチームに協力を要請したり
別の戦闘機もお使いになれば…」
雪「いらないの!これはSGTの戦いよ」
班長「しかし、今回の敵の規模はすごいらしいじゃないですか!?ファルコンだけでは
私は正直、不安です」
雪「ふう…あんたは整備のスペシャリストだけどこっちは戦闘のスペシャリストよ。
どんな状況でも必ず打破出来るわ!SGTのファルコンシリーズはあんたも
自信を持って送り出せる戦闘機でしょ?それにね、あんな犯罪組織、SGTじゃなきゃ
対処出来ないわ。私は自信がある」
雪の強い思いに班長もさすがに折れた。何も言わない、思う存分戦って来い!と
ファルコン1号、2号が発進し、東京へ向かう。

146 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:22:37 ID:sEGCSMP/0
その頃、シグマとシャバーザは激闘を繰り広げていた。シャバーザがフィンガービームを
撃ってくればシグマのスパークビームがそれを相殺する。激しい戦いに東京は
どんどん荒れていく。
シグマ「まずい!このままじゃ東京は完璧に破壊される!」
シャバーザ「シグマ!周りよりも自分の心配をしたらどうだ!?」
シャバーザがビームに続き、ダークカッターを放つ。シグマはなんとか避けるが
東京タワーは横に真っ二つになった。シグマが反撃しようとすると
宇宙戦艦からの砲撃で邪魔されてしまう。苦しむシグマ
シャバーザ「君達が倒した戦闘員達だけが全部だと思うなよ」
そんな状況の中、ファルコンがようやく駆けつけた。
神「雪、姫子、ご苦労!よし、みんなシグマを援護するぞ!」
中村「了解!」
SGTがファルコンに乗り込み、宇宙戦艦と戦いを始める。
谷村「シグマ!戦艦は我々に任せろ!!」
荒井「お前はそいつをなんとかやっつけてくれ!」
シグマは頷き、シャバーザをなんとか掴まえ、宇宙へと運ぶ。

シグマはシャバーザを月面へと運び、そこで決着を付ける気だ。
シグマ「宇宙なら地球よりエネルギーも持つ…来い!シャバーザ!!」
シャバーザ「いいだろう!必ず貴様の命を頂くぞ!!」
シグマがエネルギー光球を放つ!シャバーザがバリアを張りそれを防ぐ!
シャバーザは高速でシグマに接近!シグマに連続打撃を与える。
耐えたシグマはプラズマスピンでお返しする。吹き飛んだシャバーザを
さらにバーニングキックで追い討ちをかけ、アスシウム光線を発射する。
大爆発が起き、シグマは勝ったと思った…しかし!

147 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:23:24 ID:sEGCSMP/0
シャバーザ「くははは…」
シグマ「この化け物め…やっぱ前よりかなりパワーアップしていやがる…」
シャバーザ「今のは、痛かった。痛かったぞぉー!!!」
シャバーザは念力で周りの岩をシグマに向かって飛ばす。シグマはそれに
当たってしまい、うろたえていると、シャバーザが一瞬にしてシグマの後ろに回りこみ
シグマを念力で持ち上げる。



シャバーザ「今度は、死ぬかもね」



シャバーザは念力を一瞬で開放し、シグマを物凄い勢いで吹き飛ばす!
シグマは叩きつけられ、その場に爆発が起きる。
シャバーザ「ふふふ、やったぞ…シグマを倒した!さて、地球はどうなっている
かな?まあ僕がいなくてもSGTなど宇宙戦艦で滅ぼせるだろうけど」
シャバーザはそう言い、地球に向かう。しかしすれ違いざまに戦艦の
護衛戦闘機の数機が太陽系を離脱していった。シャバーザは嫌な予感がした…。

嫌な予感は的中した。宇宙戦艦はSGTにより完全に破壊されており
さっきの戦闘機は逃げ出していったのだ。
回想シーン。SGTのファルコン1,2号の二機に対し、バンリースは戦艦だけではなく
護衛戦闘機のほとんどを出してきた。数は…数えきれない。
戦闘機、戦艦から無数のミサイルが飛ぶ。しかしSGTはなんなくかわし、逆に機関砲で
どんどん撃墜していった。戦艦はダブルのメタリウム砲で機関部を破壊され
地上に墜落、撃墜されたのだ。

148 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:24:55 ID:sEGCSMP/0
神「空中戦闘も、我々は負けない」
シャバーザ「やってくれましたね、虫けらどもが…まさか、地球人ごときに
私の自慢の戦艦が破壊されるとは思いませんでしたよ…許さん!
こんな地球など破壊し尽くしてやる!!ぬぅぅぅぅ…!ふああぁぁぁぁ!!」
怒りを露にしたシャバーザはなんと更なる変身を見せる!!
大きさは変わらない。しかし見た目は前は突起物などがいろいろ付いていたが
今度はすっきりしていて、シャープな姿である。余計な物は付いていない。
名を付けるならネオシャバーザと言ったところか。

荒井「うっ…すごいエネルギー量だ…」
シャバーザ「もうお終いだな、地球人…この一撃で貴様ら全員宇宙のゴミに
してやる!!」
そういうとシャバーザは両手を上げ巨大なエネルギーボール、プラネットクラッシャーを
作り出す。SGTがシャバーザを攻撃するがまったく効き目が無い!
神「くそ、まさかここまでやるとは…」


シャバーザ「この星を消す!!」


シャバーザが遂にプラネットクラッシャーを完成させ、放とうとした瞬間、シャバーザは
吹き飛んだ。

シャバーザ「うお!…生きていたのか!?」
そこにいたのはシグマだった!

149 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:25:34 ID:sEGCSMP/0
シグマ「俺もことのほかタフだからな…あんなもんじゃくたばらない!」
シャバーザ「だが、エネルギーはほとんど残っていない!!」
シャバーザの言う通り、シグマのカラータイマーは点滅している。シャバーザが
連続攻撃でシグマを苦しめる!
神「中村!シグマにあれを!」
中村「了解!太陽エネルギー放射砲、発射!!」

神の合図で中村がシグマにエネルギー砲を撃つ。シグマのエネルギーはどんどん
回復していった。
シグマ「よっしゃー!シャバーザ!俺はフルパワーになっちまったぜ?」
シャバーザ「うぬぅ、くそったれ!!俺様は宇宙最強なんだ!喰らえー!!」
シャバーザが極太の破壊光線を撃つがシグマはシグマシールドで弾く!!
逆にアスシウム光線できり返す。シャバーザは耐えたがまた深手を負った。

シャバーザ「うあぁぁぁ!!…シグマ!どこだ!?」
シグマ「ここだ!!」
シャバーザが見上げる先には太陽を背にシグマがシグマソードを構えていた!
そして一気にソードでシャバーザを一刀両断、続けて乱れ斬りでシャバーザを
バラバラにする!
シグマ「とどめだ!!」
駄目押しのアスシウム光線でシャバーザは完全に消滅した…シグマとSGTは
勝利したのだ!喜ぶSGT。しかし真悟の姿が見えないので一同は心配する
大激戦だったので真悟のことをすっかり忘れていた。その時
真悟「お〜い!!」
お馴染みのパターンで真悟は戻ってきた。手荒い祝福で歓迎されながらも
SGTは勝利に喜びながら帰っていくのだった…。
次回予告「防衛軍きっての名ガンマン、中村。彼を狙う暗殺者の魔の手とは
一体何か。暴れまわる怪獣を倒せるのは新兵器を一番上手く扱える中村、
君だけだ!さあ来週もみんなで見よう!!」

150 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:35:40 ID:sEGCSMP/0
ちわっす。先に言っときますがこれは最終回じゃないよw
いやー書いてたらシャバーザすごく好きな敵宇宙人になりましたよ。
シグマと互角か、それ以上…そんな奴なんで技もいろいろ名前を付けて
あげました。普通に怪光線だの光球じゃつまんないし、ライバルキャラなのに

ちなみに念力でシグマを吹き飛ばした技はサイキックボンバー
極太破壊光線はデッドリィキャノンです。劇中で技名付けんかったから。
で、シグマが最後にシグマソードでシャバーザを倒した技は
シグマソード・真流星斬 です。駄目だしアスシウムも含む。

今回は技多すぎですな…いいのか、俺?

151 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 17:56:13 ID:sEGCSMP/0
アルファ作者様、正直な話、俺はゼットンは量より質派なんで
これはどうかな…と思います。あと宇宙警備隊の追っ手が来るってことは
まさか、M78系で初のウルトラマン同士のバトルが始まってしまうんですか?
って初ではないか。レオの時代にやってるし。しかし
…確かに読む人選ぶかも…。ストーリー面は相変らず文句無しです。
まあ、ウルトラの常識を打ち破る!って感じで面白いです。これからも
期待します。

フォルテ作者様、第一話おめでとうございます!
ゴメスが出るとは!ウルトラシリーズでは本当に最初の怪獣ですからね。
過去にウルトラマンがいたっぽいですね。M78系と繋がってますか?

リュウラ作者様、実体と幻影を自在に使い分けるとは恐ろしい相手でした。
カルラが新たな姿を見せるとこ良かったです。
火曜まで書き込めないんですか?少し寂しいです。リュウラ作者様の
ご意見を聞きたかったので。わがままだな、俺も。火曜まで待ってます。

152 :今回よりアルファ作者:2006/10/19(木) 21:54:36 ID:nZCq0la80
>>144
いやー、過去設定で大変だったということにしてもそれはあくまで設定なので。
これから大変な目に合うのです。

>>151
ゼットンについては別に貶めるつもりはなく、私も大好きなキャラなのですが、
世間的に余りにも神格化されすぎている気がするのがちょっと嫌だったので。
ゼットン最強の図式を一度崩さないと新規性が望めないと思ったので、
何言われることも覚悟でやってみました。

何にせよ、アルファ第一話については、第一話補正がかかっていると
思ってもらって結構です。かかりすぎですが。

153 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 22:19:58 ID:sEGCSMP/0
>>152
なるほど、そういうことですか。確かにゼットンは今でも
ほぼ揺ぎ無い最強怪獣の一角ですからね。それを
打ち破るには良いと思う作品でした。


それに比べ、俺は決まった図式を打ち破るようなことを出来ないなぁ…。

154 :ピース作者:2006/10/19(木) 22:21:21 ID:6gnrjvbm0
更新は致しましたが、感想がおいつかなくて本当にすみません。
後日改めて書かせて頂きます。
3話つづきはそのあとでお願いしますです。。。

155 :ウルトラマンシグマ:2006/10/19(木) 22:45:44 ID:sEGCSMP/0
感想もらえなくて(´・ω・`)ショボーン もしかして俺が最近、
いつも以上に口悪くなったせいか…と思っていましたが、
タイミングが悪かったみたいですね。明日書けばよかったかな…。

156 :バースト作者:2006/10/19(木) 23:01:58 ID:nZCq0la80
>>153
パターンにはパターンの利点があります。シグマの今回の前後編はその
利点を最大限に生かしていると思います。最後まで物怖じせずに悪者を
徹底したシャバーザは最高です。宇宙戦艦なんかは、ザ☆マンを
思い出して燃えました。

イレイズやバーストのイベント編や最終回なんかもベタの極みだし。

157 :アルファ作者:2006/10/19(木) 23:03:55 ID:nZCq0la80
>>156のコテハンがうっかり時代逆行。

158 :アルファ作者:2006/10/20(金) 00:34:38 ID:xUV9Nxly0
ちょっとアンケートとりたいのですが、皆さんはウルトラシリーズの中でどの作品が特に好きですか? 複数回答でも結構です。作品を見るごとにある程度は掴めるのですが、今後の参考までに。

私は長いことセブン信者でしたが、ガイアがてっぺんを塗り替えました。
物心付いたころの刷り込みという意味で、新マンの存在も大きいですが。


と、まとめサイトで書いてたのですが、本スレの方が食いつきよさそうなので
こっちにもコピー。

159 :リュウラ著者携帯:2006/10/20(金) 00:47:10 ID:ipe3VjqVO
初マンかティガです。
次点が実はグレート

160 :フォルテ作者:2006/10/20(金) 01:28:00 ID:7q0SYQoKO
皆様こんばんわ。
>>129リュウラ作者様の予想からズレてる結果になってすみません(>_<)
一応、フォルテは歴代ウルトラマンと繋がっている設定で書いてます。
リュウラの正体知られて無かったんですね。

>>144オーバー作者様、感想ありがとうございます。
「速水」と「瀬戸」って何かと重複しているんですか?
誤解を招くといけないので訂正などで応急処置しておきます。
教えていただきありがとうございます。
>>145シグマ作者様、
シャバーザの「今のは痛かった、痛かったぞぉー!!!」
に僕はおもわず顔がニヤッとしていまいましたよ。
正直シャバーザには後日復活していただきたいものです。
>>158アルファ作者様、好きなウルトラマンですか?
正直、全シリーズ好きで選べれないのですが、
一応、生まれて始めて見たウルトラマンなのでグレートと
最近のめり込んだネクサスの憐編ですね。


161 :クラウス筆者:2006/10/20(金) 01:35:30 ID:1sAfBOJb0
見ての通り、マックス。

当時受験生だった俺をウルトラオタに変えてしまった許すまじき存在です。
おうさ、受験本番前後でもバッチリとようこそバルタン前後編見てたわい!!
受験前日に前編を、合格届けをもらった翌日に後編を見たもんだから
まさしくあの前後編は俺の運命を分けてましたとさ。

162 :ウルトラマンオーバー:2006/10/20(金) 01:50:20 ID:OkMvgyuE0
>フォルテ作者様
いえ、あるゲームの主人公に、「速水厚司」と「瀬戸口隆之」と言うのがいて、そこから名前とってきたのかと思って
ああ、あの作品を知っている人がここにもいたのかと思って、聞いてみただけです
ウルトラシリーズで同じ苗字のキャラはいませんからご安心ください
それに、キャラの苗字がかぶるなんて、よくある事ですよ
ですからほんとにおきになさらず、訂正などもしないでくださいね

>シグマ作者様
今回、もろにドラゴ○ボールなところが幾つかありましたね
あのド○ゴンボールのフリー○はもっとも嫌いなキャラベスト10で3位くらいに輝くキャラなので、シグマがぶち倒してくれた時は爽快な気分になりました
これからも頑張ってください

163 :アルファ作者:2006/10/20(金) 08:44:26 ID:86DNp++70
>>162
>「速水厚司」と「瀬戸口隆之」
ガンパレードマーチですね。私はゆっくりやる時間がなくて途中で
投げてしまいましたが。ああいう、防衛隊員を養成する学校という設定も
面白いかも。

164 :ウルトラマンシグマ:2006/10/20(金) 09:57:38 ID:U2TS5Ybj0
みなさん、ご感想有り難うございます。見直すと昨日は俺、感想を
要求してるようでした。すみません。

>>156
アルファ作者様、そうですね、シグマが光ならシャバーザは影、みたいな。
バルタン星人的な物を目指そうかと。
で好きな作品ですが、やっぱりエースとタロウですね。シグマの作風は
マックスみたいだけど。ウルトラ兄弟客演はいつ見ても燃えます。

>>160
フォルテ作者様、台詞はもろ狙ってますw多分、いろんな人から怒られる。
で、シャバーザを再登場させるとなるとなぁ…シャバーザ、細胞一つ残らず
消滅しちゃったし…でも出すならやっぱサイボーグ化か…もしくは
シャバーザの兄貴飛来とか。分かる人には分かるネタ…。

>>161
オーバー作者様、そうなんですよ、ドラ○ンボール丸出しな話ですよ。
シャバーザだけ見てても…ね。シグマが最後、シャバーザを倒した技だって
あれだもんなぁ。ウルトラファンからもドラ○ンボールファンから
叩かれる可能性ありまくりな話でした。逆に俺はフリー○はけっこう好きな
キャラだったりします。強さと恐ろしさを兼ね備えた見事な悪役だと。
今回の話、裏サブタイは
「ウルトラマンシグマと子どもの心を取り戻し。趣味に走ったシグマ作者」
だよな…。

165 :アルファ作者:2006/10/20(金) 10:07:34 ID:86DNp++70
フリー○は確かに実際に身近にいられると凄く嫌ですが、あのくらい
憎たらしくないときっちり倒される悪役としてのカタルシスがありませんわな。

166 :ピース作者:2006/10/20(金) 13:06:54 ID:DPnQ20cB0
>シグマ作者様
ド○ゴンボールの雰囲気がすごく感じられました。
壮絶な戦いでしたね。。おつかれさまです!

>アルファ作者様
今までにないような作品となりましたね。
いきなり戦いの場があるとは驚きました。
これからの流れ、楽しみにしております。

>フォルテ作者様
新作おめでとうございます!
僕の好きな感じで、これからも楽しみにしております。
頑張ってください!

>リュウラ作者様
偽運転手、めちゃくちゃ怖かったです。
そして相変わらず、濃いストーリーと熱くなる戦いはすごいの一言です。
最近ヒスイに危機が多いので、気をつけてほしいものです。

ピース前半感想ありがとうございました。
ただ、後半はあまり期待せぬようにお願いします(汗

167 :ピース作者:2006/10/20(金) 13:21:01 ID:DPnQ20cB0
その頃、回想に出てきた男二人が討論している。
なんと一人はショウゾウ本人であった!もう一人はおそらく電話の相手であろう。
ショウゾウ「話が違う!爆弾なんて何故しかけたんだ?!
       あなたに渡した後、そのタンクに最先端技術のエネルギーを追加し、
       我が社から出品したと見せかけ、様々な人の目を我が社に向ける作戦だったじゃないか。」

つまり、ノー・ヘルプのタンクをLIFE5のものとすり替え、そのままLIFE5の好感度を挙げて、利用者を増やそうという作戦である。

男「ふふ。だって爆発したほうが、ノー・ヘルプの信頼が減るだろう?そしてLIFE5の信頼が増える。
  てんびんのように素晴らしい。」
ショウゾウ「だ、だ、だけど、もしバレたら一大事じゃないか!」
男「どっちみち、こんな悪どい作戦に乗ったお前も悪いのでは?」
ショウゾウ「持ちかけたのはお前だ!」
男「乗ったのはお前だ。」
ショウゾウ「うっ・・・。そ、そんなことより、お前は誰なんだ!」
男「今にわかるよ。」
と言って、外へ出ていってしまった。

その直後に、PET一同がその場へ到着。
ショウゾウ「?!誰だ?」
モチヅキ「おっと、すみません!ちょいと事件の調査をしてまして。」
ヤマモト「確かにこの倉庫で誰かに渡して・・・、てっ!!!
      こ、こいつだ!こいつが受け取ったんだ!!」
と、ショウゾウを指差す。
モチヅキ「なんだって!?あんたが犯人か!」

そのやり取りを見て、無表情でマサルは「お・・・親父。。嘘だろ・・・」と、重い声で問いかけた。
PETらは驚く。
ショウゾウ「マサル!!待て、聞いてくれ!コレには理由が!」
だが、あまりのショックにマサルは走り出してしまった。
そしてPETは、マサルの親父とはいえ、やむをえずショウゾウを逮捕した。

168 :ピース作者:2006/10/20(金) 13:21:37 ID:DPnQ20cB0
基地内の取調べ室にて事情聴取。
ショウゾウ「コレは、ある男に騙されたものなんだ。そして爆弾を仕掛けたのもそいつなんだ。。。」
キムラ「嘘をつくでない!しかも、なんじゃその男とは?空想の人物なんじゃろ?」
ショウゾウ「違う!実在する人物だ!」
キムラ「嘘をつくな!」
モチヅキ「待ってください、キムラ隊員。100%嘘だなんて決め付けたらいけません。
      もっと詳しく聞きましょうよ。」
そして、電話から倉庫のやりとりまで全てを聞き込む。
モチヅキ「なるほど。その男は確かに悪い奴ですよね。・・・でも、その話に乗った貴方も悪いは悪いですよ!」
ショウゾウ「は、はい。それは承知しております。す・・・すみませんでした・・・。」
モチヅキ「わかってくれればそれでいいんです。あとはその男を捕まえにいくしかありません!」
その男こそが怪獣ち違いないと確信したモチヅキは急いで部屋を飛び出した。
キムラもいきなり飛び出したモチヅキを見て、後を追う。

そのとき、同じ爆弾を住宅街に仕掛けようとする例の男が立っていた!
このままでは街が大変なことになってしまう!
と、そこへ何とか間に合ってモチヅキが到着!背負い投げで男を叩き落す。
・・・その直後、男は怪獣シーンへと変貌!
モチヅキは、「ショウゾウさんを騙した男こそ怪獣でした!」と、本部へ連絡する。
そんな本部では、いまだショックを隠しきれないマサルが座ったままでいた。

オウノ「お前の気持ちはよくわかる。だがな、人間みんなが正義ってわけじゃないんだ。
    自分の親
が兄弟が子供が、いつ犯罪を起こすかわからない。
    その犯罪自体を消すのも、我々の仕事ではないか。
    いつまでもクヨクヨしないで、早く向かうのだ!
    そして親父を騙した、その怪獣野郎を倒してやれ!」と指示を出し、マサルは走って出動した。

キムラは地上で攻撃。メグロ、コウノ、ハルナは上空から攻撃。モチヅキ、ハナサカは住民を避難させる。
しかし、シーンの牙がいきなり飛び出し、ジェット機である”GANファイヤー”は次々と墜落。
するとマサル隊員が一人で立ち向かう!
攻撃を上手く避けて、連続攻撃!そしてそのまま直進して立ち向かおうとするが、シーンの両手で掴まれてしまった!!

169 :ピース作者:2006/10/20(金) 13:23:06 ID:DPnQ20cB0
「危ない!」
そう叫んで、モチヅキは変身!
ウルトラマンピースとなり、投げられたマサル隊員の乗るGANファイヤーはなんとか救出した。
そして構え、シーンとの戦いが始まった! やはり牙を飛ばしてくるではないか。
最初はかがんで避け、後ろから帰ってきたときは後ろへ宙返りして、避けてみせた。
くやしくてジタバタするシーンはさらには牙を両手で持って、ピースに突き刺そうとしてきた!
そして腹、頭、背中と刺されてしまい、苦しみ倒れこむピース。カラータイマーも鳴ってしまう!
シーンはとどめとばかりに、カラータイマーに牙を刺そうと腕を振りかざす!
そのときだ!地上から鉄でできたエネルギータンクをクレーン車からシーンに投げつけた男が。。
マサルの父、ショウゾウであった。 見事にタンクはシーンの顔面に直撃し、大ダメージを与える。
ピースは無事助かり、ショウゾウに礼をして、ホットウォーター(湯流)をぶちまけて動きを止める。
そして最後にエクスプレイションを放ち、撃破した。
大空へ飛んでゆくピースに笑顔で手を振るマサトとショウゾウ。

無事怪獣は倒したが、やはり犯罪は犯罪だ。 ショウゾウは逮捕された。
車へ乗り込むショウゾウを涙目でみつめるマサト。「親父のバカヤロー!」。
怒っているようにみえるが、顔から「いつでも待ってるぜ。帰ってこいよ。」という気持ちが伝わってきた。
ショウゾウは黙ってうなづき、パトカーに揺られて去っていった。

ハルナ「マサル隊員・・・。元気だして!」
キムラ「・・・誰だってつらいことはある。うん。頑張るのだぞ」
マサル「えぇ!もちろん!」

モチヅキはこのように、犯罪者が皆善心となり、誰もが共存しあえる日を創るために、一所懸命頑張ろうと、
もう1度自分に言い聞かせるのであった。

次回予告
第4話「デパート”地球”へ入店します。」悪心怪獣ルードン
柔道少年は、ある事で怒り、万引きをしてしまう。
だがモチヅキはその少年に1から頑張る大切さを教える。
そこへ、怪獣がやってきた!彼の目的はなんと・・・。
次回をお楽しみに。

170 :ウルトラマンオーバー:2006/10/20(金) 16:40:52 ID:OGFXg80u0
>アルファ作者様
おお、知ってる方がこんなところに
しかし忙しくてガンパレやってる暇が無いとは残念!

>ピース作者様
おお!モチツキたちの警備隊員と言う職の特色がよく出ている!
どんどん面白くなっていくますね、ピース
こらからも頑張ってください

171 :名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 18:20:11 ID:pkquX61Z0
見物人です。

シグマ作者さん、なんかみなさんドラゴ○ボールなとこばかり
ついてきますねwストーリー面に触れます。ドラゴ○ボールなとこばかり
触れるのは感想じゃないので。
個人的に一番の見所は雪のSGTの想いを語るとこですかね。
余程の自信が無ければあんなに強く言えないですよ。
もちろんシャバーザもいいキャラでした、
「今度は、死ぬかもね」これは強敵感が出てます。乙です。

ピース作者様、犯罪は犯罪とちゃんと割り切ってるとこがいいですね。
モチヅキが今までの隊員像でないとこもいい!マサル隊員の
家族愛も感じられてよかったです。これからも頑張ってください。

172 :ウルトラマンオーバー:2006/10/20(金) 20:48:15 ID:BzEGXUqa0
深夜の東京を走行するエアロス
途中、何台かのパトカーとすれ違う
道城「津上、お前はどう思う?今回の侵略者を」
ふと、道城は運転しながら、隣の津上に声をかけた
津上「強敵だと思う、気を引き締めておけ」
そっけなくそう答え、すぐにまた黙る津上
道城「ああ」
言って、道城も黙った
普段、道城はエアロスについているプレーヤーで音楽を聴きながらパトロールしているのだが、今回は敵が敵のため、音楽のせいで発見できない可能性もあるため、控えている
しばし無言で車を進める2人
突如、道城は走行中のエアロスからドアを開け、外に転がりだした
津上も同時に転がり出る
そして次の瞬間、上空からの一撃で1tの衝撃に耐えられるエアロスの天井がひしゃげてつぶれた
もし二人が車に残っていたら、この一撃で首の骨が折れるなり頭がつぶれるなりして死んでいただろう
エアロスを潰したのは言うまでも無いだろう、あの獣人だった
つぶれた車体の上にいた獣人はすぐさま飛び上がり、脱出した道城が発射したウィンドブラスターをかわす
しかし、ジャンプした所で津上の発射したウィンドブラスターが背中に命中した、が
何事もないように着地する獣人、着地した瞬間道城が撃ったウィンドブラスターがその腹に命中するも、やはり効果が無い

173 :ウルトラマンオーバー:2006/10/20(金) 20:52:57 ID:BzEGXUqa0
道城(なんて奴だ)
一瞬うろたえた道城に飛び掛ってくる獣人
道城はバック転してそれをかわすが、獣人はすぐに爪で踏み込んで攻撃する
避けきれず、攻撃を喰らいそうになる道城を救ったのは、いつの間にか道城のさばに来ていて、獣人の腕を掴んだ津上だった
合気道の要領で獣人を近くのビルの壁に投げつける津上
しかし獣人は空中で回転してビルの壁を蹴ってジャンプし、上空から津上に襲い掛かる
津上は身を低くして前転して空中から来る獣人をかわし、後ろ向きにけりを放った
着地した所に津上の蹴りを受ける獣人、ウィンドブラスターが効かない獣人が背中を蹴られてよろめいて数歩たたらを踏んだ
なお、ウィンドブラスターアサルトモードはサブマシンガンほどの威力があるのだが、津上の蹴りはそれをはるかに上回る威力を持つようである
道城もその間何もしなかったわけではない、獣人と距離をとり、通信機を使ってアイアンタワーに早口で報告して応援を要請する
それに気づいた獣人が道城に襲い掛かろうとするが、気がそれた所で津上に横から殴られてよろめく
怒り、津上に向かって唸り声を上げる獣人
津上も懐から短刀を取り出し、構えを取った
道城はウィンドブラスターをボムモードに切り替え、仕掛けるチャンスをうかがう
誰かが仕掛けた瞬間、誰かが死ぬ、そんな緊張に満ちた沈黙が場に流れた
沈黙を破ったのは、遠くから聞こえてきたサイレンの群れだった

174 :ピース作者:2006/10/20(金) 22:59:10 ID:DPnQ20cB0
>オーバー作者様
感想ありがとうございます。
このように地上でのストーリーを創りやすくするため、
主人公を警備員からにした1つの理由でもあります。
そう言って頂けると非常に嬉しく、力になります!
ありがとうございました。

>>171視聴者様
感想ありがとうございます。
これからもキッチリ犯罪を取り締まっていこうと思います。
後半自信が無かっただけに嬉しいです。ありがとうございました。

おぉ、オリジナルウルトラマン創立5ヶ月目ですね!
みなさん、これからも頑張りましょう!

175 :名無しより愛をこめて:2006/10/20(金) 23:35:16 ID:H2hUXwTG0
>>174
たった五ヶ月でここまできたのは凄いと思います。

3話以前でも書かれてましたが、人間達の悪事を怪獣が学習して自分の
能力や攻撃方法にしてしまうという設定に興味を惹かれます。
80でのマイナスエネルギーの概念、人の悪い心が怪獣を生み出すという
コンセプトが、より判りやすくなっていると思います。

3話では、やはりマサル隊員とお父さんのドラマに見るものがありました。

176 :名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 13:52:36 ID:2S7NW1PX0
質問なんですが、既存のウルトラマンの二次創作小説はここでは不可なのでしょうか?

177 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 13:53:48 ID:5JjGz7310
第三十六話「悪魔の地底暗殺者!」古代地底人、地底獣ツゴン登場
荒井が新しい兵器を作った。最強のロックオンシステムと破壊力を持つ
ストームバズーカだ。もちろん、こいつを扱うのは最強のガンマン、中村である。
中村の腕は今さら語るまでも無いが、その実力は100m先で動き回るハエを
撃ち落とすことが出来る。さらに射撃だけでなく格闘もやたら強い、強者揃いの
SGTの中でも特に強いと言われている。

そんな中村は本日、休暇である。休みだというのに射撃場に行ってクレー射撃を
やっていた。全弾命中どころか、破片までおまけに撃っていた。しかし
その時、中村は視線を感じ身を避けさす。瞬間、バンッ!と銃声が響いた。
中村が立っていた位置に銃痕が付いていた。もし、動いていなかったら…。
中村「誰だか知らないが俺を狙うとはいい度胸してやがる…」

SGT基地にそのことを連絡した中村。それを聞いた真悟は…。
真悟「中村、もしかするとそれは侵略者がお前を狙ってやったんじゃないか?」
中村「侵略者が?まあ俺ほどのガンマンとなると侵略者には目の上のタンコブ
だからなぁ。だけどな真悟、例え侵略者の仕業でも俺は負けやしないよ」
真悟「おい、一応SGT基地に帰って来い。いつまた侵略者がお前を狙うか…」
中村「あははは!ご忠告どうも!だけど逆に返り討ちにしてやるさ!じゃあまたな!」
真悟「おい!中村!?おい!…ちっ、あいつマブの話、聞かねぇでやんの…」

そんな中、山梨山中より怪獣ツゴンが現れた。SGT基地より
ファルコン部隊が出撃する。休暇中の中村も現場に向かう。しかし…中村の
足元に弾が飛んできた!

178 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 13:56:15 ID:5JjGz7310
??「中村聡史…行ってもらっては困るな」
中村「…てめぇか、俺を狙ってたのは。どうしても俺を行かせてはくれないようだな。
てめぇは何者だ?」
地底人「私は古代地底人だ。人間はまだ今の姿になったばかりのころ、地上に住む者と
地底に住む者で分けられた。武力によってな。つまり我々当時下等な存在と
見なされていたのだ」
中村「ふ〜ん…で、人間モグラさんよ、なんで俺を狙う?」
地底人「今、山梨で我々の戦闘神、怪獣ツゴンが地上人どもを抹殺しようとしている。
我々自慢の怪獣だ。だが…貴様らSGTの新兵器、ストームバズーカ…
あれは非常に危険だ。だから中村、使い手のお前を殺しに来た」
中村「ふっ、殺れるもんなら…殺ってみろよ!!」

地底人の銃撃を中村は回転ジャンプで避けスワローキックで反撃。
吹っ飛んだ地底人は受身を取り態勢を整える。場面が変わりSGTとツゴンの戦闘シーンに
変わる。ファルコン3号の真悟はレーザー砲でツゴンの頭を狙う。
真悟「まったくもって効かねぇ!」
神「市街地には絶対に入れるな!雪、真悟!メタリウム砲用意!」
雪・真悟「了解!」
ファルコン1、2、3号一斉のメタリウム砲でツゴンはダメージを負い一旦地底に
潜った。
地底人「…ツゴンが一旦引き返したようだ。だが中村…ツゴンはすぐ戻る。
やはり貴様の命は頂くぞ」
中村「まったくしつこい奴だ…」
中村は地底人のパンチを受け止め、背負い投げで返す。しかし地底人は空中で態勢を
変えナイフを中村に向かって投げつける!中村は石つぶてでナイフの威力を相殺した。

その時、またもツゴンが現れた。今度はファルコン一斉のメタリウム砲でも
まったく怯まない。それに対しての耐性が出来たのだ。
真悟「くそっ、なかなかやるじゃねぇか!!」
荒井「中村…何をしている。あの怪獣を倒すには多分ストームバズーカしかない。
早く帰って来い…」

179 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 13:56:59 ID:5JjGz7310
ツゴンの口から溶岩光線が発射され真悟のファルコン3号が撃墜された!
谷村「真悟!!」
真悟「うっ!…シグマァァァ!!」
真悟はシグマに変身し、ツゴンと戦う。シグマはウルトラ念力でツゴンを投げ
スパークビームで狙い撃つ。ツゴンがお返しとばかりに溶岩光線をシグマに
浴びせ苦しめる。シグマがアスシウム光線で攻撃!だがツゴンには効果が無い!
ツゴンの大反撃でシグマはピンチに陥る…。

地底人「ツゴンの勝利は確実だ。そして中村、貴様もこれまでだ」
そう言うと地底人は中村の足元に爆発性の銃弾を撃つ!爆発が起き、煙が漂う。
地底人「まったくてこずらせおって…っぐはっ!…な、何故だ…」
中村「甘いよ、おめぇ。さっきナイフ投げてきたろ。あれ、しっかり
回収させてもらったぜ。休暇中だったから武器が無くてな」
中村は爆発を寸でで、避わしナイフを手にし、地底人の腹に突き刺したのだ。
地底人「む、無念…」

シグマがツゴンに対し苦戦していたとこに大急ぎで中村が駆けつけた。

180 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 13:57:28 ID:5JjGz7310
中村「遅れてすみません!荒井さん!ストームバズーカを!」
荒井「よし、いつでも撃てるぞ!…シグマ!なんとか怪獣の動きを封じてくれ!」
シグマは荒井の頼みを了承し、ツゴンを羽交い絞めにする!
中村「よっしゃ!ご機嫌な必殺兵器のお見舞いだ!!」
ストームバズーカが火を吹き、ツゴンの頭部に命中。ツゴンは崩れるように
倒れ、爆発四散した。

変身を解除し真悟は中村のもとに駆け寄る
真悟「まったく、ダチの忠告は聞くもんだぜ?」
中村「すまん、すまん。だが、俺一人でも大したもんだろ?」
真悟と中村は笑いあいながら、仲間のもとに駆けていった。

次回予告「突如東京を襲う大怪獣!こいつを撃退するにはあの伝説の
フォーメンションしかない!SGT長官と真悟の想いが交差する。そして生まれる
新たな戦法!さあ来週もみんなで見よう!!」

181 :名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 14:00:41 ID:s0uPD+8uO
>>176
スレの雰囲気的にどうだろね?
ウルトラマン共闘スレとかの方がいいかも

182 :アルファ作者:2006/10/21(土) 14:07:48 ID:85qjZNKn0
>>176
ウルトラマン共闘スレ
ttp://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1148816173/l50
こちらのほうが向いてると思います。他にも「僕にもウルトラマンタロウの
話は書ける」スレとかありますね。此処で書く際は、やはり折角なので
オリジナルのウルトラマンをメインにして欲しいと思います。
スレ主さんの話を聞かないと何ともいえませんが。

シグマ作者様
 前回の前後編以降、バトル要素が増えてアクションものとして
面白くなってきたと思います。伝説のフォーメーションとはやはり
あれでしょうか?

183 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 14:15:14 ID:5JjGz7310
ちーす、シグマ作者です。最近は谷村より地味な中村が主役です。
どうだろ?今回の話。前回の話で燃え尽きた感が…。

>>171
感想ありがとうございます。雪の台詞は俺も気に入ってます。
ドラゴ○ボールな部分ばかり目立ちましたがこう別の意見も聞けるのは
嬉しいです。

>>174
そうですね…もう5ヶ月も経ったのか…。月日の流れは早いです。
これからも頑張って行きたいです。

>>176
テンプレでは>オリジナルのウルトラマンを創るスレですと
なっています。でもそんなお堅い事ばかりじゃ嫌になっちゃいますよね。
でも共闘スレもあるし…ごめんなさい、俺はなんとも言えないです。

184 :名無しより愛をこめて:2006/10/21(土) 14:18:54 ID:2S7NW1PX0
共闘スレと「タロウの話は」スレをご紹介いただきありがとうございました。
趣旨的にこの二つのスレの方がふさわしそうなので、そのどちらかに行くこととします。
オリジナルスレの皆さんも頑張ってください。

185 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 14:22:01 ID:5JjGz7310
ピース作者様、どんどん面白くなっていきますね。
マサル隊員の最後のシーン良いですねぇ〜。犯罪は犯罪。
悪いことは悪いとしっかり強く締めているのもいい。

オーバー作者様、バトルシーンの描写相変らず迫力があって良い!
続き期待します。

アルファ作者様、そう伝説のフォーメーションとはあの…!
真悟の苗字、注目です。

186 :アルファ作者:2006/10/21(土) 14:41:51 ID:85qjZNKn0
>>185
おお、やはり。

つい最近メビウスで「誓いのフォーメーション」という話がありまして、
GUYSがサラマンドラと戦っています。整備班長のアライソというおっさんが
凄いかっこいいです。チェックして無駄はないと思います。

187 :ウルトラマンシグマ:2006/10/21(土) 14:49:52 ID:5JjGz7310
大丈夫!ちゃんと見てますよ。関東在住ですので。
ヒカリが去る時のウルトラ五つの誓いは非常に印象的です。

ちなみにうちはまだDVDではなくビデオ録画なんで劣化が早いです…。
DVDレコーダー欲しいよ…。プレーヤーはいいんですけどね…。

188 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:49:43 ID:85qjZNKn0
>>187
うちも録画はまだビデオのみですね。まあ、どうしても見たいときは又
レンタルで見ればいいし。
では、うちもアルファ2話投下します。


 ウルトラマンアルファ 2 ウルトラマンお断り!?
 擬態インベーダー・スラグロン 出現


 西野恵は悩んでいた。
 そりゃそうである。家族同然の付き合いで、内心満更でもない自分の家庭教師のお兄さんの城達志が、
実は今まで地球の平和を守っていたウルトラマンだったというぶっ飛び情報がいきなり入ってきたのである。
 秩父に向かったウルトラマンアルファがゼットンの軍団を撃破したという(それもぶっ飛び情報だが)
情報は既にニュースで聞いていたが、アルファ=達志はそれっきり戻ってこない。そりゃそうそう
戻ってこれる状況でもないだろうが。最早都市伝説化している話では、地球に人間として潜んでいた
ウルトラマンは、正体がばれたらもれなく故郷に帰らなければならないという。何故なのかは知らないが。
「城先生・・・」
 彼と別れることになるのが避けられないとしても、このままでは後味が悪すぎる。一言説明が欲しい。
消息を絶ったままの達志を案じ、恵の両親は警察に捜索願を出し、自分達もあちこち回って探している。
しかし恵は、達志がウルトラマンであるという肝心の事実を両親にまだ話していない。達志もずっと
秘密にしていたわけだし、勝手にばらすのも気が引けていたのだが、その状態で達志の消息を追うのは
無謀だろう。だからこそ悩む。仕方ないので、恵自身も心当たりを足で探して回っていたが、徒労が
続いていた。

189 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:51:44 ID:85qjZNKn0
 近所の公園まで来た恵は、ウルトラマンに変身していた達志に出くわしたとき、その場所が人目に
付かない裏通りだったのを思い出した。そりゃ正体を隠すなら当然だが、と言うことは、人目に
付かない場所を探していけば会える確率も上がるかもしれない。そう思った彼女は、公園の周りの
森の中に踏み込んでみることにする。
 暫く探し回っていると、かすかな音と共に、何かのいる気配がする。達志かも知れないと気がはやった
恵は近付いていくが・・・音がおかしい。
 何かを、ぼりぼりぐちゃぐちゃ咀嚼している音。
 暗い茂みの陰で、一人の人影がもう一つの人影を押さえ込み、覆い被さっている。押さえ込まれた
身体は、びくんびくんと不自然に痙攣しているが、その動きも次第に弱まっていく。
 本能的に恐怖を感じた恵は、一歩下がる。と、かつん、と足に何かが当たった。ゆっくりと目を向けて
確認。
 人間の頭蓋骨。その周囲にも散らばる人骨。
「きゃああああああっ!?」
 その悲鳴で、人影は恵に気付いて振り返る。
 全体的なフォルムは確かに人のそれだが、服からはみ出た全身がぬめった粘液に覆われ、長く飛び出た目。
もぞもぞ動く触手の口には、倒れている死体からむしった片腕がぶら下がり、咀嚼され続け・・・
 ナメクジが擬人化されたような、人を食う化け物。

190 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:53:12 ID:85qjZNKn0
「此処はバーンとかオーバーとかリュウラとかそっち側の世界かーッ!?」
 混乱して判らないことを言いながら恵は森から逃げ出す。と、通り縋った警官を見かける。
「おまわりさーん!! 今森の中に化け物が・・・」
 警官は、ゆっくりと恵を見た。もう予測出来ると思うが・・・
 警官帽のつばの下にも、長く伸びてぐねぐね動く目。
「ひいやあああああーーーーーッ!?」
 公園の周りでも、いや、街のあちこちで次第に同じ騒ぎが起こり始めた。そこらにいた人間が散発的に
突然ナメクジ人間になり、周りの人を手当たり次第に襲う。
 化け物・スラグロンは、宇宙から潜入した侵略者だった。市民を食った後その姿に成りすまして
密かに現地勢力を増やし、一斉攻撃の機を窺っていたのである。
 混乱の中、恵は悲鳴を上げつつ手近に転がっていた鉄パイプを振り回して結構逞しくスラグロンを
近寄せないが、その途中、両親はどうなっているのかと思い至り、家へと急ぐ。
 西野家もスラグロンに襲われていた。父・一誠は母・和子を守り、趣味のハンティング用の猟銃で
必死に迎え撃っているが、スラグロンは次々に襲ってくる。家に走ってきた恵に気付いた一誠は、
「恵、来るんじゃない!」
 一足遅く、脇から出てきたスラグロンの一体が恵を襲う。
「ひ・・・城先生ーーーーーッ!!」

191 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:55:30 ID:85qjZNKn0
「はーい!」
 突如その場に飛び込んできた達志が、チョップの一撃だけでスラグロンを吹っ飛ばす。
「遅れてすまない、恵ちゃん」
「せ・・・先生ッ!」
 恵は半泣きで達志に縋りつく。達志はあからさまにふにゃーと気持ち良さそうな顔をするが、
それどころでもない。次々襲うスラグロンに即座に対処し、驚異的な身のこなしで打撃を入れて
一掃していく。呆然と見ている西野一家。
 達志の奮戦にも関わらず、スラグロンの軍団はまだ湧いてくる。やはりウルトラマンに変身しないと
きつい。達志は西野一家を見やり、変身するかどうか躊躇するが、既に恵には知れているし・・・
 達志はかつて宴の席で、恵の父・一誠が語っていたことを回想。元々他人の自分を家族同然に
扱ってくれる一誠に、それとなく達志がその真意を尋ねたとき、

「達志君。本来人は皆一つの家族であるべきなのだ。外見や生まれが違ったからといって、互いに
隔て合い、争うのは悲しいことだ。少なくとも私はそんな風に生きたくはない」

 と言っていた一誠なら、きっと判ってくれる。
 そう信じた達志は、アルファプラスを取り出してかざした。
「アルファーーーーーッ!!」
 光芒が迸り、達志はウルトラマンアルファへ転じた。

192 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:57:18 ID:85qjZNKn0
 アルファは等身大の敵に対抗するため、自らも等身大の大きさを維持することも可能である。
西野家から街中を神速で走り回り、スラグロンを次々とアルファブレードの錆にしていく。
追い詰められた残りのスラグロンは、一箇所に集まって融合。巨大な一体となって暴れ出す。
アルファも対抗して巨大化。住宅地に被害が出ないよう、スラグロンを公園に誘導。
スラグロンは意外に素早く、軟体構造の腕を自在に伸ばして攻撃。腕先は刃物のように鋭くなり、
アルファを貫いた・・・と思ったら。
 貫かれたのは、アルファと同サイズの巨大な丸太。
『ウルトラ変わり身!!』
 又毛筆テロップ。こんな巨大な丸太が何処にあったのかの説明は全くない。
 本物は又ウルトラ縮地で転移しており、隠れていた別次元から、
『ディメンジョンステルス!!』
 不意討ちで飛び出し、ブレードの刃でスラグロンに大ダメージを与える。ちなみに、異次元から
飛び出すとき、空がばりーんと割れた。
 ヒーローとしてその演出はどうだろうか。空は直ぐフィルム逆回しで元に戻ったが。
 苦しむスラグロンにアルファはギャラシウム光線を叩き込み、とどめを刺した。

193 :アルファ作者:2006/10/21(土) 15:58:19 ID:85qjZNKn0
『恵ちゃん、ご両親! 大丈夫ですか・・・』
 再び等身大になったアルファは、西野一家の身を案じて家に駆け戻り、テレパシーの声を響かせるが。
『え・・・?』
 母・和子は、事態の激変に耐えられずに気絶して恵におかーさんおかーさんと揺さぶられており、
二人を守り、父・一誠は、ウルトラマンアルファに猟銃を向けた。
『お父さん・・・それは・・・』
「去れ」
『いや・・・だって』
「うちには、人間でないものに身内はおらん! 出て行ってくれ! さもなくば本当に撃つ!」
 蒼白になって叫ぶ一誠。
 普通の銃で撃たれたからといって、ウルトラマンにとっては何ということもない。だが。
 アルファは、赤く点滅するカラータイマーを響かせ、不動で沈黙している。発光体の目や
開閉しない口から、表情は全く読み取れない。
「お父さん・・・!」
 恵がフォローを入れようとするが、アルファは黙って空を向く。
 そして、カラータイマーの点滅の音を残し、空へ飛び去って消えていく。
「城先生!」
 又も、アルファ=達志は、恵の前から消えた・・・

 続く。

194 :ピース作者:2006/10/21(土) 18:07:08 ID:P3HAYFOC0
>シグマ作者様
これほどまでに優秀な隊員はそういないですよね!
地底人との対決も素晴らしかったです。
あえていうならば、怪獣が1回地底に戻ってから出るまでに、
なんらかのストーリーをおりまぜってほしかったかな・・・?
(わがまますみません)
それとピース感想ありがとうございました。
犯罪を見過ごすわけにはいきませんもんね!
そして月日は本当に長いですよね。
ピースが終わる頃はおそらく1年だと思われます。。

>アルファ作者様
恵一家との仲を期待していましたが、
まさかこんな形で追い出されるなんて・・・。
各話が次回と繋がっている感じでとても面白いです。
次回も頑張ってください。

195 :ウルトラマンオーバー:2006/10/21(土) 18:22:15 ID:AKSTOvqj0
>シグマ作者様
おお!中村強い!かっこいい!やっぱ射撃の名手はこうでなくっちゃ
これからも頑張ってください

>アルファ作者様
2話で今度はグランドキングとタイマンはったりしないだろうかと心配していましたがそれは無かったので残念でした
・・・いやグランドキングとタイマンはって勝ったらそれはそれで大問題ですが
今回の内容ですが、おっさん、そりゃ酷いんじゃないの・・・と言いたくなりました
道城が聞いたら首吊り自殺物ですよ
「俺は地球人だ!姿形変わっても地球人だ!人間だ!うわああああああ」
ああ!道城、聞いてたのか
「おっさああん、俺は、俺はああああ」
待て!道城!ウィンドブラスターはまずい!
カシャン
ボムモードはもっとまずい!
「おさああああああああん」
ガスッ
「ぐ」
「すまん、続けてくれ」
ああ、すんません津上さん
えーと・・・何言おうとしてたか忘れてました、すんません

196 :アルファ作者:2006/10/21(土) 18:25:50 ID:85qjZNKn0
>>195
これが、一話でむちゃくちゃした達志へのペナルティです。
次回以降はおっさんにツケが回ります。

道城君もそんな気に病まないように。

197 :ピース作者:2006/10/21(土) 23:41:34 ID:YzjH8mwF0
>>175
返事申し送れてすみません!!
感想ありがとうございます。
とても嬉しいです!
80のマイナスエネルギー=怪獣を、
犯罪・悪事=怪獣の戦略
と似ているようで違う作品を目指しております。

198 :ウルトラマンクラウス:2006/10/22(日) 04:51:49 ID:8xtB+ut50
第2話
「強大なる挑戦状」

索敵怪獣サーチュカン 登場

A&R日本海本部、ベース・ネプチューン。
その司令室で、A&R隊員達は戦闘のシュミレーションを行っており、
スクリーンには、先日のクラウスとフリップ星人の激闘や、過去の記録映像が映し出されていた。

「過去のデータを見ると、あのフリップ星人と類似する異星人は見受けられない。
となると、過去の先頭記録は今の段階ではあまり頼りにならないと言うことだ。
何より、我々は今回初めて‘戦闘’を目的にエーアール各機を動かすことになる。」
スクリーンに映し出された映像を見つつ、カサゴイ隊長は説明を続ける。

「…と言う事だ。さっそく、今から飛行訓練を行う。いいな!」
「「「了解!!」」」
カサゴイの命令が下ると、それまで座っていたメンバーはサッと立ち上がり、そのまま出撃ゲートへと入っていき、
ゲートの中のα、β、γと記されている三つの扉に、各担当のパイロットがそれぞれ入っていった。
扉の先にはそれぞれがエーアールα、β、γの格納庫への道が通じている。
格納庫に到着したレイジはα、シュウとミスカはβ、ナオキはγに搭乗。
それと同時に、格納庫内にルイのアナウンスが入る。

『全スタッフに告ぎます、今より出撃を開始、規定以外のスタッフはその場から離れてください。
エーアールαより順にエレベーターカタパルトに設置開始、ゲートを開いてください、繰り返します…』
アナウンスと同時に、スタッフ全員が各々走り始める。ある者は待機場所に、ある者はエーアールの誘導を。
各エーアールがエレベーターカタパルトに設置され、そのまま上へ上へと運ばれていった。

199 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 04:52:39 ID:8xtB+ut50

『ファーストゲート、セカンドゲート、サードゲートオープン。各エーアール、出撃開始。』
ルイのアナウンス終了と共に、3機のエーアールは一斉に発進した。
日本海大海原、ベース・ネプチューン上空を急上昇する3機。そこに、カサゴイの通信が入る。

『今からゴースト・ブロックを射出する。私の合図と同時にブロックを攻撃しろ。いいな!!』
『『『了解!!!』』』
と、ベース・ネプチューンより巨大な物体が発射された。
ゴースト・ブロックと呼ばれるそれは、硬いブロックに遠隔操作用ロケットブースターを取り付けたもので、
主に射撃訓練に使用される物である。
カサゴイの合図が入った。訓練開始である。
まずαに乗ったレイジがトリガーを握り、ブロックにキャノンミサイルを発射した。
発射された複数のミサイルは直線を描きながらブロックに迫るが、ブロックはそれをヒラリと避けた。

『ヘッタクソだな、レイジ! どいてな、こうやるんだ!!』
βに搭乗したシュウがレイジに茶々を入れつつ、ダブリューレーザーを発射する。
が、それもまた見事に回避された。

『それっていわゆる人の事言えないってやつじゃんか!』
『あれ? あいや、その、あれだ、まぐれだ!!』
『そう言うのってまぐれって言うのか!?』
『はいはいあんた達、こんなトコで痴話喧嘩するんじゃないの!! ほら、そっち行ったわよ!!』
レイジとシュウが海上600m上空で通信で口喧嘩をしていた隙に、ブロックはγの方へと向かっていた。

『おおーし、こんな訓練、γのアルティメットキャノンでさっさと終わらしちまおう。』
『馬鹿言え! あんなもんバルカンで十二分だろ!』
『当たんなきゃ意味ないのっ。』

200 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 04:53:44 ID:8xtB+ut50

「…ん、恐ろしくマイペースな奴等だ。」
訓練の様子を司令室のモニターで眺めるカサゴイ。

「あのぉ、指示とかはしなくていいんでしょうか?」
「いや、彼等にとって戦闘理由でエーアールを操る事はまだまだ未知数だ。
ここは彼等のやり方を見てみたい。」
その後十数分、レイジ達は未だゴースト・ブロックを破壊せずにいた。
カサゴイがそろそろ催促をしようかとしたその時…

「…はい、こちらA&R日本海本部……え!? 怪獣!?」
突如訪れた連絡。それは警察本庁からの出撃要請であった。
その内容は、東京第13エリアに巨大生物が出現、暴れているとの事であった。
唐突な出来事に、ルイは頭が混乱していたようだが、カサゴイはそれをフォローするかのように的確に指示した。

「ルイ、北京支部に応援を要請しろ!! 向こうのエーアール量産タイプも武装されていたはずだ!
現地の警察には民間人の非難を優先させろ! 怪獣に下手に手をださないよう指示するんだ!! いいな!!」
「りょ、了解!!」
『隊長! 俺達の出番ですか!?』
「ああ、その場から現場に急行しろ! ぶっつけ本番だが、覚悟はいいな!!」
『『『了解!!』』』
訓練もななまらぬまま、A&Rは初陣へと参戦した…!


201 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 04:54:22 ID:8xtB+ut50


暗黒のような体色、身長60mはある巨体、赤い目つきは悪く、鋭い牙や爪、岩のような皮膚、轟く咆哮……。
これを‘怪獣’と呼ばずしてなんと呼べばいいのだろうか。
何の前触れも無く東京湾から上陸したこの怪獣・‘サーチュカン’は、
その見た目から反する事も無く、街を破壊し続けている。
逃げ惑う人々。それを誘導する警察官達。事態を報道するニュースキャスター。

「現在、東京都全域に緊急避難命令、関東地方全域に怪獣警報が発令されています!!
これはおよそ数十年ぶりのこととなります!! あ、今、怪獣が肉眼で確認できます!! カメラさん、あっちへ!」
迫りくるサーチュカンに向かうキャスター達。当然警察官に阻止されるが、彼等は構わず報道を続ける。

「あ、あれをご覧ください! 戦闘機です! 3機の戦闘機が怪獣に立ち向かう模様です!!」
A&Rの到着である。すぐさま戦闘が開始された。

『まだ民間人の非難が終わってない! 十分ひきつけてから攻撃をするぞ!!』
『『了解!!』』
αとβはサーチュカンにぐっと近づき、至近距離からミサイルやレーザーを発射した。
全弾ヒットするが、サーチュカンは咆哮するだけで効いているかどうかまったく解らない。
すれ違いざま、サーチュカンは両腕の爪で2機に切りかかる。

『危ねぇ!!』
攻撃をなんとか回避する2機。振り向くサーチュカン。その隙に、γがバルカンで攻撃する。

「よし…よく解ってるじゃないか…!!」
その様子をモニターで確認するカサゴイ。隊員達の判断に、
カサゴイは彼等が口は悪くとも戦士としてはしっかりしてくれる事を再確認した。

「隊長、間もなく北京支部の応援が駆けつけるそうです!!」
「そうか…。」

202 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 04:55:03 ID:8xtB+ut50

αとβは再び急降下、サーチュカンの真上から攻撃を仕掛ける。
これはさすがに効いた様で、悶えている。
さらに、その場に5機のαよりも小さな戦闘機が飛来した。北京支部のエーアール量産タイプ隊だ。

「よし、これで百人力か! うおぉぉぉぉ!!」
レイジは北京支部と合流し、共に攻撃を仕掛けた。
と、突然、サーチュカンの目が光ったと思うと、口から赤い光線を発射させたのだ!!

「!?」
避けるレイジ。だが、今の攻撃で3機の量産タイプが撃墜させられてしまった。
再び光線を放つサーチュカン。今度は避けきれず、右翼に直撃を喰らってしまった。

「まずい! だ、脱出する!!」
脱出ボタンを押すレイジ。だが、先ほどのショックで壊れたか、全く反応しない!

『レイジ!! 早く脱出するんだ!! おい!!』
解っている。だが、脱出しようにもできない。
揺れる機体の中で、レイジは懐から輝く石…ウルティメイト・ストーンを取り出した。
あれ以来、レイジは変身していない。果たして、今回もレイジの声にクラウスは答えてくれるのだろうか…。
だが、迷っている必要は無い。レイジは機内でストーンをかざした。そして…


「クラァァァァァァウス!!!」


203 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 05:05:41 ID:8xtB+ut50


銀色に輝く巨人が光の中から現れ、墜落しかけたαをつかみ、地上にそっと降ろした。

「クラウス!!」
「来てくれたか!!」
ウルトラマンクラウスの姿を確認したサーチュカンは、咆哮と共にクラウスに突進を仕掛ける。
クラウスはそれをジャンプで回避し、そのままサーチュカンにキックをお見舞いした。
サーチュカンはよろけつつも、その尻尾をクラウスに叩き付けた。
ひるむクラウス。サーチュカンは先の光線を発射した。危険を察知したクラウスはそれをバック転で避ける。
光線を乱射するサーチュカン、その度バック転や側転で回避するクラウス。
光線発射の隙を狙い、クラウスはぐっとサーチュカンに駆け出し、ドロップキックを喰らわした。
が、サーチュカンはそのままクラウスの足をつかみ、地面に叩き付けた。
倒れるクラウスに押しかかるサーチュカン。と、突然、クラウスの胸のダイヤの様なものが点滅し始めた。
俗に言う、カラータイマーである。クラウスは故郷と環境の違う地球上ではエネルギーを極端に消耗する。
活動時間は、持って約3分…!
クラウスは苦し紛れにサーチュカンを蹴り飛ばし、立ち上がる。
そして、エネルギーを振り絞り、必殺・クッラッシュウムカノンを撃ち込んだ!
直撃を喰らったサーチュカンは爆発し、クラウスは見事勝利を得た。

「ぃやったぁぁ!」
喜び合う一同。クラウスもほっと胸をなでおろし、空へ飛び立とうとしたその時……

『ブァファファファファファファファ……この程度で大喜びかぁ、地球人共ぉ!!』


204 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 05:06:29 ID:8xtB+ut50



「な!? この糞喰らえな笑い声は…まさか!?」
クラウスを含めた一同が笑い声のするサーチュカン爆発後にできた煙に注目した。
すると、そこに超巨大なフリップ星人の半透明のホログラムが現れたのだ!!

『プファファファファファファファ……そいつはただの偵察役だ!!
 その程度に手こずっている様では、全然俺を楽しませてくれそうにはないなぁ! ファファファ…
 ウルトラマンクラウス、俺は欲張りだからなぁ、地球人にもリュートリニアンにも手をつけるぞ!!
 果たして守りきれるのかなぁ? パファファファファファファファ…!!』
クラウスは右手人差し指中指に念を入れ、フリップ星人にダブルフィンガービームを発射する。
が、相手はただの立体映像だ。効くはずが無い。

『ファファファファ…まぁせいぜい、悪あがきするがいい!! パファファファ…』
その後、フリップ星人の立体映像はすぅっと消えうせた。
クラウスも怒りに満ちながら、その場を後にした。
時すでに、夕暮れである。


205 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 05:07:17 ID:8xtB+ut50


現場収集のため、地上に降り立ったβとγ。サーチュカンの暴れた跡地はまさに災害地であった。

「あの象鼻星人…とんでもねぇ伝言係を寄越しやがったぜ…。」
「それより、レイジは!? αはこの辺にあったはずなのに…。」
と、その時…

「おーーい!!」
夕日をバックに、手を振り駆け寄る人影。レイジだ。

「レイジ!!」
「なんだお前、まーたウルトラマンに助けられたのか? 少しは成長しろよな!!」
「悪い悪い。でもさ、皆も無事でよかったじゃないか!」
「ん、ま、この後始末は大変だがな…。とにかく、本部に帰って隊長に報告だ!」

一番星が輝きだした。戦いを終えた戦士達は、その場から去っていったのだった……。


次回 ウルトラマンクラウス第3話

「出撃! ベース・グラナダ」


206 :クラウス筆者:2006/10/22(日) 05:08:18 ID:8xtB+ut50
以上、人間ドラマもへったくれもない第2話でした。

207 :アルファ作者:2006/10/22(日) 09:43:23 ID:aD12PJme0
>>206
まだ2話だし、プロモーションとしてはこんなものでしょう。寧ろ、
戦闘プロセスの緻密さが見事です。

208 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 12:18:52 ID:xfs9uYzpO
>>198クラウス作者様、2話を投下する前に他の作者様の作品への感想を書きましょうね。

209 :アルファ作者:2006/10/22(日) 16:13:03 ID:0JXMQI8W0
>>208
まあ、強制ではないので。

210 :ピース作者:2006/10/22(日) 18:51:50 ID:M016q1MM0
>クラウス作者様
基地構造や兵器の特徴、隊員達のキャラ
などまだ2話なのに大きく表現されており、非常にわかりやすく面白かったです!

211 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 20:58:45 ID:0JXMQI8W0
 ウルトラマンアルファ 3 ウルトラマン指名手配!?
 地底怪獣・アスゴル 他 出現


 斎木俊一は、レーザー銃でスラグロンの残り一体を撃ち抜いて倒した。
 前回ウルトラマンアルファは、東京の住宅地に大量出現した擬態インベーダー・スラグロンの
大半を倒したが、発生の中心地に繋がる市街地にも撃ち漏らしが多数いた。それらの処分は
駆け付けた地球防衛軍・ガーディアンの兵士達が行い、今丁度片付いた。
「お見事」
 霧島美樹が声を掛け、斎木は皮肉げに笑う。彼らは先日のゼットン軍団との交戦で惨敗を喫し、
アルファに美味しいところを持っていかれるという醜態を曝した。現在の後始末作業はその
ペナルティといったところである。しかし、斎木も美樹も特に名誉とかを重んじるタイプではなく、
その場で全力を尽くして市民を守ることが最優先だと言われるまでもなく判っているので、
この作業も特に文句も言わず遂行した。
「ウルトラマン・・・か」
 美樹が遠くを見る。彼女の感情を斎木が図りかねていたとき、
「そのウルトラマンが、今回も現れたらしいぞ」
 別の防衛隊員が二人やってきた。彼らの齎した情報で、斎木と美樹はアルファが自分達と同時に
別の場で戦っていたことを知った。
 後から現れた隊員の一人、柏村勝(かしむら・まさる)。固太りで筋肉質の屈強そうな男。
ごつい顔にぎらついた目が暑苦しい。
 そしてもう一人、美山由美子(みやま・ゆみこ)。隊員服の上から白衣を纏った科学要員で、
若い眼鏡の美人。柏村と対象的に明るく飄々とした雰囲気。

212 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 21:00:12 ID:0JXMQI8W0
 事後処理が終わった後、四人は作戦本部の指令室に呼ばれた。
 説明が遅れたが、彼ら四人は防衛軍の中でも特殊技能に秀でたエキスパートを集め、特に厄介な
怪獣・侵略者への対策立案・実行のために編成された組織『特命防衛隊』のメンバーである。
準レギュラーとしてのこの四人以外にも随時メンバーが登場する予定だが、それはいずれ。
以後、面倒なときは『特防隊』、更に『特防』と略する。横文字の格好いい略称のネタがそろそろ
出なくなってきた。
 四人を召喚した特防隊の隊長、鍛え抜かれた体格の壮年の男・川上浩嗣(かわかみ・こうじ)は、
此処暫くの状況の整理を行う。秩父での戦いについては、ゼットン軍団とゼットニオスは殲滅
されたが、それを操っていたゼバット星人はまだ倒されておらず、以前潜伏したままと思われる。
警戒を続けるよう指示が下る。
「で、隊長。あの戦いの際のウルトラマンなのですが」
 柏村が口を挟む。
「うむ。それについては私も思うところがあった」
 由美子が大モニターを立ち上げ、映像データが流れ始める。
「ウルトラマンアルファより前にも、過去、数多のウルトラマンが地球に飛来しては多くの敵を
倒し、地球を守ったことは記録に残されている通りだ」
 過去のウルトラマン達が怪獣や宇宙人と戦う映像が流れていく。オフィシャルの綺羅星の如き
勇者達や、此処のオリジナルの面々も含めて。
 BGMは何故か『セブン暗殺計画』でガッツ星人がセブンの能力を分析しているときのあの
ぼんぼこぼこぼこ、ぼんぼこぼこぼこ。流しているのは由美子。他の隊員達の無言の視線に
刺されるも気にする様子はなく、せぶんは・まめつぶにも・なれる・とか小声で呟いている。

213 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 21:02:08 ID:0JXMQI8W0
「そして、現在のウルトラマン、作戦呼称『アルファ』は、約一年前から姿を現し、その間多くの
事件解決の中心となってきた」
 その戦闘記録の一つ、東京近郊の山中から現れた太古の巨大爬虫類を起源とした地底怪獣・
アスゴルとの交戦の映像が出る。
 戦うアルファの様子は実にそつがない。素早い動きで怪獣を牽制しながら的確に打撃を入れて
ダメージを溜め、アスゴルが弱ったところでギャラシウム光線で倒した。それだけ。殆ど苦戦らしい
苦戦をしていない。
 アスゴル自体、口から思い出したように火を吐く以外は格闘くらいしか攻撃手段がない、特防隊でも
ちょっと気張れば倒せるくらいの怪獣だったということもあったろう。つまらんとか柏村が愚痴って
川上にどやされたという一幕はおいといて、実際ウルトラマンという要素を抜いても人類はもう長いこと
怪獣と戦い続けており、どうすれば効率的な対応が出来るかというノウハウもある程度確立され、
アスゴルくらいだと、最早山から気紛れに下りてきたクマや野犬と同じ感覚なのである(無論、
だからといって油断していいという話ではないが)。更に、アルファはこれまでアスゴル以外の数多の
敵と戦ってきた際もほぼこんな調子だった。
 それが、先日のゼットン軍団とのあの技を出し捲っての突然の派手な戦いぶり。勿論敵がこれまでと
桁違いに強大だったので対抗するために勢い本気を出したという考え方も出来るだろうが、恐らく
それだけではない。何かこれまでと違う事態が起きている、この場の五人は本能的にそう感じていた。

214 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 21:03:35 ID:0JXMQI8W0
「しかし、この件については今回は此処で留め、諜報部に探らせて報告を待つ」
「え」
 不満そうに言う柏村を川上は視線で黙らせ、
「特防隊の活動趣旨は怪獣・侵略者の被害を防いで民間人を守ることであり、ウルトラマンに関しては
あくまで二次的な問題だ。ゼットン軍団を機に、地球を脅かす敵の脅威は更に威力を増すと思われる。
そちらに対しての対応が最優先だ。いいな」
 了解、と四人は一応敬礼するが、柏村は内心舌打ちをしていた。
(だが、俺はこれしきでは諦めんぞ。ウルトラマンの力は強大で素晴らしいものだ。必ずその力を
俺の手で防衛軍の、いや、特防隊のものとしてやる)
 横目で由美子に視線を送り、由美子もウインクを返す。
(ウルトラマンの力ってすっごいもんねー。特防隊随一の天才科学者として是非ともじっくり解明したい
ところだわうふふふふ)
 そのよこしまな意図は、二人とも普段から挙動不審なために川上にも斎木にも美樹にも
バレバレだった。川上は二人の行動に以後注意するよう後で斎木と美樹に釘を刺した。
「とにかく、ウルトラマンの力は強く大きすぎる。それに対する地球側の一部の心無い者達の反応のほうが
危険だからな」
「そうですね」

215 :名無しより愛をこめて:2006/10/22(日) 21:05:11 ID:0JXMQI8W0
 西野家。
 母・和子はまだショックから立ち直れずに臥せっており、父・一誠も精神的に立ち直れずに
「達志君が・・・まさか達志君が・・・」と呟きながら必死に酒で心を落ち着けようとしている。
 どうしたものかと考えている恵のところに、近所に住んでいる従兄弟の小学四年生の少年・西野哲夫
(にしの・てつお)が突然尋ねてきた。
「恵姉ちゃん! どうして、達志兄ちゃんがウルトラマンだって教えてくれなかったの!?」
 ・・・情報が早い。
「・・・いや、私もつい先日知ったばかりなんだけど」
「それで、達志兄ちゃんはどうしたのさ? 行方不明なんだろ?」
「・・・うん」
「どうして探さないのさ!? ほっとくわけにはいかないだろ!」
「そうなんだけど・・・」
「ウルトラマンだったって、達志兄ちゃんが僕達にとって家族同然であることには変わりないよ。
姉ちゃんだってそうだろう?」
「・・・哲夫君」
「叔父さんや叔母さんだって説得し続ければきっと判ってくれるよ。だから、又兄ちゃんを探そうよ。
僕も協力するから!」
「有難う・・・哲夫君」
 恵は哲夫に感謝し、もう一度達志を探すことにした。
 だが、その感謝の念は直ぐ掻き消えた。直後の哲夫の叫びによって。
「やった! あのかっこよくて強いウルトラマンアルファが僕にとって家族同然の付き合いだって
判れば、皆に自慢できるぞわーいばんざーーーーーい! 僕はウルトラマンの懇意だ〜い!!」
「・・・・・・・・・・」

 まともな動機で動いていない者も多いが、とにかく事態は激動しようとしていた。
 続く。

216 :ウルトラマンオーバー:2006/10/22(日) 21:13:43 ID:gT8crVXj0
>クラウス作者様
うまい!怪獣出現に対する反応や、防衛軍の対応、敵の動きなどがわかりやすく表現されていました
面白かったです

217 :クラウス筆者:2006/10/22(日) 21:34:46 ID:8xtB+ut50
>>208
失礼、あまり他人様の評価をするってのは不得意なもんで…。
精進します。

218 :ウルトラマンオーバー:2006/10/22(日) 21:42:49 ID:1qSURYZW0
>アルファ作者様
セブン暗殺計画の音楽の部分、ツボでした
あの研究員と隊員、今後の活躍に期待します!
後哲夫少年、流石子供!何か事態をまぜっかえしてくれる可能性大で期待してます!
しかし今回もやっぱり道城が聞いたら・・・・
≪ずん≫

≪ずん≫
わああああああああああ道城、落ち着け、変身した状態でどこへ行く!
≪ずん≫
・・・・・えー次の放送までには道城つれてきますのでどうか次回よろしくお願いします

219 :ウルトラマンオーバー:2006/10/22(日) 21:44:10 ID:1qSURYZW0
流石に不利と悟ったか、跳躍して電信柱の上に飛び乗り、逃げる獣人
津上はすぐさまそれを追撃するが、獣人のすばやさと、パトカーと鉢合わせしてしまった事により、逃げられてしまう

翌日
「EAR、このまま行くと解散だな」
アイアンタワーの参謀室に呼ばれた赤山に、開口一番に静戦闘参謀が言ったのがその台詞だった
静「お前らの努力は認める、しかし、世間が求めているのは結果だけだ」
その言葉に、赤山はうなずく
赤山「確かに、相手を甘く見たところがありました、次回から一般部隊も動員して、捜索に当たらせます」
「相手が悪いのです」などという弱音は、赤山は吐かなかった
そして、一般隊員を動員した所でかなう相手ではないと言う事も
静「赤山」
その報告を聞いて、静の目が細くなる
赤山「は」
静「俺をその辺の常識しか持たない馬鹿共と一緒にするな、そんな上に一応対策を立てましたと言っているような対策は俺には出さなくていい」
静は知っていた、EARが、一般隊員など動員させなくとも、次回遭遇の際は必ずしとめられる事を
静の真意に気づいた赤山は、敬礼する
赤山「申し訳ございませんでした」
わずかに微笑む静
静「俺の力が必要になったら遠慮なく言え」
赤山「では参謀」
静「ん?」
何事か耳打ちする赤山
静「・・・・・わかった、やってみよう」

220 :ピース作者:2006/10/22(日) 21:57:12 ID:M016q1MM0
>アルファ作者様
す。すごい・・・。
本当に斬新な作品で、またもや次週続く形で楽しみになる作品です
(無論、他の全作者様の作品も楽しみな作品で大好きでっせbyキムラ)

ウルトラマンの力は頼りになるけど、ウルトラマンは必要なのか・・・。
いろいろ考えさせられる作品でした。

221 :ウルトラマンシグマ:2006/10/22(日) 23:00:08 ID:w1QQbLxY0
みなさん、ご感想有り難うございます。

ピース作者様、ツゴンはかなり早く帰ってきました。
かつ、SGTもツゴンが一旦引き返したのは分かっているので
警戒中だったということです。そういや谷村の話しはみんな谷村には
触れなかったけど、今回は中村についてはみんな触れとる…。
やっぱ地味か、谷村…。

オーバー作者様、でもね、どれだけSGT強ぇぇ隊員強ぇぇ!!みたいな
話を作っても最後は虚しいだけです…。超えられない壁、ってのを
俺は知ってますから…。

クラウス作者様、エーアール上で喧嘩する隊員達に受けました。
あと躍動感があっていいです。頑張って行きましょう。

アルファ作者様、なんかいろいろ暗黒面な動きがありそう…。
改めて斬新な作品だと思いました。次回も期待します。

222 :名無しより愛をこめて:2006/10/23(月) 21:22:44 ID:uLEqsRrrO
>>208
別に…感想を書く、書かないは自由だと思う。

ここの住人達は暗黙の了解で書いているみたいだし(これはこれで素晴らしいことだと思いますが)、書くことを強制するのはよくない。

223 :ウルトラマンオーバー:2006/10/23(月) 22:17:18 ID:1Ts8Kgui0
>シグマ作者様
その壁はもう存在しませんよ
無かった事になりましたから
それに、どう頑張ってもEARでは強化改造され特殊訓練された宇宙人軍団に生身で挑んで勝ち、なおかつ宇宙戦艦から数え切れないほど出てきた戦闘機の攻撃をかわして、他の防衛軍の支援を受けずに勝つなんて事はできないからです
もし同じ相手にEARが戦いを挑めば、恐らく宇宙戦艦が来た時点でびびりまくって自衛隊とガーディアン全支部に緊急救援要請だして
そんで地面に降り立った宇宙人相手に一般隊員ぞろぞろ引き連れて立ち向かい、今EARが相手している獣人くらい強い兵士に返り討ちに合わされて撤退
その後ありったけ戦車戦闘機ミサイル使いまくった挙句都市を火の海にしてなんとか勝利とかそんな感じだったでしょう
ですから、SGTは既に、少なくともEARよりは強い事があの話で明らかになっているので・・・
・・・どう言ったらいいのやら
本当にすいませんでした

224 :アルファ作者:2006/10/23(月) 22:26:46 ID:MiytZWK/0
というか、普通に皆で力合わせて戦えばいいじゃないですか。

225 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:17:24 ID:3JLSHMUqO
ちょっとさすがに落ちそうなんで保守ageしときます

226 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:27:46 ID:63mQTb070
プロキシ規制とけたかな?

227 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:28:48 ID:63mQTb070
とけたようです。

228 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:42:06 ID:/Ok5VHKuO
常時ageでやりゃあいいじゃんw

229 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 16:43:41 ID:63mQTb070
それすると荒らしも入りやすくなるんですよ。

230 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 17:03:36 ID:/Ok5VHKuO
荒らし気にするならイチイチ作るなて話だな

231 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 18:11:19 ID:MMVIUnJ60
ツイスト作者様はどこ行ったんだろう
4になってから一度も来ていない・・・
もちろん3に一度も顔を出さなかったカイザー作者様もだけど

232 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 20:03:49 ID:tXN73He80
>>230
確かに匿名掲示板でスレ立ててやってる以上、荒らしはゼロにはできないが、
「荒らしが来やすい」を「来にくい」にできる手段があるなら、使わないのは損。

233 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:22:24 ID:Dmpb1ycB0
 ウルトラマンアルファ 4 達志の決意
 地底怪獣・アスゴル二代目 出現


 西野哲夫少年は、ウルトラマンアルファ=城達志を探すための行動に出た。具体的には、
『ぜんしんがぎんいろであかいもようがあります
 めはたまごがたでひかります
 てからギャラシウムこうせんがでてかいじゅうをやっつけます』
 などの解説と、へぼいアルファの似顔絵が併記されたビラを大量にコピー。それを近所中に貼って回ろうとして、
恵に殴られた。
「痛いなあ、何するんだよ恵姉ちゃん」
「迷子の犬猫探しか!? 大体、城先生の正体を大っぴらにばらしてどうするのよ!?」
「だって、どうせ僕達にはもうばれてるし」
「大変なことになるでしょう! 先生だってこれまで事情があって秘密にしてたんだろうし、ビラは駄目!
自分の足で探すのよ」
 恵は家の中に入っていく。
「姉ちゃんは探さないの?」
「お母さんがまだ立ち直ってないから看病しないといけないのよ。後で行くから」
「ちえー。姉ちゃんが一番会いたがってたくせに薄情なんだから」
 ぶつぶつ言いながら去っていく哲夫に恵は背を向けつつ、
「・・・心配してないわけないでしょ・・・何処へ行っちゃったんですか、先生・・・」

234 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:23:59 ID:Dmpb1ycB0
「まあいいか。達志兄ちゃんがいないのにウルトラマンアルファは僕の友達だって言ったってホラだと
思われるだけだし、実際に見つけて皆の前で証明したほうがインパクト大きいだろうからね」
 哲夫は前向きに考え、自力で達志を探すことにした。
「といっても、何処から探したものか・・・恵姉ちゃんは人目につかなそうなところから探したって
言ってたけど、それでナメクジ人間に出くわしてひどい目にあったしなあ・・・ええい、虎穴にいらずんば
虎児を得ず!」
 小学四年なのに難しいことわざ知ってる。
 哲夫は、町外れの山の入り口から山中に入っていく。
 暫く山道を探し回るが一向に見つからず、息が切れてくる。
「勘が外れたかな・・・」
 と、背後で茂みの揺れる音。振り返ると、
「・・・哲夫君?」
 達志が顔を覗かせていた。

235 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:25:22 ID:Dmpb1ycB0
「哲夫君にもばれちゃったのか・・・恵ちゃんに聞いたのかい?」
「自分で突き止めたんだよ」
「そうか。流石だなあ」
 達志はとほほと苦笑。
「ねえ、達志兄ちゃん。帰ってきなよ」
「今はまだ駄目だ」
「どうして?」
 山の頂上で、達志は遠景を眺めて背を向けたまま、
「今僕が西野家に帰っても、ご両親との間に溝が残ってしまう」
「僕が説得してあげるよ。恵姉ちゃんだって」
「気持ちは嬉しいけど、僕は自分の意思で地球にとどまるって決めたんだ。だから、それに伴ってくる色んな
面倒の始末も自分でつけたい」
「どうするのさ?」
「ご両親は僕の正体がウルトラマンだってことを既に知ってる。地球を脅かす怪獣や宇宙人と戦い続ければ、
放っておいても目に付くはずだ。だから、地球と共にあろうという僕の意思と、恵ちゃんへの想いが、ご両親に
伝わるまで戦い続ける。そうすれば、何時か必ず判って貰える」
「どんだけ時間がかかるんだよ!? それに、途中で怪獣にやられちゃったら・・・」
 不純な動機で今回のことに当たっている哲夫だが、それはそれ、これはこれとして達志の身を案じている。
 達志は振り返ってサムズアップし、不敵に笑った。
「僕は強いんだぜ」

 そのとき、山中に地鳴りが走った。
 岩をかち割り、地上に出て吠えた巨大な影は、
哲夫「ああっ、アスゴルだ!」
 前回特命防衛隊(以下、特防隊)の記録映像に映った、かつてアルファと戦った地底怪獣アスゴルの同種。
達志「又か」
 本当にこんなことがしょっちゅうらしい。
 達志は哲夫を抱え、安全な麓へと素早く駆け下っていく。

236 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:27:38 ID:Dmpb1ycB0
 アスゴルも麓へと近付いていく。このままでは街に被害が出るのは必至・・・
「そうはさせるか、ケダモノめ!」
 野太い叫びと共に、アスゴルの足下から大きなドリルが回転しながら飛び出した。アスゴルはバランスを
崩して転倒。
 地上に出現する、ドリルを回し続ける特防隊の地底装甲車・プロライザー。
 過去の防衛隊・N-BIDの活動期において、地上兵器としても活用された地底戦車・ライザーシリーズ(源流は
U警備隊の名機・マグマライザーとも言われたり言われなかったり)の量産計画が持ち上がっていたが、
このプロライザーにいたって漸く実現し、ガーディアンにも多数の予備機が配備されている。今柏村隊員が
乗っているのは特防隊用として由美子隊員によって特別にチューンナップされたパワー重視型。
 特防隊本部でオペレートしている由美子。
「いったんさい、柏村隊員!」
「おうともよ! 殲滅してやるぞケダモノはっはっはーッ!!」
 プロライザーはロケット砲を出し、アスゴルに怒涛の攻撃。
「突出しすぎるな、柏村」
 斎木の警告の通信と共に、上空から二機の航空兵器も飛んできた。それぞれ斎木と美樹の乗った、
三角翼のVTOL機・トライビート。スペースジェットとジャイフローの両特性が取り入れられ、高空では
高速飛行、地上付近ではホバーとバーニアを併用して軍用ヘリ並の滞空や複雑な機動が出来るようになっている。
由美子「これからがしがしスーパーメカが増えるわよーほほほほほ!」

237 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:29:36 ID:Dmpb1ycB0
 空と地上からの同時集中攻撃を受け続けたアスゴルは怒った。口から火炎を吐く。
「当たるものか」
 斎木のトライビートは軽く交わすが。
 飛び去っていくと思われた火炎の軌道がUターンし、戻ってきた。
「何・・・!?」
 人類側の攻撃に対抗するため、アスゴルも短期間で新しい能力を身に付けたのである。
「危ない、斎木隊員!」
 美樹の警告も空しく火炎は機体を直撃。
「くそ・・・!」
 やむなく、トライビートが墜落する前に斎木は脱出。パラシュートで降下していく。
 続いて、アスゴルは地上のプロライザーを狙って火を吐く。
「うわっ、こ、こっちに来るな!」
 プロライザーは逃げるが、火炎はホーミングして追ってくる。

 麓に哲夫を降ろした達志は、
「じゃ行って来るよ、哲夫君。恵ちゃんには心配しないでって伝えといて」
「待ってよ、達志兄ちゃん!」
 哲夫の制止も空しく、達志は駆け出しながらアルファプラスを取り出してかざし、
「アルファーーーーーッ!!」
 眩しい光を放って身を転じていく。その光景に、哲夫は思わず声を失って見とれていた。

238 :名無しより愛をこめて:2006/10/24(火) 23:31:30 ID:Dmpb1ycB0
「うわーーーーーッ南無三!!」
 迫る炎から逃げ切れず柏村は絶叫するが。
 光と共に現れたウルトラマンアルファが、全身でプロライザーを庇って炎の命中を防いだ。
「おお・・・ウルトラマン! 人類の未来! 特防隊の未来! 俺の未来ひゃーーーははは!」
 勝手なことを言って狂喜している柏村をほっといて立ち上がるアルファ。
 新たな敵の出現に猛り立ったアスゴルは、アルファにもホーミング火炎を吐きかける。
 アルファは素早く避け、更に襲い掛かる炎をバック転や側転で交わし続け、そして、アスゴルに
急接近し、同時に素早く離れる。アルファを全速で追っていたホーミング火炎は急に止まれず、
途上にいたアスゴルに直撃した。全身が燃え上がってあちちちちとのた打ち回るアスゴル。
その隙を突き、アルファはギャラシウム光線を一閃。今回も危なげなくアスゴルを撃破した。

 山の麓で見届けていた哲夫に再びアルファはサムズアップを送り、空を向いて飛び去っていく。
(そうさ。僕の本当の戦いは、まだ始まったばかりなんだ)

 続く。

239 :リュウラ著者:2006/10/25(水) 11:40:54 ID:JwuXGAxo0
アルファ作者様
特防隊の皆様は、ヤバイんでしょうか(笑)あるいは柏村隊員と由美子隊員の二人が特別ヤバイんでしょうか(笑)
とにかくまあ、主人公が隊員でなく、チームと接点が(今んとこ)無い以上、隊員のキャラを濃くするのは必然だと思いますんで、
多少ヤバイ方が方向性として良いと思います。面白いし。
圧倒的に強いウルトラマンというのはリュウラでも意識してるんですが、私はこう上手くは書けないですね…
ところで2話ですが、結構等身大ウルトラマンがお好きですね。
そうか、ナメクジ人間という手があったか。では私はうj…自粛します。

オーバー作者様
今の所、獣人の話が完結してはいないようなので感想書きづらいんですが、この獣人はガイアのウルフガスみたいな哺乳類系でしょうか?
あるいはレオの通り魔の皆さんみたいな感じかな?
次回予告を見た限りではまだまだ見せ場が多そうなので、期待します。

シグマ作者様
あのねえ、私という人間はですね、一度たりとも「ドラ○ンボール」というものを視聴した事がありません。
「フ○ーザってこういうキャラなんだ」とか、皆さんの感想で初めて知ったりしました。
なので、普通にアクション編として読んでましたね。
「ムダを省く」というのは私が創作する上で意識してる事なんですが、ここまでバトルに徹するというのも中々出来ないです。
あと、宇宙戦艦というのはウルトラじゃ殆ど見ませんね。今度やってみようかな…
「重すぎた侵略者!」

クラウス作者様
確かに2話はドラマ性が薄かったですが、その分プロセスをしっかり描いたのはいい判断だったのでは。
2話の段階でここまで徹底的にやってしまえば後々色々な変化球が投げられますし。
変化球ばっかりのマックスの続編。頑張ってください。


240 :名無しより愛をこめて:2006/10/25(水) 13:42:24 ID:b0JawCUQ0
>>239
>特防隊
これからまだ準レギュラーや単発ゲストでもワンダーな人が出る予定です。
>圧倒的に強いウルトラマン
多分そう長くはもちません。ピンチが演出できないので。そのうちもっと
強敵が出るでしょう。
>等身大ウルトラマン
セブンが好きということもありますが、殺陣に幅が出るからですね。
バーストのときは等身大戦の機会がなかったですが。

241 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:28:19 ID:JwuXGAxo0
第二十八章 とりくんとろりこん 剛生邪花エンガトハンビ 発現
ユリノがイラついてらっしゃるのはいつもの事だが、この日はヒスイやフナトもイラついていた。
トキツグが訓練院退校を一方的に提出、行方をくらましていたのだ。
その上…レイハ就任が決定した、この ワタリベ サクヤという男…
軍 日本基地に「武陣殿」という部署がある。警邏活動、人命救助、戦闘など、
最前線での迅速な行動を担当する部署であり、ヒスイやゴジョウが以前務めていた帝都治安維持院の上部組織である。
で、このワタリベ サクヤという男は武陣殿の長官、ワタリベ幕官の息子である。
つまりこの男、親の七光りで「レイハへ入隊した」という事か…
「大宰、我々は納得できません。」
「訓練生中最高の成績を残した者が、つまりトキツグが七人目のレイハ正司馬へ就任する筈だったのに…!」
「何故、あのワタリベという男が、七人目なのですか?」
数時間後、正式に就任が決定したワタリベ。ヒスイは居心地の悪そうな彼を、指令房から連れ出す。
「…マミヤ、どうもオレは歓迎されてないっぽいな…」
「そりゃな…。俺だって素直にお前を歓迎する事は出来ないさ。お前の能力や人間性は高く買ってる。
大体お前を推薦したのは俺だ。しかし…トキツグがいなくなった直後だからな…連中も気が立ってるんだ。」
そう、この新たなレイハ正司馬、ワタリベは帝都治安維持院時代のヒスイの同僚であった。
相も変わらずゴジョウに「ワタリベを就任させた理由」を問い詰めるフナトとユリノ。
問い詰めるといっても、この二人の頭には「ワタリベは親の七光りで就任した」という思い込みがあるため、
何を言われても考え方が変る訳ではない。
そんな二人を見ているカンナと、地味に復帰していたヘキ。
「大事なのは、ワタリベさん自身がどうゆう人なのか、じゃないですか?」
「彼は治安維持院の方で結構実績を残してます。先入観だけで非難するのはどうなんでしょう…」
冷静な、というよりのほほん組の二人に諭される。更にゴジョウが言う。
「トキツグ君が辞めちゃった以上、他の誰かに頼るしかないんだってば。」


242 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:30:12 ID:JwuXGAxo0
ゴジョウは指令房を出、ワタリベの自室へ入る。
「誰宛?」
治安維持院の頃からこのゴジョウという女性は唐突に出現するから苦手だ。
特に今のような、手紙を書いている時は。
「…妻です。しばらくは帰れませんから。」
「ふ〜ん、じゃあさ、休暇あげるから細君に顔見せてきてあげなさい。
図々しくも就任直後に堂々と休暇をとるレイハ七人目の正司馬!売れるわね♪」
「何が?」
で、かみさんに顔見せに行かされてしまうワタリベであった。
ユリノはイラつきながらも、前回ヒスイを負傷させたニセ操縦手の遺骸を検分していた。
体構造は通常の人間と大差ないが…何度か、「帰神」を行った痕が見受けられる。
帰神。己の身内へ人為的に神を降ろすことで、神の詔を代弁する術。
その危険性ゆえ、神職の者やレイハでも、この術を使える者はそう多くない。
その上、生前のニセ操縦手が降ろした神は非常に高位の存在であったようだ。
常時、高位の神々と密接に関係できる者といえば…
「光の一族…」
ゴジョウ、ヒスイ、カンナが同時に呟く。
当の光の一族。その内数名が旧地下街へ入り、奇怪な種子を散布している。
この旧地下街は帝都のあらゆる地下道へ、そして宮内庁へ繋がっている。
我が家へ帰り着いたワタリベ。この辺りでは多少名の知れた甘味処であり、妻が一人で切り盛りしている。
「ただい…」
「あ、トーヘンボク、ちょっと新しい子雇ったから挨拶しといて。」
一月振りにご帰還の旦那をつかまえてトーヘンボクたぁどういったご了見で?
その「新しい子」は熱心に働いてはいるものの、どこか陰のある青年―十八歳だというから少年かーであった。
ワタリベは、少し店を離れ、その少年と話してみた。少年の前職は、軍。


243 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:31:54 ID:JwuXGAxo0
「軍を、辞めたのか…」
「はい…オレ、何もできなかったから…教官を見殺しにしちゃって…
だから、あそこにいるのが辛くなっちゃって…」
「オレは今二十八だ。十年ぐらい軍人やってる。四年前、
ある任で、今のカミさんと知り合った。カミさんはオレの仕事には一切文句言わない。ただ、軍人ってのは民を守る仕事。
オレは、何が何でもまずはカミさんを守る事にしてるんだ。君もさ、何よりも守ってやりたい人を一人、探せばいいんじゃないか?
それがあれば、軍にも自信持って戻れると思う。」
「…ちょっと、余裕が欲しいんです…」
「焦る事はないよ。君の名前は?」
「ロクドウ、トキツグ。」
一方、その軍日本基地でヒスイはカンナに同行し、ミウが眠っている病室を訪ねてみた…が…いない。
医師によれば、彼女が突如目を覚まし、剣を振るって威嚇、そのまま基地から脱出したという。
「ったく昨今の若人はぁ!」
頭を掻くヒスイ。そこへ緊急の報が入った。以前と同様、またしても旧地下街で邪花トハンビが繁殖しているというのだ。
その報は、当然ワタリベにも伝えられる。すぐさま現地へ急行するレイハ。ワタリベは青ざめていた。
トハンビが分泌する酵素は、強力な分解能力を持っている。しかも、カミさんの店は旧地下街の真上に立っているのだ!
時既に遅く、店が地下へ陥没する!あの中には多くの客、そして妻がいるというのに…
「トキツグ君、早く避難するんだ!」
「ワタリベさんは…」
「オレは仕事してくる!」
到着したフナトへ直訴するワタリベ。
「お願いします!自分に行かせてください!自分の妻です。自分が救出に行きます!」
「でもね、敵は以前のトハンビより強力なの。少しの手違いが命取り。アンタには任せらんないわ。」
「妻を救えるなら、どんな無茶な作戦でも遂行します!
こうしてる間にも、トハンビに喰われてるかも知れません。お願いします、オレに行かせて下さい!」
フナトは少し微笑み、全員を見渡す。そして、
「言い方が悪かったわね。ワタリベ、アンタ『一人』には任せらんない。」
同じく笑み、頭を下げるユリノ。ヒスイはワタリベの肩を叩く。
「俺達を信じろ。お前はもう、レイハの司馬なんだから。」


244 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:33:52 ID:JwuXGAxo0
旧地下街へ突入するレイハ。ゴジョウとヘキは指令房で作戦の推移を見守る。
「ヘキです。一応トハンビ枯殺用の弾装は強化しておきましたが、今回の奴への効果は未知数です。
地下街へ陥落した民を確保したら、すぐ地上へ引き返してください!」
ほぼ地下街の壁と一体化したトハンビはそこら中から分解液を吐き散らしレイハを襲う。
埋没した店までは目と鼻の位置なのに…
「ワタリベ!アタシの分の護符、持っていきな!」
フナトが自分の護符を与え、ワタリベの防御を固める。
「ユリノ、式神でトハンビの目を誤魔化す!カンナ、ワタリベを援護!
ワタリベ、早いトコ奥さんを助けに行って!マミヤ、アタシの側に!」
最後の指令の意味は、ヒスイの護符の力である程度自分の防御を固めようという考えである。多分。
埋没した店に接近するワタリベとカンナ。分解液では無効と悟ったトハンビは、
根を腕のように操り二人を薙ぎ払おうとする。が、カンナの動体視力はこれを避け、
カウンター的にレイエンキュウを放つ!根の一部を切断されたトハンビ。その隙にワタリベは店へ突入!
「…遅いわよトーヘンボク。」
抱き起こした妻、いきなりの毒舌。しかし、軽傷ですんでいる。
他の民も救出を完了、レイハは地下街より脱出に成功した!
それを遠目から見ていた三人の男…光の一族の使者。レイハ及び宮内庁壊滅作戦、失敗。
その時、次元の狭間にある神山で、クロサキが人形に釘を打ち込んだ。
同時に、帝都にいた三人の使者が倒れた。
トハンビの根は、その三人を吸収、またしても自分を人型に形成し、地上へ現れた!
その様子を見つめるトキツグ…
(守りたい人、一人…。まだ、分からない。オレがホントに守りたい人は誰なのか…。
でも、沢山の民の中に、一人でもそんな人がいてくれるなら…。オレは、その可能性を守る。)


245 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:35:45 ID:JwuXGAxo0
迫る人型のトハンビ。
「ガルーダ、力貸してくれ。
君が宿主、ロクドウトキツグの名において命ずる!翼、雷、和合すべし!出でよ、カルラ!」
トキツグの手に集束した光が、ハンドガード部に鏡を備えた両刃の短剣「翼雷鏡サンダーボルト・クロー」へ変化。
それを右腰に廻すトキツグの全身を、光の稲妻が包む。そしてその中から鳥神ガルーダが出現。
更に空中で、黒き体に紅のラインが刻まれた巨人、ウルトラマンカルラ・ガイへ転化した!
しかし、トキツグの戦闘テクでは分が悪い。全身からツタを鞭のように振り回し、カルラを接近させない。
何とか接近すれば、分解液を吐きつけてくる。遠距離から狙おうとすれば、ツタを高速で伸ばし、絡め獲る。
今のカルラはいわば「パワーだけ」で闘う戦士。トハンビの特殊攻撃の前には手も足も出ない。
一方的にやられ、タイマーがあっさり点滅を開始してしまう…
その時、カルラを締め上げるツタを一条の光線が焼き切った。
ショットスパークル…。そこに現れたのは、リュウラだ!
リュウラはショットスパークルでカルラの足元を爆発させ、強引に道を開けさせる。
トハンビへゆっくり歩いていきながらショットスパークルを撃ち続ける。
この猛攻に、トハンビはたまらず転倒するが、リュウラは攻撃の手を緩めない。
倒れたトハンビへさらに光線を浴びせる。だがトハンビも負けてはいない。一瞬の隙をつき、リュウラの足を狙ってツタを伸ばした!


246 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:36:54 ID:JwuXGAxo0
が、これはリュウラがワザと作っておいた隙であった。トハンビの放つツタを瞬時にかわすや、空中でコウへ変身。
敵の背後へ回り込み、蹴り上げる!更に自身も上昇、吹っ飛んだトハンビへ超光速で接近し、ドラゴンカムイを打ち込んだ!
この膝蹴りで今度は急降下するトハンビ。
地上のカルラは、セントラルクローの両端を伸ばし雷の気を集中、高速で落下してくるトハンビへ投げつけた。
その槍は空中で一対の羽根を広げ、鳥に似た形状でトハンビを貫く!
リュウラの破邪龍剛脚ドラゴンカムイ、カルラの鳥神総凱破ウィングインパクトの連続攻撃に、邪花は再び虚空へ散った。

「さてと、この店どうしたもんかね。」
ワタリベの妻はさほど気に病んでもいないようだ。しばらくしたら営業再開する気満々である。大体、この時代にも保険というものはあるし。
「さ、トーヘンボク、レイハに入ったからしばらくは帰れないって話でしょ?分かってるからさ、早く仕事してきな。」
それだけ言うと、彼女はさっさと保険商社へ向かった。
「ヒスイくん、結婚って、大事ですね。」
「…だな。」
「だんなさんの稼ぎによって、甘いもの買えるかどうか変ってきますもんね。」
「…そっちか。」


247 :フレンズ 絆 作者:2006/10/25(水) 15:41:42 ID:W9710lt60
第2話「ゴットとウォータ」ウルトラマンウォータ ZBビースト登場
ある日天道は歩いていたしかも無防備な私服で町を。
天道「こんなとき怪獣は流石に現れないだろう。ウルトラマンが落ちてくるわけもないし。」
ドッシーン!
天道「????なんなんだ?ん?ウ・・ウルトラマンが落ちてきてるーーっ!何で?ほんとに何で?」
ウルトラマン「こんにゃろーウォータブレード!」
怪獣「そんな攻撃食らうかっ!」
天道「ス・・・すごい戦いまあ一応・・・ゴット!」
ゴット「大丈夫?」
ウルトラマン「い・・・一応」
ゴット「ショルダーショット!って逃げてるよ・・・じゃあ」
ウルトラマン「じゃあ俺も・・・」
男「なんなんだあの怪獣異次元に放り込みやがって・・・あ、俺は水野 光。こんにちわ。」
天道「え、今朝だけど・・・」
水野「そうなのかってまた怪獣現れてるよ・・・ウォータ!」
天道「ゴット!」
ゴット「ショルダーショット!って当たらない!?」
怪獣「当たるか!」
ゴット「じゃあアルティメットモードになってエネルギー光弾!」
怪獣「弾でかっ!おっ落ちるーーー」
ゴット「いまだファイナルボム!」
怪獣「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ゴット「よし!」

248 :ウルトラマンリュウラ:2006/10/25(水) 15:47:34 ID:JwuXGAxo0
次回予告
リュウラの戦い、それを見守ってくれる貴公達。
宣言しよう、次回のネタも全くまとまっていないのだと!
次回ウルトラマンリュウラ 第二十九章「小娘と羅刹女」

リュウラ学 本日の講師 ワタリベ サクヤ&ゴジョウ ホノカ
「というわけでワタリベくん、今日から新しい司馬になったわけだけど、どう?
やっぱ、『ふるさと地球を去る』って感じ?」
「好きなんですか?南隊員メインの話。」
「てへ♪」



249 :ピース作者:2006/10/25(水) 20:42:08 ID:gawM3Jg90
>アルファ作者様
恵がすごく必死になって探さない理由が伝わります。
そしてアルファ本人の心境もとても!
周りに正体がばれているのに、ストーリーが着々とすすむのに、
すごさを感じます。

>リュウラ作者様
ワタリベとトキツグが物凄く印象に残りました!
戦いの目的・・・これはすごく重要ですよね。

>フレンズ作者様
まだ書き途中・・・なのでしょうか?
一応こちらではそう捕らえさせて頂きました。

250 :ウルトラマンオーバー:2006/10/25(水) 21:13:38 ID:Biz8DSI80
>アルファ作者様
「僕は強いんだぜ」が頭にこびりつきました
かっこいいよ達志さん!
本当の戦いはまだ始まったばかり
今後の展開に大いに期待します
最終回まで後22話!
・・・・え?今回はもっと続けるのですか?

>リュウラ作者様
はい、まだ13話くらいです
俺も子供の頃猟師から猟銃を借りて熊に戦いを挑んでから全てが吹っ切れた南隊員大好きです

251 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:31:13 ID:gawM3Jg90
第4話「デパート”地球”へ入店します。」悪心怪獣ルードン登場

今日はデパートを警備中。
怪獣レーダーがこの周辺で1度見つけられたようだ。
万全な体制で見張るモチヅキとイシモリ。
今日はそのため、お客さんの数も割りと低く、店内はガラッとしている。
すると、デパートの裏入り口からコッソリ入る人影が・・・。
それは柔道着を背負った少年であった。
そして周りを気にしながらおそるおそる、ゲームソフトをカバンの中へ入れてしまう。
万引きである!そのまま満足げに店を表口から出る少年。
だが店員が「万引きだー!」と叫んだため、モチヅキはその少年をなんとかとらえて、
優しく「こっちに来てもらえるかな?」といった。

そして別室。椅子に座って黙り込む少年。
モチヅキ「なんでこんな事をしてしまったんだい?・・・君の名前は?」
だが少年は黙ったままである。しかし、柔道着に名前が記されていた。カワノであった。
モチヅキ「カワノ君っていうのか。見た目からすると・・・中学生だよね?
      別に怒らないから、どうしてしてしまったのか教えてくれないかな。」
カワノ「・・・ぼく・・・ぼく・・・、馬鹿にされたんだ。」
モチヅキ「誰に何をだい?」
カワノ「・・・・・柔道部の先輩にさ。」
モチヅキ「どんなことでだい?」
カワノ「僕の中学では、柔道は1〜5のクラスに分けられているんだ。
    1は初級で5は上級。だから僕は5を目指して頑張っているんだ。
    でも友達は次々に2,3へと進んでいて、僕は1のまま。
    それでみんなが馬鹿にするんだ。お前はまだ1かって・・・。
    その腹いせで万引きをしたんだ・・。」
イシモリ「まぁっ!なんて酷い子なの!」

252 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:32:20 ID:gawM3Jg90
モチヅキ「う〜ん。たしかに、酷い子達だ。だが君はその柔道部に対してどう思っているんだい?」
カワノ「え?どう思っている・・・。僕はとにかく、一番上を目指して入ったんだ!
    それで頑張っているのに、いつまでたっても1.1.1.・・・1なんか飛ばして3から始めたいぐらいだよ。」
モチヅキ「それじゃあ5にはなれないよ。」
イシモリ「モチヅキさん、それは言いすぎじゃないかしら?」

モチヅキ「いや、君は上ばかり見て歩いているから駄目なんだ。
      階段を歩くにしてもそうだ。最上階を目指して顔を上げて歩くとしおう。
      最初は順調かもしれないが、途中で空き缶が落ちてたらどうなる?
      上を向いているから、気づかずに踏んで転げ落ちてしまうだろ?
      そうするとまた一番下からやり直しだ。
      まさに君はその、ループにハマっているんだ。」
イシモリ「つまり?」
モチヅキ「うん。つまり、何事にも下とを向いて注意しながら、前を見て歩き、上を目指すんだ。
      君はまだ1なんだろう?だったら、「1」だけに集中して取り組むんだ。
      そうすれば2へ上げれる。それを繰り返せば、5にいけるはずだ。
      だから、5ばかり見てないでまずは今おかれている状況を頑張るんだ。
      先に上にいった子はみんなそうしてきたはずだよ。」
カワノ「・・・・・うん!ありがとう!僕、頑張る。」
モチヅキ「よし!それでこそ男だ。」
カワノ「へへ!」
モチヅキ「ただし、万引きの件は両親・警察に通報させてもらうよ。」
カワノ「!!・・・・わかりました。。」

後日、カワノ少年の練習場を見学する、モチヅキとイシモリ。
そのとき、顧問の教師が笑顔で「今日は見に来てくれてありがとうございます!」
モチヅキ「いえいえ、どうです?カワノ君は。」
教師「え?カワノの奴は今日、来てないんですが」
その言葉に驚きを隠せないモチヅキとイシモリ。

そのまま外へ出て、来るのを信じて待ち続ける二人。果たしてカワノ少年は来るのだろうか。
そのときだった。外にある練習場に移動した柔道部員達の元へ謎の巨大な影が忍び寄る!

253 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:32:50 ID:gawM3Jg90
その光景に気づかないモチヅキとイシモリ。
結果、部員達・顧問ら全員はその黒い影に連れ去られてしまった。
そこへ走ってカワノ少年がやってきた!
モチヅキ「あ!カワノくん!!なんで来なかったんだい?」
イシモリ「さぼろうとしちゃったの?」
カワノ「・・・ごめんなさい。 やっぱり気が向かなくて。」しかし、ちゃんと来てくれたことに二人は喜び、
共に練習場へ向かった。だが、三人は驚いた。当たり前である。
外の地面には、巨大な足跡だけが残り、生徒らは全員消え去っていたからだった。

場面は変わり、怪獣レーダーも反応していたことから、あそこに怪獣が現れたことが判明。
だがすぐさまレーダー反応は消え、怪獣出現はあっというまだったことがわかる。
オウノ「何故、そんな近くにいて気づかなかったんだ?」
モチヅキ「それが本当に、物音ひとつしませんでして・・・。」
オウノ「・・・・。これまた厄介な敵のようだな。」
メグロ「ふ、ふ、ふあんっす。。。」
マチダ「大丈夫!怪獣が次現れたら倒せばいんだ!」
ハルナ「でもそう簡単にいくかしら?」
モチヅキ「うん。でもそれより、次いつ現れるか。そして子供達は無事なのか。目的は何か。
      それらを調べなくちゃ!」そういって、一同は現場へ急行。

そこには泣いているカワノ少年が。
カワノ「僕が万引きしたから・・・そのせいで怪獣が真似してみんなをさらったんだ・・。僕のせいなんだー!」
と、自己嫌悪になってゆく。だがみんなは、慰め、必ずみんなを助け出すと宣言。
そのため作戦として、「おとり作戦」に出た。
ここで、カワノ少年を一人にさせ、隊員らは見張る。
そしてこっそり怪獣が再来してきたところで、攻撃に出る作戦だ。
キムラ、マチダは、戦闘機のS-JETで待機。

254 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:33:35 ID:gawM3Jg90
数分後、コッソリ謎の影が現れた・・・。銃などを構えるPET隊員達。
そしてまん前に大きな怪獣が出現!だが存在感が感じられない。
これが怪獣の作戦であろう。そしてモチヅキはウルトラテレパシーで、怪獣と会話をした。
モチヅキ「お前の目的はなんだ?」
怪獣「俺の名はルードンだ。この地球という名のデパートへこっそり来て、
    人間という名の価値無き、ガラクタ商品を万引きしにきた。」
モチヅキ「なんだと?地球がデパート?人間がガラクタ?なんて言い方なんだ。
      我々は一人一人生きる価値のある大切な人間だ!人間以外のなにものでもない。
      そして地球も大切な星だ。ルードン、あんたの思うままにはさせない。」
そういってモチヅキは飛び出して、まずはカワノ少年を救出。
そのまま、全隊員が攻撃開始!
何度もいうが、モチヅキには攻撃権利が無い。そのため、ひたすら逃げるしかなかった。
するとコウノ少年は「僕のせいだから、僕が倒さなきゃ!」と必死に訴える。
だが、モチヅキは「君は今、立派な心を持っている。自分の犯した罪に泣き、
            善を尽くそうとしている。それでいいじゃないか!
            その気持ちが既に、地球を平和にしつつあるんだ。だから君はここで待っててくれ!」
そういって、モチヅキは一人でルードンの元へ。
と、ルードンはいきなり炎を吐き出し、モチヅキを包み込む!だがそこで、ピースサインを掲げ、
ピースダイヤにタッチ!そのままウルトラマンピースへと変身。
カワノ「あっ、ウルトラマーン!」
マチダ「ウルトラマン!!頑張れー!」

そしてピースは、大ジャンプしてそのまま飛び蹴りで突っ込む!
そのままぶっ倒れたルードンを持ち上げて、後ろへ投げ飛ばす!
大ダメージは与えたものの、炎を吐き出されて近づけなくなってしまう。
さらには紫色の謎の風のようなものがピースを包み、パワーを吸い取ってしまう。
カラータイマーも鳴ってしまった。
ルードンはそんな倒されたピースに向かって、再び炎を吐き出そうとした!

255 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:34:18 ID:gawM3Jg90
オウノ「ピースがピンチだ。援護せよ。」本部から見ていたオウノ隊長が指示を出し、
上空からキムラとマチダがレーザー光線。地上からハルナがロケット銃を発射!
そのままダメージを受けて、立ち止まるルードン。
キムラ「今じゃ!奴を叩き潰せー!」

このチャンスにピースはうなづき、蹴り連発!連発!大連発!
そして、ダブル・クラッシュ・アローでルードンの両手・両足を締めつけ、
最後はサンシャイン・シャワーで強烈な熱を与えて、ルードンを溶かしきった。
見事倒し、そのままルードンが溶けた後に現れた箱から捕らえられた子供らを救出した。
喜ぶ、柔道部一同と顧問。
これはカワノのおかげだ!と、いうことで胴上げされるカワノ少年。
そんな光景を笑顔で見つめる隊員達に、ひょっこり入り込むモチヅキ。
心(頑張れ。君は、きっと優秀な柔道家になるよ!)

その名のとうり、カワノはその日から猛練習をし、見事2クラスへあがった。
カワノ「モチヅキさんのおかげです!ありがとうございます!」
モチヅキ「へへ。そんなことないさ。君が頑張ったからできたんだよ!」
そういって、頭をなでた瞬間、何かの条件反射のせいか、モチヅキを背負い投げして一本獲得!
80先生と同じく、柔道は苦手??

次回予告
第5話「謎の動物、ペットショップより。」動物怪獣ホークン登場

人気の大型ペットショップ店に、謎の動物が??
何もしらずに売り出すのだったが・・・
次回をお楽しみに。

256 :ピース作者:2006/10/25(水) 21:38:50 ID:gawM3Jg90
長くて本当に申し訳ありません。
次回は、短く濃く強く頑張ります。
何話になるかはわかりませんが、絶対に発表したい話が5つほどありますので、
ネタ切れはしばし大丈夫だと思われます。
(今回も1年分(50〜)創るつもりであります。)

257 :ウルトラマンオーバー:2006/10/25(水) 21:42:32 ID:Biz8DSI80
一方、道城と津上はアイアンタワー内の武道場にいた
道城が津上に無理を言って、稽古をつけてくれと言ったためである
津上「と、言っても1日2日で対宇宙人格闘術全てを理解して実戦で使えるようになってもらうのは不可能でしょうね、それはわかるでしょう?」
道城「対宇宙人格闘術?」
津上「里で教わった完全にマスターすればいかなる宇宙人とも互角に戦う事ができる格闘術です」
道城「どんなって・・・相手が液体や気体でもか?」
津上「いえ、流石にそう言うのと戦うには修行がいりますが」
道城(って事はマスターすれば気体液体とも戦えるのか?)
津上「あのタイプの宇宙人相手にそれは必要ないでしょう」
うなずく道城
津上「それでは」
言って、構えを取る津上
道城もボクシングの様な構えをとり、拳を放つが、受け止められて足払いを喰らい、倒れる
転がって逃げようとするが、津上はジャンプして道城の転がる先を狙って足を広げて着地した
見事に津上の足の間に体が挟まれた状態になる道城、足を閉じたまま落下してきていたら、道城はク○ボーよろしく踏み潰されていただろう
津上「まだ、はじまったばかりですよ」
そう言って津上は道城を足の間から逃がした
道城「こりゃあ俺が本気出しても大丈夫そうだな・・・」
言って、再び構えを取る道城
その構えは変身後、ウルトラマンオーバーになった後、怪獣に向けて構えている構えだった

258 :ウルトラマンオーバー:2006/10/25(水) 21:52:30 ID:Biz8DSI80
>ピース作者様
おお!今回もまた警備員と言う立場がうまく活用されている
それにしても音も無く現れ、人間をさらう宇宙怪獣というのはツボでした
これからも頑張ってください

259 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:12:12 ID:bzWbE9dH0
第三十七話「真必殺!フォーメーション・ヤマトS!」宇宙鋼鉄怪獣バンドラーク登場
今日、SGT隊員は隊長以外みんななにかそわそわしている。
真悟「なんでみんな落ち着き無いんだ?今日に限って」
中村「馬鹿だなぁ、もう忘れたのか?今日はSGT極東支部担当の長官がうちを
視察に来るんだよ」
真悟「なるほど、そういうわけか…。でもあまり気張りすぎんのもな」
中村「お前はいいなぁ、のん気で」
そうなのである。今日はSGT極東支部担当長官が本部より日頃頑張っているSGTの
様子を見に来る日なのだ。

時は過ぎSGT本部より大型輸送機が極東基地に入ってきた。
SGT隊員は降りてきた長官に向かって敬礼をしている。
神「長官、お久しぶりです」
長官「ああ、こんな盛大な歓迎を受けるとは嬉しいよ」
神「みんな、紹介しよう。SGT極東支部担当の、オオヤマ一樹長官だ」
オオヤマ「オオヤマです。君達の活躍はいつも聞いている」
荒井「長官にそのような事を言ってもらえるとは光栄です!」
オオヤマ「いや、君達の頑張りなら当然のことさ」
オオヤマはふと真悟を見るや、何か懐かしいものでも見るような感じで真悟と話す

オオヤマ「君が大和真悟君か」
真悟「はい。…あの〜俺の顔に何か付いていますか?」
オオヤマ「いや、何でもない。そうか君も『やまと』か…」
真悟「あ…はぁ…(なんだろ?なにか不思議な感じだ…)」
真悟が不思議がっていると緊急警報が鳴った。東京湾の石油コンナビートに宇宙怪獣が
現れたとのことだ。
オオヤマ「君達の実力、見させてもらうよ」
神「ええ、任せてください」

260 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:13:07 ID:bzWbE9dH0
SGTがスーパーファルコンで出撃。たくさんのコンビナートから怪獣バンドラークは
エネルギーを吸い取っていた。
荒井「分かったぞ、奴はべムスターと同じで地球の資源を食いに来たんだ」
真悟「絶対に倒さなくては…いくぞ!!」
ファルコン部隊が攻撃を開始。怪獣は口と喉から破壊光弾を撃ってきた!
SGTは避けるが尻尾からも光線を撃ってきた。
SGTはこれもなんとか避けるがこれでは攻撃を出来ない。
そうこうしているうちに怪獣はどこかに去っていった。

SGTは作戦室で対策を練っている時、オオヤマ長官が口を開いた。
オオヤマ「怪獣の武器を潰す作戦はどうだ?」
神「しかし奴は口、喉、尻尾と計・三箇所から攻撃してきます。武器を潰すには
非常に危険が伴います」
オオヤマ「良い戦法がある。フォーメーション・ヤマトだ!」
神「フォーメーション・ヤマト…ジャックナイフ・フライト…!」
オオヤマ「そうだ。まずおとりのA機が相手の頭上を飛び注意を惹きつける。
その隙に後方のB機が相手の喉を攻撃。これで喉は潰せる。上手くいけば
口もだ。問題は…」
荒井「尻尾…ですね。A機が上手く避けても次の瞬間には尻尾からの光線が
待っている…!」
その時、黙って聞いていた真悟が口を開いた。

真悟「ファルコン3号の機動力を活かして尻尾も攻撃します!」
神「待て、いくら3号の機動力でもそれは非常に危険だ!」
真悟「やらしてください!例えどれだけ危険でも我々がやらなかったら、東京は…
いや、地球の平和は無いです!!」
オオヤマ「…やってみたまえ!」
神「長官!」
オオヤマ「大和の言う通りだ。どれだけ危険であっても我々地球防衛軍は
40年以上前から挑戦を続け、そしてやろうと思えば凶悪な怪獣達も倒せた。
自分達の力を信じるんだ」
神「長官…わかりました」

261 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:13:54 ID:bzWbE9dH0
してまた緊急警報が響く。またも東京に怪獣が出現した
神「よし、スーパーファルコン発進スタンバイ!!」
姫子「了解。スーパーファルコン発進スタンバイ。整備班はセーフティエリアに
退避してください…」
神「よし、SGT出撃だ!」
皆、勢い良く飛び出していく。真悟が作戦室を出ようとした時、オオヤマが声を
掛けてきた。
オオヤマ「大和、君は私が知っている男によく似ている…頑張ってきたまえ」
真悟「は…はいっ!」

スーパーファルコン隊が現場に駆けつけた!
神「よし、作戦を確認するぞ。まず真悟の3号がおとりになる。
注意がいったら私と雪の1号、2号で喉、口を攻撃。真悟はなんとか尻尾を潰してくれ!」
真悟「了解!」
ファルコン3号が光弾を避け、怪獣の頭上を飛ぶ。怪獣の注意が3号にいった隙を見て
ファルコン1号、2号が喉、口を一斉攻撃!怪獣の首回りは大爆発を起こす。
しかしおとりになった3号に向けて尻尾から光線が放たれる!
真悟「なめんなよぉぉぉぉ!!」
3号は宙返りで光線を避け、垂直降下しながらメタリウム砲で尻尾を狙い撃ち!
尻尾も大爆発し、怪獣は苦しんだ。

真悟「やったぜ!!」
雪「フォーメーション・ヤマトS…ってとこかしらね」
だがその時、ファルコン3号に衝撃が走る!3号は怪獣の尻尾に捕らわれてしまったのだ!
雪「真悟!脱出して!!」
真悟「うっ、くそ!脱出不可能!!」
怪獣は勢いに任せ、3号を尻尾で投げ飛ばす!3号が空中爆発した瞬間…

シグマァァァ!!

谷村「ウルトラマンシグマだ!!」

262 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:14:34 ID:bzWbE9dH0
シグマと怪獣の戦いが始まった。先程のフォーメーション・ヤマトSで
全ての武器を破壊したのでシグマはだいぶ余裕がある。
シグマが連続で打撃を与え、さらに回転キックを食らわし、怪獣をよろめかせる。
はっきり言ってこの戦いは楽勝と言って良かった…だがシグマの首に
怪獣の尻尾が巻きつき、首締めをしシグマは苦しむ!さらに尻尾から光線を
発射した!尻尾の武器は完全に破壊されていなかったのだ!シグマはピンチに陥る…。
それを基地で見ていたオオヤマは…。
オオヤマ「…よし!」
姫子「長官!どこへ行くんですか!?」
オオヤマ「大丈夫、心配は無用だ」
姫子「長官!」
オオヤマは飛び出した

神「このままではシグマが倒されてしまう!」
中村「隊長!さっきの攻撃でもうメタリウム砲はチャージに時間が掛かります!」
神「ここまで来て、か…!」
その時である。西の方角より一つの戦闘機の影が!それは…
神「あれは…シルバーガル!!乗っているのはもしや!!」
オオヤマ「私だよ、神」
神「長官!どうして…」
オオヤマ「まだまだ若い者には負けはしないさ」

シルバーガルは万が一の時のため、オオヤマの乗ってきた輸送機に積んであったのだ
流れるUGMワンダバに乗せてシルバーガルがシグマを締め付ける怪獣の
尻尾にファイヤーストリームを発射!怪獣の尻尾は爆発し、シグマは脱出!
すかさずアスシウム光線を発射し、怪獣は爆発した!

263 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:15:13 ID:bzWbE9dH0
勝利を称えるような鮮やかな夕日がSGTを照らす。
神「長官!ご無事ですか!?」
オオヤマ「ああ、このとおりだ」
荒井「まさか、シルバーガルの勇姿を見ることが出来るとは…」
雪「…ねぇ、真悟は無事でしょうか?」
オオヤマ「大丈夫さ、彼なら…」

真悟「お〜い!!」
雪「真悟!!また心配させやがって!」
真悟「ははは、シグマが来なかったら危なかったよ」
オオヤマ「やはり、な…」
真悟「え?長官、なにかおっしゃいましたか?」
オオヤマ「いや、なんでもない。それよりも君達の見事な戦いぶり、目に焼き付けたよ」
神「長官…お元気で」
オオヤマ「君たちもな。それでは、また」

オオヤマ長官をSGTの面々は敬礼し見送った。長官は何かに気づいたようだが
それを語ることなく本部へ帰っていった。
オオヤマ「そうか、大和真悟、か…」

真悟「はっくしょん!!…誰か噂してるな」

次回予告「クリスマスを楽しみにしている人々が倒れていく!猛吹雪の中、
復活する超獣スノギランとナマハゲ!シグマよ、楽しいクリスマスを取り戻してくれ!
さあ、来週もみんなで見よう!!」

264 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:23:57 ID:bzWbE9dH0
80ファンの方々に怒られんじゃないか、この話。
真悟の苗字が先生と同じだったのをなんつーか、補足的な?話です。
まあ、フォーメーションヤマトはいつかやりたかったんですけどね。
最初はサラマンドラのパワーアップ版の予定でした。あとオオヤマ長官も
シルバーガルじゃなくて予備のファルコン2号に乗せる予定でした。
シルバーガルがファンサービスになればいいのだけれど…。

265 :ピース作者:2006/10/25(水) 22:32:57 ID:gawM3Jg90
>オーバー作者様
感想ありがとうございます。
活用されていたか不安でしたので、安心致しました!
お言葉どうり、出来る限りを尽くして頑張ります。

>シグマ作者様
いえいえ、80が一番大好きながら、
今回の話は筒所筒所、ニヤリとさせて頂きました。
大和真吾・・・。オオヤマ長官。
この関係もすんごく感動しました!

266 :ウルトラマンシグマ:2006/10/25(水) 22:36:01 ID:bzWbE9dH0
ごめん、感想は必ず書きます。ちょっと用が…。

267 :アルファ作者:2006/10/25(水) 23:01:58 ID:qtp2kqot0
>>250
オーバー作者様
 アルファは結構大風呂敷を広げてしまってるので、ひょっとすると
2クールでは納め切れずにもう少し延長されるかもしれません。

268 :名無しより愛をこめて:2006/10/26(木) 10:49:13 ID:3hmhw/dzO
age

269 :名無しより愛をこめて:2006/10/26(木) 11:49:03 ID:Dk/wH6AFO
死ね

270 :フレンズ 絆 作者:2006/10/26(木) 17:21:23 ID:joRj7DHc0
ピース作者様そうです。その通りです。出した所で寝てしまって・・・

271 :フレンズ 絆 作者:2006/10/26(木) 17:28:38 ID:joRj7DHc0
ゴット「怪獣よわっ!飛べなくなったら限りなく弱いってどうなんだ?」
ウォータ「まあ倒せたんだからいいじゃないか。じゃなっ!」
ゴット「はやっ!」
次回予告「天道の従弟が大好きなウルティメットマンが突如登場!だが、ビルを壊し始め子供達を襲い始める!
ゴットよ、立ち向かえ!次回「ウルティメットマン対ゴット」お楽しみに。」

272 :ピース作者:2006/10/26(木) 20:55:29 ID:M87XswPb0
>フレンズ作者様
了解し、更新致しました!

第5話、あのタイトルは仮題でしたので、
実際は「ヒカル瞳・クモル心」とさせていただきます。

273 :ウルトラマンオーバー:2006/10/26(木) 22:03:20 ID:9aJeLEcc0
>フレンズ作者様
ウォータとゴットが初共演でしたね
話の広がりを感じます

>シグマ作者様
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
オオヤマキャップだ、俺の一番好きな隊長だ、シルバーガルだ!すげえ凄すぎる
しっかりとツボを掴んだ面白い作品でした

274 :ウルトラマンシグマ:2006/10/26(木) 23:10:58 ID:lwfXf3Hi0
まずみなさんの作品の感想を

アルファ作者様、柏村のキャラが良いですw
そして哲夫君には大人びてんだか、子どもっぽいんだか何とも言えない良さが
あります。プロライザーはマグマライザーの流れを汲んでいるんですね。
そういや、SGTはバルバイザーっていう地底戦車があったのに
活躍の機会無し…。

リュウラ作者様、カルラの戦いぶりがこう、ある意味
ウルトラらしい戦いっぽかったです。未熟な戦闘テクだと
ウルトラマンになっても苦戦する…でもこういうの好きなんですよね、俺。
シャバーザの話の感想ありがとうございます。ずっと最初のころに考えていたのは
等身大ヒーローの要素をウルトラマンに入れたらどうなるか?だったんですけどね。
ドラゴ○ボールに…。「重すぎた侵略者」…スカイドンみたいな宇宙人!?

フレンズ作者様、ウォータ登場!これはもちろん良かったですが
この4コマ漫画的なノリが毎回l、俺を癒しますw

ピース作者様、最後、80の弟子だってのを改めて感じますね。微笑ましい。
そして正統派な流れの中、犯罪というテーマを上手く語れています。
万引きか…身近だけどとても悪い犯罪ですからね。

オーバー作者様、対宇宙人格闘術…すごそうですね。宇宙人と格闘と
言ったらレオのMACが真っ先に浮かぶ俺がいます。道城がクリ○―みたく
踏み潰されそうに…。頑張れ道城!

275 :ウルトラマンシグマ:2006/10/26(木) 23:11:34 ID:lwfXf3Hi0
そして感想有り難うございます。

ピース作者様、ピース作者様が80好きということで、不評やったら
終わりだな…とか思ってましたが、良かった、好評のようでw
オオヤマキャップも80が帰ってから25年以上経ってるしこれぐらい出世してるのでは
と。そして相変らずの洞察力で真悟のことを…。

オーバー作者様、良かった、シルバーガルも好評でwいやホントに。
スカイハイヤーも考えていたんですが、これは諸事情によりボツです。
その理由は近いうちわかります。


276 :アルファ作者:2006/10/26(木) 23:32:57 ID:E7V2fsag0
>>275
>相変らずの洞察力で
てことは、既にオオヤマキャップには正体はばれてるんですね。
アイアンタワーの静参謀といい、ガーディアンの上層部の人材は
凄いことになってますね。

アルファでも、過去世界の設定は城南大学とか桜ヶ丘高校とかで
引っ張ろうと思ってます。

277 :名無しより愛をこめて:2006/10/26(木) 23:50:09 ID:3hmhw/dzO
死ねだなんてひどぃぉ↓↓↓(つω`。)

278 :ピース作者:2006/10/27(金) 00:07:16 ID:M87XswPb0
>フレンズ作者様
コミカルながら、ヒーローという事を忘れていない、
すごく面白い作品でした!

>シグマ作者様
80らしさがすごく出ており、オオヤマキャップのキャラも
そのままで非常に嬉しかったですよ!
今回のピースのオチはもちろん、80学園編より。

279 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 00:14:33 ID:GcNwnvQ80
 まだやっていなかったので、

ウルトラマンバースト・必殺技、特殊能力解説


ライトニングバースト
 現時点で最大の必殺光線。イレイズのイレイズショット同様、3話で初使用。発射ポーズは腕を
L字に組んでのワイドショットタイプ。イレイズショットほど強力ではないが、大概の敵を一撃で
爆破する。普通に戦う分にはそれでいいのだろう。実際、N-BIDのフォローがよかったために
バーストはそれほど強大な力を使わずに済んでいた。
 エッダなどの、獣化してしてしまった人間を殺さずにそのマイナスエネルギーだけを破壊する
パワーアップバージョン『活人ライトニングバースト』もあるが、江里の精神的フォローなどで
精神エネルギーがプラス状態になって高揚していないと使えない。

ディスティニーチェンジ
 公平はディファレーターエネルギーの詰まった弾丸・ウルトラボレットを炸裂させてバーストに
変身するが、事前に宇宙警備隊から次元転送で支給される特殊強化型のボレットで変身することで、
いきなり状況にあわせた都合のいいアイテムを召喚し、より面倒な事態に対応できるようになる。
5話で落書き消し用の消しゴムやデッキブラシを召喚してモンスターキングを消したりしたが、
結局ディスティニーチェンジは殆んど使わなかった。専用ボレットが只でさえ貴重品であるという
こともあった。実は、専用ボレットは奇跡の国秘蔵の超技術で作られているという設定もあったりする。
最終回で変身後に使用、直接地面にぶつけて炸裂させて花吹雪を召喚したのは、まあ最終回サービス。

280 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 00:16:07 ID:GcNwnvQ80
ウルトラいちょう返し
 22話のみ使用。自分に飛んできた敵の飛び道具の動きを見切り、手で素早く捌いて逆に投げ返す。
実体を待つ武器限定で光線などに対しては使えないが、飛び道具の威力が大きいだけ敵に跳ね返る
ダメージも大きくなる。強敵・ゴラースに対して自分の技で普通に攻撃しても倒せないと判断し、
襟巻きブーメランに対して咄嗟に使用して逆転した。活人ライトニングバースト同様、精神エネルギーが
プラス状態になっていないと使えない。
 15話でヤイバラスのブーメランを手刀で捌いたときといい、意外に器用である。

エクスプロージョンキック
 1話の地球デビュー戦で必殺技として使った、ハイジャンプからのキック。命中と同時に体内の
エネルギーを敵に叩き込んで過負荷を与えて爆発させる。食らった相手は全身からやっすい花火の火花を
吹いてくるくる回り、一息遅れてから爆発。先達・ウルトラマンバーンのダイナミックキックに影響を
受けて開発した技。
 終盤で強くなった敵にはとどめとならなくなり、ライトニングバーストへの繋ぎとして使用していた。

アタックバリヤー
 全身を赤い球状のバリヤーで包んで飛行して敵に体当たりして粉砕する。ハヤタのビートルも
一撃だ。しかし、肉弾必殺技は既にエクスプロージョンキックがあるためか、これも殆ど使わなかった。

ハイパーバリヤー
 防御技。バリヤーを張って身を守り、その範囲はかなり広い。対ルキ戦では相手を逃がさないために
自分ごとルキを包み込んだ。

ウルトラ山嵐
 相手を掴んで柔道技で高く投げ飛ばして地に叩きつけてダメージを与える。対ガーダン戦では
ガーダンをガゴス星人の要塞円盤に叩きつけて決め技とし、同時に両方を葬った。

281 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 00:17:46 ID:swDH8mwZ0
フラッシュナックル
 最終回のみ使用。公平から変身して巨大化した際に上に突き上げた拳が異常に巨大化するが、
その巨大拳を不意討ちで敵の顎下にぶつけてアッパーで吹き飛ばす。巨大拳は暫くすると元に戻る。

バーストスラッシュ
 手の先から連射する低めの威力の光弾。牽制に使用するが、後期は敵が強くなったために殆ど
使われなくなった。

サイキックケア
 銀十字軍のディアナが得意とし、イレイズも後に修得したダメージ回復光線で、バーストも
地球就任に備えて修得した。11話で宇宙麻薬レッドポピーの中毒者達を治療した。

透視、遠視能力
 障害物を透視してその向こうの状況を見たり、超遠距離の状況を目で捕捉したりできる。
25話では遠視能力が仇となって強い精神的ダメージを受けたが。

テレポート
 6話で緊急に戦場に向かったり、22話でゴラースと地下空洞での一騎打ちに向かう際に使った
瞬間移動能力。


 補足解説。バーストの戦闘はイレイズに比べるとやや地味でそれほどとんでもない戦いは
見せなかったが、前述の通り、BID時代の経験を生かしてN-BIDが戦力を充実させ、バーストの
フォローをよく行っていたことが大きい。理想的な状況といえよう。
 又、当初地球人と合体して共に地球を守っていくはずが、合体した人間の公平が同時に
死んでしまったために結局ずっと実質バーストの精神のみで戦ってきたわけだが、最後の最後で
沢村三郎の高潔な精神に呼応し、一度のみとはいえ合体変身、共同戦闘を果たしたことの意味は
大きいといえるだろう。

282 :ウルトラマンクラウス:2006/10/27(金) 01:08:56 ID:HU7Qfg/R0
第3話
「出撃! ベース・グラナダ」

月面獣クレッセント
巨大甲殻生命体ディスト 登場

太陽系第三番惑星、地球。
その衛星・月。
かつて、その表面は岩山とクレーターでボコボコであり、生物も確認されず、なんとも寂しげな星であった。
だが、今は違う。
20世紀の後半、よく絵本や漫画で描かれていた未来予想図。
銀色の高い建物が立ち並び、その間を飛び交うカッコイイ飛行機…。
それはあくまで地球人の「理想」だった。未だ地球上では果たされていない。だが。
そんな「理想」の世界が、今の月には栄えていた。
その主は人間ではなく、遥か宇宙遠くより訪れた異星人・リュートリニアンである。
そして、その月面都市付近を見守るかのように漂っているのが、
A&R月面浮遊基地、‘ベース・グラナダ’である。

今、1機の飛行機が、ベース・グラナダに収入された。
その飛行機は、A&R専用機・エーアールα。
パイロットは…そう、この間、月への旅をフリップ星人に邪魔されたカミヤ・レイジだ。

283 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:09:42 ID:HU7Qfg/R0

「カミヤ・レイジ、只今参りました!!」
「おぉ、ようやく来たかね、レイジ君。」
「はい!! この間はお迎えに参れず、申し訳ありませんでした、オオシマ長官!」
「なぁに、あの状況では仕方あるまい。シュウ君のβにでも便乗しようかと思ったが、止められたしねぇ。」
月面基地司令室。ここにレイジが訪れた理由は、月に出張していたオオシマ・ケン長官を地球に送るためだった。
前、リュートリニアンとの交信と同時に、この役目も命じられていたレイジだったが、
先程も言ったフリップ星人襲来により、今まで延期になっていたのだった。
(なお、シュウとミスカはそれまで月面任務だったが、エーアール強化において地球任務へと移った。)

「さて、つのる話は後にして、とりあえず都市見学と行こうか? 案内しよう。」
「はい!!!! よろっしっくっお願いっしっまっすっ!!!」
都市見学……それが目的でA&Rに入ったようなものであるレイジにとって、
たとえ長官の目の前であってもその興奮は隠すのは無理に等しかった。

「あー、タカシマ君、エレベーターを起動させてくれ。」
「了解。」
と、一人の隊員がパネルを操作する。すると、警告音が流れると同時に、基地全体がゆっくりと動き始めた。
そして、ベース・グラナダが都市の一番高い建物の上に浮遊すると、
基地から細いチューブの様な物が出て下に伸び、チューブ先端が建物の天辺に付けられ、固定された。
ベース・グラナダからリュートリニアン都市へと続くエレベーターの完成である。

「接続、OK。酸素、OK。オオシマ長官、どうぞ。」
「解った。さぁ、こっちだ。」
司令室の赤い扉が自動に開いた。エレベーターの入り口だ。
レイジとオオシマはエレベーターに乗り、都市へと降りていった。


284 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:12:06 ID:HU7Qfg/R0

「うおお…すごい、すごい!!」
エレベーターの窓はキチンと透明で出来ている。その為、外の景色がよくわかる。
青く輝く地球をバックに、銀色に輝く都市がそびえ立っている……。
例えレイジでなくとも、この絶景に見とれるのは当然だろう。そしてその時間にも、終わりが近づいた。

「さ、レイジ君。到着したぞ。この扉を開けたまえ。」
停止したエレベーター内で、オオシマが指図する。
レイジは言われたままにボタンを押し、扉を開いた。すると……!

『『『『『『『リー・ガー・ニーナーーー!!!!』』』』』』』

ようこそ、友達!
リュートリニアン語でそうレイジを出迎えたのは、白く、バスケットボールサイズの光の物体達であった。
これこそが、リュートリニアンである。例え実体は無くとも、客を温かく迎え入れる高等種族なのだ。

「ア、アキアス・ニーナー!!」

は、始めまして、友達!
あまりの嬉しさにわずかに涙ぐみながらリュートリニアン語で挨拶するレイジ。
彼はこ彼等に会うが為に、今の今まで努力して来たのだ。

「ラディ・カーンキリウ、テクリナ・レイジ。」

彼はレイジ。案内してやってくれ。
そうオオシマが言うと、光の物体達はレイジの顔に近寄った。

(以下、同時翻訳)

285 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:12:57 ID:HU7Qfg/R0

『ふーん、ウルトラマンに助けられたんだ。凄いね!!』
「知ってんの? ウルトラマンを。」
『おうさ、俺達に知らねぇ事なんざねぇんだよ!!』
『なんでも聞いてね。最も、数日やそこらじゃ説明しきれないけど…。』
真っ白な、長い廊下を歩くレイジとオオシマ、それにまとわり付く複数の光の物体。
ハタから見るとなんとも不思議な光景である。

『そうだ! これからいいもん見せてやろうか!』
「いいもの?」
『そろそろ発表してもいい頃だろう。オオシマも此方へ。』
「なんでしょう、それ。長官は何か知ってるんですか?」
「見てからのお楽しみさ。私も直接見るのは初めてでね。」
光の物体達が先頭に躍り出、レイジ達を誘導し始めた。

しばらく―

「ここは…運動場? と言うか体育館?」
レイジ達は薄暗くかなり広いドームのような場所へ案内されていた。向こう側がよく見えない。
が、床は何故か岩場もある地面で、よくわからない場所だった。
と、突如、鈍い音と振動がした。また、鈍い音と振動。この感覚は…

「足音…?」
と、同時に、うなり声が聞こえる。ライオン等の物では無い。そう―

「怪獣!?」
薄暗い影の向こうから2つの超巨大な存在がぬぅっと現れた。

『‘クレッセント’。我々の同胞さ。』


286 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:13:39 ID:HU7Qfg/R0

真っ黒なボディ、のど部分にツキノワグマのような白い月の輪印が付いた約40mの怪獣。
その名は体が示すよう、クレッセント(三日月)。見た目は凶悪だが、性格は穏やか…らしい。

『元は我々の母星の野生動物。君達で言う熊の様な物だ。見た目はアレだが、警戒しなくていい。』
「この2匹のクレッセントは、彼等の母星でペットとして飼育されていたそうだ。
ここの環境に慣れさせるまでつい一昨日までこの場所で仮死状態にしていたらしい。」
『我々にとってはともかく、地球人にとってはおぞましい姿をしていますからね。
今まで発表のタイミングを窺ってたんです。』
「へ〜……。」
確かにその姿は先日現れた恐ろしい敵、‘サーチュカン’に少し似ている。
…だが、クレッセントとサーチュカンには絶対的に似つかない所があった。それは、優しい瞳。

『こいつ等も、今まで何かと苦労してきたからね。ようやく安住の時を迎えた訳だ。大事にしてやらないと。』

レイジは思いにふけていた。
このクレッセントの様に、例え巨大な体を持つ者でも助けが無くては生きて行けない。
ウルトラマンクラウスになれるという大いなる力を、より一層、皆のために使わねば…と。
クレッセントの大きな顔が、レイジ達にぐっと近づく。その巨体からは、優しい空気が満ち溢れていた。


287 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:14:20 ID:HU7Qfg/R0

突然、ドーム内に響くブザー音。レイジとオオシマは自分の左手手首に注目した。
ブザー音の主は、少し大きめ腕時計。A&R専用携帯無線機だ。ベース・グラナダからの通信であった。

「こちらオオシマ、どうした!?」
『都市から約10kmの地点に敵と思われる巨大生命反応、近づいています! お戻りください!!』
「解った! すまないが出撃だ、レイジ君!!」
「了解!! さよなら、皆! またいつか!」
『ダ・レン、ニッシャー!! (さようなら、気をつけて!!)』


大急ぎで司令室に戻った2人。

「敵の位置は!?」
「現在約3kmの距離に! もの凄いスピードです!!」
「長官、俺が敵を足止めします! その間に皆の避難を!!」
「解った、気をつけてくれよ!」
「了解!!」
レイジは大至急に格納庫へと走って行った。

「よぉーし! 全リュートリニアンに地下シェルターに避難するよう指示するんだ!
同時に、ベース・グラナダ・戦闘態勢に入れ!」
「「「了解!!」」」
今までもの静かだった司令室が一転、緊張感漂う戦闘司令室へと変わって行った。
警戒音が鳴り響き、隊員達が慌しくパネルを叩く。ある者はリュートリニアン語で避難命令を指示をしていた。
司令室正面モニターがより一層広く表示され、様々なデータが画面隅に表示される。
と、画面脇から飛行物体が生命反応の確認された方向へ飛び行った。
レイジの乗ったエーアールαだ。
敵の距離は、約2.5km。


288 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:14:53 ID:HU7Qfg/R0


巨大甲殻生命体・ディストは、その巨大な銀色の体を猛スピードで飛ばせていた。
カミキリムシにも見えるその外見。奴もまた、フリップ星人の手先なのだろうか。
その姿を確認したレイジ。空中戦が開始された。
レイジがキャノンミサイルで先手を撃つ。が、ディストはそれをヒラリと避け、目から光線を発射。
レイジはそれを避けようとレバーをぐっと握ったが、
もしこの攻撃をかわせば、光線が都市に直撃するかもしれない…。
とっさに判断を変えたレイジは、レーザーバルカンを発射。敵の光線にぶつけ、光線同士で消滅させた。
が、その隙に、ディストはスピードをさらに上げ、エーアールαをすり抜け都市に接近。
焦るレイジはとっさにUターンした。

「来ました!! 距離、1キロ!! 第2防衛ラインです!!」
「護身用レーザー、発射!」
ベース・グラナダから巨大なレーザーが発射、ディストに真っ直ぐ向かう。
が、それも当然の様に避けるディスト。しかしその隙にベース・グラナダはミサイルを一斉射撃した!
何発かがヒットしたが、ディストは咆哮するだけでスピードを止めない。
ついには第1防衛ラインを突破された!!

「リュートリニアンの避難は!?」
「完了されています!! ただ、飼育ドームの方が……。」
「クレッセントか……さすがに日本海本部の救援はまだ先になるであろうし……!!」
悔やむオオシマ。だが、ディストは止まりはしない…!!


289 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:15:37 ID:HU7Qfg/R0
ついに都市内に侵入したディスト。その巨大な体はさらに巨大な飼育ドームに圧し掛かった。
何発かの圧し掛かりに耐えたドームだったが、約10回目でついに一部が崩壊。クレッセントに危機が迫る。
自ら外に躍り出た2匹のクレッセント。宇宙空間でも生息可能だが、戦うとなると、相手が悪い…!
クレッセントより一回り巨大なディストが、2匹に襲い掛かろうとしたその時……。

「うおぉぉぉぉぉっ!!! クラウゥゥゥゥゥゥス!!!!」

銀色に光る物体が、ディストを殴り飛ばす。その正体は、そう

「ウルトラマンクラウス!! あれがそうか!!」
歓声が巻き起こる司令室。事の行方をシェルターから見守るリュートリニアン達。

『シェアァァ!!』
クラウスはその巨体を持ち上げ、とにかく都市外へと運ぼうとするが、ディストは6本の足でそれを防ぐ。
なかなかディストを持ち上げられないクラウスは、作戦を変更し、その場で仕留めることにした。
当然、大爆発を起こすクラッシュウムカノンの使用などご法度である。
クラウスはディストにがっぷりとしがみつき、ひたすら拳を叩きつける。
リュートリニアン達のシェルターは建物の真下だ。被害が出ないよう、小振りで戦うしかない。
しかしそんな事をディストが気にするはずもなく、6本の足を巧に使い容赦なく攻撃を続ける。
その時、2匹のクレッセントがクラウスに加勢したのだ! 彼等はそれぞれディストの足にかぶり付く。
十数秒の四つ巴の末、2匹のクレッセントがディストの足を噛み切った。
あまりにもの激痛に痛々しい咆哮をするディスト。同時に、わずかに力が抜けた。
クラウスはディストを都市外に投げ飛ばす。
さらにベース・グラナダが攻撃をしかけ、ディストは空高く舞い上がった。
クラウスは両腕に力をため、クラッシュウムカノンを上に発射!
ディストは爆発し、宇宙のチリとなって消えた…。

290 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 01:17:17 ID:HU7Qfg/R0

数時間後―

事件の収集を終え、オオシマは月での任務をひとまず終えた。
月に別れを告げ、地球への帰路に付くエーアールα。
機内、レイジがレバーを握る後ろで、オオシマは指にはめた宝物の指輪をハンカチで丁寧に磨いていた。

「宝物―ですか?」
「ああ。いかなる時でもこの指輪だけは外さなくてね。私の体の一部のようなものさ。」
「へぇ…。ところで、長官。あのクレッセント達に、名前は付いているんですか?」
「当然さ。片方の大きい方が‘ラスター’、小さい方が‘ロン’。」
「ロン? へー、名づけ方のセンスは我々と同じなんですね。…あ、ダッシュバード・ネオ!」
αを出迎える、β。シュウの通信が入った。

『すまん、遅れた! お久しぶりです、長官! 地球で皆帰りを待ってます!
早くカラテの稽古を付けてください!!』
「ああ、そうだったな。さて、じゃ、早い所帰ろうかね。」
「了解!!」
αはスピードを上げ、地球へと向かう。
オオシマの顔は、とても満足気であった。


次回 ウルトラマンクラウス 第4話

「正義の意味」

291 :クラウス筆者:2006/10/27(金) 01:20:04 ID:HU7Qfg/R0
クレッセントの登場は当初から考えていた事です。
あしからず。

292 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 04:32:57 ID:AbIir0xkO
>クラウス作者
いいわー普通に好きだわークラウス。
乙です!
ただ俺、クレッセントのことを知らない、っていう…orz旧怪獣かな?


「つのる」が「つるの」に見えた俺はダイナファン

293 :アルファ作者:2006/10/27(金) 09:16:39 ID:u0Idr3V+0
>>292
80の1話に登場した怪獣ですね。地底に住んでいた地球怪獣のはずなんですが、
マイナスエネルギーが稲妻となって集結していきなり空から現われたり、
当時から良くわからん奴です。なので、宇宙にいたのもありかも。

294 :リュウラ著者:2006/10/27(金) 11:21:54 ID:ulrBhInV0
80に出たオリジナル版クレッセントの肩書きは「月の輪怪獣」でして、首に月の輪模様が入っています。
今回は月面怪獣という事なので、そこにかけたのかも。

295 :リュウラ著者:2006/10/27(金) 12:11:09 ID:ulrBhInV0
オーバー作者様
まあ南に限らずMATの隊員は全員カッコいいんですけどね。バリケーンの時だけ異常なギャグキャラと化した岸田も悪くないですね。
帰ってきたの中で私のベストエピソードがザゴラスの話なのでございます。

シグマ作者様
「重すぎた〜」はノリで書いただけなんでお気になさらず。
この話で仮にオオヤマキャップがファルコン二号に乗っていたなら正直燃え度二割減だったかと思います。
シルバーガルに乗せたのは良い判断でした。馬鹿でかいスペースマミーが来るのもどうかと思うし(笑
そして「スカイハイヤーに関しては近いうちに分かる」との煽り(本文じゃないけど)にくいなあ。

クラウス作者様
クレッセントが味方怪獣ってのは盲点でした。既に宇宙人との交流が進んでいる前提でのシリーズなんですな。
ところで「ロン」ってのはレオからですか?
ストレートながら、作品のスケールの大きさが印象的です。

ピース作者様
バランス感覚が良いなって思います。罪を犯す人の心が怪獣を召喚するというテーマですが、それを重く描いていない点です。
私がこのテーマやると絶対陰惨になるもので…
「ある青年は吸血生命体に脅迫され、奴を育てる為に連続殺人を犯して血液を集め始める!だがいつしか彼は自分の意思で殺人を楽しむように…」
ああ、ヤバイ。

フレンズ作者様
思ってたよりあっさり共演しちゃったな…てのが正直な感想です。
怪獣の「落ちる」て台詞も「この怪獣は飛べるんだぜ」という説明を入れてから書くべきだったかと…
まあ設定だけやたらと放り込んで無理矢理話を進める私より良いですがね(汗
ただこのノリはフレンズ作者さましか出せないと思いますんで。





296 :リュウラ著者:2006/10/27(金) 12:33:45 ID:ulrBhInV0
で、感想有難ざいます。
トキツグは、はい、当初からこうなる予定でした。
今回の「若い熱血ウルトラマンを尻目に、ひっくり返った怪獣に歩を進めながら尚も光線で追い討ちをかける」シーンは、リュウラの前企画で第3話としてイメージしていたビジュアルです。
カルラのキャラはその名残ですね。
実際ならカルラが主役になるんでしょうが、アグルを見て以来「死ぬほど強いクール系のウルトラマンが主役でも良いじゃん」と思ってきたので、リュウラが主人公になっている次第です。

ワタリベはねえ…リュウラの前企画なんか読みますと、初期MAT岸田とかTAC山中とかMAC初期メンバーとか
批判者的な隊員を設定していたんですね。ただそれまで六人で仲良くやってきたのに唐突に山中が現れたら雰囲気壊れますんで、こういった無難なキャラになってしまいました。


297 :フレンズ 絆 作者:2006/10/27(金) 14:45:28 ID:FM1tnlEw0
データ
変身アイテム
ウルトラマンゴット スパークショック ゴットのカラータイマーのような形。
これでも普通の銃弾サイズのエネルギー光弾は出せる。変身方法は・・・後に出てくる予定。
ウルトラマンエンジェルデータ
飛行力マッハ99キロ。他はゴットよりも一低い。
技エンジェルウィング 敵を翼で飛ばす。
この他に技はない。
ウルトラマンエンジェル変身アイテム リーフランカー ほとんど同じ形。
変身方法は・・・・これもまたストーリーで出る予定。

298 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 15:26:39 ID:X703aAHgO
フレンズ作者さん、感想もらったことにお礼ぐらい言えよ
他作者さんの作品の感想も言わないんだし。これぐらい出来るだろ

299 :ピース作者:2006/10/27(金) 17:03:54 ID:3PlJAEPK0
>クラウス作者様
今回も、展開が面白かったです。
裏切ると確信すていましたが、本当に良い宇宙人だったようで、嬉限りです。
クレッセントもこういう形で出るとは、驚きました。
これからも頑張ってください!

>リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
なるべく残酷なシーンを無くそうと努力しております。
が、保留中のネタの中には結構残酷なものがございます(汗
リュウラ作者様のその企画、物凄くつらくなりそうですが、
逆に面白いと思いますよ!

300 :クラウス筆者:2006/10/27(金) 20:00:52 ID:HU7Qfg/R0
皆様感想どうもです。
クレッセントのくだりはピースやシグマで80先生祭りだったんでパクリかと思われないか
少し心配してましたがなんとか受け入れられた様なのでホッとした限り。

301 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 20:09:15 ID:AbIir0xkO
>>293
>>294
わざわざ説明サンクス!
図鑑で確認しました!80とAはビックファイトでしか見たことないので、あんま知らないんですよ…。
あとアルファもリュウラも、他の作品も好きですよー、時々しか感想書かないけど毎回楽しませてもらってます!

302 :名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 22:21:03 ID:0ULRBN5i0
???

303 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 13:52:12 ID:jt8Dq+k70
第三十八話「復活の超獣!起こせ聖夜の奇跡!!」
雪超獣スノーギラン、伝説怪人ナマハゲ登場

ジングルベル ジングルベル 鈴がなる♪
鈴のリズムに光の輪が舞う…♪

今日は楽しいクリスマス・イブ。街中がクリスマスカラーに染まり、
人々は楽しい表情を浮かべていた。だが…悪しき影が甦ろうとしていた…!
???「人間どもめ…クリスマスめ…ウルトラ一族め…!この恨み晴らさずに
しておくべきか…!!」

SGT基地でもクリスマスということで作戦司令室にツリーを飾っていた。
真悟「あ〜てっぺんに付ける星が無いぞ〜」
雪「真悟、何やってんのよ!」
真悟「なんで俺が怒られんの…」
雪「う、うるさい!パトロールついでに買いに行くぞ!」
真悟「はいはい…それでは隊長。行って来ます」
神「ああ、カップル同士仲良くな」
雪・真悟「なんでこんな奴とカップルなんですか!?」

真悟と雪が乗ったSGTタイガーが東京の街をパトロールのため走る。
東京タワーの近くを通りかかるとマイナスエネルギー探査機が異常なほど反応する。
雪「東京タワーに何かあるのかしら?」
真悟「分からない。とにかく調査しよう」
タワーはクリスマスということでイルミネーションが輝いていた。昔、タロウに
もみの木に変えられたこともあった。二人が大展望台まで昇るとなんと人々が
みんな倒れているではないか!そして不気味な影が…。

304 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 13:53:01 ID:jt8Dq+k70
真悟「お前か!みんなにこんなことをしたのは!」
???「恨みを晴らすまで何度でも甦るのだ!」
雪「TACの記録にあったわ、伝説怪人ナマハゲ!!」
ナマハゲ「その通りだ。人間たちのクリスマスを楽しみにする気持ちを吸い取り
復讐のために使わせてもらう!!」
雪がとっさに発砲しようとするがナマハゲの包丁から怪光が放たれた!
それは雪を一瞬で倒してしまった。
真悟「雪!くそぉ…!」
ナマハゲ「ははは…!さらばだ!!」
真悟「ま、待て!…くっ!今は雪やみんなが先決だ」

展望台で倒れていた人々と雪はSGT総合病院に収容された。
神「どうですか、みなさんの様態は?」
医師「全員、命に別状はありません。しかし、もしかしたら永遠に目を覚まさないかも…」
真悟「なんですって!?先生、なんとかみんなを…雪を救ってください!!」
医師「そうは言いますが、まるでみんな心を持ってかれたような感じなのです…。
現代医学ではどうすることも…」
真悟「そんな…」
その時、SGT基地より通信が入った。

神「どうした?」
姫子「隊長、街に怪獣が現れました!過去のデータにもある雪超獣スノギランです!」
真悟「隊長!俺がスノギランをなんとかします!隊長はナマハゲを探し出してください!」
神「よし、わかった。姫子、ファルコン隊も出撃してくれ」
姫子「了解!」

305 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 13:53:57 ID:jt8Dq+k70
ナマハゲは六本木ヒルズよりスノギランを操っている
ナマハゲ「暴れろ!スノギラン!クリスマスを楽しみにしている人間どものエネルギーを
手にしたお前は無敵だ!!」
スノギランは猛吹雪を起こし街はみるみる凍っていく。
真悟は地上からスペースガンで攻撃していたが、効き目はほとんどない
真悟「スノギランはウルトラマンエースを一度倒している…俺に勝てるのか…。
だが、みんなの、雪の敵討ちだ!シグマァァァ!!」

真悟はシグマに変身しスノギランと対峙する。
ナマハゲ「ウルトラマンか!今こそ復讐の時だ!やれ!スノギラン!!」
ナマハゲの呼び掛けに応えてスノギランは怪光を放つ。シグマは回転ジャンプで
避け、バーニングキックで反撃。スノギランを吹っ飛ばす。しかしスノギランは
すぐに立ち上がり、吹雪を強くする。ウルトラ一族は寒さに弱い…シグマも当然、
それに当てはまり苦しむ。シグマのカラータイマーが鳴る!その頃、神は…。

神「マイナスエネルギーの反応が強い…六本木ヒルズか」
神がヒルズに入り、最上階まで上るとそこにはナマハゲがいた!
ナマハゲ「見付かったか…死ねい!!」
ナマハゲが怪光を放つ!神はそれを避けスペースガンでナマハゲを撃つ!
ナマハゲ「ぐおぉぉ…!」
神「恨みだけで甦るとは…非常に恐ろしい敵だった…!」

ナマハゲのコントロールが聞かなくなったスノギランはただ暴れるだけに
なった。しかし、寒さでシグマは思うように動けない!しかしその時!
ファルコン隊が駆けつけた!

306 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 14:00:28 ID:jt8Dq+k70
谷村「シグマがピンチだ!メタリウム砲で援護しよう!!」
中村「了解!」
ファルコン2号よりメタリウム砲がスノギランに発射された!スノギランは
もがき苦しむ!シグマは力を振り絞りアスシウム光線でスノギランを倒した。

スノギランが倒された直後、眠っていた人々は皆、目を覚ました。
吸われたエネルギーが戻ったのだ。
真悟「雪!大丈夫か!」
雪「真悟…全然平気よ。…それよりも、すごい形相でこっち見んなよ…」
真悟「良かった…うるさくない雪は別人だからな」
雪「ちょっと!失礼じゃない!…まあ、あ、ありがと…」
真悟「いいってことよ…さあ帰ろうか」
雪「帰る前にツリーのてっぺんの星を買いにいきましょ…あ、あとさ…御飯でも食べに
行かない…?」
真悟「…良いよ。とことんまで今日は付きあってやる!!」
雪「ホント?じゃあ早く行きましょう!!…あ、雪だわ…」
それは先程の猛吹雪の中では考えられなかったほどの穏やかな暖かい雪だった…。

Im dreaming of a White Christmas…
Just like the ones I used to know…

次回予告「大晦日!SGTでも基地内の大掃除!それが終わったらみんな仲良く
テレビでも見ながら年越し蕎麦を…おっとその時、空気が読めない侵略宇宙人!
気持ちよく新年を迎えるため、ファルコンが飛ぶ!シグマが戦う!
さあ来週もみんなで見よう!!」

307 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 14:06:12 ID:jt8Dq+k70
やっと雪が真悟が…長かったよ…。
ヤプールはさすがにキツイのでナマハゲで。
でもエースの話好きなんだなぁ。
劇中仕様曲はジングル・ベルとホワイトクリスマスでした

クラウス作者様、クレッセントが正義の怪獣でまた見れるとは…
これは意外な感じで良かったです。
そういやようつべで見たウルフェスのステージでツインテールが
ヨイモンになってたな…。

308 :ピース作者:2006/10/28(土) 16:11:17 ID:n7qVGtbv0
>シグマ作者様
真悟と雪の関係がすごく微笑ましかったです!
クリスマスイブに超獣が現れるなんて、すごく怖いですよね。
でも二人ともハッピーエンドで良かったです!
英語の意味は果たして・・・(英語がすごく苦手でして)

309 :ウルトラマンオーバー:2006/10/28(土) 16:53:10 ID:rblpMWLI0
>クラウス
クレッセントキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
かわいいクレッセントってのもいいもんですねえ
リュートニアンも何か陽気なアメリカ人っぽい性格の宇宙で好感が持てます
これからもリュートニアンと地球人の間に平和が続く事を

>シグマ作者様
クリスマス・・・SGTやREDやN−BIDが皆仲良く士気を上げてるのに、EARだけはきっと交代でレーダー見ながら石野か赤山のおごりで一人一本ジュース飲んで終わるんだろうなあ
そう思うと真悟や雪はもちろん、SGTは幸せ者だな・・・と思いながら見ていました
俺こういう話大好きです
なんと言うかこう胸の中が羽箒でくすぐられるみたいな・・・
・・・どうでもいいですが読んでてクリスマスに居酒屋で石野、和崎と酒飲んでた道城がスノーギラン出現を見て酒の勢いで
「俺はウルトラマンオーバー様だああ、あの化け物〜ぶっころしてやるう」とか言って
それに続いて和崎も「俺もウルトラマンオーバーだーあんな奴は敵じゃねえ」とか叫び
石野までもが「お前ら偽者、俺オーバー、あいつは俺の獲物だあ」と怒鳴り
3人揃って居酒屋からはだしで飛び出してスノーギランに酒瓶で戦いを挑んで氷付けにされ、クリスマスと正月を病院で過ごすというのを妄想してしまいました
何考えてるんだ、おれよ

310 :名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 21:13:01 ID:d/055sFUO
シグマ作者様、真悟と雪はこのあとチョメチョメしたのかと
思うとハアハア…ごめん下ネタ

ところで登場怪獣の欄にはスノーギランなのに劇中だとスノギランなのは
何故ですか?

311 :名無しより愛をこめて:2006/10/28(土) 22:19:55 ID:XWkLbycb0
>>310
当時からきちんと統一されていないことへのリスペクトでは?

312 :ウルトラマンシグマ:2006/10/28(土) 22:45:44 ID:XE4yOAWH0
みなさん、感想有り難うございます。

ピース作者様、いや〜ホント長かったです、真悟と雪がくっつくの。
英語のあれはホワイトクリスマスってクリスマスソングです。
日本語歌詞は一行目は夢見るよホワイトクリスマスだったかな?

オーバー作者様、いやいやクリスマスだからってSGT遊んでるわけじゃ
ないですから。まあ最後、真悟と雪デートしちゃってるけど。
そういう意味では二人は幸せだろうけど。同時進行でオーバー側で
そんなことがあると想像したら面白かったですw

>>310さん、チョメチョメは…二人とも大人だけどさすがにまだ無いでしょう。
で、スノーギランのことですがウルトラマンエースで登場したとき
OPクレジットや各書籍だとスノーギランなんですがエース劇中だと
スノギランと呼ばれていたことから、シグマでもそうしてみました。
誤植じゃないよ。

313 :現・アルファ作者:2006/10/28(土) 23:08:56 ID:XWkLbycb0
EARの三人が入院してるところに、N-BIDの野郎衆が見舞いに来ました。
影山「あの事件はSGTの管轄になってたんだから、落ち着こうぜ。
石野さん、あんたまで・・・」
石野「面目ない」
しかし、N-BIDの野郎衆もなんか覇気がない。
道城「・・・どうしたんだ、あんたら」
松野「どないもこないもありまへんがな。江里はんが沢村はんと一緒に
休暇とって二人っきりで正月旅行に行ってしもうて」
公平は既に地球を去った後。
両国「なんか一気に作戦室が男ばかりでむさくなってのう・・・」
影山「はああ・・・」

314 :ピース作者:2006/10/28(土) 23:57:45 ID:n7qVGtbv0
第5話「ヒカル瞳・クモル心」動物怪獣ホークン登場

PET基地。いつも元気のキムラ隊員の様子がおかしい。物凄く暗いのだ。
コウノ「どうしたんですか?キムラさん、元気ないですよ。」
ハルナ「失敗でもしちゃったのかしら?」
キムラ「・・・昨日、俺が13年も飼っていた犬のホークンが死んじまったんだ。」
その言葉に、誰も返事ができなかった。励ますにも励ませぬ状況。。
オウノ「こらこら、黙ってばかりいないで、仕事を始めるぞ。」
そういって全員が仕事を再開した。

その頃、ハサナカ警備隊員はレーダーが小さく反応していることに気づき、
周辺に怪獣がいるんではないか、と探索を始める。
一緒にイシモリ警備女隊員、モチヅキもいる。すると、目の前から犬らしく動物が・・・。
イシモリ「キャーッ!可愛いー!」と目を輝かせてその犬を抱きしめるイシモリ。
モチヅキ「どうしたんだろう?首輪もしてないし、捨て犬かな?」
などと盛り上がっているが、ハナサカはいきなり銃を構えた!
モチヅキ「ちょっとハナサカさん!何をしようとしてるんですか?これはただの犬じゃないですか!」
ハナサカ「いや、さっきのレーダー反応はそいつのはずだ。
      そして今は反応しないように犬に姿を変えたに違いない。正体を暴け、犬怪獣!」
イシモリ「だからこのこはただの犬っていっているでしょう!」
そういって、ハナサカ隊員から離れる二人と一匹。

警備時間を終えて、その犬を基地に連れてくる二人。
それを見たキムラ隊員をビックリしてひっくりかえった!「ホ、ホークンじゃないかー!!!」と。
その犬は、死んだホークンにあまりにもそっくりだったようだ。
ホークンの特徴である、右目周りは茶色模様。左目周りは黒模様という細かいとこまでのようだ。
キムラ「これは神様が生き返らせてくれたんだ!神様、ありがとう!」といって、その犬に抱きつくキムラ隊員。
名前はホークンと名づけられ、オウノ隊長が犬好きであったということで許可も貰い、しばらく基地で飼うことに。
キムラ隊員は完全に生き返ったと信じきるほどにもなった。

315 :ピース作者:2006/10/28(土) 23:59:05 ID:n7qVGtbv0
キラキラ輝いた瞳は誰もがうとれて、心がなごんでゆく。
しかし、その夜謎の影が商店街などの食べ物や商品をボロボロに荒らしてしまったのだ。
翌日にPETや警察が出動。 だが指紋などが一切取れなかった・・・。
そのとき、ハナサカはまたもその犬を疑ったのだ。
キムラ「ハナサカ!何を言ってるんじゃ!!ホークンはそんなことしない。」
ハナサカ「いや、人間の犯罪の数々を目の当たりにして、その悪のパワーを吸収してしまい、
      怪獣になったに違いない。」
キムラ「ホークンが怪獣になったというのか?」
モチヅキ「ちょっと、喧嘩はやめてください!今は犯人探しが大切です」
なんとか場は落ち着いたが、ホークンは果たして生き返り?怪獣?それ以外か?

その夜、ホークンがいきなり苦しみ始めた。隊員達はみんな心配する。
ワン!ワーン!と悲しげな声で鳴き始めた。
モチヅキ「一体どうしたんだろう?!」
キムラ「落ち着けホークン!ホークン!!」
だがその場から走り出してしまったホークン。後を追うモチヅキ、キムラ、メグロ、イシモリ、ハナサカ。
するとホークンは町を滅茶苦茶にしてしまう。草をむしり、車を踏みつけ、一般人に襲い掛かるなど。
それを見たハナサカ「やっぱりそうだ!」と言うが、そこでイシモリ隊員はいきなりビンタ!
ハナサカ「何すんだよ!」
イシモリ「ハナサカ隊員、あなたはひどすぎるわ。キムラ隊員の気持ちがわからないの?
      大切なものが死に、生き返った時にはこれ以上ないくらい喜ぶでしょ?
      でもそれを怪獣、怪獣て言うなんて。例え本当に怪獣だとしても、それはひどいわ!」
ハナサカ「お、俺はただ・・・」だがそれ以上何も言えなかった。

一方、ホークン捕獲作戦が行われたが、どれも失敗に終わってしった。
そしてホークンの動きがいきなり止まり、様子がおかしくなってきた・・・・。
みるみるうちに大きくなってきたのだ!人間と同じ大きさになり、キムラに飛び掛った!
キムラ「やめろー!ホークン、目を覚ませ!」その状況を見たモチヅキは遠くからピースサインネックレス
のダイヤから光線を放ち、ホークンの動きを止める事に成功。
だが、直後にいきなり巨大化!怪獣となってしまった。

316 :ピース作者:2006/10/28(土) 23:59:51 ID:n7qVGtbv0
一方、ホークン捕獲作戦が行われたが、どれも失敗に終わってしった。
そしてホークンの動きがいきなり止まり、様子がおかしくなってきた・・・・。
みるみるうちに大きくなってきたのだ!人間と同じ大きさになり、キムラに飛び掛った!
キムラ「やめろー!ホークン、目を覚ませ!」その状況を見たモチヅキは遠くからピースサインネックレス
のダイヤから光線を放ち、ホークンの動きを止める事に成功。
だが、直後にいきなり巨大化!怪獣となってしまった。

モチヅキはそのままホークンからテレパシーを受けた。
「ぼくは本当に、キムラパパの飼っていたホークンの生き返りそのものなんだ。
生き返った理由は、ハナサカさんの言うとうり、犯罪から湧き上がったデスエネルギーを吸い取ってしまってなんだ。
だから僕は優しく生きたくても、デスエネルギーのせいで洗脳されてしま・・・うんだ・・・
お願い・・・これ以上被害・・・を与え・・ないため・・・僕を・・殺して・・・・」と。。。
そしてPETのコウノ、ハルナ、マチダがS−JETとGANファイヤーで出動!
レーザー光線で暴れまわるホークンを止めようとする。
だがキムラは叫んだ。「やめてくれー!やめてくれよー!」と。そのままホークンに向かって走り出してしまった!

モチヅキ「キムラ隊員!!」 

317 :ピース作者:2006/10/29(日) 00:01:10 ID:n7qVGtbv0
ホークンはさらに心を動かされてしまい、S−JETとGANファイヤーまでもを墜落してしまう。
そして走り来るキムラ隊員を踏みつけようとした!
モチヅキはその危機を救うべく、ウルトラマンピースに変身!
無事にキムラ隊員を救出。そしてホークンを投げ飛ばす!
さらには両耳を掴んで、振り回す!「ギャアア」と鳴き叫ぶホークン。
おとなしくなったか? そう思われたのだが、急に突進してきた!
そして首を噛み付いてきた!
苦しむピース。そのとき、キムラ隊員は「ホークンは、人差し指を見せ付けるとおとなしくなるぞ!」と助言。
そのとうり、ピースは人差し指をホークンの目の前で見せると、噛み付くのを止めて、その指を追いかけようとする。
そのまま後ろに下がって、ホークンから距離を置く。そして人差し指から、ロックオンショット!
これによりホークンは完全に身動きが取れない状態となった。
この光景を見たキムラ隊員はピースに向かってうなづく。ピースもうなづき、最後はエクスプレイションを放ち、
ホークンを撃破した・・・。

涙の再会は、やはり涙のお別れとなった。

後日
キムラ「いや〜、今日もしっかりやりまっせー!」
オウノ「こらこら、あまり調子に乗るんじゃないぞ。」
みんな「ハハハハハ」
いつもの賑やかな雰囲気へと戻った。
キムラ隊員もいつもどうりに戻った。たった2日の再会だったけれど、とにかく嬉しかったはずだ。
そしてモチヅキは犯罪のデスエネルギーを吸収して何かが怪獣化するという異常事態を知り、
そんなことが二度と起きぬ事を願い、今日も戦い続けるのであった。

次回予告
第6話「」
(詳細未定)

318 :アルファ作者:2006/10/29(日) 01:10:03 ID:97xvziAr0
せつない・・・テケテ以来のつらいものがありました。

319 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 12:01:51 ID:qdnDW0D+0
ウルトラマンバースト怪獣解説1
 名前の後ろの( )内は登場話数。

弾頭怪獣・ミサイガル(1)
 突如宇宙から飛来し、防衛軍地上部隊の前線兵士達を大量虐殺し、続いてN-BIDベースの建造予定地を
襲った宇宙怪獣。実は、地球人類の抹殺を狙う宇宙勢力・マイナスフォースの怪獣兵器だったことが
後に判明。口から炎、全身からミサイルを発射して攻撃するが、ウルトラ山嵐とエクスプロージョン
キックのコンビネーションで倒された。まんまベロクロン。

隕石獣・メテオストン(2)
 巨大な丸い隕石状の身体に顔が付いただけの姿の怪獣兵器。ミサイガルに続いて宇宙から飛来、転がって
移動して浜松市を襲おうとしたが、アタックバリヤーで粉砕された。尚、ミサイガルとメテオストンは
特にマイナスエネルギーにちなんだ作戦を行っていない。マイナスフォース側としては威力偵察のために
送り込んだと思われる。

宇宙蜂・べスパルト(3、4)
 マイナスフォースとは関係なく、地球に卵を産み付けて繁殖するために宇宙を羽で飛んで飛来した宇宙怪獣。
蜂そっくりで、習性もそれに準じる。尻から針状の卵を連射して目標に植え付け、植え付けられた卵からは
瞬時に大量の幼虫が孵って宿主を食い尽くす。飛来した成虫はバーストによって倒されたが、一匹のみの
芋虫状の幼虫が地球に潜伏して親以上に巨大に成長。成虫に変態して再び卵を撒き散らす寸前、今度こそ
バーストとN-BIDの共同攻撃でとどめを刺された。ダイオリウス。

320 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 12:03:21 ID:qdnDW0D+0
超究極怪獣・モンスターキング(5)
 怪獣マニアの青年・栗山が描いたオリジナル怪獣が、彼自身の強力なマイナスエネルギーによって
実体化したもの。何処にでもいきなり現れ、栗山の自分設定によって際限なく強くなる。身体から無数の
小型の手下怪獣を生み出して敵を襲わせる。テレビヒーロー特撮『ウルティメットマン』の視聴者怪獣募集で
落とされた栗山の怨念によって現れ、強欲なスポンサーの私邸を襲って破壊、更に『ウルティメットマン』の
放送局を潰そうとしたが、何でもありパワーには何でもありパワーとばかりに、バーストがディスティニー
チェンジで持ち出した消しゴムやデッキブラシによってこすられて消された。まんまキングオブモンス。

幽霊爆撃機・ゴーストファルコン(6)
 元は旧BID宇宙ステーションの技術で製造された対侵略者用大型宇宙爆撃機。当時のエースパイロット・倉山の
操縦によって無敵を誇ったが、敵大円盤部隊との交戦の際に相打ち、行方不明となっていた。しかし、侵略者に
対する倉山の敵意のみが現世に残り、それに操られて幽霊爆撃機となって再度出現。地球人側と休戦協定を
結ぼうとしていた海底文明人・ノルマントンを攻撃し、危うく協定を反故にしそうになる。だが、再度出現
したところでバースト・N-BID・ノルマントンの憎しみを越えた共同戦線によって敗れ、異世界の文明とも
判り合えた地球人の様子を見て考えを改めた倉山の残留思念と共に消えていった。
 零体と実体を使い分けて神出鬼没に現れ消え、多数搭載された武器を発射し、三機に分離して立体攻撃を
行い、更に怪獣にも変型して飛んで襲う強敵だ。その三機分離システムは、後にN-BIDで開発された大型
戦闘機・ヴァルチャーの分離合体システムの参考となった。
 リガトロンと化したウルトラホーク1号。

321 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 12:04:57 ID:qdnDW0D+0
海底文明人・ノルマントン(6)
 地球の海底に生息していた古代文明人。水面下で長く地球防衛軍と抗争していた。戦いが長く続きすぎて
両者疲弊し、休戦協定を結ぼうとしたが、ゴーストファルコンの介入で再び状況が悪化。しかし、
ゴーストファルコンの攻撃から自分達を守ろうとするN-BIDとバーストを見て、海底から援護射撃を行う。
その後無事休戦協定は締結。何時か平和協定の日は来るだろうか。
 まんまノンマルト。

宇宙霊獣・ギガマイラ(7)
 地球からの開発陣によって開発されていた星の土地に住んでいた地縛霊で、土地への勝手な立ち入りに
怒って地球に祟り、開発関係者を次々祟りで病気にする。更にアメリカの宇宙開発局の上に怪獣の姿に
なって居座る。霊体であるために物理攻撃が効かずバーストも苦戦するが、実は妖怪・悪霊退治を得意とする
法力僧としてのスキルを持っていた藤堂隊長が配下の僧侶達を連れて介入、ギガマイラは滅多打ちに。
弱ったところでライトニングバーストでとどめを刺された。

邪念収集生命体・トリムス(8、10)
 マイナスフォースが地球人のマイナスエネルギーを集めるために送った、巨大な巻貝状の怪獣兵器。
高速回転して上昇気流を起こし、その竜巻で人間のマイナスエネルギーを吸い上げる。既に精神そのものが
マイナスエネルギーと化していたX病棟の収監者達は全員精神エネルギーを吸い尽くされてミイラとなって
死亡した。他にも、全身から電撃を発する能力がある。一度バーストに倒されたが、同種が後にもう一度
飛来した。
 テンカイとかメガフラシ。

322 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 12:06:50 ID:qdnDW0D+0
培養獣王・ゴラース(9、19〜22)
 江里の叔父で天才的生物学者・日本橋博士が、北米で発掘された太古の巨大生物の生きた生体組織を
盗み、琵琶湖の湖底で密かに培養して生み出した巨大人工生物。だが、非常に高い知能を有し、
創造主である日本橋に逆らい、怪獣は人類よりも強く優れた存在であるとして、人類を駆逐して
怪獣の世界を作ろうとし始める。
 高い格闘能力に加え、口から吐く破壊光線、それを噴射しての飛行と飛行状態からの体当たり、
首を取り巻く襟巻き状のヒレを分離・鋭く変形させてのブーメランなど、技は非常に多彩。更に、
自身の細胞組織を小さな弾丸として飛ばして他の怪獣に植え付け、神経に侵食させて自分の意思で
操る能力も持ち、グラボーラやシザーミを自身の手下とした。最後はそのゴラース細胞を阿蘇山の
地下の地熱で大量に培養して世界中に放ち、各地の怪獣を一気に手下にして大軍団を編成、世界を
支配しようと企てた。だが、バーストとの一騎打ちでブーメランをウルトラいちょう返しで逆に
投げ返されて真っ二つにされて絶命。散り際よく堂々と散っていった。
 外面は言うまでもなくジラースだが、内実はそこにとどまらずいい感じの大悪役となった。

強食怪獣・レッガー(10、19〜21)
 自分より弱い存在は捕食対象でしかないと思っている辺りはゴラースと根底は同じ凶悪怪獣だが、
いかんせん直情的で頭が悪い。自分の住んでいた島が地殻変動で沈んでしまったため、人間に敵意のない
怪獣の保護区であるカツラギ諸島を襲って怪獣を食い荒らし、バーストと一度死闘を演じ、一旦退却。
後にリターンマッチを行うが、ゴラースの謀略で水を差されて気分を害し、ゴラースの方を優先して
狙うようになる。だが、怪力とそれにあかせた格闘、後は咄嗟に岩を拾ってのつぶて攻撃くらいしか
技がなく、ゴラースの盟友であるネクロスをN-BIDが倒すのに手を貸して戦力を奪うも、直後に
ゴラースの背後からの攻撃で最期を遂げる。
 まんまレッドキング。

323 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 12:09:23 ID:qdnDW0D+0
享楽獣人・エッダ(11〜13)
 マイナスフォースの使者・ルキがばら撒いた宇宙麻薬・レッドポピーに中毒した被害者が凶暴化した
挙句、末期症状で巨大怪獣化した姿。戦力はそう高くなく、11話ではサイキックケアで元の人間に戻ったが、
後にまだ残っていた他のエッダが装甲異星獣・ギアームを装備して強化し、その際はバーストも苦戦した。

装甲異星獣・ギアーム(12、13)
 単体では弱いエッダを強化するため、ルキが抱き合わせでつけてきた怪獣兵器。自分の身体をばらして
エッダの鎧となって全身に装着され、戦闘能力を上げることが出来る。活人ライトニングバーストで
ギアームだけ破壊され、エッダは体内のマイナスエネルギーを浄化されて元の人間に戻った。

邪念売人・ルキ(11〜13、17)
 マイナスフォースから送られた、レッドポピーを裏社会に流布させる使命を帯びた人間体の工作員が
巨大変身した姿。レッドポピー蔓延作戦の失敗と共に撤退するが、後に逆襲。体内に大量のレッドポピーを
内蔵し、地球上で自爆して大気にレッドポピーを充満させ、地球人全員を中毒させて獣人化し、同士討ちさせて
滅ぼそうとした。それはバーストによって阻止され、ハイパーバリヤーに双方閉じ込められた状態で
バーストの捨て身のライトニングバーストで爆破された。

324 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 13:55:52 ID:qdnDW0D+0
ウルトラマンバースト怪獣解説2
 名前の後ろの( )内は登場話数。

姑息宇宙人・ペプラ星人(14、23)
 地球侵略を狙う宇宙人。防衛軍上層部の三浦長官と身分を偽って長く防衛軍に潜入して地位を
築いた後、広報部の河森みどりを抱き込んでN-BIDの情報を得ようとするが、みどりは協力を拒否。
そのため、彼女を巨大化(どうやったのかは不明)させて操り、直接N-BIDベースを襲わせるも
制御装置を壊されてみどりは元に戻り、正体を現したペプラ星人はエクスプロージョンキックで爆死。
 しかし、続いて来襲した次の工作員とその手下の戦闘員達が兵士に変身して又も防衛軍に潜入、
N-BIDとEARの合同演習に乗じて内部破壊を狙う。これもバーストとオーバーの二大ウルトラマン、
そしてN-BIDとEARの共同戦線によって阻止され、星人達は全滅した。

斬撃怪獣・ヤイバラス(15)
 宇宙を渡って各惑星の怪獣を散発的に襲って捕食し続けていた怪獣。全身に並んだ刃物状の突起を
外してブーメランにして投げて攻撃。口から吐く粘液で敵の動きを止める能力も使う。カツラギ諸島を
襲って保護怪獣を食べようとしたが、島の管理者の桂木氏が死に物狂いで攻撃してきたその様を見て、
ダメージを受けたわけではないがなんか戦意をなくし、あっさり宇宙へ帰った。
 まんまカネドラス。

325 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 13:56:41 ID:qdnDW0D+0
虚像怪獣・フィルゴン(16)
 心臓に慢性的疾患を持つ功少年が手術への恐怖からマイナスエネルギーを発し、手術を延期するために
半ば自発的にマイナスエネルギーによって出現させていた怪獣。病院の近くに何度も神出鬼没に現れ、
暴れることで手術を中断させ続ける。事実を知った公平は手術を受けるよう功を説得するも、強い
ウルトラマンや防衛隊員に心の弱い僕の気持ちは判らないと拒絶される。腹を括った公平はあえて
バーストに変身せず生身で、しかも丸腰でフィルゴンに無抵抗で対峙し、大怪我をする。その姿を見た
功の恐怖と萎縮によってフィルゴンは力を失って消え、二度と現れなくなった。功は手術を受けたが、
その成否は結局劇中では不明。

マイナスフォース機動要塞(18)
 マイナスフォース本陣の正体は、別天体の文明が避けられない運命によって滅亡に至り、何故自分達が
そんな目に合わねばならないのかという怒りのみが膨大なマイナスエネルギーとして残り、
その力によって動き、他の星の文明に八つ当たりするためだけに自律稼動していた無人の巨大要塞だった。
そんな理由で攻撃され続けていたことにN-BIDの隊員達は激怒するが、怒りに怒りでそのまま返しては
同じことの繰り返しだと江里が主張し、彼女の作戦発案で藤堂隊長や大勢の神職や僧侶が慰霊の儀式を
行い、鎮静されることで機動要塞は動きを止め、崩壊。怨念は成仏してあの世へ昇っていった。

鋏怪獣・シザーミ(19〜21)
 太平洋の海底に生息していた巨大なカニの怪獣。怪力の鋏、口から吐いて相手の動きを止める粘性の泡を
武器とする。ゴラース細胞を身体に植え付けられて操られ、ゴラースと共に地上を襲う。最後は
ライトニングバーストに対してゴラースの盾として利用され、爆死。
 まんまガンザ。

326 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 13:58:01 ID:qdnDW0D+0
掘削怪獣・グラボーラ(19〜21)
 シザーミと共にゴラースの手先として操られる地底怪獣。巨大な前足の鉤爪で攻撃し、地中を高速で
掘り進む。シザーミ同様ゴラースの盾にされて死んだ。
 まんまマグラ。

蘇生怪獣・ネクロス(20、21)
 ゴラースの日本征服作戦に呼応し、自主的に協力してきた怪獣。マイナスエネルギーを操って、
死んだ怪獣を復活させる力を持ち、一度倒されたシザーミとグラボーラを甦らせてしまう。更に、
念力で物を動かして操る能力もある。レッガーの不意討ちで抱え上げられ、そこにN-BIDの新兵器・
スパーク9を撃ち込まれて粉砕された。まんまジェロニモン。

光翼怪獣・ヴァンヴァリアル二代目(23)
 かつてウルトラマンオーバーの初陣の相手として倒された宇宙怪獣の同種で、ペプラ星人二代目によって
強化改造され、怪獣兵器として再び地球を襲う。光の翼で素早く空を飛び、格闘のパワーも強大。
バーストとオーバーの共同攻撃でどうにか倒された。

強奪宇宙人・ドロ星人(24)
 EARに戦力として供出するためにN-BIDが開発したヴァルチャーの2号機のコントロールを強力な
電磁波を発して奪い、自分達の武器にしようとした侵略宇宙人。巨大化して突然現れ、武器の棍棒と、
戦闘機を牽引して捕らえて人質にする大きなカンテラを両手に携える。影山を戦闘機ごと人質に取るが、
救出に来た野崎、そしてEARの戦闘機部隊の援護で作戦は失敗、ライトニングバーストで倒された。

327 :名無しより愛をこめて:2006/10/29(日) 13:59:18 ID:qdnDW0D+0
リモコン怪人・ガゴス星人(25、26)
 最後の敵。巨大な要塞円盤を瞬時にN-BIDベースの寸前に転移させ、三頭の怪獣兵器を一度に出して
奇襲攻撃を掛け、ベースを壊滅させた。更に東京に大きな被害を与えた後、厚木の自衛隊基地で態勢を
立て直そうとしたN-BIDにとどめを刺そうとするが、復活したウルトラマンバーストのウルトラ山嵐に
よって怪獣ガーダンを円盤に投げつけられ、破壊された円盤ごと全滅した。ガッツ星人とかゴース星人。

極寒怪獣・ガーダン(25、26)
 ガゴス星人の怪獣兵器。強力な冷気を吐いて何でも凍結させ、N-BIDの武器を次々封じてしまう。
だが、沢村の心の光を得て復活・強化したバーストには効かず、ウルトラ山嵐で投げられて
ガゴス星人の円盤ごと爆発に巻き込まれて共倒れとなる。ガンダーとかマーゴドン。

強襲怪獣・ドルバ(25、26)
 ガゴス星人の怪獣兵器。背中の羽根で素早く飛んで襲ってくる。ガーダンと組んでN-BIDベースを
破壊した。東京襲撃の際に逆襲してきたN-BIDの放ったスパーク9の弾丸で爆死。
 ドラコとかアロンとかゾイガー。

蝕腕怪獣・ヒドロス(25、26)
 ガゴス星人の怪獣兵器の切り札格。自分の胴体と同じくらい巨大な怪力の鉤爪の両腕を持ち、それを
自在に伸縮させて敵のレンジの外から攻撃、一度バーストを倒した。だが、復活・強化したバーストの
逆襲に合い、伸ばした腕の上を走ってこられるという不意討ちを食い、エクスプロージョンキックと
ライトニングバーストのコンビネーションで倒された。
 腕だけUキラーザウルス。

328 :ウルトラマンオーバー:2006/10/29(日) 21:40:12 ID:w1Ya+6z60
>ピース作者様
死んだ飼い犬がマイナスエネルギーで蘇って・・・
読んでて犬がかわいそうでかわいそうで
成仏しろよ、ナマハg・・・もといホークン

329 :ウルトラマンオーバー:2006/10/29(日) 21:41:05 ID:w1Ya+6z60
やはり昨夜と同じ交番で、外に前日壊された奴とは別のエアロスを止め、和崎と川浪は待機しながら警官が入れてくれたお茶を飲んでいた
外の日差しがぽかぽかと照りつけ、のんびりとした雰囲気である
和崎「昼間は流石にでませんねえ、あの狼男」
和崎の言葉に、うんうんとうなずく川浪
川浪「なんで見つけられないんでしょうかね昼間に?確か一般隊員や警察が昼間の間奴を捜索しているはずなんですけど」
和崎「それなんですがね、川浪隊員、科学員の話じゃ、あいつ、動物じゃないみたいなんです」
川浪「え?じゃあ、ロボットなの?」
和崎「いいえ・・・なんか植物らしいんです」
和崎の言葉に、固まる川浪
川浪「植物、ですか?」
和崎「正確に言うと、植物と動物がくっついた、と言うか・・・・、ウィンドブラスターで飛ばされたと思われるあいつの物と思わしき肉片を調べたらなんか動物細胞と植物細胞が二つともあったとか」
和崎の説明に、ふーんとうなずく川浪
川浪「じゃあ昼間は光合成してるってわけですね、・・・もしかすると植物の姿に擬態しているのかも」
和崎「でしょうね、でも見つけ出すのは多分不可能ですよ、東京と言ってもここはその片隅で、樹木なんてやたらいっぱいあるんだ、全部の中から立たった一本の狼の木を見つけるのは不可能だ」
その言葉に、川浪はため息をつくと、お茶をすすった
川浪「結局、夜になるのを待って、出てきたところを叩くしかないというわけね」

330 :リュウラ著者:2006/10/30(月) 13:30:34 ID:g03KyCia0
ピース作者様
今回妙に嗜虐的なピースの戦闘スタイルも含め、全体に流れる哀愁がストーリーを引き締めてます。
ペットって、いつかは最期を看取ってやる日が来るモンなんですね。飼ってませんが。
最後にホークンが安易に助からない所が好感をもてました。

シグマ作者様
「『十二月二十五日は南蛮の祝日?俺達の世界じゃ年末年始は旧正月と新正月があって忙しいんだ西洋の救世主の誕生日まで祝ってられるか!』
ってヒスイくんが言ってました。」
時期尚早ですがクリスマスSP。復活超獣SP。真悟氏と雪嬢進展SP。そして微妙に東京ツアー(笑)
当初からこの二人はくっつく予定だったんでしょうか?私んトコのカップルは初めっから互いにお惚気なモンで。
次回は大晦日SPか…行く年来る年か…もうそんな時期か(違)


331 :ピース作者:2006/10/30(月) 16:37:49 ID:2MZ/h1040
>アルファ作者様
>オーバー作者様
>リュウラ作者様
感想まことにありがとうございます。
少し切ない空気の話となってしまいましたが、
最後はすごく明るい雰囲気でありますので、
それをイメージしてくださいませ!

オーバー作者様、怪獣図鑑すごい!!
こんなに怪獣達が出てたんだ!と、しみじみ・・・。
HPにアップいたしますでしょうか?

332 :ピース作者:2006/10/30(月) 16:49:26 ID:2MZ/h1040
第6話「怪獣が現れる日とは?」予言怪獣ノットゥルー登場

子供らの間で噂される、怪獣が現れる日。
果たして本当か?そして一人の少年が・・・・
次回をお楽しみに。

333 :ピース作者:2006/10/30(月) 16:50:45 ID:2MZ/h1040
すみません。
間違えてしまいageてしまいました。
深くお詫び申し上げます。
これにて荒らしが来てしまいましたら、無視をよろしくお願いします。
本当にすみませんでした。

334 :ウルトラマンオーバー:2006/10/30(月) 18:14:24 ID:Stu0xu9N0
あのーピース作者様
怪獣図鑑、作ったのバースト作者様・・・・

335 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 18:54:30 ID:xPga0rlGO
やっぱオーバー、バースト…どちらも「バー」が
ついてるからごっちゃになるんでしょうか?以前も同じようなことが…

336 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 20:34:02 ID:j1wTYUtpO
>>335
別にどうでもいいよ、間違えは誰にだってあるし。
余計なことは言わなくてヨロシ。

337 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 21:03:04 ID:xPga0rlGO
すみませんでした。作者の皆様大変失礼な事を申し
本当にごめんなさい

338 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 21:26:26 ID:j1wTYUtpO
>>337
いや…そういうつもりじゃなくて、勿体ないからできるだけ無駄レスは自重してこうよ、って話。こちらこそ偉そうで、ごめんね。

あと、これにレスしなくていいからね。

339 :現・アルファ作者:2006/10/30(月) 23:01:28 ID:Eb+JBT840
きっと誰かが気付いてくれると信じてました。規制で書き込めなかったのです。

340 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:03:49 ID:Eb+JBT840
 ウルトラマンアルファ 5 日々に潜む恐怖
 生体無機物・マテリス 出現


 西野家。
 大黒柱の一誠は、町内会から回ってきた回覧板を読み耽っていた。先日、ナメクジ人間・・・
擬態インベーダー・スラグロンが街に現れて騒ぎになったのを機に、街全体で自警団を編成して
侵略者への地域レベルでの警戒態勢を強化する旨の通達である。嫌な世になったものだと
一誠は思う。
「お父さん、聞いてるの!?」
 彼の後ろには娘の恵がいる。恵は彼女の家庭教師の城達志が西野家に戻ってくるのを受け入れるよう
ずっと一誠を説得し続けているのだが、一誠は頑なに心を閉ざし続けている。
「城先生がウルトラマンだったのは、先生のせいじゃないでしょう!」
 せいってのも妙だが。
「ウルトラマンだったって、人間じゃなかったって、城先生は城先生に変わりない。お父さんも
本当は判ってるはず・・・」
「唐突すぎるじゃないか!!」
 一誠は背を向けたまま叫ぶ。
「お前だって最初は動転したんだろう」
「それは・・・」
「日毎ひっきりなしに巨大な化け物がうろついて街を壊し、往来の何処に人間に化けた宇宙人が
潜んでいるかも判らない、そんな状況下で家族を守っていくだけでも一杯一杯なのに、この上
人間でないものを家の中に置けと!?」
「・・・お父さん・・・」
「達志君は私達を騙していた、自分の正体を隠していた、その事実に変わりはない!!」

341 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:05:51 ID:Eb+JBT840
 今日も説得はならず、恵は内心へこむが、母の和子の前ではそれを隠し、甲斐甲斐しく
看病を続ける。そんな恵に和子は言った。
「恵。明日からはもう学校に行きなさい。母さんはもう大丈夫だから」
「お母さん・・・」
「母さんはいいのよ。何時城先生が帰ってきても。最初は確かに驚いたけど」
 母が判ってくれた事に喜びを禁じえない恵。
「只、お父さんについては、もう少し考える時間をあげて」
「でも・・・」
「人間は、そんな直ぐには変われないのよ」

 リビングで一誠は沈黙している。
(達志君。本来人は皆一つの家族であるべきなのだ。外見や生まれが違ったからといって、互いに
隔て合い、争うのは悲しいことだ。少なくとも私はそんな風に生きたくはない)
 かつて、自分が達志に言った言葉を思い出す。
「はい言いました。確かに言いました。だけど・・・ウルトラマンや怪獣やインベーダーは『人』じゃ
ないだろう! 私は・・・私は・・・!」
 一誠は、葛藤のループから抜け出せずにいた。

342 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:08:41 ID:Eb+JBT840
 一方。
 特命防衛隊は、宇宙からの未知の侵入者によって起こされた事件の調査を行っていた。
 マンションの一室で起こった惨劇。住民の一人が、寝室で寝ている間に頭を食いちぎられて死亡した。
捕食を行ったのは、その住民が頭に敷いていた、枕。
 ギャグではない。生き物でも何でもないはずの枕がいきなり生き物のように変形し、大きく裂けたと
思うと、その裂け目が牙の生えた口となり、頭に噛み付いて身体から毟り取ったのだ。その後、枕は
素早く動き回って他の部屋の住民にも傷を負わせ、通報を受けた防衛隊が駆けつけて漸く射殺された。
 最初の被害者の部屋を検分する特防隊と鑑識要員。ベッドにはおびただしい鮮血が飛び散り、
不気味な肉塊と化した枕の死体が厳重に封じられて運ばれていく。その光景を見て平然としているのは
由美子くらいで、一見がさつそうな柏村が一番応えてハンカチで口を押えて青ざめている。川上隊長や
斎木や美樹は平静を保っているが、勿論彼らにとっても気分のいい事態ではない。
 こういう事件は、今に始まったものではない。此処暫く、市民が日常生活をしている場所の周辺の
普通の生活用品や設置施設が宇宙の寄生生物に取り付かれていきなり怪物に変貌し、人間に襲い掛かるという
事件が散発している。
 これまでも侵略者の作戦によって、地球上に存在したものが何らかの力による処置で怪獣となる
事態はあったが、その脅威を一同は改めて痛感する。あからさまに怪獣的な姿をしているものや悪意むき出しの
宇宙人や人間とかなら事前に気付くだろうが、こんなやり方をされたら何から警戒していいのか判らない。
分析を担当していた研究員からも、どう手をつけていいのかわからず精神的に耐えられなくなってリタイヤ
するものが次々出ていたが、

343 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:10:48 ID:Eb+JBT840
「軟弱ねえ」
 由美子は吐き捨てる。
「地球に害を与えようとしている侵略者が、どんな攻撃をしてくるかわざわざ教えてくれるほうがおかしいでしょう。
そのくらいの覚悟も無い奴はさっさと降りなさい。これでこそやりがいがあるというものよふふふふふ」
 由美子は意気高く、変貌した生体無機物、作戦呼称『マテリス』のサンプルの分析を行い、探知手段の開発に
いそしんでいる。
(そこまで神経太いのはお前だけだ)
 他の特防隊メンバーは、とりあえず彼女に任せることにした。

 又一方。
 西野哲夫少年は、達志の行方について案じつつ、何とか自分の兄貴分の達志がウルトラマンアルファであることを
皆に知らせて自慢する方法はないか、まだ考えていた。それはそれこれはこれ。
 物思いの場所は学校帰りの公園。哲夫の友達も数名いる。
「どうしたんだよ、哲夫。ぼけっとして」
「ああ・・・いや、何でもないよ。ただ、なんか最近面白くないなーって」
「そうだよなー。大人達は怪獣や宇宙人にびくびくしてて、なんか周りの雰囲気暗いもんなー」
「何か刺激的なことでもあれば・・・ん?」
 友人の一人は、公園の遊具である、ライオンの形をした大きなオブジェの上に座っていたのだが。
 もそもそと動いたような気がする。
 その気のせいは、次第に確信となっていく。揺れがだんだん大きくなり。
 激しく振り落とされた。
「な・・・な、何だ!?」
 オブジェは四足で立ち上がり、目を開いて唸る。質感はペンキを塗られたコンクリートそのままだが、
生き物のように動いている。このオブジェにも、今突然マテリスが寄生したのだ。

344 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:12:37 ID:Eb+JBT840
「刺激的すぎる!!」
 子供達は悲鳴を上げて逃げ出し、オブジェ=マテリスは追ってくる。ほどなく追いつかれ、一人の少年が
押さえ込まれる。マテリスは牙を剥いて噛み付こうと構えている。
「助けてーーーーーッ!!」
 マテリスは牙を打ち下ろした。
 少年との間に咄嗟に入り込んだ、鍛え上げられた逞しい腕に。

「達志兄ちゃん!?」
 哲夫が叫ぶ。
 力なき者の助けを求める声に答え、城達志は現れたのだ。
 腕に噛み付かれたまま、力でぐいぐいと押し返してマテリスを子供から引き離す。噛まれた腕からは、
光の力が血となって眩しく光りながら垂れ落ちているが、達志は一向に怯まない。
「あれ・・・哲夫の従兄弟の姉ちゃんとこの家庭教師の人?」
「何だよ・・・あのきらきら綺麗に光ってる血!?」
 達志はもう片方の自由な腕でアルファプラスを出してかざし、
「アルファーーーーーッ!!」
 子供達の前で堂々と、ウルトラマンアルファに変身した。
 等身大のままマテリスと組み合い続けるアルファに、哲夫が尋ねる。
「なんで・・・隠さないの達志兄ちゃん!?」
『僕はこの星で生きていくと決めたんだ』
 テレパシーが子供達に伝わる。
『共にこの星で生きていく人達に、最早何を隠す必要がある? そもそも・・・隠していたから、恵ちゃんの
ご両親の信頼を裏切ることになったんだ』

345 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:14:22 ID:Eb+JBT840
 アルファは渾身の力を込めてマテリスを蹴り飛ばす。
 地に叩きつけられたマテリスが苦しんだところで接近し、拳と蹴りで滅多打ちにする。抵抗する力もなくなった
ところで宙に放り上げ、何処からともなくアルファブレードを取り出し、
『ウルトラ居合い抜き!!』
 ばらばらに切り刻んでとどめを刺した。

「兄ちゃん!」
 哲夫の制止を振り切り、アルファは達志に戻って片腕を押えて公園の茂みへ消えていく。
 アルファが達志であることは哲夫の友人達にも知れたが、自慢するとかいう状況ではない。激しい戦闘で
公園のあちこちが破損し、寸断されたマテリスの破片が転がっている。特防隊が駆けつけてくるまで一同の
放心は続いた。
 暗い森を行きながら達志は微笑んで呟く。
「まだ序盤戦だ・・・へこんでられない」

 続く。

346 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:54:39 ID:Eb+JBT840
アルファのキャラ解説。

ウルトラマンアルファ=城達志(じょう・たつし)
 宇宙警備隊から地球防衛の使命のためにやってきたウルトラマンで、既に約一年就任している。
地球では人間としての仮の姿・城達志として、城南大学に籍を置く傍ら、東京在住の高校二年生の少女・
西野恵の家庭教師として家族とも懇意となっていたが、アクシデントでウルトラマンとしての正体が
恵にばれてしまう。そのために宇宙警備隊からの帰還命令が下るが、恵と離れたくないという執着心から
命令を拒否。宇宙警備隊の意に逆らい、自分の意思だけで地球を守り続けることを決意し、逃避行の
日々に身を投じる。今後の波乱は必至であろう。
 瞬時に印を結んで九字を切って精神統一して放つギャラシウム光線や、愛刀・アルファブレードから
放つ斬撃・ウルトラ居合い抜きを現在の決め技としており、他にも忍術にも似た多くの技を秘めている。
素早い動きからヒットアンドアウェイで痛打を繰り出し、その戦闘力は絶大。
 人間体時は温厚で優しく勇敢だが、どうも余り考えずに思い付きで行動しているふしもある。又、空気を
読むのが下手で、思ったことをそのまま言ってしまうためにしばしばトラブルを引き起こす。

西野恵(にしの・めぐむ)
 桜ヶ丘高校二年生の少女。家庭教師で実は憧れのお兄さんだった達志がウルトラマンだったことを
偶然知り、怒涛の運命に巻き込まれることになる。結構逞しく、突込みが厳しい。

西野哲夫(にしの・てつお)
 恵の家の近所に住む従兄弟で、小学四年生の少年。ウルトラマンアルファの大ファンで、達志がアルファであった
ことを知って異常に興奮し、そのことで皆に自慢しようと奮闘する。妙に難しいことわざや薀蓄を知っている。
行動力に満ちている。

347 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:56:18 ID:Eb+JBT840
西野一誠(にしの・いっせい)
 恵の父で中の上クラスの一家の大黒柱。ハンティングが趣味で猟銃を所持。達志がウルトラマンであったことを
精神的に受入れられず彼を家から追い出すが、その自らの行為に苦悩し続ける。

西野和子(にしの・かずこ)
 恵の母。達志=ウルトラマン事件に最初はショックを受けて卒倒したが、やがて彼を受入れることに理解を見せる。
その一方で一誠の苦悩も理解する人格者。

特命防衛隊(とくめいぼうえいたい)
 略称『特防隊』、更に『特防』。地球防衛軍・ガーディアン下の組織で、各自特殊技能に優れたメンバーを集めた
精鋭部隊。怪獣・侵略者事件の調査及び敵との実戦を旨とし、様々な特殊装備を有する。川上隊長以下四人の隊員を
レギュラーとし、事態に応じて他のエキスパートも控えている。随時登場の予定。

川上浩嗣(かわかみ・こうじ)
 特防隊隊長。実戦能力にも長けているが余り前線に出ることはなく、今のところ後方での指揮に徹している。

348 :名無しより愛をこめて:2006/10/30(月) 23:57:59 ID:Eb+JBT840
斎木俊一(さいき・しゅんいち)
 特防隊隊員。空戦のエキスパート・・・のはずだが、第一話から墜とされ続きでなんか不運。しかし特に愚痴も
言わない寡黙で実直な男。射撃も得意。

霧島美樹(きりしま・みき)
 特防隊隊員。斎木とよく空戦コンビを組む美人エースパイロット。この人も物静か。過去に色々ありそう。

柏村勝(かしむら・まさる)
 特防隊隊員。地上戦のエキスパートで、地底装甲車・プロライザーを駆って勇ましく突き進む直情径行な男。
タカ派発言が目立つ。ウルトラマンの強力な力に危険なほどに傾倒し、何時か特防隊の戦力にしようと狙っている。
そのことを隠しているつもりだが、不審な挙動で普段からばればれ。トリガーハッピー気味。

美山由美子(みやま・ゆみこ)
 特防隊隊員。隊員服の上から白衣を纏った眼鏡の美人。優秀な分析・開発要員。ウルトラマンの力を自身の研究欲に
よって独占したいという秘めた目的を持ち、柏村と波長が合う。ノリが軽くて明るいが、図太く不謹慎。

349 :ピース作者:2006/10/31(火) 17:21:49 ID:VBmGnAUQ0
>オーバー作者様
またも同じ過ちを繰り返してしまい、申し訳ありません・・・。
以後、気をつけます。

>アルファ作者様
両者の気持ちが、物凄くわかるお話でした!
ウルトラマンが一緒に居る・・・たしかに嬉しいけど、怖い部分もありますよね。
物に乗り移るっ!初期ミラクル以来やってなかったので、
こういう展開が久々に拝見できてたのしかったです!

350 :アルファ作者:2006/10/31(火) 22:19:24 ID:YWFPrO310
>>349
怪獣図鑑掲載の件はおっけーです。出来ればイレイズの時の怪獣図鑑も
フォローしたいところですが、もう過去スレのかなり前だしなあ。

身の周りのものが突然怪獣になるというプロットは、よく考えたら怖いですよね。

351 :名無しより愛をこめて:2006/11/01(水) 10:17:11 ID:SEP5nJkt0
ほしゅ

352 :ウルトラマンオーバー:2006/11/01(水) 18:29:20 ID:0SAzGVGR0
>アルファ作者様
今回の話し、さらっと流してるからいい物の、もし子供が今回の話を深く考えたらシグマの「心よ荒波に」や、ミラクルの「お前だけは許さない」並みのトラウマになりますよ
怖い・・・マジで怖い・・・
寝てる時とか風呂入ってるときとか便所入ってるときとか特に怖い
そんな24時間警戒するなんざ津上は夕方ぐっすり寝てるから川浪位しかEARじゃ24時間警戒できる人間いないし
・・・あ、川浪は人間じゃないか
ところでそろそろM78星雲からアルファを強制送還させるためにデリートさんあたりが来る頃ですな
その辺も合わせて、今後の展開に期待しています
これからも頑張ってください

353 :ウルトラマンオーバー:2006/11/01(水) 18:36:58 ID:0SAzGVGR0
道城「・・・・・・・・・参った」
右手を掴まれて左手を足の間に挟まれ、首に手刀を突きつけられた道城が、神妙な表情で言った
体から大粒の汗を流している
押さえつけている津上の方も無傷ではなく、袖が下がって見えている腕には道城のチョップを喰らったためと思われるあざができていた
道城の降伏宣言に、津上は無言で手を離し、股を開けるて彼を解放する
津上「ウルトラマンの動きを真似ましたね」
津上の言葉に、うなずく道城
道城「あの動きは使えると思ってね、そこそこだったろ?」
その言葉に、うなずいた後、津上は自らの腕のあざをさすった
さすられたあざは、じょじょに元に戻っていく
それを見ていた道城は、感心したように口を開く
道城「気、と言う奴か?」
うなずく津上
津上「これをうまく活用する事で、気体、液体の宇宙人とも戦う事ができるようになる、こんな能力が使えるようになりますから」
言って、手を眼前にかざし、唸る津上
その腕から徐々に炎が吹き上がる
思わず驚愕の叫びを上げる道城

354 :ウルトラマンオーバー:2006/11/01(水) 18:38:26 ID:0SAzGVGR0
道城「これが・・・気?」
最終的に火炎放射器のような炎になった炎を津上はからだの力を抜く事で消し、道城の方に振り向いた
額に汗がにじみ、息が荒くなっている
しかし、どこか自慢げで、誇らしげで、そして嬉しそうな顔だ
津上「ここまで鍛えるのに、15年かかりました」
再び驚愕する道城
津上は23だから、8歳の頃から鍛えてきた事になる
道城「お前の里って・・・どんな所だったんだ?」
その言葉に、苦笑する津上
津上「あんまりいいところではありませんよ」
言って、去っていく津上
ぼおっとそれを見ていた道城は慌てて津上を呼び止める
道城「待ってくれ」
津上「精神集中、それが気を使うコツです、精神集中のコツは人によって違うのでどうにもいえませんよ、それじゃ」
言いながら歩いていく津上
道城「かなわねえなあ・・・あいつにゃあ」
無言で自分の拳を見つめる道城

355 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:36:33 ID:IjVkPJYP0
第三十九話「空気読め!大晦日の侵略作戦!」
火砲怪獣ファルオン、水差星人チョイカ星人登場

さて今年もいよいよ終わり。来年に向け新たな気持ちで進むため
大晦日恒例の大掃除を今、SGTではやっているところだ。
谷村「いいか、ゴミの分別ぐらいちゃんとやれよ。こういうとこから地球を
綺麗にしていくんだ」
中村「はいはい…まるでお父さんみたいですね」
谷村「父さん言うな」

荒井「よし姫子、後は細かいところも綺麗にしよう。わずかな埃がシステムに
影響する可能性もあるからな」
姫子「はい。掃除なら任せて置いてくださいよ。私、家事ならなんでも出来ますから」
荒井「おっ、そうか。じゃあ今度洗濯でも頼もうかな?」
姫子「良いですけど汗臭いやつばかりだったら怒りますよ」

みんな会話しながら掃除を進めている。そこに神隊長がみんなに…。
神「みんな、ご苦労。掃除が終わった後はメカニックの点検だ」
一同「はい!」
ちなみに真悟と雪はパトロール中で今はいない。

356 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:37:10 ID:IjVkPJYP0
とりあえず作戦室の掃除が済み皆、格納庫へ向かった。
神「ファルコン1号…今年もご苦労様だな。来年も頼むぞ」
SGTの大型戦闘機で移動司令室の1号…隊長だからか神は非常に思い入れがある
神は一つ一つ、細かく点検を行った。
荒井「今年もたくさん落としてすまなかったな、2号。来年は前より
マシにしとくよ」
性能は良いが何故かよく落ちる、量産性が良いのですぐ復活する2号…。
ファルコンシリーズを造った荒井は申し訳無さそうにコックピット回りを
修理した

姫子「真悟さんの操縦がいろいろすごいからスマートな割にボロボロね3号。
すぐに良くしてあげるからね」
途中から入った高速戦闘機の3号…。姫子は仲間を労るように機体全体を洗浄した。

中村「シャーク号…はっきり言って思い入れはあまりないがご苦労さまだ。
来年も頼むぞ」
中村は一応乗ったことあるのに酷い事を言いながら普通に整備した。

谷村「今年も僕と同じくほとんど出番無かったな…バルバイザー…せめて僕ぐらい
お前を労ってやるぞ…」
地底戦がほとんどなかったため出番が無かった地底戦車バルバイザー…
谷村はお前も地味なんだなと思いながら点検を行った。

掃除が済み点検が終わったころ、真悟と雪がパトロールから帰ってきた。
真悟「ただいま、戻りました」
雪「みんなお疲れ様です。年越し蕎麦を買って来ましたからみんなで食べましょ」
中村「おっ、気が利くな〜!」
荒井「大晦日だしな。やっぱりこれだろう」
神「うむ、みんなお疲れ様。それではテレビでも見ながら年越し蕎麦でも
食べよう」

357 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:37:48 ID:IjVkPJYP0
時はもうすでに10時過ぎ。今年も残りわずか。さてSGT一同は蕎麦を
食べながら…
真悟「だから、フライドを見るんだよ!!」
中村「いや!大晦日お笑い大事典だ!タケアンドコシを見るんだ!」
姫子「待ってください!赤白歌合戦です!UMOが出るんですよ!!」
雪「グルメ番組とかもいいんじゃない?スイーツの特集があるのよ」
荒井「いや、あえてテレビではなくDVDでもいいだろう。刑事ドラマ
『相方』を全部揃えてるぞ」
谷村「あ〜『今年の出来事を振り返る』番組とか」
一同「地味!!!!!」
チャンネル争いをしていた。神はこいつらは今年の暮れまで喧嘩するのかと
半ば呆れながら様子をみていた…その時、テレビの画面が急に揺れだして…

元に戻ると画面には星人が映っていた!星人は濁声で語りだす。
星人「はーはっはっは!俺様はチョイカ星人だ!!SGTの諸君!俺は地球を
頂くため貴様らに挑戦するぞ!この怪獣と戦うのだ!!」
画面が切り替わり星人が連れてきた怪獣ファルオンが街で暴れてる様子が
映った。多数の映画看板が破壊されていた。
神「ここは…青梅か!SGT出動だ!!」

中村「たはぁ〜空気が読めない星人だな」
真悟「せめてあと10日ぐらい待てないもんかね」
神「…私も君達の気持ちは分かるが、これはSGTの仕事だ…それに青梅なら
ここ、奥多摩から目と鼻の先だ。すぐに終わらそう!」

358 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:38:23 ID:IjVkPJYP0
SGTはファルコンで出撃、怪獣を発見する
荒井「よし、さっさと終わらして気持ちよく新年を迎えるとしよう!」
谷村「そうだな、怪獣のせいで良い年明けを邪魔されたくないからな」
神「全機、攻撃開始!!」
ファルコン隊の一斉の攻撃が始まる!ミサイル、機関砲で攻撃。
しかし、怪獣は怯まず火炎で反撃、ファルコン隊はこれを避けると
メタリウム砲でお返しする!だが怪獣はメタリウム砲でも倒れない

真悟「くそ!スタミナだけはべらぼうにありやがる!!」
真悟の言ったとおり、怪獣はスタミナが特にすごい。見た目はありがちな
恐竜デザインの怪獣なのだが。
中村「ああ…今年の時間がもうほとんどねぇぞ!」
そうこうしてるうちにどんどん時間は経っていく…仕方なく真悟は…

真悟「来年に向けて…シグマァァァ!!」
真悟はシグマに変身。能力は並みの怪獣なのでシグマは怪獣を圧倒する!
そうそうにプラズマスピンで決めようとするがこれでも怪獣は倒れない!
神「シグマの攻撃でもやられないとは…物凄い体力馬鹿だ…」
中村「隊長!メタリウム砲で一斉攻撃して怯んだところをシグマに
任せましょう!」
神「ああ、全力の一斉攻撃ならいくら奴とて…頼むぞみんな」

ファルコンが一斉にメタリウム砲で攻撃!大爆発が起き、怪獣が
怯んだところにシグマはバーチカルギロチンを放ち、怪獣を真っ二つに
切り裂いた…体力馬鹿の怪獣もさすがに絶命した。

359 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:38:54 ID:IjVkPJYP0
中村「いや〜終わったぁ!これで気持ちよく新年が迎えられるな」
谷村「そうだな。姫子、今は何時だ?」
姫子「はい、え〜と…0時1分です…」
その場が凍りついた。SGTは怪獣退治している間に新年を迎えてしまった
中村「くそったれ〜!!あの宇宙人め!やっぱ空気読めよ!!」

神「荒井…R1号を用意しろ」
荒井「いえ、隊長。こんなこともあろうかと私が開発していたRX1号を使いましょう。
爆発どころか、綺麗な花火になりますよ」
神「そうか…ではそれを使おう…目標は…」
荒井「チョイカ星、ですね」
姫子「みなさん!落ち着いてください!そんなことしたらまた地球人は
野蛮だ!とか言い出す宇宙人が来ますから〜!!」
SGTは新年早々、物騒なことになっていた…。

SGT基地のテレビ画面ではチョイカ星人が現れ、最後に一言
チョイカ星人「はーはっはっは!!SGTめ!もう新年を気持ちよく
迎えることも出来まい!!」

次回予告「正月シーズン!子供達が昔の遊びをほとんどしてないのに
寂しく思う真悟をよそに七福神の宝船がどこかに消えた!宝船にいったい
何が起こったのか?子供達と真悟が宝船探しをするぞ。
さあ来週もみんなで見よう!!」

360 :ウルトラマンシグマ:2006/11/01(水) 23:50:02 ID:IjVkPJYP0
はぁ〜非常に駄作だな…我ながら。ネタが尽きてかけてるのが
みんなにバレるねwある意味でSGT敗北話でした。ギャグ作るのが
下手過ぎ…と変な自己嫌悪wいやホント変な話だ

リュウラ作者様、感想有り難うございます。現実の世界ではクリスマスは
まだ先ですが、一応シグマは4月の頭から始まってるつもりなので
クリスマス話を作るなら38話がちょうどいいんです。スノーギランが出たエースに
出た話も38話だったし。しかし振り返ると子供向けなクリスマスSPじゃ
ねぇなwちなみに真悟と雪は最初からくっつける気満々でした。
二人とも素直じゃないから3クール費やしたけどw

ミラクル作者様、ホークン…可哀想に…そりゃなんでもかんでも
ハッピーエンドと言うわけにはいかないでしょうが。まあ…俺も
タツヤの件があるんですが

アルファ作者様、ウルトラマンなら一緒にいたら嬉しいだけじゃないんですね
そういうことがよくわかる話でした。やっぱり今までの中でも斬新な
ウルトラですね

361 :アルファ作者:2006/11/02(木) 00:13:28 ID:vSqLM2YK0
シグマ作者様
 私は結構ウケました。特にシャーク号やバルバイザーが。
うちのウルトラが結構地底戦車の出番多いのは、通常部隊の戦車だと
怪獣にばんばん壊されて勿体無いからです。殆ど地底に潜ってないしね。
 後、チョイカ星人は倒されてませんが、又登場ですか?
イレイズ「他星へのミサイル攻撃は本当にやめたほうがいい」
佐々木参謀「そうじゃな」

 アルファに関してはイレイズのとき以上にハードな部分はハードに
なってますが、それだけでは辛いのでフォローもしていく予定です。
次回は結構明るい話の予定です。

362 :リュウラ著者:2006/11/02(木) 15:45:35 ID:HqP26LfU0
アルファ作者様
はい、リュウラとかそっち側の世界ですね(笑)
枕に食い殺されるとかはどうしてもスプラッター描写になるので控えているんですが、
一回弾けてみようかな。ムルチVSドラゴリーとか。
ヒーローってのは異端なんですよね。正体バレれば更に…だと思う。凹むなよ達志。

シグマ作者様
駄作にゃ見えないですけどねえ。「R1号を用意しろ」とか傑作ですが。
チョイカ星人は本当に地球侵略が目的だったんでしょうか。ただ嫌がらせしに来ただけなんでしょうか。
後者に一票。
地底戦車は使いどころが難しいよね(泣)レイハにも地底戦車あるんですが、こちらも使ったの一回だけです。

オーバー作者様
まあ、リアルタイムでの感想が聞けないのは残念っちゃあ残念なんですが、
保存版にしてもらってるならそれはそれで作者冥利に尽きるってモンです。
すみませんコピー用紙代が沢山要って。後半に行くに従って長文度が増大します。ご注意を。

363 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:49:40 ID:HqP26LfU0
第二十九章 小娘と羅刹女 高位剣神仙クサナギ 発現
 その地は、「高天原」と称される。
関東省の外れに広がる「高天原」と呼ばれる高原地帯。誰がそう呼び始めたのかは不明だが、ともかく国生みの神話の舞台と同じ名を持つ地。こちらの高天原は風光明媚な観光地である。
しかし交通の便が悪く、秋冬に訪れる者は多くない。それに、謎も多い。その一つが「沙子泉」と呼ばれる、満月の夜にしか高天原へ姿を現さない湖。
とある家系の若人は、この湖へ己の持つ刀を浸し、満月を刀身に映しながら砥ぐ。するとその刀は、この世の森羅万象を一刀両断する最強の力を持つ、という。
この湖は目撃者が少ない上、そもそも実在を疑問視する者が多く、旅慣れした者達や遊牧民の間での噂話の域を出ない。だが、カンナはその湖の実在を知っている。
レイキザン。当初はレイヒュウゴ支援用として開発された高機動小型機翼。しかし高天原におけるハガネギアロとの戦闘の中、カンナはミウが示唆した「沙子泉」に飛び込み主翼を砥いだ。
その事でレイキザンは、機体そのものを叩き付けてあらゆる邪仙の体を切り裂く突撃戦法「ミウツシノヤイバ」を放てるようになった。同時にその飛行速度も以前の三倍となる。
だが、ミウツシノヤイバは誰もが使える訳ではない。レイキザンのスピードだけでも耐えられる者は少ない上、乗員の心力、霊力が弱ければ刃の性質を持たせられない。
ミウツシノヤイバはカンナにしか使えない技なのだ。そのため、現状では半ばカンナの専用機翼となっている。
カンナはその日、レイキザンで高天原へ降りていた。何をしに来たというわけではない。小高い丘へ登り、ただ風を感じていた。それは、国が生まれた時と寸分違わぬ風。
しかし、その中に邪悪な匂いが入り混じっている事を彼女は気付いた。
その「匂い」を含んだ風が吹いた方角…それはどうやら、この国ではない。
「…やめなさい、ミウ。」
背後から迫るミウを一喝するや静かに振り返り、微笑む。
「…また呼び捨てにしちゃったね。ジョウガの時とおんなじ。でも何だろ…ミウさんだけは、さん付けしたら逆に失礼になっちゃう気がして…」
ミウは静かに剣を納める。

364 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:51:43 ID:HqP26LfU0
「カンナ、アンタ沙子泉を探しに来たんだよね。でもアレは満月の夜にしか現れないよ。」
「…イヤな匂いがするんだ…。今のミウツシノヤイバだと勝てない相手が来る…。」
ミウは黙って去る。見送るカンナ。ミウに聞きたい事があった筈だが、それは口をつく前に忘却の彼方へ消えた。

次の日、帝都は地響きに襲われていた。巨大生物とウルトラマンカルラの激突である。戦況としては、僅かに巨大生物の方が有利だ。
力を込めた一撃を放つカルラはその分空振りも多く、スタミナを無駄遣いしてしまっている。攻撃を外した隙だらけのカルラを、生物は見逃さない。
とにかくカルラの技を避け、カウンター攻撃を繰り返す。追い込まれるカルラ。こういう場合逆転を狙えるのはどんな体勢からでも発射できるショットスパークルなのだが、
カルラはセントラルクローを手にし、発射まで時間のかかる必殺技、ウィングインパクトを繰り出そうとする。しかしというか当然というか、
ウィングインパクトを放とうとする隙をつかれた。技バリエーションの少ないカルラはやられ放題…。

ところで、他のオリトラマンに比べるとリュウラに登場する三人は技が少ない気がするが、大体ウルトラマンが三人も出る上、各々が一人で戦ったり武器持ったりタイプチェンジしたりとかするので、技の設定は最小限に留めなければ混乱するのだ。先ず私が。

到着したレイハの援護を受け、カルラは再度セントラルクローを召喚。だが生物も虚空より剣を召喚する。その剣は…突き出されたセントラルクローをへし折った!ヒスイは生物の剣技を見、あることに気付く。
「あの構えは…ラセツ?」
生物はハデスヴァジュラを手にしたラセツに酷似したスタイルでカルラを襲っているのだ。カルラはこの剣技で深い傷を負う!止めを刺そうと迫る巨大生物。
カンナはレイキザンよりミウツシノヤイバを放つ!これを受けた巨大生物の剣は、刃こぼれをおこす。カルラは以前の必殺技、セントラルスティンガーを放った!
この一撃でダメージを受けた巨大生物は、暗闇へ逃亡。カルラもトキツグの姿へ戻り、傷ついた体を引きずりレイハから逃れる。


365 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:53:22 ID:HqP26LfU0
レイハはミウツシノヤイバも通用しない強敵への対策を検討するが、これといった名案は出なかった。
さらにレイハは、もう一つの脅威を感じていた。せっかく仲間になったのに、今回は話の前半でいいトコなしでボロ負けしたカルラ。そう、リュウラへマンネリ化の脅威が迫っているのだ!

そんな夜、ヒスイの中の龍は何者かの声を聞く。
(あれなる神はクサナギ。剣の神なり。)
鋭い女声。応答する龍。
(ラセツへ力与えし鬼神か。)
(いかにも。妾はミウへ融合する以前、クサナギへ剣技の教えを請うたことがある。故にラセツは、クサナギと同じ剣技を使うのだ。)
(鬼神よ、何故お前の師がニンゲンを亡ぼさんとする?)
(神々の正義…。クサナギが高位の神である以上やむをえん。)
(下らんな。)

一方、仮眠を取るカンナ。彼女は夢を見ていた。
周囲の山や木々が鏡のように映る湖。その岸辺に立つ一人の女。二十代後半だろうか。暖かい笑みが印象的である。そして、その笑みの中に、全てを守り抜かんとする魂の輝きがあった。カンナは…泣いた。
「…お母さん…」
女は、天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)は静かに口を開く。
「カンナ、あの神、クサナギは己の剣を傷つけてしまった。なら奴は、その剣を蘇らせるために、まず何を狙うかしら?」
「剣を砥がないとダメだよね…!沙子泉?」
「急いで。カルラを倒した強敵よ。」
それだけ言い残し、ミヤビは消えてゆく…。
「待ってお母さん!まだ聞きたい事が…」
「しっかりしなさいカンナ。お姉ちゃんなんだから。」

目を覚ますカンナ。クサナギは、沙子泉を生み出す高天原へ現れる。ゴジョウは高天原の監視強化を決定。そしてカンナはヘキへ進言する。
「レイヒュウゴとレイキザンをつなげて、ミウツシノヤイバを強くできないですか?」
理論上は可能だ。レイキザンへレイヒュウゴを連結する事でレイヒュウゴにも刃の性質を与える事はできる。さらにレイヒュウゴの大型鬼道機関を使えば、その刃の切れ味を高める事もできる。しかし、
「あくまで理論上は、だよ。実際にそれを放てば乗員にどれだけ負担を与えるか…。」
だがカンナは、強き母親の魂の輝きを思い、ヘキに宣言する。
「どれだけの負担なのか、わたしが確かめます!」


366 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:55:16 ID:HqP26LfU0
その夜、満月でもないのに高天原へ沙子泉が姿を現した。焦ったクサナギが、自分の神威で半ば強引に沙子泉を現出させたのだ。その報告を受けたレイハ指令房。フナトは全員を見渡す。
「カンナはレイキザン、ユリノとアタシはレイヒュウゴへ搭乗し、新たなミウツシノヤイバを準備。ヘキはレイカイオウで空から、マミヤとワタリベは地上から支援攻撃!」
ゴジョウは一歩踏み出す。
「レイハ、出陣!」
フナト以下の六人は右拳で左肩を叩き、僅かに頭を垂れる。
「御意!」

レイハの機翼が飛び立つと同時に、高天原へクサナギが現れた!敵は己の剣を沙子泉へ浸し、腕の甲冑でそれを砥ぐ。
その高天原へ到着したトキツグ。転身聖具、サンダーボルトクローを召喚するが…。
「アンタが、二人目のカルラ?」
彼の背後に少女が立っていた。
「どいて。アンタの怪我、結構深そうだよ。アイツには勝てないと思う。」
「うるさい!君が誰だろうと、オレはアイツを、クサナギを倒す!」
サンダーボルトクローへ己を映すトキツグだが、少女は彼に剣を突きつけ、転化を制止する。
「手ぇ出さないで。クサナギは、アタシと鬼神の全てを知ってる。アタシが倒す…カンナが来る前に。カンナにアタシの事知られる前に!」
そう言った少女の剣に光が集まる。

「君が宿主、天龍水映姫(アマタツノミウツシヒメ)の名において命ずる。鬼、炎、和合すべし!出でよ、ラセツ!」
少女は、ミウは光の炎に包まれる。炎の中に揺らめく鬼神の影、その中から、ウルトラマンラセツが現れた!
トキツグとミウは奈良で一度会っている。ただ、トキツグはミウがラセツであるという事実を知らなかった。
ハデスヴァジュラを振るい、クサナギと対峙するラセツ。だが、同じ型とはいえクサナギの方が有利である事は確実だった。
ラセツの一手一手を正確に読み、あらゆる斬撃を払う。程なく、戦況は完全にクサナギの支配下となった。ハデスヴァジュラは打ち払われ、ショットスパークルは反射されてしまう。


367 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:57:26 ID:HqP26LfU0
そこへレイヒュウゴ、レイキザン、レイカイオウが到着する!地上のヒスイはトキツグの存在に気付いた。
奴の事だ、何が何でもクサナギに戦いを挑むだろう…。正直、苦戦するラセツの足手まといになる事は明白だ。
「ワタリベ!彼を頼む!」
ワタリベに保護されるトキツグ。
「ワタリベさん…レイハだったんですか?」
「うん…あれ、マミヤは?」
大方の予想通り。ワタリベに保護を任せたのは、遠ざけるためでもあった。

「龍、明、和合すべし。出でよ、リュウラ!」
レイハの支援攻撃に救われるラセツ。さらにリュウラも現れた!リュウラはシャイニングヴァイパーでクサナギに対抗、敵が本気を出すのを待つ…。
この機に乗じ、ラセツはソードスパークルを放った。クサナギはこれを切り払う。その隙にリュウラのシャイニングヴァイパーが炸裂する!
「今よ、レイヒュウゴ、レイキザン、合体準備!」

ゴジョウの指令を受け、二機は合体。大型機翼「ヒュウキザン」となる。そして、レイキザンの力によって主翼が「刃」の性質を帯び始めた。
さらに、レイヒュウゴの大型鬼道機関によってその切れ味を高める…。
クサナギへ突撃するヒュウキザン。その速度は上昇を続ける。そして…、
「ミカガミノツルギ、一閃!」

ミカガミノツルギと称された新たな切断技は、クサナギの剣を叩き折り、そのまま敵の体を貫通した!
リュウラはコウへ変身。ドラゴンインパクトとハデスフレアの同時発射でクサナギを一片残らず消滅させた!


368 :名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 15:58:33 ID:oQeLzRHEO
【新番組】
ウルトラマンソルト光御期待

撃て必殺ナトリウム光線!

369 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/02(木) 15:59:42 ID:HqP26LfU0
朝日が昇り始める高天原。カンナはその手に、粉のようなものを握っていた。否、それはクサナギの欠片。
カンナは以前、無意識のうちにカルラをその身に宿し、救った事がある。この欠片は、ミカガミノツルギを決めた際、手に入れたもの。
その欠片より、カンナはクサナギの記憶を探る。

そこにあったのは、二人の少女を抱く女。その女は、ミヤビ。カンナの母親であった。となると、彼女に抱かれている一方の少女が自分か。しかし…では、もう一人は?
記憶は断片的なものだった。続いての記憶は、ミウが鬼神と融合する儀を受けている場面。そこでミウは宣言する。
「私はこれより、天龍(アマタツ)の性を捨て、鞍馬水映姫(クラマノミウツシヒメ)として、忌み子、天龍神無姫(アマタツノカンナヒメ)を抹殺します。」

天龍神無姫(アマタツノカンナヒメ)とは、自分の事であろう。しかし…母親の名は天龍雅姫。自分の名は天龍神無姫。そして、ミウも真の性が天龍。ということは…
「天龍水映姫。それがアタシの真の名。」
カンナの前にいつの間にかミウが来ていた。
「じゃ…ミウさん、あなたは…」
「アタシはアンタの、妹。」

ミウは、それだけを告げて姿を消した。
実の姉を殺そうとする。それは、神々の正義を最優先する光の一族としては当然の選択だったのかもしれない。だが、人間として許される事ではない。更に今のミウは、ウワバ事件以降、カンナを憎んでいる。
「お母さんは、そんなこと望んでない。」
去り行くミウを見送り、気を集中させてクサナギの欠片を消滅させつつ、カンナはそう呟いていた。


370 :リュウラ著者:2006/11/02(木) 16:06:31 ID:HqP26LfU0
次回予告
旧暦。未知なる国へ旅立たされた者達。その怨念は、一体の邪仙を産み出した。
レイハよ、今こそ宇宙へ飛び立つのだ!
次回ウルトラマンリュウラ 第三十章「或る宇宙」

リュウラ学 本日の講師 マミヤヒスイ&ゴジョウホノカ
「ミウはこの剣、バーニングヴァジュラに念を込め、ウルトラマンラセツに転化する。通常でも武器として使う事ができる。」
「今日のヒスイ君は主役として全然使えなかったわね〜。やーいやーい」
「…(あえて無言)」

371 :ウルトラマンオーバー:2006/11/02(木) 22:35:40 ID:NDK3c4mf0
>リュウラ作者様
すんません
でも今回は部分的に見ました
ゴジョウが司馬達を出陣させるシーン、かっこよかったです
やっぱリュウラはかっこいい
だからこそ、ゆっくり、じわじわと時間をかけて楽しみながら読みますのでどうかよろしくです

>シグマ作者様
そんな事はありません、ネタの使い方がうまかったです
最後のRX1号のあたりPCに向かって全力で突っ込みいれてました
後侵略者の妙な負け惜しみがまたいい!
今回は色々なところがいい味出してると思いました

372 :ウルトラマンオーバー:2006/11/02(木) 23:09:01 ID:wovFmApb0
その夜
ウィンドブラスターより強力な武器、バーニングショットライフルを持ったEAR隊員4名の隊員は、自分達以外完全に無人と化した町(と言っても範囲は直径300m程度)の少々広い駐車場にて、狼男の出現を待っていた
その横には、「臭い散布装置」(まんまかよ)が設置され、広範囲に血の匂い散布している
赤山が静に要請した作戦、それはコレまで敵が出たところから大体の活動範囲を割り出し、その中から適当な場所を選んで決戦の場所にして、獣人を誘い出して殲滅するというしごく単純だが手間のかかるものだった
現に非難した住民の寝泊りの場所やら臭い散布装置の借用、などの手続き書類などの処理で、今頃赤山は静は苦労しているはずである
和崎「言っちゃなんですが、来ますかね?」
道城「来る」
ミもフタも無い和崎の質問に道城は自信満々で答えた
道城「あの獣人植物はイヌ科の生き物の姿に近い造形をしていた、と言う事は今まで臭いで獲物を探していた事になる、これに気づかない方がおかしい」
納得する和崎
しばらくして、ついに狼植物が出現した
狼植物は和崎と道城のバーニングショットライフルを避けるが、川浪が撃った攻撃を肩に喰らい、撤退の姿勢を見せる
しかしそこを津上が後ろからバーニングショットで足を狙い撃ち、さらに鎖を投げつけて動きを封じた
身動きが制限された狼植物に一斉にバーニングショットライフルを発射する隊員達、川浪はいつの間にかヒートガトリングガンに持ち替えていて、狼植物にありったけの弾丸を叩き込む
やがて動かなくなる狼植物
しかし今度は狼植物の腹がゆっくりと割れ、中から全身髪の毛に覆われた様な異様な化け物が現れた
襲い掛かってきた化け物に向けてバーニングショットライフルとヒートガトリングガンを撃ちまくる隊員達
しかし化け物はビクともせず、やがて巨大化を開始した
足元から逃げて川浪と和崎と別れ、巨大化した緑の化け物を津上と共に攻撃する道城
道城はこの怪物は寄生植物の様なものでは無いかと推測して、それを津上に話す
津上は相手が何だろうとどうでもいいという感じでそれに頷くと、どこかへ走っていった
道城は津上がいなくなった後、オーバーへと変身し、寄生植物怪人へと立ち向かう

373 :ウルトラマンオーバー:2006/11/02(木) 23:18:23 ID:LvWaTBBL0
植物怪人は体から蔓を伸ばしてオーバーを絡めとろうとするがオーバーはスペシウムソードでそれを叩ききり、ハイバスター光線で植物を攻撃する
体の一部が燃えた植物だったが、体から水を噴射してそれを消してしまった
今度はオーバーヒートバスターを発射しようとするオーバーだったが、地面から蔦が伸びてきて、その体を絡め取ってしまう
そしてオーバーからエネルギーを吸収し始める植物
カラータイマーが点滅を始めた時、威力を増したバーニングショットライフルが蔦に命中して、一部を焼き払った
地上から津上が気をたまに込め、発射したのである
そこから片腕を出すオーバー、しかしスペシウムソードを下手に発射すれば自分を傷つけてしまう
しかし津上の言葉を思い出したオーバーは精神を集中させて手から炎を発射して蔦を焼き払い、そのままオーバーヒートバスターで植物怪人を焼き払った
歓声を上げる隊員達

倒れている獣人の死体を人間の目線で足の方から見ているカメラワーク
ナレ「ウルトラマンオーバーとEARの活躍で、東京の夜を恐怖のどん底に叩き落した狼男事件はこうして幕を下ろした、しかし」
腹が裂けているはずの獣人の死体が、むっくりと起き上がる
ナレ「この恐怖さえも、前触れに過ぎないのかもしれません、なぜなら、どんな恐ろしい事がおきても、それ以上の恐怖が無いとは、限らないのだから・・・」
カメラに向かって獣人が飛び掛ってきた所で放送終了

次回予告
川浪「このステーションには、特別思い入れがあって・・・」
道城「なんでレッドフライヤーが基地を!?」
和崎「こんな時に、石野さんがいないなんて」
五条「人間じゃないのよ、彼女」
川浪「私は、私は・・・・」
次回「暖かい、心」

374 :名無しより愛をこめて:2006/11/02(木) 23:26:16 ID:F8OSFopa0
オーバー作者様
 怖いオチがウルトラらしいです。

 ちょっとチャットルームに入ろうとしてたんですが、今日は上手く
繋がらない・・・何度か試しに入ったことはあるんですが。

 アルファですが、デリートは今のところ出る予定はありません。
追っ手は別の新キャラになります。気紛れで別の出し方でデリートを
出すことはあるかも知れませんが。

375 :ピース作者:2006/11/03(金) 13:04:39 ID:q2RNSDqx0
>シグマ作者様
シーズンネタは良いですよね!
SGT内の愉快なやりとりは必見でした。
たしかにこのタイミングに怪獣はウザイですねー。
でもシグマとSGTの活躍は、非常に楽しかったです。

>リュウラ作者様
武器等のパワーアップ、ミウやカンナ個人。
様々なストーリーが進んでおりますね!
天龍--という名称にもインパクトがあります。
三人のオリトラマンに技は少ないと書かれておりますが、そうでしたでしょか?!
戦闘シーンの衝撃はすごく伝わってきますよ!

>オーバー作者様
すごく面白かったです!かなり恐怖な敵ですね。
EARの大活躍、様々な作戦はさすがでした。
津上と道城の絡みもこれからも楽しみです。
津上になにかありそうで・・・

376 :名無しより愛をこめて:2006/11/03(金) 21:16:52 ID:7efD3ErI0
ほしゅ

377 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:10:22 ID:W+2ajSOK0
第6話「怪獣が現れる日とは?」予言怪獣ノットゥルー登場

ユウタ君、その友達ら6人がサッカーをしている。
そのとき一人の40代ぐらいの女性がやってきた。
「こら、タカシ!何遊んでるの。勉強しなきゃ駄目でしょう」
タカシ「・・・・ちぇっ。」せっかく遊んでいるのに、勉強をしなさいと言われたら、
誰でも嫌になるものである。
ユウタ「残念だな〜・・・」
タカシ母「ふふ、みんなごめんね。またいつか遊んであげてね。
      さ、帰るわよ。」そう言われて渋々帰るタカシ。
残りの5名は笑顔で手を振って見送った。

だがタカシ本人のストレスは相当なものであった。
そしてタカシは、何か騒動を起こしたいと考えたのだ・・・。
翌日の朝、自宅のPCで奇怪なCGを作り、【怪獣今日夜出現・・・。】というチラシを作成したのだ。
そしてそれを様々なビルやマンションの屋上からばら撒いたのだ・・・。

その日、このチラシを見た街中の人々は大騒ぎ!
子供らの間にもあっという間に広まった。
PETにも早速通報が入る。
キムラ「ん〜・・・このチラシ、果たして本当に怪獣からなのだろうか?」
モチヅキ(怪獣が人間でも創れる、こんなCGで襲来予告してくるもんなのかな?)
オウノ「いや、そうじゃないとしても、怪獣出現の可能性は十分ある。
    全員、今夜に備えて攻撃準備開始!」
隊員達「了解!」
そのまま本格的な準備が始められた。 

378 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:11:36 ID:W+2ajSOK0
ユウタ「今日怪獣が現れるんだろう?怖いよな・・・・」
タカシ「・・・ふふっ、全然怖く無いさ〜!」
ユウタ「どういうことだい?」
タカシ「僕が予言してあげるよ。怪獣は確実に現れないよ。」
ユウタ「でもこのチラシ・・・」
タカシ「まぁまぁ、夜になればわかるさ。」
そういって二人は学校から帰宅した。(怪獣出現に備えて今夜は午前授業)

その夜、タカシは後悔した。PETの大忙しの様子を見たからだった。
罪悪感が体中に染み渡り、恐怖の壁から逃げ出せないでいた。

オウノ「・・・現れないな。。。」
キムラ「やはりこれは、誰かのいたずらでは?」
モチヅキ「う〜ん。まだわからないけれど、その可能性は高いですよね。」
そこへタカシがついにやってきた。
「ごめんなさい!」
大きな声で深く誤るタカシ。
オウノ「何がだい?」
タカシ「実は・・・このチラシ、僕が創ったんだ。」
一瞬、辺りが沈黙状態となる。
マチダ「う、うそでしょ?!」
キムラ「本当なのかい?」
うなづくタカシ。
あきれてため息がでる一同。
モチヅキ「駄目だぞ。僕達は本当に現れると思って、こんなに働いているんだから。
      ・・・でも、正直に言ってくれた事はすごく嬉しいよ!」と笑顔で言った。
タカシ「・・・・うん!本当にごめんなさい!」

379 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:12:37 ID:W+2ajSOK0
するとそこへもう一人、謎の少年が。
少年「ねえねえPETのみなさん、今日は現れないけど、明日は100%怪獣が現れるよ。」
といきなり言ってきた。
オウノ「どういうことだい?」
少年「明日の夜、大阪に怪獣が現れるよ。」
その言葉に全員が失笑する。
キムラ「ハハハ、こーら、さっきもいったけれど嘘はもう駄目だぞ。」
モチヅキ「うん。嘘は駄目だからね。気をつけるんだぞ。」そういって頭をなでる。
そのまま帰るPET隊員とタカシ。

少年「。。。後悔しても知らないぞ。」

タカシ少年の嘘発覚直後にこんなことを言われたら、もちろん信じないであろう。

翌日の朝、パトロールするモチヅキとハナサカ。
ハナサカ「昨日は大変だったみたいだな。」
モチヅキ「えぇ、ちょっとしたおふざけからこんなに広まってしまったので。」
ハナサカ「それで、また別の少年が今日怪獣が現れるって?」
モチヅキ「はい。そうらしいんですが・・・」

その夜。何も準備していなかったPETは驚いた。
本当に大阪に怪獣が現れたのだ!!
街を破壊する巨大怪獣。
「なんやー?!」「助けてくれー!」
叫びながら逃げる一般人達。
怪獣出現から遅れて30分で到着するPET。攻撃開始するも、暴れ周っていた
怪獣の凶暴さは異常なものであり、頭の角から出されるレーザー光線を食らい、
キムラ隊員撃沈。モチヅキとハナサカも、崩れる家のレンガを受けて大怪我を負ってしまう。
残ったコウノ隊員、メグロ隊員、ハルナ隊員も攻撃を受けて脱出。
このままではやばいと、コウノ隊員は用意していた強烈な爆弾を投げつけて、
怪獣に大ダメージを与える。またこの爆弾は、なかなか消えない火炎が発生し、
怪獣を長く痛めつける。そのまま怪獣は一時退散した。

380 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:13:44 ID:W+2ajSOK0
翌日、海岸で座り悩むモチヅキ。
モチヅキ(あの少年はいったい・・・。日にち・時間帯・場所まで当ててしまった。)
そこへタカシ少年がやってきた。
タカシ「モチヅキさーん!」
モチヅキ「あ、君は昨日の!タカシ君だったかな?」
タカシ「うん!僕、タカシ。ところで、昨日のあれはいったい・・・」
モチヅキ「うん、それについて僕も悩んでいたんだ。
      彼ならきっと怪獣について知っているはずだ。」
捜索が始まった。
ハナサカ「果たして見つかるのだろうか?」
モチヅキ「えぇ、なにせ怪獣の出現を知っているのですから、
      また教えにきてくれるはずです。」
30分後、公園のブランコに乗っているのを発見する!
モチヅキ「君!」
少年「あ、PETさん。」
走っていて疲れたのか、息が荒いモチヅキ。
モチヅキ「ちょっといいかい?聞きたいことがあるんだ。」
うなづく少年。
モチヅキ「君は昨日、怪獣出現を教えてくれたよね?
      その情報は怪獣から聞いたのかい?なんで知っていたんだい?」
少年「・・・・・予言さ。」
モチヅキ「予言?!」
少年「うん。僕は予言する能力があるんだ。」
モチヅキ「そんなことあるのか・・・?」
少年「今日の夜、沖縄に現れるよ。」
モチヅキ「沖縄?!」
そのまま黙って帰る少年。PETはその後、早速沖縄で待機する。

381 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:15:10 ID:W+2ajSOK0
その夜、本当に怪獣が現れた!
しかし、場所は北海道であった!!
全くの逆方向であったため、急いでPETは出発するが、
キムラ、コウノ、メグロ、モチヅキ、ハナサカの5人が沖縄で待機していたため、
今すぐ北海道に向かえるのは、マチダ、ハルナと警備員のイシモリ3名のみ!
沖縄から北海道に向かうには最速スピードでも1、2時間は必要とされる。
暴れ周る怪獣。タカシは、あの少年を探すことにした。だが見つからない・・・。
タカシ「もしかして、あの子が怪獣?!」
そこへユウタもやってきた!「沖縄のはずが北海道に怪獣が現れたらしけど・・・」
タカシ「そうなんだ!怪獣出現を予言した少年がいるんだけど、そいつが怪獣なんだ!」
ユウタ「なんだって?!」
そのままユウタは父親であるオウノ隊長に連絡し、オウノ隊長からモチヅキに連絡された。
モチヅキ「なるほど・・・。タカシくんの嘘報告を真似て、沖縄と嘘をつき、北海道へ向かったわけか。」
これは許せまいと、モチヅキは警備員用飛行機の”PET-SP001”で北海道へ向かう。
他の攻撃隊員も急いで向かう。だがモチヅキはこのままじゃ、北海道がボロボロになってしまう。
そう思い、路線を変更して攻撃隊員達の視界に入らないようにする。そしてSP001を自動飛行に
設定し、そのまま海へ飛び降りた!

「ピーーーーーーーーース!」

大きくピースサインを太陽に向けて掲げ、太陽エネルギーを集中したところで、海中へ入ってゆく。
そして海中でピースダイヤを強く押し、ウルトラマンピースへと変身!
海から飛び出て、マッハ8で北海道へ向かう。もちろんPET攻撃隊員の戦闘機を持って、
一緒に連れてってあげる。

382 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:16:48 ID:W+2ajSOK0
あっというまに北海道に到着。当然、町は崩れているが、マチダ隊員とハルナ隊員も丁度到着。
総攻撃を開始する!
この怪獣はノットゥルーである。ピースは掴みかかり、力で押し合うがそのまま倒されてしまう。
そのまま踏みつけようとするノットゥルー!だがそうはさせないと、後ろへ転がり距離を置き、
ジャンプして、スライディングファイヤーキック!両足に炎が沸き起こり、そのままノットゥルーの顔面を蹴りつける!
苦しんで跳ね回るノットゥルー。このままなら勝てる!そう確信したピースだが、その油断がいけなかった。
ノットゥルーが口から粘液を吐き出してきたのだ。顔、両足を縛られ、身動きが取れないピース。
そしてもう1度押し倒され、ピースの体の上をジャンプして踏み続けるノットゥルー!
ピースのカラータイマーも鳴ってしまった。

基地より。
オウノ「ピースを援護するんだ。あの粘液を水で溶かすのだ。」
衛星モニターよりピースの戦いを見ていたオウノ隊長はそう指示を出す。

隊員達「了解!」
まずはマチダとハルナが乗っているGANファイヤーからのレーザー光線でノットゥルーをピースから引き離す。
キムラとコウノの乗るS−JETから、メグロ一人が乗るS−JET2からは、水流をピースに向けて発射する!
見事作戦は成功し、体の自由を取り戻したピースは、起き上がろうとするノットゥルーにストレート光流!
この一撃で動きが止まったノットゥルー。最後はサンシャイン・シャワーで姿を消し去った。
そしてピースは空へと飛び去った。

任務を終え、全員が基地へ戻ってきた。
キムラ「それにしても、あの予言少年が怪獣だったとはな〜・・・」
と、そこへタカシ少年とユウタがやってきた。
モチヅキ「あ、どうしたんだい?」
するとなんとそこにはあの予言少年が!!!
驚くPET一同。
少年「PETのみなさん、本当にごめんなさい。
    実はあの予言は全部適当だったんだ・・・。それがたまたま的中しちゃって、
    調子のって2回目も適当にいったんだ。そしたらこうなっちゃって・・・」

383 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:17:26 ID:W+2ajSOK0
まさか、そうだったとはと、全員が驚く。

モチヅキ「ハハハ、まさか本当に当たっちゃうなんてね〜。
      でもいいかい?こんなに被害が出ちゃったんだし、二度とやっちゃだめだよ」
少年「うん!本当にごめんなさい!」
オウノ「うん。君はちゃんと反省している。こちらこそ、ありがとうな。」

たしかにこれほどの被害が出てしまったら、軽く許すことはできない。
だがこうして、一人づつでも善心を持ってくれたら、PETにとっては物凄く嬉しいことなのだ。
そして全世界中の人々が仲良く暮らせる日を望むのであった。

次回予告
第7話「呪いの声、響く街」怨声怪獣デスボイス登場

電話やスピーカーから流れる謎の声。
それを聞いたものは呪われてゆく!この声の正体は?!
次回をお楽しみに。

384 :ピース作者:2006/11/04(土) 20:25:17 ID:W+2ajSOK0
またも短くできなかったことに反省しております。
10話ほどの案ができたのですが、これはピース終盤でつかうため、
犯罪編1はそろそろ終盤かもしれません。
これからもよろしくお願いします。

385 :名無しより愛をこめて:2006/11/04(土) 21:08:11 ID:lzygDJ1lO
別に長くてもいいんじゃないか〜♪

386 :ウルトラマンクラウス:2006/11/05(日) 00:56:17 ID:zUkJBoRT0

第4話
「正義の意味」

放火怪獣ナーバー 登場


「はぁぁぁぁっ!! ったぁぁぁっっ!!!!」
「おっと、また必要以上に力んでるぞ!! 力だけで押そうとするな!!」
「はい! やぁぁぁっ!!」
いかにも体育会系な叫びがこだまする、A&R日本海本部内道場。
そこでは共に黒帯胴着を身に着けたシュウとオオヤマ長官がカラテの稽古に勤しんでいた。
それを道場隅で見守るレイジとミスカ、ナオキ。彼等も胴着を着ている。白帯だ。
本来、A&Rは飛行訓練およびリュートリニアン語の学習重視で、この様な格闘訓練は必修科目では無かった。
だが最近、強大な力を持つ敵の出現により、隊員本人にも力を付けさせるようになったのだ。
今、シュウとオオヤマの組み手が終了した。
オオヤマはまだまだ戦えそうだったが、シュウの方はヘトヘトである。

「確かに君にはかなりの力がある。だがただ力を出せばいいってもんじゃない。」
「は、はい…。解ってるんですが、その、調節、ですよね…?」
「頭で考えるのは簡単だ。だが、それをモノにするには並み以上の精進が必要でな。
私も、近年になってようやく理解した所さ。ま、カラテ道に終わりは無いがな。よし次、来なさい!!」
「お願いします!!」
続いてミスカの稽古付けが始まった。

387 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 00:57:02 ID:zUkJBoRT0

「やってるやってる。相変わらず激しいネー。」
稽古が続く中、一人の男がラフな格好をして道場に入り、レイジの横にすぅっと立ち、そう呟いた。

「え? …あ! あなたは! 長官!」
「ん? なん……おお〜、君も帰ってきたか!」
「Oh、訓練の邪魔してゴメンネ、続けて続けてっ」
「あ、あの、失礼ですが、ひょっとしてあなたは……」

そのいかにもなアメリカン日本語を話す、ナイスミドルな外国人は、そうー

「ショーン博士ですね!? 始めまして、カミヤ・レイジと言います!!」
「Oh、youが期待のルーキーだネ? 話は聞いてるヨ!」

‘DASH’OB、ショーン・ホワイト。

かつてDASHの隊員であった彼は、DASHの解散後、自身の能力を平和のために使おうと、
凄腕の技師として世を渡り歩いた。A&R結成前後も、エーアールの開発やリュートリニアン語解読など、
A&Rの一員として数多くの結果を残して来た。
そしてこの2年間、彼はアメリカに出張に行っていたのだ。
ちなみに、オオシマとはA&R結成以前からの友人同士である。


388 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 00:58:09 ID:zUkJBoRT0

「…博士! …お久しぶりです!」
稽古を終え、司令室へと戻った一同。
そこには、ショーンとの再会に純粋に喜ぶカサゴイの姿があった。

「ハァーイ、お久しぶり、カサゴーイ! またここで働くことになったヨ!」
「光栄です! アメリカでの成果の数々、耳にしています! 博士、これからエーアールのうんぬんかんぬん…」
普段の冷静さと威厳さが微塵も感じられない、そのはしゃぎよう…。

「なぁ、隊長って、あんな性格だったっけ…?」
「元々DASHの存在に憧れてたらしいし…仕方ないんじゃない?」
あきれる、と言うか、隊長の珍しい面に珍しがる隊員達…。
と、ショーンと話を終えたカサゴイがバッと隊員達に振り返る。

「あー、ん、これより、ショーン博士の開発したエーアールβ用の新兵器のテストをする事となった!
シュウとミスカはβに乗り、出動! ナオキとレイジは博士と共にγに搭乗! いいな!」
「「「了解っ!」」」
妙にほのぼのとした空気が流れる中、普段より微妙に威厳の入っていない出撃命令が下った。

―β格納庫―

「なあ、いつの間にやらβがパワーアップしてるっぽいんだが…。」
「あの博士、仕事が恐ろしく速いのよねぇ…。」
色々ツッコミながらβに搭乗する2人であった。



389 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:00:33 ID:zUkJBoRT0
A&R基地上空。
そこにはエーアールβ、γ、そして射撃訓練用のゴースト・ブロックが浮遊していた。

『OK、操作パネルに‘ATTACK MODE’と入力!』
『了解!!』
γのショーンから下る指示の元、シュウがコクピットのパネルを操作する。
すると、βの両翼がカッターナイフの様に鋭く変形した。

『そのままゴォーストにアタァァック!』
『了解!』
アタックモードに変形したβは、そのままブロック・ゴーストに突撃。
それをヒラリと避けるブロック。

「ハッハッハッ、頑張れ!」
「あの、博士、あれって昔の戦闘機と同じ機能ですよね?」
「そう、ダッシュバード2の、ネ。」
「元々βはダッシュバード・ネオって呼ばれるくらい2とよく似ていたから、
これでさらにダッシュバード・ネオって名前が似合うようになりますね。」
「本当は、あんな改造なんかしたくなかったんだけど……ネ。」
「…へ?」
γ内に、少し思い空気が流れる。

「ボクがβをダッシュバード2に似せて造って、ダッシュバード・ネオってニックネームを付けたのは
ただのちょっとした遊びだったんだ。懐かしさをかねての、ネ。
元々エーアールはボク達とリュートリニアンを結ぶ渡り鳥として造ったモノ。兵器なんかじゃない。」
「し…失礼しました! そんな事も考えないで、俺は…!」
「Oh、別に怒ってなんかないヨ! 敵が現れてしまったのなら、戦うための備えは必要サ。
それに、youは…」
「へ?」

390 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:02:31 ID:zUkJBoRT0



その時、操縦席に座っていたナオキの元に通信が入る。

「ぅへい、こちらγ……はい? 怪獣!? …ん、よし、了解!!」
今度は、緊迫した空気が流れる。

「関東エリア第13―Eポイント、火ぃ吹く怪獣が出現だとよ! 
聞こえてるかシュウ、訓練は中止、現場に急ぐぞ!」
『『了解!!』』

―β機内―

「なーんか前にも似たようなことなかった?」
「同じパターンだな。あの象鼻エイリアン、どこかで俺達の事監視してるんじゃねぇの。」
「かもね。」
今日は何かとツッコミたい事が多い2人。

―省略―

時すでに、夜。
街を覆う、火の海。
犯人はその間を蠢く影、巨大怪獣・ナーバーだ。
その姿は、胴体こそオーソドックスな恐竜スタイルだが、頭は火炎放射の様な形をしている。
住民の避難は終わっている。近頃、全国的に避難訓練を怠っていないから…かどうかは定かではないが。


391 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:03:15 ID:zUkJBoRT0

『こいつぁいいアタックモードの訓練相手だな! 』
駆けつけたβとγ。
βはさっそくアタックモードにチェンジ、攻撃を仕掛ける。
その後方からγが援護射撃、チームプレーでナーバーを押し続ける。
γのコクピットでは、右座席でナオキが攻撃と操縦をし、左座席でレイジがそれをサポートしていた。
が、レイジの目はどうにも冴えていない。さっきのショーンの言葉に、軽くショックを受けたからだ。

ナーバーに体当たりで攻撃し続けるβ。
本当は、後ろにいるショーン博士は、こんな光景を見たくないに決まっている。

‘いつか、DASHが解散できる日が来るといい’

誰が伝えたか知らないが、かつてショーンがDASH現役だった頃、
‘史上最強の完全生命体’との戦いので呟いた言葉だという。
その後、彼の願いは叶った。
DASHの解散。現れなくなった怪獣。リュートリニアンと言う新たな人類の仲間。
全てが、ショーンにとって理想の、未来の姿だった。
だが…

『やろぉぉぉぉ! 喰らえぇぇぇぇ!!!』
今、目の前に広がるのは、燃え上がる街、怪獣の雄叫び、それと対峙するエーアール…。
レイジは、何故か申し訳のない気持ちになった。
自分のもう一つの姿が、ウルトラマンである事と関係があるのだろうか…。
その時。


392 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:04:17 ID:zUkJBoRT0

「Hey! ナオキ! ボクとレイジを地上に降ろして!!」
「はぁぁっ!? 何言ってんすか、地上は今えらい事になってんですよ!?」
「実は新開発した対怪獣用兵器を試したいんダ! 今がチャンスなんだヨ!!」
「ぅえー!? んー、解りましたよ! どーなっても知らないっすからね!!」
「Oh! thank you!!」
轟音を鳴らしながら地上に着陸するγ。防火チョッキを着用したレイジとショーンが降り立った。
離陸し、再び攻撃を開始するγ。

「博士!? 兵器は!?」
「そんなモノ、…ない。」
「へ? …どうゆうことです!!」
辺りは炎がもうもうと燃えている。その場にいるだけで、大量の汗が身体を冷やす。

「単刀直入に言うヨ。
キミは……ウルトラマン。
じゃ、ないの?」

「…へ? え? ○×△@●×?△♯!!??」

「ハハハ、どーやらウメボシ、じゃなくてズボシのよーだネ。
だったら、話は早い。今すぐ変身して、あの怪獣を倒してくれ。」
「そ、それはどういう…」
「いいからさっさと変身シヤガレ!!」
「は、はいぃ!!」
慌ててナーバーの方に振り向くレイジ。そして…

「ク、クラウゥゥゥゥス!!!!」


393 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:05:02 ID:zUkJBoRT0

火の粉が舞い上がる烈火の渦の中、光り輝く巨人が現れた。
ナーバーはその存在に気づくや否や、お得意の火炎放射を発射する。

『ヘァッ!!!』
ウルトラマンクラウスも十八番の側転でそれを回避、そのままダブルフィンガービームで攻撃。
ビームはナーバーの右腕に命中、ナーバーは雄叫びをあげつつ背後の炭化したビルに倒れこむ。
すかさずクラウスはもう一発ビームを撃ち込み、倒れたナーバーの元へ駆け寄った。

「Hey! 怪獣はクラウスに任せて、君達は消火活動に移るんダ!!」
『『了解!!』』
無線で指示するショーン。
指示と同時に、βはノーマルモードへ戻り、γと共に消火活動を開始。
さながら、空飛ぶ消火器、と言った感じである。
一方、クラウスは倒れこんでるナーバーに圧し掛かり、連続チョップでダメージを与えていた。
と、ナーバーの口元が一瞬光る。危機を察知したクラウスはすかさず後ろへバック転。
思ったとおり、ナーバーは火炎を放射。もう少し回避が遅かったらクラウスは顔面に直撃を受けていた所だ。
ナーバーはすくっと立ち上がり、今度は上を向き、そのまま光を吸収し始めた。
どうやら、溜め火炎放射を試みるらしい。クラウスも両腕に力を溜め始める。
激闘を繰り広げる2体の周りで消火活動に全力をかけるβとγ、
そしてそれらの様子をじっと見つめるショーン。
ナーバーの口に光の粒子が貯まり、そしてクラウスの両腕に光エネルギーが圧縮される。
次の瞬間、ナーバーの口から最大出力の火炎放射、クラウスの腕からクラッシュウムカノンが発射された。
ぶつかり合う光と炎。クラウスは腕を十字に組んだまま、ナーバーは前かがみになったまま合戦を続ける。
炎の勢いが光を消したかと思われた瞬間、光が再び蘇り、そのままナーバーを襲う。
ナーバーは爆破、辺りは火の海だけとなった。


394 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:06:21 ID:zUkJBoRT0

「おぅ、クラウスの奴、手伝ってくれるのか?」
γで消火活動を続けるナオキが目にしたのは、ビームで火を消すクラウスの姿。
クラウスは自らの水分を指にため、ダブルフィンガービームの応用で炎を消し去っていた。
すでにカラータイマーは鳴っており、しばらく火を消し回った後、今度はその姿を消した。
町を包んでいた炎はほとんど鎮火、残るわずかな火の手もβとγによりまさに風前の灯と化していた。
時、午前5時―

光の粒子に包まれ、地上に舞い降りたレイジ。
彼の目の前には、ニコニコしながら手を振るショーンの姿が。
レイジはなんとなく目をそらす。
博士に、自分の正体がバレた、て言うか、バレていた…。
すると、ショーンが近づき、レイジの肩を、ポン。

「Nice,fight!」
あくまで明るく振舞うショーン。

「…解ってるヨ。正体がバレてた、どうしよう、て思ってるんでしょ?
実はそうでもない。ボクがさっき変身シロと言ったのはちょっとしたカケだったんダ。」
「…賭け?」
「そう。今日ボクが始めてyouを見た時、怪しいなとは思ってたんダ。
期待のルーキーだとか、ウルトラマンに助けられたとか、
ウルトラマンが活躍してる時はいつも見当たらないとか。そして何より、そのまっすぐな目。
それらがボクの‘ウルトラマンだった親友’に、ソックリなんだ。」
「ウルトラマン…だった?」

時、午前5時半。日の出が出始める頃。炎は完全に消え去った。


395 :名無しより愛をこめて:2006/11/05(日) 01:08:30 ID:zUkJBoRT0


「そう。それでさっき、君が本当にウルトラマンであるかどうかをチェックしてみたのさ。
いやぁ、sorry。」
「そう…だったんですか。」
「ダイジョーブ、皆にはトップシークレットにしておくヨ。
自分がウルトラマンです、なんて言いがたいし、ちょっと気まずいしネ。」
「すみません。」
「それで、1つ質問があるんダ。…君は、その力をどう使っていきたいと思ってる?」
「…え? そりゃぁ…皆を守るため、正義のため…。」
「じゃあ、もういっこ。君の言う‘正義’って、なんだい? ひたすらフリップ星人や怪獣を倒す事?」
「え!? …それは、そのう………」
「ハッハッハ、イジワルしちゃったネ。そう、正義なんて、漠然としたモノさ。
自分のやってる事が正義なのなら、敵も自らがやってる事が正義になる。
絶対悪はあるかもしれないけど、絶対正義なんか、無い。」
ショーンの言葉に、さらに沈黙するレイジ。

「でも、皆を守るって言う目的は、絶対に間違ってない。こんな事態だからこそ、君の力がいる。
ボクも全力でバックアップする。だから守っていこう。みんなを、ネ。」
「…ショーン博士…!!」
日の出。街は廃墟となり、途方も無い状況であった。でも何故か、その朝は清々しい。

「さぁて、お腹もハングリーだし、とりあえず帰ろうか。」
「はい!!!」
2人の上空に、β、γが飛来。2人は手を振ってシュウ達に無事を伝えるのであった。


次回 ウルトラマンクラウス 第5話

「ゼットンの孫」


396 :クラウス筆者:2006/11/05(日) 01:10:46 ID:zUkJBoRT0
ん、書いてから気づいたけど、
なんかシグマとノリが似てるような…。

397 :ピース作者:2006/11/05(日) 13:05:03 ID:ZAiS8PGp0
>クラウス作者様
愉快・爽快でとても面白かったです。
マックスは1話しか見たことがない身ですが、
ショーン持ち前のキャラ、レイジの戸惑い。
これがGoodだったと思います。

>>385さん
ありがとうございます。
長すぎると迷惑かと思いまして・・・。

398 :ウルトラマンシグマ:2006/11/05(日) 23:31:56 ID:aV5dJijz0
みなさん、感想有り難うございます。
アルファ作者様、うん、神隊長もすごくイラついてましたからw
ま、さすがにそんなことは絶対しないですけどね。
チョイカ星人はとりあえずもう出ないです。
その後のことも特に決めてないですね。

リュウラ作者様、なんか地底戦車使う話が思い付かなかった…。
だからバルバイザーはどうするか?このまま出撃の機会無しなのか。
てかツゴンの話で出せばよかった…チョイカ星人は嫌がらせに来ただけですw
侵略は口実。チョイカの名前、元は「ちょっかい」ですし。

オーバー作者様、というわけで星人の最後は負け惜しみというか
まあこれが狙いだったんですよw軽いヤプールか!(タカトシっぽく)

ピース作者様、チョイカ星人自身は大したもんじゃないんですが
ウザさなら最強のつもりですw

399 :ウルトラマンシグマ:2006/11/05(日) 23:36:47 ID:aV5dJijz0
で、感想。

…といきたいとこですが、親父が寝ろ寝ろうるさいので
明日書きます。ごめんなさい

400 :ウルトラマンシグマ:2006/11/06(月) 14:30:44 ID:Eyz55zBG0
昨日はすみません。では各々の感想を

リュウラ作者様、ミウとカンナのこれからの関係がどうなっていくのか
すごく気になります。主役として使えなくてもヒスイもリュウラもかっこいいです!

オーバー作者様、この終わり方…いや〜良いですね。ウルトラらしい
恐怖を出していて。これからも頑張ってください。

ピース作者様、今回は「嘘」がテーマですね。少年の最初の嘘予言が
見事に当たったから当初は本当に怪獣の正体か、超能力者かと
思いました。嘘から出た真なんてことわざもありますしね。

クラウス作者様、えーとシグマとノリが似てると言うのは上司に正体バレとか
ですかね?それはともかくショーンが出てくるとは!良い感じにサプライズですね!
世界観の繋がりがあるからこそですね。クラウスが消化活動を手伝うとこは
初代マンのぺスター戦を思い出すなぁ。

401 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:11:49 ID:B7fI04m80
 ウルトラマンアルファ 6 怒りのレスキューダッシュ!!
 拘束怪獣・ザガラン 出現


 西野恵の通う桜ヶ丘高校。依然述べたとおり、都内に古くからある桜ヶ丘中学校からエスカレーター式に
進学する形で近年併設された学校である。
 その全景。時間帯は午前中で生徒達は授業中、校庭に人気はない。
 城達志は、学校裏の山あいからその学校の様子を神妙な表情で一人見下ろしていた(因みに、前回
マテリスに噛まれて負傷した腕はもう治った。流石ウルトラマン)。
 この土地自体に、強力な負の想念の力、マイナスエネルギーの気配を感じ取ったからである。
 又マイナスエネルギーかとうんざりする諸兄もおられるかも知れないが、今回はどうしても必要な
要素なので、ご容赦を。
 昭和80年代初頭、そのマイナスエネルギーに敢然と立ち向かった先達がいた。怪獣は人間の悪い心に
よって生まれる、故に、学校教師となって社会に巣立っていく子供達を教え導いて悪い心をなくし、
怪獣の出現を食い止める、その斬新な試みを行った先達がいた。
 だが。
「何故その試みは、たった1クールで打ち止めになってしまったのだ!?」
 達志は悲しかった。(ナレーション)
 先達が訴えたマイナスエネルギーの脅威は、怪獣という形で現出せずとも未だに確実に人間社会を
蝕んでおり、以前なら考えられなかった些細なことでも直ぐ他者を殴り蹴ったり殺したりする者が
若者どころか大人からも頻発し、人として恥ずべき行為を恥じるどころか平然と開き直って行うような
者が続出している。マイナスエネルギー怪獣の格好の餌である。
 達志は怒った。(ナレーション)
「そこまで視聴率が大事か!? うおおおおおお!!」
 悲しみに耐えかねて山を駆け降り、校内の運動場の鉄棒を握り、見事な大車輪を連続する。
 城達志は教育の荒廃に嘆いた(のか、1クール打ち止めに嘆いたのか微妙だが)とき、取り合えず鉄棒で
大車輪を連発するのだ!(ナレーション)

402 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:13:31 ID:B7fI04m80
 そして、それを見つけた年配の用務員のおっさんに学校から叩き出された。
「何考えてるのか知らんが、今の時世にこういう真似するとあんた冗談抜きで身が危ないぞ」
 路上に突っ伏している達志にそれだけ警告して去る。警察に通報したりはしない。寛大だ。
ウルトラマンとして変身前でも絶大な肉体能力を持つ達志を腕ずくで追い出したのも凄まじい。何者か。

 達志の想い人である恵は、看病していた母の和子に諭されて再び学校に来るようになっていた。しかし、
達志の行方が知れないことは相変わらず彼女の表情を曇らせていた。
「恵、生きてる?」
「あ・・・夏美」
 休み時間、友人の江口夏美が声を掛けてきた。
「家庭教師の人、まだ見つからないの?」
「うん・・・」
 達志がウルトラマンであることまでは周りには言っていない。当然だろうが。
「元気だしなって、きっと見つかるよ。何かあっても私に言ってくれたら相談に乗るからさ」
「うん・・・有難うね、夏美」
 夏美は恵と長い付き合いで、何かと親密にしてくれていた。
 だが、その真意。
(ふふふ・・・あと少しよ。このままあの鬱陶しいカテキョの男が何処かでのたれ死んでくれれば、恵は
私だけを見てくれる!)
 夏美は、達志が恵の強い興味の対象であることに嫉妬していた。自分だけを愛して欲しいと黒い腹の底で思っていた。
 え? 女同士じゃないかって? うん、そうだよ。それが?

403 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:15:22 ID:B7fI04m80
 別の教室。
 男子学生の一人・良は、成績優秀な優等生として学校側から優遇されていた。小学生のときからクラス
委員の定番要員であり、現在もやはり委員を務めていた。そして、彼の優遇振りを妬む他の生徒達に、
クラス活動の面倒の全てを押し付けられていた。
「お前は俺達と違って出来る奴なんだからな。このくらいどうってことないだろ」
「お高く止まりやがって」
「勉強だけやってろよ」
 心無い言葉を投げられ続けても、自分は他の奴とは違うんだという自尊心に縋り、黙々と作業を続けていた。
それでも精神の安定を保つのは辛く、放課後に一人で夕日の裏山の高みで『お山の大将』を歌って心を
落ち着けたりしていたが(今時いるのかそんな奴)、今日は特にストレスが溜まっていた。

 又別の教室。
 男子学生の一人・真一は、逆に自分の成績にコンプレックスを感じていた。実際は劣等生というほどでもないのだが、
彼の家はいわゆるエリート家系で、両親も兄弟も皆各方面で高い業績を上げてもてはやされており、真一だけが
なんか平凡レベルだった。上昇志向の強い親からもひっきりなしにもっと頑張れとせっつかれ、コンプレックスのやり場を
なくした真一は、
(僕はきっと、この家の子供じゃないんだ。本当は何処か遠い宇宙の星から地球に流れ着いたんだ。何時かきっと
故郷の星から迎えが来てくれるんだ)
 そういうありもしない幻想に逃避して自分の心を守る、哀しい生き様をさらしていた。

404 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:17:21 ID:B7fI04m80
 他にも、いじめとか喧嘩とか不正行為とかが日常の水面下で多発し、今日はいい感じのマイナスエネルギー日和で、
空は中途半端に曇っていた。
 放課後、夏美と良と真一は、旧校舎のうらびれた文科系クラブ棟の、更に薄暗い地下室へ向かう。そこにはマイナーな
部活や予算もろくにもらえない同好会のボロ部室がわだかまっており、三人はそのマイナー部活の一つ、オカルト
研究会に所属していた。
「ヨウセイハホントウニイルノデス」
 部長の女生徒・かなえは、何処を見ているのか判らない目で言った。誰に言っているのかは不明。
 かなえの音頭で、怪しいアイテムが吊るされたり壁に貼られたりしているいかがわしい部屋で、たった三人の部員は
実在するのかどうかも判らない対象に向かって、
真一(早く迎えに来てください宇宙人様)
良(下らない害虫どもが何かの事故で皆死んでくれたら素敵だな)
夏美(頼むから帰って来るなクソ家庭教師)
 勝手なことばかりを願っていた。
 尚、部長のかなえは、この生徒達の暗い想念を利用して悪を企む侵略者が化けたり操ったりしてるとかそういうのでは
ない。残念ながら、彼女もオカルトという信仰対象に逃避しているただの人間だった。
 そして。
 彼らの祈りを基点として、学校中の暗い想念が一箇所に呼び寄せられ、一帯の大気に満ちていたマイナスエネルギーを
怪獣として具現化させる。
 暗雲から稲妻が走り、集結し、しゅみみみみみんという音がして。
 実体化した怪獣・ザガランが校庭で雄叫びを上げた。

405 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:19:45 ID:B7fI04m80
 学校は大騒ぎになり、生徒や教師達が一斉に悲鳴を上げて逃げ出す。
 それを尻目にザガランは、尚発生しつつあるマイナスエネルギーの基点の匂いをかぎ当てる。旧校舎のオカルト研究会の部室。
 これだけの騒ぎになっても、部員達はまだ祈祷に一心不乱だった。トランス状態に陥っていたのである。
 ザガランは身体から複数の触手を伸ばす。それらは壁を突き抜けて旧校舎に侵入し、祈っていた部員達を捕まえて引き上げる。
そして、ザガランの体内に押し込んで閉じ込めてしまい、自身のエネルギーの源とする。
「夏美!?」
 逃げる生徒達の中、恵は、怪獣に捕まった生徒の中に夏美がいるのに気付いた。怪獣の身体は半透明になっており、
中心に閉じ込められた生徒達が見える。
 一瞬躊躇うが。
 駆け戻り、校内から掃除用のモップを見つけ、それをかざし、
「夏美を放しなさい!」
 怪獣に突っかかっていく。
 そんな恵を見たザガランは、彼女の心の中に達志と会えないことへの不安を見つけ、恵もエネルギーの源と認識した。
「きゃあっ!?」
 触手を伸ばして捕まえ、取り込んでしまう。

 パトロール中にマイナスエネルギーカウンターの反応から怪獣出現を知り、駆け付けてきた特防隊の斎木、美樹、柏村
(由美子は生体無機物マテリスの探知システムの開発中で留守番)だが、怪獣の体内に学校の生徒達が捕まっているのを
視認し、迂闊に攻撃できない。
斎木「どうすれば・・・?」
 そのとき。
 ディメンジョンステルスの状態からばりーんと空が割れ、その中から眩しい光と共に、巨人が出現した。
柏村「おお、ウルトラマンアルファ!」

406 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:22:20 ID:B7fI04m80
 達志の懸念していたとおり、マイナスエネルギーの蓄積によって怪獣が出現してしまった。警戒し続けていた
達志=アルファだが、何よりもこの場に現れたのは、勿論恵が怪獣に捕まったからである。
(よくも恵ちゃんを!)
 怒ったアルファに対し、ザガランは自分の身を守るため、胸を張って体内に透けて見える生徒達を見せ付ける。無論、
そうすればアルファは人質を気にして攻撃できないだろうと判断してのことである。
 だが、アルファは怯まず、
『ウルトラ大車輪!!』
 取り出したアルファブレードを長く伸ばして地に突き立て、それを軸にして両手で掴んで地面に水平に回転し、
ザガランに連続キックをかましてきた。何故怯まないのかと混乱し、蹴られ捲くるザガラン。
 下手に躊躇するといいようにされる。それよりは構わずさっさと向かっていって相手の判断を狂わせたほうがいいという
判断が見事に図に乗ったが、それだけではない。アルファは、まだ怒っていた。

(何故1クールで打ち止めになってしまったのだーーーーー!?)

 余程根に持っているらしい。そのことをこの怪獣に怒ってもどうなるものでもないのだが、怒りのやり場がないので
とりあえず敵に当り散らす。
 遠くの星から来た男は、愛も勇気も教えてくれない。そんなもん、社会に出て自分で学べ。
 へろへろになったザガランに対し、アルファは一歩下がって構え、フィニッシュをかける。
『レスキューダッシュ!!』
 ウルトラ縮地の応用技。敵の座標に向かってテレポートする。同じ座標に入ったところで敵の体内の人質を捕まえて
抱えて助け出し、同時に元の次元に実体化して敵を内部から破壊、そのまま背後へ突き抜ける。
 構成物質レベルで破壊されたザガランは、断末魔と共に何故か気を付けして後ろに倒れ(倒れるときもしゅみみみみみんと
音がする)、爆発して無に帰した。

407 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:25:22 ID:B7fI04m80
 学校の裏山で、アルファは助け出した生徒達をそっと地上に降ろし、そして、達志に戻って逃げ出す。
「城先生ーーーーーッ!!」
 恵の怒号に後ろ髪を引かれながら。
「一所懸命ーーーーーッ!!」
 捨て台詞を叫ぶが、そういいながら結局何処へともなく去っていくので説得力は全くない。
 ちなみに、助け出されながら一部始終を見ていたこの場の他の学生達にも又正体がばれた。
良「あの人が・・・ウルトラマン・・・?」
かなえ「うるとらまんハホントウニイタノデス」
真一「そうか・・・僕を迎えに来てくれる宇宙人はウルトラマンだったんだ! 待ってくれウルトラマーン!」
 夏美に至っては、達志がウルトラマンであるとかいう話は頭からどうでもよく、恵が達志に執着しているという事実のみが
許せなかった。
「何よあんな奴・・・ただの不審人物じゃない!」
 そのとおりだった。(ナレーション)


 私は80が大好きです。信じてください。

408 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 21:48:44 ID:y/FULQFi0
>ピース作者様
少年がつく構って欲しいための嘘を見事にあらわした作品だったと思います
しかしあの少年が怪獣じゃなかったのは以外でした

>クラウス作者様
おおおおおおおおおおおショーン・ホワイトキタアアアアアアアアアアア
ショーン隊員をうまく使ってドラマ性を向上させる業
見事でした、これからも頑張ってください

409 :ウルトラマンオーバー:2006/11/06(月) 22:04:27 ID:y/FULQFi0
408は俺です
>アルファ作者様
心なしかアルファ作者様の作品はウルトラシリーズに真っ向勝負挑んでるように見えるんですが気のせいですよね?
いやそれはいいんです、別に、面白いから
そして今回もギャグと突っ込みどころを合わせた面白い作品でした
それにしても・・・話数を追うごとに正体を知ってる人間が増えると言うのは新しい

410 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 22:05:48 ID:vng7VdzQ0
>>401
>昭和80年代初頭、

…?(奇しくも、IDに80がありますねw)

411 :名無しより愛をこめて:2006/11/06(月) 22:10:10 ID:B7fI04m80
>>410
「昭和」はいらなかった。ごめんなさい。

412 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 22:34:04 ID:emf03v2YO
すみません仕事が忙しくてなかなか来れませんでした。
第2話投下しておきます。

413 :ピース作者:2006/11/06(月) 22:37:33 ID:VkHQtg/80
>シグマ作者様
感想ありがとうございます。
はい。「嘘」に致しました。
オチは急遽変更の予言だったってことにしました。
これでよかったのでしょうか?!

>オーバー作者様
感想ありがとうございます。
自分でも少年が少年だったことに驚いております(汗
この嘘予言に便乗して怪獣が現れたということであります。
これも”犯罪・悪いこと”を利用した手方であります。

>アルファ作者様
超同感であります。
1クールは切なかった・・・その辛さが
全面に響き渡っており、非常に面白かったです。
あの子達も今39歳ですか。。。。

414 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 22:39:40 ID:emf03v2YO
マンションのベランダで夜空を眺める少年。少年の名前は篠原聡、
近くの小学校に通う3年生である。何やら思い詰めた表情だ。
そこへ一つの流れ星が駆ける。聡少年は、自分の兄が仕事を無事に行う事を祈る。
聡少年は幼い頃に父を亡くし、二十歳の兄は地球防衛軍長野支部に務めている為、
東京で母親と2人暮らしをしている。
どうやら聡少年は、遠く離れた兄の心配をしているようだ。
聡がベランダにいる事に気がついた母親は、部屋の中に入るように呼ぶ。
テレビでは地震情報の字幕が流れる。どうやら長野県で小規模の地震が発生したらしい。
母「あら、やだ、また長野で地震?お兄ちゃん大丈夫かしら…?」
三日前から頻発する不自然な地震。
地球防衛軍長野支部は、この地震調査に力を入れていた。一方、
東京のチームAMKSでも、この怪しい地震について調査を行っていた。
AMKSドームでは奈緒が長野支部と連絡を取り合い情報を収集していた。
最新の情報では震源地は長野県と群馬県の県境の火山「浅間山」の地中を自由に行き来していることが分かった。
ロベルト「震源地が移動している?」
誠也「まるで震源地が生きてるみたいやないか…。」
ジェイコブ「いや、震源地が生きているのでは無く、おそらく巨大生物が地震を引き起こしているのだろう…。」
大地「震源地のエネルギー反応が昨日より倍増しているのも気になりますね…。」
ジェイコブ「うむ。敵は地下のマグマをエネルギーとして吸収し、
成長しているのだろう。早く手を打たないと厄介な事になるな…。」
チームAMKSが対策会議を開いている頃、
浅間山では聡少年の兄を含む長野支部の調査隊が夜を徹して調査活動を行っていた。
現場は真夏のような暑さで包まれていた。
調査隊が汗を流しながら作業を行っていると、
今までで最大規模の地震が発生し、
土砂崩れが起る。

415 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 22:45:19 ID:emf03v2YO
調査隊は生き埋めにならなかったものも、全員が負傷してしまう。
目の前では、渓谷を削り、怪獣が現れる。
二足歩行、岩石のような体、背中から尻尾までは、
無数の赤い結晶体で覆われた灼熱怪獣ヴォルケレスである。
調査隊の隊長は通信機で長野支部の基地と連絡を取る。
「こちら調査隊、浅間山に怪獣出現。隊員4名全員負傷、
至急救援をたの…ザー…。」
通信機が壊れ連絡は途絶えた。長野支部の基地は騒然とする。
オペレーターが呼び掛けても返事は無い。
長野支部は急いでチームAMKSに連絡を入れる。
奈緒「長野支部から緊急連絡です。長野支部の調査隊6名、浅間山で消息を絶ちました。」
その言葉で作戦室に緊張が走る。一方、篠原家にも兄が消息不明の知らせが入り、
聡少年と母親はAMKSドームの応接室に招かれ、間宮長官から説明を受ける。
母親は泣きながら無事を祈る。聡少年が窓の外を見ると、また流れ星が流れる。
聡少年は再び、兄の無事を祈り、きっと大丈夫だと一人呟く。何やら廊下が騒がしい。
チームAMKSに浅間山に向け出撃要請が出たようだ。
それを聞いた聡少年は「よ〜し、僕がお兄ちゃんを助けるんだ!」と言い、
母親の目を盗み応接室をそっと出る。
作戦室には席を外していたボムスと吾郎博士が入って来る。
今回の事件に対応する為に作られた高性能ドリル戦車「ドリルニンポウ」が完成したのだ。
早速、チームAMKSはフジヤマ1号にドリルニンポウをドッキングさせ、フジヤマ2号と3号と共に浅間山に
向かいメンバー全員、朝日が昇る中出撃する。
聡の母親は聡少年がいない事に気がつき間宮長官と作戦室に残っていた吾郎博士
と共にAMKSドーム内をくまなく探す。しかし、それは意味が無い。
浅間山に向かう一号機にドッキングされたドリルニンポウの中、
ちょこんと足を組んで座り込んでる聡少年。
聡「二回も流れ星にお祈りしたんだ…。大丈夫、お兄ちゃん待っててね…。」
現場では地球防衛軍の長野支部と群馬支部の救援隊が捜索を行っていた。
怪獣の姿は無い、どうやら再び地中へ戻ったようだ。
救援隊と合流したチームAMKSは調査隊の捜索と、地震及び怪獣調査に分かれようとするが、

416 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 22:55:23 ID:emf03v2YO
ドリルニンポウの中に子供が乗っているのにロベルトが気がつく。
ロベルト「君!なにしてるんだ!」
慌てて逃げる聡少年を誠也が強引に捕まえる。
奈緒「この子、行方不明になっている隊員の弟さんです。」
ジェイコブ隊長は聡少年に何故こんな無茶をしたのか聞いた。
小さい頃、病弱だった聡少年のそばには、いつも兄がついていた。
困った時はいつも兄が助けてくれた。
三年生に進級する時、兄は長野支部に配属が決まった。
兄が遠く離れてしまう事はとても不安だった。
そんな聡少年に兄は、これからは自分の力で生きて強い人間になるように約束した。
何かが起きたら母親、そして地球を守れるような強い人間に。
聡少年は今度は自分がお兄ちゃんを助ける番なんだと言う。
それを聞いたジェイコブ隊長は内ポケットからチームAMKSのロゴが
入ったピンバッチを取り出し聡少年の胸に着ける。
ジェイコブ「いくら、お兄ちゃんを助けたくても無茶はいけない。
今から君は、チームAMKSの特別隊員だ。
ここから先は隊長の私の指示に従ってもらう。いいかい?」
聡「了解!!」
ジェイコブ「よし。では、奈緒は一号機、ロベルトは二号機、
ボムスは三号機で空中から捜索を行ってくれ。

大地はドリルニンポウで地中を捜査、敵を発見次第攻撃を開始。
私と誠也、そして聡君は歩いて調査隊を捜索をする。」
全隊員「了解!!」
ジェイコブ隊長の指示通りに散らばるメンバー。大地はドリルニンポウに乗り、
レーダーに映る巨大なエネルギー反応に向い真っ直ぐ掘り進む。しばらくすると地下洞に到達し、
奥にはヴォルケレスが眠りながら潜んでいた。
大地は先制攻撃を仕掛けるが、敵の体は想像以上に固く、まるで通じない。
目を覚ましたヴォルケレスは容赦無くドリルニンポウに襲いかかり大地は窮地に陥る。
その頃、ジェイコブ隊長は調査隊の通信機が最後に電波を発した地点より少し下の地点に着く。


417 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 23:04:21 ID:emf03v2YO
すると人の声が、そこには怪我を負いながらも自力で
下山してきた調査隊のメンバーの姿が。
聡「お兄ちゃん!」
篠原隊員「聡…?お前、何でここに!?」
驚く兄に聡少年は今までの出来事を話す。
ジェイコブ隊長は救援隊に現在地を教え、調査隊の救助を要請し、
ロベルト、ボムス、奈緒に連絡を入れる。しかし大地だけ応答が無い。
ジェイコブ隊長と誠也に不安が駆け巡る。
その時、突然大規模な地震が発生、浅間山は噴火し、地中からヴォルケレスが出現する。
口には捕食しようとしたのであろう、ボロボロのドリルニンポウを
がっちりと咥えている。
誠也「大地さん!!」ロベルト、ボムス、奈緒も現場に駆け付けるが、
大地がいては攻撃ができない。
しかし、ジェイコブ隊長は攻撃の指示を出す。
ジェイコブ「いいか大地。我々は今から怪獣に攻撃を仕掛ける。
敵はお前を口から離すだろう。そこをタイミング良くマシーンから脱出するんだ。」
大地「了解…。やってみます。」
ジェイコブ「頼むぞ。一か八かだ。
失敗したら君の命は保証できないからな…。全機攻撃用意!」
チャンスは一度、誠也もアンカスガンを手に取り、
ジェイコブ隊長の指示で一斉攻撃が開始される。
ヴォルケレス狂い口からドリルニンポウを放す。
大地「脱出!!」
全員が見守る中、大地はドリルニンポウから脱出し、地面を転がる。
大地「だ…脱出成功しました…!」
その知らせに誰もが喜ぶ。しかし、それもつかの間、
暴れるヴォルケレスはジェイコブ隊長や調査隊に向い襲いかかる。
大地はインプラズマを取り出しウルトラマンフォルテに変身。怪獣を蹴り飛ばし構える。
聡「ウルトラマンフォルテだぁ!!」
戦いはフォルテが一方的に攻め、圧倒的に有利。しかし、ヴォルケレスの体は急激に赤みを帯びていき、体から蒸気を出し威嚇する。

418 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 23:09:57 ID:emf03v2YO
フォルテは怪獣を投げ飛ばそうと掴み掛かるが両手に大火傷を負い、敵を放してしまう。
ヴォルケレスはマグマエネルギーを体に巡らせ、高熱を発したのである。
これにより形勢逆転。今度はフォルテがピンチに陥る。
チームAMKSの援護も通用しない。カラータイマーの点滅が始まる中、
フォルテは全神経を両腕に集中させ、ヴォルケレスに向ける。
すると、ヴォルケレスの体は全く動かなくなり、その場に止どまる。
フォルテの念力技「サイキックアタック」が発動したのだ。
フォルテはそのまま敵に触れる事なく念力でヴォルケレスを投げ飛ばす。
後頭部から落ちたヴォルケレスの熱は冷め、フォルテは反撃を開始。
フラつくヴォルケレスにフォルテッシモインパルスを放ち粉砕する。
勝利を喜ぶ聡少年。空に去って行くウルトラマンフォルテを誰もが笑顔で見送る。
変身が解けた大地はジェイコブ隊長達と合流し浅間山を下山する。
浅間山のふもとにはロベルト、ボムス、奈緒、そして防衛軍のヘリで
駆け付けた間宮長官と聡少年の母親の姿があった。
担架に乗せられた篠原隊員は救急車に乗せられようとした時
「聡…、お前しばらく見ないあいだにデカくなったな…。」と言う。
聡「えっ!?うん。お兄ちゃんが長野に行ってから2cmも伸びたよ。」
篠原隊員「馬鹿…身長の事じゃねぇよ。人として成長したって事…。昔のお前とは大違いだったよ。」
その言葉を聞いた聡少年は「お兄ちゃんと、みんなのおかげだよ。」と笑う。
篠原隊員「そっか。」母親と兄と共に救急車に乗った聡少年は
ジェイコブ隊長の方を向き
「隊長!僕、いつか特別隊員なんかじゃなく、本物の隊員になるよ!」と叫ぶ。
ジェイコブ「何言っているんだ!もう君は立派なチームAMKS隊員だよ!」
その一言に聡は大喜びし勇ましく敬礼をしたのであった。

419 :フォルテ作者:2006/11/06(月) 23:12:36 ID:emf03v2YO
次回予告
東京に向かう、地球防衛軍ワシントン支部の空中要塞。
背後に浮かぶ侵略者イレーツ星人の影。旧友の危機にジェイコブ隊長は空中要塞に突入を決意する。
次回「奪われた空中要塞」



すみません第2話のサブタイトルと怪獣名書き忘れました。

第2話「祈りを込めた流れ星」
灼熱怪獣ヴォルケレス登場

です。

420 :リュウラ著者:2006/11/07(火) 14:54:16 ID:MQJeLgcL0
感想ありがとうございますです。
今回は正直リュウラを登場させる意味は無いんですよね。ただ二十五章でも変身しなかったし、最近ドラゴンインパクトも使ってなかったもので、主役というより今回はデウスエクスマキナになって頂きました。なりきれてないですが。
>クラウス作者様
「I love you ミ・ズ・キーッ!」(27話)すみません言ってみたかっただけです。
ショーンまた格好良いキャラになったなあ。かの最強怪獣についての台詞があるのも来るものがありました。あと戦闘シーンの細かさもナイスでした。

>フォルテ作者様
焦ってましたホントに。全然いらっしゃらないもので。とにかく復帰めでたいです。
まったく私もシグマさんも苦戦してる「ドリルタンクの活躍」をあっさり描写してくれて。ともかくフォルテは、派手かつストイックなシリーズだと思います。

>ピース作者様
何か色々想像できました。怪獣が予言ボーイのでまかせを利用したり…とか。ピースやミラクルの怪獣って知能の高い奴が多いですよね。その辺りは微妙にレオや話題の80っぽかったり。でもやっぱりグレートっぽかったり。
長いのは良いと思うんです。平気で十レスは消費する私の駄文に比べれば全然オッケーです。
蛇足ですが、マックスは一通り見ておいて損は無いです。

>オーバー作者様
ええ、私からもよろしくお願いしますね。
「腹の裂けた狼男がむっくり起き上がってカメラにダッシュ。」
怖すぎです。怖さがあるのがウルトラです。だから問題ありません。こういう「ハッピーエンドで終わらない」のは、ウルトラマンというよりウルトラQを彷彿とさせます。
「私はカモメ」とかね。「黙って人の落としたお金拾ったね」とかね。何でこの2話が例なんでしょうね。
次回予告が死ぬほど楽しみです。もし死んだらむくりと起き上がってカメラ(以下略)

>アルファ作者様
こんにちは。教師編を偏愛しているリュウラ著者です。ただ、今80をやるのならどうしてもこの話みたいになるかも知れないですね。
「そんなもん、社会に出て自分で学べ。」
はい。すみません。今回の怪獣はどうしてもクレッセントかホーにしか想像できないんですが、ひょっとしてギコギラーでしょうか。


421 :劇場版(シグマ作者):2006/11/07(火) 16:12:08 ID:fPY07T9+0
サマナグ星人とバトルキングを引き受けたシグマ。
しかし、2体とも高水準の強豪。シグマも慎重な姿勢だ。
サマナグ「どうしたシグマ?まさか怖気づいたのかな?あの時のような
勢いが無いのでは退屈だよ、私もバトルキングも」
シグマ「(焦るな…普通にやっては奴の思う壺だ…)」
サマナグ「ふっ、貴様が来ないのであればこちらから行くとしよう
やれい!バトルキング!!」

サマナグの呼び掛けに応えバトルキングが咆哮を上げる!そしてシグマ目掛けて
爆熱光線が飛んできた!シグマはそれを回転ジャンプで避けバトルキングに
バーニングキックで反撃する。だがバトルキングはそれに耐えすかさず
爆熱光線で切り返す!シグマはこれを避けることが出来ずダメージを
負ってしまう。
シグマ「うおっ!…このままじゃ、あの時の二の舞だ…!」
サマナグ「まだ終わってもらっては困るな。私が遊んでいないのでね」
そう言うとサマナグは怪光線を発射!シグマはスパークビームで相殺すると
エネルギー光球で切り返す!サマナグ星人目掛けてそれは飛ぶが突如
光線がそれをかき消す!バトルキングが爆熱光線で相殺したのだ!

422 :劇場版(シグマ作者):2006/11/07(火) 16:12:41 ID:fPY07T9+0
シグマ「ちっ!さすがに2対1は不利か…!」
サマナグ「ははは…さてそろそろ終わりにしようか」
サマナグの怪光線とバトルキングの爆熱光線がシグマに発射されそうに
なった時、一筋の光線がバトルキングを吹き飛ばしサマナグを動揺させる!
光線を放たれた方向にいたのは…。
シグマ「バーン!!」
バーン「シグマ!やっぱり友であり兄弟のお前をほっとくことなんか出来ないぜ」
シグマ「だが、イメージマターはどうする!お前一人、欠けているだけで
戦力は大きくダウンしているぞ!やはりここは俺に任せて…」
バーン「…お前が欠けていても同じことさ。全員で奴らの野望を打ち砕かなきゃ意味が
無いぜ。それにサマナグ星人やバトルキングといえば俺もどんな奴かは分かっているしな」
シグマ「すまない。礼に今度蕎麦でも作ってやるよ」
バーン「お前の作る蕎麦はまずい」
シグマ「うるせぇ…バーン、お前はバトルキングを頼む!俺はサマナグの野郎を!」
バーン「了解だ!行くぞ!!!」

二人の熱きウルトラマンは強敵2体に飛び掛った!
サマナグ「バトルキングよ、バーンを殺せ!ふっシグマ、今回は我々が
勝たせてもらうよ」
シグマ「てめぇが勝つかどうかは…やってみなきゃ分かんねぇぜ!!!」

423 :劇場版(シグマ作者):2006/11/07(火) 16:14:19 ID:fPY07T9+0
こういう形にしてみましたがどうでしょう?
オーバー作者様、ご不満がありましたら何でも申し付けください。
新しく作り直しますので

424 :ピース作者:2006/11/07(火) 18:42:06 ID:cfhjJ3880
>フォルテ作者様
兄弟愛・絆が実に感動しました。
ここまで頑張れる3年生はすごすぎる!
サイアキックはすごく強い技ですね〜。

>リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
長くてよろしいのでしたら、これからは表現したいことを
バンバン書いていこうと思っております。
ありがとうございました。

それとみなさま、多忙とまではいかないのですが、
更新が遅れてしまう可能性もございます。
永遠続けられる状況でもありませんし(汗
遅れる場合もありますが、よろしくお願い致します。

425 :アルファ作者:2006/11/07(火) 23:33:04 ID:S1RFhtzB0
>>424
>永遠続けられる状況でもありませんし(汗
ちょっとセンチになりました。

今しばらくは大丈夫でしょうか?

426 :ピース作者:2006/11/07(火) 23:43:52 ID:cfhjJ3880
はい!今しばらくは楽しく続けさせていただきます。
ご迷惑をおかけしてもうしわけありませんでした。

427 :劇場版(リュウラ著者):2006/11/08(水) 11:46:55 ID:c/Q42UUF0
「おのれ…地球人ども!」
表情を強張らせるピグマ。正体不明の青いウルトラマンを捕らえたと思えば、脆弱な地球人によって失敗する。
そして第三班は、江口博士の監禁されている壁へ到着した。
「スパイダーEX、低出力モード。壁を分解して博士を救助しろ!」
やたらと大口径の熱線ビーム砲を準備する畠山。ブラン星人は片っ端から青いウルトラマンにぶった斬られている最中なので、結構気楽だった。だが…
「地球人、アタクシたちの計画をよくもまあ懲りずに邪魔してくれるモンだね。」
怒りが度を越したエゴチが第三班へ迫る!
第三班の四人も応戦するが、イメージマター内部であるためにエゴチの意思で周囲の壁が伸縮、攻撃を弾き返してしまう。
「生身で突入してきたのが運の分かれ目だったねえ。…死になさい!」
その時!

「止まれ。」

428 :劇場版(リュウラ著者):2006/11/08(水) 11:48:13 ID:c/Q42UUF0
妙に冷ややかな声が響き渡り、エゴチは動けなくなった。振り返る第三班。そこにいたのは、どう見ても現代の日本人ではない、異装の青年。
「…君は?」
「エグチって学者を助けるんだろう?急げ。」
やたらと上からものを言う長身の男。だが、その切って捨てるような口調は、青いウルトラマンのテレパシーに似ていた。
動けないエゴチを尻目に、第三班はようやく江口博士の救出に成功。すぐさま滞空していたビートル号へ搭乗させる。
高橋は、異装の青年にも手を差し伸べるが…青年は応じない。代わりに、言う。
「アンタらのような人間がいれば、俺達の世界も滅亡を阻止できたのかもな…」
そして青年は、その手に翼状の神具を掴む。
「行け。俺は気にするな。俺は、ウルトラマンだから。」
その言葉を信じ、高橋はビートルを発進させる。彼には、イメージマターへ残った青年の叫びが聞こえていた。
「出でよ…リュウラ!」
直後、イメージマターより「龍」が出現。それは、あの蒼きウルトラマンへ変じる!
「そうか…ウルトラマン・リュウラか。」
高橋は一人呟いた。

リュウラは転化後、即座にゲキへ変身。だが、そのカラータイマーは、青いまま。
同じウルトラマン達の魂がリュウラへ共鳴、活動時間を増大させているようだ。
(レイハの皆、すぐに帰る。アンタたちに教えられた『縛の法』が役に立ったよ。)
しかしこの法には時間制限がある。永遠にエゴチを金縛りにしておけるわけではない。
(なら、早いところ片付けるか。)
他のウルトラマン達に、リュウラのテレパシーが飛ぶ。
「俺だ。エグチって学者、助かったぞ!」


ここまでです。ところで、そろそろ上げた方が良いのでは?


429 :名無しより愛をこめて:2006/11/08(水) 12:07:48 ID:8kq+n06WO
では、及ばずながらROMりの私がageさせてもらいます

430 :リュウラ著者:2006/11/08(水) 12:41:51 ID:c/Q42UUF0
あ、どうもすいません。私がageれば良かったのにね。

431 :名無しより愛をこめて:2006/11/08(水) 12:45:54 ID:8kq+n06WO
いえ、私もこのスレが好きですから落ちてほしくないですし
こういう場合のageなら荒らしではないですよね?

432 :リュウラ著者:2006/11/08(水) 12:49:31 ID:c/Q42UUF0
ええ、全然オッケーでしょう。
あと、見物人さんやROMりの方が書き込んでくれたりすると気合が入ります。

433 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:26:17 ID:c/Q42UUF0
第三十章 或る宇宙
未邪仙ヒルコ 機邪仙グレンヒルコ 宇宙怪獣ヴァーズ発現
神々にも、派閥があれば勝ち組負け組もある。
高位の神は、いわば勝ち組。例の暗闇に住み、宇宙全体の摂理を操っている。
一方、負け組の神もいる。高位の神に成れなかった彼らは、どこかの惑星へネグラを置き、そこで生きる。高位の神のような「仕事」も無く、ただ生き続けるだけ。
たまに気紛れで、その惑星の生物へ加護を与えることもあるが、基本的にはその惑星へ干渉しない。その惑星が滅べば別の惑星を見つけ、そこを新たなネグラとする。
負け組は、ただそれだけ。いわば、地球を守るため奈良で神壁を保持する白虎たち三神は「勤勉な負け組」なのである。

クサナギが粉砕された高天原。
その鬼神は、己が宿主ミウの言葉を聞き流し、物思いにふけっていた。
ついこの間、高位の神々は地球よりキョウリュウとかいう生物を滅ぼした。鬼神はラゴウに理由を問うてみた。
「キョウリュウだっけ?あいつらを放っておけば邪仙が産まれるだろ。で、邪仙が増えりゃ『虚ろの者』の勢力が増すわけだ。俺達は邪仙に関しちゃどーでもいいんだよ。ただ…怖いのは虚ろの者だな。」
「ラゴウ、そなたがキョウリュウを滅した事実、龍は如何に聴くであろう?」
「龍も怖いよな。アイツはよく分からんよ。絶対俺達より古参だろ?アイツがいつ高い位を手にしたか誰も知らないんだからな。その割に、この暗闇での仕事もしなきゃ他の星にネグラを構えるわけでもない。いつでも宇宙のどっかをブラついてるだけ。」
ちなみにその後、何故か龍は、人間が生まれたと同時に地球で神壁の保持を始めている。龍ほどの神ならば、辺境の惑星へネグラを置く必要も無いのだが…
ラゴウは最後にもう一度、
「龍は分からん。アイツが一番怖い。」
と言い残し、自分のネグラヘ戻っていった。
その言葉が妙に印象に残っている。まあ、たった六千五百万年前のことなので覚えているのも当然か…


434 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:28:02 ID:c/Q42UUF0
「あの!あたしの話お聞きになっていらっしゃいますか!?」
ミウだ。生返事しか返さなかったからか、声が刺々しい。やべ、全然聞いてねえ。
(おお、聞いておったとも。役者の押尾学衛門が人気女優へ手を出し演劇界を追放)
「違います。」
(若手の力士三兄弟の取組が八百長でその兄弟の父親がまたガラが悪)
「違います。」
(へえ、アンタもお七っていうんだ)
「微妙に時期外れなネタはやめてください。」
ミウは実の姉、カンナに関して鬼神へ愚痴っていた。
(…ミウよ、振り返るが良い。)
「やっぱ、ここにいると思った。」
そこには、当のカンナが来ていた。
「ミウさん、お話だけ、してもいいかな?」
「…手短にね。カンナ。」

二人の少女は、国が生まれたときと寸分違わぬ風を感じつつ、腰を下ろした。先にカンナが口を開く。
「…整理したいんだけど、天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)はわたしたち二人のお母さん。ミウさんはわたしの妹。」
「そう。」
「じゃ何でミウさんはわたしを殺そうとしてたの?」
「そもそも、ミヤビヒメがアンタを産まなきゃこんなややこしくなんなかったんだよ。神に仕える光の一族なのに、そこへ神を殺す存在が現れた。光の一族の立場上アンタは殺されるべきだった。
でも、龍の意を測る天龍の血を絶やすわけにはいかない。だから一族は、ミヤビヒメにあたしを産ませた。要はあたしは、龍の意を測るためだけに産まれた、アンタの代用品。」
一言一言に憎悪が篭っている。
「で、アンタは十歳の時、龍の力で太陽を鎮め、そのままこの時代へ渡った。それを恐れた神と光の一族は、あたしとアサギをこの時代へ召喚した。」
「神々の、正義のため?」
「…それもあった。でもあたしは、アンタってゆう忌み子の代用品でしかないから、それが憎かった。だから、アンタを殺せるならなんでもするって。」
それは嘘ではなかろう。しかし、ミウは奈良でカンナを救うため、神を裏切った。それは憎しみによる行動ではあるまい。おそらく、ミウの心境は姉への殺意と慕情が衝突し続けている。


435 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:29:40 ID:c/Q42UUF0
「カンナ、あたしはもう神を裏切った。だからってアンタに頼る事もしない。結局、アンタが産まれたのが全部の原因。」
カンナに異論は無かった。しかし…最も根源的な疑問を忘れてはいないか?
「…ミウさん、わたしは『何で』、神を殺す力を持って産まれちゃったの?」
ミウは僅かに視線をそらした。
「それが分かれば苦労しないんだって。」
その時、カンナへ召集の命が下った。
「もーちょっと色々聞きたいんだけど…ごめん、今日はここで。…またね、ミウ!」
こちらから、意識的に呼び捨てにしてみた。呼んだ方も呼ばれた方も、そちらの方が馴染んでいた。

「レイハの諸君、急に何なんだが、宇宙へ飛んでくれたまえ。」
指令房でデカイ顔をしてデカイ腹を揺らしているおっさん。ワタリベ幕官。レイハ司馬ワタリベの父親である。ちなみに、婿養子だ。独身時代の性はヤマトリ。
目的地は、金星の軌道を廻る衛星、ギワン。ここから、現在の地球最大の国家を擁する「大陸」に向かって、邪仙と思しき強い怨念が観測されたのだ。
「しかし、金星までどうやって飛べばいいんです?」
そこへ図面を持ったヘキが仰々しく登場する。
「僕が設計した、『ヒュウカイザン』。レイヒュウゴ、レイキザン、レイカイオウの三機を合体させた形態です。これを使えば半日で太陽系を出る事もできます。
更に、三機分の全火力、鬼道機関、そしてミカガミノツルギを放つ事もできるのです!僕は偉いでしょう。」
機翼を合体させる案を出したのがカンナであることを完全に忘れている。
「じゃあ小宰、ユリノちゃん、指令房はよろしく☆」
やはり、このゴジョウという指揮官は全てにおいて唐突だ。
「私が現地での指揮をとるわ。ヒスイ君、カンナちゃん、ヘキ君、ワタリベ君が一緒に来て。」


436 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:30:47 ID:c/Q42UUF0
初の宇宙任務に緊張する四人。ワタリベはユリノの肩を叩く。そして
「君の代わりに俺が残ろう。」
白い目で見られるワタリベ。
「…いや、宇宙には宇宙の掟というものがあってな、恐らく俺はその掟に当てはま」
「ほらどこかの蹴鞠の選手みたいな事言ってないで行くわよ♪」
強引にワタリベを連行するゴジョウ。こういう時、彼女の腕力を再認識する。
そして、日本基地より飛び立った三つの機翼は空中で合体、ヒュウカイザンとなって大気圏を突破する!
合体時の音声コードはそれぞれ
「敵も飛んでるんだぞ。」
「それをやるんです。」
「コモン、出来ないなら外れてもらうぞ。」
にしようとヘキが頑張ったのだが、「最後のはホークでなくクロムチェスターだから」という訳の分からない理由で没った。

「しかし、その衛星ギワンに何があるというんだ?」
問うヒスイにヘキが答える。
「旧暦の戦争前、亜米利加の軍部が極秘に、ギワンへ基地を建造していたらしいんだ。目的は、灼熱地獄である金星の環境下で初めて精製される物質、『グラニウム』。
コイツを兵器転用すれば、高い命中精度と小型核弾頭並みの破壊力を発揮する。さすが自国を世界の警察とうそぶいてただけの事はあるよね。」
しかし結局、亜米利加が望んでいた「グラニウム砲」は実用化されなかった。基地での研究が開始されて間もなく、ラゴウによって戦争が始まったからだ。
その為、基地のクルーは強制的に地球へ帰され、基地はそのまま今まで…つまり最低でも七千年間…放置されたままだという。そこへ邪仙が現れたのだ。そりゃ何かありますわな。


437 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:32:01 ID:c/Q42UUF0
その話を聞きつつ、ヒスイはカンナの様子が気になっていた。宇宙空間を珍しそうに眺めている。
そりゃ珍しいのは分かるんですよ月旅行が当然だった開戦寸前の旧暦ならともかくとして。
ただ、カンナが今、宇宙空間を「久々に観た」表情をしてるのはどういうわけ?
そう考えている間もなく、ヒュウカイザンはギワンへ到着した。…そこには…
「大宰!怪獣が!」
巨大な生物が数匹、衛星に存在していた。
「ワタリベ君、怪獣と基地との距離は?」
「いえ、怪獣から見て、基地はちょうどこの衛星の裏側にあります。」
「よし、みんな、大宰として命を下します。あの怪獣をシカトせよ!」
「御意!」
怪獣の群れを軽く無視してヒュウカイザンは基地へ飛ぶ。と…その怪獣共へ襲い掛かる巨大な影。
「…ヒルコか!」
以前自律飛行破壊器クウボウが覚醒した際、そのクウボウへ寄生してハガネギアロの姿を得た邪仙である。
ヒュウカイザンは全力でその区域を離脱する。

五人は基地へ到着。だが…ヘキが素っ頓狂な声を上げる。
「!?どういうことだ?何で宇宙艇が残ったままなんだ?」
奇妙である。基地のクルーが地球へ帰ったなら、この帰還用宇宙艇は残っている筈が無い。
基地へ入ってみる五人。手書きのメモが残されていた。地球よりも大気の薄い場所であるためか、風化も進んでいない。そこには
「2057年3月16日。今日も迎えが来ない。大統領は何をしているのか。我々を救助してこそのホワイトハウスではないのか。
酸素は残り少ない。明後日には、全員まとめて窒息だ。」
との記述があった。カンナは基地の壁に触れ、その記憶を読み取り…目眩を起こした。
「…ここで、殺しあったんです…」


438 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:33:13 ID:c/Q42UUF0
そのようだ。3月17日のメモは途中で切れている。書いている間に他のクルーに襲われたのだろう。
そう。亜米利加は、ラゴウの起こした戦争において「世界の警察」としてのアピール的軍事活動に忙しく、宇宙基地のクルー数人に構ってなどいられなかった。
彼らは、母国に見捨てられたのだ。結果、僅かな酸素、水、食糧を奪い合い、全員が死んだ。
しかし、彼らが精製した筈のグラニウムが見当たらない。確かに、この基地が死に絶えてから最低でも七千年が経過してはいるのだが…。
その時、またもヘキが素っ頓狂な声を上げた。
「この衛星、この基地、霊的に最悪です…。」
そう。見回してみれば、この基地の間取り、色合い共に「禁忌」とされる構造。運気が逃げるとかそういう事ではなく、
悪意という悪意全てを集め、決して逃がさない邪悪な構造なのだ。それは時に、邪仙の棲む「幽世(かくりよ)」と繋がってしまう事もある。
「てゆーか…今、繋がってます。」
カンナが言う。邪悪な構造の建物の中で、数人が殺し合い、以降最低でも七千年間、誰一人花を手向けに来ない…。
「では…さっきのヒルコは!」
いつの間にか、ヒルコが接近していた!更に奴は、全身を紅く染め、体表へ機械を現出させる。奴が持っている機械…あれは、グラニウム砲!
「そう…なの?」
カンナはヒルコへ問う。そうだ。このヒルコは母国への怨念、仲間達への怨念、最低でも七千年の間、積もりに積もった怨念が、幽世と繋がった事で変じたもの。
「じゃあ…邪仙って…」
「みんな、走るわよ!」
ゴジョウに促され、ヒュウカイザンへ全力疾走。だがそこへ、等身大ながら先程の怪獣と同形の生物が襲い掛かる!
とにかくヒュウカイザンに到着すればこっちのモンだ。レイエンキュウをぶっ放し、レイバンガで近くの敵を叩き切る。と、そこへ大型の怪獣…ヴァーズが現れ、頭部から衝撃波を発射してくる!
その爆発に巻き込まれながらも、ヒスイはカンナへアイコンタクト。


439 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:34:24 ID:c/Q42UUF0
ヒスイ以外の四人はヒュウカイザンへ到着した。
「ヒスイくんからの伝言です。座標二十五之十三にいるので、ヴァーズとヒルコを倒したら迎えに来てくれ、です。」
カンナの即興のウソが功を奏し、ヒュウカイザンは一時離陸。等身大ヴァーズに囲まれたヒスイは、リュウラへ転化する!
その際空間に広がる「光の龍」に弾き飛ばされ、等身大ヴァーズは一匹残らず消滅した。
迫る巨大ヴァーズ六匹と、グラニウム砲を備えたヒルコ。だがヒルコは、先ずヴァーズへ襲い掛かった!ヘキはヒュウカイザンから、襲われたヴァーズを分析する。
「あのヴァーズ、妊娠してます。」
そう、ヴァーズの体内に、卵がある。
ヒルコはグラニウム砲を発射、そのヴァーズを撃破した。
まだヴァーズは五匹いるが、ヒルコはその中から、やはり産卵前のヴァーズを狙う。
カンナはその光景を見、直感のまま言う。
「邪仙は、命を産み、命育む者を憎むんです。」

残った四匹のヴァーズはその一匹を犠牲として逃げ、リュウラとヒュウカイザンを襲う。ゴジョウは冷静に命じる。
「全光線砲、一斉掃射!」
僅かな間に三機分の光線を撃ち込まれ、一匹は倒れる。続いて焔弾砲で二匹目を炎に包み、飛宙槍で粉砕。
更に、三匹目をミカガミノツルギで一刀両断する。逃げる四匹目。追うリュウラ。と、そこへ強烈な光線が撃ち込まれた。ヒルコのグラニウム砲だ!
リュウラは、惑う。奴は元々、ただの人間。それを…自分の手で倒しても良いのか…。リュウラが悩んでいる間に、ヒルコはグラニウム砲でヒュウカイザンを攻撃する。
(結局は我とカンナの抹殺を優先するか…。堕ちたものよ。)
龍の呟き。母国への怨念に縛られ人でなくなった魂。それは邪仙へ姿を変えた。
リュウラは、コウへ変身する…。

ヒルコはなおもグラニウム砲を放つが、コウとなったリュウラへは一切のダメージを与えられない。
「死したところで人として、かの岸を渡れないなら、せめて…消えろ。」
リュウラは、ショットスパークルでグラニウム砲を貫く。暴走したエネルギーが体内からヒルコを苛む。そこへ、ドラゴンカムイを打ちつけた!


440 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:35:19 ID:c/Q42UUF0
悶絶するヒルコ。リュウラの足元を転げまわる。そして、基地へその手を伸ばし、亜米利加の国旗が描かれた宇宙艇を掴み潰そうとして…事切れた。最低で七千年間、願い続けてきた復讐。だがそれは、龍によって、いとも簡単に潰えた。

リュウラは、その屍をシャイニングボムで消し去る。そしてヒスイの姿へ戻り、無事ヒュウカイザンへ搭乗した。
と、基地より、正確には基地と繋がっていた幽世より拡がった「闇」が、ヴァーズの屍を包む!直後、そのヴァーズは…ヒルコの姿となった。ヒルコは生き残っていた一匹のヴァーズを、一撃の下抹殺する。
「まだ…続けるの?」
カンナはそう呟き、ミカガミノツルギでそのヒルコを葬る。続いて、幽世と繋がっていた基地をも破壊した。それだけやって、ようやく地球への帰路につく。

邪仙。怨念を己の糧とする幽世の存在。そして、人も邪仙に成り得る。強い強い恨みの心によって。

レイハはヒュウカイザンを自動操縦に切り替え、基地のクルーへ黙祷を捧げる。だが、カンナは彼らの成仏を心から願う事ができなかった。
(…犠牲者って、いっつも、こうなんだ…。)


441 :ウルトラマンリュウラ:2006/11/08(水) 16:45:59 ID:c/Q42UUF0
次回予告
鳥神。かつて母親を殺した存在。何故、救った?
次回ウルトラマンリュウラ 第三十一章「とりくんとこむすめ」

リュウラ学 講師 ワタリベサクヤ&イワカゲユリノ
「ラセツの必殺技は、突き出した拳から超高熱光線を放射する『裁邪冥光炎ハデスフレア』だ!」
「火炎なの?光線なの?」
「それ言ったら冷凍光線だって冷凍なのか光線なのか」
「あれのほうが分かりやすいと思う。」

長い!暗い!パクリである!三拍子揃ってます。ごめんなさい。

442 :アルファ作者:2006/11/08(水) 22:47:11 ID:fdN1ADUz0
パクリと言われてしまったら、バーストの「謎すぎの恐竜基地」は
もっと立場がありませぬ。

リスペクトとかオマージュとかということにしときましょう。

443 :リュウラ著者:2006/11/09(木) 10:14:23 ID:/n9ij5AQ0
はい。有難うございます。
「パクリじゃなくオマージュです!」
てことでお願いします。すいません。

読み返してみて不備に気づきました。
「帰還用の宇宙船があるのに何で助けを待ってたの?」という点ですが、
「宇宙船自体の航続距離は短いのである程度飛んだら迎えの大型宇宙船とドッキングして地球へ戻る」
というプロセスの予定だったので、迎えの宇宙船を待っていた。と、思ってやってください。

444 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 13:45:49 ID:qJ6c9fJEO
フレンズは〜?

445 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 13:58:20 ID:K3DB77aU0
 ウルトラマンアルファ 7 鉄壁! ディフェンスポート
 改造深海怪獣・グビリオス、量産グビラ軍団、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 異次元空間。ゼバット星人の地球侵略軍団のアジト。
「おのれ、おのれおのれウルトラマンアルファめ! これほどの屈辱があろうか、いやない反語!」
 ゼバット星人達は、第1話でゼットニオスと量産ゼットン軍団をウルトラマンアルファに
倒されたことで悔しがっていた。
「何としても八つ裂きにしてやらねばならん!」
「しかし、どうしたものか。何時も突然現れて怪獣や宇宙人を倒して去っていくアルファの素性も
居場所も、我々は未だに突き止めておらんのだぞ」
「ええい、かくなる上は・・・取り合えず場所のわかっている特命防衛隊の基地を、むかつくので
憂さ晴らしに襲撃して壊滅させてやる!」
 その程度の奴らである。軍事力だけは無駄にあるのでたちが悪い。

446 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 14:02:49 ID:K3DB77aU0
 特命防衛隊・日本支部の拠点『ディフェンスポート』は、東京湾岸の埋立地に面して建てられている。
過去、晴海に立てられていたBIDベースの資材を流用、改造して建てられたものである。初期状況の
説明のために本編登場が大変遅れた。申し訳ない。
 そのディフェンスポートで、川上浩嗣隊長は美山由美子隊員の研究室に向かい、生体無機物マテリスの
探知システムの開発状況について尋ねた。中々進まないという。
「そりゃ、普段身の回りにある普通の器物がいきなり怪獣になって襲ってくるんですからね。条件設定に
時間もかかりますよ」
「それは判るが、とにかく急いでくれ。このままでは犠牲者が増えるばかりだ」
「判ってます。勿論諦める気はありませんよ」
「うむ。で、実は、更に面倒を増やすことになるのだが」
「何ですか?」
「先日の交戦以来音沙汰のない侵略者・ゼバット星人の件だ」
「ああ」
「奴らは過去複数回我々と交戦し、ウルトラマンアルファの助力もあってこれまでの侵略は全て阻止
されているが、向こうの拠点の所在も未だに掴めていない。これも早急に解決しなければならん」
「まあ、今までの作戦を見てもなんか行き当たりばったりで、戦略意図のよく判らない連中ですけどね」
 むかつくので憂さ晴らしとかゼバット星人が言っていたのを聞いたら、特防一同は激怒するだろう。
 とにかく、その件も並行して出来る限りで進めて置くと由美子が了承したとき、基地内に警報が
鳴り響いた。由美子には開発研究の続行を命じ、川上は司令塔へ急ぐ。

447 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 14:03:47 ID:K3DB77aU0
「わはははは、久しぶりだな特命防衛隊の諸君!」
 ディフェンスポートの正面の海の上の空に、ゼバット星人の巨大な立体映像が浮かんでいた。大げさな
身振りの映像と共に、音声が響いてくる。
「今日は貴様らの基地を壊滅させに来た。我々の挑戦を受けるがいい!」
 同時に東京湾の沖から、星人の怪獣兵器が浮上した。しかも又軍団で。
 司令塔で見届ける川上。
「グビラか」
 縦に平たい魚のような身体は白・黒・黄色の混ざった派手な斑模様。そして鼻先に付いたドリル。
かつての怪獣頻出期に出現し、当時海底科学基地を襲撃した結構強敵な奴。
 前回量産ゼットンを多数出して消耗したのか、二桁には至っていないが、複数いるだけで面倒といえば
面倒だ。そのグビラ軍団が、一斉に基地に向かって侵攻してくる。川上は即座に迎撃命令を出す。
 斎木、美樹、柏村がそれぞれ乗り込んだトライビートが出撃。グビラ軍団に攻撃を掛ける。グビラ軍団は
いきなりハイジャンプしてドリルを突き立てようとしてきたり、頭から毒汐を飛ばしてくる。交わしながら
攻撃を続けるトライビート隊。牽制にはなっているが、いずれ限界が来るだろう。

「ゼバット星人め!」
 事態を知った城達志が、状況を見渡せる海岸の倉庫街に走ってきた。倉庫の陰に隠れ、
「アルファーーーーーッ!!」
 アルファプラスをかざして光を放ち、ウルトラマンアルファに変身。今回もディメンジョンステルスで
敵に肉薄してから空を割って飛び出し、体当たりでグビラの一頭を突き飛ばして登場。そのまま参戦。
柏村「おお、来たかウルトラマンアルファ!」
美樹(・・・ウルトラマン・・・)
 海に半身を出して立つアルファはアルファブレードを取り出し、抜き身にして軍団に斬りかかって行く。
今回は、ウルトラ居合い抜きでいきなり一網打尽にしない。というより、出来ない。
 西野家から追い出されて以来漂泊の身のアルファ=達志は、短期バイトを転々として食うや食わずの
日々を送っており、今日は特に消耗していた。要は腹が減って、強力な技を使えるほど充分に精神が統一
できないのだ。
 それでも大苦戦するというほどでもなく敵と渡り合っているが、もたついているのは否めない。

448 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 14:04:56 ID:K3DB77aU0
「ウルトラマンアルファ!? やはりきおったか」
 ゼバット星人達も驚く。予測しとけよという気もする。
「・・まあ待て、そう焦る事はない。当初の計画を続行しよう」
「どういうことだ?」
「見て判らんか。アルファは今グビラ軍団に阻まれて自由に動けない。無論特防の迎撃隊もだ。
つまり、特防の本拠を攻めるチャンスというわけだ」
「な・・・なるほど」
「この隙に当初の予定通り、最大の戦力を特防の本拠へ送り込むのだ。出でよ、改造深海怪獣・グビリオス!!」
 星人の召喚に応じ、ゼットニオスの時同様、グビラの強化改造型怪獣がディフェンスポートの更に眼前に
次元転送された。四足から直立状態になって均整の取れたスタイルになり、鼻だけでなく、両手の先にも
巨大なドリル。そんなグビリオスが、波を踏み分けてディフェンスポートに迫っていく。
「アルファの相手は後でゆっくりしてやる。基地が壊されるのを見ているがいい!」

 だが。
 ポートに向け、腕のドリルの一撃を放とうとしたグビリオスは、突然の横からの衝撃に吹っ飛ばされた。
ゼバット星人達「何!?」
 周辺の埠頭を構成していた大きなブロックの一つが、ジェット噴射して飛んできてグビリオスに叩きつけられたのだ。
「ミリー、もっと叩き込め」
「了解」
 返答したのは、川上の位置する司令塔でメインオペレーターを勤める少女、ミリー。
 彼女の操作により、他の埠頭のブロックも次々飛んできてグビリオスを叩きのめす。しかも、一度ぶつかっても
リモコンで方向転換して又戻ってきてぶつかる。
 怪獣相手に砲台の弾丸をちくちく撃っていても大したダメージは与えられないと考えた川上が発案した、
質量迎撃兵器『アタックデコイ』だ。後年、A&Rの訓練システム、ゴーストブロックにこのシステムが受け継がれたり
受け継がれなかったり。

449 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 14:06:10 ID:K3DB77aU0
 かなりのダメージを受け、よろめいているグビリオスに、
「とどめだ、ミリー! 機動司令塔、分離!」
「了解」
 司令塔の上部が分離してバーニアで姿勢制御して浮上し、巨大な機動兵器となる。
「アタック!」
 機動司令塔に自ら乗り込んでいる川上の号令とミリーの操作で、司令塔がグビリオスにジェットの大噴射で突撃。
更に、衝角になっている司令塔の前面が展開して超巨大なドリルが出現。高速回転してグビリオスの胸に突き刺さり、
追加ダメージで高圧電流まで放たれる。
 ゼバット星人達が絶句する中、主戦力のグビリオスは、ウルトラマンアルファではなく、特命防衛隊の攻撃で
撃破され、海に倒れて大爆発した。
 後はもう、アルファとトライビート隊によってグビラ軍団が一方的に掃討されるだけだった。
「お・・・お・・・おのれーーーーーッ覚えてろーーーーー!!」
 ゼバット星人達は撤退した。

 アルファが去った後、川上は機動司令塔をポートの上に戻して接続し、トライビート隊を呼び戻して
隊員一同に訓辞を垂れる。
「今回ディフェンスポートは守り抜かれたが、ゼバット星人は又襲ってくるだろう。他にも生体無機物への対策など、
我々には多くの課題が残されている。この勝利に気を抜くことなく、今後も地球を狙う敵に目を光らせるのだ」
「了解!」
 敬礼する隊員達をオペレーター席で見つめるミリー。人形のように全く表情がない。事実ミリーは、特命防衛隊の
テクノロジーによって開発されたアンドロイドであった。

 続く。

450 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 16:28:48 ID:bXNpjDyRO
劇場版が見事にシグマ作者とリュウラ作者ので止まっとる…

451 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 18:08:48 ID:vTquVgTY0
10/18から11/7まで止まっていた時は、気にならなかったのですか?


452 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 18:20:14 ID:bXNpjDyRO
いや、二人が書いたから他の作者さんもドバーッ!って
感じに書いていくんかなぁ〜と。前回も一通りの作者さんが
書いて一旦区切った印象だったからさ。オリトラHPだと
アルファ作者さんが次書きそうだが…(焦らすような言い方
だったらごめんなさい)

453 :アルファ作者:2006/11/09(木) 18:37:22 ID:K3DB77aU0
申し訳ない。好きに書ける自作と違って結構デリケートな作業なので・・・
もう少しお待ち下さい。

454 :ウルトラマンオーバー:2006/11/09(木) 22:51:18 ID:S3Ytwy9F0
>フォルテ作者様
怪獣災害と言う物をうまく現していたと思います
話の流れが初代ウルトラな感じもGOOD

>リュウラ作者様
また部分的に読みました
そして今更気づきました、フナトがいない事に・・・
・・・イカルガさんみたいな人が変わりに入ってるし

>アルファ作者様
津上「赤山隊長、私にはこの侵略者が許せません」
道城「右に同じく」
和崎「てめえらのくだらねえ感情のために他の生物を殺すと言う行為が許せねえな・・・」
川浪「異次元突入艇の準備が整いました」
石野「んじゃ隊長、ちょっくら行ってきまさあ」
赤山「・・・・・許可する」
石野「おっしゃああやろうども、ゼバットども皆殺しにしに行くぞおおおおお!」
・・・・・
ヒスイ「・・・・・・・」
道城「・・・・・・・」
石野「ご・・・五条、なぜ異次元にお前が・・・」
ゴジョウ「え?どっかであった事ある?」
和崎「間違えましたね・・・・ここどこだ?」
川浪「以上が今回のアルファ読んでて作者が思いついた妄想です、すいませんでした」

455 :アルファ作者:2006/11/09(木) 23:18:58 ID:vPeO2WCu0
>>454
 ええ、ゼバット星人に対してはその反応でいいと思います。

 ヤプールの壊滅寸前期の作戦とか、もうエースやTACへの嫌がらせにしか
なってませんでしたよね。

456 :ウルトラマンクラウス:2006/11/09(木) 23:34:33 ID:aOv/R5op0

第5話 
「ゼットンの孫」 前編

空想怪魚ガラン 登場



‘絶対的に、確実に、そんなものは存在しはない。だが。
 仮に「神」という存在があるとするならば、神は今の地球の住民達にいかなる印象を持つのだろうか。
 今の我々の行動が神に好かれるか否かで問えば、答えは当然、否であろう。
 いつの日にか、我々はその手の信者の言う神の徹裁とやらを受ける日が来るのかもしれない。
 それは、決して避けて通れる事ではないのかもしれない。
 だが、我々が動かなければ、誰が腐りかけた地球を、人類を救うと言うのだ?
 だからこそ。
 だからこそ我々は、これまで活動を続けてきたのではないだろうか?
 そしてこれからも活動を続けて行くのではないだろうか?
 …違うだろうか?
 グランドキングが倒された今、新たに生まれるお前が、その役目を果たすのだ……!!


 次回、1月号(12月18日発売!)に続く。                   

457 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:35:06 ID:aOv/R5op0

「いやぁ〜、今回もまた引っ張るねぇ〜。」
A&R司令室。先の放火怪獣との戦いの後始末も終え、ホッとしたひと時を過ごす隊員達。
椅子に座りコーヒーを飲みつつ読書にふけるシュウ。
その手には人気雑誌‘月刊コミックマスター’が握られている。
シュウが今読み終えた作品は、この雑誌の目玉でもある‘THE アンバランス’。
作者は‘外山さとし’。現在第5巻までが発行されているSF大作漫画である。
何十年もの前の伝説の特撮作品、「アンバランス」のアレンジコミカライズである今作は、
その内容をおおまかに言えば主人公のライバルである科学者が生物兵器を次々に造り出し、
主人公と激闘を繰り広げる、というものである。
ストーリーだけ聞くとただの善悪モノの作品と思われがちだが、その圧倒的な作画、
魅力的かつ深い設定のキャラクター達、想像力豊かなモンスター、巧く交わった様々な伏線…。
様々な要素が交わり、今一番旬な漫画として人気を博している。
その証拠に、シュウの他にも、レイジやナオキ、さらにはルイまでもが
‘THE アンバランス’の単行本を読みふけっているのだ。さらには……

「ちょ、隊長まで読んでるんですか!?」
声を荒げるのはミスカ。
ミスカの目の前で紅茶(砂糖多め)をすすっているカサゴイの手に握られているのは、その漫画の第4巻。
本人曰く実は漫画が好きでないと言うミスカにとって、シュウ達はともかく、
隊長が漫画を、それも皆と同じ作品を読んでいる事に驚きを隠せなかった。

「ん、読んじゃ悪いかね。」
「いや、その。」
「この作品はだな、出てくる怪獣達の描写が細かく描けているんだ。
仮にもそういった存在と渡り歩いている我々にとって、これはなかなか共感できる所があってな。」
「はぁ。」
「実は私も最初はたかが漫画だと舐めていたんだが、いざ読むとなかなかどうして。君も読むか?」
「え? あ、いや、結構です。あ、私、ちょっとトイレに…。」
「そうか。面白いと思うんだがなぁ。」

458 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:35:52 ID:aOv/R5op0

ふと、第2巻を読み終えたルイがオペレーター・モニターを見た。すると…

「隊長、つい先ほど関東エリア第2―Kポイントで、一瞬だけイレギュラー反応が確認されたようです。」
「Kポイント? 確か前もその場所でイレギュラー反応が確認されたな。」
「はい。その時は特に異常が無かったのでこれと言った調査はしませんでしたが。」
「ふぅむ。しかし連続となると少し妙だな。念のため、誰か調査に行ってくれないか?」
すると、隊員一同はサッとカサゴイから目をそむける。
理由は当然、今日は‘THE アンバランス’をゆっくりと読んでいたいからだ。
が、レイジは不意にちらっとカサゴイを見てしまった。運悪く目が合うレイジとカサゴイ。

レイジはぶつくさ言いながらA&R専用万能乗用車、‘エーアール・ラシック’を運転している。
目的地は当然Kポイント。東京の住宅街だ。
しばらくし、Kポイントに到着したレイジ。ラシックを駐車し、イレギュラー・レーダーを手に降り立つ。
平日の昼間の住宅地だからか、辺りは静かだ。異常な様子など、一見無い。
レーダーを確認しながら適当に歩き回るレイジ。レーダーにはなんの反応も無い。が。
レーダーに集中するがあまり、道のカドから現れた自転車の存在に気が付かなかった。
この後の光景を想像するのは難しい事ではないが、あえて音で表現すると…

ガッシャーンッ

「ってぇ〜…。あ! す、すみません!! 大丈夫ですか!?」
「った〜…。あ、大丈夫です、気にしないでくださいっ。いたた…」
「あっちゃ、怪我してる……とりあえず、ご自宅か病院に運びます!」
「…あ、ホント、いいんです。大丈夫ですって。」
「いえ、俺の責任なのに、このままハイさよならってのは気持ち悪すぎなんです!」
「…へ?」
自転車に乗っていたその気の弱そうな若い女性は、ぶつかった相手の服装を見渡す。

「…えっと、じゃあ、あの、とりあえず家までお願いします…。」
「はい!!」
壊れた自転車をラシックのトランクに積み、女性を助手席に乗せ、彼女のナビで彼女の家へと出発した。

459 :ピース作者:2006/11/09(木) 23:36:04 ID:4lcDztYQ0
原因不明のHPビルダーソフト不具合により、
編集ページがHP開始当初のものになってしまい、
いくつかのページを失ってしまいました。
一刻も早く修正し、HPを無事再会できるよう心がけますので、
しばしお待ち頂けるようお願い致します。(HP自体は観覧できます)
ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

460 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:36:46 ID:aOv/R5op0


(…この女…)
(クラウス? …どうしたんだ?)
(レイジ、気をつけるんだ。彼女は…何かしら秘密を握ってるいる。ひょっとすると…)
(まさか、こんな美人にフリップ星人が化けているとでも?)
(いや、それは無い。ただ、用心に越したことは無い。今ぶつかったのも、わざとかもしれん…。)
(…解った。)

「…あ、ここです。」
ラシックを止めるレイジ。彼が左側に目をやると、ちょっとした屋敷のような大きな家が建っていた。
2人は車を降り、レイジはトランクから自転車を取り出す。
女性は閉ざされた門横の「如月」と書かれた表札の下にあるインターホンを押し、誰かと会話している。
すると、カチっと言う音と同時に、門がギギギと開いた。

「…どうぞ。」
自転車を担いだまま門の中へ入るレイジ。
レイジは玄関脇に自転車を置き、ふと女性の方に振り向く。
季節柄、当然長袖だが自転車を運転するため軽い服装を着こなしていた。
そのため、その細く、かつしっかりとした体のラインがはっきりと解る。
今では珍しい、髪に色を一切つけない自然な黒髪の、綺麗な短髪。
おとなしい印象を受ける、そのつややかな顔。着物が良く似合いそうである。
その姿を一言で言えば―

「かわいい…」
レイジが代弁した。



461 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:37:37 ID:aOv/R5op0

せっかくなのでどうぞ、とそのまま家の中に案内された。
その内装は、家の外見と対等するごとく、恐ろしく豪華な内装となっている。
玄関は大理石でピカピカで、そこだけでも8畳分の広さがある。
脇には巨大な水槽が設置され、その中で泳ぐ巨大な魚がここの豪華さをより一層を象徴する。
唖然としたレイジは、とりあえず何か話題をだそうと水槽の魚に目をやった。

「この熱帯魚、変わってますね。」
「…ええ、‘ガラヌムテール’って魚なんです。日本で飼ってるのはここだけらしいんです。」
確かに、変わっている。青いボディ、全身各部分に生えている鋭い角、陸生生物のモノにも見えるヒレ。
どちらかと言うと…怪獣…。
だが、今のレイジにそこまで頭が回る余裕は無い。
接客部屋に案内されたレイジ。
ふかふかのソファに座り、同じくテーブル越しのソファに座った女性と会話を始めた。

「あ、俺、カミヤ・レイジって言います。もし怪我の治療費がいるなら、責任上、俺が払いますが…。」
「…いえ、治療費だなんて。ただの擦り傷です。今消毒して絆創膏貼ったんで、もう大丈夫です。
…あ、忘れてました。私、如月冬子と言います。」
「トウコ…さん?」
「はい。…あの、失礼ですけど、カミヤさんて、A&Rの隊員さん…ですよね…?」
「あ、はい。」
「…すみません、持ってきたい物があるので、ちょっと御待ちいただけます…?」
「え? あ、どうぞ。」
そそくさと退室するトウコ。
レイジは室内を見渡した。小さめの、豪華なつくりのシャンデリアや、高そうな花瓶。
その豪華な部屋に見とれつつも、さっきの変わった熱帯魚の事を思い出した。
よく考えれば、あんな魚がいるわけが無い。水族館にだってあんな魚はいない。
かつての‘DASH’の記録によると、怪獣の幼体を自室で育てていた女性がいたらしい。
その怪獣の名前は、確か、エレキン……


462 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:38:40 ID:aOv/R5op0


その時、ノック音が聞こえた。
部屋に入ってきたのは、トウコではなく、ハーブティーを運んできたタキシードを着た、いわゆる執事だ。

「いらっしゃいませ…」
「ど、どうも。」
ティーカップを丁寧に置き、お茶を注ぐその執事。年齢は50代後半といった所か。

「広いでしょう、この屋敷…」
「あ、はい。立派な造りですね。」
「この屋敷は、トウコ様の苦労により建てられたものなのです。
人はこの家を見るたびに成金だ、金遣いが荒そうなどと暴言を吐くのです。嘆かわしい。」
そうなんですか、と適当にあいづちをうちつつお茶をすするレイジ。
それと同時に、こんな家を建てるなんて、彼女はなんの仕事をしているんだ? という疑問も沸いてでた。
すると、何かを持ったトウコが部屋に戻ってきた。今度は執事が退室した。

「…すみません。あの、とりあえず、これを見てください。」
と、彼女から数枚の紙を渡される。それには何やら絵が描かれていた。それは…

「え、え、グランドキング?」
なんとその紙には街で暴れるグランドキング、という「THE・アンバランス」の1シーンが描かれていた。
さらにその絵は、ファンが好きで描いた絵では無さそうだ。あまりにも巧すぎる。
つまり…

463 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:39:20 ID:aOv/R5op0


「外山さとし。私のもう一つの名前です。」
「ええぇぇぇ!? ま、マジですか!?」
「…はい、マジなんです。」
「ちょっと待ってください、このシーン、見たこと無いですよ!? グランドキング、復活するんですか!?」
「…ふふふ、そうなんです。」
微笑みながら会話する2人。なるほどこの漫画での稼ぎなら、執事付きの屋敷に住めても不思議ではない。

「それで、あの、A&Rの隊員さんなら怪獣とも実際戦ってるんですよね? 
参考がてら、色々と聞きたいんですが……。」
「どうぞどうぞ、それくらい協力しますよ!!」
その後、話に盛り上がる2人。レイジはA&Rでの体験談、トウコは作品制作秘話を…。
気づけば夕方になっていた。それぞれ仕事に戻るため話はおひらきとなった。
トウコに見送られ、上機嫌でラシックのハンドルを握るレイジ。夕日が綺麗だ。
しばらくし、本部に報告を入れる。

「こちらレイジ、なんの異常も無し! これから戻ります!」
『何言ってるんだ!! その場所から強烈なイレギュラー反応が出てるんだぞ!?』
「…え?」
ラシックを止め、レーダーを確認する。なんとすぐ近くの地点から強大な反応がキャッチされていた!

「ウソだろ!?」
ラシックから降り辺りを見回す。すると、東の…太陽が沈む方向に、巨大な黒い線が空中を漂っていたのだ!
その得体の知れない光景を見て、何も言えずただ呆然とするだけのレイジ。
その黒い線は徐々に別の線を生やし始めた。線と線は複雑に絡み、ひとつの形となってゆく。
挙句の果て、線に厚みが出来始め、色もつき始めた。そして、徐々にその姿を硬めてゆく。
最終的に、鋭い角が生え、奇声を上げ始めた、その巨体。レイジはその姿を、どこかで見たことがある…。

「ガラヌムテール!?」


464 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:39:53 ID:aOv/R5op0


まさしく突如、として出現した巨大怪魚から逃げ惑う人々。
ラシックには特に兵器は無いし、本部のエーアールの到着を待っている暇は無い。
レイジは迷わずウルティメイト・ストーンを取り出した。

「クラァァァァァァウス!!!」

『シェアッ!!』
光の中から現れたクラウスは、そのまま怪魚にキックを喰らわす。
その怪魚は奇声と共に倒れこむ。クラウスは怪魚の尻尾をつかみ、巨体を振り回す。
クラウスは手を離し、そのまま怪魚を投げ飛ばした。飛ばされた怪魚は砂埃にまみれ…姿を消した。
突然消えた怪魚の姿を探すクラウス。どこにもその姿が無い…。
と、その時、クラウスの頭上から消えたはずの怪魚が降って来たのだ!
頭に怪魚の全体重が圧し掛かったため、首にダメージを負いもだえるクラウス。
怪魚はヤツデの様に平べったい手のひらでクラウスを叩きつける。
さらに長い尻尾でクラウスを叩きつけ、今度はクラウスを投げ飛ばす。
痛みと衝撃でもがくクラウス。もがき、転がりつつもダブルフィンガービームを
怪魚の鼻部分の角めがけて発射するが、避けられる。
再度ビームを撃つと、怪魚の右手にヒット。奇声を上げ、倒れたクラウスに突進する怪魚。
怪魚がジャンプし、クラウスにボディプレスを仕掛けたが、後転でそれをどうにか避けるクラウス。
腹を地面に思い切り打ちつけ、怪魚はダメージを受けた。よろよろと起き上がる両者。
カラータイマーが鳴り始めた。クラウスにはもう時間が無い。
クラウスは残りのエネルギーを振り絞り、腕に力を溜める。必殺光線のモーション。
すると、怪魚はそんなクラウスの姿をあざ笑うかのように口をパクパクさせる。そして…
消えた。それも、足から頭へ順に、徐々に。例えるなら、消しゴムで絵を消すかのように…。
今度は、完全にその場から姿を消した。クラウスは愕然としながら、空高くへと飛び去った…。


465 :名無しより愛をこめて:2006/11/09(木) 23:40:38 ID:aOv/R5op0

夕日により世界がオレンジ色に染まる。
レイジは先程と打って変わってどんよりとした面持ちであった。
あの怪魚には見覚えがある。つい、さっきの話だ。彼女の家で―トウコの家で―

怪魚はクラウスと戦い、姿を消したことをラシックの無線で本部に伝えるレイジ。
彼は再び、トウコの家に行きたかった。
理由はもちろん、あのガラヌムテールの確認。そして何より、トウコの安否―
しかし、本部からの帰還命令には従わねばならない。
今回の件の報告も直接せねばならないからだ。
だが、レイジは、トウコの事だけは、報告しまいと誓った。
当然、彼女がこの件の重要人物である事は十分解っている。本部には確実に報告せねばならない。
だが…
何故か、トウコの事を他人に話したくは無かった。彼女が外山さとしであると言う事以前に―

ともかく、レイジはラシックのハンドルを強く握り締める。
クラウスの言っていた事は、こうゆう事だったのだろうか…。
また必ず、何かあるに違いない。レイジはそう確信しつつ、Kポイントを後にした―


続く


466 :クラウス筆者:2006/11/09(木) 23:42:54 ID:aOv/R5op0
ずん、無駄に長いなオイ。

あと遅ればせながらも皆様感想どうもです。
ショーンの登場はもうちょい引っ張ろうかとも思ったけど、まぁええか。

467 :名無しより愛をこめて:2006/11/10(金) 12:34:13 ID:03mmm263O
>クラウス作者様、セリフを描写に変えれば作品が短く簡単におさまると思いますよ

あとクラウス作者様、あなたもしかしてカイザー作者様じゃ…(ry
文章的にも過去怪獣を多用するところも第一話も似てるし…


違ってたらスミマセン、これからも応援しています



468 :リュウラ著者:2006/11/10(金) 12:49:32 ID:JLZebS6J0
クラウス筆者様
今回はガランという事ですな。つくづく渋い。
以前の(Aの)ガランとは異なりヤプールが存在していないのでミステリーな印象になってます。
サブタイや前後編スタイルも謎めいていて良い感じです。

アルファ作者様
分かりやすい侵略者ですなゼバット(笑
基地ピンチ話にハズレ無し。(というのは平成三部作のムックからの受け売りですが。)
そしてDASHの人っぽい新キャラ。
アルファが今回手こずるかと思ったら特防が強いです。

オーバー作者様
「初の宇宙」なので、衝動的にイカルガさん的シークエンスを混ぜた。今は反省している。
フナトに関しては、まあご心配には及びません。
津上「東洋最強の存在は我々忍びの者か、貴方たち道士か、決着をつけましょう。」
ユリノ「望むところよぉーっほっほっほ」
道城「日清戦争か…」
カンナ「それ美味しそうです。」
ヒスイ「食うな。不謹慎だ。」

ゴジョウ「オーバー作者さん、あなたの妄想に著者の妄想が呼応しちゃった♪ごめんね☆」

469 :劇場続き(アルファ作者):2006/11/10(金) 13:08:15 ID:HBh0uA9f0
 幕間。
 イメージマター側の怪獣軍団とウルトラ戦士達の激闘で飛び火が周囲に及ぶ中、アーダイカは巨大化して、
避難する人々に被害が及ばないように援護をしていた。
「何でわしがこんなことを・・・」
 しかし、ウルトラ戦士達が集結した今、下手に反抗すると身が危ないと判断し、おとなしくレスキューしていた。
それに、助け出した人々には、ありがとうとアーダイカに感謝してくる者もいる。
「あの男の言ったこともあながち嘘ではないか・・・」

 その男、ウルトラマンイレイズは、主人のブラン星人が全滅しても尚暴れるヴォルカノンとの戦いを
続けていた。一頭相手なら直ぐけりが付くと思ったのだが、不利と見たイメージマター側が、もう一頭
ヴォルカノンを出現させたのだ。二頭のヴォルカノンの高速機動と実弾攻撃にイレイズがてこずっていると。
「イレイズ兄さん!」
 ウルトラマンカイザーが援護に入った。
「カイザー・・・敵の本陣はいいのか?」
「リュウラ兄さんと防衛軍の仲間の手で、江口博士は無事救い出されました」
「そうか・・・なら気遣いはいらんな。あの未来から来た男に教えられた技、見せてもらうぞ」
「はい!」
 カイザーはヴォルカノンの一頭を相手にする。ヴォルカノンは更に移動速度を上げ、カイザーの周りを
無数の残像が包囲するが、カイザーは冷静に構えている。
 残像の中から、一頭の本体がカイザーの背後に音もなく迫る。
 だが、カイザーは既にそれを見抜いており、両手を素早く後ろに回してヴォルカノンを掴み、派手に
投げて地に叩きつけ、それだけで大ダメージを与えた。倒れている間に跳び離れ、
「メテオスペシウム!!」
 必殺光線の一閃でヴォルカノンを粉砕。
「見事だ、カイザー」
 そう評価したイレイズも、バリアブレスソードを一閃してもう一頭のヴォルカノンとすれ違い、
真っ二つに切り裂いていた。


 とりあえずここまで。

470 :クラウス筆者:2006/11/10(金) 19:14:28 ID:71EO9ZvT0
>467
ずん、やっぱセリフ多いか。でも、キャラ達にセリフ言わすのって大好きなんだよなぁ…。
あーあと残念ながら俺は4コマ漫画家を目指すしがない高校生であってカイザー作者さんとは一切関係ありません。
あしからず。

471 :名無しより愛をこめて:2006/11/10(金) 20:15:18 ID:4lc/u6TXO
細かいことだが…「ずん」ってなんだ?

472 :クラウス筆者:2006/11/10(金) 20:21:16 ID:71EO9ZvT0
癖で使っちまいました。漫画のマイナス表現で「ずーん」。
それを短くしたもんです。俺の周辺限定だけど。

473 :ウルトラマンオーバー:2006/11/10(金) 22:27:32 ID:8iHxm55S0
>クラウス作者様
ミステリアスな雰囲気がこう、ビビッときました
先の展開が予想できない感じがとてもイイです
これからも頑張ってください

474 :劇場続き(アルファ作者):2006/11/11(土) 00:10:21 ID:lJq2nfSO0
「あの、ピグマ殿・・・」
 エゴチがおたおたするのを尻目に、ピグマ星人は考え込んでいたが。
 壁に浮き出ていた顔が、ずぶりと引っ込んで消える。同時に、イメージマター全体がうねうねと
蠢き始め、粘土の様にこね回される。
「ピグマ殿、何を!?」
「ここまで手こずるとは、計算違いだった。この上は、私の持つ怪獣・星人の全データを注ぎ込んで
イメージマター自体を最強の怪獣に作り変え、ウルトラマンどもを一気に殲滅してくれるわ」
 やがて、エゴチの立っていた足場も不安定に蠢き出し、ナノマシンの波に飲まれるエゴチ。
「ひいッ、ア、アタクシも最強怪獣のパーツにされるので!? ご、ご勘弁を!」
「・・・・・・」
 ピグマ星人はちょっと考え、
「よく考えたら、お前は敵との直接戦闘にはさして使えんわ」
 エゴチをぺっと地上に吐き出した。

475 :ウルトラマンオーバー:2006/11/11(土) 13:26:25 ID:U/Ls57DY0
第16話「暖かい、心」無形暗黒生命体「ケスーガ」登場
真っ暗い闇の中を、川浪が何かから逃げるように必死に走っている
≪戦え≫
彼女の背から、くぐもった声が聞こえてきた
≪お前はそのために生まれてきたのだ≫≪戦いなさい≫≪戦え≫
必死にその言葉から逃げる川浪
「なんで・・・こんな・・・」
立ち止まる川浪
「・・・・了解」
振り向いた彼女の目は、黒いはずの瞳が赤く変色していた
≪それでいいのだ≫≪やはり我々に間違いはなかったのだ≫≪これぞ究極の≫
声達がその川浪を賛美する
≪それが君の本来の姿なのだ≫
呆然とたたずむ川浪
(これが・・・私の本来の姿?戦うのが私の本来の・・・)
「深く考えねえでいいんじゃねえか?」
どこからかそんな声が聞こえた
「やりたいよおにやりゃあいい、人に迷惑かけねえ程度やりたいようにやりゃあ」
「それでいいの?」
川浪の問いに、声は即答する
「知らねえ、だが・・・・」
「だが?」
そこで声は途切れた、そして爆音が響く

476 :ウルトラマンオーバー:2006/11/11(土) 13:54:45 ID:U/Ls57DY0
目を覚ます川浪
そこはいつものアイアンタワー隊員用個室、川浪の特に何の装飾もない、生活必需品と家具だけの部屋
「はあ・・・」
ため息をつき、立ち上がる川浪、先ほどまで自分が見ていた夢、あんな夢は初めてではなかった
頭を振って、洗面所に入っていこうとした所で枕もとの壁に備え付けてある通信機がなる
通信機の受信ボタンを押す川浪
川浪「川浪です」
和崎『本日7時よりヴァルチャーEのテストを行います、準備しといてください』
川浪「了解」
通信機を切り、時計を確認する川浪、時計の針は6時を刺していた
パジャマではなくスクランブルに備えて黒いボディスーツを着ていた川浪は、手近にかけてあった隊員服を手に取り、手早くズボンと上着を手に取った

アイアンタワー格納庫、青と赤、緑、黄色のEAR使用のカラーリングに変更されたヴァルチャーが整備されている
N−BIDから送られたヴァルチャーをEAR使用に改造した機体、通称「ヴァルチャーE」だ
通常型同様甲、乙、丙(通常機はα、β、γ)への分離能力はもちろん、本当ならやたら色々なオプションを装備できる機底の格納部分を廃してビクトリーアタックフォーメーションシステムが取り付けられていて
更に各機が個々に固定の特殊な兵器を搭載しているて、多目的な作戦、例えば人命救助や物資運搬とかには向かないが、ガチンコで物理法則の通じる敵と戦うには通常機に勝るとも劣らない
早速ヴァルチャーEに乗り込む最初のメンバーを決める隊員達
壮絶なじゃんけん勝負の結果、道城、川浪、そして石野の3人が決まった
和崎「一番に乗りたかったのに・・・」
津上「・・・・・」
和崎の恨めしげな視線と、津上のこれと言った感情の無い目に送られて、発進するヴァルチャーE
α部分、甲に石野、β部分乙に川浪、γ部分丙に道城が乗っている

477 :ウルトラマンオーバー:2006/11/11(土) 15:36:25 ID:U/Ls57DY0
赤山「当初の予定通り一度BIDステーションに行って一泊して戻って来い」
作戦室の赤山がヴァルチャーEの面々に通信を送る
石野「了解了解、楽しいお泊り会にしてやりますよ」
赤山「・・・・先生方に迷惑かけるなよ」
思わず苦笑する石野
咳払いする道城
道城「後5分で大気圏突入です」
石野「ん、おし、各機異常無いな?」
道城「ありません完璧です」

(BIDステーション・・・)
川浪の耳に、あの爆音が蘇る
(あの人の最後の場所)
川浪の周囲がまたあの暗黒に包まれる

石野「川浪隊員!」
はっとなる川浪
石野「異常無いか?」
計器を高速でチェックする川浪
川浪「ありません、完璧です」
石野「ぼおっとするなんてらしくねえぞ、リラックスするのはいいが、抑えるべき所は抑えようぜ」
特に咎めず、陽気に言葉をかける石野
道城「具合悪いなら無理するなよ」
二人からの言葉に適当に返事をして、神経を飛行に集中させる川浪

478 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 18:18:14 ID:giZpZI9R0
ほしゅ

479 :フレンズ 絆 作者:2006/11/12(日) 18:34:48 ID:cPD3a/Zd0
第3話「ゴット対ウルティメットマン」変身怪獣メータ登場
天道は、従弟の仁君に会いに来ていた。
天道「仁君久しぶり。元気してたかい?」
仁「元気だよ。今頃そっちではゴットって言うウルティメットマンがいるでしょう?」
天道「ウルトラマンだよ。そうだった。仁君はウルティメットマンが大好きだったね。」
仁君「うん!大好き!」
春賀「天道!その近くに怪獣反応が出た!気をつけろ!」
天道「え?」
天道と仁君が立っている近くから怪獣が出てきた!
天道「仁君!早く逃げるんだ!」
だが仁君は動かず、怪獣のほうを見ているばかり。
天道「怪獣が変なの・・・・う・・・・あ・・・・・」
なんとその怪獣は、ウルティメットマンにそっくりだったのだ。天道は、仁君が見ていないうちに物陰に行った。
天道「ゴーーーーット!」
ゴット「やめるんだ怪獣!」
怪獣「出たなゴット。俺はサタン星人様の手下、メータだ!」
ゴット「メータかなんだが知らないが、倒す!」

480 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 18:48:09 ID:cXw1hUdYO
もう一回ウルトラを見直してこい、フレンズ作者さん。
あと、感想言われたことにお礼の一つも言えんのかアンタは

481 :フレンズ 絆 作者:2006/11/12(日) 18:48:19 ID:cPD3a/Zd0
ゴット「仁君の心を傷つけやがって!エネルギー光弾改!」
エネルギー光弾の弾がメータの周りを囲む。
メータ「ふん!そんなの知ったこっちゃないわ!」
メータが回り、エネルギー光弾を吹き飛ばす。
メータ「どうだ!」
ゴット「残念。ファイナルボム!」
メータ「くっ、反動で動けん!」
ゴット「どうだ!」
天道「仁君!」
仁「歩さん!」
そして天道は帰っていった。
次回予告「心に傷を負った青年ツェイ、その正体は!ゴットよ立ち向かえ!次回「どんなときでも」ウルトラマンファイ登場」

482 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:20:56 ID:giZpZI9R0
 ウルトラマンアルファ 8 二人ぼっちの宇宙人!?
 電送教授・プロット星人 出現


 西野家の家父長・一誠は、妻の和子が説得を始めたにも関わらず、ウルトラマン家庭教師・
城達志を自宅に戻すことを頑なな態度で拒否し続けていた。そこで、和子は別の手を講じた。
 休日、一誠がリビングでくつろいでいると、和子が掃除序でに何やら大荷物を次々運んで
いくのが見える。
「何をしてるんだね」
「達志君の部屋にあった荷物を処分するんですよ」
「・・・え?」
「だって、一向に帰ってこないんだから仕方ないでしょう」
「え・・・しかし、勝手に」
「もう達志君を家には入れないんじゃなかったんですか?」
「あ・・・うん、そうだ、その通りだ」
 一誠はそう主張していたことを思い出し、平然と構える・・・つもりだが、煙草を不自然に
勢いよく吸ったり、明らかに挙動が怪しくなってきている。これならしめたもの、この手を
地道に続けようと和子は思った。処分したという達志の荷物も、レンタルの屋外収納庫を
借りてそこに隠しているだけである。
「と・・・ところで、恵は何処に?」
「出かけてくるって言ってましたよ」

483 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:22:20 ID:giZpZI9R0
 城南大学。
 新技術の研究・開発でその筋では名高い。優秀で肉体的にも優れたかつての在籍者が某悪の
秘密結社にさらわれて改造手術を受け、脳改造寸前に脱走して密かに世界の平和を守っているとか、
地球の赤い光を授かったこれも優秀な在籍者が現在も光の巨人(光の国出身ではないが)として
いまだ現役であるとか、様々な都市伝説を残している大学だ。
 その城南大学の研究棟の一室で、此処暫く研究活動で篭りっぱなしの傍ら、丁度食事をしている、
庭野教授という名の人物。口髭にスーツ姿。落ち着いた風貌で、日毎黙々と熱心に研究に打ち込み、
生徒達からも一目置かれている。只、色々一風変わった嗜好があって、今している食事もその一つ。
「やはり目玉焼きは美味い」
 どんな食事のときも必ず目玉焼きをつける。目玉焼きが大好物。
 満足げに目玉焼きを食べていた庭野は、
「久し振りだね、城君」
 身じろぎ一つせず、音もなく何時の間にか部屋の一角に現れていた、達志に声をかけた。
 達志がこの大学に在籍していたことは、以前述べた。
「最近どうしたのかね。少しは顔を出さないと単位危ないよ」
「色々事情がありまして」
 そう、元々ウルトラマンとして戦っており、その上最近西野家を追い出され、宇宙警備隊にも
帰れない漂泊の身となり、大学に来るどころではなくなっているのである。
 そんな達志の腹が、ぐーとなる。漂泊の身なのでずっとハラペコだ。
 庭野の目玉焼きをじっと見る。
「あげないよ」
 庭野は目玉焼きを抱え込み、どんどん腹に収めていく。

484 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:24:18 ID:giZpZI9R0
 食事が終わったところで、達志は思い出したように言った。
「いや、目玉焼きの話ではないのです。今日は色々とケリを付けに来たのです」
「ほう。何のケリかね?」
「込み入った事情のために、大学から籍を外しに来たのです」
「何・・・? 一体どうした事情で? 君の頭脳を失うのは大きな損失・・・」
 驚く庭野に、
「その事情の一環は、貴方です、庭野教授。いえ・・・
 地球侵略を狙う宇宙からの工作員、プロット星人」
「・・・・・・」
 庭野は達志をじっと見詰め、
「そうか・・・君は、宇宙警備隊からの使者・・・」

 城南大学に在籍中、達志は庭野と共に、実体を持つ物体を電気信号に変換して別の場所に
転送する、電送システムの開発研究を行い、互いの頭脳をもって実用寸前にまで研究をこぎつけていた。
だが、その段階で、達志は庭野が宇宙人で侵略者であることを見抜いた。プロット星人は、本星の
侵略部隊を高速で地球圏に電送するために、電送システムの研究を行っていたのだ。
 知らずにその研究に手を貸してしまっていた達志は、正体が恵や他の人々にばれて暫く身辺が
ごたごたしながらも、今回こうして星人の計画を阻止しに来る機会を窺い続けていたのだ。
「残念です、庭野教授。貴方には、学問だけではない、人がよく賢明に生きていくうえでの
様々なことを教わった。変えがたい恩師だと思っています。ですが、それはそれ、これはこれです。
貴方の地球侵略の野望は、何としても阻止しなければならない」
「そうか・・・そうだな。私も残念だ。君がウルトラマンであることを見抜けなかったのは迂闊だった。
だが、知ってしまった以上、確かに私もケリを付けねばなるまい」
「そうですね。それに、僕には、ウルトラマンとしてだけでなく又別に・・・この星に生きる者として、
地球を守らなければならない理由がある」
 胸に浮かぶ、恵の面影。
 アルファプラスを静かに取り出す。
「アルファーーーーーッ!!」
 眩しい光と共に、達志は超人に転じる。

485 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:26:03 ID:giZpZI9R0
 白昼、大学の生徒や講師達は仰天し、一斉に騒いで逃げ出した。
 いきなり研究棟から二つの巨大な影が現れ、もみ合って戦いを開始したからだ。
 一方はアルファ。そしてもう一方は、庭野教授の異形の正体、プロット星人。
 黒い細身の身体の上には・・・白いひれのように広がったひだの中心に、二つの黄色い目。
目玉焼きそのものの頭と顔。
 力の押し合いではケリがつかないと見た両者、一旦離れて間合いを取り合う。かすかな足音しかせず、
此処に至るまで二つの巨体のもみ合いにも拘らず、周囲に殆ど被害が出ていない。それをなし得る
技量の両者。
『見事だ、城君』
『貴方こそ、教授』
 不謹慎といわれても仕方ないが、アルファは地球防衛のためのはずのこの戦いに、奇妙な充実感を
覚えていた。
 だが、それは突然の介入者によって破られる。

486 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:27:17 ID:giZpZI9R0
「城先生!」
『びくっ!?』
 光の巨人はあからさまに動揺した。
「やっぱりドンピシャだった!」
 西野家から出かけた恵の目的地は、この城南大学だった。達志が此処に在籍していたのは恵も
知っており、必ず達志の消息を掴む何らかの手掛かりがあると思って来たのだが、まさにビンゴだった。
「今日こそはうちに帰ってきてもらいますからね!」
『いや・・・恵ちゃん、今は不味い!』
 情けなく響くテレパシー。
「何が不味いんですか!? お父さんは私が説き伏せてあげますから、ほらちんたらしてないで
キリキリ帰ってくる!」
 50mの巨人相手に全く怯みもしない恵は、続いてプロット星人を睨む。
「貴方もです、宇宙人! 何が地球征服ですか!? 迷惑ですからとっとと帰ってください!」
『君は・・・』
 プロット星人はかすかに思い出した。
『確か城君が家庭教師をしている高校生がいると聞いていたが・・・そうか、君が・・・』
『恵ちゃん、危ない、下がるんだ!』
 動揺したアルファは、身のこなしを間違えた。巨大な身体が、大学内に敷設された電線に接触して
電線が切断された。切れた電線は勢いよく垂れ下がり、ショートして高圧電流の火花を放ちながら、
地上にいた恵のほうへ・・・
『ああっ!?』

487 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:28:52 ID:giZpZI9R0
 寸前。
 呆然としていた恵を、プロット星人が手を伸ばして咄嗟に張ったエネルギーフィールドの壁が守った。
電線は見えないバリヤーに弾かれ、火花を散らして地に落ちた。
『・・・庭野教授』
『私の意図しないところで犠牲が出るのは、私の主義に反する』
 星人は空を指し、
『だが、それはそれ、これはこれだ。城君、此処では君も思うように戦えまい。場所を移そう』
『・・・・・・』
『教え子を危険に曝したいのかね』
 やがて、アルファは承服し、両者は地上から飛び去っていく。只見上げる大学の人々と、恵の
胸中を置き去りに。
「・・・城先生の・・・馬鹿ーーーーー!!」

488 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:30:24 ID:giZpZI9R0
 大気圏外の宇宙空間で戦いが再開される。
 プロット星人はアルファの周囲を高速機動、分身を作り出して取り囲み、幻惑する。
 アルファはアルファブレードを出し、ウルトラ居合い抜きで斬ろうとするが、幻の分身にばかり
ヒットし、一向に本体を捉えられない。やはり腹が減っていると駄目なのか。
 消耗したアルファのカラータイマーが鳴り始める。
 機を見た星人は、指をVサインにし、二本の指の間からビームを出してアルファを攻撃。更に、
本体を不定形の液体と化し(白い色で中心に黄色のコアがある。やっぱり目玉焼き)、変幻自在の
攻撃で次々アルファに素早くぶつかってダメージを入れてくる。手も足も出ないアルファ。
 アルファは脱力して宇宙空間に漂う。ろくに攻撃を出せないと見たところで、星人は一旦攻撃を
やめて元の姿に戻り、
『城君、交渉だ』
『交渉・・・?』
『君の頭脳を失うのは、私としても非常に惜しい。我がプロット星に来て、私と共に研究活動を
続ける気はないかね』
『・・・・・・』
『私の目的は地球侵略の本隊を電送システムで地球に送り込むことだが、何、我が本星の超技術を
もってすれば、無血侵略も難しいことではない。決して地球人から犠牲を出さないことを、
私の名誉に掛けて約束しよう』
 先ほど、戦いに巻き込まれそうになった恵を星人が守ったのを思い出すアルファ。
『・・・本当ですか、教授』
『ああ、本当だ。だが、その約束を確実なものとするためにも、技術方面での君の協力が欲しい』

489 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:31:43 ID:giZpZI9R0
 そして、プロット星人が宇宙空間で既に既に開発していた電送装置の試作型が、二人の下に
バーニアで飛んできた。巨大宇宙人の二人がらくらく中に入れる大きなものだ。試作型だが、
十分実用に耐えるものになっていると星人は言う。これで二人は一気にプロット星に飛ぶのだ。
 起動し始めた装置の中で、星人は自分の優秀な教え子と共に故郷に行ける喜びを噛み締めていた。
そんな星人に、アルファは言う。
『庭野教授。一つ言い忘れていたことがあります』
『何かね、城君?』
『この電送装置開発の基礎理論研究には、ウルトラマンの僕も関与しました』
『うむ。それが?』
『実は、このシステムはまだ不完全なのです。ウルトラマンである者の構造を電気信号化して、
電送できるようには出来ていません。拒否反応を起こし、爆発するのです』
 愕然とするプロット星人。
 装置を止めようとするが、アルファは星人を押さえ込んで動きを封じた。
『教授の申し出は光栄ですが、やはり恵ちゃんや他の知人達の星である地球の主導権を、他の星に
明け渡すわけには行きません』

490 :名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 22:33:10 ID:giZpZI9R0
 電送装置は宇宙で大爆発して分解。プロット星人の野望は阻止された。
 当面は。

 庭野教授の姿に戻ったプロット星人は、ぼろぼろになりながらも、宇宙から生還して地上の
山中の一角に単身不時着していた。
 一度正体を現した今、もう大学には戻れない。アルファとの戦いで機材関係を失い、本星への
連絡も取れない。潜伏しながら、もう一度電送装置の開発を続け、再度の機会を狙うことにする。
何時完成するかは判らないが。
 教え子の決意を見届けた庭野は、何処へともなく呟いた。
「城君。君の行く道は、茨の道だよ」

 達志も、どうにか生きて地球の人里離れた場所に戻ってきていた。彼も、何処へともなくお辞儀し、
「お世話になりました、教授」
 そして、又地球防衛のための明日も知れないさすらいの旅路に付くのである。
「目玉焼き、食べたかった・・・」

491 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:12:37 ID:16zXE2YiO
みなさん、こんばんわ。
仕事が忙しくて留守にしがちなフォルテ作者です。
まぁ、この不景気に仕事が忙しいと言うのは喜ばしい事です。
外は雪が降ったり止んだり、M78星雲人には過ごしにくい季節になりました。
>>420リュウラ作者様、御心配お掛けしました。
ドリルタンクは確かに活躍の場が狭まれてしまいますよね。
第30章は悲しいエピソードでしたが、未来的なイメージを強く印象づけられる作品でした。

>>424ピース作者様、HPの管理、いつもお疲れ様です。
新人の僕が言うのもあれですが、僕にも何か手伝える事があったら遠慮せず言ってくださいね。
聡少年、確かにすごいことやらかしてますが…後悔はしてませんw
正直、サイキックアタックは今後、敵に破られる確率高くなると思います…orz

>>445アルファ作者様、ゼバット星人の特命防衛軍に対する憂さ晴らしが勢いまかせではなく、
結構計画的だったのが悪の存在らしくて良かったです。
続く8話、アルファと星人と恵ちゃんとのやり取り、星人の誤算、>>489の最後の台詞は達志の地球への心が伝わって来ました。
>>454オーバー作者様、感想ありがとうございます。第16話はまだ途中っぽいので後に感想書きますね。
>>456クラウス作者様、おぉ、高校生とは、お若い…まさに、楽しい時期ですね。
隊員達のやり取り、マックスの世界との繋がり、
過去怪獣の上手な起用など長文ならではの作品に仕上がってていいなと思いました。
>>479フレンズ絆作者様、仁少年を想い戦うゴットは、まさにヒーローだと思いました。


492 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:26:27 ID:16zXE2YiO
第3話「奪われた空中要塞」元宇宙海賊船長イレーツ星人登場
AMKSドーム内、ジェイコブ隊長は自分の部屋で書類の整理を行う。
コーヒーでも入れようと席を立とうとすると、腕を引っ掛けて飾ってあった写真立てを床に落としてしまう。
写真立ては砕けて破片が飛び散る。ジェイコブ隊長は破片を拾いながら写真を手に取る。
写真は防衛軍のニューヨーク支部にいた時に撮影した、仲間達との集合写真である。
ジェイコブ隊長の隣りに写る人物は同い年で、よくコンビを組むことが多かった
ウィリアム・レオーニ隊員。現在はワシントン支部の長官である。
ジェイコブ隊長は不吉な予感を抱きながら破片を片付ける。」
ペガサス内にレオーニ長官の叫びがこだまする。
数十分後、ペガサスは所定の位置を外れ、移動を始める。
地球防衛軍はペガサスが突然レーダーから消えた事を不審に思い、
各支部で連絡を取り合い情報を収集する。もちろんこの一報はAMKSドームにも入る。
奈緒「(英語で)こちらAMKSドーム、ペガサス応答せよ。
ワシントン支部応答せよ。」
ジェイコブ「何事だ?」
奈緒「ワシントン支部の空中要塞ペガサスが所定位置から消えたそうです。
通信も取れません。」
ジェイコブ「なんだと!?」
奈緒「ペガサスの現在地はアメリカの防衛軍各支部が調査中です。」
緊迫するAMKSドーム。一方、地球防衛軍サンフランシスコ支部は、
今まさにアメリカの地…と言うより空を離れようとするペガサスを発見する。
サンフランシスコ支部隊員「(英語で)こちら地球防衛軍サンフランシスコ支部、
アメリカ西海岸上空にペガサス確認!」
サンフランシスコ支部の情報を元に分析を進める奈緒。
その結果、ペガサスは東京を目指している事を割り出す。


493 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:31:04 ID:16zXE2YiO
すみません。たいしたシーンではないのですが一部抜けてました
申し訳ありませんが書き直します。

AMKSドーム内、ジェイコブ隊長は自分の部屋で書類の整理を行う。
コーヒーでも入れようと席を立とうとすると、腕を引っ掛けて飾ってあった写真立てを床に落としてしまう。
写真立ては砕けて破片が飛び散る。ジェイコブ隊長は破片を拾いながら写真を手に取る。
写真は防衛軍のニューヨーク支部にいた時に撮影した、仲間達との集合写真である。
ジェイコブ隊長の隣りに写る人物は同い年で、よくコンビを組むことが多かった
ウィリアム・レオーニ隊員。現在はワシントン支部の長官である。
ジェイコブ隊長は不吉な予感を抱きながら破片を片付ける。
一方、ワシントンの上空に浮かぶ巨大要塞。地球防衛軍のあらゆる科学
を結集して作られた、ワシントン支部の最新基地「空中要塞ペガサス」である。
レオーニ長官はペガサス内の自分の部屋で葉巻を吸いながらアルバムを眺めている。
ニューヨーク支部にいた時の写真が詰った思い出のアルバムだ。
レオーニ長官の目が、ジェイコブ隊長の机に飾ってあったのと同じ集合写真に止まった時、
ペガサス内に侵入者発見の警報が鳴り響く。レオーニ長官は作戦室に向かおう
と部屋を出ようとした時ドアが開く。
レオーニ「き…貴様、確か…うわぁああ!!」
ペガサス内にレオーニ長官の叫びがこだまする。
数十分後、ペガサスは所定の位置を外れ、移動を始める。
地球防衛軍はペガサスが突然レーダーから消えた事を不審に思い、
各支部で連絡を取り合い情報を収集する。もちろんこの一報はAMKSドームにも入る。
奈緒「(英語で)こちらAMKSドーム、ペガサス応答せよ。
ワシントン支部応答せよ。」
ジェイコブ「何事だ?」
奈緒「ワシントン支部の空中要塞ペガサスが所定位置から消えたそうです。
通信も取れません。」
ジェイコブ「なんだと!?」


494 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:33:42 ID:16zXE2YiO
奈緒「ペガサスの現在地はアメリカの防衛軍各支部が調査中です。」
緊迫するAMKSドーム。一方、地球防衛軍サンフランシスコ支部は、
今まさにアメリカの地…と言うより空を離れようとするペガサスを発見する。
サンフランシスコ支部隊員「(英語で)こちら地球防衛軍サンフランシスコ支部、
アメリカ西海岸上空にペガサス確認!」
サンフランシスコ支部の情報を元に分析を進める奈緒。
その結果、ペガサスは東京を目指している事を割り出す。
ペガサスが何故、東京に向かっているのかジェイコブ隊長を始め誰もが分からなかった。
数時間後、青空の中ペガサスはいよいよ東京に迫っていた。
その時、作戦室のメインモニターにはレオーニ長官が映し出される。
ジェイコブ「ウィリアム!!」
レオーニ「ジェイコブ、奴だ…イレーツ星人が再び…。」
そうレオーニ長官が言うと画面は乱れ通信不能となる。
ジェイコブ「どうしたウィリアム!!ウィリアムー!!」
大地「隊長、イレーツ星人って何ですか?」大地の質問にジェイコブ隊長は
イレーツ星人について語り出す。ジェイコブ隊長がまだ、
ニューヨーク支部にいた頃の話である。宇宙の数々の星で侵略と略奪を繰り返す
宇宙海賊イレーツ星人の集団は海賊船のような宇宙船で地球にやって来た。
もちろん地球侵略の為である。地球に侵入したイレーツ星人達は、
地球防衛軍ニューヨーク支部を襲撃!ニューヨーク支部はすぐに戦闘体制を取り、
星人を迎え撃つ。ジェイコブとウィリアムは宇宙船に乗り込み
星人の一般船員に白兵戦を挑む。等身大のイレーツ星人達の
戦闘レベルは決して高くは無く、日頃厳しい訓練をこなす地球防衛軍
の敵ではなかった。この戦いで宇宙海賊は壊滅、しかし、惜しくもイレーツ星人の
船長だけ攻撃を逃れ行方を眩ませてしまう。
アメリカの防衛軍各支部の調査もむなしく、結局イレーツ星人の船長の行方は掴めなかった。
その宇宙人が、今まさにペガサス内にいると言う。


495 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:35:34 ID:16zXE2YiO
ペガサスとは再び通信不能。旧友にもきっと危険が迫っている。
ジェイコブ隊長はペガサス内に突入を決意する。
奈緒はオペレーターとしてAMKSドームに残り、他のメンバーはペガサス
に向いフジヤマ1、2、3号機で出撃する。
間宮長官もAMKSドームの作戦室のモニターでメンバーを見守る。
ペガサス内に突入したメンバーは、各機から降り警報が鳴り響く通路を行く。
ワシントン支部の隊員が多数倒れているが、一命は取り留めている。
奈緒の分析で先程のレオーニ長官からの映像はペガサスの作戦室からだと割り出される。
ジェイコブ隊長を先頭にメンバーは急いで作戦室に向かい中に入る。
レオーニ「ジェイコブ!!罠だ!!来てはいけない!!」
作戦室ではレオーニ長官が椅子に拘束されている。
隣りには白い髭に青いドクロの顔、海賊の船長のような帽子と服装。
右腕は巨大な銃、左腕は鉤爪になっている例のイレーツ星人の船長がいる。
星人「来たなジェイコブ・バーナード!!」
イレーツ星人の銃口はチームAMKSのメンバーに向けられる。
誠也「やめときな…。早撃ちなら負ける気せえへんで。」
そう言い誠也はアンカスガンを二丁手に取り構える。
星人「馬鹿め!早撃ち勝負などする気はないわ!お前達は罠にかかったのだよ!!」
ジェイコブ「どういう事だ!?」
星人「この要塞のコントロールシステムは全て破壊した!
お前達はまもなく要塞と共に市街地に墜落し、この世から消えて無くなるのだ!」
大地「なんだと!!」
星人「本当はジェイコブ・バーナード、お前だけを誘い出し、あの時、
地球侵略を邪魔したウィリアム・レオーニと共に吹き飛んでもらう作戦だったが、
これからの計画に邪魔だったチームAMKSの主力メンバーも連れて来てくれるとはな。
ありがたい事この上ないわい!!」
怒った誠也は星人に向け発砲するが、テレポーテーションで逃げられてしまう。
ロベルトは墜落する前にペガサスから全員脱出したらどうかと提案するが、
要塞内で働いている全員の脱出は不可能だとレオーニ長官は言う。
もし、その作戦に出るとしたらレオーニ長官は他の隊員達を優先し自分は最後まで残ると言い出す。


496 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:38:24 ID:16zXE2YiO
墜落まででは要塞内の隊員は半分も脱出できないであろう。
最後まで残ると言うのは確実に死を意味する。
仮に脱出してもペガサスは市街地に墜落し多くの犠牲者が出る。
メカニック担当のボムスはペガサスを手動でコントロールしようと
通信機で吾郎博士と連絡を取り、ペガサス作戦室のコンピューターに向かう。
ボムスと吾郎博士のタッグならペガサスのコントロールを奪い返すのは何て事はない。
問題は時間だ。ジェイコブ隊長達もできる事は手伝う。
その時、作戦室には次々とペガサス内のメカニック担当者が負傷した体を
引きづりながら駆け付ける。ボムス達は総力を注ぎコントロール奪還作戦を決行する。
ペガサスの高度は市街地に向かい徐々に下がり始めている。
体の痛みに耐えながら作業を行う担当者達。ボムスが星人に切断されていた
回路を繋いだ時、ペガサス内に鳴り響いてた警報が止まる。
見事コントロールシステムを取り戻した瞬間だ!
誰もが歓声をあげる。早速ペガサスの高度を上げようとするボムス。
しかし、その表情は一瞬で曇る。
大地「…どうしたボムス?」
ボムス「この要塞にエネルギーの残量は、もう、ありません…。」
ロベルト「…と、言う事は?」
誠也「墜落…どのみち墜落じゃないですか!!」
星人に攻められたペガサスは、定期的なエネルギー補充も行われずワシントンから東京まで飛んで来たのだ。
エネルギーのなど残ってはいない…。再び訪れる墜落の危機に静まり返る作戦室。
絶望の中、とっさのひらめきでAMKSドームと連絡を取るジェイコブ隊長。
ジェイコブ「奈緒、東京湾エリアCを封鎖してくれ。」
奈緒(奈緒)「了解。でも、どうするつもりです?」
ジェイコブ「ペガサスを東京湾に着水させる!」
レオーニ「ジェイコブ無茶だ!!」
吾郎(通信)「んだ、無理だ!着水した場合、ペガサスが大破する確率は…
えっと…80%だっぺ!!」
ジェイコブ「助かる確率は20%、想像以上に高くて安心したよ。」
レオーニ「正気かジェイコブ!?」


497 :フォルテ作者:2006/11/13(月) 01:40:24 ID:16zXE2YiO
ジェイコブ「一般市民を巻き込んで市街地に墜落する訳にはいかないんだ!!」
ジェイコブ隊長の一喝に作戦室は再び静まり返る。
大地「…やりましょう、着水。」
もう誰も反論しない、ペガサスは高度を下げながら東京湾を目指す。
吾郎(通信)「少しでもバランスを崩したら確実に大破します。慎重に、
平行を保ちながらで着水してくださいよ!」
ペガサスの目の前には着水予定のエリア。気は緩められない。
しかし、東京湾沖のコンビナート地帯に、突如、巨大化したイレーツ星人が現れる。
星人「君達には消えてもらわなきゃ困るんだよ!!」
星人は右腕の銃からレーザービームをペガサスに向け放つ。
ペガサスの一部が破損するが、ここで引く訳にはいかない。
星人は何度もビームを放つ。次第にボロボロになるペガサス。
大地は作戦室を飛び出し、非常口から外に出てる。
星人「とどめだ…。」作戦室のある位置に狙いを定めるイレーツ星人。
大地はペガサスから飛び降り、落下しながらフォルテ変身し、星人を蹴り倒す。
絶望の縁に立たされた隊員達はフォルテの登場に勇気づけられる。
星人は起き上がりフォルテに向けビームを放つが、フォルテは見事に回避。
フォルテは接近戦に持ち込み星人を追い詰める。
星人の右腕は接近戦用に剣に変形させ応戦する。
ジェイコブ「着水3分前!!」
その時、ペガサスは先程の星人の攻撃の影響で着水直前にバランスを崩す。
フォルテは星人を投げ飛ばし、ペガサスを安定した形で着水させようとサイキックアタックを発動させる。
ペガサスはバランスを取り戻すが、フォルテは星人に背中を斬りつけられてしまう。
その場に倒れたフォルテのカラータイマーは点滅を始める。
ロベルト「あぁ!ウルトラマンフォルテが!!」
ジェイコブ「着水30秒前!!」
星人はペガサスに攻撃を仕掛けようとする。
ボムス「着水20秒前!!」
フォルテは起き上がり星人に掴み掛かる。
奈緒「着水10秒前!!9、8、7、6…」

498 :フォルテ:2006/11/13(月) 01:42:30 ID:16zXE2YiO
フォルテは掴んだ星人を振り回す。
奈緒「…5、4、3、2、1!!」
レオーニに長官が、ロベルトが、ボムスが、誠也が、奈緒が、間宮長官が、
吾郎博士が、ペガサス内の隊員達が、そしてジェイコブ隊長が、
それぞれの思いを胸に、その瞬間を迎える。
ジェイコブ「着水!!」
ペガサスは大きな音と水柱を立てながら東京湾に着水する。
フォルテは振り回してた星人を投げ飛ばす。
激しい振動の後、静まるペガサス内。
誠也「…生きてる?」
ロベルト「…成功だ。着水は成功したんだ!!」
歓喜に包まれるペガサスとAMKSドーム。
よろめきながら立ち上がるイレーツ星人はフォルテを真っ二つにしようと
右腕の剣を天に掲げ振り下ろすが、真剣白刃取りで防がれる。
フォルテはそのまま剣を折り、星人に投げ付ける。
剣は星人の体を貫き、その場に倒れた星人は爆発、炎上する。
星人の最期を見取ったフォルテは空へ去って行く。
現場には海上保安庁の船が到着し、ペガサス内から隊員達が次々と救助される。
ジェイコブ隊長はレオーニ長官と固く握手を交し、お互いに久々の再会を喜んだ。
事件から数日後、AMKSドームの自分の部屋で書類の整理を行う。
机の上には、写真が新たに増えている。
それは、あの日、ジェイコブ隊長とレオーニ長官を中心に撮影された
チームAMKSとワシントン支部の隊員達の集合写真であった。

次回予告
遺跡から発掘された石盤に書かれた死神怪獣ヘルドランの脅威。
3000年の昔から復活したヘルドランから、ウルトラマンフォルテと
チームAMKSは街を守りきれるのだろうか?
次回「遥か昔の警告文」


499 :名無しより愛をこめて:2006/11/13(月) 09:15:37 ID:03l2CtTrO
作者の皆様、相変わらず良作が多いですね。
そろそろ次スレに変わるかと思いますがsage進行と
表記すると良いのでは?

500 :アルファ作者:2006/11/13(月) 19:12:06 ID:J+v79MHB0
フォルテ作者様
 感想有難うございます。まあ、こっちもそろそろウルトラ居合い抜きが
スカるケースが増え始めましたね。
 3話読みました。イレーツ星人が非常に正統派の悪役で好きです。
フォルテでスタンダードな路線をきちんとやってくれている御蔭で、
異端として安心して脱線できます(おい)。

501 :ウルトラマンオーバー:2006/11/13(月) 22:27:43 ID:/+FzAMTw0
>アルファ作者様
内容のあちこちにこっているのがイイ!です
最後の勝ち方、あれが普通に光線や技で勝つより渋さがあってよかった
これからも頑張ってください

>フォルテ作者様
友情、信頼、そして使命感がうまく表現され、空中要塞の登場で圧倒的なインパクトがかもしだされていました
負傷したメカニック担当達が集結するシーンは燃えました
まだまだ序盤、これからも頑張ってください

502 :ウルトラマンオーバー:2006/11/13(月) 23:55:07 ID:/+FzAMTw0
大気圏を突破したヴァルチャーE
その乙号の中で、川浪は再び呆然としていた
川浪(なんで今日はこんな事考えるんだろ・・・やっぱり、あそこに行くから?)
なんとなく、俯く川浪、足のポケットに入れてあるサングラスが目についた
道城「こちらヴァルチャーE、大気圏突破、順調にBIDステーションに向かっています」
そんな川浪をよそに、道城が本部に定期交信を行った
和崎『了解、先輩、俺の分まで楽しんできて下せえ』
道城「・・・おうよ」
石野「お、見えた見えた」
石野の能天気な声で、顔を上げる川浪
その視線のはるか先に、地球防衛軍ガーディアンが誇る宇宙要塞、BIDステーションが太陽の光に照らされ、輝いている
じっとステーションを見つめる川浪、その目には悲しみと喜びが合わさっていた
川浪「新しいのに変わっても・・・基本部分は変わってない・・・」
そんな呟きが、彼女の口からこぼれ出た
不意に通信機がなり、道城が回線を開くと、向こうからいかにも元気の塊、といった感じの野太い男性の声が聞こえてきた
『こちらBIDステーション、遠路はるばるよく来たな、第3ハッチから入ってくれ』
石野「了解、歓迎の準備はできてるか?四条」
『・・・・は、迎撃砲火でもしてやろうか?』
石野「当てられるもんなら是非やってくれ」
『・・・・変わったな』
石野「お前もだ、まさかお前の口から冗談が来るとは思わなかったよ」

503 :アルファ作者:2006/11/14(火) 00:06:09 ID:J+v79MHB0
オーバー作者様
 BIDステーションの描写してくれてるので、いくらか設定補足しときます。
真理は相変わらず四条の副官。前原は以前外伝で書いたとおり技術主任。
上田は研修を続けてガーディアンの幕僚への道を目指しつつ、怪獣災害
発生の際に効率的に市民を避難させられるシミュレーションの研究をしています。

504 :劇場版(リュウラ著者):2006/11/14(火) 11:52:08 ID:IrDI8aGk0
イメージマターは、依然サンシャインショットを放射し続けている。これ程のエネルギー量には、さすがのエレメンタルブレードも敵わない…
その時、
「霊光星盾・ペンタクルフィールド!」
リュウラだ。五芒星の法壁でコピーサンシャインショットを四散、ウォータら四人の負担を軽減させる。
更に、
「タイマードレイン!」
イレイズだ!ヴォルカノンを撃滅したカイザーと共に地上へ帰還、リュウラとフレンズによって散らされたエネルギーを吸収、その隙に…
「サンシャイン・ショット!」
カイザーが、イメージマターの光線発射部に本家サンシャインショットを決める!
コピー光線が途切れた。今だ!
「電撃スピンレッグ!」
「破邪龍剛脚、ドラゴンカムイ!」
カイザーとリュウラのダブルキックがイメージマターを損傷させる。好機と見たフレンズは満身創痍でアースメガストリームを放射、追い撃ちをかけるや、膝を突いた。

ディアナは、全力を尽くしたウォータら四人へ、治癒光線サイキックケアを、叩き込む。んでもって強制的に蘇生させる。
続いてシグマとバーンを見る…
「気にすんな、今のうちにイメージマターを!」
「こいつらは俺たちで、ブチ殺す!」
サマナグとバトルキングを前にし、すでに二人はバーニングブレイブ感を全開にしている。

もはやイメージマターは半壊。そこへイレイズショットがトドメを刺す!…と思われたが、イメージマターは突如、変質を開始した!

ビートル内の高橋は、イメージマター中心部より吐き出されたエゴチを発見した。
奴は脳天から地面に突き刺さってもがいている。ホラーにもギャグにも見える。
「獄門島か…」
どうでもいいことを一人呟いた。

ここまでです。フレンズ作者さま、見ようによっては…です。どうもすみません。

505 :名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 12:46:02 ID:E4DMxyI5O
ちょwww「ブチ殺す」ってセリフはどうかと思うよ・・・。

ウルトラマンが・・・そんな何気に残酷なセリフは・・・。

506 :改訂版(リュウラ著者):2006/11/14(火) 12:52:12 ID:IrDI8aGk0
イメージマターは、依然サンシャインショットを放射し続けている。これ程のエネルギー量には、さすがのエレメンタルブレードも敵わない…
その時、
「霊光星盾・ペンタクルフィールド!」
リュウラだ。五芒星の法壁をウォータら四人のシールドへ合体させ、四人の負担を軽減させる。
更に、
「タイマードレイン!」
イレイズだ!ヴォルカノンを撃滅したカイザーと共に地上へ帰還、大量のエネルギーを吸収し、フレンズとリュウラの防御技を支援する。その隙に、
「サンシャイン・ショット!」
カイザーが、イメージマターの光線発射部に本家サンシャインショットを決める!
「僕の技で兄さん達を苦しめたイメージマター、許してはおけない!」
コピー光線が途切れた。今だ!
「アースメガストリーム!」
フレンズは四人で初めて使用可能となる大技を発射、イメージマターを損壊させた!

ディアナは、全力を尽くしたウォータら四人へ、治癒光線サイキックケアを、叩き込む。んでもって強制的に蘇生させる。
続いてシグマとバーンを見る…
「気にすんな、今のうちにイメージマターを!」
「こいつらは俺たちで、ブチ殺す!」
サマナグとバトルキングを前にし、すでに二人はバーニングブレイブ感を全開にしている。

もはやイメージマターは半壊。そこへイレイズショットがトドメを刺す!…と思われたが、イメージマターは突如、変質を開始した!

ビートル内の高橋は、イメージマター中心部より吐き出されたエゴチを発見した。
奴は脳天から地面に突き刺さってもがいている。ホラーにもギャグにも見える。
「獄門島か…」
どうでもいいことを一人呟いた。

ごめんなさい、やっぱりこちらでお願いします。もう一度、ごめんなさい。


507 :名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 12:52:54 ID:y2t7rl1e0
バーンやイレイズやリュウラは、過去の描写で既にそんなフォーマットは
守ってないし。何を言っても殺すのには変わりないから。

508 :リュウラ著者:2006/11/14(火) 13:10:08 ID:IrDI8aGk0
>>507さん
フォロー感謝です。
「バーンなら言うかな?」と思ったんですが、全話読んでもここまで直接的な表現は無かったです。
バーン作者様にもごめんなさい。

509 :アルファ作者:2006/11/14(火) 13:15:13 ID:y2t7rl1e0
実は>>507でした。イレイズも多分言っちゃう口です。

というか、対レオ兄弟の時によりにもよって初代が
「レオ! 俺達はアストラを殺す!」って言ってますよね。

510 :リュウラ著者:2006/11/14(火) 13:29:07 ID:IrDI8aGk0
貴方か!どうもです。
確かイレイズって外伝で「死ね」発言してますよね。あれは戦慄でした(笑)
初代の他にも、タイタニックごっこしてる身長差のあるカップルの彼氏の方を我夢は本当に殺す気だったとしか思えなかったりもしましたね。
ただ、マジで人殺してるのはリュウラ一人だけでいい。

511 :505:2006/11/14(火) 13:42:03 ID:E4DMxyI5O
すみません、私の考えが良くなかったです。
確かにアルファ作者様の言う通りですね…。私の拘りが
ご迷惑お掛け致しました。申し訳ありません

512 :アルファ作者:2006/11/14(火) 13:49:42 ID:y2t7rl1e0
>>511
いや、そこまで気にやまなくても。悪い例であることにも変わりないんだし。

イレイズ最終回のラストで入れようとしてボツったイレイズ自身のナレーション
「テレビの前の子供達。君達は、決して俺のやり方を手本にしてはいけない」

513 :名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 14:06:23 ID:E4DMxyI5O
とりあえず私はもうこのスレには顔出さない方が良いみたいです
また同じようなこと言い出したくはないですから
作者の皆様、これからも頑張ってください。それでは失礼します

514 :劇場続き(アルファ作者):2006/11/14(火) 15:42:55 ID:y2t7rl1e0
 イメージマターはピグマ星人の膨大なデータによるレイアウトで、異様な姿に変わっていく。
 頭は左右に分かれて二つあり、左は強力な爆熱光線を吐くバトルキングの頭、右は分離して
襲い掛かってくるガタストロンの頭。
 左腕は巨大な棍棒を持つオーニンの腕、右腕は魔力を秘めた巨大な剣を持つジャーク星人の腕。
 それらが、シファンセス星人の頑健な身体と脚を中心に配置され、更にその身体は、これまで
ウルトラ戦士に倒されてきた敵の怨念を大気中から吸収してエネルギーとする、ハガネギアロの
装甲で要所要所が覆われている。身長700mのそんな巨体。
 イメージマター・最終形態は此処に完成した。


 レイアウト変更の希望は早いうちなら受け付けます。

515 :ウルトラマンシグマ:2006/11/14(火) 17:23:55 ID:k0iZE4V10
おお!これは迫力がありますね!
でもう〜ん、やっぱりデカスゴになりますか…まあこれは
仕方ないかな…。なので俺はとりあえずOKです。

シグマ・バーンの戦いの続きを今日か明日には書こうと思いますが
オーバー作者様、バーンの戦いも俺が書きますか?前回書いた時や
この前チャットやった時、一応劇場版の続きについて聞いたのですが
返答が無かったので。

516 :アルファ作者:2006/11/14(火) 17:31:55 ID:y2t7rl1e0
シグマ作者様
 若干サイズ落としますか? 400mくらいに。まあ演出的には
さほど変わらないでしょうが。

517 :ウルトラマンオーバー:2006/11/14(火) 18:10:58 ID:wG+jZCOR0
>リュウラ作者様
失礼な、バーンはぶち殺すなんて普通に言いますよ!!
台詞がえぐいから省いてるだけで
「み〜んな焼き払ってやる、ふはははははははは」
とか
「地球の平和を乱す愚か者め!この俺が片っ端から地獄に叩き込んでやる!」
とか言ってるんです
だからまったく気にせずに

>シグマ作者様
あ、すいません返事する時色々あって返事できなかったのです
んじゃ書きます、バーン対バトルキング

>アルファ作者様
おおおおおおおおおおおおおおそれだ、俺もラスボス考えたんですがどうしてもろくなのが浮かばなくて・・・
なんでラスボスが巨大江口博士なんだよ俺よ・・・

518 :劇場版(オーバー作者):2006/11/14(火) 18:42:32 ID:wG+jZCOR0
イメージマターがとんでもない化け物に変身して今まさに暴れようとしている時
バーンとシグマはそれぞれバトルキングとサマナグ星人というそれぞれの強敵に向け、構えを取っていた
背中合わせに頷きあった後、それぞれの敵に飛び掛かる2人
バトルキングに組み付くバーン
しかしバトルキングにあっけなく投げ飛ばされる
バーンは地面に叩きつけられたが、よろよろと立ち上がり、再びバトルキングに向かっていってキックを見舞った
しかしバトルキングはものともせず、逆にバーンの両腕を両腕で掴んで至近距離で爆熱光線を浴びせた
「オウエア」
バーンの胸元で爆発が起こり、バーンはその場に倒れ付した
そしてそれをバトルキングは容赦なく踏みつける
何とか転がって逃げ、立ち上がろうとするバーン
しかし、体に力が入らないのか、立とうとしたところですぐに崩れ落ちる
そこに追い討ちをかけるように更に爆熱光線を発射するバトルキング
激しい爆発に包まれ、バーンのカラータイマーが青から赤に変わった
・・・・元々ガタストロンと戦った時点でならなかったのが奇跡みたいなものなのだ
捨て身の技を放ち、攻撃をあちこちに受け、はっきり言ってバーンは既にボロボロである
カラータイマーの点滅はあっという間に早くなる

だが、バーンは負けない

友情と平和を欲する強い意志が、心の支えになっているからだ
「ディィア」
気合と共に、再び立ち上がるバーン!

519 :劇場版(オーバー作者):2006/11/14(火) 19:00:40 ID:wG+jZCOR0
バトルキングがバーンに向けて爆熱光線を発射する
バーンはそれをかわして、空高く舞い上がった

「ダアアアアアアミックキィイイイイイイイイイイク」

バトルキングの体に心なしかいつもより高く飛んだバーンのダイナミックキックが炸裂した

・・・・・しかし、バトルキングはなんと両腕でその攻撃を防いだ
後ろに吹っ飛んだ物のバトルキングはすぐに体性を立て直す
同時に、バーンは支えを失い、倒れ付した

カラータイマーの点滅が・・・・・・止まった

なぜならカラータイマーは青に変わったからだ
驚愕するバトルキング
バーン「わりいな・・・・ミラクル!!」
ミラクル「いいって事さ!」
いつの間にかバーンの上にいたミラクルがバーンにエネルギーを分け与えたのである
そのミラクルにはディアナがエネルギーを少し離れた後ろから送っている
バーンがダイナミックキックを使うために大きくジャンプした時、エネルギーのリレーを行ったのだ
ミラクル「これぞ友情!」
倒すべき闇を倒すのに、卑怯もへったくれもない!
再び空高く飛び上がるバーン
今度は足にエネルギーをためている
バーン「派手に吹き飛ばしてやるよ!!」
一気に急降下するバーン

「ダアアアアアアアアアアイナミックエクスブローションキィイイイイイイイイイイイイク」

防ごうとしたバトルキングの両腕を吹き飛ばし、キックがバトルキングのボディに炸裂する
そのままバーンの足からエネルギーがバトルキングに叩き込まれた
そして、爆発四散するバトルキング

520 :名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 20:25:28 ID:Oq6aknfa0
ほしゅ

521 :アルファ作者:2006/11/14(火) 20:29:14 ID:Oq6aknfa0
>巨大江口博士
 多分、安心してボコれるイメージマターよりよほど苦戦すると思います。
助かりました。

522 :ウルトラマンシグマ:2006/11/14(火) 21:32:14 ID:k0iZE4V10
書き込み

523 :ウルトラマンシグマ:2006/11/14(火) 21:33:27 ID:k0iZE4V10
よし、後はシグマに任せとけ!…だけど容量オーバーするな、こりゃ

524 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 01:15:21 ID:SjMBiz2a0
ほしゅ

525 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 20:43:06 ID:TttonCNa0
もっかいほしゅ

526 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:37:27 ID:EUtXX80Y0
設定できたら設定だけ投下してもおk?

527 :名無しより愛をこめて:2006/11/16(木) 23:46:10 ID:KvFhMYXo0
最終話まで書かなきゃ駄目。>>1に書いてあるよね?

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