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もし芸人に不思議な力があったら4

1 :名無しさん:2006/01/19(木) 20:41:46
現まとめサイト
ttp://geininstone.nobody.jp/


・芸人にもしもこんな力があったら、というのを軸にした小説投稿スレです
・設定だけを書きたい人も、文章だけ書きたい人もщ(゚Д゚щ)カモォン!!
・一応本編は「芸人たちの間にばら撒かれている石を中心にした話(@日常)」ということになってま


・力を使うには石が必要となります(石の種類は何でもOK)
・死ネタは禁止
・やおい禁止、しかるべき板でどうぞ
・sage必須でお願いします
・職人さんはコテハン(トリップ推奨)
・長編になる場合は、このスレのみの固定ハンドル・トリップを使用する事を推奨
 <トリップの付け方→名前欄に#(半角)好きな文字(全角でも半角でもOK)>
・既に使用されている石、登場芸人やその他の設定今までの作品などは全てまとめサイトにあります。
書く前に一度目を通しておいてください。

184 :Last Saturday  ◆TCAnOk2vJU :2006/02/15(水) 00:05:47
>>96-101の続きを投下します。

 今日も「せやねん!」の収録は無事終わった。何故なのかは分からないが、先週の収録
に比べてブラマヨの二人のテンションは異様に高いようだった。
 そして収録後、出演者たちやスタッフが集まって打ち上げをやることになった。とある
広い飲食店の片隅を陣取り、全員が酒に、つまみに、話にと盛り上がる。
 チュートリアルの福田は、隣に座っていたブラックマヨネーズの小杉と話していた。
「小杉、今日えらいテンション高かったやんけ。どうしたんや?」
「いやあ、この間買った育毛剤、めっちゃ効き目あるみたいやねん! ほらここ、ちょっ
とだけやけど生えてきたと思わへん?」
 そう言って小杉は、毎年少しずつ減ってきている頭を福田の方に見せた。福田がよくよ
く見ると、肌の部分に少しだけだが黒い毛が生えているようにも思えたので、うんうんと
頷いておいた。
「やろ!? やんな、やっぱり。今までの育毛剤はあかんわ。この間買ったやつ、最高や」
 小杉は酒の効果もあってか、かなりご機嫌である。福田はふうんと頷きながら、小杉に
尋ねた。
「その育毛剤買ったのいつなん? そんなに早く効果が出るもんかな」
「それが俺も驚いてんねん。買ったの、先週の土曜なんやもん」
「先週の土曜日……って、そういや楽屋でなくしたって騒いでた時か?」
 福田は先日起こった、事件というほどでもない事件を思い出していた。先週の収録が終
わった後、ブラマヨ二人の大切な――彼らにとっては死活問題に関わる――持ち物がなく
なったと騒いでいたことだ。結局共演者の一人であるたむらけんじの楽屋で見つかったら
しく、その場で落ち着いたのですっかり忘れていた。
 小杉もそれを思い出したらしく、そうそう、と頷いた。
「収録前に買ってきたモンやったんや。なくなった時は焦ったけど、ほんまに見つかって
良かった。見つからんかったら、俺の髪の毛もこうなってなかったわけやし」
 よっぽど気に入っているらしい。福田は苦笑しながら良かったな、と頷いておいた。小
杉は相変わらず上機嫌で、まだジョッキに残っていたビールを飲み干した。

185 :Last Saturday?@ ◆TCAnOk2vJU :2006/02/15(水) 00:08:16
 その石は真珠のような白色を持った石だった。ブレスレットとして既に加工されてい
る。小杉はへへ、と笑いながら、石の説明をした。
「これはな、ドロマイトっちゅう石らしいわ。白色で、なかなか綺麗やろ?」
「あー、ほんまやな」
 無難な答えを返しておく。そやろ、と小杉は得意そうに笑った。その後、乗り出すよう
にして福田の顔を覗き込んできた。
「福田、お前の石どんなん? 見せてぇな」
 期待したように笑っている小杉の顔を見て、福田は出さないわけにはいかなくなった。
別に小杉にならいいだろうと判断し、福田はポケットの中に入れてある石を手のひらに載
せて、小杉の方に見せてやった。
「ほら、これや」
「へえ。お前の石は緑色か」
 小杉は福田の石を手に取り、しげしげと見つめている。石に興味でもあるのかなと思い
ながら、福田は小杉の様子を横目で見つつつまみを口にしていた。しかしなかなか小杉が
石を返そうしないので、福田はついに口を開いた。
「おい小杉。いつまで持っとんねん。返してくれ」
「なあ福田、これもらったらあかんか?」
 突然の小杉の問いに、福田は目を丸くした。
「はぁ? お前、こんなもん欲しいんけ?」
「ええ石やんか。なあ、もろたらあかんか?」
 どうやら小杉は真剣な様子だった。酒が入っているせいかもしれない。そこまで石に執
着を持っていなかった福田は別にいい、と言おうとして思い直し、小杉の手から石をひっ
たくった。

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